「北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会」を笑おう・パート142(追記・訂正あり)

■やまと新聞書評『「正定事件」の検証』(峯崎恭輔著、並木書房) 三浦小太郎(評論家)
https://www.yamatopress.com/contribution/29089/
 残念ながら現時点では有料記事なので一部しか読めません*1がそのうち三浦の個人ブログ(http://miura.trycomp.net/)に転載されるのでしょう。そのときは俺に可能な範囲で三浦批判する予定です。しかしid:noharraも三浦のような歴史修正主義極右と「守る会」を通して親密交際して恥ずかしくないんですかね?
 しかし峯崎や三浦らウヨのデマは論外ですが、「正定事件」でググってもいい情報がヒットしない状況はなんとかならないのか。
 南京事件だとhttp://www.geocities.jp/yu77799/慰安婦だとhttp://www.geocities.jp/yubiwa_2007/index.htmlのような勉強になるサイトがヒットするんですけどね。著書も笠原『南京事件』(1997年、岩波新書)、『南京難民区の百日:虐殺を見た外国人』(2005年、岩波現代文庫)、『南京事件論争史』(2007年、平凡社新書)や吉見『従軍慰安婦』(1995年、岩波新書)、『日本軍「慰安婦」制度とは何か』(2010年、岩波ブックレット)のような入手しやすい著書があるのに。


ラグタイムララバイ(三浦小太郎)のアマゾン書評『クロイドン発12時30分』(クロフツ

 私は正直、それほどミステリ、推理小説のファンではないのですが、中学生時代に子供向けの本で読んで以後、30代で文庫を買い、今でもよく読み返しています。犯人の心理がとてもよく伝わってきて、会社を守りたいというよりも、むしろ恋人をつなぎ留めたいという意識、あと、ちょっとは、社員を守りたいという意識が、金を持っているくせに支援をしない叔父を許しがたく思って殺人に至る。そのあたりがすごく説得力あるし、青酸カリを買うシーンとかもリアル。そして、裁判での、希望を持ったり絶望したりの繰り返し。どこか憎めない気弱な経営者が、ちょっとしたきっかけで殺人を、しかも不器用に犯してしまう。そんな矮小な人間のドラマとしても読めます。

 この三浦の文章を読んで「俺が連想した」日本の推理小説作家「松本清張」を連想した方も多いでしょう。
 「平凡な人間が殺人を犯し、しかし破滅する」「殺人に至るまでの心理描写に力が入ってる」つうのはもろに清張でしょう。
 ウィキペ『クロフツ』の

 クロフツ作品に共通して言えることは、探偵(フレンチ警部)が決して天才的ではなく、地道に捜査を続けていく「足の探偵」ということである。それゆえ、クロフツの小説は「リアリズム推理小説」と呼ばれることがある。

というのも清張を連想させます。小生はクロフツを読んだことがないので実際どうか知りませんが。しかし三浦がここで清張の名前を出さないのってやはりあの男が「政治的にはどちらかと言えば自民党批判派」であるだろう清張が嫌いだからでしょうか。
 なお、清張と言えばメインは『砂の器』『点と線』(新潮文庫)などのミステリですが

歴史小説
西郷札』、『或る「小倉日記」伝』(新潮文庫*2など
■古代史
『古代史疑』(中公文庫)など
近現代史
『日本の黒い霧』、『昭和史発掘』(文春文庫)など

と幅広い芸風の作家です。


■「パッチギ2」批判。公開直後に書いた文章です。たぶん没になった原稿なので不憫なので公開(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=4641
 ここでの三浦の「パッチギ! LOVE&PEACE(三浦のいうパッチギ2*3)」についての悪口雑言については、俺が「パッチギ! LOVE&PEACE」を見てないので特にコメントはしません。
 気になるのは一体どこの雑誌が三浦に原稿を頼み、しかし没にしたのかつうことです(三浦を信じれば依頼原稿のようですが)。
 普通の映画雑誌(例:キネマ旬報)なら悪口雑言しかしないような映画評は「監督とのその後の人間関係を考え」没にするかもしれません。とはいえ映画評論家でもない三浦に映画評執筆を頼む雑誌があるとも思えません。
 そうすると「日本の韓国植民地支配問題を批判的に取り上げたらしいパッチギ! LOVE&PEACE」に反感を感じるウヨ雑誌(例:産経・正論、PHPボイスなど)か。しかしウヨ雑誌なら没にしないでこのまんま掲載しそうですけどねえ。
 まあウィキペ「パッチギ! LOVE&PEACE」によれば公開当時から週刊文春だの産経だので「三浦の同類のウヨ文化人から反日だの自虐だのと悪口雑言されていた」ようですね。三浦の文章も「ご都合主義的なところがある」などといったテクニカルな批判、娯楽面での批判もないわけではないですが、奴が一番言いたいことも要するに「反日だの自虐だの」でしょう。


黒田勝弘*4の「隣国への足跡」(角川書店)に描かれた朝鮮人学徒兵(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=4638
 黒田や三浦の主観はよくわかりませんが、彼らが紹介する

 韓雲史氏は、突然立ち上がり叫びました。
「小磯*5総督に一言お尋ねします。小磯総督は、我々が出征したのち、朝鮮2500万の将来を確実に保証しうるや否や、明確な返答を願います。」
 それに対し小磯総督はただ一言応えました。
「そのようなことを疑っているものは、皇国臣民としての訓練がいまだ足りず、というべきである。」
 その後、小磯総督は何事もなかったかのように演説を続けましたが、韓氏は憲兵につまみ出され、地下室に連れていかれました。「大変なことをしてくれたな」「死刑になる覚悟があるんだな」と脅す憲兵に対し、氏は「正直でありたかったからであります。ここにきているみんなの胸を開いて聞いてみれば、わかると思います」とのみ答えた。
(中略)
 総督は、演説中発言した韓雲史氏を始め「みんな許す」と、一切罰することも批判することもありませんでした。韓氏も始末書を書かされましたが、その後、兵士として入隊しました。

つう話は明らかに朝鮮人差別ですね。
 朝鮮人が差別されてるからこそ韓雲史氏はこういう発言をし、それに対し「図星を指されたからこそ」、小磯は明確な返答ができず、「そのようなことを疑っているものは、皇国臣民としての訓練がいまだ足りず、というべきである」と言ってごまかしたし、憲兵はその後脅すわけです。
 黒田や三浦は「小磯は韓雲史氏を処罰しなかった」といって美談にしたいようですが「みんな許す」で、始末書ですからね。
 そもそも「みんな許す」といって恩に着せることなのか、あるいは始末書書かせることなのかって話です。


ツイッターいろいろ

■明戸隆浩
 朝鮮総連本部銃撃事件に対する対応要請の署名です。今月いっぱいで集約という話を聞いたので、タイミング逃している方はお早めに。
■「朝鮮総聯中央本部への銃撃事件にたいして私たちは抗議の意を表明し、日本政府に厳正な対応を求めます」
・私たちは政府にたいして、以下のとおり、今回の犯罪行為に厳正に対応することを強く求めます。
1.今回の事件を非難する声明を直ちに公表すること
2.今回の事件をヘイトクライム事件として捜査し、差別的動機が認められる場合には厳罰を科すこと
3.排外主義団体によるヘイトクライム再発の防止
4.人種差別禁止法およびヘイトクライム法の制定
2018年2月28日
・外国人人権法連絡会
・移住者と連帯する全国ネットワーク
・人種差別撤廃NGOネットワーク
・のりこえねっと
ヒューマンライツ・ナウ

 コメントなしで紹介しておきます。


アジアン・リポーターズ
■まともな経済政策をする政治家が安倍総理以外にいない
http://asian-reporters.com/matomokeizaiabeshinzo/
■森友問題 支持率下がっても他に変わりがいない
http://asian-reporters.com/nikkantairenkei/
 こういう文章を未だに書ける人間は度しがたいバカとしか言い様がありません。こういう人間が巣くう会界隈にはゴロゴロしてるのだから、拉致敗戦も当然と言うべきでしょう。
 そもそも多くの国民が「他に代わりがいる(その代わりが誰かはひとまず置きます)」と思い始めてるから支持率が下がるわけですし、その認識は正しいでしょう。つうか高かったことの方が異常です。やっと正常化しつつあるわけです。
 野党支持者(その場合、首相希望は最大野党・立民代表の枝野氏*6ですかね)はもちろん、自民党支持者だってまともな人間なら「安倍じゃなくて岸田*7政調会長や石破*8元幹事長、石原*9元幹事長とか他の人間の方がいいんじゃないか」と思ってるでしょう。「安倍以外にタマがいない」なんて野党に失礼以前に自民党に失礼です。
 今時ここまで安倍にのめり込んでる奴は安倍信者以外いないでしょう。どう見ても異常な安倍キチガイですがご本人「客観的な評価に過ぎない、私は安倍ファンじゃない」と強弁するから噴飯物です。 


■アジア自由民主連帯協議会『第32回主催講演会「消されゆくチベットの今をどう救うか(チュイ・デンブン氏)」講演録』
http://freeasia2011.org/japan/archives/5388

 今年のこの2018年は、チベット暦では2145年となります。
(中略)
 この2145年は、我がチベットの指導者ダライ・ラマ13世が再びチベットは独立国家であることを国際社会に宣言*10して105周年を迎えた年でもあります。
 この2145年間の間に我がチベットは中国の一部になったことは一度もありません。我がチベットのいまの現状も中国の植民地であって、中国の一部ではありません。

 「チベットは独立国だったのに中国に侵略されて植民地になってる」つう主張の是非はひとまず置くとしても「えーと、何、独立目指すの?。ダライ亡命政府がダラムサラで『独立は求めない、自治権の実質化を、充実を中国政府に求めてるだけだ』といってることとチュイ・デンブン君の主張の関係はどうなってるの?。ダライ亡命政府の主張に反対するの?」ですね。
 そこははっきりさせていただかないと。そこをあいまいにすれば中国からは「ダライ一味のチュイ・デンブンという輩が日本ウヨ相手にチベット独立を主張してる。ダライの独立する気ないというのは要するに嘘やろ。そんな嘘つきとはわしら中国政府は交渉せえへんから」と言われてしまうでしょう。

 現在、世界で唯一植民地を持つ国は中国だけであり

 植民地の定義にもよりますが例えば「フランスが核実験やったタヒチは植民地と違うの?」「お前、タヒチ住民の前でタヒチは植民地じゃないっていえるの?」ですね。
 小生はタヒチぐらいしか知りませんが他にもあるんじゃないか。
 この種の人間は、日本ウヨの前で中国に悪口すると気持ちがすっきりするのでしょうがでたらめな発言はいけません。

 今年のこの2018年は、我々チベット人にとって、1950年の中共政府による軍事侵略と非合理的及び非合法的ないわゆる「17条協定」を強要されて68年目

 「脅されて結んだ*11から17条協定は無効」というチュイデンブン主張に日本ウヨが賛同するなら、「韓国併合は日本が韓国皇帝を脅して結ばせたから無効、皇帝が日本の要求を断ってたら閔妃(明成皇后)みたいにマジで暗殺されかねなかった」という「韓国で有力な主張」に賛同べきでしょうがもちろん日本ウヨにそういう論理一貫性はありません。
 「日本が脅して結ばせたものは有効、中国が脅して結ばせたものは無効」なんて常識人には恥ずかしくていえるもんではありませんが。

我々600万人のチベット人は、我がチベットの象徴であり、国家元首であり、聖なる師として慈悲と非暴力の教えを説いてきたダライ・ラマが亡命先のインドで年を取り、亡くなっていくことを耳にしたくありません。

 既にダライラマ国家元首の地位を辞めていたと思うのですが?。ただの宗教的権威じゃなかったんですか?

