「北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会」を笑おう・パート133(追記・訂正あり)

■6月18日 朴炳陽をしのぶ会のお知らせ 参加希望の方は9日までにアジア映画社まで連絡ください(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=4338
 「朴炳陽」といい「朴のお仲間」といい在日韓国人が「つくる会理事」三浦や「救う会」荒木のような極右と交際できるというのは俺には理解できませんね。
 まあ、荒木和博の証言(http://araki.way-nifty.com/araki/2017/04/news244929428-4.html)を信じれば姜尚中氏を「不逞鮮人」呼ばわりしていたバカが朴炳陽だそうです。自らが在日でありながら「不逞鮮人」なんて差別用語が使える人間・朴炳陽はおよそまともではありません。まあそんな事をためらいなく放言できる荒木も相当のバカですが。
 まあ、この「しのぶ会」呼びかけ人に名前を連ねてる人間(韓昌祐マルハングループ創業者など)は常識の通用しない反北朝鮮・右翼分子認定して無問題でしょう。

 「パレード」初公開時の崔洋一・梁泰昊論争

 この論争なり、映画「北朝鮮のパレード(以下、パレード)」なりをどう評価するかに関係なく、三浦や朴炳陽ら反北朝鮮ウヨにとっては「パレードは北朝鮮叩きのネタ」でしかなく、そう言う意味では「パレード上映は日本では無茶苦茶な北朝鮮叩きを助長するだけではないのか」つう「三浦が紹介する」崔洋一*1の危惧は残念ながら全く正しかったと言うべきでしょう。パレードがどんな映画かは、見ないと何とも言えませんが、仮にいい映画でも三浦ら「見る側(反共ウヨ)」が「ただの北朝鮮叩き映画」としか評価しないのでは意義に乏しい。「猫に小判」「豚に真珠」て奴です。
 そして梁泰昊氏の立場はともかく、三浦や朴炳陽ら反北朝鮮ウヨはそうした崔氏の危惧は無視しました。なぜなら崔氏が危惧し批判すること「理屈も何もない無茶苦茶な北朝鮮叩き」こそが三浦らのしたかったことだからです。
 これは何も北朝鮮に限ったことではありませんが「道理のある批判」と「無茶苦茶なバッシング」は区別しないといけません。たとえば北朝鮮について言えば「特定失踪者という与太」「朝鮮学校無償化除外という差別的主張」はまともな主張として容認すべきもんではありません。


■秋瑾 ある悲劇的存在(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=4336

 昨年(平成26年)11月18日、東京憲政記念館にて、日清日露両戦争記念顕彰国民大会(加瀬英明・頭山興助共同代表)が、日清戦争開戦120周年、そして日露戦争開戦110周年を記念して開催された。

 やれやれですね。日清、日露戦争の何を顕彰(褒め称える)するんでしょうか。当時の明治日本ならまだしも今の日本でそんなことをやることは「戦争相手の中国、ロシア」及び「日清、日露戦争の結果日本に植民地化された韓国」に喧嘩を売っている以外の何物でもない。
 そしてそんな「三浦らデマ右翼の愚劣な戦前美化」と秋瑾と何の関係があるのか。秋瑾は「日本の近代化」を近代化における一つの理想、模範にしていてもまさか日本の中国侵略を容認していたわけではないでしょう。三浦らウヨは秋瑾に対して失礼にもほどがあるでしょう。

参考

http://j.people.com.cn/96160/7617824.html
■人民日報『辛亥革命にかかわった歴史上の人物 (11)』
 秋瑾(しゅうきん)(1879-1907年)
 浙江省紹興出身の近代民主革命家。秋瑾は1904年に日本に留学した後、徐ヤン麟の紹介で「光復会」に加入し、翌年には孫文が率いる革命団体「中国同盟会」に加入、当時は唯一の女性会員だった。さらに留学中に「敢死隊」(死をもいとわないグループ)を結成し、自ら隊長を務め、「白話報」を刊行し、打倒清政府を宣伝すると共に、男女平等を提唱した。1906年、上海に帰国した秋瑾は「中国女報」を刊行し、引き続き革命の宣伝と女性の権利を訴え続け、女性も革命に参加するよう呼びかけた。同時に、秋瑾は徐シャク麟らと安徽省浙江省で積極的に武装蜂起を画策。1907年7月6日、徐シャク麟が蜂起に失敗し処刑されると、浙江省で蜂起をしかけた秋瑾も失敗に終わり、学堂を包囲した清軍に程毅ら6人と共に逮捕されてしまう。1907年7月15日、紹興軒亭口の刑死場で斬首、処刑された。


眞子内親王殿下のご婚約をお祝いしてアンドレ・リュウを(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=4333
 「眞子さまでええやん。産経かて■産経『眞子さま、同級生とご婚約へ』(http://www.sankei.com/life/news/170516/lif1705160042-n1.html)なんやで。今時内親王殿下て大げさすぎやろ」と思うのはオレだけではないでしょう。


南モンゴル自由民主運動基金『趣意書「文化大革命時代の南モンゴルにおける民族ジェノサイドのユネスコ記憶遺産申請を目指して」』
http://smldf.org/?p=722
 吹き出しました。そうした運動の是非はひとまず置くとしてもそんなことが現実的に可能だと本気で思ってるんですかね?。まあ実際には日本ウヨと野合してるアホ外人共もそんなことが可能とは少しも思ってないでしょうが。

 私達は、中国政府を批判することを目的とするものではありません。人類は二度と再び、ナチスが行ったような特定の民族を想定した差別や絶滅政策を行ってはならないためにも、このような負の遺産もまた、歴史的資料として記録していかなければならないと考えます。

 その理屈だと南京事件資料のユネスコ記憶遺産登録も何一つ問題じゃないんですけどね(苦笑)。
 あるいはその理屈だといっそ「関東大震災での朝鮮人虐殺」をユネスコ記憶遺産として「特定の民族を想定した差別を行ってはならないためにも、このような負の遺産もまた、歴史的資料として記録」すべきではないか(そう言う運動があるのか無知にして知りませんが)。
 日本ウヨと「反中国」で野合してる「南モンゴル自由民主運動基金」は『南京事件資料のユネスコ記憶遺産登録』や『関東大震災での朝鮮人虐殺のユネスコ記憶遺産登録』についてはおそらく「ウヨに媚びて反日呼ばわり」か「都合が悪いので黙り」でしょうけど。
 そもそも南京事件は、東京裁判松井石根南京事件当時、中支那方面軍司令官)が、南京軍事法廷で谷寿夫(南京事件当時、第6師団(熊本)師団長)が死刑判決を受けたことなどで政治的、法的にも片のついた話です。


■アジア自由民主連帯協議会『【6月2日 東京文京区】「六四天安門事件28周年記念集会 方政氏来日講演」のお知らせ』
http://freeasia2011.org/japan/archives/5157

 現在の中国政府は、国内の矛盾から国民の目をそらさせようと、アジア周辺諸国に露骨な覇権主義を示し、世界の平和を脅かせています。

 まあ日本ウヨとつるむような連中らしいアホ文章です。AIIBや一帯一路に東南アジア諸国も参加してることでわかるように東南アジア諸国と中国の関係はこの文章が描き出すほど敵対的関係ではありません。


■アジア自由民主連帯協議会『【6月3日 東京・新宿等】「南モンゴル虐殺に抗議する!6.3東京デモ行進」お知らせ』
http://freeasia2011.org/japan/archives/5153

 ある中国人は、抵抗する牧畜民をトラックでひき殺し、わずかな補償金を出して、モンゴル人の命などこれくらいのものだといった暴言を吐く事件すら起きました。
 このような民族差別、人権と人命を軽んじる姿勢を許してしまっては、いつかその暴力は、隣国である日本国の平和をも脅かすことでしょう。

 極右団体『頑張れ日本!全国行動委員会』と集会を共催して恥じない連中らしいアホ文章です。
 やれやれですね。「日本国の平和なんか脅かされないから安心して下さい」「それ以前に内モンゴル自治区の隣国である外モンゴルも平和なんて脅かされてないでしょう?」と皮肉を言いたくなりますね。当然ながら「国内問題と国外問題」は別物です。
 何も人権面で問題がある国は中国だけではない。アウンサンスーチーを軟禁していたミャンマー軍事政権なんかもそうでしょう。だからといってそのことは「ミャンマーが隣国を侵略するかも知れない」なんてことを意味しないでしょう。

民族差別的なスローガンやプラカードはお控えください。

 おいおいですね。まともな集会ならいちいちこんなことは断らなくても誰も差別的なモンなんか持ち込みませんが。


■家村和幸『皇道派の陸軍大将・真崎甚三郎』
http://heiho-ken.sakura.ne.jp/20110322.htm

 コミンテルンに操られた統制派の陰謀により真崎大将は弾圧され、二・二六事件の黒幕にでっち上げられて今日に至っている。
 名将・真崎甚三郎*2の名誉回復こそが混迷を極める現代日本を救う道である。

