「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(3/2分:高世仁の巻)(追記・訂正あり)

ウルムチ虐殺事件4周年
http://d.hatena.ne.jp/takase22/20130705
 高世が平然と「中共」と書いてるのがすばらしい。普通、中国批判文章を書く場合、右翼と誤解されないために「中共」なんて「右翼が罵倒擁護として愛用してる言葉」なんか避けると思うけど。

すでに数年前、漢民族が人口でウイグル族を上回ったという。この中共の手口はチベットでやっているのと同じである。

手口も何も自然に任せていたら「漢民族の人口の方が多いから」そうなるでしょう。現地人の反発を避けるため、漢民族ウイグルチベットへの流入を規制すべきだったんじゃないかと思いますが、「漢民族が増えた方が統治しやすくていい」という判断の下、放置していたんでしょう。ただそれは「手口」と言うのとは違うと思います。

中共による民族弾圧の実態は徹底して秘されているからよく分からないが、『チベットの秘密』を読む限り、アメリカの黒人差別や日本の在日差別のような普通の市民社会での差別ではなく、党組織が主導する不満分子の徹底的抹殺と漢民族以外のものの権力からの排除であって、義憤を抑えられなかった。

こういう「黒人差別や在日差別よりチベット差別は酷い」と言う物言いが如何にアメリカの黒人や日本の在日に失礼かという当たり前の常識がアホの高世にはないようです。比べる必要はどこにもないでしょうに。
高世の暴言には「義憤を抑えられなかった」。

残念なのは、チベットウイグルなど中国の民族弾圧となると、いわゆる人権派といわれる「進歩的な」人々が全くと言っていいほど関心を持たないことだ。
ミャンマーはじめ他の国々の人権弾圧では、さかんに非難を浴びせるのに、相手が北朝鮮や中国になるととたんに沈黙してしまうのだ。

高世の脳内ではそうなんでしょうが、そんな事はないと思いますけどね。
「左派の中国批判、北朝鮮批判が少ない」とか「それに比べてミャンマー批判が多い」とか俺は思いませんが。基本的に「日本人の外国政府批判」はそんなに多くないでしょう。自国のことならともかく、他国のことには興味が持ちづらいからです。自分が当事者じゃないし、情報も入手しづらい。
むしろ

残念なのは、カチン族などミャンマーの民族弾圧となると、人権派を自称する「保守的な」人々(例:三浦小太郎)が全くと言っていいほど関心を持たないことだ。
中国や北朝鮮の人権弾圧では、さかんに非難を浴びせるのに、相手がミャンマーイスラエルと言った他の国になるととたんに沈黙してしまうのだ。

の方が正しいでしょう。
 高世もエントリ『「ビルマ軍政と日本」集会―人権の政治利用』(http://d.hatena.ne.jp/takase22/20071103)において

拉致問題に熱心な保守派の先生方のなかには、ミャンマー軍政と「友好」関係を築こうとした人もいる。97年2月国会ではじめて横田めぐみさんに関する質問をした、「拉致議連」の幹部、西村真悟議員は、「日本・ミャンマー友好議員連盟」の幹事長兼事務局長である。

とし、巣くう会運動が人権運動などではなくただの北朝鮮バッシングでしかないことを事実上認めています(ただし高世の場合、エントリにおいて『左派も北朝鮮に甘いからどっちもどっち』で巣くう会一派のだめさをごまかすから始末に悪い)。まあ、巣くう会副会長の島田洋一は平然とミャンマーへの経済進出を主張していますからね。
 まあ、中国や北朝鮮を批判する場合でも、特に「日本企業が多数進出するなど経済的に日本とつながりが深い」「欧米企業も進出していて日本がいたずらに敵視しても何がどうなるわけでもない」中国はそうですが、「隣国をいたずらに敵視するまね」はできるわけもなければすべきでもないでしょう。それが「中国や北朝鮮に甘い」と思うのなら勝手に言ってなさいって話です。
 「高世って本当に中国、北朝鮮嫌いの右翼なんだな」としか言いようがない。
 実際には、一番、中国の人権問題に無関心なのは高世が非難する左派より「自民などの右派」でしょう。一部の「極端な右翼」はともかく「財界がこぞって中国に進出している今」、中国との対立など「財界は望んでいない」し、「最大の支持者である財界」を敵に回すことは自民党にとってメリットなどないからです。

「暴徒」とか「それ*1につけこんだ「独立」をめざす一部の活動」とか、中共の主張を垂れ流し。

「言われています」だから垂れ流しではないですね。「そういう意見があるよ」と紹介しただけです。
だいたい「それにつけ込んで独立を目指す」云々はともかく「暴徒」は事実でしょう。高世は「中国が悪いから警察などを襲撃しても暴徒じゃない」と強弁する気でしょうか。また、高世が紹介する赤旗記事(http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2013-07-05/2013070511_03_1.html)は「中国発表が正しければ、警察などを襲撃した以上暴徒だろうが、政府の民族政策に問題もあるんだろうし、うーん」という悩みがあったのか暴徒にカギ括弧をつけています。カギ括弧付というのは「暴徒だ!、酷い!」と単純に切って捨てる気はないという考えの表れでしょう(カギ括弧はそういうときに普通つけます)
 こういう赤旗記事をどう評価するにせよ「中共の主張を垂れ流し」という高世の評価は明らかに間違いです。

北朝鮮の人権弾圧を非難することを「内政干渉」だという論理で拒否した体質はそのままだ。

嘘も大概にしろよ。
日本共産党が非難してるのは「経済制裁で政権転覆」「軍事侵攻で政権転覆」といった高世や巣くう会流の政権転覆論です。「現実的じゃないし、かえって状況が悪くなるだけじゃないの」「米韓すらそんな立場じゃないよね」「大体、それって内政干渉じゃん。北朝鮮以外でもそういうことが横行してもいいの?」って話です。どこが問題なんでしょうか?
 つうことは高世は「アフガン戦争でのタリバン政権転覆」「イラク戦争でのイラク政権転覆」「リビアカダフィ政権転覆をアシストしたNATO空爆」を支持するってことなんでしょうか?。
 俺は「悪の政権なら政権転覆していい」なんて考えは支持しませんが。

日本共産党は正論を言うのだが、国民に根本的なところで信頼されないのは、こういうところからきている。

やれやれ。『婚姻は男女間だけに限られない?』(http://d.hatena.ne.jp/takase22/20130628)で反共右翼の高世には珍しく

今週は、東京都議選ではじまった。
(中略)
野党で健闘したのは共産で、得票数が増えたわけではないものの議席は大幅増だった。一緒に仏教を学んでいる仲間のMさんが「今回は共産党に入れた。だって他に入れる政党がないのだから」と言っていたが、こういう雰囲気が結果に反映しているのだろう。
(中略)
 安倍政権の新自由主義路線への対抗軸は共産党しかなさそうだ。

とまで言っていたのは何だったんですかね。ウヨ仲間から「手前、高世、共産の手先か!」「共産が参院選で都議選みたいに議席増やしたらどうする!」「『あの反共・高世さんも「他にいい党がないから」という条件付とは言え共産支持なら私参院選は共産にする』なんて人がでたらどうする!」とでも罵倒されて「共産を褒めすぎた」と後でびびってるんでしょうか?。ださい奴(苦笑)。
 ぶっちゃけ、こんな国際問題で共産を支持するとかしないとか言う人はまずいないでしょうね。是非はともかく、日本人で国際問題にそんなに興味のある人は先ずいない。
 なお、俺個人が赤旗の最近の記事で疑問を感じたのは高世が非難するウイグル報道よりもむしろこれですね。もちろんそれでも既存政党の中では一番共産がマシ、まともだと思いますが。

赤旗
『エジプト “たたかいの結果だ”、モルシ「解任」 人々が喜び』
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2013-07-05/2013070511_01_1.html