 我がチベットの現状は、今から52年前に起こされた中国の文化大革命の時代と全く変わりはありません。

 さすがに文革時代とは違うでしょう。誇張すれば同情してもらえると思ったら大きな間違いです。

 1980年代には、いわゆる「改革開放」政策とパンチェン・ラマ10世の努力のお陰で、我がチベットにも明るい未来が訪れて来たかのように見えました。つまり、チベット人母語となるチベット語による教育も認められ、チベット人の仏教に対する信仰も認められたのです。これによってチベット人の人材も急速に増え、破壊された多くの仏教施設も再建され、チベット文化が再び活気を取り戻すようになりました。
 しかし、1990年代に入ると、中共政府は、そうしたチベット文化の復活を恐れたかのように再びチベット人及びチベット文化や言語に対する弾圧を強めるようになりました。
(中略)
 例えば、1980年にパンチェン・ラマ10世が自ら名誉校長となって建立した青海民族師範専門大学は、1989年のパンチェン・ラマ10世の死と共に中共政府の政策によって廃校の危機に直面し、2004年頃には事実上廃校され、学生や教員などは中国人のみが通う青海師範大学に編入されました。

 こうした指摘が事実としてそうした変化をどう理解すべきか興味深いところです。
 しかしこの種のチベット人主張に「賛成してる」と抜かす日本ウヨが「韓国学校朝鮮学校の民族教育敵視したり」、「小野寺まさるのアイヌ誹謗を黙認したり」するんだから「手前らチベットネタに中国たたきしたいだけじゃねえか!。民族教育や民族文化は大事とか寝言も大概にしろ」といいたくなります。
 中国にどうこう言う前にまず日本の少数民族教育でしょう。中国に限らず外国のことなんか基本我々、日本人はほとんど何もできないけど日本国内のことはいろいろできるわけですから。
 以前本多勝一氏が冗談半分でしょうが「米国、旧ソ連、中国にある少数民族自治区がない日本が、自治区が一応あるこれらの国に批判なんかできるもんじゃない。まずアイヌ自治区でもつくるべきじゃないか」といってた記憶がありますけど同感ですね。まあ、仮に北方領土が今のまま戻ってきたら「ロシア人自治区つくらないと行けない」つう問題もありますし。

 2009年から今月の7日までに152人のチベット人中共政府の圧政に対して焼身抗議し、そのほとんどが命を落としています。この152人が求めていたのは、「ダライ・ラマ王の帰還」や「チベットの自由」「チベット語チベット文化の自由と保護」「チベットの自然環境の保護」などの声でした。

 いい加減そう言うことは辞めてほしいですね。自殺しても何がどうなるわけでもない。

 中共政府は、この焼身抗議を「テロ」と呼んで非難しています。しかし、彼らは、その焼身抗議で他の人を一人でも殺していません。彼らは、その焼身抗議で他の人に害を加えたことも一切存在していません。彼らは、その焼身抗議で建物や交通機関などにも一切の損害を与えていません。そのようなすべての他に対する完全な非暴力の焼身行為を「テロ」と言えるのでしょうか。

 冗談も大概にしてほしい。焼身自殺なんかやらかして周囲にパニックを与えることは立派にテロでしょう。つうか「要するに社会に不安を与えるために焼身自殺してるんだろ!」と問い詰めたい。
 大体、この理屈だとたとえば日本でアレ欧米でアレどこであれ、原発*12の前で抗議の焼身自殺することも非暴力なんでしょうか。まあそんなことする人はいないでしょうし、いなくて結構なんですが、そういう事件が起こったとしてチベット焼身自殺を美化する馬鹿野郎どもも決して「非暴力の抗議」なんて美化はしないでしょう。

 今から55年前の1963年のベトナム戦争中に、ティック・クアン・ドックと言うベトナム人ベトナム戦争に抗議し、大勢の前で焼身しました。

 いや、だからそれ意味あるのかって話です。
 俺もその種の人間としてはアリス・ハーズとか由比忠之進とか知ってますけど、彼らの思いを真摯に受け止める必要はあるにせよ美化したらだめでしょう。米国政府も日本政府(佐藤内閣)も彼らの自殺なんか無視してベトナム戦争を実行ないし政治的に支持したわけです。彼らの自殺は結果的には全く無意味でした。
 ドックの自殺にしても

■ティック・クアン・ドック(1897年〜1963:ウィキペ参照)
 ベトナム人僧侶。1963年6月11日、当時の南ベトナムのゴ・ディン・ジェム政権(なお、ジェムはカトリック教徒)が行っていた仏教徒に対する高圧的な政策に抗議するため、サイゴン(現・ホーチミン市)のアメリカ大使館前で自らガソリンをかぶって焼身自殺した。ジェムの弟で大統領顧問・秘密警察長官であったゴ・ディン・ヌーの妻マダム・ヌーは、アメリカのテレビインタビューでこの事件を「あんなのは単なる人間バーベキュー」「反米運動にアメリカ製ガソリンを使うなんて矛盾してる」「今度同じ事をするならガソリンとマッチを進呈する」と放言し、それが全世界に報道されたため、南ベトナム国内や米国だけでなく全世界の顰蹙を買い、国民のジェム政権への反発をいっそう高めた。同年11月にはズオン・バン・ミン*13大統領軍事顧問による軍事クーデターが発生し、ジェムおよびヌーは決起部隊に殺害された(マダム・ヌーは国外亡命)。

ということで大いに南ベトナムの評判を落としはしましたが、自殺それ自体に意味があったといえるのか。
 つうか、まあ日本ウヨ連中(アジア自由民主連帯協議会)も良くこういう話を聞けますよねえ。日本ウヨ連中っていつベトナム反戦の立場に変わったんだと聞きたくなります。厚顔無恥つうか何つうか。
 まあどうせ「左派はアリス・ハーズとか美化してるはずだ、だから彼女らを持ち出せば、チベット焼身自殺も俺たちと一緒に美化するはずだ」「俺たちはベトナム戦争反戦の立場じゃないがそんなん関係ない」つう汚い算段しかないでしょうけど。
 少なくとも俺は焼身自殺なんかアリスや由比も含めて美化なんかしませんよ、冗談じゃない。

 ドイツのベンツは、ダライ・ラマ法王14世の「あらゆる角度から状況を見れば、もっとオープンになれる」と言う言葉を広告に使ったことについて中国人の批判を受け、「酷く誤った情報」を引用して、「中国における当社の社員を含む中国国民の感情を傷つけた」と中国に謝罪しました

 そりゃ中国、チベット関係を考えればこうなるでしょう。
 是非はともかくまさかこれは「うっかりミスとは到底いえない」と思ったので小生「ベンツって確信犯?」と驚いたのですが、抗議されたら謝罪したのでさらに驚きました。「え、こうなることを全く予想してなかったの?。ベンツほどの大企業が?」と。

 中共政府は、本当に「民族平等」を「社会主義の核心的価値観」として考えているなら、我がチベットに対する封建的で植民地的な支配をやめてほしい。

 というのがチュイデンブン氏の結論のようです。独立を望むかのような発言が所々あることを除けばまあ、ウヨ団体「アジア自由民主連帯協議会」に招かれての講演とはいえ、それほど非常識でないまともな結論とはいえるでしょう。


■酒井信彦『新聞の「シナ・ポチ」ぶり』(月刊日本2018年3月号)
http://sakainobuhiko.com/2018/03/post-317.html

 日本でも、『中国の移植犯罪 国家による臓器狩り』(2013年、自由社)、『中国臓器狩り』(2013年、アスペクト)と言った著作が出版されているが、ほとんど注目されていない。
 最近、中共の臓器移植問題を憂慮した日本人が、この問題に取り組む組織をたちあげた。それが「中国における臓器移植を考える会」である。1月23日に、参議院議員会館で発足式が行われた。
(中略)
 しかしこの発足会を報道したのは、産経新聞のみであった。
(中略)
 朝日・毎日・読売・日経の各紙は、完全に沈黙を決め込んだようである。日本の新聞の、犯罪的なまでの「シナ・ポチ」ぶりが良く表れている。

 そりゃ話の真偽が怪しいですからねえ。中国にこびてるとかおびえてるとか言う話ではない。


高見順*14が紹介する、戦時下の庶民の声(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=4634
 庶民の声もいろいろでしょう。そもそもここで三浦が紹介する庶民の声とは

昭和20年7月23日、新聞に載った一庶民からの投書

です。当然ながら「戦時中」にそんなところに政府批判や厭戦反戦といった投書は載るわけがない。いつもながら三浦の詭弁、強弁には呆れます。
 まあ読まないとなんともいえませんが高見の日記はさすがに三浦の詭弁ほど酷くないんじゃないですかね。自分の詭弁を正当化するために高見という権威を持ち出す三浦も論外のクズです。


