不破哲三さん死去/志位和夫議長が談話 | しんぶん赤旗|日本共産党
志位和夫
理論的にも政治的にもたいへんに大きな仕事をされた私たちの大先輩を失ったことは、深い悲しみです。不破さんは、亡くなる数日前に、「僕はもう体力はないけれど、頭を使って人類が幸福になるための仕事をするために働きたい。それが希望だ」と語っていたと聞きました。ご遺族のみなさまへの心からの哀悼の気持ちをのべるとともに、不破さんらしいこの言葉を胸にかみしめて、そのご遺志をつぎ、私たちの事業の成功のために奮闘する決意です。
まゆみたん
登山愛好者としての不破さんの本や文章も好きでした。
道産子ナオ
共産党の一支持者として故人のご冥福をお祈りいたします。
・小松立騎
講演や演説の類を何回か聞いたことがあるが、どんな局面でも「書き言葉のように話す」、まさに「知の巨匠」といえる人だったな。共産党員の中では最も尊敬していた。
・岡田じゅん子(日本共産党日野市議会議員)
不破哲三さんが亡くなられたということです。不破さんの選挙演説は常に理路整然としていて、勝手にそこに芸術性を感じたりして、入党するはるか前から、よく聴きに行っては感動していました。ご冥福をお祈りします。
・藤原のりまさ(衆議院議員(立民党)・弁護士) 愛知10区
理論家の目に、私たちの野党共闘はどう映ったのだろう。心からの敬意とともに掌を合わせたい。
・山口二郎
2017年衆院選の時、池袋駅前での応援でご一緒したのが最後。頭脳明晰で話に切れがあったことに驚嘆した。
共産党前議長の不破哲三さんが死去 | 毎日新聞
毎日の報道が一番早いようですね。「大平首相(享年70歳)、小渕首相(享年62歳)の首相在任中の急病死」等と違い、年齢(1930年生まれ、今年で95歳)を考えればご逝去は「予想の範囲内」「ある程度覚悟していた」とはいえ、共産支持者として「レジェンド不破氏の死」にはやはり悲しみを禁じ得ません。
共産党前議長の不破哲三さんが死去 95歳 | 毎日新聞
2000年に「労働者階級の前衛政党」「社会主義革命」などと記した党規約を42年ぶりに改定し、断絶していた中国や北朝鮮との関係改善も進めた。
2004年には議長として党綱領の改定を主導し、自衛隊、天皇制を「当面容認」すると打ち出した。
共産党元議長の不破哲三さん死去 天皇制や自衛隊容認の「柔軟路線」 [日本共産党]:朝日新聞
1998年には、文化大革命以来断絶していた中国共産党との関係を32年ぶりに正常化。2000年には党規約から「前衛政党*1」「社会主義革命」などの言葉を削除し、「革命政党」から「国民政党」へのイメージチェンジを図ろうと取り組んだ。
不破哲三さん死去 共産党前議長、95歳 理論的支柱 宮本顕治氏の後任で委員長就任 - 産経ニュース
2003年の衆院解散を機に国会活動から身を引き、党の指導に専念した。2004年には約43年ぶりの綱領改定を主導し、天皇制や自衛隊の事実上容認などを盛り込んだ。2006年1月に議長を退任した後も、党のシンクタンク「社会科学研究所」の所長として理論面で党を支えた。
2015年9月の安全保障関連法成立に合わせ、廃止を目指す「国民連合政府」構想をリード。2019年参院選の街頭演説では「安倍政権の野望を打ち砕こう」と訴えた。2024年1月の党大会で、党運営の決定権を持つ中央委員を外れて名誉役員になるまで影響力を残し続けた。
「共産党の理論的支柱」元委員長の不破哲三さん死去 党勢拡大に寄与、ソフト路線転換も - 産経ニュース
昭和45年に新設された党書記局長に40歳の若さで抜擢され、昭和57年に宮本顕治氏の後任として2代目の党委員長に就任。在任期間は通算約17年間に及んだ。平成12年に委員長を退任し、党中央委員会議長就任。平成15年に衆院議員を引退後、平成18年から党中央委員会付属社会科学研究所所長。令和6年1月の退任まで党最高指導部の常任幹部会委員を長く務め、党の理論的支柱であり続けた。
若手時代から論客として知られ、佐藤栄作氏ら多くの歴代首相と国会で論戦を展開。委員長時代の平成10年に中国を訪問し、断絶していた中国共産党との交流を31年ぶりに再開した。平成10年の参院選比例代表では過去最高の819万票を獲得し、共産党の伸長に貢献*2した。
議長時代の平成16年に行った党綱領の改定に深くかかわり、それまで否定してきた「天皇制」と自衛隊の存在を事実上、当面容認するソフト化路線を打ち出した。『マルクスと「資本論」*3』など著書多数。政界の表舞台を去った後も講演や執筆活動、国政選挙の応援演説などを続けていた。
不破哲三さん死去/日本共産党前中央委員会議長 | しんぶん赤旗|日本共産党