・むしろ「226の黒幕」にでっちあげられたのは死刑にされた北一輝西田税でしょう。北や西田は事前に「226事件計画」を知らなかったし、事件発生後の彼らの行為はどう見てもせいぜい「犯行の幇助」にすぎず黒幕(首謀者)として死刑判決が出るような行為ではありません。
・なかなかユニークなトンデモ陰謀論です。
 いくつか反論しておけば、先ず第一に東条英機*3武藤章*4ら統制派はコミンテルン*5ではない*6
 「統制経済コミンテルン」なら満州統制経済をすすめていた「満州国総務庁次長・岸信介(戦後、自民党幹事長、石橋*7内閣外相を経て首相)」もコミンテルンになってしまいます。
 なお、統制派が皇道派を敵視しチャンスがあれば打倒しようとしていたのは事実ですが、これは皇道派の方も同じだからお互い様です。
 もちろん「統制派の推進した対米戦争」で日本は「敗戦します」が別にコレは「皇道派が陸軍の実権を握っても」状況は変わらないでしょう。米国相手に戦争するかどうかつうことで皇道派と統制派は対立していたわけではない。
 第二に「226事件をやるように青年将校を教唆したか」という意味では「通説的見解」では真崎は黒幕ではありません(真崎は起訴されたが無罪判決が下りました)。真崎は青年将校を政治利用するため、彼らに媚び、「永田鉄山陸軍省軍務局長暗殺」というテロ事件発生以降も、彼らをさんざん煽ってますし、そう言う意味で226事件を含む青年将校の行為について道義的、政治的責任は免れないでしょうが、黒幕ではない。 
 しかし226事件を起こした青年将校たちは「理由はともかく」真崎を首領と仰ぎ、政府に「真崎内閣の実現」を要求、当初、真崎もそれを利用して自らが首相になろうと政治的に動きます(結局あきらめますが)。
 この真崎の動きが完全に天皇重臣、陸軍統制派の真崎への「真崎は何を考えてるのか!」という怒りと「226事件の黒幕ではないのか?」という疑惑を呼ぶわけで、ある意味真崎が失脚するのは自業自得でしょう。

参考

■真崎甚三郎(ウィキペ参照)
 (ボーガス注:皇道派である)真崎の評判は(ボーガス注:皇道派を嫌う政財官界中枢には)極めて悪く、岡田啓介*8首相は林銑十郎*9陸相に対して「内閣が倒れてもいいから真崎だけは陸軍教育総監を辞めさせてくれ」と伝えている。
 昭和10年7月に参謀総長閑院宮載仁親王臨席で開かれた会議でも真崎は教育総監辞任に応ぜず、激怒した閑院宮から叱責される場面もあった。
 真崎は本人が同意しないまま教育総監を罷免され、後任には渡辺錠太郎(後に226事件で暗殺される)がついた。
 昭和天皇も真崎の更迭を歓迎し、「真崎の行動は甚だ非常識であり(ロンドン海軍軍縮会議で強硬論を主張し濱口*10内閣を揺さぶったいわゆる艦隊派の)海軍軍令部長加藤寛治海軍大将と同じような性格ではないのか」と述べて、真崎の退任の挨拶に際しても形式的な「ご苦労であった」との御言葉を与えるのを「加藤のように悪用されては困る」と承知しようとしなかった。


文在寅*11新大統領当選。今回の敗北を韓国保守派は真剣に受け止めないといけない。(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=4328

今回の敗北を韓国保守派は真剣に受け止めないといけない。北朝鮮の工作を批判するだけでは勝てない。

 そもそも北朝鮮がいつ何処でどんな工作をしたのか教えて欲しいモンです。米国大統領選については「ヒラリー誹謗のウソニュースをネットにロシア諜報当局が流した」なんて話がありましたが、そんな話*12が韓国大統領選であったとでも言うのか。
 もちろん「少なくない保守派も参加した」朴弾劾運動は北朝鮮の工作ではない。
 また選挙期間中、自由韓国党朴一派)を利するのを恐れてでしょうが、北朝鮮は軍事行動を自重していましたが、これも工作と言うほどのことではないでしょう。

 韓国は民主化闘争の過程で、ナショナリズムを基本的に左派(そしてそれを利用しようとしている親北*13)に握られた。

 のっけから脱力ですね。こうした三浦の認識が適切かも疑問です。ナショナリズムと言えばやはり「竹島問題*14」は大きなテーマでしょうが、「竹島問題について騒いでるのは韓国では左派だけ」なんて構図はどこにもないでしょう。竹島上陸を大統領として初めて果たしたのは右派の李明博ですし。もちろん岸信介と朴チョンヒの関係が「日本に対する売国」と批判されたことは事実でしょうがそれは「ナショナリズムを基本的に左派に握られた」という話ではないでしょう。いやそもそも「朴チョンヒと戦った民主化活動家」金泳三にせよ金大中にせよ、あるいは盧武鉉氏にせよ、今回の文在寅氏にせよ「極右ではないにせよ」左派と言えるかそもそも疑問ですが。彼らって日本で言えばせいぜい三木武夫*15河野洋平氏らレベルの穏健右派政治家ではないのか。
 しかしそれ以前にそんなことと今回の自由韓国党敗戦と何の関係があるのか。
 普通に考えて今回の敗戦の大きな理由は「崔順実疑惑(政治とカネ)」でしょう。ところが恐れ入ることに三浦は見事なまでにその話題に触れません。「ネグる理由」がわかりませんが、どう考えても故意にネグってる以外何物でもない。三浦も本当に変な男です。

 韓国における反日教育が、戦前・戦中の日本統治を一面的に否定し、その時代に、韓国人自身も懸命に努力して近代化を成し遂げようとした面を正当に評価せず、「親日派」として切り捨ててしまった

 いやそんな事実はないんじゃないですかね。それが事実なら「元日本軍将校・高木正雄(朴チョンヒのこと)」が大統領になることも、彼の娘(朴クネ)がオヤジの政治的遺産で大統領になることもなかったでしょう。三浦の主張が事実ならば「朴クネは親日派の娘だ!」といえば「じゃあ支持するのはよそう」で全てが終わるわけです。
 もちろん「親日派批判」はあったでしょうが「それオンリーで語れるほど」韓国現代史は恐らく単純ではない。

 北朝鮮の脅威に韓国の若者が無知だと決めつけるべきではない。

 そもそも北朝鮮の脅威なんてモンは今ないですからねえ。せいぜいリアルな脅威なんて一番遅くても「青瓦台襲撃事件(1968年)」くらいでしょう。
 ラングーン事件(1983年)、大韓航空機爆破(1989年)はやっていいとは言いませんが「遠く離れた外国の事件」の上、「それで韓国が北朝鮮に支配される」つうほどのもんでもない。
 天安事件、ヨンビョン島砲撃(2010年)だって局地戦でしかないわけです。それで脅威を普通あまり感じないでしょう。

 いまの韓国の経済力で、北朝鮮との統一をなし得るとは思えないという恐怖

 そりゃそうでしょう。経済大国・西ドイツですら東ドイツとの統一は経済の足を引っ張りました。太陽政策について言えば「ある程度北朝鮮の経済力を底上げしておけないと統一なんかできやしない」というリアルな情勢判断もあったと思います。そう言うコトを無視して太陽政策を非難する奴(三浦もその一人ですが)は本当にバカだと思います。
 以上、三浦の主張の内特におかしいと思うところを批判してみました。
 まあ三浦の「比較的まともな指摘」の内

就職が難しかったり、大企業に勤められない限り先が見えない若い世代(ボーガス注:の期待に与党が応えてない)

という「韓国の若者の就職難」などの生活問題、経済問題は確かに与党敗戦の一因ではあるでしょう。とはいえ、そう言う三浦自身が「若者の就職難」のような生活問題、経済問題に無関心で、あげく「日本経済の繁栄に反する」異常な中国敵視の「非常識な反動極右」ですから「何だ、こいつ?」です。


■ジョージ・ガーシュイン没後70周年、「ラプソディ・イン・ブルー」はやっぱり名曲(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=4324
 非常識ネトウヨ文章ではないのであまり突っ込む所もないのですが一つ突っ込んでおけば、ガーシュインは1937年に死去しているので「没後70年」ではなく「没後80年」です(ウィキペ「ガーシュイン」参照)。まさかとは思いますが「10年前にどこかで書いた文章」を修正もせずにそのまんま掲載したというお粗末な話でしょうか。


■アジア映画社の朴炳陽さんが、映画「クロッシング」に寄せた文章(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=4316
 朴の北朝鮮に対する激しい敵意は分かりましたがそれだけの文ですね。なお荒木の個人ブログ(http://araki.way-nifty.com/araki/2017/04/news244929428-4.html)では「事故死」としか書かれていませんでしたが三浦に寄れば「趣味の登山での事故死」だそうです。
 荒木が「事故死」としか書かなかったのが「プライバシーに配慮した」のか「荒木には事故死としか情報が入らなかったのか」はわかりません。
 まあ、先日の「学校登山での生徒の事故死」なら教師の責任が発生しますが「自分で事故死」なら自己責任であって誰を恨むわけにもいきません。

民衆への虐殺に対峙せずに、綺麗ごとを語る在日知識人や日本の一部左派

 ある程度具体的な荒木の

http://araki.way-nifty.com/araki/2017/04/news244929428-4.html
 姜尚中*16・東大教授*17などのリベラル在日文化人のことを「不逞鮮人」とか言っていました。

という文*18と違って、朴にとって具体的に誰のどんな物言いが問題なのか、明確に指摘しない辺り三浦のゲスさが明白ですね。具体的に書くとかえって「朴の言いがかりジャン」「朴の言ってることの方がおかしい」つう批判が多数来る恐れを三浦も自覚してるのでしょう。「お前はつくる会理事もやってるんだし、今さらそんな批判がアンチ極右から来ても無問題と違うのか?」と思いますけど、違うようです。
 しかし別の拙記事(http://d.hatena.ne.jp/bogus-simotukare/20170414/5064718022)でも書きましたが「三浦や荒木とつきあいがある反北朝鮮・反共の右翼」とはいえ在日の朴がためらいなく「不逞鮮人」なんて本当に言ってたのなら呆れて二の句が継げませんね。


■酒井信彦ブログ『中共の意向を忖度する朝日新聞
http://sakainobuhiko.com/2017/04/post-303.html
 文革の時の報道*19ならまだしも今の朝日は「中国の意向を忖度」などしていません。むしろ安倍の意向を忖度してか「稲田防衛相の靖国参拝」なども「昔と比べたら」ろくに批判しない有様です。