■「スリーパーセル」などという前に、簡単な在日朝鮮左派運動史のおさらいを(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=4630

 朝鮮学校を建てまくってそこで占領軍とも日本の文部省とも関係ない教育を始めたら、占領軍としてもこれはえらいことになったと思ったわけです。

 民族教育を公然と敵視する暴言を吐ける三浦も相当のクズですね。三浦のようなクズと付き合えるid:noharraこと八木孝三には改めて呆れます。

ある種の独裁体制と言論弾圧萩原遼さんは追い出すとかね)

 「他の除名はともかく」少なくとも萩原の除名について言えば言論弾圧だの独裁だの言う話ではありません。
 「日朝平壌宣言廃棄を主張しない日本共産党北朝鮮に甘い」なんて暴言をはく萩原が除名されるのは当然の話です。

 民戦が朝鮮戦争時に行動を起こしたように、北朝鮮が米軍の後方基地である日本国で、拉致や工作ではなく、公然たる武装行動を起こすとしたら、朝鮮半島において戦争が勃発した時です。

 ばかばかしい。朝鮮半島で戦争が起こる可能性はほとんどない。というか起こしてはいけませんが、仮に起きたところで三浦の言うような武装行動なんかおきるわけがないでしょう。
 まあ三浦もそんなことは解った上でのデマ放言でしょう。三浦のクズさとそんな三浦と付き合えるid:noharraのクズさには呆れます。

その意味では、朝鮮総連は「予防的な意味で」解散させる必要はあります

 ばかばかしい。「破防法なかたちでの」朝鮮総連解散などできるわけもないし、すべきべきでもない。

 このようなテロや工作活動を本当に防ぐためには、一番簡単で確実なのは、あの独裁体制を倒してしまうことなのです。

 そもそもそのようなテロ行為など日本国内で起こる可能性はないし、一体どうやって「北朝鮮体制を倒す」気なんでしょうか。


■日本は軽々しく「核査察の初期費用を出す」などと約束してはいけない(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=4627
 「北朝鮮が核査察を受け入れると言ってないのに」「日本が初期費用を出してくれと誰も言ってないのに」「拙速だ」という三浦ですが、まあ、「北朝鮮が核査察受け入れを決め、また米韓露中4カ国から面と向かって費用負担を日本が要望されても」三浦は「要望を断れ」というでしょうから「拙速だ」なんてのは全く下手な言い訳です。
 そして三浦の言うように今日本が何もやらなかったら、「南北&米朝首脳会談がどうなるか」はわかりませんが、状況によっては日本は全く発言力を失うことになるでしょう。

保守派の中では河野外務大臣への評価が高まっている

 三浦が河野太郎*15を評価する理由は慰安婦問題での「安倍寄りの右翼的な態度」ですかねえ。親子は別人格とはいえ息子・太郎が父親・洋平*16元外相の業績「河野談話」を踏みにじるのは見ていて痛々しいものがありますね。


■産経『タイ軍政に学生ら抗議 総選挙や独裁中止要求』
http://www.sankei.com/world/news/180310/wor1803100057-n1.html
 自称「アジアの民主化を目指す団体」、実際には「中国、北朝鮮を悪口するだけの極右団体」
■アジア自由民主連帯協議会
http://freeasia2011.org/japan/
はタイ軍政には全く無関心な訳で心の底から呆れます。せめて「アジア」なんて肩書きではなくて例えば「北東アジアや東北アジア(日本、中国、南北朝鮮、モンゴル)」とでもしたらどうなんですかね。


■「時事評論石川」に掲載した「反近代の英雄 西郷隆盛その栄光と悲劇」について、ちょっと文章を書き直しましたので再掲載します(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=4623

 私はどう考えてもあの赤報隊というグループが、右翼や民族主義の団体だったとは思えません

 いやいや「朝日を反日呼ばわりして襲撃する(226事件青年将校野村秋介もやったことですが)」「幕末の赤報隊について知識がある」なんてウヨ以外に誰がいるのか。
 「名前も名乗らない卑怯者はウヨとは思いたくない」てじゃあ「名前を名乗らなかった刀剣友の会」はウヨじゃ無いのか。
 「自分たちの犯行であることを認めず*17、『中国側の犯行』に偽装して張作霖爆殺や満州事変を実行した河本大作や石原莞爾板垣征四郎*18」は三浦的にはどう評価されるのか。
 つうかそもそも名前名乗るとか名乗らないとかそういう話じゃないでしょうに。
 名前名乗ったから、515事件(犬養首相暗殺)、226事件(斎藤*19内大臣、高橋*20蔵相ら暗殺)、浅沼稲次郎社会党委員長暗殺、三島事件、「野村秋介河野一郎*21宅放火、経団連立てこもり」などといった過去のウヨテロは三浦的に肯定できるのか。

 あのような行動は朝日新聞への批判にも何にもならない、単なる人殺しです。

 まあここだけ取り出せば正論ですが、「加計森友はフェイクニュース」なんてデマで朝日を誹謗する三浦がそんなこと言っても説得力は皆無です。三浦だと「正当な言論」と強弁するのでしょうが。
 つうかそういうことを言うなら三浦は赤報隊事件を事件発生当時きちんと批判したのか。あるいは、加藤紘一*22自民党幹事長宅のウヨによる放火を茶化した稲田朋美*23をきちんと批判したのか、つう話です。まあ、三浦のことだからそんなことは何もしてないでしょうが。

 朝鮮総連に銃弾を撃ち込んだ事件も、何の意味もない行為で、あえて言えば結果的に総連を利するだけです。

 おいおいですね。だったら事件直後に三浦が幹部、役員を務める守る会で「会として批判声明、抗議声明」でもとっとと出したらどうなのか。なぜいつまで経ってもそうした会としての批判声明が出ないのか。この三浦の駄文にしても事件直後ではないし、三浦が本心では総連銃撃事件のことなどよくて「どうでもいい」、下手すりゃ「総連ざまあみろ」と思ってることは見え透いています。結局「何でああいう事件を三浦さん、あんた批判しないのよ」と誰かにいわれて慌てて、ごまかしに走ってるだけでしょう。まあ、ごまかそうとしたところで三浦がゲス右翼であることはもろばれですが。
 つうか「総連を利する」とかそういうことじゃなくて「人命が大事」「テロが横行すれば自由な言論が阻害される」つう話じゃ無いのか。「人命が大事」「テロが横行すれば自由な言論が阻害される」つう話を三浦がしない当たり、まさに「お里が知れる」「語るに落ちる」という奴でしょう。


村上一郎大塩平八郎(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=4620
 「村上一郎」といっても「例のテログループ・刀剣友の会の首謀者」ではなく「同姓同名の別人(作家)」です。
 ただしウィキペ「村上一郎」の

・1975年に武蔵野市の自宅で日本刀により頸動脈を切り自殺。享年54歳。
・『北一輝論』(1970年、三一書房→1976年、角川文庫)は三島由紀夫に高く評価された。二・二六事件を肯定する面では三島と同様だが、二・二六事件の失敗を前提にする三島と異なり、二・二六事件がもし成功したら*24歴史は変わっていたと肯定論を主張した。

を読む限りどうも右翼作家のようですね(まあ、右翼・三浦が評価する人間ですしね)。
 まあ、三浦ら「拉致右翼」にとっては「作家・村上一郎*25」はともかく「刀剣友の会村上一郎」の名前など思い出したくもないのでしょうがそれはさておき。
 安倍の「加計森友疑惑」を容認するような三浦がよくもまあ「貧困に苦しむ民衆を無視した大阪のコメ商人の不当なコメ買い占めと、それを容認する大坂町奉行が許せず武装蜂起した大塩を評価する」なんてことが恥ずかしげも無くいえるもんです。
 三浦が本当にそういう人間なら安倍の疑惑など到底容認できないでしょう。
 しかしid:noharraこと八木孝三もよくもまあ三浦のような人間のクズと交際できるもんです。

 命を懸けてする行動というものは、必ず何かを残す。

 「大塩の反乱行為」を「薩長の西郷、大久保、木戸などの倒幕運動のさきがけとなった」と評価する村上氏とそれを評価する三浦です。
 しかし村上氏はともかく、三浦の文には吹き出しました。ウヨの三浦には是非

・愛国の思いから前韓国統監・伊藤博文を暗殺した民族活動家・安重根
・朴チョンヒに暗殺されかけ、また全斗煥によって光州事件首謀者として死刑にされそうになった金大中氏(後に韓国大統領)

などといった「命をかけた人々(ただし三浦とは敵対的な立場の人々)」についてどう思うのか聞きたいもんです(例は安重根金大中氏でなくてもいいですが。「大逆事件幸徳秋水」「関東大震災の混乱の中で軍に虐殺された大杉栄伊藤野枝」「右翼テロに倒れた戦前の代議士・山本宣治」「特高警察に虐殺された左翼作家・小林多喜二」「右翼テロに倒れた浅沼稲次郎社会党委員長」「朝日新聞襲撃事件で殺害された朝日記者」「亡命先のメキシコで暗殺されたトロツキー」などでもいいでしょう)。
 まあ三浦のことですから金大中氏や安重根については「反日」だの「犯罪者」だのろくな評価はしないでしょうが。とはいえそれいったら三浦らウヨが大好きらしい大塩平八郎にせよ「桜田門外の変の水戸浪士」にせよ「西南戦争西郷隆盛」にせよ「三島事件三島由紀夫」にせよ、暗殺や内乱、拉致監禁事件を起こした犯罪者なんですが(苦笑)。
 それはともかく、もちろん安重根の韓国での影響は「日本での大塩など比べものにならないくらい」でしょうね。

参考

http://www.sankei.com/world/news/170809/wor1708090066-n1.html
■産経『韓国北部で伊藤博文を暗殺の安重根像を設置 習近平国家主席が製作を指示』
 韓国北部議政府(ウィジョンプ)市の駅前の公園に、初代韓国統監の伊藤博文を暗殺し死刑となった安重根(アン・ジュングン)の銅像が9日までに設置された。中国から贈られたもので、韓国メディアによれば製作は習近平国家主席の指示によるものという。