 モルシ氏の政治に問題があったのはおそらく事実でしょう。
 軍がモルシ大統領打倒に動いたのも「このままモルシ打倒運動がエスカレートしたら俺達もやばいかも?。モルシは親軍部じゃないし、早いところ潰して反モルシ派にこびとこうぜ」という保身であってそれは「反モルシの戦いを軍が恐れた」とは言えるでしょう。
 また赤旗

・軍の超法規的措置は今後の国民的和解に否定的な影響を与える可能性も残しました。
・自営業の男性、フセイン・ハムディさん(33)は「(中略)明日からはまたたたかいの日々が始まります」と表情を引き締めました。
・モルシ大統領は3日に出した声明で、「軍が行程表を発表したことはクーデターそのものであり、完全に拒否する」と表明。今後も自らが大統領だと主張し、国民に対し「クーデター」に対抗するよう訴えました。同日には大統領の出身母体であるイスラム主義組織・ムスリム同胞団メンバーと反大統領デモ隊らが各地で衝突し、少なくとも14人が死亡、約100人が負傷する事態が発生しました。

としており「カギ括弧付の勝利」扱いですがそれにしても「勝利扱い」はまずいんじゃないか。軍のやったことはクーデターの訳で、米国も「エジプトへの軍事援助の停止を検討」と表明したわけですから。


■死亡率百パーセントの生き物に生まれて私は死ぬのが恐い
http://d.hatena.ne.jp/takase22/20130701
 朝日歌壇に掲載された短歌だそうです。
 まあ確かに百%です。何万年経っても生き続けるなんて事*2はない。いずれは死にます。どんなに長生きしても老衰で120歳くらいで死ぬ。ギネス記録に載るような長寿の人も200歳も300歳も生きてるわけじゃない。まあ、実際には病気で「120歳よりも」もっと早く死ぬと思いますが。しかしだからといって「死ぬのが怖くない」なんて人はいないわけです。


■右も左も護憲の米国
http://d.hatena.ne.jp/takase22/20130629
 もちろんアメリカにおいて「右にも左にも」改憲派はいるでしょうが日本のように政権与党から「押しつけ憲法」などと罵倒がでる国は普通ないでしょう。はっきり言って日本は異常です。

安倍首相は「7月の参院選も我々は堂々と96条の改正を掲げて戦うべきだと(自民党)総裁としてはそう考えている」と述べたが、先に手続き緩和をはかる姑息な道を進むことを「堂々と」などという言葉で表現してよいものだろうか。

 高世の主張には賛同できないことが多いですがこれは正論ですね。国民世論の大多数が支持すれば96条のハードルは決して高くはないし、「国民世論を二分するような問題」で無理矢理改憲を成立させるような低いハードルでいいわけもないでしょう。


■婚姻は男女間だけに限られない?
http://d.hatena.ne.jp/takase22/20130628

 野党で健闘したのは共産で、得票数が増えたわけではない*3ものの議席は大幅増だった。一緒に仏教を学んでいる仲間のMさんが「今回は共産党に入れた。だって他に入れる政党がないのだから」と言っていたが、こういう雰囲気が結果に反映しているのだろう。
 参院選の自公圧勝が予想される*4が、安部政権の新自由主義路線*5への対抗軸は共産党しかなさそうだ。

 あの高世ですらこう言うのかと驚きですね。まあ、高世は「自民の対抗軸として民主支持」→「民主に失望した、未来の党(現・生活の党)に頑張って欲しい」と今まで言ってきたんですが、その生活の党が衆院選で大敗、都議選でも一人も当選させられない崩壊状態では
1)「最大野党だから」「党内に新自由主義派もいるが、反新自由主義派もいるから。反新自由主義派を応援して何とかその方向に持っていきたい」と言う理由で民主支持
2)それ以外支持(後でも触れますが、この場合は「反新自由主義」という高世の立場と、議席数から言って共産になるでしょう)
しかないわけです。まさか今更「自公支持」とは高世も恥ずかしくて言えないでしょう。
 とはいえ高世は「反新自由主義」を民主や未来の支持理由にしていた以上、「新自由主義政党」である維新やみんなを「自民党の対抗軸」として支持するとは言えない。大体高世が「未来の党支持」を公言していたときすでに維新やみんなは存在したし、そのとき高世が未来を支持した理由は何度も言うように「未来は反新自由主義だから」「みんな、維新は新自由主義だからダメ」だったわけです。
 そして反新自由主義を看板にする政党で一番大きな勢力は今、共産しかない。
 民主党はその点は「党内に反新自由主義新自由主義派がいて」微妙です。新自由主義とは言えないが反新自由主義とも言えない。
 社民や生活は一応反新自由主義を看板にしているが共産に比べれば明らかに弱小勢力です。
 つうことで「反新自由主義」という高世の立場と「議席数」から考えれば
1)新自由主義派も党内にいるが反新自由主義派もいて方針が固まっていない最大野党の民主か
2)最大野党では勿論ないが、新自由主義反対で一枚岩の共産
しか選択肢はないわけですが、今まで悩んでいた。でも高世のダチも「今回は共産に都議選で入れたよ、他にいないじゃん」というので「他にないからです、積極支持じゃないんです」と言い訳した上で共産支持がベターと考えたんでしょう。

同性愛者の市民としての権利を保証すること、職場その他での差別をなくすこと、また、同棲している人への相続や扶養関係を何らかの形で認めるという社会政策上の配慮はあるべきだと思う。
しかし、同性愛を「婚姻」として認めることには、自分にはかなり拒否感がある。

つまり法的婚姻としては認めないが全くの無権利状態もよくない、「同性愛婚姻」を「法的婚姻」に準じる制度として認めようというのが高世の立場でしょうか。


■旧友ソムサックは一人で逝った
http://d.hatena.ne.jp/takase22/20130621

先週金曜14日の朝、訃報が入った。
タイの友人、ソムサック・トンタウォーンスワン(Somsak Thongthawornsuwan)さんが亡くなったという。56歳だった。
(中略)
ソムサックさんは親切心で友人の保証人になることも何度かあったようだ。ちょうど一年ほど前、仕事で日本に来ていたとき、会って昼間から飲んだ。保証人になった友人が破産してしまい、そのためにかなりの負債を負って困っていると言っていた。
(中略)
最後は「たかがお金だよ、お互い借金あるけどがんばろう」と握手して別れたのだったが・・。
(中略)
 ソムサックさん、こんなにいい家族を残して一人で逝っちゃいけないよ。
 奥さんに、「借金なんかで死なないように、こんな本を書いたんですよ」と『あきらめるのは早すぎる』を差し上げた。これ読んでればよかったですね、と奥さんに言われ、彼の苦悩にもっと早く気づかなかったことを申し訳なく思った。

高世の文章からは「借金苦による自殺」という言葉が浮かんでくるんですがそういう理解でいいんでしょうか?。はっきり書かないのはご遺族を配慮してのこと?


