「北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会」を笑おう・パート146(追記・訂正あり)

高村光太郎琉球決戦」を今日6月23日に紹介します(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=4715
・6月23日とは沖縄の日本軍最高幹部・牛島満(第32軍司令官)と長勇(第32軍参謀長)が自決し「日本軍の組織的戦闘が終了した日」です。ただし戦争自体は終結していません。むしろ牛島らが降伏せずに無責任に自分らだけ自決したことで残された人間は困った立場に置かれることになります。
 牛島らの態度「降伏もせず自分たちだけ自決」は彼らがどう言い訳しようとも集団自決強要など沖縄の悲劇を助長した愚挙でした。
・なお小生は読んでいないのですが沖縄戦やそれをめぐる教科書問題についての定評ある著書として

林博史*1沖縄戦と民衆』(2001年、大月書店)、『沖縄戦:強制された「集団自決」』(2009年、吉川弘文館歴史文化ライブラリー)、『沖縄戦が問うもの』(2010年、大月書店)
沖縄タイムス編集『挑まれる沖縄戦:「集団自決」・教科書検定問題報道総集』(2008年、沖縄タイムス

を紹介しておきます。
・それにしても、正直「沖縄戦のあった時期(もちろん日本降伏前)」に高村が書いた戦意高揚のための沖縄戦美化の詩なんて「沖縄戦での数々の悲劇(例:集団自決強要)」を考えればもはや高村本人にとっても「恥ずべき黒歴史」でしかないでしょう。
 だからこそ三浦が書くように高村は

 高村は戦後、自分の判断の過ちを恥じると共に、自らの人生を「暗愚」なものとして、いくつかの作品でそれを謡いつつ、岩手県の山荘に蟄居しました。

わけです。
 そもそも高村は沖縄戦に従軍したわけではなく「本土の人間」高村が勝手に「頑張れ、沖縄!。アメリカに一泡吹かせろ!」と言ってるに過ぎないわけです。こんな詩は沖縄県民にとってもはや怒りしか感じないでしょう。
 三浦のように

・これは本当に感動する作品
・高村の戦争詩には、何か心に響くものがあった
・私はあえて言えば高村の作品中でも優れたものの一つだと思います。

などと高評価できる代物じゃない。もちろんこんな詩を褒める三浦など沖縄県民にとって批判と軽蔑の対象でしかないでしょう。安倍ですらこんな非常識なことは言わないんじゃないか。
 こういう「反動極右」三浦の非常識な振るまいを自称「翁長沖縄県知事支持者」「沖縄戦での戦前日本軍の振る舞いを批判する者」id:noharraはどう思うのか?
 id:noharra(八木孝三)が「三浦小太郎が役員を務める守る会」の会員である以上「会の役員・三浦が沖縄戦の悲劇を無視して美化してる」なんて状況は本当にid:noharraが「翁長支持」なら「私は沖縄戦被害者を侮辱する三浦小太郎を許さない!」「抗議意思の表明として三浦を役員にして恥じない守る会を退会する!」とでも言うべきでしょう。
 つまりはid:noharraの自称「翁長沖縄県知事支持者」「沖縄戦での戦前日本軍の振る舞いを批判する者」とは口から出任せ、嘘八百だと言うことです。id:noharraも本当に恥知らずなくず野郎です。
 最後に、高村の戦意高揚詩「琉球決戦」についての批判記事を紹介しておきます。

http://www.y-mainichi.co.jp/news/29311/
八重山毎日新聞『「琉球決戦」想起させる訓示』
 航空自衛隊は1月31日、尖閣諸島などの防衛強化のため、那覇基地に51年ぶりと言われる航空団「第9師団」を新たに編成し、F15戦闘機部隊2隊(40機)を配備した。式典では若宮健嗣*2防衛副大臣が「国防の最前線という地域・任務に真摯(しんし)に向き合うことで、領土、領海、領空を確実に守り抜くことが可能となる」と訓示した。
 若宮防衛副大臣の訓示は、詩人高村光太郎沖縄戦の最中に書いた「琉球決戦」を想起させる。高村は「琉球や、まことに日本の頸動脈、万事ここにかかり万端ここに経路す。琉球を守れ、琉球に於いて勝て。全日本の全日本人よ。琉球のために全力をあげよ。敵すでに犠牲惜しまず、これ吾が神機の到来成り。全日本の日本人よ、起って琉球に血液を送れ」と記している。
 高村の「日本の頸動脈」と若宮防衛副大臣の「訓示」は同一基盤に立つものであろう。「血液」は送られず、沖縄県民の普天間基地の県外移設も、どこも受け入れない。沖縄は犠牲を強いられるだけだ。

http://mizukith.blog91.fc2.com/blog-entry-435.html
辺見庸*3ロング・インタビュー「国策を問う:沖縄と東北の40年」(沖縄タイムス 2012年5月10日、同11日)を読む
辺見庸
 米軍が沖縄本島に上陸したのは、僕が生まれた翌年の昭和20(1945)年4月1日。そのときに高村光太郎という極めて有名な詩人が『琉球決戦』という詩を書いています。沖縄を考えるとき、これを僕はいつも思い出すんです。この詩で彼は、とにかく琉球決戦で沖縄を死守せよ、と書いている。昭和20年4月2日に高村がこの詩を書いたとき、硫黄島の日本軍は3月17日にすでに全滅しているわけですよ。米軍が沖縄本島に上陸したその時に誰が見ても日本軍は決定的に敗北している。もう負けるしかないという時期に書いているわけですね。
(中略)
 詩というよりほとんどシュプレヒコールみたいなものなんだけどね。この詩を読んで涙流しながら死んでいった人も随分いる。
■インタビュアー 
 沖縄を「頸動脈」とする(ボーガス注:高村の)表現は、その本体は日本本土であり、頭脳は首都東京であるという認識からくるものだと思います。政府やマスメディアが沖縄の戦略的重要性を強調するときに使う「地理的優位性」や「抑止力」という言葉と重なります。日本全体の防衛のために沖縄が存在しているかのような物言いです。沖縄が住民の生活空間であることを度外視していますね。
辺見庸
「国体護持」のためには沖縄を「捨て石」にしてでも戦おう、ということでしょう。ここで、沖縄と天皇制という問題も浮き彫りになる。これもいま改めて考えるべきテーマです。(ボーガス注:高村が詩において)「琉球を守れ」って言ったって、琉球の人びとの命を守れ、ということじゃない。天皇陛下のために戦って死ね、と言っているのです。沖縄でもニッポンのためでもない、天皇陛下のために死ねと言うのです。換言すれば、「国体護持」のために、ほかでもないニッポンから死を強要されたのが沖縄なのです。
(中略)
 高村光太郎はおそらく、(ボーガス注:沖縄のことを)よく知りもしないのに、沖縄で絶対戦えと詩に書いた。高村はこの詩を戦後ものすごく反省した。でもメディアはしていない。高村一人の責任にはできない、と思うんですね。

https://blogs.yahoo.co.jp/koyama2870041/12656194.html
 戦後の今だから言えるのかも知れませんが、何をか言わんや、の感がぬぐえません。
「全日本の全日本人よ、琉球のために全力をあげよ。」
「全日本の全日本人よ、起つて琉球に血液を送れ。」。
 そんな余裕がどこにあったというのでしょうか。
 戦艦「大和」による沖縄特攻が行われたのはこの詩が発表された5日後の4月7日。なるほど、「起つて琉球に血液を送れ」の実行かも知れません。しかし、米軍に制空権を奪われ、航空機部隊の援護もない中での鈍重な艦艇の出撃など、失敗に終わるのは目に見えています。それでも実行したのは「玉砕」の二文字の持つ魔力、とでもいいましょうか、「生きて虜囚の辱を受けず」の精神でしょうか。上層部はそれでいいのかも知れませんが、巻き添えにされる下々の兵卒はたまったものではありません。
 そして沖縄でも多数の民間人犠牲者。どこが「吾が神機の到来なり」だったのでしょうか。
 こうした愚にもつかない空虚な戦争協力詩を乱発し、多くの前途有為な若者に「命を捧げよ」と鼓舞し続けたことを恥じ、かつ反省し、戦後の光太郎は岩手の不自由な山中に「自己流謫(じこるたく)」の毎日を送る決断をしました。「流謫」は「流刑」に同じ。公的に戦犯として処されることのなかった光太郎は、自分で自分を罰することにしたわけです。

http://mizukith.blog91.fc2.com/blog-entry-1166.html?sp
辺見庸
琉球やまことに日本の頸動脈、/万事ここにかかり万端ここに経絡す。/琉球を守れ、琉球に於て勝て。/全日本の全日本人よ、/琉球のために全力をあげよ。/敵すでに犠牲を惜しまず、/これ吾が神機の到来*4なり。/全日本の全日本人よ、/起って琉球に血液を送れ。/ああ恩納ナビの末孫熱血の同胞等よ、/クバの葉かげに身を伏して/弾雨を凌ぎ兵火を抑へ、/猛然出でて賊敵*5を誅戮し盡せよ……」(「琉球決戦」)。
 と書いたのは高村光太郎だった。1945年4月2日に高村がこの詩(!?)を書いたとき、硫黄島の日本軍はすでに全滅していた。そのとき高村は「賊敵を誅戮し」みずからも死ね、と沖縄にとんでもない檄をとばしたのだ。夥しいひとびとが殺された。自死をしいられもした。沖縄とはなにか?。沖縄とはなんなのだ。2015年2月、(ボーガス注:翁長)知事がわざわざ(ボーガス注:安倍首相に)会いにきても会ってもらえない沖縄とはなにか。官房副長官ごときが、いやいやたった10分会っただけで門前払いか。全日本の全日本人よ、沖縄をどこまで侮辱すれば気がすむというのだ。なんということだ。なんという無礼だ。