不破氏は、1964年に開始されるソ連共産党からの干渉、1966年に開始される中国・毛沢東派からの干渉という、二つの大国からの干渉攻撃に対して、相手の攻撃を打ち破る論戦を展開し、党の自主独立の路線を発展させるうえで重要な役割を果たしました。スターリンの覇権主義の誤りを批判した『スターリンと大国主義』(1982年)、ソ連崩壊後、ソ連による日本共産党に対する干渉活動の全容を究明した、『日本共産党にたいする干渉と内通の記録―ソ連共産党秘密文書から』(1993年)は、英訳されて海外からも反響が寄せられました。
不破氏は、自主独立の立場から、日本共産党の綱領路線と、科学的社会主義の理論を発展させるうえでも、重要な足跡を残しました。「マルクス・レーニン主義」の名で、スターリンなどによって歪曲された理論を、マルクス・エンゲルスの本来の立場で根本的に見直し、刷新する活動の先頭に立ちました。それは「議会の多数を得ての革命」、「未来社会論」など、科学的社会主義の全分野におよび、その成果は、2004年の党綱領の全面改定に生かされました。
若い時期から、マルクス・エンゲルスなどの古典研究に一貫して情熱的にとりくみ、マルクスの恐慌論・革命論を発展させるなど、新しい探究にとりくみました。新しい『マルクス・エンゲルス全集』(『新メガ』)の到達点を踏まえて、『新版 資本論』(2019~2021年)の刊行に大きな役割を果たしました。
34年におよぶ衆議院議員として、国政を揺るがす多くの論戦にとりくんできました。1974年、米原子力潜水艦の日本寄港に関するデータ捏造をきびしく追及し、183日間にわたって米原潜の寄港を止め、日米軍事同盟の根幹をゆさぶった論戦など、暮らし、民主主義、平和を擁護する理性と正義の論陣の先頭にたって奮闘しました。
こうした「マスコミ等の報道の不破描写」には特にコメントしませんがメモしておきます。
各記事でポイントが微妙に違うのは興味深い点ではあります。
なお、今年は不破氏以外にも以下の政治家が逝去しています。
◆岸本周平 - Wikipedia(1956年生まれ(享年68歳)、4/15死去)
和歌山県知事。オール相乗り(自民、立民、国民民主、社民)で2022年に初当選。知事在任中の死去のため、知事選が行われ、宮崎泉*4副知事がオール相乗り(自民、公明、立民、国民民主)で当選。
◆村山富市 - Wikipedia(1924年生まれ(享年101歳)。10/17死去)
社会党委員長、首相、社民党党首を歴任。
首相時代の実績として
・村山談話の発表
・アジア女性基金の発足
などがある。
【追記その1】
追悼 不破哲三さん 各界からの談話 | しんぶん赤旗|日本共産党
俳優 日色ともゑさん
不破さんとは、対談などで何度かお話をさせていただく機会がありました。
政治の世界ではきりっと変えて、言うべきことをきちんと言う。俳優もそうですけど、基本が一番大事です。底に持っているものが変わらないから、共産党は信頼できます。
不破さんのお顔を思い浮かべながら、戦争は絶対にやらせないということを私は言い続けたいと思います。
日色氏と言えば俺的にはNHK『大草原の小さな家*5』(1974~1983年まで9シリーズ放送)の「インガルス夫人の吹き替え」ですね(1970年代生まれの団塊ジュニア、氷河期世代なので、日色氏の不二家『カントリーマアム』CMも含めてリアルタイムで見ている)。
他にも「キャリー・インガルス」(インガルス家の三女:吹き替えは現在は「磯野カツオ」役で知られる富永みーな)なども思い出深い(大草原の小さな家 (テレビドラマ) - Wikipedia参照)。
それにしても昔の地上波は
◆刑事コジャック - Wikipedia
1975年~1979年までTBSで放送。コジャックの吹き替えは、劇場版『キャプテン』(1981年公開、青葉中学野球部監督)、ジブリ映画『紅の豚』(1992年公開、主人公ポルコ・ロッソ役)でも知られる森山周一郎
◆シャーロック・ホームズの冒険 (テレビドラマ) - Wikipedia
1985~1995年までNHKで放送。ホームズの吹き替えは露口茂
など、「大草原の小さな家」以外にも欧米ドラマをかなり流してたのに最近は皆無なことに時代の変化を感じますね。
参考
日色ともゑ - Wikipedia
【エピソード】
◆『大草原の小さな家』でインガルス夫人役を演じたカレン・グラッスルが不二家「カントリーマアム」のCMに出演した際、当初は別の役者が吹き替えを担当していたが、当時の不二家の社長夫人が「日色ともゑの声でないと違和感がある」と社員に伝えたことがきっかけで、急遽CMでも日色が吹き替えを担当することになった。
◆1979年(昭和54年)4月に行われた東京都知事選挙では、社会党、共産党が擁立した太田薫候補(元総評議長)の推薦人に名を連ねた(なお、残念ながら自民党、公明党*6、民社党が擁立した鈴木俊一*7が当選)