【追記】
 なお、以上の文のうち

 安倍の「加計森友疑惑」を容認するような三浦がよくもまあ「貧困に苦しむ民衆を無視した大阪のコメ商人の不当なコメ買い占めと、それを容認する大坂町奉行が許せず武装蜂起した大塩を評価する」なんてことが恥ずかしげも無くいえるもんです。
 三浦が本当にそういう人間なら安倍の疑惑など到底容認できないでしょう。
 しかしid:noharraこと八木孝三もよくもまあ三浦のような人間のクズと交際できるもんです。

http://d.hatena.ne.jp/noharra/comment?date=20180301#cにもコメントしましたが、id:noharraは小生のコメントを削除したあげく

村上一郎」は三浦とか関係ないし。

だそうです(苦笑)。

http://d.hatena.ne.jp/noharra/20180301#c
 言説の中身はどうでもとにかく主張を重ねさえすれば効果を生むことができるとする思想。
 言い訳しているようだが、話のすり替えしかできていない。

てのはまさに「俺に対するid:noharraの振る舞い」にこそ見事に該当しますね。こういうのを俗にブーメランと言います。


id:noharra(八木孝三)記事『外国旅行の自由』
http://d.hatena.ne.jp/noharra/20180201

『近代という時代のもっとも大きな特徴のひとつは、人々が自由に移動しうるということです。いかなる理由があれ、人々の自由を認めない国・制度は、その国・制度がいかなる名称で呼ばれようとも、前近代的国家、前近代的体制、すなわち、封建的、絶対主義の国家・制度といっていいと思います。』
林誠宏*26

 なるほど、なるほど。
 ここでもっぱら林誠宏(はやし・まさひろ?)氏、および林氏を支持するらしい「id:noharraこと八木孝三センセイ」が批判してるのは「トランプ米国の一部移民入国拒否」や「中国の一部反体制派入国拒否」などではなく「北朝鮮の出国拒否処分」ですが、この理屈だと「拉致問題を理由とした制裁」という理由で「一部の朝鮮総連関係者の外国(北朝鮮)旅行」を禁止*27している安倍政権統治下の日本国は

 近代という時代のもっとも大きな特徴のひとつは、人々が自由に移動しうるということです。いかなる理由があれ、一部の朝鮮総連関係者の移動の自由を認めない安倍政権下の日本国およびその制度は、その国・制度がいかなる名称で呼ばれようとも、前近代的国家、前近代的体制、すなわち、封建的、絶対主義の国家・制度といっていいと思います。

なんでしょうか(つうか「一部朝鮮総連関係者」とは違い「禁止」では無く「自粛要請(無視しようと思えば一応無視できる)」とはいえ、我々一般日本人も「北朝鮮への旅行は避けるよう」要請されていますがそのあたりは「id:noharraこと八木センセイ」的にはどうですか?)。
 それとも「反朝鮮総連分子、反北朝鮮分子id:noharraセンセイ」としては、「ただしイケメンを除く」ならぬ「ただし朝鮮総連関係者を除く」「ただし北朝鮮シンパ(?)を除く」で「日本政府の一部総連関係者への外国(北朝鮮)旅行禁止措置は問題ない!」「日本政府の一般国民への外国(北朝鮮)旅行自粛要請は問題ない!」んでしょうか。是非教えてください。

脱北者のことを(何も知らないからか?)金正恩一派と同一視し」できる限り日本への再入国を認めないのが正義だと思っている。酷い!
(中略)
 出自が朝鮮であれば皆同じで差別しても良いと感じてしまうのだろうが、それが間違いであるのは考えればわかるはずだ。なんとも言いようがない。

と書いている「id:noharraこと八木センセイ」ですが

・安倍政権は「朝鮮総連関係者を金正恩一派と同一視し」できる限り日本への再入国を認めないのが正義だと思っている。酷い!
 所属が朝鮮総連であれば皆同じで差別しても良いと感じてしまうのだろうが、それが間違いであるのは考えればわかるはずだ。なんとも言いようがない。

と思ってるんでしょうか、どうなんでしょうか?
 いやそもそも「金正恩一派と同一視」も何も「金正恩一派との関係性」に関係なく「日朝間の自由交流があるべき姿」と思いますが、「id:noharraこと八木センセイ」はそのあたりどう思ってるんでしょうか?
 「id:noharraこと八木センセイ」は

http://chosonsinbo.com/jp/2016/03/15suk-3/
■対朝鮮独自「制裁」措置の即時撤回を要求/日本の団体、人士が声明、談話を発表
 在日朝鮮人の祖国往来を制限したことは、在日朝鮮人に対する国家によるいじめであり人権侵害だ。

http://chosonsinbo.com/jp/2016/02/201621/
■日本の再入国許可禁止措置、「基本的人権侵す、人道にもとる」
 再入国禁止措置は、その歴史を省みず、人が幸福を追求する権利(日本国憲法13条)をいままた踏みにじる、まさに、人道にもとる行為である。日本政府は、「制裁」措置なるものを直ちに撤回するべきである。

などといった指摘についてどう考えるのか是非教えてください。
「日本は前近代的国家、前近代的体制、すなわち、封建的、絶対主義の国家・制度」と評価してくださるんですか?
 それとも「日本の出国禁止はきれいな出国禁止、北朝鮮の出国禁止は汚い(以下略)」などと「ダブスタの極み」な応答をしてくださるんでしょうか?
 「id:noharraこと八木センセイのブログ」曰く『ご批判、ご質問などをよろしくおねがいします。』ですので質問しておきましょう。是非ご回答いただきたいもんです。

【追記】

http://d.hatena.ne.jp/noharra/20180201#c
noharra 2018/03/05 00:01
 id:bogus-simotukare発言の問答無用の削除は基本的には継続します。

 つまりは「問答無用で削除が基本方針だからお前の質問は無視する、応答しない」つうことでしょう。
 「北朝鮮政府の出国拒否は批判するが日本政府の出国拒否処分については自分の考えを言わずに逃げる」つうあたり本当にせこい男です。id:noharraがまともな人間なら
1)日本の出国拒否処分だって不当だ
2)日本の場合は不当じゃない
3)考えがまとまってないのですぐに応答できない
など何らかの返事ができるでしょうにねえ。
 なお、「ポール・マッカートニーが犯罪歴を理由に当初日本入国ができなかった」「文鮮明の入国について統一教会被害者団体や社会党共産党などが反対した」ことでわかるように、「入国や出国、再入国」について禁止をかけることそれ自体は「正当な理由があればok」です。もちろん正当な理由が無ければだめだし、「正当な理由」は安易に認められるべきでもないですが。まあ、「ポールや文の場合はともかく」、「安倍政権による一部朝鮮総連関係者の出国拒否」「野原が批判する北朝鮮政府の出国拒否」についていえば正当な理由があるとは言いがたいでしょうね。
 そういえば「アントニオ・ネグリの入国拒否」なんてのも過去ありましたがこれは不当な処分では無いかと思います。

http://d.hatena.ne.jp/noharra/20180201#c
id:noharra
金正恩政権を支持しそれを支えている人*28は人として恥ずかしくないのか、そうじゃないのか?

 言ってる意味がさっぱりわかりません。「金正恩政権を支持しそれを支えている人」云々なんて「俺への逆質問」などしなくて結構ですので俺のあなたへの質問「日本政府の出国拒否処分についてどう思うのか?。北朝鮮にあなたがしたのと同様の批判を行うのか?」にまず答えてください。
 なぜ答えられないのですか?。やはり「あなたにとって都合の悪い答えたくない質問だから」ですか?
 どこまでもあなたって卑劣で愚劣な人間ですね、id:noharraさん。
 なお、以上の文の

 俺のあなたへの質問「日本政府の出国拒否処分についてどう思うのか?。北朝鮮にあなたがしたのと同様の批判を行うのか?」にまず答えてください。
 なぜ答えられないのですか?。やはり「あなたにとって都合の悪い答えたくない質問だから」ですか?

http://d.hatena.ne.jp/noharra/20180201#cにもコメントしましたがid:noharraこと八木は応答する気はないようです。


参考

ポール・マッカートニー(ウィキペ参照)
 ビートルズ解散後、初のポール日本公演は1975年に予定されていたが、法務省がマッカートニー夫妻の72年のスウェーデンなどでの薬物所持歴などを理由として、訪日直前にビザを無効とし中止になる。
 ポールは入国管理局のブラック・リストに掲載され、日本への入国は不可能になる。しかしビートルズ・シネ・クラブ(当時。現在はザ・ビートルズ・クラブ(https://www.i-bcc.jp/))が1989年春にポールの入国許可を求める署名活動を全国的に実施し、ポールの世界的な文化貢献の認知度を考慮して日本入国の特別許可を法務省が下したため、10年後、ビートルズの来日公演から数えると約24年ぶりとなる(1990年3月)に日本公演が行われた。

文鮮明(ウィキペ参照)
■来日
1975年2月:
 通過査証で入国し、武道館で布教公演を行った。通過目的で入国したにも関わらず宗教活動をしたためこれは出入国管理及び難民認定法違反である。
1981年:
 当時東海大学大学院に在学していた息子文聖進に面会するという理由をつけ「法務省は日本に入ってからの行動を関知しない」という方法で通過査証発給が検討された。しかし文は日本で国際合同結婚式ができるよう宗教活動目的の入国を最後まで求めた。当時の法務大臣奥野誠亮*29事務次官や入国管理局長などに査証発給を促したが、実務側が過去の経歴を理由に合意せず、入国が許可されなかった。
1984年:
 アメリカで懲役1年6ヶ月の実刑判決を受けたため出入国管理及び難民認定法第5条1項4号の規定「日本国又は日本国以外の国の法令に違反して、一年以上の懲役若しくは禁錮又はこれらに相当する刑に処せられたことのある外国人は、本邦に上陸することができない。」に該当し上陸拒否者となった。
1992年3月26日:
 3月16日に日本統一教会神山威会長が自身を身元保証人とし「北東アジアの平和を考える国会議員の会」との意見交換という形式で文鮮明の日本入国を法務省に申請し、「日程に記されている以外に政治、宗教活動を行わない」旨の文書を提出し、当時の法務大臣田原隆*30が「国際情勢の変化」「実刑判決から時間が経っている」などを理由とし、出入国管理及び難民認定法第12条の上陸特別許可(第3号:大臣決裁)を与えた。この許可については法務省に対し金丸信*31(当時自民党副総裁)など自民党有力政治家から政治的圧力があったという説がある。3月29日に中曽根康弘*32元首相と会談、3月30日夜には「北東アジアの平和を考える国会議員の会」主催の歓迎晩餐会で閣僚関係者など国会議員31人を前に1時間程講演を行った。