■リアルあまちゃん―つけまつげとセーマンドーマン
http://d.hatena.ne.jp/takase22/20130613

今度の日曜16日は、弊社の制作番組2本が放送されます

どっちも北朝鮮叩きだの「神社はすげえ」だの言うアホ番組ではないようだ。まともな番組作りに協力する能力があるならまともな番組だけ作ってろよ。

一つは、夕方6時半からの「夢の扉+」で、「日本のインフラを変える!? 長寿命の“次世代コンクリート”開発〜足元の危険をなくせ! 熱血教師と学生たちの奮闘記〜」
(中略)
サザエさんの裏番組です。

こういう紹介のされ方をされるとはサザエさんすげえな。「ああ、サザエさんの裏ってあの時間帯ね」とぱっとわかるということだから。

夜11時からの「情熱大陸」の「鳥羽の海に生きる〜親子三代海女一家 中川家」。

あまちゃんがヒットしなきゃこんな番組はできなかったんだろうなと思うと複雑な思いがするな。

潜るときもバッチリ「つけまつげ」している。

 海の中で「つけまつげ」して意味があるのか疑問だが。

・7のつく日(7日、17日、27日)には海に入らないとか、鳥羽と志摩の海女ならみな身につける「セーマンドーマン」の魔除けなど、呪術の世界も残っている
・海女の文化は神社とも深い結びつきがあるよう

「セーマンドーマン」というのはウィキペによると

 陰陽道と関係するのではないか、といわれ、星形の印(セーマン)は安倍晴明判紋、格子状の印(ドーマン)は九字紋と同じ形状である。このセーマンは陰陽師安倍晴明、ドーマンは陰陽師蘆屋道満の名に由来するともいわれる。

のだそうだ。陰陽師陰陽道)というのは神社とは違うと思うのだが。


上田晋也拉致問題を取材
http://d.hatena.ne.jp/takase22/20130531
 TBSはふざけてるのか、と言わざるを得ないですね。上田某とはもちろん有田某とともにお笑いコンビ「くりぃむしちゅー(旧称:海砂利水魚)」を結成しているお笑いタレントです。政治問題をまともに取り上げたいなら上田某を司会にしたりしないでしょう。田原総一朗氏など、ジャーナリストとかキャスターとか言った人種を司会にするでしょう。
 視聴率が取りたいからってやっていいことではない。とれるかどうか自体疑問ですが。しかも

http://www.tbs.co.jp/ueda-houdou/
・安倍首相を上田晋也が直撃インタビュー!
 飯島訪朝に続く“一手”は?
・安倍首相が成長戦略の柱の一つに掲げる「女性の活躍」。
(中略)
働く女性の環境をどう整備すべきなのか…スタジオに子育て世代の若手論客を招き、討論スタイルで考える。

って「飯島訪朝を安倍首相にインタビュー」だの「安倍首相の成長戦略を討論」だの、参院選前に安倍にこびへつらってるだけじゃないのか?。「緊急報道!」て番組タイトルつけるようなネタかよ。
どうせ「若手論客」とやらは安倍批判しないんだろうし。TBSも本当に落ちぶれたな。そしてこんな事をやるなんて上田某は自民から政界進出でもねらってるんですかね?。やめてほしいですけど。

この第一部は拉致問題で、横田早紀江さんの取材などで私がアドバイザーをしてきた。

って高世がアドバイザーでまともな番組の訳もないがそれはさておき。高世も「司会が上田ってふざけてるんですか?。そんなふざけた番組には協力できませんよ。」位言えよ。高世はTBSのろくでもない仕事をほいほい引き受けちゃうほどそんなに金に詰まってるのかよ。
 しかし明日どうしようかな。その時間帯にどうしてもしないといけない用事がある訳じゃないから番組を見ようと思えば見れるんですけどね。「働く女性」云々という後半はともかく、前半の北朝鮮はどうせ高世が自ブログで説明するんだろうし、見ても不愉快になるだけだろうから見なくてもいいか(追記:結局見なかった)。


拉致問題をも左右する金融制裁
http://d.hatena.ne.jp/takase22/20130526
 ブクマにも書きましたけど左右なんかしませんよ。国連制裁は「核・ミサイル問題」を問題にしてるのであって拉致を問題にしてるわけじゃないから。制裁が効果があるとしても、効果を発揮するのは「核・ミサイル開発」についてだけでしょう。
高世が指摘しているように

これには「決議禁止行為に関連する疑いがある場合」という断り書きがある

のに但し書きがあるのに但し書き無視して拉致にこじつけることが出来るわけないでしょう。


■金融制裁でミサイルを撤去?
http://d.hatena.ne.jp/takase22/20130524

この変化は、金融制裁の効果ではないかと思う。

何が根拠だと言いたい。まあ、素人の俺も「金融制裁の効果ではない」という根拠があるわけでもないので、「一つの意見」として認めてもいいが、高世の場合、これがエスカレートして「制裁で北朝鮮政権転覆」とか言い出すからそのバカさに呆れる。安保理の制裁決議は「政権転覆」なんか目的にしていないし、そんな事に中国が荷担するわけがない。

米国が北朝鮮の貿易決済銀行「朝鮮貿易銀行」に制裁を科したことを受け、欧州の銀行が北朝鮮への送金を停止したことが分かった。欧州の人道支援団体が明らかにした。
各支援団体によると、運営資金を十分に送金することが不可能となれば、援助提供者らが各団体の支援プログラムへのサポートを引き揚げる可能性もあるという

もちろんこの記事の書き手は「制裁をするにしても人道支援団体の運営に支障が出るならそれはやり過ぎだ」というニュアンスで書いてるわけだが、そういう人道主義は「ゴミ以下の糞野郎」高世には存在しない。


北朝鮮を追いつめた金融制裁
http://d.hatena.ne.jp/takase22/20130522

きょう、テレ朝の昼、「ワイドスクランブル」で、蓮池薫さんが「日本人はどのくらい拉致されているんですか」という質問にこう答えていた。

『いくつかの時期があって、ある時期をとれば、同じところにいて顔を知っている人もいて、何人くらいとわかる。ただ、そういう時期が3回くらいある(居住地が変更されたことを差すのだろう:高世)。かなりの数の拉致被害者がいる。』


「めぐみさんは生きていますか」
拉致被害者は、 医療や食事などで優遇されていて、若くして亡くなることは考えられないので、今でも生きていると思う。』*6


ここまで踏み込んだ発言は初めて聞いた。

まあ、それが事実なら随分踏み込んでますね。まあ、そもそも取材に応じること自体がすごいですけどね。彼以外の帰国拉致被害者(蓮池さんの奥さん、地村夫妻)は、「お母さんが未だ行方不明の曽我さんを除いて」、「政府には証言したから」「静かな生活が欲しいから」「自分にはもはや関係ないから」でしょうが、この種の取材に応じないわけですから。
ただ、彼も相当言葉を選んでるんだろうなと思います。「めぐみさんは生存してると思う」と言って断定してませんから。そこは生存を断言しちゃう無責任集団「巣くう会」とは違う。俺は、和田春樹『拉致問題――解決への道』(http://www.wadaharuki.com/nicchou.html)が指摘するように「生きてないんじゃないかな」と思いますが。優遇されてたって事故死、病死、自殺などで死ぬことはあるわけですから。日本人だって早死にする人はいくらでもいますから。
「かなりの数の拉致被害者がいる。」
具体的に言わないのは「具体的に言った場合の巣くう会の反発を恐れている(もっといるはずだ!と言い出すとか)」とか、あるいは逆に「蓮池さんの指摘した人間以外は拉致じゃないと言われるのが嫌だ」とかそういうことでしょう。まあ、要するに言いたいことは「政府認定拉致被害者だけで打ち止めじゃない」ってことでしょう。この蓮池証言において数を問題にする必要はない。でそんな事は多分政府も聞いている。でも彼の発言だけじゃ認定を増やせないって事でしょう。当然だと思いますが。こういうこというと怒り出す人もいるでしょうが、たとえ蓮池証言が事実だとしても何ともならないんじゃないですかね。政府はそれを知りながら何ともならなかったわけですから。
 しかしこうした蓮池証言が昔に比べたら全く話題にならない当たり、「拉致は風化してる」と思いますね。「風化してるからこそ」、今証言しないとまずい、と蓮池氏は思ってるのでしょうが。騒がれてる頃は「変に政治利用されるだけではないか」と言う恐怖から何か言う気にならなかったのでしょう。

私は、金融制裁が北朝鮮に与えた打撃の大きさに注目して『金正日「闇ドル帝国」の壊死』(光文社)を06年12月に緊急出版した。このまま金融制裁が続けば、体制瓦解の可能性も出てきたと思ったからだ。
ところが、ちょうどその出版に前後して、年末からアメリカは一転、北朝鮮との接触を開始。翌07年の3月にはブッシュ政権が金融制裁解除を決めてしまった。
さらに08年には「テロ支援国家」の指定もはずす。