 まともな人間なら高村の詩「琉球決戦」には、辺見氏らのようにこうした批判的意見しか持たないでしょう。
 いやそもそも高村自身が敗戦後、自らの行為を恥じ、公的世界から引退しました。
 「感動した」と抜かす三浦がいかに非常識でバカかと言うことです。さすが歴史修正主義極右団体「新しい歴史教科書をつくる会」理事だけのことはあります。
 そして三浦なんぞを代表や副代表、事務局長といった役員にして恥じないid:noharraこと八木孝三ら守る会会員がいかに「バカ」で「くず」で「最低の反動極右」で「歴史修正主義者」で「沖縄を侮辱しているか」と言うことです。
 自称「翁長沖縄県知事支持者」「沖縄戦での戦前日本軍の振る舞いを批判する者」id:noharraには辺見氏らの高村批判と三浦の高村賛美とどちらを支持するのか是非教えてほしい。
 まあどうせ自称「翁長沖縄県知事支持者」「沖縄戦での戦前日本軍の振る舞いを批判する者」であるがために「沖縄を侮辱する三浦の言動を支持するわけにもいかず」、とはいえ、「三浦と本当は同意見なのか」、はたまた「三浦を批判できない上下関係にでもあるのか」はともかく三浦批判も、辺見氏らへの賛同表明もできず「俺が何でそんなボーガスの質問に答える義務があるのか、答える必要性を認めない」とid:noharraこと八木が居直って終わりでしょうが。あるいは何も言わずにだんまりで逃げ続けるのか。いつもながら「最低最悪のクズ」で「沖縄差別者」、それがid:noharraこと八木孝三の「正体」です。

 日本国首相は、沖縄の悲劇を語るだけではなく、日本軍と沖縄県民の勇戦とそこで示された気高さ*6に対し、心からの「敬意と感謝」を捧げることが責務ではないでしょうか

 そんなもん安倍ですら語れるわけがないでしょう。
 沖縄自民党ですら「沖縄戦の悲劇を美化するのか!」と安倍批判せざるを得なくなるでしょう。
 全く三浦も非常識な男です。大体、三浦の言う「日本軍と沖縄県民の勇戦とそこで示された気高さ」とは具体的に何か。具体的なことは全く書けず、「沖縄戦に従軍したわけでもない、高村の戦争万歳プロパガンダ詩」しか持ち出せないのだから三浦という男も論外のバカです。
 なお前後の文脈無視して、三浦の言う「勇戦とそこで示された気高さ」なるもんを提示しようとすれば、三浦が嫌ってるであろう「旧ソ連の対ナチスドイツ戦」「連合国軍の対日戦争」、あるいは「連合国軍に抵抗するドイツ軍」でも何でも戦争において提示することはできるでしょう。
 ただそれは「その戦争がどんな性格の戦争なのか(侵略戦争、防衛戦争、内戦など)」とか「その国家の性格をどう理解すべきか(民主主義か独裁かなど)」といったもんを全く無視して「スターリンソ連が気高い愛国心を発揮してナチスドイツに抵抗して勝利して感動した。ソ連っていいなあ(和風総本家『日本っていいなあ』風に)、赤軍兵士に心から感謝しています、おわり」とかだったら有害なことこの上ないでしょう。日本軍相手にはこの種の与太飛ばす三浦ですら「そんなんは旧ソ連独裁体制に対する理解が足りない」とか言い出すでしょう。まあ三浦ってのはその種のでたらめ野郎です。


自民党幹事長というポストについて
id:Bill_McCrearyさんの
『まあつまりは、与党(自民党公明党)の政治家も、(まともな人は)対北朝鮮対応に限界を感じているのだろう』
https://blog.goo.ne.jp/mccreary/e/dcccd2e62baacd6024c6ca24ee777c46

幹事長といえば形式的には自民党No.2

と書いてありますが、確かに幹事長が「実質的№2」といえるかは微妙な時がありますね。
 例えば

・鳩山総裁時代の岸幹事長
・福田*7総裁時代の大平*8幹事長

などは、幹事長後の役職が

岸:
 自民党幹事長(鳩山総裁時代)→石橋*9内閣外相→首相
大平:
 自民党幹事長(福田総裁時代)→首相

なので「実質的にも№2」でしょう。
 しかし

・宇野*10総裁時代の橋本*11幹事長
・海部*12総裁時代の小沢*13幹事長

・石橋総裁時代の三木幹事長
・池田*14総裁時代の三木*15幹事長
・三木総裁時代の中曽根*16幹事長

の場合、彼らが「次の首相(実質的№2)」と思ってる人は本人も含めてまずいないでしょう。
 「首相には向かないが幹事長なら名幹事長(三木や中曽根)」とか「有望な若手を育てるため(橋本や小沢)」とかそういう話の訳です。
 だからこそ三木が椎名裁定を聞いたときの言葉が「青天の霹靂」のわけです。
 話が脱線しますが実は五十嵐仁氏の著書『戦後政治の実像:舞台裏で何が決められたのか』(2003年、小学館)が紹介する

・藤田義郎『椎名裁定』(1979年、サンケイ出版)
三木睦子*17『信なくば立たず 夫・三木武夫との五十年』(1989年、講談社)、『三木と歩いた半世紀』(1993年、東京新聞出版局)
佐藤昭子*18『決定版 私の田中角栄*19日記』(2001年、新潮文庫)

によれば青天の霹靂どころか「三木は椎名裁定正式発表前に椎名から裁定内容を聞いていた。しかも裁定文を書いたのは三木本人だった(椎名裁定を三木に伝えた藤田および、事前に椎名裁定の内容を三木から聞いた妻・睦子の証言)」「田中も椎名裁定正式発表前に(以下略)(事前に椎名裁定の内容を田中から聞いた愛人・佐藤昭子の証言)」そうです。どうも椎名裁定を事前に知っていたのは田中と三木だけでなく「三角大福中全員」に椎名の側から「明日こういう発表をするが受け入れてほしい」という根回しがあったようです。
 また「岸内閣官房長官」という「岸の側近」であった椎名*20が岸の意向を無視してこんな裁定をするわけもなく、五十嵐氏によれば「岸が椎名に『三木にしろ』と言ったか」「椎名から『三木にしたい』と岸に話があったか」はともかく岸も椎名裁定を了承していたと見られるようです。
 五十嵐氏も指摘していますが、そこには「田中の次は福田(岸の子飼い)にしたいが、うまくいくか解らない。下手に総裁選になって田中が支援する大平が総裁では困る。また、公明、民社党に三木を首相に担ごうとする動きもあるらしい(中曽根首相時代の二階堂*21擁立工作のような話)。そもそも田中金脈で自民党の評判が悪い中、福田を急いで総裁にしても、かえって「国政選挙で敗北、福田首相引責辞任」で福田政権が短命に終わる危険性すらある。ここは「金脈田中」から「クリーン三木」を首相にして、自民党のイメージアップを図るとともに、福田は党三役か重要閣僚で処遇*22してもらいポスト三木を狙った方がいいのではないか」つう岸の計算があったとみられます。さすが「昭和の妖怪」というべきでしょう。こういうときに出てくる言葉が「政治はきれい事じゃない」であってモリカケ免罪など論外です。
 なお、藤田義郎については五十嵐仁氏の著書『戦後政治の実像:舞台裏で何が決められたのか』(2003年、小学館)だけでなく、ウィキペディア「椎名裁定」でも

■椎名裁定(ウィキペディア参照)
 裁定の前日である11月30日の夜に、椎名は三木を総裁に選出する裁定を下す旨を、(三木に話が伝わることを前提に)三木側近の産経新聞記者・藤田義郎に伝え、裁定文の草案を書くよう藤田に依頼していた。藤田はそのことを三木に伝えると、三木は「藤田君、その裁定文は後世に残る天下の名文にしなければならん。徹夜してでもボクが書く。」と言い出したが、興奮し過ぎていた三木は結局書くことができなかったという。裁定文の草案は藤田がほとんど書き上げたが、三木は「新総裁には、この際、三木武夫君がもっとも適任」という文の「三木武夫」の上に(ボーガス注:戦前から政界入りしていた三木と違い、戦後政界入りした大平を黙らせるために?)「政界の最長老である」という文言を加えるよう注文をつけた。
 その後、藤田が椎名に裁定文の草案を渡し、椎名はさらに文案を練り直す。その過程で椎名は三木が加筆させた文言から「最」の文字を削って、これを「政界の長老である三木武夫」に改めている。三木は1937年の総選挙で初当選したが、当時の国会には1930年の総選挙で初当選した船田中*23がおり、また、当の椎名自身も「戦後、岸信介とともに政界入りしたこと」もあり、当選回数は「戦前から政界入りしていた」三木よりも少なかったが、三木より年長だったことにより、三木は必ずしも政界「最」長老ではなかったのである。

と書かれています。しかし、形だけ見れば「三木と藤田」は「安倍と阿比留」に近いのでしょうが偉い違いです(苦笑)。
 さて椎名裁定についての日経の記事を最後に見てみます。

https://www.nikkei.com/article/DGXNASFK0301H_T00C12A9000000/
・10月26日早朝、椎名は目白の私邸に田中を訪ねた。田中は重大事を打ち明けた。
「このまま国会を乗り切るのは難しい。あなたに政権を預かってもらいたい」。
 椎名は「私はその任じゃない。ご覧の通り健康な体でもない」と断った。
・椎名暫定政権説は政界にじわじわ広まった。これを聞きつけた三木武夫中曽根康弘は相次いで椎名に「あなたがやるなら、及ばずながら何でもお手伝いする」との意向を伝えてきた。
・中曽根は中間派を結集して話し合いによる椎名暫定政権実現に向けて動き始めた。椎名の周辺はにわかに慌ただしくなった。
田中首相はフォード*24米大統領離日後の11月26日、正式に退陣を表明した。
・椎名は「3賢人の会」の前尾繁三郎*25衆議院議長灘尾弘吉*26を相談相手にして後継選考を進めた。
・椎名は前尾に政権を引き受けるよう勧めた。前尾はこのころ咽頭ガンであることがわかり、近々手術の予定だったので健康を理由に断った。灘尾にも後継を勧めたが、灘尾は「自分はその器ではない。福田赳夫君が最適任だ」ときっぱり断った。前尾と灘尾に逃げられて椎名の頭の中に残ったのは保利茂*27である。田中に近い金丸信と田村元*28が熱心に保利擁立*29に動いていた。

ということで椎名裁定がでるまでは誰が総裁になるか解らないカオス状態だったわけです。

・椎名は午前10時から党本部で福田、大平、三木、中曽根の4実力者と一堂に会し、夕方まで協議を続けた。協議の冒頭、椎名は「後継総裁の候補はここにいる4人のうちしかいない」とあいさつ
・(ボーガス注:福田、大平、三木、中曽根のうち)大平だけは椎名調整に反対し、総裁公選によって本格政権を作るべきだと主張した。
・大平派は総裁公選に持ち込んで田中派の支持を得て政権をとることをもくろんでいた。
・総裁選出方法では福田、三木、中曽根が話し合い選出を主張し、大平は総裁公選実施を譲らず、決着がつかなかった。