アントニオ・ネグリ(ウィキペ参照)
 哲学者。スピノザマルクスの研究で知られる。
 1979年4月7日、赤い旅団によるモロ元首相誘拐暗殺を含む多くのテロに関与した嫌疑で逮捕・起訴された。その後、事件への直接の関与は無かったことが明らかになるも、1960年代から逮捕に至るまでの言論活動や過激な政治運動への影響力の責任を問われる形で有罪とされた。
 裁判中の1983年、イタリア議会選挙に獄中立候補し当選。議員の不逮捕特権により釈放されるも数か月後に特権を剥奪され、直後にフランスに亡命した。フランスで活発な研究・執筆活動を続けていたが、1997年7月1日、刑期を消化するために自主的に帰国し、監獄に収監された。その後、数年をかけて処遇が緩和され、6年後の2003年4月25日に釈放となった。
■来日
 財団法人国際文化会館の招きで2008年3月20日に来日し、2週間の滞在中に東大・京大・東京芸大の3大学で、グローバル化時代の労働問題などをテーマに講演する予定だった。しかし、3月17日、日本外務省から7月の洞爺湖サミットを控えて入国管理が厳しくなっており、ビザを申請するよう説明を受けた。入管法では、国内外の法律に違反し1年以上の懲役や禁錮刑を受けた外国人の入国を禁じている。政治犯に関してはこの限りでないとしているほか、事情により法相の特別許可を受けることができる。しかしこの場合、現地の日本大使館にビザ申請し、過去の資料をもとに本人から話を聞くなどの審査を経る。数日間で出る可能性はきわめて低いため、今回の来日日程にあわせるのは難しくなり、断念せざるを得ない状況に追い込まれた。これに対し、3月24日ネグリの講演会でパネリストとして参加する予定だった東大の姜尚中*33教授や神戸大の市田良彦*34教授のほか、東京芸大、京大、阪大、お茶の水女子大など計8大学の研究者19人が「来日直前にビザ申請などを要求したのは事実上の入国拒否であり、思想・良心の自由の侵害だ」として抗議声明を出した。その後、2013年4月に来日。5日、首相官邸前抗議行動の様子を見に訪れた。
■著書
『未来への帰還:ポスト資本主義への道』(1999年、インパクト出版会
『構成的権力:近代のオルタナティブ』(1999年、松籟社
『転覆の政治学:21世紀へ向けての宣言』(2000年、現代企画室)
ネグリ生政治的自伝:帰還』(2003年、作品社)
マルクスを超えるマルクス:『経済学批判要綱』研究』(2003年、作品社)
『〈帝国〉をめぐる5つの講義』(2004年、青土社
『ヨブ:奴隷の力』(2004年、情況出版)
『芸術とマルチチュード』(2007年、月曜社
アントニオ・ネグリ講演集(上)(下)』(2007年、ちくま学芸文庫
『さらば、"近代民主主義":政治概念のポスト近代革命』(2007年、作品社)
未来派左翼:グローバル民主主義の可能性をさぐる(上・下)』(2008年、NHKブックス
『野生のアノマリースピノザにおける力能と権力』(2008年、作品社)
『革命の秋:いまあるコミュニズム』(2010年、世界書院)
スピノザとわたしたち』(2011年、水声社


■「時事評論石川」765・766合併号に「「反近代の英雄 西郷隆盛*35その栄光と悲劇」を掲載いたしました(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=4616
 ウヨミニコミ「月曜評論」の元編集者がやってるウヨミニコミ「時事評論石川」なんぞに寄稿してる三浦が正真正銘の極右デマゴーグであることは言うまでも無いでしょう。よくもまあid:noharraこと八木孝三も三浦のようなデマ右翼と交際できるもんです。
 なお、「征韓論論争で下野し、最終的には大久保利通らに対し反乱(西南戦争)を起こした西郷」は「ある種の反体制」ではある*36でしょうが、明治維新に参加し、廃藩置県、地租改正などの政治変革に加担した西郷は果たして「反近代」なんでしょうか。
 西郷の征韓論は「欧米の植民地支配を模範とした朝鮮侵略計画」でありまさに近代主義そのものでは無いんでしょうか?
 彼はやはり「近代主義」であり、単に征韓論者である彼の近代主義が「大久保利通*37など征韓論反対派と微妙にずれていたが故に下野しただけ」だと思いますね。

 朝日新聞へのテロを行ったグループが赤報隊の名前を使うことが腹立たしい。

 名前云々よりテロ行為それ自体をきちんと三浦は批判したらどうなのか。「アンチ朝日の極右デマゴーグ」三浦は内心では朝日へのテロを批判したくないのでしょうねえ。

長谷川伸相楽総三とその同志」(講談社文庫)に詳しいが

 長谷川って「沓掛時次郎」などで知られる小説家であって歴史学者じゃないですからね。
 歴史学を語るときに持ち出すべき名前じゃないでしょう。といって、小生もこの分野での適切な研究書など知りませんが。

 西郷がこの処置に賛同していたとは思えないが

 そう主張するならそう主張する根拠を出すべきでしょう。
 「西郷は立派な人間だからそんなこと進んで賛同するはずがない」なんてのはまともな根拠とは全くいえません。まあどっちにしろ「消極的であれ」賛同した以上政治的責任は免れませんが。

 このことを思想史家渡辺京二*38は「この偉人の最大の汚点と言わねばならぬ」と明確に批判している。

 いやー西郷の最大の汚点ってむしろ「征韓論西南戦争」じゃないんですかね。
 単に「言葉の綾」ならいい*39のですが、それとも、三浦や渡辺はあれを汚点とは思ってないのか。
 もし渡辺や三浦があれを汚点と思ってないなら非常識の極みですね。


■真の敵を見失うな! チンギス・ハーン侮蔑*40漫画に対する声明文(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=4613
 「真の敵(中国のこと)」も何も別に例のマンガを理由に小学館を批判することは中国を有利にするわけでもないし、小学館も別に「クリルタイ日本支部」とやらの同志でもない。言ってる意味がわかりません。
 もしかして「反中国ウヨ雑誌サピオを出してる小学館は僕らの仲間だ」とでも思ってるのか?。
 ということはこれが小学館コロコロコミック」ではなく、同業他社のマンガ雑誌だったら三浦の言うことも違ってくるんでしょうか。

 これをまるで日本とモンゴルの対立のように持っていく言動はお互いのためにならないと思う。

 いやそもそもどこにそんな人がいるんでしょうか。いつから小学館が日本国代表になったのか。
 もしモンゴル側にそんな人がいるならバカとしか言い様がない。

http://miura.trycomp.net/?p=4613
 (ボーガス注:小学生向けの)小学館の月刊誌「コロコロコミック」2018年3月号(2月15日に発売)に掲載されている漫画「やりすぎ!!!イタズラくん」

http://www.asagei.com/excerpt/99178
「主人公たちが社会科のテストを受けるのですが、『モンゴル帝国の皇帝』という問いに対して『チ( )・( )・ン』の空欄を埋める場面で、あろうことか主人公が空欄に『ン』『チ』と入れ、さらにチンギス・ハンの写真の額に男性のシンボルを書き込んでいるのです。しかも、同級生がそれを見て大爆笑している始末。これを知った大相撲の元横綱朝青龍ツイッターで『先祖バカにするお前ら!!』と大激怒(現在は削除)。
(中略)
 ついに駐日モンゴル大使館も2月23日、公式フェイスブック上に公使参事官の署名入りで抗議文を掲載しました」(芸能ライター)

ですからねえ。「度を超えたいたずら」のつもりではあっても少なくとも作者や小学館コロコロコミック」編集部にモンゴル差別の意図はないでしょう。

 チンギス・ハーンは、私たちモンゴル人にとっては祖先であるとともに信仰の対象

 チンギスハンが「信仰対象」とは知りませんでした。日本の場合、「多くの国民の敬愛を集めてる天皇一家」にしてもさすがに「神社本庁関係者を除けば」、「信仰の対象」ではないでしょう。
 日本人からすればチンギスハンは「モンゴル人にとって、日本人にとっての平清盛源頼朝足利尊氏武田信玄上杉謙信織田信長豊臣秀吉徳川家康などのような有名武将の一人でしょ?」程度の認識しかないでしょう。

 小学館には出版社として、世界の人権や言論の自由を守り圧政に抗議する立場から、中国政府の南モンゴルにおける弾圧に対し、より大きく、SAPIOをはじめとする貴社の雑誌や媒体等で報じてくださることを求めます。

 ぶっちゃけいらない余計な一文ですね。
 「今回の件は大目に見てやるから、中国の内モンゴル統治を批判してくれ」と「えせ同和並みの恫喝」を小学館にかけてると疑われても文句の言えない一文でしょう。
「今回のマンガは問題だと思います、以上」で終わらせるべき話でしょう。小学館が「中国の内モンゴル統治を事実をゆがめて美化した」なんて話では今回全然無いわけですからね。
 「中国の内モンゴル統治批判をしてくれ」つう要望はこの件とは別途行うべき話です。


週刊モーニング、今この雑誌が出るだけで木曜日が楽しみだ。「空男」は王道少年成長漫画、「ガカバッカ」はハラハラしながら読んでる。後、ジンギスカン義経伝説まで登場(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=4609

