今日の中国ニュース(2024年10月2日分)

台湾と外交関係深いバチカンに中国が接近 「併合」見据えて孤立化狙う 峯村健司 ニュース裏表 - 産経ニュース
 反中国の夕刊フジらしいですが、仮にバチカンが「台湾と国交断絶」しても中国が「軍事侵攻」することはないでしょう。
 そんなことをすれば、欧米の経済制裁は必至だし、バチカンに限らず「台湾との国交断絶=中国の軍事侵攻容認」ではない。


南アフリカ、国内の台湾代表部に首都から移転要求 中国寄り鮮明に - 産経ニュース
 「BRICS」で南アが中国とつながりがあることを考えれば予想の範囲内です。
 但し「首都がプレトリア(現在の場所)」とはいえ「移転要求先のヨハネスブルグ」も「商業の中心地(大都市)で人口はプレトリアよりも多い」ので「台湾や中国の面子の問題」はともかく「実害はない」気もします。まあ、面子も勿論大事ですが(だからこそ中国は歓迎し台湾は反発)。


「台湾は近い国」 自民党の麻生最高顧問、台湾・双十節式典で発言 - 産経ニュース
 政府方針が脱原発同性婚容認で、過去にトランスジェンダーの大臣がいた台湾は大分、麻生の価値観と違うと思いますが、無知だから知らないのか、はたまた「反中国」のために故意にネグってるのか。


「中国は絶対に祖国でない」 建国年数根拠に台湾・頼総統:時事ドットコム
 「独立論」と評価され軍事侵攻される事を恐れてるのか「中華民国は祖国であり得ても、中華人民共和国(1949年建国)は祖国ではない」と言う物言いです。中国側は「さすがにこの程度では侵攻に踏み切らない」でしょうが、「独立を目指してる」と疑い、厳しい対応(例:さらなる断交ドミノ)は取っていくのではないか。


中国の意図を見定めよ―習近平の恐怖は「民主主義」なのだ | ちきゅう座(田畑光永

 もし北京政府が台湾を占領して、国民から選挙権を取り上げ、全島に習近平の顔写真を貼り巡らせたら、世界の同情が台湾に集まることになり、おそらく大陸の民衆もことの本質に目覚めるだろう。

 「反中国の田畑」らしいですが「独立宣言しない限り、侵攻しないで現状維持。あくまでも平和統一が原則」とする習氏はそんな無謀なこと「独立宣言もないのに軍事侵攻」をしないでしょう。
1)与党の民進党に比べれば中国にある程度融和的、友好的な最大野党の国民党を完全に敵に回し
2)ロシアへの制裁と同様の、欧米の経済制裁が予想され
3)また米国の軍事支援を受ける台湾にそもそも軍事的に勝利できるかどうかも不明
だからです。
 田畑ら「反中国」は意図的に無視しますが、「国民党の馬政権」時代も「習主席」でしたがその頃はそれなりの友好関係が中台にはありました。
 蔡英文政権以降「民進党政権」が反中国姿勢を強めているが故に中国が反発してる面が大きい。

 台湾の人たちが外で騒ぐほどには事態を心配せずにいるように見えるのは、彼らにもその点の自信があるのではないか。

 「民主主義の自信」ではなく「中国が侵攻したところで欧米の制裁など受けて中国政府が打撃を受けるだけ、中国にもその程度の常識はある」と見ているだけでしょう。

 台湾問題は中国を含めて民主主義を広く行き渡らせることで解決の道が開けるのではないか

 「民主化」と「台湾問題」は全く関係ないでしょう。
1)中国が民主化したからと言って、台湾人は中台統一を望むかどうかは不明
2)中国が民主化しようが、そうした台湾人の「中台統一拒否」を受け入れるかどうかは不明
だからです。
 例えば民主国である英国の中央政府は「スコットランド独立運動」に勿論肯定的ではない。
 問題は「台湾が中国との統一を受け入れるか」あるいは逆に「台湾の統一拒否を中国が受け入れるかどうか」です。
 そうした「受け入れるかどうか」と「民主化」には直接的なつながりは何もない。
 それにしても、田畑と同年代の、TBSラジオ森本毅郎スタンバイ」、BS-TBS噂の東京マガジン」司会の森本氏(1939年生まれの85歳、田畑より4歳年下)や、テレビ朝日朝まで生テレビ!」「サンデープロジェクト」司会を務めた田原総一朗氏(1934年生まれの90歳、田畑より1歳年上)等が「全盛期に比べればメディア出演が減った」とはいえ未だメディアで活躍してるのに対し、「元TBSニュースキャスターの田畑(1935年生まれの89歳)」が「完全に過去の人」と化してるのは本当に哀れです。田畑も内心では「森本氏ら同世代の活躍」に嫉妬し、自らの体たらくに屈辱を感じてるでしょうが。
 まあ、田畑に限らず、他の寄稿者も「社会的影響力や知名度は皆無の70代以上の老人ばかり(20、30歳代の若手や、40,50歳代の現役世代が皆無)」がリベラル21ですが。
 なお、以上はコメント投稿しますが掲載拒否でしょう。自称リベラルが聞いて呆れます。