 まあ総裁公選ならば、田中の支援で大平が有利ですからね。逆に三木や中曽根の場合「椎名裁定」のほうが「自分たちに総裁の芽も出てくる」わけです(実際、三木が総裁に就任)。
 「岸側近の椎名の裁定なら福田総裁か、それとも保利、三木総裁かはともかく俺の総裁だけは絶対にない」と思えば大平も反対もするでしょう。

 福田が真っ先に口を開いた。
「結構です。私に異存はない」。
 中曽根が続いて発言した。
「私も賛成です」。
 指名された三木は顔を上気させて「全く青天のへきれきである。(前回総裁選2位の)福田君を差し置いて僭越の気がするが、皆さんの考えに従いたい」。大平は憮然とした表情で「同志と相談して返事をしたい」と述べて席を立った。三木、福田、中曽根は前日夜に椎名サイドから「三木を指名する」と知らされていた。知らなかったのは大平だけだった。

 イヤー大平も事前に知っていたでしょう。どうも椎名自らが大平に伝えたようですし、仮に椎名が大平に知らせなかったとしても「佐藤昭子によれば事前に椎名から話を聞いて知っていた」という盟友の田中が大平に知らせないわけがない。
 知らせなかったら田中の完全な裏切り行為です。田中に「党内(福田派、中曽根派、三木派など)が三木総裁に動いてるので、今回は三木で我慢してくれ。俺とあんたで無理に大平総裁を目指しても党内がゴタゴタするだけだ。次はあんたで行くから。今回は次狙いで、要職に就けるよう三木に言うから(大平は三木内閣で蔵相に就任)」といわれて渋々納得でしょう。田中派の支援なしでは大平に勝ち目はありませんから。
 しかしそんなことは日経も解ってると思うんですけどねえ。
 なお、大平が裁定発表当日こうした態度をとった理由として考えられることは
1)事前に知って渋々了解もしていたが、椎名裁定前にさんざん「総裁公選」を主張した手前、「派閥に持ち帰って考えさせてくれ」と言わないと大平のメンツが立たない(大平派からも『何ですぐに椎名裁定を了承したんだ』と突き上げを食らうし、まさか「事前に根回しがあった」とはいえない)ので「派閥に持ち帰る」といった(そもそも建前では大平も含めて全員「当日に初めて椎名から知らされた」わけです。)
2)事前に知っていて納得も一応していたが「渋々納得」なのでイヤミの一つも言わずにはいられなかった
つうところでしょう。


■「オールジャパン」という言葉の危険さ 日朝国交正常化推進議連総会開催(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=4713
【追記】
 id:Bill_McCrearyさん記事『まあつまりは、与党(自民党公明党)の政治家も、(まともな人は)対北朝鮮対応に限界を感じているのだろう』(https://blog.goo.ne.jp/mccreary/e/dcccd2e62baacd6024c6ca24ee777c46)で紹介いただきました。ありがとうございます。
【追記終わり】
 そのうち三浦が日朝国交正常化議連に悪口するんかいなと思ったら予想通りで吹き出しました。
 それにしても

オールジャパン」という言葉の危険さ

ねえ(苦笑)。それ日朝国交正常化議連よりむしろ「家族会と救う会を支持するのが日本人として当然だ、それがオールジャパンだ」として家族会と救う会に批判的な声(蓮池透氏、田中均氏)を敵視し、排除してきた「救う会&家族会」側にこそ該当する言葉でしょう。いつもながら三浦も本当に恥知らずでバカです。

・会長:
 衛藤征士郎*30衆議院議員(自民)
・会長代行:
 額賀福志郎*31(自民)
・顧問:
 二階俊博*32幹事長、岸田文雄*33政調会長竹下亘*34総務会長(いずれも自民)
 井上義久*35幹事長(公明党
・副会長:
 石原伸晃*36自民党)、河村建夫*37自民党)、塩谷立*38自民党)、北側一雄*39公明党
・事務局長:
 馳浩*40自民党):いずれも朝鮮新報報道から

 三浦が「朝鮮新報記事」を元にhttp://miura.trycomp.net/?p=4713で指摘し、また、小生も以前、http://d.hatena.ne.jp/bogus-simotukare/20180525/7064208022で同様に指摘し、また id:Bill_McCrearyさんも
『まあつまりは、与党(自民党公明党)の政治家も、(まともな人は)対北朝鮮対応に限界を感じているのだろう』
https://blog.goo.ne.jp/mccreary/e/dcccd2e62baacd6024c6ca24ee777c46
で同様に指摘しましたがこの議連には「仮に名義貸しにすぎない」としても自民、公明の幹部議員が上記のように名を連ねています。
 つまりは三浦は「日朝国交正常化議連」が「与党の方針になること」を恐れて

オールジャパン」という言葉の危険さ

といいだしてるわけです(なお、三浦が紹介してるのは自民と公明だけですが他にも、立憲民主、共産、社民、維新、国民民主、「無所属の会岡田克也*41代表)」からの参加があります)。
 ただ小生の知る限り、ウヨでこの議連に「自民党三役や公明党重鎮など与党の幹部連」が名を連ねてることを指摘したのは三浦が初めてじゃないか。
 荒木和博、島田洋一西岡力、桜井よし子などは「見て見ぬふりしてだんまり」のわけです。

 (ボーガス注:拉致解決の)そのためには「日朝国交正常化」が絶対必要であるとみなすか、それと拉致問題とは別次元であるとみなすか、ここに大きな違いが実は現れます。

 俺個人は「拉致解決には絶対に国交正常化が必要だ」とは思いませんが「国交正常化することが拉致解決に有利に働くなら、国交正常化が拉致解決に先行してかまわない」という考えです。問題は拉致が解決することであり、そのためなら基本的にできることは何でもやるべきだ、タブーなど存在しない、国交正常化が拉致解決に先行して何が悪いのか、対北朝鮮制裁を解除して何が悪いのか、北朝鮮を経済支援して何が悪いのかというのが俺の立場です。
 一方、救う会や三浦らウヨは「拉致解決が先行」というわけですが、これは「拉致解決を口実にして国交正常化を妨害してる」にすぎません。彼らウヨには拉致を解決する意思はない。
 それが大変よくわかるのが「特定失踪者」という与太です。正直「政府認定拉致限定」でも「拉致被害者全てが帰国する」とか「拉致被害者が死亡したとしてその死亡状況が明快に解る」とか言う保証はないのですが、救う会一味は「政府認定拉致被害者」について全面解決し、国交正常化が進展する可能性におびえてるのでしょう。その結果、「北朝鮮が解決しようがない」、つまりどう見ても北朝鮮拉致でないものを北朝鮮拉致だと因縁を付けるという暴挙に走ったわけです(特定失踪者が拉致とは言いがたいことは国内で特定失踪者が複数、しかも生存者の形で発見されたことで明白です)。しかしこの暴挙は賢明な人間である蓮池透氏に「救う会はただの極右集団ではないか」という疑念を持たせ、彼を救う会批判に走らせる結果になります。

 ここでは明確に、経済制裁緩和と日朝融和に向けての国会決議の可能性が示唆されています。私の個人的見解ですが、それこそ経済支援や、朝鮮学校無償化なども盛り込まれる可能性はゼロではありません。

 経済支援や制裁緩和は「当然の話」とはいえない*42でしょうが、朝鮮学校無償化は民族教育支援として当然の話であり、除外は違法かつ不当な差別行為と言っていいでしょう。つうか、無償化除外なんて拉致の解決にかけらも関係ない。

 少なくとも「オールジャパン」は、今国会内ですでに揺らいでいます。

 少なくとも蓮池透氏が救う会、家族会を批判し、それに対し、家族会が「蓮池氏除名処分」で敵対的に応じた時点で「救う会、家族会の言うオールジャパン」が嘘八百であることは明白です。

 安倍首相は、(以下略)このような議員の動きに関して、より対峙する必要があるのではないでしょうか。

 イヤー三浦だってそんなことがあり得ないことは解ってるでしょう。
 二階幹事長、岸田政調会長、竹下総務会長、井上公明党幹事長といったメンツが安倍の意向を無視して動くわけがない。これは安倍が黙認してる話に決まってる(安倍はウヨ支持層に遠慮してこうした動きを公然と応援はしないでしょうが)。いや仮に安倍が黙認してない*43としても「自民党三役と公明党幹事長」にケンカなんか売ったら政権は持ちませんし、「自民党三役と公明党幹事長」が自民党総裁の意思を公然と無視するようなら、もはやその総裁は死に体であり、何もできることはないでしょう。
 三浦以外のウヨがこの一件についてだんまりで逃げてるのは「安倍が黙認してる事が明白だから」です。しかしなんで三浦だけは「安倍総理は二階幹事長らを批判しろ」なんて言い出すのか?


id:noharraこと八木孝三に突っ込む

 西郷は東洋的道徳国家主義者だった。
「この時にあたり、反するも誅せらる、反せざるも誅せらる」との窮地に追い込まれた西郷は、ついに2月、逸る部下に擁せられて挙兵した。