声優が変わるとドラマの印象も変わる - くるみDiary2025.10.24
現在NHK・BS4Kで放送されている「大草原の小さな家」を見るようになったのですが、見ていくうちに異変に気づきました。
声が違うのです!。吹き替えをしている声優さんの声が、昔見ていた「大草原の小さな家」とは違っていました。
(ボーガス注:主人公の)ローラと姉のメアリー、父親のチャールズ役の声優さんはオリジナル版と似たような感じだったのですが、母親役のキャロライン(カレン・グラッスル)の声は全くと言っていいほど違っていました。
(ボーガス注:1970~1980年代にNHK地上波で)放送されていた時はキャロライン役は女優の日色ともゑさんが吹き替えをしていました、BS4K版は小林さやかさん*8。
私の中ではキャロライン役は日色ともゑさんのイメージが強かったせいか、かなり違和感を覚えてしまいました。
再放送なので出演者、ストーリーは当然の事ながら全く同じなのですが、声優が変わるとこんなにも印象が変わるものなんだなという事を実感しました。
【追記その2】
不破前議長の弔問・記帳/社民・福島党首 立民・安住幹事長/田村氏ら応対 | しんぶん赤旗|日本共産党
逝去後すぐに弔問に来たらしい「藤原のりまさ氏(立民党衆院議員)」のようにすぐ弔問に来てほしかったところですが、社民党の福島党首、ラサール副党首、服部幹事長、立民党の安住*9幹事長が弔問に来ました。
*1:但し【1】「上手い別タイトル」が思いつかなかったのか、【2】既に定着しているからか、党機関誌「前衛」の名前は変わってはいません。
*2:「反共右翼」産経がこうした事を書くことが少し意外です。
*4:和歌山県人事課長、知事室長、教育長、副知事等を経て知事
*5:ローラ・インガルス(1867~1957年)の小説『大草原の小さな家』(邦訳は角川文庫、講談社文庫)のドラマ化。NBCの製作により、1975年から1982年まで9シリーズ放送(大草原の小さな家 (テレビドラマ) - Wikipedia参照)
*6:1970年代から公明党は自民とズブズブだったわけです。「共産支持者&アンチ公明党」として、共産に悪口し、「立民にも民民にも乗れる政治家と言ったら、今回連立離脱に踏み切った斉藤鉄夫以外にありえないと私は思う(「壁を壊した男 1993年の小沢一郎」の著者で元NHK記者である城本さんが玉木さんを酷評したということは、必ず別な人物を首班にする話が残り9日間で出ると思います (グリグリ氏のx) - kojitakenの日記)」、「立民は早く首班指名の対象を玉木雄一郎から斉藤鉄夫に切り替えなければならない(「公明票は大きいんですよね。国会の議席数や支持率からは見えないような大きさがあります。」(三春充希氏のXより) - kojitakenの日記)」、「立民が高市に対する対立候補を玉木雄一郎から斉藤鉄夫に切り替えていたら、斉藤連立政権樹立にまで至ったかはともかく、もう少し政局に緊張感を与えることができたのではないか(かつての小沢一郎の野党共闘構想は「維新から共産まで」だったが、維新が与党入りした今は「民民から共産まで」の野党共闘構想があっても良いのではないか - kojitakenの日記)」、「先の首班指名争いの政局の時に、立民の安住淳らは公明党の連立離脱表明と同時に首班指名先を、どうせ総理大臣になる気など毛頭なかったに決まっている玉木雄一郎から斉藤鉄夫に切り替えるべきだったと私は思う(高市氏、新進で再選後すぐに離党の過去 地元で語られる公明との因縁(朝日新聞デジタル有料記事(11/9)の無料プレゼント) - kojitakenの日記)」、「10月の政局でも立民が本気を出すなら首班指名を玉木雄一郎から斉藤鉄夫に切り替える手だってあったのに野ダメ執行部はやろうとしなかった(「イキり」同士の高市早苗と維新の悪魔合体が「30年前に否定された旧姓使用法制化」「衆院45議席の時限強制削減」などのトンデモ政策を招いた。高市の「高転び」はあるか - kojitakenの日記)」とまで放言する、公明なんぞに期待する「公明に甘すぎる反共分子」「頭と性格の悪すぎるアホ」id:kojitakenの気がしれません。
*7:自治事務次官、岸内閣官房副長官、都副知事(東知事時代)、日本万国博覧会(大阪万博)事務総長、首都高速道路公団(小泉内閣時代の道路公団民営化で現在は首都高速道路株式会社)理事長、都知事を歴任
*8:他にも「サザエさん」の「波野タイコ(2013年12月~)」等を声優として演じている(小林さやか (声優) - Wikipedia参照)
*9:民主党選対委員長、国対委員長(菅代表時代)、野田内閣財務相、民進党国対委員長(岡田代表時代)、立民党国対委員長(枝野、泉代表時代)等を経て、現在、立民党幹事長