 まあ、世の中は、北朝鮮政権転覆論者の極右・高世が考えるほど甘くはないって事です。そもそも何で高世が政権転覆したがるのかわかりませんが。
 米国はともかく日本に限れば「拉致被害者の生命が危害にさらされる恐れがある」から政権崩壊は単純に喜べる話じゃないですけどね。米国だって「自暴自棄になった北朝鮮が韓国相手に戦争」みたいな無茶苦茶なコトされても困るから手放しで崩壊万歳ではないでしょうが。


■飯島さん握手にも注意して
http://d.hatena.ne.jp/takase22/20130519

敵国(とあえて言おう)の要人とおじぎしながらの握手をしてはならない。
(中略)
2002年の小泉首相金正日*7との握手とは全然違う。

・さすがの極右・高世も「あえて」と書いたが「あえて」をつけようと敵国呼ばわりは問題がありすぎだろう。
・「全然違う」ってどこが違うんだかさっぱりわからないが。

北朝鮮は対内的には「日本から頭を下げてきた」という宣伝ができた

別にいいだろ、そういう宣伝を向こうがしたって。あながち間違いじゃねえし。「日本の側も拉致被害者家族の高齢化考えたら時間がない、ある意味、頭下げざるを得ない。」ってのは事実だろうが。
大体、お辞儀しようとすまいと、握手しようとすまいと、「訪朝したことそれ自体」を「向こうからやって来たんだから頭を下げたんだ」と宣伝するんじゃねえの?

さっそく韓国とアメリカが牽制してきた。

別にお辞儀したから牽制したんじゃねえだろ。米韓の言い分は「事前の相談がない上、事後の連絡も不十分で日本のやりたいことがわからない。日本が勝手なことをやって我が国の国益を害さないで欲しい」って話だろうが。

韓国はこのところ、米中との連携しか言わずに「日本外し」をしてきたのだが

それ安倍が河野談話見直しや近隣諸国条項見直しを口にしたり、靖国に真榊奉納したり、「麻生財務相靖国参拝への韓国の抗議」に「我が国の閣僚は脅しには屈しない」と韓国の抗議を脅し呼ばわりしたり、島根県竹島式典に島尻安伊子内閣府政務官送ったりするからだろ。
 全部「安倍の極右性」「安倍の歴史認識」の問題であって北朝鮮も飯島氏もかけらも関係ないだろ。

アメリカは「拉致」より「核」を優先しろと言って日本も了承させられたということだ。

まあねえ、拉致の当事者は日本だけですから。

さまざまなルートで日本が北朝鮮接触をはかること自体には何の問題もない。韓国はケソン工業団地の件で南北協議を呼びかけ続けているし、米国はニューヨークで北朝鮮との秘密接触を継続している。

なんだかんだいって米韓両国ともそれなりの交渉パイプがあるって事です。当然、巣くう会的な打倒論とか崩壊論とか取ってないでしょう。
巣くう会の悪影響でまともなパイプがろくにない疑いがある日本は異常すぎです。

問題があるとすれば、今回、北朝鮮との接触を大っぴらにやったことではないか。

どうなんかいねえ。公開することで政策転換をアピールした方がいいって判断であったのかもしれんし、その結果をどう評価すべきか現時点では何とも言えないね。もちろん「参院選対策で軽率に公開しかえって状況を悪くした」という可能性もないではないけど。

内密の訪朝のはずが北朝鮮により「公開」されたらしい。

さすがに勝手に公開はしないと思うが。せいぜい公開を渋る日本側を北朝鮮が押し切ったという話だろう。

焦って騙されないようにしてほしい。
かつて安倍氏は、朴在斗(パクジェド)なる詐欺師に騙されたことがあったから心配なのだ

いやいや朴某の場合、「北朝鮮とパイプがないのにあるある言ってた」ってケースと違うの?。今回は北朝鮮要人とも会えてるんだし、全然ケースが違うでしょ?。なんだかんだいって極右・高世はこの種の交渉をとにかく否定したくてしょうがないんだろうな。
しかし安倍も朴某なんてこんな古傷を高世に暴かれたくはないだろうな。


■「対話と圧力」のイメージ
http://d.hatena.ne.jp/takase22/20130516

14日に訪朝した飯島勲内閣官房参与、15日に朝鮮労働党の外交関係の責任者、金永日(キム・ヨンイル)書記に会ったのにつづいて、きょうはナンバー2の金永南*8キム・ヨンナム最高人民会議常任委員長と会った。
こうした高官と会っていることで、「北朝鮮側の厚遇ぶり」、「拉致問題解決に前向き」と専門家は解説するが、朝鮮中央テレビが使っている表現どおり「表敬訪問」だろう。ナンバー2といっても、金永南は「表」の幹部で拉致問題など全く知らないはずだ。

 高世の寝言に頭が痛い。
 「ナンバー2」「最高人民会議常任委員長(日本の国会議長に当たる)」と会わせると言うことは、「北朝鮮側の厚遇ぶり」、「拉致問題解決に前向き」で正しいだろう。大体、「北朝鮮側の厚遇ぶり」、「拉致問題解決に前向き」と「表敬訪問」は矛盾しない。
 「金永南は「表」の幹部で拉致問題など全く知らないはず」ってじゃあ誰と会えば満足なのか。拉致実行部隊の長なんかと会えるわけもないだろうに。そもそも「会ったと報道した人間以外とは会ってない」わけでもないし。

飯島参与はテーマパーク「平壌民俗公園」や「綾羅イルカ館」、「人民野外スケート場」も視察したという。ゆっくり滞在して観光までしているわけだ。
これは拉致問題が「動く」パターンではないと思う。

観光したら行けないのかよ?。俺の願望もあるが、むしろ「心の余裕」を感じるが。

北朝鮮側(というより金正恩)との折衝は2002年よりも難しくなっている。

難しくしたのは「拉致被害者5人を帰国させた」のに「経済制裁なんかする」日本のせいだが。あのとき「どうもありがとう」と言って国交回復にでも動けばよかった。
北朝鮮が「おいおい。帰国させたのにこの態度かよ。俺が何をしても潰す気なのか?」と警戒心と不信感を強めたことは間違いないだろう。

2002年のときのミスターエックスなど指導者に直結するルートもつながっているのか、そのあたりが知りたいのだが、分からない。

そりゃわからないだろうね。外部に漏れたら、高世や巣くう会みたいなバカ右翼が妨害工作するから。

最後の公的な政府同士の接触は2008年になる。日朝実務者協議で北朝鮮が「再調査」を表明。日本側はこれを評価して制裁の一部解除を予定したが、その後、協議自体が立ち消えになった。

何故立ち消えになったか。この「制裁一部解除合意」をしたのが福田政権だったからです。
福田政権は「拉致問題解決のためなら制裁一部解除もする」というハト派でしたが、後任の麻生政権はそうじゃなかった。福田政権崩壊は少なくとも「拉致解決」に話を限れば本当に痛かった。2008年に拉致が動く可能性があったのに、ぽしゃって、その後、4年が無駄に経過して今があるからです。

きのうのブログに書いた「北朝鮮国内の変革を引き起こす」とはどういうことかと聞かれた。

どうせ経済制裁で潰すとか、軍事攻撃で潰すとか、CIAの暗殺部隊でも送って金正恩暗殺とか寝言だろう、と思うが読んでみる。

かの国では選挙も世論も自由な報道もないから、なだらかに世の中を変える手段がない。
(中略)
すると残るは、側近による指導者の暗殺か一部の軍人によるクーデターに期待するしかない。いずれにしても金正恩の死か(よくて)幽閉から変革過程は始まるだろう。
愉快な話ではないが、こういう事態が起きるような方策を戦略的に打っていくべきだというのが私の考えである。