 やれやれです。西郷が本気で「起つ気がなければ」部下らも暴走しなかったでしょうし、部下が暴走しても西郷は起たなかったでしょう。
 西郷同様に政争に敗れて下野しても、板垣退助大隈重信などはついに武力決起しなかったわけです。
 結局「いずれチャンスがあれば起ちたい」というスケベ心があった「むっつりスケベ」だからこそ西郷は起ったわけです。西郷は「まだチャンスじゃない」と思っていたところ部下が暴走したことによって「チャンスじゃないがいずれ起つ気だったから起とう」と思った、ただそれだけでしょう。一言で言えば時代が見えない馬鹿野郎、それが下野後の西郷でしょう。
 つうか部下の益満休之助らを使って幕府御用商人相手の御用盗なんかやらせて、幕府を挑発し、激怒した幕府側が薩摩藩江戸屋敷を焼き討ちしたら「先に手を出したのは幕府だ」といいだして倒幕の口実にする下劣な卑怯男・西郷のどこが「道徳主義者」なんでしょうか(これについては、ウィキペディア「益満休之助」「江戸薩摩藩邸の焼討事件」参照)。
 つうか小生の持ってる、猪飼隆明*44西郷隆盛』(1992年、岩波新書)も指摘していますが、西郷のために戦乱に巻き込まれた民衆はいい迷惑です。たとえば松本清張の代表作「西郷札」のネタとなった西郷札についてid:noharraはどう思うのか。「ただの紙切れ」を「西郷札」だといって押しつけられ食料を強奪された庶民の立場をid:noharraはなんとも思わないのか?
 しかし「話が脱線しますが」松本清張も「西郷札」というマイナーな代物を使って代表作を一本書き上げるのだからやはり天才です。清張ファンとして「清張の天才さ」は大いにたたえたい。しかし西郷札を書いた清張ってやはり西郷が嫌いだったんですかね?。俺も西郷は嫌いですけど。
 あるいは会津出身の柴五郎(後に台湾軍司令官)が、西郷の西南戦争について

http://blog.hix05.com/blog/2012/04/post-2453.html
「真偽いまだたしかならざれども、芋征伐仰せだされたりと聞く、めでたし、めでたし」

と日記に書き、西郷らを芋呼ばわりしてることや、あるいは柴が「西郷の戦死と大久保の暗殺」について日記に

http://blog.hix05.com/blog/2012/04/post-2453.html
「天下の耳目を日飾ひかざれば大事ならずとして、会津を血祭りにあげたる元凶なれば、今日いかに国家の柱石なりといえども許すこと能わず。(ボーガス注:戦死や暗殺は)結局自らの専横、暴走の結果なりとして一片の同情も湧かず、両雄非業の最後を遂げたるを当然の帰結なりと断じて喜べり」

と書いてることはid:noharra的にどう理解されるのか。西郷を美化しまくるのも大概にしろという話です(そういう意味では大河ドラマも俺は見ないですね。いい加減「韓国侵略主義者」西郷の美化などやめたらどうなのか。隣国・韓国に対して大変失礼です)。柴ら、当時の会津人にすれば西郷など「八つ裂きにしても飽き足らない鬼畜、犬畜生、外道」でしかないでしょう。

征韓論は結局内乱と西郷の死と膨張論者の一時的敗北に終わったが、しかしこの敗退にもかかわらず、外征の主張はその後永年のあいだ日本の極右反対派の採用するところとなった。次代の膨張論者例えば福岡玄洋社創立者らは反抗の新たな技術を完成し、侵略宣伝を高度化し、(略)ついに膨張政策の目標を達成した。」
E・H・ノーマン
「日本の膨張政策」という悪の根源みたいなものがあって、それが歴史を動かしているというのはいわゆる東京裁判史観に通じる。

 「はあ?」ですね。「悪の根源」も何も「征韓論」「台湾出兵」「日清戦争」「日露戦争」「義和団事変鎮圧」「シベリア出兵」「日中戦争」「太平洋戦争」など明治維新からずーっと日本は「膨張政策」をとってきたのは「単なる事実」ですが。
 そして「東京裁判史観」ね。そんな言葉を使うのは産経のような右翼歴史修正主義者だけであり、id:noharraはまさに「語るに落ちて」います。id:noharraはやはり「日本の戦前」を詭弁で美化したい歴史修正主義者だったわけです。
 id:noharraのいう「東京裁判史観」とはどういう意味なのか、産経や「つくる会理事・三浦小太郎」同様「南京事件東京裁判によるでっち上げ」などとでもいうのか是非教えてほしい。

 自分自身の思想としてではなく、単に叩きやすいものを叩くのが好きなのだ。

 打倒北朝鮮を放言する非常識な反共主義者のあなたのことですね、id:noharraこと八木さん。自己紹介乙。

自己の発言に責任を持たなくてもよいという風潮は、止めるべきだ。

 そうですよね。昔は「安倍のおかげでウイグル人政治犯が解放された」なんて安倍をたたえたくせに今は、安倍絶賛について釈明一つなく「拉致問題を安倍は解決する気がない、安倍は詐欺師だ」と安倍非難をいいだしたid:noharraという「自己の発言に責任を持たない馬鹿者」には本当にあきれますね。
 まずは「安倍をたたえた昔の自分は馬鹿で非常識だった」ということを認めたらどうですか?(苦笑)

・J.F.ダレス曰く、戦後日本の支配戦略「日本人のレイシズム、即ち、欧米に対するコンプレックスとアジアにおいて自分たちだけが近代人なのだという差別感情を利用する。
そうすれば、日本人はわれわれに従属する一方、アジアで孤立し続ける」と
https://twitter.com/microcarpa1/status/1011457403257122816
ネトウヨ化は米国の戦略!
・「右傾化」「右翼言説」「ヘイトスピーチ」「日本の戦争責任」を叩くことで、自己の正義を確認することが何より大事である、リベサヨは、この米国の戦略を強化し続けた。

 おいおいです。米国政府高官ダレス(アイゼンハワー政権国務長官)ともあろうものがこんな無茶苦茶なことを公言するとは思えません。おそらくガセネタでしょうね。がせでないというならid:noharraは「いつ、どこで、ダレスが、誰に、どんな理由で、こんなことを言ったのか」、きちんとした証拠付きで示してほしい。
 常日頃「質問大歓迎!」と自分のブログに書いてるのだから「自分で書いたことの根拠」を聞かれてももちろん答えられますよね?。根拠レスでデマ飛ばして恥じないくずがあなただから答えられませんか?
 つうか、「ネトウヨの存在」を「日本人の愚劣さが原因」と理解せず「米国の陰謀呼ばわり」とはどれほどid:noharraも馬鹿なのか?。大体米国がそんなことを考えてるようなら、安倍の靖国参拝を「遺憾だ」といって中止させたりしないでしょう。そして河野談話(宮沢内閣)やアジア女性基金(村山自社さ内閣)などでわかるように戦後自民党の歴史も安倍のような極右オンリーではないわけです。
・それにしてもid:noharraのいう

「右傾化」「右翼言説」「ヘイトスピーチ」「日本の戦争責任」を叩くことで、自己の正義を確認することが何より大事することが何より大事である、リベサヨは、この米国の戦略を強化し続けた。

id:noharraが悪口する「リベサヨ」とは一体何者なんでしょうか?

南京事件研究者の笠原十九司
慰安婦研究者の吉見義明氏
沖縄戦研究者の林博史
・『中国の旅』『南京への道』(朝日文庫)という著書がある本多勝一
・『悪魔の飽食』(角川文庫)の著書がある森村誠一
女性国際戦犯法廷慰安婦民間法廷)の呼びかけ人の一人で「戦争と女性への暴力」日本ネットワークVAWW-NETジャパン)代表(当時)の松井やより
共産党委員長の志位和夫
社民党副党首の福島瑞穂

など是非具体的な名前を出してください。たぶん口から出任せなので出せないでしょうが。
 そして「リベサヨ」とやらがネトウヨを批判したのが悪い、だから連中が過激化した(といいたいのですよね?)ってid:noharraという馬鹿者は何が言いたいのか?。批判しないで野放しにしていればよかったとでも?
 もちろん「リベサヨ(?)」は「自己の正義を確認することが何より大事」なんてことで批判していたわけではなく「デマを容認できない」と理由で批判していたわけです。
 つうか「自己の正義を確認することが何より大事」なのは

北朝鮮や中国に非常識な悪口をするid:noharraこと八木

じゃないのか。こういう八木のような馬鹿者を「問うに落ちず語るに落ちる」といいます。
 大体このid:noharraの「むやみにたたくと逆効果(ネトウヨ批判についていえばそんなことはないでしょうが)」という理屈は反共右翼・id:noharraが激しく憎悪する北朝鮮や中国相手には適用されず、太陽政策を敵視するのがid:noharraですから全くでたらめです。

 「亀卜」が嫌なら天皇制も止めろ!。「宗教行為」とはちょっと違うだろ。
 未開なものを、嫌う人が多すぎる、リベサヨは。
NHK『「大嘗祭」関連儀式でアオウミガメの甲羅を調達へ』
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180624/k10011493151000.html

 「はあ?」です。どうも「亀卜が嫌な天皇制支持者に対する皮肉のつもり」のようですが、id:noharraにこんなことを言われた側は「はあ?」でしょう。
 こういうid:noharraのような発言は「亀卜は天皇制と密接不可分なもの」で、かつ「亀卜はすばらしいもの」という認識(もちろんそんな認識は当然の認識ではないですが)を共有しなければ成り立たない話です。「亀卜なんて天皇制の不可分の要素ではなく時代錯誤でくだらないから辞めた方がいい。亀卜否定は天皇制否定じゃない」つう「天皇制支持」の人間にとっては野原の物言いは「はあ?」でしかない。
 つうかこのNHK記事にははっきりと

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180624/k10011493151000.html
 しかし、このカメは、絶滅のおそれがあり、捕獲や国際的な取り引きが禁止されていて、どのように調達するのかが課題になっていましたが、関係者によりますと、宮内庁は、東京の小笠原諸島から調達する方針を固めたということです。

と書いてあるのですがね。つまりそういう絶滅危惧種の亀を「伝統を理由に国家機関が捕獲する事が許されるのか」つう話なんですが。亀卜が好きとか嫌いとか「サヨは未開なものが嫌い」とか言う話ではない。
 「象牙の印鑑はやめたほうがいい、象が絶滅するから」とかそう言うのと同じ話でしょう。正直、環境保護団体・グリーンピースあたりから日本政府へ「絶滅危惧種を捕獲するな!」つう批判が来るんじゃないか。
 つうかこういう話で「亀卜が嫌なら天皇制も止めろ!」といったらそれこそ「絶滅危惧種の亀を殺す亀卜なんかしないといけないなら天皇制なんか確かに辞めるべきだよ」と言い返されるだけだろう、つう事にも気づかないバカがid:noharraのようです。
 なお「宗教行為」云々つうのは「政教分離原則の話」でしょう。亀卜は「神道と密接な関係があり政教分離に反するのではないか」つう指摘もあるわけです(そもそも大嘗祭自体にもそういう指摘がありますが)。「ウヨの野原」にとっては政教分離に反しないという理解のようですが。

野原燐がリツイート
・黒岩揺光*45
 米山隆一前新潟知事 VS 橋下徹 改めて、2人のガチンコを見たが、これだけ橋下が論破されているのは過去にないだろう。芸能界や政界に太いパイプを持つ橋下を敵にしたことと、あの女性スキャンダルが全く無関係だとはどうしても思えない。