■【動画】アジア自由民主連帯協議会第26回講演会「日本に世界史的使命は果たせるか?」講師 西村幸祐副会長
http://freeasia2011.org/japan/archives/5143
 「日本に世界史的使命は果たせるか?」というタイトルが、あまりにも「トンデモ的な意味で」魅力的なタイトルなので文字起こしを待たずに動画を見ます。俺の書き起こしはかなりアバウトであることをお断りしておきます(追記:その後、三浦小太郎による文字起こしが協議会サイト(http://freeasia2011.org/japan/archives/5146)に掲載されました)。
 司会は「いつも通り」協議会事務局長の三浦小太郎。
 まず三浦から「今日は『米国の慰安婦銅像問題』などでご活躍のテキサス親父日本事務局の藤木俊一さんがいらしてます。藤木さん、ご挨拶を」。
 で藤木が挨拶。
 藤木の「テキサス親父活動*20=極右活動」と「アジアの自由と民主主義」に何の関係があるのか知りませんが、それはさておき。
 「つくる会理事に就任しよう」が「テキサス親父日本事務局の藤木と交際しよう」が三浦小太郎を未だに批判しない自称「アンチネトウヨ」「id:noharraこと八木孝三」にはいつもながら呆れます。
 なお、藤木については
■macska dot org『「テキサス親父日本事務局」の藤木俊一氏がわたしについて間違ったこと*21を書いている件。』
http://macska.org/article/418
藤木俊一さん(テキサス親父日本事務局)とそのフォロワーさんたちが、どのようにデマを既成事実化し暴走するかの例示
https://togetter.com/li/950462
を紹介しておきます。
 で藤木が何言うかと言えば、パキスタンのバルチスタン問題で中国非難です。「中国がパキスタンのバルチスタン弾圧を軍事支援してる」と。
 またマイナーなネタ持ってきたな、おい。それ大体中国じゃなくてパキスタンがメインだし。
 まあ、小生もバルチスタンなんて無知なので知りませんが、これを機会にググってみます。ウィキペ「バルーチスターン」によれば

・1638年にカラート藩王国が成立したが、1840年にイギリス軍が侵攻。1854年に条約を結び、イギリス保護領バルーチスターンとなった。
・1947年にイギリスのインド統治が終了すると、「もともとインドの一部ではない」という理由でバルーチスターンはインドやパキスタンには参加せず、イギリスやパキスタンもカラート藩王国の独立を認めた上で、パキスタンとは特別の関係を結ぶことを提案し、1952年にバルーチスターン藩王国として独立し、議会や内閣を設置。しかしパキスタンの軍事的圧迫に抵抗することができず藩王は併合条約に調印し、パキスタンに併合された。その後もしばらく藩王国は続いたが権限は大幅に縮小され、1955年には藩王国自体が名目上も消滅させられバルーチスターン州となった。

だそうです。
 そして公安調査庁サイト(http://www.moj.go.jp/psia/ITH/organizations/SW_S-asia/BLA.html)などに寄れば一部の「バルチスタン過激派」がバルチスタン独立を叫んで、パキスタンの軍や警察など相手にテロやってると。
 でまあ、藤木曰くパキスタンは「中国の支援も受けて」テロリスト掃討やってるそうです。バルチスタンに埋まってる地下資源が中国にとって魅力的なんでパキスタンに協力するんだそうです。
 で藤木曰く「パキスタン政府がバルチスタンの地下資源を収奪、搾取してる」と。
 しかし、そう言う話で藤木が「バルチスタン独立運動万歳」みたいなことをいうのはあまりにも非常識すぎでしょう。
 「バルチスタン独立」なんて「チベット独立」以上に現実性ないでしょうし。俺もそうですけどほとんどの日本人はバルチスタンなんか知りませんよ。そして、どう言い訳しようがバルチスタン過激派のテロは犯罪ですし。 
 で「パキスタンなんかにODAするな」という藤木。イヤー君らウヨが「親中国認定した国(パキスタン)」に対してだけは人権がどうのこうの言うのってマジでダブスタだよねえ(苦笑)。でも日本でそこまでパキスタンを敵視する人間って少ないから「パキスタンなんかにODAするな」って無理じゃないかな?
 さて三浦が「藤木の補足説明」だそうです。何言い出すかと言えば「藤木さんはテキサス親父日本事務局の運動でバルチスタン民族活動家と出会いました」。
 ああ、はいはい、「中国と親しいパキスタンは俺達ウヨの敵だ!(藤木)」「俺達、力が弱いから日本ウヨでも何でも手を組むぜ!(バルチスタン独立派)」つうことね。
 完全に「ダライ一味やラビア・カーディル一味、楊海英」と日本ウヨの野合と同じヤン。
 次に「英国在住の元カラート藩王国国王のご挨拶」っておい!。いつ、西村の講演が始まるんだよ!。ここで大体15分ぐらいです。
 しかし「元藩王が、藩王の地位奪った国に悪口(しかも悪口を言う相手が日本極右)」て「パキスタンと中国」「カラート藩王国チベット」の違いはありますけど、完全にペマ・ギャルポと同じですね。まあ、この元藩王は「ペマと違って」、「中国は天皇処刑狙ってる」なんてデマは飛ばしてないかも知れませんが(毒)。
 やっと20分経って西村の講演が始まります。
 西村曰く「環球時報か、人民日報で日本の右傾化が批判された」。まあ、批判するでしょうね。安倍政権誕生後、ずっとそうですから。それを「俺達の手柄だ」とか言っちゃう西村です。
 「右傾化」て言われて「右傾化じゃない」と反論しない辺り、さすが、西村です。
 西村曰く「このタイトルは大げさかと思うかも知れませんが、昔の多くの日本人は世界史的使命を果たすために生きていたんです」。
 ここでもう爆笑です。たぶん世界史的使命て「大東亜戦争はアジア解放戦争だ」とか言う与太でしょうが。
 で当然ながらそうした「過去の世界史的使命の実施(大東亜戦争など)」が西村にとっては戦後、「GHQ(米国)や共産主義」によって「不当な侵略」と貶められ、誹謗中傷されていることになるわけです。
 次に西村が、安倍の「安保ダイヤモンド構想(中国封じ込め構想)」を紹介し「安保ダイヤモンド構想にしたがって安倍総理は動いている」と主張します。
 さて、安倍は「安保ダイヤモンド構想」など実行してるんでしょうか?。まあ、「安倍が中国封じ込め的な行動を何一つやってない」とは残念ながら言えないでしょうが、一方で「がんがん、安保ダイヤモンド構想にしたがって一路、中国敵視に突き進む」なんてこともないわけです。中国との貿易の利益は安倍ですら否定できないわけです。 
 安保ダイヤモンド構想については、水島朝穂*22の過去記事を紹介しておきましょう。

http://www.asaho.com/jpn/bkno/2013/0923.html
水島朝穂の「直言」『「ダイヤモンド安保」と「価値観外交」』(2013年9月23日)
 昨年12月27日、国際言論NPO「プロジェクト・シンジケート」のウェブサイト上に、英文の論文“Asia’s Democratic Security Diamond”(アジアの民主主義的安全保障ダイヤモンド」が本人名「安倍晋三」で公表された。おそらく安倍氏は米国の新保守主義系学者に近い筋からレクチャーを受けたのだろう。日本と米国・ハワイ、インド、オーストラリアの4点を結ぶとひし形(◇)になることから、海洋進出をはかる中国を牽制し、4カ国が連携して中国を封じ込めるというアイデアだそうである。
(中略)
 安倍首相のこの論文については、『東京新聞』2013年1月16日付「こちら特報部」が詳しく紹介している。安倍氏は論文のなかで、中国が南沙諸島の領有権をめぐりフィリピンやベトナムなどと対立を深めていることに注目し、南シナ海が「『北京の湖』になるようにみえる」とかなり刺激的な表現を使っている。
(中略)
 だが、ここには大きな誤算がある。そもそもダイヤモンド陣形で中国を封じ込めるという発想が古い。地政学的な位置関係からしても、この陣形が中国に対して何らかの抑止的効果を与えるとは思われない。加えて、ダイヤモンドの一角をなすインドは、中国との貿易高が日本の何倍もあり、安易な中国包囲網にのってくるとは考えられない。

 水島氏が言うように「安保ダイヤモンド構想」なんかにインドもオーストラリアものらないわけです。今や安倍も「未だに中国に敵対的とは言え」、安保ダイヤモンド構想なんかあまり興味ないかも知れません。
 さて、「南シナ海の緊張が高まったときが日本の出番だ」という西村です。しかし「領土問題では対立しながらも」、フィリピン、ベトナムが「本部が北京にあり、出資額も中国が最大、初代総裁も中国人」など「中国が大きな影響力を持つAIIB」に加入してることで分かるように「フィリピン、ベトナム」は中国と対立一途ではないわけです。今後、南シナ海がどうなるかわかりませんが、西村が期待するような事態にはならないでしょう。
 さて、安倍とプーチンの「友好関係」を「中国封じ込めの一環」と理解し、「それなりに支持する」西村です。まあこの辺りは「北方領土を支配するロシアなんか許せない」「ロシアも中国と貿易してるし、日本の中国封じ込めにどれだけ協力するか分からない」つう右翼も一方でいるわけですが。
 まあ、ロシアに限らず「中国封じ込め」なんてやりたがる国はないでしょうね。中国と貿易した方が利益になりますから。 
 さて「ヤルタ会談南モンゴル内モンゴル)を中国領にしたルーズベルト米国大統領、スターリンソ連共産党書記長、チャーチル英国首相が許せない」と「楊海英みたいなこと」言い出す西村です(苦笑)。つうか西村発言の元ネタはやはり楊でしょうか。
 いやヤルタ会談以前から内モンゴルは中国領土扱いヤン。「ヤルタ会談でのソ連参戦密約」とそれに基づく北方領土侵攻ならともかく、「内モンゴル」云々を批判しても賛同する奴はほとんどいないでしょうよ。
 さて次に「日本が大東亜戦争する前はフィリピンは米国の、インド、パキスタンバングラデシュは英国の、ベトナムラオスカンボジアはフランスの、インドネシアはオランダの植民地だった。日本のお陰で独立できた」「中国人でも日本のことが分かってる汪兆銘親日的だった。反日的な蒋介石が悪い」という西村です。すげえなあ、今時、汪兆銘美化ですか?
 次に八田與一銅像が破損されたという話を始める西村です。まあ、「日本ウヨと李登輝の野合」に反発する一部過激派の犯行のようですが、まあ、「銅像破損していいとは言いませんが」ある意味どうでもいいことです。まともな李登輝批判派はそんなことしないわけですから。むしろ西村らウヨは「李登輝批判派にレッテルが貼れる、ネガキャンができる」と銅像破損を喜んでるようにすら見えます。
 ここまでで1時間15分程度で講演終わり(講演と言うよりは政治漫談でしたが)。残りは質疑応答のようですが飽きてきたのでここで視聴は辞めます。