 うわ、予想通りの寝言。金正恩君ははっきり言って「スターリン毛沢東程のカリスマ」ではないだろう。つまり金正恩君が死ぬことによって「スターリン死後のフルシチョフによるスターリン批判」「毛死後に文革が終了してトウ小平復権」のようなドラスチックな事態が起こるとは考えがたい。かつスターリンや毛のように「トロツキー打倒」「劉少奇打倒」のような形で強権支配してるわけでもないだろうから、政権内部に「彼を暗殺しよう」などという動きが起こるとも思えない。もちろん暗殺など仮にあったとしてもそれが「自由化」や「民主化」につながる保障もない。
 高世は本当にバカではないのか。大体、どうやって外部から「こういう事態が起きるような方策を戦略的に打っていく」のか?。大体こういうアホなことを公言したら外交に支障が出るだろうが。


■飯島参与訪朝の真相は?
http://d.hatena.ne.jp/takase22/20130515

すでに裏で煮詰まっていて今や「仕上げ」に入っているという事態は考えにくいから、結局はパフォーマンスだろうと思うのである

というより北朝鮮打倒論者の極右・高世的には「飯島訪朝の意義を認めたくない」ってだけでしょう。実際何がどうなってるのかわかりません。しかし、「交渉がうまくいって欲しいと言う俺の願望も入ってることは否定しませんが」普通に考えて何の成果の見込みも無しで訪朝はしないでしょう。そんなことをしたら巣くう会が「鬼の首取ったみたいに」罵倒することは見え透いていますから。最低限「何らかの成果」が出るものと思いたい。

私は拉致問題の全面解決は北朝鮮民主化を待たねばならないが、同時に今の全体主義体制の下でも2002年のような一部被害者の奪還、つまり部分的解決を追求すべきだと思っている。だから、北朝鮮国内の変革を引き起こすための方策と金正恩体制の譲歩を誘う職人的な外交の両方が必要なのだ。

ソ連崩壊でいろいろなことがわかったように、確かに北朝鮮民主化がなければ「全面解決」というか「拉致の実態」てのはわからないでしょうね。民主化してもわからないかもしれない。未だに日本で「甘粕事件(大杉栄伊藤野枝暗殺事件)」の真相がよくわからないように。
 ただだからといって「民主化するまで何をしても無意味」ってわけにはいかないわけです。高世が今まで「部分的解決」なんて言ったことはなかったように思いますが、さすがに小泉訪朝後10年、何も動かなかったのでこう言わざるを得ないんでしょう。
 「北朝鮮国内の変革を引き起こすための方策」って高世は何を考えてるんですかね。まああえて言えばそれは太陽政策でしょうね。太陽政策は別に「北朝鮮民主化」が目的ではなく
1)北朝鮮の経済を立て直し、彼らがチキンゲームをやる動機をなくす
2)北朝鮮の経済を立て直し、統一時の経済負担を出来るだけ軽くする
ことが目的であって民主化が目的ではないですが、まあ、民主化の方向に影響するんじゃないですかね。


■安倍首相は政治家失格
http://d.hatena.ne.jp/takase22/20130512
 「もっと早く書けよ、今更安倍批判かよ」って言いたくなるエントリタイトル。とは言え正論ならいいが高世では珍論しか予想できない。一応読んでみる。

ある国を評価するのは、人物の評価と似ていて、過去を規定した客観的な条件や環境を見ることが不可欠だ。
例えば、ミャンマーで、どうして軍部が権力を独占するようになったのか。「誰かとんでもなく悪いやつがいたから」でないことはもちろんだ。

ええっ?。北朝鮮問題語るときの言い草とは全然違うな?。高世はいつも「金日成というとんでもなく悪い奴がいたから」みたいなことしか言ってないのに?
 いやまあ、「ミャンマーに悪い奴がいたから独裁になった」「ミャンマーに限らず悪い奴がいるから独裁になる」ってのは間違いじゃないと思うんだけど、問題は「何故悪い奴が権力を握って好き勝手出来たのか」って事だからねえ。まともな国ならそんなことありえないわけだから。そこを分析しないと何の意味もないわけだ。
 つうか「安倍首相は政治家失格」ってエントリタイトルで何でこんな話が出てくるの?

1974年12月の国連総会で「侵略とは、国家による他の国家の主権、領土保全もしくは政治的独立に対する、又は国際連合の憲章と両立しないその他の方法による武力の行使」と定義されていて、(注:安倍首相のように)今さらこれに抵抗するのはあまりにも稚拙である。たとえ当時植民地であっても侵略したことには間違いない。
(中略)
 我々は「ユナイテドネイション」(国連)の元で形成された戦後の世界秩序を認めて生きるしかなく、日本が侵略し植民地化したことに疑問を呈し、反省しないことは政治的に許されない。泥棒が「もっとひどい泥棒がいる」(たとえそれが本当であったとしても)というようなものなのだ。
 今、このことそ理解できないとすれば、安倍首相は政治家失格である。

まあ、そうだよね。読む前に思ったのとは違い、かなりまとも。右翼の高世でもこの程度の常識はあるらしい。

欧米列強が、日本とは比較にならないほど「ひどい」ことをしてきたのは確かである。

ええっ、そうか?。大して変わらないんじゃねえの?。どの当たりが高世君的に「欧米の方が酷い」のかね?

安倍首相の言動が、あとで非常に高いツケとして日本にかえってくることを私は心配している。

「あと」じゃなくて既に「高いつけ」払ってると思うよ。


■中国が北朝鮮に金融制裁か?
http://d.hatena.ne.jp/takase22/20130510

安倍内閣の問題はこれはこれであるのだが、韓国の戦略的な動きが長く続き、外堀が埋められた状態といっていい。

 安倍の方に非があるのに「どっちもどっちにしたい」らしい高世が酷すぎる。高世の立場なら「拉致問題解決に逆行することをしてどうするんですか?。韓国と敵対してどうするんですか?」「何故村山談話河野談話を踏襲するとはっきり言えないんですか?」「河野談話を撤回するなんて出来ると思ってるんですか?。韓国人慰安婦が嘘つきだとでも言うんですか?」と批判して当然でしょうに。

去年、韓国政府は、ソウルの日本大使館前の公道に従軍慰安婦像を建てるのを黙認した。

阻止することが法的に出来るんですか?。「表現の自由」侵害という違法行為にならないんですか?
かつ阻止が法的に可能であっても阻止したって「日韓関係悪化に尽力してくれてありがとう」なんて日本側は思わないで「当然だ」としか思わない事は見え透いています。下手したら「韓国が慰安婦の嘘を認めた」と言い出しかねない。それで阻止に動くわけがないでしょう。

昨夜のNHK「ニュース9」で、いま、アメリカ各地で韓国人コミュニティが慰安婦の像やモニュメントを次々に設置する一方、豊富な資金をもって議員に活発なロビー活動をかけ議会で反日決議を上げさせている様子を伝えていた。

 安倍が非を認めないからで、自業自得です。安倍をかばう高世がおかしい。安倍首相登場以前にはこんなことはなかったんですから。

このままだと、本当に、日本軍による慰安婦問題はホロコーストに匹敵するようなイメージが流布されていくだろう。

 誰も「ユダヤ民族大量虐殺」ホロコーストと一緒にはしてないでしょうね。日本の戦争犯罪であえて一緒にできるものがあるなら、同じ殺人行為である「南京事件」「三光政策(三光作戦)」でしょう。全く一緒だとはもちろん言えませんけどね。
 「極右の存在否定論、違法性否定論が存在する」「国際法人道主義に反する犯罪的所業」「否定論に対して外国から厳しい批判がある(ホロコースト否定論はイスラエル慰安婦否定論は韓国、北朝鮮など)」と言う意味では、ホロコースト慰安婦には共通点がありますが。つうか、そんなにモニュメント作られるのが嫌だったら「河野談話を見直したい」なんて馬鹿なことを安倍が言わなければいいだけの話です。