 吹き出しました。なんでこういう何の根拠もない陰謀論を唱えるのか?
 というか仮に陰謀論を唱えるとしたら橋下云々よりも「野党共闘で誕生した脱原発の米山知事をナントカ引きずり下ろして、次の選挙で原発推進の自民系知事を目指す」のほうがよほど説得力のある陰謀論でしょう。
 根拠がないのでそういう陰謀論を俺は主張しませんし、仮にそういう「陰謀(?)」があったとしても、小生は野原や黒岩某と違い、米山氏をかばう気はありませんが。例の一件は、事実無根のでっち上げでもなければ、「ハニートラップ的な話でもない」わけで、米山氏本人も自分の非を認めてるわけですからね。

野原ツイート
 江戸時代以前の日本の文化伝統に、肯定的側面を見出すことができるか?という問いに、肯定的に答えられない人が多いと思うが、それは単に教養が不足しているのではないか

 野原の言う「江戸時代以前の日本の文化伝統」て具体的に何なのか?。
 まあ、「封建道徳(武士道とか儒学とか)」ならまだしも歌舞伎、能、文楽、和歌、俳句、水墨画、浮世絵とかいった「伝統文化」を否定的に理解してる人はいないでしょう。
 そしてむしろ「国家神道(明治以降、神道を政府が国教化)」なんか大変わかりやすいですが「明治新政府が江戸時代以前の日本の文化伝統をゆがめた」つう「明治以降が問題だ」という認識の方がむしろ強いんじゃないですかね?。いや統計データとかではなくて俺のただの印象論に過ぎませんけど。

野原ツイート
 野原燐の正体を漢字4文字で表すと→【梅雨前線】
https://shindanmaker.com/492257

・正体が本名なら「八木孝三」ですし、人間性を示す四文字熟語なら「反動右翼」「破廉恥漢」「屁理屈屋」「詭弁野郎」などといったところでしょう。

野原燐がリツイート
・ノリオちゃん(大石規雄)
‏ 金正恩ディスるのに、一般の朝鮮人まで嫌がらせしたがる糞ウヨ。
 金正恩非難は差別を助長するからと、自分たちが批判の主導権を握るより、黙ることを選ぶサヨ。

 「一部のマイナーな北朝鮮シンパ左派を除いて」、どこにそんな左派がいるのか?。共産、社民など、メジャーな左派ではそんなところはどこにもないでしょう(もちろん非難が在日差別を助長しないような注意はしてるでしょうが)。左派を誹謗するのも大概にしてほしい。
 恐れ入ることに
赤旗
北朝鮮、張氏を処刑、あまりに異常かつ残忍、志位委員長が談話
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2013-12-14/2013121401_02_1.html
■主張『北朝鮮核実験強行:緊張いっそう激化させる暴挙』
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik17/2017-09-04/2017090401_05_1.html
北朝鮮弾道ミサイル発射を厳しく糾弾する:危機打開のための直接対話はいよいよ急務
2017年11月29日 日本共産党幹部会委員長 志位和夫
http://www.jcp.or.jp/web_policy/2017/11/post-768.html
などはid:noharraや大石のような「左派誹謗のデマ屋」にとっては「ないこと」になってるようです(もちろん探せばこの種の左派の北朝鮮批判はいくらでも見つかるでしょう)。id:noharraや大石は呆れたデマ野郎どもです。

野原燐がリツイート
 私の身近な支持者は、モリカケがいくら明らかになっても、「政治は綺麗事じゃない」で片付けていますね。そう言う本人は至って真面目で誠実で義に篤い人間なのに。まさに空気に流されています。

 いやそういう人間は空気に流されてるんじゃなくて「本人が狂信的安倍信者」か、「周囲が狂信的安倍信者の集まりで、しがらみがあるので同調圧力に屈してる」かどっちかでしょう(もちろん同調圧力は「空気」という曖昧な言葉で表現すべきではない)。
 もちろんそういう人間は「至って真面目で誠実で義に篤い」なんてことはありえない。その「真面目」は「自分の身内(自民党のセンセイ?)限定で真面目」「敵対者(野党支持者?)には至って不誠実」というインチキな真面目でしょう。
 まあ俺も「政治はきれい事じゃない」とは思います。でもそれはモリカケのような不正を正当化するときに使う言葉じゃない。
 「拉致解決するためには、経済支援とのバーター取引も仕方ない」などと言うときに使うべき言葉です。そしてそういう場合には「何で拉致の加害国に被害国が経済支援しないといけないのか」などと「無意味にきれい事を振り回すのが安倍信者」「単に北朝鮮たたきがしたいだけなのにきれい事を振り回すのが安倍信者」ですから心底呆れます。

http://d.hatena.ne.jp/noharra/20180621
拉致問題
私達は拉致問題における安倍総理の行動を「詐欺」と見なします。
http://serenityprayer323.blog.fc2.com/blog-entry-32.html
 まだ最初しか読んでいないのだが、良さそう。

野原燐がリツイート
・外教
http://serenityprayer323.blog.fc2.com/blog-entry-32.html
安倍総理の行動は「詐欺」
・絶対解決できない要求をつきつけることで、拉致問題の進展をストップさせておきながら、その責任を全て北朝鮮に転嫁
北朝鮮の脅威を言い立て社会全体の右傾化、米追従・憲法改正のための世論づくりに最大限に利用

 「今更、拉致問題で安倍批判か?」ですね。蓮池透さんが『拉致被害者たちを見殺しにした安倍晋三と冷血な面々』(講談社)を出版して「安倍総理は売名や改憲のために拉致を利用しただけで、本当は拉致解決をする気がないと思ってる」と批判したのは「野原ツイートから約2年半前の」2015年12月のことですが、何でid:noharraはそのときに「蓮池さんの意見に同感です」といわないで今頃こんなこと言い出すのか。全く謎です。
 あれですか、このブログ主が「元巣くう会会員」という「あなたのウヨ仲間」だからですか?。それとも、トランプや文在寅金正恩と会談し、安倍の北朝鮮強硬論にまるで説得力がなくなってきたからですか?。それとも加計森友疑惑の発覚で、「腐敗政治家」安倍が嫌いになったからですか?。
 それとも先日の李首相訪日時に安倍が李氏の北海道訪問に同行したことが「アンチ中国のid:noharra」的に許せなかったんですか?
 つうかid:noharraが紹介するhttp://serenityprayer323.blog.fc2.com/blog-entry-32.htmlの内容って

拉致被害者横田めぐみさんが生存してる保証はない。根拠レスで生存論を放言すべきでない」
拉致問題を解決するためには外交交渉以外方法はない」
「絶対解決できない要求(特定失踪者まで拉致被害者扱い)をつきつけることで、拉致問題の進展をストップさせておきながら、その責任を全て北朝鮮に転嫁」
北朝鮮の脅威を言い立て社会全体の右傾化、憲法改正のための世論づくりに最大限に利用」

つう内容で俺のブログやid:Bill_McCrearyさんブログ(https://blog.goo.ne.jp/mccreary)が以前から書いてる「拉致問題での安倍批判」とほとんど内容は変わらないんですけどねえ(苦笑)。
 http://serenityprayer323.blog.fc2.com/blog-entry-32.htmlの「拉致問題での安倍批判」をid:noharraが評価するのなら俺やid:Bill_McCrearyさんの「拉致問題での安倍批判」も「是非好意的に紹介してほしい」もんですが、まあ、id:noharraってのはけつの穴の小さい馬鹿野郎ですから、そんなことはしないでしょうね。id:noharraの「安倍のおかげでウイグル政治犯が解放された(→根拠レスのデマ)」「脱北者を日本が10万人引き受ければ北朝鮮は崩壊する(→どこで引き受けるの?)」などのバカ発言を過去、俺やid:Bill_McCrearyさんが批判したことを多分今でも恨んでるのでしょう。

野原燐
 「慰安婦」問題は、歴史認識の問題か?。戦時性暴力の問題、人権問題なのか? 私には問題設定があまりよく分からない。私はどちらかいうと前者、日本の右派*46の認識が間違っているから正さないといけない問題、と捉えている。

 「はあ?」です。「慰安婦=歴史上の事実」ですから当然慰安婦問題は歴史認識の問題です。
 また「戦時中の性暴力行為」ですからもちろん「戦時性暴力の問題」ですし、「性暴力=人権侵害」ですから、人権問題でもあります。「歴史認識問題」か、「人権問題(戦時性暴力問題)」かなんて話の仕方は明らかにおかしい。
 「文革は人権問題か歴史認識問題か」「ホロコーストは人権問題か歴史認識問題か」くらい言ってることが意味不明で愚かです。
 id:noharraはいつもながら言ってることがバカです。
 当然ながら、「性暴力」慰安婦問題に対し冷酷な人間、例えば「つくる会理事・三浦小太郎」が「脱北者女性の人身売買ガー(人身売買も性暴力です)」と言っても説得力は全く皆無です。慰安婦問題で詭弁をはく三浦が女性の人権をまともに考えてるわけもない。そんな三浦が役員を務める「守る会」に入会し、三浦を批判一つしないid:noharra河野談話支持だの、「脱北者女性の人身売買ガー」も説得力皆無でありid:noharraも女性の人権問題なんかまともに考えてないでしょう。
 単に「脱北者女性ガー」云々は北朝鮮たたきでしかないわけです。
 つうか女性の人権問題とか抜かすなら「外国ではなく」まずは日本のことを考えたらどうなのか。
 以前id:scopedog氏も指摘していましたが、米国国務省の「日本の人身売買対策」に対する評価つうのは「先進国としては」無茶苦茶低いわけです。

参考

http://scopedog.hatenablog.com/entry/20090617/1245254794
■誰かの妄想『人身売買実態報告2009年版(米国国務省作成)雑感』