【追記その1】
■読売新聞『「一帯一路」会議に二階氏を派遣へ…首相が決定』
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20170424-OYT1T50186.html

 安倍首相は、中国が5月に北京で開く巨大経済圏構想「一帯一路」に関する国際フォーラムに、自民党の二階幹事長を派遣することを決めた。
(中略)
 二階氏は、首相から中国の習近平*23国家主席に宛てた親書を届ける予定だ。習氏と一昨年5月に会談している二階氏の参加を中国側も歓迎しており、「副総理級の接遇になる」(日本政府関係者)見通しだという。二階氏には内閣官房、外務省職員のほか、経団連榊原定征*24会長も同行する。

 読売の記事を紹介しましたが朝日、毎日、日経、産経など、読売以外のメディアも同じ内容の報道をしているので事実なのでしょう。もちろん親書の内容が『一帯一路に日本も協力します』云々という一帯一路に好意的な内容であろうことは容易に理解できます。わざわざ「誰が一帯一路に協力するか!」なんて喧嘩を売る手紙を渡したりはしないでしょう。西村らウヨの願望に反し、安倍は彼らウヨほどには反中国路線はとれないわけです。
 なぜならそうした反中国路線は「榊原経団連会長ら中国ビジネスを重視する財界が望むことではないから」です。
 なお、「日本の二階自民党幹事長」の他には
■産経『一帯一路サミットにプーチン大統領ら28カ国首脳が出席』
http://www.sankei.com/world/news/170418/wor1704180052-n1.html
■産経『「一帯一路」サミット14日開幕 習近平主席、グローバル化の盟主アピール』
http://www.sankei.com/world/news/170511/wor1705110044-n1.html
時事通信『「一帯一路」サミットに28首脳参加=5月中旬に開催−中国』
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017041800806&g=int
■中国外務省、「一帯一路」サミット参加国代表らを紹介
http://japanese.cri.cn/2021/2017/05/12/142s261333.htm
■人民日報『習近平主席が「一帯一路」国際協力サミットフォーラムに出席す各国指導者を歓迎』
http://j.people.com.cn/n3/2017/0513/c94474-9214894.html
によれば

・ロシアのプーチン*25大統領
ウズベキスタンのミルズィヤエフ*26大統領
チェコゼーマン*27大統領
ポーランドのシドゥウォ首相
・イギリスのハモンド*28財務相
・ドイツのツィプリース*29経済・エネルギー相
・トルコのエルドアン*30大統領
ミャンマーアウン・サン・スー・チー外相(国家顧問兼務)
・フィリピンのドゥテルテ*31大統領
インドネシアのジョコ*32大統領
・モンゴルのエルデネバト*33首相
エチオピアのデサレン*34首相
・国連のグテレス*35事務総長

などの出席が予定されているとのことです。また中国側が二階氏とは別に「世耕*36経産相」の出席を要請してることについて日本政府は「現在検討中」だそうです。世耕経産相も出席すればウヨの「安倍政権が反中国を!」願望は更に裏切られるわけです(追記:世耕経産相は出席しませんが、松村経産副大臣が出席するそうです)。

【追記その2】
 その後、三浦小太郎による文字起こしが協議会サイト(http://freeasia2011.org/japan/archives/5146)に掲載されました。俺が聞き漏らしたところがあるので、そこを適宜コメントします。

 吉田松陰は24歳だけど、黒船に乗り込んでいったのです。
(中略)
 しかし、そういったわれわれの先祖が行ったことをあまりにも忘れすぎている。

 まあ吉田松陰なんて「伊藤博文*37木戸孝允*38桂小五郎)、久坂玄瑞*39高杉晋作*40山縣有朋*41」たち、「明治維新で活躍した長州藩士」に思想的影響は与えた物の彼個人が何か「政治的業績」を成し遂げた訳じゃないですからねえ。説明しづらい人間(忘れられやすい人間)ではあるでしょう。つうか、吉田松陰と「アジアの民主主義」と何の関係があるのか。


三宅博先生講演録「覇権の終焉とアジアの黎明」(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=4310

 以下の講演記録は、三宅先生が2016年5月28日に南モンゴルの団体で行ったものを文字おこししたものです。
(中略)
 天国の三宅先生をしのびつつここに公開させていただきます。

 南モンゴル内モンゴル自治区)の団体で講演したのに南モンゴルとほとんど関係ないという酷い代物です。よく南モンゴル連中も怒り出さなかったモンです。そして三浦も良くこんな酷い講演を紹介できるモンです。

三宅先生の政治思想の重要な部分がこの講演には集約されている

1)確かに「大東亜戦争はアジア解放戦争」だの「慰安婦は何ら問題ない」だの放言する三宅の極右性
2)そんな三宅とつきあう三浦の極右性
が痛いほどよくわかります。

・覇権を実現したのが、まさにモンゴルというか、元のチンギス・ハーンであり、そしてフビライ・ハーンであります。
・日本の歴史のなかでも鎌倉時代もたった3代で終わってしまいました。

 まあ細かいどうでもいいことで話の本筋じゃありませんが
1)「元」になったのは「フビライの時代」であり「チンギスの時代」は元じゃありません。
2)三代で終わったのは「源頼朝将軍家(頼朝死後、二代頼家、三代実朝が北条氏によって暗殺)」であって鎌倉時代はその後も北条氏が実権を握り、続いていきます。

 スペイン、ポルトガルが世界中をずっと制覇しつつあった。その後を受けてイギリス、オランダと覇権国家が世界を凌駕してきました。

 細かいことですが「イギリス、オランダ」て順番が逆だと思いますが。

 500年前に、スペイン、ポルトガルローマ・カトリック教会によってそれぞれが世界を二分する権利を与えられて

 「500年前」という記述からして、いわゆる「サラゴサ条約」(1529年)のことでしょうか。それとも「トルデシリャス条約」(1494年)のことか(ウィキペディア『トルデシリャス条約』参照)。

 500年前に始まった西欧列強による世界の争奪戦に終止符を打ったのが、私はわが日本だと考えています。

 いつもの「大東亜戦争アジア解放戦争論」という与太です。
 もちろん大東亜戦争(太平洋戦争)はアジア解放戦争じゃありませんし、アジア、アフリカの独立も第二次大戦後スムーズにすすんだわけでもない。インドシナ戦争ベトナム)、アルジェリア戦争など独立戦争があるわけです。

 秀吉の朝鮮征伐も、こういった世界中の覇権競争のなかで明や朝鮮半島を手先に使って(ボーガス注:スペインやポルトガルが?)日本を治めようとした。そういうものを見抜いた上で朝鮮征伐が行われました。

「(ボーガス注:スペインやポルトガルが?)明や朝鮮半島を手先に使って日本を治めようとした」てのには思わず吹き出しました。
 勿論そんな事実はないわけです。普通に考えて、秀吉の行為は「チンギス・ハンの侵略」などと同じ領土拡張が目的でしょう。信長死後、「ライバル・柴田勝家」を滅ぼし、天下人になった秀吉は「徳川家康との小牧・長久手の戦い」で「家康をつぶせず」面目をつぶしますが、とは言え家康の方も秀吉を打倒できず、結局双方痛み分けで終了。まあ秀吉が天下人なのだからもちろん秀吉勝利と見ていいでしょう。ただしその勝利は「家康を五大老の一人として優遇する」という手放しでは喜べない物であり、秀吉死後に家康は豊臣家を滅ぼし、天下人になります。
 それはともかく、その後も「四国平定(長宗我部氏が服従)」「九州平定(島津氏が服従)」「関東平定(北条氏を滅ぼす)」「東北平定(伊達氏が服従)」と基本的には順風満帆の秀吉です。頭に乗った彼が「これなら中国や朝鮮も支配できる」と思ったのも無理はないのでしょう。
 それにしても一体どこからこんな三宅の珍論が出てきたのか。しかしこんな与太話をよくもまあ三浦も紹介できるモンです。この三浦の愚行をid:noharra先生は「三浦氏の友人」として「デマの流布は辞めなさい!、秀吉の朝鮮侵略はそんなモンではない!」などと諫言はされないのですか?