ニュース9の大越健介キャスターが、「日本は周到な戦略と言葉遣いを」考えていかなくては、とまとめていたが、扱いを間違えると大変なことになる。

 「周到な戦略と言葉遣い」も何も安倍が「河野談話見直しなんて酷いことを言って申し訳ない」といい、韓国側が「安倍も2度とこんな事はやらないだろう」と思ってもらえばいいだけの話です。安倍首相就任以前にはこんなことはなかったということを平然と無視しないで欲しい。
 でも今後安倍がよほどのことをやらない限り向こうは安倍が「河野談話踏襲」と言っても「のど元過ぎれば熱さ忘れる、ってことだろ。前回、首相として河野談話踏襲を口にしたのに、今回、見直しと言い出したのはそういう事だよ。韓国を舐めてるんだよ。韓国や中国、米国が批判したからへたれただけじゃん。あいつ、ほとぼりがさめればまた同じ事をやろうとするぜ。安倍は本当に不愉快な野郎だな。河野官房長官談話を国会決議か首相談話、閣議決定にでも格上げしてもらわないと信用なんか出来ないよな。」と全く信用しないでしょうね。で、安倍も「わかりました、閣議決定に格上げします」なんてことは絶対に言わないでしょう。
それにしても大越キャスターとやらも、高世と似たような馬鹿なことを考えてるんでしょうか?。もしそうならNHKも落ちぶれたもんです。


■世界はありのままでよい
http://d.hatena.ne.jp/takase22/20130509

最近、早紀江さんが心配しているのが、若い人のあいだで拉致問題への関心が薄れてきているのではないかということだ。
先月、東京の学生街、お茶の水*9の路上で署名活動をしたさい、たくさんの大学生が前を通っていくのに、ほとんど見向きもしてくれないことにショックを受けたという。

 今の大学生は10年前は小学生だったわけですから大して知識も興味もないでしょう。ガン無視されて当然です。また、署名したからって何がどうなるわけでもないですからね。学生じゃない社会人だってどれほどの人間が署名に応じる事やら。ショックを受ける方が間違ってる。
 署名なんかよりただ日朝外交交渉あるのみですよ。

私も、若い人にアピールできるテレビ番組でなんとか後押ししたいと思う。きのうはそのインタビュー収録だった。

ばかばかしい。そんな事に何の意味があるのか?

横田早紀江さんの住む川崎市の「平和館」には「横田めぐみさん」コーナーというのがあって、めぐみさん関連の写真やビデオが常設展示されている。

ばかばかしい。そんな事に何の意味があるのか?

日ごろ気が晴れることがないと聞くので、滋さんや早紀江さんに会うときにはなるべく楽しい話をするようにしている。

いや、むしろきつい話してやれよ。「訪朝拒否し続けて何か意味があるんですか?」「死ぬまでお孫さんに会えなくていいんですか?」「何を根拠に娘さんが生きてると思うんですか?。死んだ可能性は否定できないでしょ?」とか。甘やかすなよ。とあえて毒舌を吐いておく。
 まあ、俺も「明るい話」も必要だと思うけど、いい加減「きつい話にも直面すべき」だと思うよ。

(めぐみさんが拉致されたことも含めて)現実に起きていることは、深い意味では、すべてオーケーですよね、と。
「そうです」と早紀江さんは即答した。

そこで「仮に北朝鮮の発表通り、めぐみさんが死亡していたとしても、それも深い意味では全てオーケーですよね」と何で高世は言わないんだよ。『拉致問題――解決への道』(http://www.wadaharuki.com/nicchou.html)も指摘してるけど「死亡してる可能性」の方がずっと高いだろ。
そういうことを言うと横田奥さんは「そうです」と言わないで「絶対生きてる」「高世さんを見損なった」とか言い出すんだろうが。何が「世界はありのままでいい」だよ。お前ら「めぐみさんは多分死んだ可能性が高い」という「ありのままの世界」を受けいられないダメ人間じゃねえか。高世も横田奥さんも寝言も大概にしろよ。笑わせるな。


■はらはらと散りゆく花の一ひらか
http://d.hatena.ne.jp/takase22/20130508

ど素人の私でも、これはうまいなと思う。

「ド素人の私」には「うまいのか下手なのか」さっぱりわかりませんが高世が「うまい」という理由は何でしょうか?。「ただのおべっか」でなければ幸いです。

この一首を試しに朝日歌壇に送った。そのままほっておいたら知り合いから電話で「朝日歌壇に入選しているわよ!」と知らされた。その後は、一度も投稿していないという。気をまぎらせるために詠んでいるので入選することに意味を見出せなかったし、格別うまく詠もうとも思わなかったからだ。
早紀江さんの短歌を何度もブログで紹介してきたが、以下の「朝日歌壇に何度も入選した」と書いた部分は訂正します。
http://d.hatena.ne.jp/takase22/20080813

やれやれ。一回しか入選していないのに「何度も入選した」と思い込みで「一応ジャーナリストを自称している男」が平然と書いてしまうのだからお粗末としか言いようがない。高世の取材能力は疑った方が良さそうだ(毒)。


■めぐみさん帰還を願う吉田直矢コンサート
http://d.hatena.ne.jp/takase22/20130504
 タイトルだけで唖然ですね。生きてる可能性は低いのに何でこんな寝言が言えるのか?。吉田直矢って人は「事実認識の出来ないバカ」か「巣くう会のような反北朝鮮ウヨ」か「売名野郎」のどれかとしか思えませんね。何であれ、「愚か」であり「迷惑」ですが。

ライオンビル6階で、連休中の4〜6日、「横田滋写真展〜めぐみさん 家族とすごした13年」が開催されている。

 以前も東京と大阪の高島屋で似たような写真展をしたらしいですが、そんな写真展に何の意味があるのか。大体こんな写真展はおそらく横田めぐみさんしかやってないわけです。他の拉致被害者ではやってない。ばかばかしいですね。

吉田さんは2008年にめぐみさんの両親に会うまで、拉致問題にさほど関心を持っていなかった。会って、家族の苦しみを知ったことから、これまでの無関心を心から恥じ、拉致被害者の奪還活動*10を始めたという。

 でそれが「生きてるかわからない人間を奪還しようと叫ぶバカ行為」か。バカは余計なことをするな!
 それはともかく書き換えてみよう。
「ボーガスさん(俺)は在日でも何でもないので、産経新聞が『朝鮮学校無償化除外論』主張という差別行為を始めるまで、朝鮮学校に関心があるどころか、その存在さえよく知らなかった(マスコミのチマチョゴリ切り裂き事件報道で少しは知っていたが)。朝鮮新報インターネット版を読むなどして学校関係者の苦しみ、悲しみ、怒りを知ったことから、これまでの無関心を心から恥じ、朝鮮学校差別反対をせめてネット上だけでも訴えたいとエントリ執筆を始めたという」

拉致被害者を奪還する運動も今がその爆裂するときであってほしい。もう今年来年で取り戻さなければ。

だったら外交交渉を主張して「制裁一本槍」の巣くう会を批判しろよ。心にもないことぬかしてんじゃねえよ、カス。

この曲を吉田さんは涙を流しながら熱演した。

「売名屋の嘘涙」か「馬鹿なナルシストの本当の涙」か知りませんがばかばかしいですね。

最後は、早紀江さんが作詞した「コスモスのように」と「ふるさと」で締めくくられた。
「コスモスのように」はこんな詞だ。


遠い空の向こうにいる
めぐみちゃん あなたも
お母さんが育てたあのコスモスのように
地に足をふんばって生きているのねきっと
しっかりと頭を揚げて生きているのねきっと