■読売新聞『日本の人身売買対策は二流、外国人女性が犠牲…米国務省
【ワシントン=本間圭一
 米国務省は16日、世界約170か国での人身売買の状況をまとめた2009年の年次報告書を発表した。
 政府の対策の程度に応じ、各国を4段階に分類している。評価が最高の「1」には欧州主要国が並び、日本は上から2番目の「2」にランクされた。北朝鮮やイランは、「2監視リスト」の下で最低評価の「3」とされた。
 日本については、人身売買の犠牲者の多くが外国人女性であると指摘。仕事を求めて入国したが、渡航費用などで最高5万ドル(約500万円)の借金を背負わされ、性産業に従事させられるケースを紹介し、「ヤクザ」が売買に介入していると批判した。日本政府に法整備の強化を求めた。

http://scopedog.hatenablog.com/entry/20110629/1309357565
■誰かの妄想『6月の風物詩』

■読売新聞『日本は「人身売買根絶の最低基準満たさない国」』
 【ワシントン=中島健太郎】
 米国務省は27日、世界各国の人身売買の実態をまとめた年次報告書を発表、この中で日本について、外国人研修生制度に人身売買に近い実態が見られるなどとし、11年連続で「人身売買根絶の最低基準を満たさない国」(4段階中の上から2番目)に分類した。
 報告書は、中国や東南アジアなどの出身者が日本企業で技術を身につけることを目的とする「外国人研修・技能実習制度」について、賃金不払いや長時間労働、旅券を預かって移動を制限するなどの問題点があると指摘。
 暴力団組織が性風俗産業で外国人女性を働かせる例も取り上げ、日本政府による被害者保護の取り組みが不足していると指摘した。

 id:noharraとか三浦とか「北朝鮮の女性の人権ガー」とか言う前に日本のことを少しは考えろと言いたい。
 『日本は「人身売買根絶の最低基準満たさない国」』といわれて恥ずかしくないのか。

「性暴力の問題、人権問題」とか言いたいなら、中国で人身売買され農村の嫁に成っている脱北者の問題とかにも、取り組んでいただきたい。

 「つくる会理事」三浦小太郎のお友達・id:noharraにとって韓国政府の「戦時性暴力撲滅プログラム」はよほど精神的につらかったらしく「脱北者女性の人身売買ガー」だそうです。関係ねえだろ、ぼけ。
 正直に「慰安婦問題で韓国に非難されるのがボクつらいんです、三浦先生のお仲間ウヨだから」と自白すればいい(嘲笑)。


■全然めでたくないが北朝鮮建国70周年、マスゲームも復活(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=4709
 マスゲーム復活とはつまりは北朝鮮が「我々から戦乱を起こす気はないし、先日の米朝首脳会談で米国から戦争を起こすことも当面はないと米国を信頼している」と政治的アピールしていると言うことです。
 朝鮮半島での戦争を望まない人間なら喜ぶことではあっても悲しむことではない。

 「マスゲームをやるお金とヒマがあるのなら、経済支援は必要ありませんね*47」というのは当たり前の姿勢です。日朝交渉を行う安倍首相が言いにくいのなら、自民党*48、野党*49も、国民もそういえばいい。

 「安倍首相が言いにくいのなら」と三浦が書いてることが滑稽です。つまりは三浦は今の状況でさすがに安倍が「マスゲームをやるお金とヒマがあるのなら、経済支援は必要ありません」と挑発発言をいうわけがないと言うことをよくわかってるわけです。
 つうか本当に三浦ってバカですよね。本気で拉致その他の懸案問題を解決したいならむしろ経済支援とのバーター取引が現実的なんですよね。要するに三浦にとって一番大事なことは「打倒北朝鮮」で拉致問題にせよ、核ミサイル問題にせよ解決する気なんかないってことです。

 さらに言えば、こういう記事もマスゲームの背景として読んでおいてほしい。
朝日新聞『「マスゲーム失敗すると政治犯」』高政美さん(53)
https://www.asahi.com/articles/ASG3G66RFG3GUHBI01T.html

 「ホンマかいな?」て思いますけどね。政府批判ならまだしも、その程度のことで本当に政治犯にするのか。マスゲーム失敗なんて単に運動音痴なだけですからね。まあ脱北者なんて「北朝鮮への憎悪、敵対心」から、あることないこと言うでしょうから、これだけではとても信用できません。
 それはともかく、こういう記事を掲載する朝日は北朝鮮シンパではないわけです。当たり前ですけどね。で、そんな「北朝鮮シンパでない朝日」でも朝鮮学校無償化除外は人道的見地から批判するわけです。
 しかし、三浦も日頃、朝日に向かってあることないこと悪口してるウヨのくせによくもまあ朝日の記事なんぞ引用するもんです(苦笑)。
 さてこうした「守る会副代表」三浦先生についてどう思うかぜひ守る会平会員id:noharraこと八木孝三先生にお答えしてほしいもんです。


■産経『「日本は選挙支援やめて」 カンボジア野党NYでデモ』
https://www.sankei.com/world/news/180617/wor1806170005-n1.html

カンボジア政府の弾圧により昨年解散させられた最大野党カンボジア救国党の支持者ら数百人が16日、ニューヨークの国連本部近くで、同党を参加させない7月の下院選は不当だと訴え、日本政府に選挙支援をやめるよう求めるデモをした。
・日本語で「自由で公正な選挙を」「日本は独裁者を助けるのをやめて」などとフン・セン政権批判が書かれたプラカードや日の丸を掲げた。
 カンボジアから参加した救国党幹部のエン・チャイエアン氏は「この選挙への支援は、カンボジアの民主主義を殺すのと同じ。日本の人々は分かってほしい」と訴えた。

 三浦小太郎が役員を務める「アジア自由民主連帯協議会」はこういう問題について何一つ運動しないでしょう。彼らの目的は単に民主化を口実にした中国、北朝鮮たたきでしかないからです。


■I濱先生は「非暴力」「許しの文化*50」だの抜かすのなら、例えば、憎悪の団体に落ちぶれてしまった「拉致被害者家族会」や「岡村勲あすの会*51」をたしなめるべきではないのか。

・I濱Y子
 エクステンションセンター・八丁堀校で、一日講座をいたします。分断された紛争後の社会をどう和解させるかをテーマにします。
●演題「赦しは暴力の連鎖を断ち切るか」
日時: 8月25日13:00〜16:30
https://www.wuext.waseda.jp/course/detail/43869/

 別に家族会(拉致被害者家族会)や岡村でなくて「他の憎悪に狂った個人や団体」でもいいですが、I濱先生も「許しの文化」と抜かすのならそういう「憎悪に狂った輩(特に日本国内の輩)」を「許すべきだ」とたしなめるべきじゃないのか。
 「朝鮮学校への無茶苦茶な嫌がらせ(無償化除外)を支持するのははやめなさい」「死刑反対派への異常な悪口はやめなさい」などと、何か言うべきではないのか。まあ正直「ただのダライファン」が偉そうに、かっこつけてるにすぎない女史には何も期待してませんけど。
 まあ、家族会の場合、「親の因果が子に報い」的な「朝鮮学校無償化除外」「日本代表サッカーの試合観戦のために平壌に行くな」なんて無茶苦茶なことまで主張してますからね。「拉致と朝鮮学校の生徒は関係ないだろ」「拉致とサッカー観戦と(以下略)」と心底怒りを覚えます。
 「岡村の野郎」も「奴とお仲間」の死刑反対派への悪口は常軌を逸しています。
 ぶっちゃけI濱先生や阿部治平、id:Mukke(中澤某)ら「チベット盲従分子」の「非暴力」「許しの文化」云々つうのは単に「ダライは非暴力だし中国を許してるんですよ、偉いですね」つうくだらない内輪ぼめでしかありません。許してる人間がなぜ「敵(中国)の敵は味方」なんてくだらない考えで日本ウヨと野合するのか?。冗談じゃありません。
 ぶっちゃけI濱先生のようなくだらないチベット礼賛は日本社会にとってクソの役にも立ってない。
 いや日本だけでなくて世界のどこでも何の役にも立ってないんじゃないか。
 しかもそういうI濱先生、阿部治平、id:Mukkeら「チベットダライラマ盲従分子」がどうみても「非暴力」「許しの文化」ではない。どう見ても中国を激しく敵視している。
 そしてダライ一味も「米中国交正常化でCIAと縁切りされるまでは」CIAの支援でゲリラ戦ですからどうみても「非暴力」「許しの文化」ではない。
 こうしたチベットダライラマ一味(チベット亡命政府一味)とその盲従分子(I濱先生、阿部治平、id:Mukkeら)の「チベットは非暴力で許しの文化」という嘘八百には「モロバレの嘘も大概にしろよ!。バカ!」「くたばれよ、虚言癖野郎」「ふざけんな、手前」「オウムから1億円もらった銭ゲバの分際でダライ一味と盲従分子は調子こくな!」と心底、憎悪と怒りを覚える俺です。
 「南アのマンデラ」なんかは単純な善意ではないにせよ「許しの文化」といっていいでしょうけどね。白人への報復などしなかったわけですし。
 あるいはこれまた、単純な善意ではないにせよ「太陽政策を進めた金大中」「日本文化の解禁をすすめた金大中」なんかも「許しの文化」じゃないか。
 俺的には「マンデラ金大中>越えられない壁>ダライ」ですね。ダライなんか評価する人間の気がしれない。「マンデラ金大中」ならともかく、ダライにノーベル平和賞をやるなんて本当にふざけてると思う。
 なお、小生が問題にしてるのは「ダライ一味と盲従分子が嘘つきであること」であって「中国のチベット統治の是非」などここでは問題にしてませんので一応お断りしておきます。


■やまと新聞『「RADWIMPS」ボーカル謝罪に元SPEED今井絵理子氏「受け手の個人的な解釈により作家に釈明と謝罪までさせる社会の風潮賛成できない」
https://www.yamatopress.com/social-issues/29800/

 人気ロックバンド「RADWIMPS」の新曲「HINOMARU」の歌詞の内容が軍歌的であるとして、SNSで炎上し、作詞したボーカルが謝罪に追い込まれた件について、元SPEEDの自民党今井絵理子参議院議員が自身のブログで見解を示した。

 これだけではなんともいえませんが本当に軍歌的で戦前美化なら「SNS炎上はともかく」批判されるのも謝罪に追い込まれるのも当然のことです。いずれにせよこのロックバンドにとって、「穏健保守ならまだしも」今井だのやまと新聞だのに擁護されてもありがた迷惑でしかないでしょう。


大阪市が5月31日に拉致問題啓発チラシを配布、これに抗議する日本人がいることが私は恥ずかしい(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=4705