 週刊モーニングという雑誌がこの世にあることは、「とりあえず来週も木曜日がある」という事実と共に、マジで私の生きがいの一つとなっている

 いやー、小生的にはモーニングはそこまでのもんじゃないですね。
 かつあえて言えば、モーニングだと三浦のあげたマンガ以外が興味があるかな。あえて言えば、モーニングでは
グラゼニ(なんだかんだ言って野球マンガは好きな方です、運動音痴なんで野球はしませんが)」
クッキングパパ(料理は全くつくらないのですが、ああいう、うんちくマンガ&ほのぼのマンガに弱い)」
「カバチ!!!:カバチタレ!3』(依頼者にとって望ましい結果が出れば読んでいて楽しい。時々『依頼者が、主人公の行政書士を無視して勝手に動くなど、ろくでもない行動をするがために望ましい結果が出ないこと』がありますがそれは読んでてつまらないですね)」
が好きかな。
 「このマンガ雑誌が好きだ!」つうのは特にないですね。
 一方で「ほとんど読まないマンガ雑誌」が年々増えてる気が。週刊少年ジャンプ、マガジン、サンデー、チャンピオンなんかもう今やほとんど読んでないですね。俺的につまらないんで。
 週刊少年ジャンプ、マガジン、サンデー、チャンピオンだと、チャンピオンの「木曜日のフルット」をたまにコンビニで立ち読みするくらいですかね。
 読むとしたら、いわゆる青年マンガ(ヤングマガジンヤングジャンプなど)とおっさんマンガ(小学館ビッグコミックスピリッツ、オリジナル、講談社のモーニングなど)がほとんどですかね。
 「このマンガ雑誌が好きだ、毎週買って読んでます」「単行本になったら絶対買うマンガがある」なんつうのも特にない。まあ、暇つぶしにコンビニや駅のキオスクで買って読むと、大抵の「男性向けマンガ雑誌」はそれなりに面白いんですけどね。

「ハーン」(瀬下猛)は、義経ジンギスカン伝説をベースに漫画化したもので、私は正直この手の偽史的な作品は、諸星大二郎くらいの才能がない限りあんまりやるべきじゃないと思っていて

 そういえば、この間、暇つぶしにビッグコミックスピリッツを購入したら「上杉謙信=女性」という設定の偽史的な作品「雪花の虎」(東村アキコ)が連載されていました。


id:noharra(八木孝三)のツイート等にコメント(主として突っ込み)

 安倍さんと同程度といえばそうもいえるけど、自己発言に責任を一切持たないで、何の恥じらいもなく、相手を追求してくる奴にであった。どうしてくれよう。あまりにひどいと対応の仕方に困る。

 吹き出しました。今や「安倍さんのおかげでウイグル政治犯が救われた」放言のid:noharraもここまで安倍をけなすわけです。しかし「自己発言に責任を一切持たないで、何の恥じらいもなく、相手を追求してくる奴」て、それid:noharra本人じゃないんですかね(苦笑)。
 小生もid:noharraみたいな酷いのには「対応の仕方に困」りますね。

野原燐がリツイート
kentarotakahashi
 ちなみに、僕は高級官僚になったがゆえに、収容所で死んだ祖父を持つ。勉強するな、出世するな、と言って憚らない親に育てられたのはそのせい。

 問題は偉くなることではないでしょう。例えば別に劉少奇国家主席)や彭徳懐(国防相)は偉くなったから文革で酷い目に遭ったわけではない。あの時代は偉くなかったらもっと酷い目に遭ったわけです。結局「どんなに偉くなろうとろくでもない社会では不幸になることがある」つう話に過ぎないわけです。まあ、「偉くなることが人生の全てじゃない」つうのは「出世していないノンエリートの一人」としてその通りだと思いますが。

野原燐がリツイート
 モルモン教宣教師2名が来宅。妻が対応したが帰ってくれそうにないので、「昔、貴方たちのようにモルモン教の布教をしていたケント・ギルバートという人がいて、今、中国人や韓国人に対するヘイトをまき散らしている。モルモン教のイメージが悪くなるから抗議して下さい」と言って帰ってもらった。

 書き換えてみよう。

 ダライラマ支持者が来宅。妻が対応したが帰ってくれそうにないので、「昔、貴方たちのようにダライラマの支援を訴えていたペマ・ギャルポという人がいて、今、中国人や韓国人に対するヘイトをまき散らしている。チベット仏教のイメージが悪くなるから抗議して下さい」と言って帰ってもらった。

 さてこれについて「ダライラマ盲従分子」id:noharraid:Mukkeや阿部治平やI濱Y子はなんと言うでしょう。
 多分逆ギレでしょうが。

野原燐さんがリツイート
こたつぬこ
 政府が個別の学校の教育内容を調査するのは法律で禁じられています。文科省かじしんの意思とは思えない。誰が文科省に指示したのか。
文科省が授業内容などの提出要求 前川前次官の中学校での授業で
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180315/k10011366661000.html

 id:noharraこと八木孝三がこのツイートにリツイートしてるのにはびっくりしました。彼はなぜか「朝鮮学校の教育内容を理由に無償化除外するのは法的、政治的、道徳的にok」だが、こういう調査はだめだという「ダブスタ価値観の持ち主」のようです。俺的にはどっちもだめですが。つうか教育内容を口実とした朝鮮学校差別なんぞ認めたら「それがいわゆる蟻の一穴となって」こういう方向へ行くであろうことは十分予想できたでしょうにねえ。少なくとも「id:noharraも含め」朝鮮学校無償化除外をろくに非難しなかった輩はこの件については共犯者も同然です。id:noharraは偉そうなことを言う前にまず朝鮮学校差別の共犯者であることを謝罪したらどうなのか。「朝鮮学校無償化除外を主張する守る会」の会員をid:noharraが未だに続けてるのは「朝鮮学校差別の共犯者以外の何物でもない」わけです。俺は「繰り返しますが」id:noharraのような男は人間のくずとして心の底から軽蔑しています。
 さてNHKの記事にもコメントしてみましょう。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180315/k10011366661000.html
 この授業について今月1日、文部科学省の課長補佐からこの学校を所管する教育委員会宛てに内容を問いただすメールが届いていたことがわかりました。
 メールでは、前川氏が天下り問題で辞任したことや、出会い系バーの店を利用していたと指摘したうえで、「道徳教育が行われる学校にこうした背景のある氏をどのような判断で授業を依頼したのか」と具体的に答えるよう記しています。

 まさか文科官僚も喜んでこんなことをやってるわけではないでしょう。財務省の公文書改竄同様、安倍の命令であることは見え透いています。しかし「加計疑惑を告発され」また「朝鮮学校無償化除外など間違ってる」などと批判されたからとはいえ、安倍の前川氏への憎悪は半端ではないですね。
 安倍にとってたとえ相手が「元事務次官」「前川製作所御曹司」でも「それがなんだ!。俺は岸信介*41の孫だ。日本で一番偉いのは俺だ。日本人は皆俺に従えばいいんだ」位にしか思ってないのでしょう。
 しかし前川氏と言えばウィキペ「前川喜平」によれば、「大企業・前川製作所の御曹司」「麻布中学・高校から東大法学部」「中曽根弘文元外相*42や実業家・小泉和久*43と縁戚関係*44」という「絵に描いたようなボンボン」なのに安倍とのこの違いは何なんでしょうか。「前川一族」と「岸・安倍一族」の人間としてのレベル、品格の差か。
 まあ、それはともかく、バー通いが「週刊文春に登場した少女の発言」を信じるならば何ら問題ない行為であることは言うまでもないでしょう。
 高世仁にいたっては

http://d.hatena.ne.jp/takase22/20170601
・数日前、前川氏が次官辞任以降、素性を明かさず低所得者を支援するボランティア活動に参加していたとの証言が出た。ああ、この人は本物だなと思った。
・すばらしい教育者であり、まれにみる人格者ではないか。

とまで前川氏を褒めています。
 確かに彼は「天下り問題」で辞任していますが、あれは「省ぐるみの犯行」で彼一人の責任ではない。
 大体「加計疑惑は問題だ(前川)」の何が問題なのか。こういう問題は「是々非々」であり「天下り引責辞任だから前川の加計批判は間違いだ」つう話ではない。
 「ロッキード事件ウォーターゲート事件」を理由に「田中角栄ニクソンの対中国外交を否定する」ようなもんで馬鹿げています。
 つうかそんなこと言ったら「リクルートの過剰接待で文部官僚を早期退官に追い込まれた加戸守行(JASRAC理事長などを経て後に愛媛県知事)」なんかどうなるのか。加戸(リクルート事件発覚当時、官房長)なんぞ、上司である高石邦男事務次官リクルート事件で逮捕起訴されたことでわかるようにどうみても「収賄すれすれ」でしょう。

 日本教育学会の会長で教育行政に詳しい日本大学広田照幸*45教授は、「国の地方の教育行政への関わりは、基本的に抑制的であまり口を出さないのが基本だ。学校の教育内容は教育委員会の管轄であり、何より個々の学校が責任を持って行うものだ。それに対し、明確な法律違反の疑いもないまま授業内容にここまで質問するのは明らかに行き過ぎだ」と指摘しています。
 そのうえで、「行政が必要以上に学校をコントロールすることになりかねず、現場は国からの指摘をおそれて萎縮し、窮屈になってしまうのではないか。国があら探しするような調査をかけることは教育の不当な支配にあたると解釈されてもおかしくない」と話しています。

 ちなみに広田氏は朝鮮学校無償化除外については

https://edunews.exblog.jp/12576283/
朝鮮学校への支給は
 「支給すればよい。拉致は憂慮すべきだが国家レベルの問題だ。朝鮮学校で学ぶ生徒の責任とみなすべきではない。外国人を切り分けて扱うのは多文化社会と違う。日本社会のメンバーとして包摂すべきだ」

としてid:noharraと違い朝鮮学校無償化除外を批判しています。id:noharraに「広田氏のこうした主張をどう思うか聞きたいところですが」、以前「前川氏について同じことを聞いたとき」と同様に「答えないで逃げる」のでしょう。id:noharraはどこまでも卑劣で下劣な最低の男です。

http://d.hatena.ne.jp/noharra/comment?date=20180201#c
noharra 2018/03/03 10:03
 いままで問答無用で削除してきたが、シモツカレ氏の上記3ツイートは、それぞれ部分的に読むべき点があるので、削除しない。

 言ってる意味がさっぱりわかりません。
 「問答無用で削除」なんて無茶苦茶なことをしてきたことを平然と認めてるのも酷いですが、「それぞれ部分的に読むべき点があるので、削除しない」つうならその読むべき点とやらに是非応答してほしいもんです。まあ結局のところ「都合の悪いコメントを問答無用で削除するゲス」と小生に批判されて、「なぜか、自分は立派な人間だと思われたいという変なプライドがあるらしいid:noharra」が削除を急遽取りやめただけでしょう。id:noharraも本当に哀れな人間です。

野原燐
朝鮮総連ビル:競売になったのに今でも使ってる>家主は誰なのか?