めぐみさんはじめすべての拉致被害者の一日も早い故郷への帰還が叶うよう私も微力を尽くそうとあらためて思う。

 横田夫妻(特に奥さん)と吉田と高世はバカも大概にしろよ。和田春樹『拉致問題――解決への道』(http://www.wadaharuki.com/nicchou.html)も指摘しているが

 日本テレビは報道特別ドラマ・スペシャル「再会――横田めぐみさんの願い」を一時間五〇分にわたって放映した。これは蓮池さん夫妻が二〇〇四年六月横田夫妻、息子さんたちと会って、自分たちの知っているめぐみさんの生活のすべてを語るという形のドラマである。
(中略)
 めぐみさんの体調が悪化し、九〇年ころには血圧が低く、昼頃まで起きられないという状態になる。彼女は「日本に帰るんだ」とくりかえし訴え、徘徊し、服を焼く、髪を切るなどの行為をおこなう。
(中略)
 めぐみさんの精神の変調があきらかである。ついに近くの順安空港へ行き日本へ帰ると閉鎖区域を脱出し、連れもどされる。このころは入退院をくりかえし、入院中は子供は蓮池夫妻が預かっている。九四年二月、めぐみさんは万景峯号で日本へ帰るとして、ふたたび閉鎖区域を脱出して、連れもどされる。そのあと、94年3月、めぐみさんは中国国境にある隔離病棟におくられる。これは日本政府の発表にある義州四九号予防院のことである。それ以来めぐみさんに会っていないと蓮池氏は語っている。
 この4チャンネルのドキュメンタリー・ドラマは蓮池さんたちからの取材にもとづいて構成されているものと考えられる。ここで明らかになるのは、13歳で拉致されてきた少女は自らの過酷な運命に適応して生きることができず、精神の不安定な状態から、自傷行為や出奔をくりかえすなど、精神の正常さを失った状態になったことである。描かれた状況は金英男氏が述べた彼女の病状と合致している。石高氏が伝えたもっとも早い95年の韓国情報部の話とも合致している。
(中略)
 横田めぐみさんの病状がこのようなものであったとすると、そのような患者が国境地帯の遠い病院の隔離病棟に入れられるということは何を意味するのだろうか。精神の異常をきたし、生きる気力を失っためぐみさんは生きつづけられたのか。
(中略)
 横田めぐみさんが今日なお元気で解放を待っていると想定することには無理があると言わざるを得ない。

と見るのが当然だろう。めぐみさんは拉致という過酷な体験を乗り越えることが出来ずに精神、身体の異常を来し、若くして死亡したと見るのが適切だろう。「一定の年齢に達していて恋人と一緒に拉致された蓮池さんや地村さん(恋人が相談相手になってくれる)」と違い「15歳の若さでたった1人拉致された彼女」はその過酷な体験を克服できなかったのだろう。

吉田直矢さんは、これから、めぐみさんが帰ってくるまで、チャリティコンサートを続けていくという。

「何度も繰り返しになる」が冗談も大概にして欲しい。生きている保障がどこにあるのか。横田夫妻に対しこれほど罪深い行為もないだろう。こんな愚行をやるくらいなら無関心の方がまだマシだ。
 高世が紹介する吉田のサイトも見てみよう。

http://6627.teacup.com/naoya/bbs
9月23日(日)に新潟県民会館小ホールで横田めぐみさんの同級生の会が主催した横田めぐみさんとの再会を誓うチャリティーコンサートの収支報告をご報告致します。
(中略)
 この収益金522869円全額を横田滋さんが管理する『横田めぐみさん特別基金』として、寄付させて頂きました。
 この『横田めぐみさん特別基金』とは、 救出活動の費用としてではなく、 めぐみさんが帰国した後に必要とされる基金として蓄えさせて頂くものです。

 ばかばかしい。生きてる保障もないのに蓄えてどうするのか。つうかその金を横田夫妻訪朝費用にでも充てたらどうなのか?。横田夫妻に「元気な内に一度お孫さんに会った方がいい」と言ったらどうなのか。


■怨憎会苦の克服
http://d.hatena.ne.jp/takase22/20130501

赤湯温泉の「あんびん」をお土産にもらった。
おお、なつかしい。東京でいう大福である。
「あんびん」は「餡餅」と書くのかな。有名なのが写真の田中屋で、烏帽子山公園*11の上り口の近くにある。
(中略)
山形方面に行く人がいたらこんどぜひ「あんびん」を試してください。

 「あんびん」でググるとウィキペ「塩あんびん」と言う埼玉のお菓子がヒットする。またグー辞書「あんびん」は「広島方言、餡入り餅。」としている。山梨県市川三郷町ホームページ「あんびん」(http://www.town.ichikawamisato.yamanashi.jp/50sightsee/70industr/2011-0423-1248-12.html)なんてのもヒットする。
 たぶん「山形が有名なだけ」なのだろう。ただし山梨のあんびんだけは「あん入り餅」ではなく「おはぎ・ぼたもちの仲間」みたいな代物だが。また埼玉のあんびんは「あんこが砂糖ではなく塩で味付けしてる」そうだ。小生は県民だが「塩あんびん」の地域(加須市*12久喜市)に住んでるわけではないこともあって食べたことがなく味もちょっと想像がつかない。なお、埼玉のあんびんも「田中屋菓子店」(http://kukiguru.x0.com/ka/tanakayakashiten/menu.html)というのがわりと有名らしい。まあ、田中なんて珍しい名字じゃないからな。


【山梨のあんびん】

http://www.town.ichikawamisato.yamanashi.jp/50sightsee/70industr/2011-0423-1248-12.html
 あんびんは六郷地区特産品として山村の農作業の合間に手作りおやつとして食べられたものであり、雑穀の粉(さつまいもの粉・とうもろこしの粉・小麦)に熱湯をいれてこねた生地に、つぶあんを包み込み平らに形を整え蒸した食べ物です。あんこを入れ、「びんた」をするように荒っぽくたたき製造することから「あんびん」という名になりました。


【埼玉のあんびん】

ウィキペ「塩あんびん」
 加須市久喜市など埼玉県北東部で古くから食べられ、今日も一部の和菓子屋で売られている。貧しい農村で砂糖の代用として塩を用いたのがはじまり、という説がある。
■食べ方
砂糖につけて食べる。
砂糖醤油につけて食べる。
醤油の付け焼きにする。
雑煮に入れる。
両面をフライパンで焼き、蜂蜜をかけて食べる。

 なお、埼玉のあんびんは「塩餅(えんべい?)」がなまってあんびんになったという説があるそうなので、それが事実なら「塩あんびん」というのは「馬から落ちて落馬した」みたいな変な呼び方ではある。

http://www.ytv.co.jp/kenmin_show/secret/this_week/bn1697112.html
みのもんた秘密のケンミンショー
・県北東部に住む埼玉県民は、塩味のしょっぱい大福『塩あんびん』が大好き!?
 塩あんびんとは、あんこに砂糖を全く入れず、塩をたっぷり入れた大福。しかも、食べるときに砂糖をつけて食べるのが定番とか!? 餅が固くなったら、焼いてから砂糖を付けて食べるらしい。砂糖以外にも、砂糖醤油やハチミツを付ける場合もあるという。

http://www.city.kazo.lg.jp/cont/s252000/d021100/hpg000000986.html
加須市「いがまんじゅうと塩あんびん」
 「朝まんじゅうに昼うどん」とは、小麦食文化圏として栄えた、加須市を含む埼玉県の北埼地域と呼ばれる所ならではの言葉です。昔から多くの農家では、裏作として小麦を栽培してきました。そして、うどんとまんじゅうなどのお菓子が盛んになったわけです。
 いがまんじゅうと塩あんびんは、昔、春祭りや秋祭りなど特別な日の料理のひとつとして家庭で出されていたようです。
(中略)
・塩あんびん
 正真正銘、塩味のあん入り大福です。砂糖を付けて食べるのが一般的ですが、醤油で付け焼きにして味わうのも、ちょっとオツなものです。