 5月31日、大阪市が、地方自治体としての試みとして、主要新聞に拉致問題啓発のチラシの折り込みと、小中学校への配布を行ったことを、私は高く評価したいと思います。

 むしろ俺は三浦と違い「抗議する日本人がいること」をうれしく思っています。むしろ「三浦ごときくず右翼」と意見が違うことが俺的にうれしい。三浦と意見が同じなど恥ずかしいことです。
 そもそも拉致問題は国政問題であって地方自治の問題じゃない。拉致被害者も新潟ならともかく大阪はあまり関係ない。そして拉致は啓発なんかでどうにかなる問題じゃない。日朝交渉でしか解決しない。そこは外国人差別女性差別、障害者差別と言った一般的な人権問題とは違う。
 そういう意味では俺は「領土問題」について教育現場でどうこうする、つうのにも否定的な人間です。そういうことをしても領土問題なんか解決しない。むしろ中韓ロシアへの不当な偏見を助長する恐れすらあります。
 特に「拉致啓発チラシの小中学への配布」は「政治の教育への介入」あるいは「在日生徒へのいじめや差別を助長する恐れがある」という意味で非常に問題です。しかもこういうことをやってる大阪市は「補助金不支給」という朝鮮学校差別をやってるレイシスト自治体です。なおさら問題です(以上の俺のような指摘は抗議者も当然しているようですが。一方三浦は在日を差別するレイシストにして「つくる会理事」という歴史修正主義極右のわけです)。
 そもそも維新だって本気でこれに意味があるとは思ってないでしょう。単にウヨ支持層にこびてるだけです。

 在日の子供がいじめられないためには、このような犯罪を行っているのは金正恩独裁政権であり一般の民衆には罪はないことをきちんと教えればいいだけ。

 「在日差別がある」現状の日本においてそんなことを言うのはきれい事に過ぎません。そんないじめのリスクを冒してまで学校でチラシ配布する意味が何かあるのか。そして何度も言いますがこんなチラシ配布には何の意味もないでしょう。そもそも「いじめられないための取り組み」なんて三浦らウヨ連中も大阪市もしないわけですし。
 「死刑えん罪防止は別途やればいい。えん罪の存在は死刑廃止の理由にはならない」といって死刑存続論を唱えながら、「袴田事件再審支援」などの死刑えん罪廃止のための取り組みを何もしない「一部の死刑存続派」のような下劣な物言いを三浦はしています。
 かつこの三浦の文章は「在日の子供」を「在米日本人の子ども」、「このような犯罪」を「慰安婦という戦争犯罪」、「金正恩独裁政権」を「戦前日本政府」に書き換えれば

在米日本人の子どもがいじめられないためには、慰安婦という戦争犯罪を行っているのは戦前日本政府であり一般の民衆には罪はないことをきちんと教えればいいだけ。

となり「慰安婦銅像を米国に建てると日本人のこどもがいじめられる」つう産経などウヨの「慰安婦銅像反対論」への批判になるのですが、三浦はそうした批判を支持するのか。もちろん三浦は逆に「いじめられるから銅像を建てるな」といっていたわけで全くでたらめです。
 なおお断りしておけば「在米日本人のこどもへのいじめ」は産経らウヨだけが主張していることであり、「米国政府や自治体」「現地米国メディア」どころか「日本政府」や「産経以外の日本メディア」すらその実在を認めておらずガセネタの疑い濃厚です。米国在住のコヤマエミ氏も「そんな事実は存在しない」と批判しています。

 無償化を求める会の方々が、「朝鮮学校は総連と絶縁し、北朝鮮民衆を苦しめ弾圧している金正恩政権を讃美する教育は改める」とはっきり言えば問題のほとんどは解決する。

 もちろんそういう問題ではありません。
 まず第一に俺もこうした会の方々も「教育内容に関係なく無償化除外や補助金不支給、減額は差別だという立場」「朝鮮学校のありように部外者が一定の批判はしてもいいが、最終決定権を持つのは教員、保護者と言った朝鮮学校関係者であり、どんな決定を学校がするにせよ、部外者の日本人が『改めるべきだと思う』と節度を持った批判をするならともかく、高圧的に『改めろ』などといえることじゃないという立場」です。そういう立場にある人間が「改めればいい」なんていう立場に立つわけがない。
 第二に「無償化除外」という話に限れば「朝鮮学校は総連と絶縁し、北朝鮮民衆を苦しめ弾圧している金正恩政権を讃美する教育は改める」としたところで三浦らウヨは除外を主張し続けるでしょう。連中にとっては「教育内容」云々なんて事は関係なくただ「朝鮮学校をいかなる手段をつくっても潰したいだけ」だからです。いや連中は朝鮮学校どころか韓国学校まで敵視してることは「桝添前知事の都有地の韓国学校への貸与方針」を非難し、それを白紙撤回した小池現知事を礼賛してることでモロバレです。三浦らウヨはどうしようもない在日差別者のクズです。そんな三浦を批判できない上に三浦が役員を務める守る会会員を続けるid:noharra(八木孝三)も論外のクズです。


■Action for Korea United 日本創設記念講演会 6/17(日)名古屋、6/18(月)東京、6/19(火)大阪 
http://hrnk.trycomp.net/news.php?eid=01253
 日時と場所しか書いておらず、「Action for Korea Unitedとは何か」何も書いてないのには呆れます(講師についてはチラシのPDFが貼り付けてあるのでそれを見れば解りますが。ただし講演内容はさっぱりわかりません)。どう見ても仲間内の連絡であって、広く世間に向けた広報ではありません。


■やまと新聞『米朝首脳会談目前、評論家三浦小太郎氏「スパイ防止法もなく、総連も野放しにされている状態での北との国交正常化はあり得ない」』
https://www.yamatopress.com/social-issues/29783/
 内容は
米朝会談前日に一言。偽善の平和は独裁者を助ける(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=4703
とほとんど同じです。
 野放しも何も違法行為してなかったらどうしようもないでしょう。「スパイ防止法もなく」という三浦ですが、もちろんスパイ処罰法自体は存在します。存在しないわけがない。
 単に「現状のスパイ処罰法制が三浦にとって望ましいもんでない」つうだけの話です。


米朝会談前日に一言。偽善の平和は独裁者を助ける(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=4703
 三浦もいつもながら非常識です。北朝鮮との間に戦争なんかできない、そんなことをしたら人的、経済的ダメージがどんなすさまじいものになるかわかったもんではない、つうのは当たり前の話であって「偽善の平和」なんて話ではない。
 何も「戦争はダメだ」といってるのは三浦があげつらう姜尚中*52だけではない。むしろ「戦争してもかまわない」なんてバカを言うのは三浦のような極右だけです。保守派であっても例えばメルケル・ドイツ首相などは朝鮮半島有事など支持していません。
 大体、三浦らウヨがこんなことをいうのはほぼ北朝鮮限定です。
 ミャンマー、タイ、エジプトの軍政などには何も言わないのだから全くふざけています。

 この妄想に比べたら、大東亜戦争に日本が勝利してアジアが平和で各民族が栄える共栄圏になることの方がはるかに現実性がありました。

  この妄想とは「北朝鮮の核ミサイル廃棄」「緊張緩和による南北、米朝正式国交樹立や南北統一」「北朝鮮の改革開放」「北朝鮮の漸進的民主化、自由化」などですが、誰が考えても「大東亜共栄圏」という妄想、与太より、「北朝鮮についてのさまざまな希望」のほうが現実性があるでしょう。
 というか三浦が事実上「大東亜共栄圏が妄想だ」と認めてる点が滑稽です。

 問題なのは、このような妄想的なことまではともかく、日朝国交正常化を何となく良いことでもあるかのように、また、拉致問題解決のためには必要であるかのように考えている人がたぶん外務省にも与党政治家にもいること。

 「日朝国交正常化時の経済支援約束」とのバーターで拉致被害者が帰ってきたのが、小泉訪朝と日朝平壌宣言なのに全く三浦もバカな男です。それはともかく三浦も「外務省や与党の中に三浦とは違う北朝鮮交渉派がいるであろうこと」を認めてること、そして彼らにさすがに「北朝鮮シンパレッテルは貼らないこと」が興味深い。

・なんで北朝鮮のような国と国交を結ばねばいかんのか?
・国交正常化したら治外法権の場として東京のど真ん中に置かれるのですよ。

 おいおいです。いくら何でも北朝鮮も好き勝手できるわけがないし、ならば三浦は「金大中事件を起こした朴チョンヒ時代の韓国(ちなみに犯行実行者の一人は大使館職員でした)」や「リトビネンコ暗殺への関与がささやかれるプーチンロシア」の駐日大使館をどう考えるのか?。「金大中事件を起こす国は危険だ、駐日韓国大使館の存在など認めるべきではない」「リトビネンコ暗殺への関与が疑われる(以下略)」などといっていた(いっている)のか。もちろんそうではないわけで全くでたらめです。
 例えば「リトビネンコ暗殺はロシア諜報機関の犯行の疑いが極めて濃厚」と発表し、ロシアに対し経済制裁をしている英国ですら、駐英ロシア大使館の存在は認めてるし、ロシアと断交したりはしない。
 マレーシアも「金正男暗殺事件」後も、北朝鮮との関係はかなり冷え込んだとは思いますが、北朝鮮との国交は続いていたと思います。それは英国もマレーシアも「ロシアや北朝鮮との国交継続」にメリットがあるからでしょう。国交つうのは「相手がろくでもない国だから結ばない」という話ではない。

 明確にしておかなければいけないのは、朝鮮戦争終結宣言の方向に向かうことは、独裁体制に民主主義陣営が屈服すること。

 おいおいです。「即時核廃棄でないとダメだ」レベルの主張は予想していましたが、あまりのアホ発言に呆れて二の句が継げません。
 いつまでも戦争状態にあることがまともだとでも言うのか。

*1:関東学院大学教授。個人サイト(http://www.geocities.jp/hhhirofumi/)。著書『近代日本国家の労働者統合:内務省社会局労働政策の研究』(1986年、青木書店)、『華僑虐殺:日本軍支配下マレー半島』(1992年、すずさわ書店)、『BC級戦犯裁判』(2005年、岩波新書)、『シンガポール華僑粛清:日本軍はシンガポールで何をしたのか』(2007年、高文研)、『戦後平和主義を問い直す:戦犯裁判、憲法九条、東アジア関係をめぐって』(2008年、かもがわ出版)、『戦犯裁判の研究』(2009年、勉誠出版)、『米軍基地の歴史』(2011年、吉川弘文館歴史文化ライブラリー)、『暴力と差別としての米軍基地』(2014年、かもがわ出版)、『裁かれた戦争犯罪:イギリスの対日戦犯裁判』(2014年、岩波人文書セレクション)、『日本軍「慰安婦」問題の核心』(2015年、花伝社)、『沖縄からの本土爆撃:米軍出撃基地の誕生』(2018年、吉川弘文館歴史文化ライブラリー)など