 織田信長も、当時のイエズス会バテレンの進出の品位(ボーガス注:原文のまま。おそらく真意の誤記)というものを悟ったときに、大変な失敗をしてしまったということを考えただろうと思います。

 スペインやポルトガルが日本侵略を考えていたという根拠があるんですかね?
 当時の日本と言えば戦国時代で「戦争が日常茶飯事」「戦争のプロがごろごろいる」わけです。鉄砲という新兵器も広く普及していた。そんな国を侵略するのは「ハイコストの割にローリターン」でしょう。
 また禁教令が出たのも秀吉政権後のことですから信長は少なくとも生前、キリスト教禁止は考えてなかったと見るべきでしょう。
 それはともかく信長が「大変な失敗をした」と思ったのはやはり「本能寺の変の時」、つまり「死の直前」でしょう(遅すぎですが)。
 「何故、明智は自分を裏切ったのか。明智は自分が天下を取るつもりなのか。それとも誰か(「柴田勝家」「羽柴秀吉」など信長家臣団や、毛利氏、上杉氏など信長と対立する大名など)が明智に裏切りを示唆したのか。はたまた自分は明智の恨みを買うようなことをしたのか」「何故自分は明智の裏切りに気付かなかったのか」と。

 結果的に徳川の治世になって、キリスト教を信じることを幕府が禁止してしまった。私はこの行為については、為政者として、国を治める人間としてやむを得ない選択だったと思います。また、単にキリスト教のみならず、日本国内において宗教の持つパワーというのは非常に大きなものでした。信長の時代だと一向宗に対する大変な戦いがありました。大阪の本願寺をいかにしてぶっ壊すか。また、比叡山延暦寺を全山焼き討ちにしてしまった。むごいことを平気でしてしまったのですけれども、国家を治めるという観点からすると、ああいう手法を取らざるを得なかったと思います。

 おいおいです。チベットチベット仏教過激派を、ウイグルイスラム過激派を取り締まってる(何ら違法でも不当でもない行為だ)と中国は主張し、一方でその取締が「ラビア・カーディルダライ・ラマ」によって不当な宗教弾圧だと非難されてるわけです。
 で、この講演の講師である三宅や、「三宅講演を紹介してる三浦」は一応「ダライ、ラビアらを支持する立場」であるわけですが「政府に逆らう過激宗教は武力討伐していい」なんて話を「いくら舞台が中世日本(主として一向一揆が話の中心)で、今の中国とは違う」とはいえ平然とできる無神経も相当なもんです。
 ダライらに「あいつら本気で俺達を支援してるのか」と疑われかねない態度です。つうか正直な話、ダライらもこいつらをかけらも信用してないでしょうが。お互い「敵の敵は味方」つう野合でしかないわけです。

 特定失踪者問題調査会の別団体*42ですが、予備役ブルーリボンの会というものがあります。先だっても大阪で会合をしたばかりです。元自衛官の方で奈良の浄土宗のお寺の住職ですが、吉本さんという方が中心になって、葛城奈海さんもお越しになって大阪で勉強会を開かせていただきました。

 ぐぐったところこの御仁「吉本正弘(奈良・極楽寺住職)」なる人物です。しかし、自衛官というのはいいとしても「予備役ブルーリボンの会メンバー」というのはどう考えてもまともではありません。しかもそれが「世襲のボンボンが後をついだだけ」とはいえ住職。「仏教って価値あるのかな」とつい思ってしまいます。いや「右翼結社・神社本庁」とは違いまともな住職の方が多いのでしょうが。

 比叡山延暦寺の姿を見ても、中世を見ても、あるいはいまの中東のイスラムの指導者の方々を見ても、国家指導者が宗教の中心的な存在も兼ねるというのはもともと世界の歴史のなかでは当たり前の話で、決して珍しいことではない

 そう言うとんでもない認識してれば政教分離なんて脳内にないし、首相の靖国参拝も何とも思わないのでしょう。

 政治家も宗教者も、軍人も、言ってみれば畳の上で死ぬことができない可能性が非常に高い職業

 戦争が商売の軍人はともかく「政治家や宗教家」が「畳の上で死ぬことができない(テロや政治弾圧で殺される危険性がある)」ようでは、その国はまともな国ではないでしょう。

 世界の覇権競争のなかで、スペインが南米のインディオを殺していったと。たった3人か4人で王を人質に取って、次々とだまし討ちにして、民族そのものを滅亡させるに至るまでやった。しかも、いまのスペインの目を覆いたくなるような衰退ぶりというのは、この南米で犯した大罪が全身に回ってきたと。まさに仏教でいう因果応報の世界だと思うのです。

 スペインに対してとてつもなく失礼な事を言ってる自覚はないようです。つうかその理屈だと「広島、長崎に原爆が投下されたのも、東京が空襲にあったのも、南京大虐殺七三一部隊などの因果応報だよ」「阪神大震災東日本大震災も何かの因果応報じゃね?」「横田夫妻が娘を拉致されたのも何かの因果応報じゃね?」つうことになりかねませんがまあ、そう言う発言には激怒するんでしょうね。

 聖徳太子が1400年前に十七条の憲法をつくったのはいまの民主主義の先陣を切った、世界に誇るべきすばらしいことです。

 もちろん一七条憲法憲法といっても今の憲法とは内容が違うので民主主義とは全く関係ありません。

 小泉さん*43のときの細田*44官房長官が「なぜ、拉致被害者を救うことができないのですか」と言われたときに、「相手も一国の政府ですから、やはり向こうの了承なしに、われわれが向こうへ行って取り返すことができないんです」と(中略)いう答弁をしました。

 そりゃそうでしょう。当たり前の話です。

 荒木さんが言うように、普通だと内閣それぞれがぶっ飛んでもおかしくないような答弁が平然と国会で行われている。

 むしろ「自衛隊で取り戻す」なんてバカを細田氏が言った方が内閣が吹っ飛ぶでしょう。
 まあ、荒木や三宅の与太とは関係なく、今の日本では「首相自らニッキョーソ野次飛ばす」とか「普通だと内閣が吹っ飛んでもおかしくない醜態」があるのは事実ですが。

 安倍さん*45の姿を分かりやすく言うと、彼の亡くなられた祖父の岸信介さん*46の行動原理に非常に最近似てきたように思えて仕方がないです。何よりもアメリカの意向を忖度して日本の国政に反映しようとしていると思います。

 どうも「米国にびびって靖国参拝を取り止めやがって!」などと安倍にいいたいようですが、その一方で「日米安保堅持」を主張し「日米安保廃棄」を主張する日本共産党などを罵倒するのだから全くデタラメです。

 中国の重慶蒋介石軍の傅作義という将軍が交渉相手だったのですが、傅作義と話をつけた。傅作義は国民党のなかでは非常に立派な人でした。

という三宅は「新中国建国後」の傅作義の人生を知っているのか聞きたいところです。
 ウィキペ「傅作義」を読めば分かりますが彼は国共内戦では共産党に降伏し、新中国建国後は

 中央人民政府委員、軍事委員会委員、水利大臣、全国人民代表大会代表、国防委員会副主席、中国人民政治協商会議全国常務委員、同副主席などを歴任した。特に水利大臣の地位には、1949年の建国直後から1974年の死去直前まで25年間在任している

のですが。まあ確かに「共産党政権に重用された彼」はある意味「敵からも評価される立派な人」ではあったのでしょうが。

 中国の重慶蒋介石軍の傅作義という将軍が交渉相手だったのですが、傅作義と話をつけた。傅作義は国民党のなかでは非常に立派な人でした。あるいはその前の何応欽*47という将軍もいましたが、こういう人と根本さんは常に交流を持っていました。かつ、根本さんは大本営の情報畑で中国班の班長でした。

 俺的には、「そんな中国通を自負する根本」が中国で戦争やってることが興味深いですね。
 彼が
1)中国通を自負しながら、「蒋介石に日本は勝てない」と言う事を敗色濃厚になるまでついに理解できなかったのか
2)「蒋介石に日本は勝てない」と思い戦争回避の方向で動いたのに心ならずも中国で戦争していたのか
が気になるところです。
 また根本が何応欽や傅作義とパイプ持ってたつうのが興味深いですね。もちろん根本ないし何応欽、傅作義がスパイという話ではなく、お互いに「戦争相手の敵国でも常に和平交渉のことも頭に入れてパイプつくっておく」つうことでしょう(結局そのパイプは和平という意味では役に立ちませんでしたが)。
 コレは日朝関係を考える上でも参考になるかと思います。「敵国だから叩き潰す」で済むほど話は簡単ではないわけです。

 本質を知っていた根本さんの立場と、関東軍共産主義に対する非常に甘い幻想を持っていた、単にこの違いです。

 根本なる人物についてよく知りませんがこのエピソードが事実なら「生長の家信者*48」など俺にとって評価しがたい部分もあるようですが、スゴイ人間だとは思います。
 ただ根本と関東軍の違いはもちろん「共産主義に対する幻想」では明らかにないですよね。
 「降伏して武装解除しろ」つう命令が日本軍中央から関東軍や根本に来たわけです。この場合「たいていの人間」は「上の命令に従う」でしょう。いい悪いはともかく軍隊とはそう言う上意下達の組織です。「上の命令がおかしかったら無視します」では軍隊がぐちゃぐちゃになってしまう。そんなんでは戦争なんかできません。
 そして根本のように「平時は上意下達すべきだが、今は有事で平時じゃない。上の命令には従わない方がいい」と考えその通り動き、そしてそれなりの成果を上げる、つうのはよほどの勇気と実行力がないとできないわけです。
 もちろん日本軍中央だって「共産主義に対する非常に甘い幻想」なんか持ってないでしょう。降伏しないで戦っても勝てそうにない上、下手に戦われると天皇の地位がヤバイという状況にあるわけです。

 韓国が慰安婦の像をアメリカや世界中に建てようとしています。それに対して、アメリカにいる駐在員の子どもたちが学校へ行ったら、韓国人やアメリカの子どもたちに大変ないじめに遭って、殴られたり、唾を吐きかけられたりということです。

 勿論、三宅のようなウヨがそう放言しているだけで「日本や米国のメディアがそう報道した」「米国の警察がそうした暴行を働いた暴徒を逮捕した」などという話では全くありません。要するにデマです。それにしてもこうした「三宅のデマ」を垂れ流す「つくる会理事」三浦小太郎について「自称アンチネトウヨ」「自称河野談話支持者」のid:noharraこと八木孝三が「三浦はデマを垂れ流すな」などとは言わないことには心底呆れます。「id:noharraこと八木」ほどの恥知らずな嘘つきも珍しい。

 パール判事も大東亜戦争のとき*49に、日本の子どもたちがありもしないうそ*50によって卑屈、退廃に流れるということをなんとしても止めなくてはならないということをおっしゃいましたけれども