 「家主が立ち退き要求しない限り」使うことには何の問題も無いんですが?
 つうか「立ち退いてくれない」とid:noharraセンセイは何か困るんですか?

野原燐
 別のところにA級戦犯*46を祀る神社を創建し、そこに遷座させるという方法なら無理なく分祀ができるだろう。

 「分祀論が出ても無視し続ける」靖国分祀することは「2万パーセントない」でしょうがそれはさておき。分祀であれ何であれ「何のためにA級戦犯を神社に祀る」のか、なぜ「寺の墓地に葬るだけではいけないのか」、「右翼活動家」「神社愛好者(神社本庁関係者?)」id:noharraには是非教えてほしいもんです。
 「祀る=英雄視=戦争正当化、東京裁判否定」ではないのか。当然ながら「靖国とは別のところに祀ろう」がその「別のところ」が「第二の靖国」となり政治家連中が押し寄せ「いわゆるA級戦犯はえん罪だ」などといいだし「戦前礼賛を始める」ようなら何の解決にもなっていません。
 つうか靖国批判派が問題にしてるのは「A級戦犯が英雄として祀られてるところ・靖国に戦前美化、東京裁判否定の思惑で政権与党の政治家が大挙して訪れること」であって、「一民間施設が合祀してるだけ」なら「勝手にやってれば」で終わる話です。「与党政治家が訪問する」から問題になるわけです。つまり問題は分祀じゃない。

野原燐がリツイート
・高英起(コウ・ヨンギ)
‏ 北朝鮮関係のNGO運動が衰退してしまった最大の原因は差別・排外主義者が運動に入り込むことを防げなかったことと指摘したが、今回の朝鮮総連銃弾撃ち込み事件にきちんと抗議できないようでは、今後ますます衰退するぞ。

 この高のツイートにリツイートする、つうことは北朝鮮関係のNGO「守る会」のメンバーである、id:noharraこと八木孝三閣下は「守る会が抗議声明を出すよう会員として働きかける」つうことでしょうか。
 今から断言していいと思いますが守る会はそんな抗議声明は会としておそらく出さないでしょうし、「出さないこと」についてid:noharraが会員として釈明することもないでしょう。にもかかわらず、こうした高のツイートにリツイートするid:noharraは本当に変な人間です。

野原燐がリツイート
http://japanese.donga.com/Home/3/all/27/1228298/1
東亜日報『法王、「南北首脳会談と米朝関係の改善に注目」』
「私の胸と頭には常に韓半島があります。南北首脳会談が実現するかどうかと米朝関係の改善に特に注目しています」
 フランシスコ法王は16日(現地時間)、李百萬(イ・ベクマン)駐法王庁新任大使の信任状捧呈式で、「同じ言語を使う民族が一つの旗の下で、2018平昌(ピョンチャン)冬季五輪に参加したことを目にしてうれしかった」としたうえで、このように明らかにした。
(中略)
 フランシスコ法王は以前から、平昌オリンピックへの全面的な支持を頻繁に表明してきた。開幕直前だった7日の一般謁見でも、「韓国と北朝鮮の選手たちがオリンピックで一緒になったことで、韓半島の和解と平和への希望を示した」と喜んだ。国際オリンピック委員会(IOC)総会とオリンピック開会式に初めて正式招待を受けて、メルチョル・サンチェス・デ・トカ法王庁文化評議会次官補が率いる代表団を平昌に公式派遣した。トカ次官補は今年6月、バチカンで韓国と北朝鮮テコンドーの合同公演を提案した。

 リツイートするのはid:noharra君の勝手なんだけど、id:noharra君ってこういう法王のような融和的立場を否定する反北朝鮮のウヨ的立場と違うの?

野原燐がリツイート
・前川氏*47
「(ボーガス注:総理が右翼なので自民党に)右翼政治家がものすごく多くなっている。安倍さんほど有名でなくても、例えば(ボーガス注:第3次安倍内閣で文科大臣政務官だった)赤池(ボーガス注:誠章)さんとか、右翼政治家がいっぱいいる。この方はパワハラで有名で、文科省では、男の豊田真由子*48と呼ばれている」
・岩上*49「もうどんどん名前をあげていってほしいです」

 「男の豊田真由子」てのはすごいネーミングです(苦笑)。しかしそういう人間がマスコミにだけは礼儀正しいとは思えないし、パワハラの存在を知った上で見て見ぬふりなんでしょうねえ。さすが批判能力の無い日本マスゴミです(皮肉のつもり)。


■【3月17日 東京 市ヶ谷】アジア自由民主協議会 第32回主催講演会のお知らせ「消されゆくチベットの今をどう救うか」
http://freeasia2011.org/japan/archives/5372

講師:チュイ・デンブン(アジア自由民主連帯協議会理事)

 ペマがこの協議会(反中国極右団体)の会長を務めてるだけでも最悪なのに何でこうチベット連中ってバカなのか。
 というと怒り出すのがたぶんI濱女史や例のid:Mukkeさんや阿部治平でしょう。「お前らがこんな醜態を放置してるから悪いんだろうが。良くそれでチベット支持者を自称できるな」と心底呆れます。


萩原遼さんを偲ぶ会(大阪) のご案内
http://hrnk.trycomp.net/news.php?eid=01249

 多彩な文化人として多くの分野で活躍

 朝鮮半島関係(統一協会北朝鮮)以外に萩原が一体どんな分野で活躍したと言うのか?
 著書も『朝鮮戦争』(1997年、文春文庫)、『拉致と核と餓死の国北朝鮮』(2003年、文春新書)など、そういう代物しかないし。
 「多くの分野で活躍すれば偉い、狭い分野ではだめ」つうことでもないですが幅広い分野というならむしろ

鎌田慧
■えん罪問題
・『死刑台からの生還*50』(2007年、岩波現代文庫)
・『狭山事件の真実』(2010年、岩波現代文庫)
■教育問題
・『教育工場の子どもたち』、『いじめ自殺:12人の親の証言』(2007年、岩波現代文庫)
原発問題
・『原発列島を行く』(2001年、集英社新書)
・『六ヶ所村の記録:核燃料サイクル基地の素顔(上)(下)』(2011年、岩波現代文庫)
■評伝
・『反骨:鈴木東民*51の生涯』(1992年、講談社文庫)
・『反骨のジャーナリスト』(2002年、岩波新書)
・『大杉榮 自由への疾走』(2003年、岩波現代文庫)
・『津軽・斜陽の家:太宰治を生んだ「地主貴族」の光芒』(2003年、講談社文庫)
・『残夢:大逆事件を生き抜いた坂本清馬*52の生涯』(2015年、講談社文庫)
■労働問題
・『自動車絶望工場』(1983年、講談社文庫)
・『ドキュメント 去るも地獄残るも地獄:三池炭鉱労働者の二十年』(1986年、ちくま文庫)
・『国鉄処分:JRの内幕』(1989年、講談社文庫)

本多勝一
アイヌ問題
・『先住民族アイヌの現在』(1993年、朝日文庫)
・『アイヌ民族』(2001年、朝日文庫)
アメリカの黒人差別など
・『アメリカ合州国』(1981年、朝日文庫)
・『新・アメリカ合州国』(2003年、朝日文芸文庫)
■環境問題
・『日本環境報告』(1992年、朝日文庫)
・『釧路湿原:日本環境の現在』(編著、1993年、朝日文庫)
■教育問題
・『子供たちの復讐』(1989年、朝日文庫)
■探検・冒険ルポ
・『北海道探検記』(1981年、集英社文庫)
・『カナダ=エスキモー』、『ニューギニア高地人』(1981年、朝日文庫)
・『アラビア遊牧民』(1984年、朝日文庫)
・『憧憬のヒマラヤ』、『冒険と日本人』(1986年、朝日文庫)
・『植村直己の冒険』(編著、1991年、朝日文庫)
・『新版 山を考える』(1993年、朝日文庫)
・『きたぐにの動物たち』(1998年、朝日文庫)
・『50歳から再開した山歩き』(2000年、朝日文庫)
日中戦争
・『中国の旅』(1981年、朝日文庫)
・『南京への道』(1990年、朝日文庫)
ベトナム戦争など
・『戦場の村』(1981年、朝日文庫)
・『検証・カンボジア大虐殺』(1989年、朝日文庫)

などの方が該当するでしょう。

 思想信条を超えて、萩原さんを偲ぶ人に広くご参加いただき

 晩年の萩原は三浦のような極右としか付き合いがないのに良くもふざけたことがいえたもんです。

*1:もちろん俺はこんなウヨサイトに金を払う気はありません。

*2:この作品で芥川賞受賞

*3:パッチギ!(2005年公開)の続編ではありますが正式名称は「パッチギ! LOVE&PEACE(2007年公開)」であって「パッチギ!2」ではありません。

*4:共同通信ソウル支局長、産経新聞ソウル支局長を経て、産経新聞ソウル駐在特別記者兼論説委員。著書『韓国人の歴史観』(1999年、文春新書)、『日韓新考』(2005年、扶桑社文庫)、『韓国 反日感情の正体』(2013年、角川oneテーマ21)、『韓国人の研究』(2014年、角川oneテーマ21)など

*5:陸軍省軍務局長、陸軍次官、関東軍参謀長、朝鮮軍司令官、平沼、米内内閣拓務大臣、朝鮮総督などを経て首相。戦後、A級戦犯として終身刑判決を受け、服役中の1950年に病死。1978年に昭和殉難者として靖国神社に合祀。

*6:鳩山内閣行政刷新担当相、菅内閣官房長官、野田内閣経産相民主党幹事長(海江田、岡田代表時代)、民進党代表代行(前原代表時代)などを経て立憲民主党代表

*7:第一次安倍、福田内閣沖縄・北方等担当相、第二次、第三次安倍内閣外相を経て自民党政調会長

*8:小泉内閣防衛庁長官福田内閣防衛相、麻生内閣農水相自民党政調会長(谷垣総裁時代)、幹事長(第二次安倍総裁時代)、第三次安倍内閣地方創生担当相など歴任

*9:小泉内閣国交相自民党政調会長(第一次安倍総裁時代)、幹事長(谷垣総裁時代)、第二次安倍内閣環境相、第三次安倍内閣経済財政担当相など歴任

*10:中華民国時代(1913年)の話ですが中国側は受け入れず国際社会としてもその独立宣言を支持したわけでもありません。

*11:このあたり「脅しがあったかどうか」などについて議論の余地はあるでしょうね。いずれにせよ「米中国交正常化前にCIA支援でゲリラ戦をやっていた頃」はともかく、今のダライ政府の建前ではもはや「協定は無効」主張は廃棄され、むしろ「協定をきちんと守って自治権を充実してくれ」なのですが。