*2:第二次安倍内閣防衛大臣政務官、第三次安倍内閣防衛副大臣など歴任

*3:共同通信記者。外信部次長を務めていた1991年(平成3年)、小説『自動起床装置』(1991年、文藝春秋→後に、1994年、文春文庫)を発表、芥川賞を受賞した。また1994年(平成6年)には『もの食う人びと』(1994年、共同通信社→後に1997年、角川文庫)で、講談社ノンフィクション賞を受賞。1996年(平成8年)に共同通信社を退社、本格的な作家活動に入った。著書『ハノイ挽歌』(1995年、文春文庫)、『赤い橋の下のぬるい水』(1996年、文春文庫)、『もの食う人びと』(1997年、角川文庫)、『不安の世紀から』(1998年、角川文庫)、『屈せざる者たち』(2000年、角川文庫)、『単独発言:私はブッシュの敵である』(2003年、角川文庫)、『独航記』(2004年、角川文庫)、『いま、抗暴のときに』、『永遠の不服従のために』(2005年、講談社文庫)、『いまここに在ることの恥』、『しのびよる破局:生体の悲鳴が聞こえるか』(2010年、角川文庫)、『瓦礫の中から言葉を:わたしの〈死者〉へ』(2012年、NHK出版新書)、『水の透視画法』(2013年、集英社文庫)、『愛と痛み:死刑をめぐって』(2016年、河出文庫)、『完全版 1★9★3★7 イクミナ(上) (下)』(2016年、角川文庫)、『沖縄と国家』(共著、2017年、角川新書) など

*4:自国領(沖縄)に敵軍(米軍)が上陸することが「神機(チャンス)の到来」とは正気ではないですね。

*5:もちろんアメリカ軍のこと

*6:三浦の場合「集団自決強要などの旧日本軍の暴挙を否定すること」が目的なのであくまでも「軍の気高さ」になるわけです。軍人ではない島田叡・沖縄県知事、荒井退造・警察部長(役職は当時)のような気高さはお呼びじゃないわけです。

*7:岸内閣農林相、自民党政調会長(池田総裁時代)、幹事長、佐藤内閣外相、田中内閣蔵相、三木内閣副総理・経済企画庁長官などを経て首相

*8:池田内閣官房長官、外相、自民党政調会長(佐藤総裁時代)、佐藤内閣通産相、田中内閣外相、三木内閣蔵相、自民党幹事長(福田総裁時代)を経て首相

*9:吉田内閣蔵相、鳩山内閣通産相などを経て首相

*10:田中内閣防衛庁長官自民党国対委員長(三木総裁時代)、福田内閣科学技術庁長官、大平内閣行政管理庁長官、中曽根内閣通産相、竹下内閣外相などを経て首相

*11:大平内閣厚生相、中曽根内閣運輸相、自民党幹事長(宇野総裁時代)、海部内閣蔵相、自民党政調会長(河野総裁時代)、村山内閣副総理・通産相などを経て首相

*12:福田、中曽根内閣文相を経て首相

*13:中曽根内閣自治相・国家公安委員長自民党幹事長(海部総裁時代)、新進党代表幹事、新生党党首、民主党幹事長などを経て、現在、自由党党首

*14:吉田内閣蔵相、通産相、石橋内閣蔵相、岸内閣蔵相、通産相などを経て首相

*15:片山内閣逓信相、自民党幹事長(石橋、池田総裁時代)、政調会長(岸、池田総裁時代)、岸内閣経済企画庁長官(科学技術庁長官兼務)、池田内閣科学技術庁長官、佐藤内閣通産相、外相、田中内閣副総理・環境庁長官などを経て首相

*16:岸内閣科学技術庁長官、佐藤内閣運輸相、防衛庁長官自民党政調会長(佐藤総裁時代)、幹事長(三木総裁時代)、総務会長(福田総裁時代)、鈴木内閣行政管理庁長官などを経て首相

*17:三木の妻

*18:田中角栄首相の私設秘書の一人で愛人。

*19:岸内閣郵政相、自民党政調会長(池田総裁時代)、幹事長(佐藤総裁時代)、池田内閣蔵相、佐藤内閣通産相などを経て首相

*20:戦前は岸商工相(東条内閣)の部下として商工次官。戦後、岸とともに政界入り。岸内閣官房長官自民党政調会長(池田総裁時代)、総務会長(佐藤総裁時代)、副総裁(田中総裁時代)、池田、佐藤内閣通産相、外相など歴任

*21:佐藤内閣科学技術庁長官、田中内閣官房長官自民党幹事長(田中、鈴木、中曽根総裁時代)、総務会長(鈴木総裁時代)、副総裁(中曽根総裁時代)など歴任。

*22:実際には三木内閣副総理・経済企画庁長官

*23:鳩山内閣防衛庁長官衆院議長、自民党政調会長(岸総裁時代)、副総裁(福田総裁時代)など歴任

*24:ニクソン政権副大統領を経て大統領

*25:宏池会第二代会長。岸内閣通産相自民党幹事長(池田総裁時代)、総務会長(佐藤総裁時代)、佐藤内閣法相、衆院議長など歴任

*26:石橋、岸、池田、佐藤内閣文相、池田内閣厚生相、自民党総務会長(三木総裁時代)、衆院議長など歴任

*27:吉田内閣労働相、農林相、自民党総務会長(池田総裁時代)、幹事長(佐藤総裁時代)、佐藤内閣官房長官、田中内閣行政管理庁長官、衆院議長など歴任

*28:田中内閣労働相、福田内閣運輸相、自民党国対委員長(鈴木総裁時代)、中曽根、竹下内閣通産相衆院議長など歴任

*29:もちろん田中にとっての本命は大平ですが。

*30:村山内閣防衛庁長官衆院副議長など歴任

*31:額賀派会長。現在、竹下派最高顧問。小渕、小泉内閣防衛庁長官森内閣経済財政担当相、自民党政調会長(小泉総裁時代)、第一次安倍、福田内閣財務相など歴任。

*32:二階派会長。小渕、森内閣運輸相、小泉、福田、麻生内閣経産相自民党総務会長(第二次安倍総裁時代)を経て現在、自民党幹事長

*33:岸田派会長。第一次安倍、福田内閣沖縄・北方等担当相、第二次、第三次安倍内閣外相を経て、現在、自民党政調会長

*34:竹下派会長。第三次安倍内閣復興相、自民党国対委員長(第二次安倍総裁時代)を経て、現在、自民党総務会長

*35:公明党選対委員長、政調会長、副代表などを経て幹事長

*36:石原派会長。小泉内閣国交相自民党政調会長(第一次安倍総裁時代)、幹事長(谷垣総裁時代)、第二次安倍内閣環境相、第三次安倍内閣経済財政担当相を歴任

*37:小泉内閣文科相麻生内閣官房長官自民党選対委員長(第二次安倍総裁時代)を経て現在、衆院予算委員長

*38:麻生内閣文科相自民党総務会長(谷垣総裁時代)を経て、現在、自民党選対委員長。

*39:小泉内閣国交相公明党政調会長、幹事長などを経て現在副代表

*40:第三次安倍内閣文科相

*41:鳩山、菅内閣外相、民主党幹事長(菅代表時代)、野田内閣副総理・行革相、民主党代表代行(海江田代表時代)、代表を歴任

*42:ただし俺個人は経済支援や制裁緩和を支持する立場ですが

*43:そんなことは常識で考えてあり得ませんが。石破や石原を干す程狭量な安倍がこうした事態を黙認してないのに二階氏らを幹事長など要職のままにしておく訳がないでしょう。

*44:著書『西南戦争』(2008年、吉川弘文館歴史文化ライブラリー)など

*45:著書『国境に宿る魂:紛争の狭間に生きるカレン・カチンの若者達と同じ屋根の下で』(2010年、世織書房

*46:正確には「歴史修正主義右派」ですね。広い意味では河野洋平氏も右派(極右でなく穏健右派ですが)ですし、彼は右派でも慰安婦問題について産経や三浦小太郎のような認識ではありません。

*47:そもそもマスゲームって人力だけしか使わない「組み体操の大規模版」みたいなものだからそんなに金がかかるもんでもないでしょう。いや金がかかれば三浦のような物言いが正しいわけでもないですけど。

*48:公明党も」とか「与党も」とか書かないで「自民党も」であることが興味深い。

*49:三浦的に一体どこの野党にそんな期待をしてるんでしょうか。三浦のような「安倍信者」がモリカケ批判をしてる立民、共産、社民、自由、国民民主にそんな期待をしてるとは思えないので、モリカケ批判をしない「事実上の自民党」維新、日ころ、希望(松沢代表版)でしょうか。つうか常日頃、「野党(ただしインチキ野党の維新、日ころなどは除く)のモリカケ批判は言いがかりだ」とかぬかしてる分際で野党に勝手な要求するな、といいたい。

*50:そもそも焼身自殺は非暴力でも許しでもないし、チベット地区で過去に暴動も起こってますけどね。非暴力だの許しだの本当に笑わせてくれます(嘲笑)。

*51:最近解散しましたが

*52:著書『マックス・ウェーバーと近代』(2003年、岩波現代文庫)、『オリエンタリズムの彼方へ:近代文化批判』(2004年、岩波現代文庫)、『反ナショナリズム』(2005年、講談社プラスアルファ文庫)、『愛国の作法』(2006年、朝日新書)、『増補版・日朝関係の克服:最後の冷戦地帯と六者協議』(2007年、集英社新書)、『在日』(2008年、集英社文庫)、『姜尚中の青春読書ノート』(2008年、朝日新書)、『リーダーは半歩前を歩け』(2009年、集英社新書)、『姜尚中政治学入門』(2013年、集英社新書)、『漱石のことば』(2016年、集英社新書)、『維新の影:近代日本一五〇年、思索の旅』(2018年、集英社)など