 一体いつパルがそんな事を言ったんでしょうか?。恐らくデマでしょうがパルは神様でもなんでもないので仮に彼がそんな事を言ったとしても「パルが間違ってる」つうことにしかなりません。


id:noharraこと八木孝三のツィートに突っ込む
 しかしid:noharra加計学園の件で「文科省が首相の不当な命令に従った、政治的圧力だ」なんて非難してますが「朝鮮学校無償化除外」も「文科省が首相の不当な命令に(以下略)」と言う意味では何一つ変わらないのに、「除外は非難しない」つうデタラメさにはただもう唖然ですね。
 「加計への不当な優遇は許せないが、朝鮮学校への不当な差別は許す」のがid:noharraのようです。まあそれ高世仁なんかも同じ立場のようですけど。

■朝高教科書と生徒の学ぶ権利 (その2)
https://togetter.com/li/50948
 おまとめに成られたのはid:noharraこと八木孝三先生です。まあ、id:noharra朝鮮学校無償化除外支持が各方面から批判されてるわけですが

yonezu tokuya@mujigedari 2010-09-16
 (ボーガス注:民族学校の意義は否定しない、朝鮮学校の現状を問題にしてるだけ、つうなら)もう@noharra が自分で朝鮮学校つくったらいいんじゃね。

でもう議論終わりですよねえ。そんなに「民族教育の意義は否定しない」というなら「公立学校で朝鮮語学べるコースを造るよう運動する」なり「民族教育のための何か」をid:noharraはしたらどうなのか。朝鮮学校への悪口と、無償化除外支持しか言わない、てどういうことなのか。
 どう見てもid:noharraが議論に敗北してるのですが、ご本人、「内心はともかく」、公式に敗北を認める気はないようです。

野原燐さんがリツイート

凛七星 Part2‏ が大石規雄をリツイートしました
これはホントそう。そういう環境で傷ついたこころと人格を抱えた子どもたちにどういう責任を取りえるのか、そこをちゃんと考えてほしい。

大石規雄 @snpuku
 学校では北朝鮮マンセー。外に出ると日本の資本主義社会。
 高校生の頃から北朝鮮のおかしさにも気付き始め、二重人格のような感覚に。

 やれやれですね。そこから導き出される結論は「真摯な朝鮮学校批判」ではありえても、「朝鮮学校無償化除外」なんて差別ではないでしょうに、id:noharraとその類友は気が狂ってますね。それとも悪質な嘘つきと言うべきか。しかも何度も言いますが「朝鮮学校に悪口するだけで民族教育の場を作る気がない」のだから話になりません。つうか「朝鮮学校生のことを思ってる」とか心にもないこと言うなって話です。
 大体「二重人格云々」つうならそれこそ「幸福の科学学園高はどうなんだ」ですよね。世間はあんな大川隆法万歳じゃないわけだし。

野原燐さんがリツイート
ふるまいよしこ @furumai_yoshiko: 北朝鮮アメリカ担当者の顔が「嬉しそう」なのがすべてを物語ってますね。
/ 米朝が極秘に協議へ 政府関係者と民間有識者らで (テレビ朝日 | テレ朝news)
http://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000100187.html

 あまりにもばかばかしくて吹きそうになりました。『北朝鮮アメリカ担当者*51の顔が「嬉しそう」』程度で「勝者・北朝鮮」認定する気でしょうか。
 「ポーカーフェイスって言葉知ってる?」と聞きたくなります。
 いつもながらアホのid:noharraです。なお、ふるまい女史*52もこのツィートだけ見る限りでは馬鹿だと思います。

野原燐がリツイート
千坂恭二‏ @Chisaka_Kyoji
 国民が批判の矛先を、自国政府ではなく外国に向けさせられているかぎり、その批判の中にいかほどの正当性が含まれているにせよ、そのような批判は構造的に自国政府の手先にすぎず排外性を帯びる。排外性ではなく批判性を持とうとするなら、何処の国であれ、此処の自国政府への批判を第一とすべきだ。

 吹き出しました。
 たとえば千坂ツィートの「外国=中国、韓国」と考えると「中国や韓国の悪口ばかりいい、自国政府(安倍自民党政権)批判はまるでやらず」その上、その中国、韓国批判は「南京事件否定論」「河野談話否定論」というデマ、という三浦小太郎(千坂氏の言葉を借りれば三浦は「どう見ても安倍政権の手先で、排外主義者」です)と交際してる「id:noharraこと八木孝三」が良くもこんなツィートをリツィート出来るモンです。
 「id:noharraこと八木」がこの千坂氏ツィートに賛同するなら早急に「どう見ても安倍政権の手先で、排外主義者」の三浦小太郎との交際を打ち切り、三浦への批判を始めるべきでしょう。全くid:noharraの「知的一貫性の無さ」「知的誠実性の無さ」は呆れるほど酷いモンです。id:noharraがツィートをするときにまともに脳を使ってやってるのか疑いたくなるほどです。


■大井健輔のツィートに突っ込む

 津田左右吉博士は戦後左翼のインチキさ加減を見切っておられた。

 津田の左翼批判とやらの是非はともかく、津田は少なくとも大井ほどの非常識極右じゃないんでむしろ津田にとってこんな褒め言葉は全く迷惑でしょう。

 右翼じゃないけど、鳩山は日本から出て行ってほしいね。中国共産党の代弁者だろあんたは。
鳩山由紀夫*53元首相「家の前で右翼が『日本から出て行け』と叫んでいる」ツイッターで持論展開:イザ!
http://www.iza.ne.jp/kiji/politics/news/170521/plt17052123260018-n1.html

 一般人の目から見れば「日本から出て行け」と鳩山家前で街宣する右翼と、「中国共産党の代弁者・鳩山は日本から出て行け」とツィートする大井は何一つ違いはないのですが大井は「お前、右翼だろ」とは何故か言われたくないようです。

宏池会はだめだよ。自民党民進党だから。二階派なんてのも論外。

 つまりは「中国共産党の代弁者だろ、民進党は、宏池会は、二階*54派は」つうことなんでしょうね。
 大井にとっては「安倍とその取り巻き」のみが信用に値するんでしょう。
 正直、事情はともかく安倍政権下で「岸田外相」「二階幹事長」という重要ポストを占める宏池会二階派に対し俺個人は大井とは違い「完全に安倍の子分やないか」つう空しさをむしろ感じますけどね。
 それにしても「池田勇人*55」「大平正芳*56」「鈴木善幸*57」「宮沢喜一*58」「河野洋平*59」「谷垣禎一*60」と「6人の自民党総裁と4人の首相」を産んだ名門派閥・宏池会*61にずいぶんな悪口です(なお宏池会系列として、宮沢派が加藤紘一*62派になることに河野洋平が反発し、宏池会から離脱してできた河野洋平派(現在は麻生*63派)がある)。
 大井的には「現在の岸田氏」だけでなく「池田、大平、鈴木、宮沢、河野」全て非難の対象か聞きたいところです。

(ボーガス注:民進党共謀罪)賛成派が多い民意を無視している

 先ず第一に共謀罪賛成派、反対派の割合は世論調査では拮抗しており「賛成派が圧倒的に多い」とは言えません。わずかながら反対派が多い調査も多数ある(それでありながら安倍政権や自民党の支持率が高いのは良く理解できませんが)。第二に賛成派が多いのなら強行採決してもいいわけではない。第三に賛成派(容認派も含む)が多くても大井らウヨ連中はたとえば「夫婦別姓」「女帝導入」などには反対していますし、「極右以外」ほとんど支持者がいない「中国との断交、台湾との国交樹立」すら主張しているので全くご都合主義でデタラメです。

田中角栄*64が大バカだった。

 大井にとって田中の何が大馬鹿だったのか。もちろん「ロッキード事件」「田中金脈問題(信濃川河川敷問題など)」「いわゆる狂乱物価」ではなく首相時代の「中国との国交正常化」及び「それに伴う台湾との断交」です(苦笑)。
1)田中以降の首相も「基本的には田中の日中友好を踏襲してる(例:福田赳夫*65首相時代の日中平和友好条約、宮沢*66首相時代の天皇訪中)」のにお前は何言ってるんだ?
2)そもそも台湾と国交のある国(中国と国交のない国)なんかほとんどねえじゃん
3)むしろ日本の中国との国交樹立なんか西側諸国じゃ一番遅い方だぞ
で終わる話です。

二階俊博は最悪の媚中派、議員をやめよ。日本国の政治家の資格なし

 福島香織

二階さん、フェニックスTVでAIIBに参加する可能性にも言及。大丈夫か

なんてツイートしてましたが福島も大井も「こうした二階氏の行為を安倍が容認してるに決まってること」は平気で無視します。
■読売新聞『「一帯一路」会議に二階氏を派遣へ…首相が決定』
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20170424-OYT1T50186.html
なんて記事は平然と無視です。何ともデタラメな連中です。つうか英仏独伊、カナダが既にAIIBに参加してるのに何言ってるんですかね?