*12:まあ例は何でもいいのですが。

*13:ジェム死後、大統領に就任するが、政権をクーデターで転覆され、1965年フランスへ亡命した

*14:作家。著書『文壇日記』、『闘病日記(上)(下)』(岩波同時代ライブラリー)、『今ひとたびの』(河出文庫)、『如何なる星の下に』、『死の淵より』、『わが胸の底のここには』(講談社文芸文庫)、『敗戦日記』(中公文庫BIBLIO)、『いやな感じ』、『終戦日記』、『昭和文学盛衰史』、『生命の樹』、『都に夜のある如く』(文春文庫)など。池田内閣厚生相、大平内閣法相を歴任した代議士・古井喜実の義弟。作家・永井荷風の従弟。タレント高見恭子の父。高見の夫・馳浩(元プロレスラー、第三次安倍内閣文科相)の義父(ウィキペ『高見順』参照)。

*15:第三次安倍内閣国家公安委員長を経て第四次安倍内閣外相

*16:中曽根内閣科学技術庁長官、宮澤内閣官房長官、村山、小渕、森内閣外相、衆院議長を歴任

*17:謀略なので認めないのは当たり前ですが

*18:第1次近衛、平沼内閣で陸軍大臣。戦後、A級戦犯として死刑。

*19:西園寺、桂、山本内閣海軍大臣朝鮮総督、首相、内大臣を歴任

*20:山本、原、田中義一、犬養、斎藤、岡田内閣蔵相、加藤高明内閣農商務相、首相を歴任。

*21:河野太郎外相の祖父。河野洋平元外相の父。鳩山内閣農林相、岸内閣経済企画庁長官、自民党総務会長(岸総裁時代)、池田内閣農林相、建設相など歴任

*22:中曽根内閣防衛庁長官、宮澤内閣官房長官自民党政調会長(河野総裁時代)、幹事長(橋本総裁時代)を歴任

*23:第二次安倍内閣行革相、自民党政調会長(第二次安倍総裁時代)、第三次安倍内閣防衛相を歴任

*24:もちろんその可能性はほとんど無いですね。昭和天皇斎藤実内大臣高橋是清蔵相ら側近を暗殺されたことに激怒した上、反乱軍(皇道派青年将校)を「弟・秩父宮皇道派に近いとみられていた)を担ぎ自分を強制退位させるつもりでは無いか」と敵視し、徹底的な鎮圧を主張していたし、一方、青年将校側には逆に「昭和天皇を打倒してまで軍事反乱を実行する気」はありませんでした。昭和天皇の疑念とは違い「弟・秩父宮を担ぎ昭和天皇を強制退位させるつもり」など青年将校にはありませんでした。そうした中、青年将校を政治的に利用することを画策していた皇道派のボスである真崎甚三郎、荒木貞夫なども途中で冷酷にも青年将校を切り捨てていきます。

*25:著書『北一輝論』(1970年、三一書房→1976年、角川文庫)、『草莽論』(1972年、大和書房→2018年、ちくま学芸文庫)、『幕末:非命の維新者』(1974年、角川書店→2017年、中公文庫)、『岩波茂雄』(1982年、砂子屋書房→後に、『岩波茂雄と出版文化:近代日本の教養主義』(2004年、講談社学術文庫)など

*26:著書『帰らざる日本人妻たち』(編著、1990年、啓文社)、『裏切られた革命:私はなぜ金日成主義批判を書くか』(1991年、啓文社)、『殉教者たちの終焉:父・林尊康の生涯と素顔の日朝交流私史』(1996年、人間の科学社)など

*27:正確には「出国禁止(外国旅行禁止)」でなく「再入国禁止」ですが、在日朝鮮・韓国人にとって、日本が生活の基盤である以上、「再入国禁止」は「事実上の出国禁止」と変わりありません。「デモに行きたければ行ってもいいよ、だけどその場合お前会社クビだからな(会社の上司)」なんてのが「デモの自由を認めてる」なんて言わないのと同じことです。

*28:誰のことでしょうか?。「まさかとは思いますが」俺のことですか?。俺は支持なんかしてませんよ、「金大中盧武鉉的な太陽政策を支持する。日本は制裁を解除すべきでは無いか」「日朝間の自由往来を認めるべきだ」といった覚えはありますが、それは俺的には北朝鮮支持ではない。まあマジレスすれば金正恩に限らず「独裁的政権」を俺は支持しませんが「我が国の安倍」のような「自国の独裁的政権」ならまだしも外国の政権に対して何ができるんですか?。外国の独裁的政権は金正恩政権だけじゃないですし。

*29:田中内閣文相、鈴木内閣法相、竹下内閣国土庁長官など歴任。

*30:宮澤内閣で法相

*31:田中内閣建設相、三木内閣国土庁長官福田内閣防衛庁長官自民党国対委員長(大平総裁時代)、総務会長、幹事長(中曽根総裁時代)、副総裁(宮沢総裁時代)など歴任

*32:岸内閣科学技術庁長官、佐藤内閣運輸相、防衛庁長官、田中内閣通産相自民党幹事長(三木総裁時代)、総務会長(福田総裁時代)、鈴木内閣行政管理庁長官などを経て首相

*33:著書『マックス・ウェーバーと近代』(2003年、岩波現代文庫)、『オリエンタリズムの彼方へ:近代文化批判』(2004年、岩波現代文庫)、『反ナショナリズム』(2005年、講談社プラスアルファ文庫)、『姜尚中政治学入門』(2006年、集英社新書)、『愛国の作法』(2006年、朝日新書)、『増補版・日朝関係の克服:最後の冷戦地帯と六者協議』(2013年、集英社新書)、『漱石のことば』(2016年、集英社新書)など

*34:著書『革命論:マルチチュードの政治哲学序説』(2012年、平凡社新書

*35:参議、陸軍大将、近衛都督を歴任

*36:ただまあ、それは反大久保政権ではあり得ても「反明治維新」ではありえませんが。それと下野した後反乱を起こした人間としては西郷の他に「佐賀の乱江藤新平(参議、司法卿)や島義勇北海道開拓使判官)」「萩の乱前原一誠(参議)」がいます(いずれも敗北し死刑)。また下野して政府批判を行った人間としては自由民権運動板垣退助後藤象二郎大隈重信がいますね。

*37:参議、大蔵卿、内務卿など歴任

*38:著書『逝きし世の面影』(2005年、平凡社ライブラリー)、『北一輝』(2007年、ちくま学芸文庫)、『日本近世の起源』、『神風連とその時代』、『なぜいま人類史か』(2011年、洋泉社新書y)、『ドストエフスキイの政治思想』(2012年、洋泉社新書y)、『私の世界文学案内』(2012年、ちくま学芸文庫)、『近代の呪い』(2013年、平凡社新書)、『無名の人生』(2014年、文春新書)、『私のロシア文学』(2016年、文春学藝ライブラリー)など

*39:つまり「最大の汚点の一つが赤報隊処分」であって「征韓論西南戦争もそうした最大の汚点の一つである」ということ。

*40:侮蔑は言い過ぎでしょうね。

*41:戦前、満州国総務庁次長、商工次官、東条内閣商工相を歴任。戦後、自民党幹事長、石橋内閣外相を経て首相。

*42:中曽根康弘元首相の息子。小渕、森内閣文相(科技庁長官兼務)、麻生内閣外相、自民党参院議員会長など歴任。

*43:レストラン事業の東天紅、小売業のアブアブ赤札堂、富士サファリパークを運営する小泉アフリカ・ライオン・サファリ等を有する小泉グループのオーナー。

*44:ウィキペディアによれば中曽根氏、小泉氏の妻が前川氏の実妹

*45:著書『陸軍将校の教育社会史:立身出世と天皇制』(1997年、世織書房)、『日本人のしつけは衰退したか』(1999年、講談社現代新書)、『教育言説の歴史社会学』(2001年、名古屋大学出版会)、『教育には何ができないか』(2003年、春秋社)、『「愛国心」のゆくえ:教育基本法改正という問題』(2005年、世織書房)、『教育不信と教育依存の時代』(2005年、紀伊國屋書店)、『格差・秩序不安と教育』(2009年、世織書房)、『教育論議の作法』(2011年、時事通信社)、『教育は何をなすべきか』(2015年、岩波書店)など

*46:正確には「死刑(例:東条英機元首相)になったり懲役刑で服役中に病死(例:小磯國昭元首相)したり、裁判中病死(例:松岡洋右元外相)したりして靖国昭和殉難者認定したA級戦犯」であって、A級戦犯でも「生きて出獄し、シャバで死去した重光葵(戦前、東条、小磯内閣外相。戦後、鳩山内閣外相)、賀屋興宣(戦前、第1次近衛、東条内閣蔵相。戦後、自民党政調会長(池田総裁時代)、池田内閣法相など歴任)」などは祀られていません。

*47:元文科事務次官

*48:第三次安倍内閣文科大臣政務官復興大臣政務官兼務)

*49:著書『あらかじめ裏切られた革命』(2000年、講談社文庫)など

*50:死刑えん罪事件・財田川事件を扱っています。

*51:読売新聞外報部長、編集局長を歴任。いわゆる読売争議での組合の敗北を機に退社し、郷里・釜石に帰郷。釜石市長、市議を歴任。なお、読売争議を機に読売を退社した人間には他にも徳間書店創業者の徳間康快赤旗編集部入りした宮本太郎 (後に日本共産党中央委員)などがいる。

*52:大逆事件で死刑判決を受けるが特赦で無期懲役減刑され秋田刑務所で服役。昭和9年仮出所。昭和26年高知県中村町議会議員。後に再審請求したが認められなかった。著書に『大逆事件を生きる:坂本清馬自伝』(1976年、新人物往来社)がある。