 中西輝政(『国民の文明史』)も西尾幹二(『地球日本史』文庫版序文)も小手先の津田左右吉批判をしているが、なにも理解してない。

 「『津田左右吉大日本帝国との対決』(2015年、勉誠出版)の著者である俺だけが津田を理解してるんだ」つう大言壮語です。もちろん津田ほどのビッグネームについては

家永三郎*67津田左右吉の思想史的研究』(1972年、岩波書店
・新川登亀男*68編『史料としての「日本書紀」:津田左右吉を読みなおす』(2011年、勉誠出版

など先行研究もあるわけでなかなかこういう大言壮語は普通の人間はしません。

 宇多川久美子さん*69や近藤誠さん*70の言っていることはある程度正しいと確信しています。薬をなるべく使わないで、アジアで海外生活をしても何も問題はありませんでした。

 ググれば分かりますが宇田川も近藤も「抗がん剤は効かない」などと放言してるトンデモです。
 もちろん「薬の過剰投与」は問題ですし、そういう問題が「日本に存在しない」ということもないでしょう。薬を飲まずに病気が治れば何ら問題もない。とはいえ、いくら何でもトンデモを持ってくるな、て話です。
 まあ、大井みたいなトンデモウヨが「エセ医療」にはまるのはある意味「自然」ではありますが。
 「元巣くう会会長」佐藤勝巳もご本人の主張を信じれば晩年はエセ科学にはまっていたようです。
 まあ連中が「他人にエセ医療を強要しない限り」、「自業自得で自分だけが酷い目に会う限り」は正直身内でないのでどうでもいい話です。


■アジア自由民主連帯協議会【5月28日 東京・御茶の水】協議会 第27回主催講演会のお知らせ「韓国大統領選の結果を受けて 朝鮮半島はどこへ向かうか」
http://freeasia2011.org/japan/archives/5140

 韓国国内の従北勢力(北朝鮮政府の指示で動く勢力)の危険性

 ばかばかしい。そんな勢力がいるというなら是非その「北朝鮮の命令書」でも提示して欲しいモンです。もちろん「沖縄基地反対運動のバックには中国ガー」と同レベルの「太陽政策のバックには北朝鮮ガー」という論外の与太ですが。


北朝鮮人権問題 国際シンポジウム(4月22日)開催 23日は救う会国民大集会
http://hrnk.trycomp.net/news.php?eid=01226
 巣くう会とつるんでなくても守る会は「つくる会理事・三浦小太郎」を幹部とする異常な極右団体ですが、「特定失踪者」「自衛隊拉致被害者救出」を放言する巣くう会とつるんでるのですから呆れますね。なお「国際シンポジウム」つうのはただの自称です。「韓国から右翼活動家呼んでお話を聞きます」程度のくだらない話でしかありません。


■【投稿】 「慰安婦問題」と今後の韓日関係 韓国大統領候補者の「認識」を問う (統一日報4月6日)(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=4299

【投稿】 「慰安婦問題」と今後の韓日関係 韓国大統領候補者の「認識」を問う
朴容正(民団神奈川県川崎支部議長)

1)「河野談話否定派」三浦の紹介と言う事
2)民団団長がしばらく前に少女像撤去を主張し三浦らウヨに褒められる一方、多くの良識派から「河野談話否定派に屈服するのか」と批判されたこと
を知ってればこの民団地方幹部の主張がどんなものかは分かるかと思います。俺もこの問題での詳しい説明や批判が得意な人間ではないので、詳しく説明や批判をすることはしません。
 いや一点だけ「簡単に突っ込める部分」を突っ込んでおきましょう。この民団地方幹部は例の大使館近くの少女像を平然と「ウィーン条約違反」と決めつけていますがそんなんは日本政府やウヨが言ってるだけで「ICJで判決が出た」などの争いのない話では全くありません。
 大体「あの像程度」で「大使館の静穏が乱されたから条約違反」なら中国やロシアの大使館前で右翼デモなどそれこそ確実に条約違反でしょう。
 しかし「在日にも俺達河野談話否定派を支持する人間がいる」と居直る三浦もゲスなら、そんな三浦に「居直りの材料」を与えるこの民団地方幹部も本当にゲスです。
 俺の中で「民団の評価」が大きく落ちていますね。「日本人として」こういう事を言うことには、多少ためらいがあるのですが、あえて言えば「日本ウヨに媚びる民団執行部」には果たして「在日としての誇り」があるんでしょうか。反共のためなら日本ウヨと野合するなど全く見下げ果てた連中です。「日本ウヨと野合してるゲス集団」ダライ・ラマ一味やラビア・カーディル一味同様、民団には怒りと軽蔑を感じますね。


■(ボーガス注:現天皇生前退位後の皇太子の)即位の礼紀元節がふさわしい*71のでは(三浦の個人ブログ)
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 記事本文以前にタイトルが「極右性全開」で突っ込む気すら薄れます。こんなことを言うのは「僕は常識を逸脱した極右です」と宣伝してるようなモンです。「2012年12月から始まった」第二次安倍政権(途中で第三次になっていますが)がついに5年目に入り*72、「当初穏健保守ぶっていた」三浦のたがが完全に外れたようです。三浦の「つくる会理事就任」も確か第二次安倍政権誕生後です。
 特に「政府の公式名称では建国記念の日なのにわざわざ紀元節と戦前の呼び方に言い換えてる辺り」も酷いモンです。id:noharraもよくもまあ三浦小太郎と交際できるモンです。id:noharraも「即位の礼紀元節がふさわしい」と思ってるんでしょうか?

 重要な問題で、しかも自分にそれほど知識のないことについては軽々しく語らないのが大人の態度だと思います。ですから、ご譲位の件についてはこれまでもこれからも言及するつもりはありません。

 ならばつくる会理事として南京事件否定論河野談話否定論に荷担する三浦は「笠原十九司*73・都留文化大名誉教授」、「吉見義明*74中央大学名誉教授」、「林博史*75関東学院大学教授」など歴史学者に駄目出しできるほど「歴史的知識がある」とでも言う気でしょうか。呆れて物も言えません。
 三浦が「譲位」について何も言わないのは「知識がないから」ではなく、右翼業界でも「譲位には反対だ」「譲位には賛成だ」「現天皇だけではなく、現皇太子も天皇になったときに退位できるように特別措置法ではなく皇室典範を改正すべきだ」など色々な意見があり何を言おうと「右翼の誰かを敵に回すことになるから」でしょう。単に世渡りのために黙ってるだけです。しかしそうは言えない上に「俺は大人の態度をとってる」とデマで自分を美化するのだから三浦も呆れたバカです。

 戦後宮中祭祀としては廃止されているけど、この機会に復活してはいかがでしょう。

 なお、「宮中祭祀ではない即位の礼」なら現天皇即位の時に当然しています。
 「宮中祭祀としての即位の礼」が戦後、廃止された*76のはもちろん政教分離の関係があるからですし、こういう事を言う三浦が「政教分離原則をなし崩しにし」、戦前の神道国教体制に近づけたいことは明白でしょう。おそらく「天皇靖国参拝」も三浦は熱望している。
 ただそれは「右翼以外を天皇制からドンビキさせかねない」ため、天皇制存続という観点から見ても愚策でしょう。現天皇ら、皇族がそう言う右翼路線を目指しているかは非常に疑問です。

*1:1983年(昭和58年)、映画『十階のモスキート』(主演内田裕也)で本格的に映画監督デビューする。同作は1984年(昭和59年)、毎日映画コンクールスポニチグランプリ新人賞を受賞した。1993年(平成5年)、映画『月はどっちに出ている』(主演岸谷五朗)で報知映画賞ブルーリボン賞毎日映画コンクールほかの各賞、各部門賞受賞のほか、第17回日本アカデミー賞最優秀監督賞、最優秀脚本賞にノミネートされる。2004年(平成16年)、初の外国人の理事長として日本映画監督協会理事長に就任。2005年(平成17年)、ビートたけし主演の映画『血と骨』(2004年)で第28回日本アカデミー賞最優秀監督賞、最優秀脚本賞を受賞。

*2:台湾軍司令官、参謀次長、陸軍教育総監など歴任。

*3:関東憲兵隊司令官、関東軍参謀長、陸軍次官、近衛内閣陸軍大臣などを経て首相。戦後、A級戦犯として死刑判決

*4:支那方面軍参謀副長、北支那方面軍参謀副長、陸軍省軍務局長、近衛師団長、第14方面軍(フィリピン)参謀長など歴任。戦後、A級戦犯として死刑判決

*5:この種の「統制派=コミンテルン呼ばわり」で一番有名なのが近衛上奏文です。皮肉にも近衛自身が彼の死後、トンデモウヨに「近衛=コミンテルン」扱いされますが。

*6:つうか東条や武藤がコミンテルンならそれこそ靖国合祀などとんでもない話です。

*7:吉田内閣蔵相、鳩山内閣通産相などを経て首相

*8:田中義一、斎藤内閣海軍大臣、首相など歴任

*9:斎藤、岡田内閣陸軍大臣、首相など歴任

*10:加藤高明、若槻内閣蔵相などを経て首相

*11:盧武鉉政権大統領秘書室長、「共に民主党」代表など歴任

*12:勿論それが事実だとして「やっていい訳ではない」ですが一方でそれはヒラリー敗戦の主たる理由ではないでしょう。

*13:三浦らウヨの場合「北朝鮮打倒論唱えない奴、皆親北朝鮮」ですから話になりません。

*14:もちろん他にもありますけど

*15:片山内閣逓信相、鳩山内閣運輸相、岸内閣経済企画庁長官(科学技術庁長官兼務)、自民党政調会長、幹事長(池田総裁時代)、佐藤内閣通産相、外相、田中内閣副総理・環境長官などを経て首相

*16:著書『暮らしから考える政治:女性・戦争・食』(2002年、岩波ブックレット)、『オリエンタリズムの彼方へ:近代文化批判』(2004年、岩波現代文庫)、『反ナショナリズム』(2005年、講談社プラスアルファ文庫)、『姜尚中政治学入門』(2006年、集英社新書)、『愛国の作法』(2006年、朝日新書)、『増補版・日朝関係の克服:最後の冷戦地帯と六者協議』(2007年、集英社新書)、『漱石のことば』(2016年、集英社新書)、『姜尚中と読む 夏目漱石』(2016年、岩波ジュニア新書)など

*17:ウィキペディアに寄れば、現在の姜氏は「東京大学名誉教授、熊本県立劇場館長」です。

*18:まあ荒木の文でも「などとは、誰なのか」「不逞鮮人呼ばわりの理由とは何か」などは「ある程度想像はついても」荒木の文だけでは分かりませんが

*19:もちろん朝日とてあの頃は今では批判的に総括しています。

*20:実際には「テキサス親父ことトニー・マラーノ」は藤木の台本通りに動く『藤木のパペット』にすぎないとも言われている。

*21:というよりどう見ても「故意のデマ流布」ですが

*22:個人サイト(http://www.asaho.com/jpn/)。最近の著書に『はじめての憲法教室:立憲主義の基本から考える』(2013年、集英社新書)、『戦争とたたかう:憲法学者・久田栄正のルソン戦体験』(2013年、岩波現代文庫)、『ライブ講義 徹底分析! 集団的自衛権』(2015年、岩波書店)など

*23:福州市党委員会書記、福建省長、浙江省党委員会書記、上海市党委員会書記、国家副主席、党中央軍事委員会副主席、国家中央軍事委員会副主席などを経て、党総書記、国家主席党中央軍事委員会主席、国家中央軍事委員会主席

*24:東レ相談役最高顧問

*25:エリツィン政権大統領府第一副長官、連邦保安庁長官、第一副首相、首相を経て大統領

*26:サマルカンド州知事、首相などを経て大統領

*27:首相を経て大統領

*28:キャメロン内閣運輸相、国防相、外相を経てメイ内閣財務相

*29:シュレーダー内閣法相などを経てメルケル内閣経済・エネルギー相

*30:イスタンブル市長、首相を経て大統領

*31:ダバオ市長を経て大統領

*32:スラカルタ市長、ジャカルタ特別州知事を経て大統領

*33:セレンゲ県知事、蔵相を経て首相

*34:副首相(外相兼務)を経て首相

*35:ポルトガル首相、国連難民高等弁務官等を経て国連事務総長

*36:第一次安倍内閣首相補佐官(広報担当)、第二次安倍内閣官房副長官を経て第三次安倍内閣経産相

*37:首相、貴族院議長、枢密院議長、韓国統監など要職を歴任。元老の一人。韓国の民族活動家・安重根によって暗殺される

*38:文部卿、内務卿、参議を歴任

*39:禁門の変蛤御門の変)で敗北し自決

*40:第二次長州征伐で奇兵隊を指揮し、幕府軍を破るが肺結核で病死

*41:黒田内閣内務相、伊藤内閣司法相、首相、枢密院議長、陸軍参謀総長など要職を歴任。元老の一人。

*42:どちらも会長は荒木和博ですが少なくとも建前では「友好団体」「関連団体」であっても別団体ではありません。

*43:宮沢内閣郵政相、橋本内閣厚生相を経て首相

*44:小泉内閣官房副長官官房長官自民党幹事長(麻生総裁時代)、総務会長(第二次安倍総裁時代)など歴任

*45:小泉内閣官房副長官官房長官自民党幹事長(小泉総裁時代)を経て首相

*46:戦前、満州国総務庁次長、商工次官、東条内閣商工相を歴任。戦後、自民党幹事長、石橋内閣外相を経て首相

*47:蒋介石政権で国防相、首相など要職を歴任。国共内戦では蒋介石と共に台湾に逃れた。

*48:ウィキペ『根本博』参照

*49:東京裁判の時」のいい間違えか?

*50:前後の文脈から見て慰安婦南京事件など戦前日本の負の部分のことでしょう。

*51:崔善姫(チェ・ソンヒ)・北朝鮮米州局長のこと

*52:著書『中国メディア戦争』(2016年、NHK出版新書)など

*53:新党さきがけ代表幹事、細川内閣官房副長官民主党幹事長(小沢代表時代)などを経て首相

*54:小渕、森内閣運輸相、小泉、福田、麻生内閣経産相自民党総務会長(第二次安倍総裁時代)を経て幹事長

*55:吉田、石橋内閣蔵相、岸内閣通産相などを経て首相

*56:池田内閣官房長官、佐藤内閣通産相、田中内閣外相、三木内閣蔵相、自民党幹事長(福田総裁時代)などを経て首相

*57:池田内閣郵政相、官房長官、佐藤内閣厚生相、福田内閣農林相、自民党染む会長(大平総裁時代)などを経て首相

*58:池田内閣経済企画庁長官、佐藤内閣通産相、三木内閣外相、鈴木内閣官房長官、中曽根、竹下内閣蔵相などを経て首相。首相退任後も小渕、森内閣で蔵相

*59:中曽根内閣科学技術庁長官、宮沢内閣官房長官、村山、小渕、森内閣外相、自民党総裁衆院議長などを歴任

*60:小泉内閣国家公安委員長財務相自民党政調会長(福田総裁時代)、福田内閣国交相自民党総裁、第二次安倍内閣法相、自民党幹事長(第二次安倍総裁時代)を歴任

*61:なお池田勇人から派閥を引き継いだ前尾繁三郎(岸内閣通産相自民党幹事長(池田総裁時代)、佐藤内閣法相など歴任)は政策通ではあったものの、政治力に欠けるところがあり、1968年の自民党総裁選挙に佐藤栄作の三選阻止で出馬した際には107票を獲得した三木武夫を下回る95票の獲得にとどまり、3位と惨敗したことから大平正芳派のクーデター的な形で大平に派閥を譲る羽目になります。

*62:中曽根内閣防衛庁長官、宮沢内閣官房長官自民党政調会長(河野総裁時代)、幹事長(橋本総裁時代)など歴任

*63:村山内閣経済企画庁長官、森内閣経済財政担当相、小泉内閣総務相、第一次安倍内閣外相、自民党幹事長(福田総裁時代)などを経て首相。現在、第二次、第三次安倍内閣副総理・財務相

*64:岸内閣郵政相、自民党政調会長(池田総裁時代)、池田内閣蔵相、自民党幹事長(佐藤総裁時代)、佐藤内閣通産相などを経て首相

*65:岸内閣農林相、自民党政調会長(池田総裁時代)、自民党幹事長(佐藤総裁時代)、佐藤内閣外相、田中内閣蔵相、三木内閣副総理・経済企画庁長官を経て首相

*66:池田内閣経済企画庁長官、佐藤内閣通産相、三木内閣外相、鈴木内閣官房長官、中曽根、竹下内閣蔵相などを経て首相。首相退任後も小渕、森内閣で蔵相

*67:著書『戦争責任』、『太平洋戦争』(以上、2002年、岩波現代文庫)、『一歴史学者の歩み』(2003年、岩波現代文庫)など

*68:著書『漢字文化の成り立ちと展開』(2002年、山川出版社日本史リブレット)、『聖徳太子歴史学』(2007年、講談社選書メチエ)など

*69:著書『薬剤師は薬を飲まない』(2013年、廣済堂新書)、『薬剤師は抗がん剤を使わない』(2016年、廣済堂健康人新書)、『薬で病気は治らない』(2016年、PHP文庫)など

*70:著書『放射線被ばく:CT検査でがんになる』(2011年、亜紀書房)、『抗がん剤は効かない』(2011年、文藝春秋)、『がん放置療法のすすめ』(2012年、文春新書)、『近藤先生、「がんは放置」で本当にいいんですか?』(2014年、光文社新書)、『がん治療の95%は間違い』(2015年、幻冬舎新書) など

*71:なお、ウィキペ『即位の礼』によれば現天皇は勿論、明治、大正、昭和天皇全て「紀元節ではやっていません」。そう言う考えは戦後だけでなく戦前においてもなかったのでしょう。

*72:もちろん俺にとって安倍政権5年目など全く屈辱的です。

*73:著書『アジアの中の日本軍』(1994年、大月書店)、『南京事件』(1997年、岩波新書)、『日中全面戦争と海軍:パナイ号事件の真相』(1997年、青木書店)、『南京事件三光作戦』(1999年、大月書店)、『南京事件と日本人』(2002年、柏書房)、『南京難民区の百日:虐殺を見た外国人』(2005年、岩波現代文庫)、『南京事件論争史』(2007年、平凡社新書)、『「百人斬り競争」と南京事件』(2008年、大月書店)、『日本軍の治安戦:日中戦争の実相』(2010年、岩波書店)、『第一次世界大戦期の中国民族運動』(2014年、汲古書院)、『海軍の日中戦争:アジア太平洋戦争への自滅のシナリオ』(2015年、平凡社)など

*74:著書『従軍慰安婦』(1995年、岩波新書)、『毒ガス戦と日本軍』(2004年、岩波書店)、『日本軍「慰安婦」制度とは何か』(2010年、岩波ブックレット)、『焼跡からのデモクラシー(上)(下):草の根の占領期体験』(2014年、岩波現代全書)など

*75:個人サイト(http://www.geocities.jp/hhhirofumi/)。著書『沖縄戦と民衆』(2001年、大月書店)、『BC級戦犯裁判』(2005年、岩波新書)、『シンガポール華僑粛清』(2007年、高文研)、『沖縄戦:強制された「集団自決」』(2009年、吉川弘文館歴史文化ライブラリー)、『戦犯裁判の研究』(2009年、勉誠出版)、『沖縄戦が問うもの』(2010年、大月書店)、『米軍基地の歴史』(2011年、吉川弘文館歴史文化ライブラリー)、『裁かれた戦争犯罪:イギリスの対日戦犯裁判』(2014年、岩波人文書セレクション)、『暴力と差別としての米軍基地』(2014年、かもがわ出版)、『日本軍「慰安婦」問題の核心』(2015年、花伝社)など

*76:正確に言うと「大嘗祭」などの神道的儀式は現天皇即位時にされていますしそれに対する「政教分離の観点からの批判(大嘗祭など神道色の強い行事はこの際廃止し、やるべきではない)」もありますが、戦前とは違い「大嘗祭」などは「即位の礼とは別物」とされ支出も即位の礼が「公的性格の強い宮廷費」なのに対し、大嘗祭などは「私的性格の強い内廷費」から支出されています。三浦らウヨの主張はこうした事態を不満に思い「大嘗祭即位の礼とワンセットで扱い、支出も全て宮廷費で出せ」というもんです。