あんびんの話から高世エントリに話を戻す。

誰もこの世では、嫌な人と会わざるをえない、気の合わない人と暮らさざるをえないという「苦」である。人はみな昔からそうなのだと考えるようにする。

 北朝鮮相手にもそう思えよ。打倒論とか馬鹿なことをいつまで言ってれば気が済むんだか。

自分に都合の悪いことをする人も、みな親戚なのだ。こう思うと(これは事実だし)けっこう他人を許せるものだ。「あいつも親戚なんだよな」と。

 その割には高世は北朝鮮に悪口雑言だけどな。高世は心にもないことを言うなよ。ちなみに俺は「安倍」だの巣くう会だの高世だのの北朝鮮や拉致がらみでの暴論は全く許せないけどね。そもそも親戚じゃねえし。それに親戚だってあまりバカだったら口に出すかどうかはともかく腹が立つわな(あまりそこまで酷い親戚というのは俺にはいないが)。


■スパイ処刑の真相
http://d.hatena.ne.jp/takase22/20130427
 「サディストと化した民主主義の戦士たち」(http://d.hatena.ne.jp/takase22/20130423)の続き。今回の高世エントリで一番ひどいのはここですね。「酷い」というのは「高世が酷い」と言う意味ではなく「粛清実行者達が酷い」と言う意味ですが。

(注:死刑囚たちは)自分たちが埋められる穴を掘らされた。
(中略)
(注:女性死刑囚)キンチョーウーは裸にされた。やめてくださいと泣く彼女を兵隊三人がかりで無理やり服を脱がせ、膝まづかせた。

 「死体を埋める穴を当の死刑囚に掘らせる」「女性死刑囚を裸にする」なんて誰が考えてもいやがらせ以外何物でもないでしょう。そんなことをする必要はどこにもない。


■サディストと化した民主主義の戦士たち
http://d.hatena.ne.jp/takase22/20130423
 「暴走したスパイ摘発」(http://d.hatena.ne.jp/takase22/20130422)の続き。
 どうもこの事件、高世の記事を読む限り「サディストと化した民主主義の戦士たち」、特に粛清劇の主犯・ミョーウィンなる人物には残念ながら全く同情の余地はなさそうです。どう見ても「スパイであるか疑わしいと知りながら、自分の嫌いな人間を拷問でいたぶってる」ようにしか見えません。ミャンマー民主化運動に参加するような人間が何故こんな暴挙を働くのか、理解が出来ません。

今回、インタビューした元スパイ容疑者、オンチャイン氏の証言;
『チョーワイがミョーウィンらの怒りをかっていきなり斬首されたことがあった。
 トゥンアウンジョーは、頭を落とされたその首から血をすすらされた。さらに同じ日、チョージーというトゥンアウンジョーと親しい同志がミョーウィンに右手を刀で切り落とされた。そして、ミョーウィンは、地面に落ちた手を刀で刺して拾い上げ、トゥンアウンジョーにくわえさせたのだった。』


オンチャイン氏はその一部始終を見たという。こうなると、スパイ活動を自白させるために拷問しているのではなく、恨みを晴らすのを楽しむリンチである。

 まあ、オンチャイン氏の証言が、ミョーウィンら粛清者への憎悪から、誇張されてる疑いもありますが、事実なら言葉もないですね。
 それはともかくこの粛清劇で俺が連想したのは「蓮池透氏家族会追放」ですね。もちろん殺人と単なる追放劇を同一視は出来ませんが「全く道理のない単に気にくわない奴を打倒しただけ」という意味では全く違いはないわけです。で、蓮池氏追放劇で家族会を「追放は不当だ」などとは高世が絶対に批判しないのは言うまでもありません。


■暴走したスパイ摘発
http://d.hatena.ne.jp/takase22/20130422
『声を上げはじめた「スパイ容疑者」たち』(http://d.hatena.ne.jp/takase22/20130420)の続き。小生、「軍部がスパイを送り込んだのは事実だろうから粛清事件に同情の余地はあるとは思う(もちろん蛮行を容認する気はないが)」と以前書いたが高世の主張を信じれば、「ABSDFの公安部門」にミョーウィンなる問題のある人物がついたことが大きかったらしく、あまり同情できそうにない。ミューウィンは猜疑心の強い人物の上、「スパイではないと知りながら、自分の気にくわない人物に故意にスパイレッテルを貼り付けた」疑いもあるようだ。


■声を上げはじめた「スパイ容疑者」たち
http://d.hatena.ne.jp/takase22/20130420
 『ビルマ民主化運動最大のスキャンダル−ABSDFスパイ事件』(http://d.hatena.ne.jp/takase22/20130418)の続き。重要ポイントだけ引用しておきます。

 1992年2月、私がカチン州で遭遇したABSDF「スパイ事件」に光が当てられたのは去年だった。「スパイ容疑者」だとして拘束され拷問を受けたメンバーたちが、あれはでっちあげによる同志殺しだと声を上げはじめた。本も2冊出た。
 さらに、殺された人の遺族が、当時のABSDF幹部らを「殺人罪」で訴える動きが出てきた。すでに一家族が去年提訴し、来月さらに3家族が提訴する予定だ。
 元「スパイ容疑者」たちは、民主化運動全体への悪影響を考慮して、これまで沈黙を守ってきた。2010年スーチーさんが自宅軟禁を解除され自由の身になったことから、これでやっと真相究明の声を上げることができると判断して、さまざまな情報を公開しはじめた。
 こうして、民主化は、民主化勢力内部の暗部を明らかにすることをも可能にしたのである。
(つづく)

 真実が明らかになることを願いますが問題は今、「軍事政権」なことですよね。この事件自体は事実でしょうが、軍事政権が「政治犯として処分したい人間をこの事件の共犯とこじつけて投獄したら」とか、あるいは逆に「スーチー側に恩を売るため、この事件の処理を適当に片付け、その結果、民主化の支障になったら」という危惧はあります。もちろん「だから表に出すべきでなかった」と言う話ではなくて、「手放しで万歳は出来ないんじゃないか」という注意喚起に過ぎませんが。


ビルマ民主化運動最大のスキャンダル−ABSDF*13スパイ事件
http://d.hatena.ne.jp/takase22/20130418

 『スーチーさんに「瞑想」を感じた』(http://d.hatena.ne.jp/takase22/20130417)の続き。高世がコミットしたというテレ朝の番組・テレメンタリー「同志は『スパイ』だったのか〜ミャンマー民主化運動粛清事件21年目の真実」の宣伝です。

88年、民主化運動が弾圧され、軍部がクーデターで全権掌握すると、ABSDFの一部に銃をもって闘うしかないと都会を離れ、国境で武装闘争をしていたカチン、カレン、モン、シャンなどの民族の軍部隊に身を寄せる人々も出てきた。
 都会では、活動家狩りがすざまじく、探し出されては次々に投獄されていた。集会やデモなどまったく組織できないから、ジャングルに入ろうと思う人がいてもおかしくなかった。
 ABSDFは、カレン民族同盟(KNU)の本部マナプローに中央委員会を置き、カチン州にはABSDF(北ビルマ支部)があった。
 そこを訪れると、ベレー帽に黒メガネのカッコつけた幹部たちが出てきて、ABSDFスパイ事件について語りだした。組織に潜り込んだ80人もの国軍のスパイが摘発され、うち15人はちょうどきのう処刑したと誇らしげにいう。
 取材に来ていた私たち三人が驚いて矢継ぎ早に質問をぶつけると、15人の多くは刀で首を切られたこと、処刑されたなかには「議長」つまりトップリーダーもいたこと、尋問には電気ショックなどの拷問も使われたことを認めた。
 まだ60人以上のスパイが捕らわれて勾留されているというので、ではぜひ会わせてくれと頼み込むと、5人が引き出されてきた。男性4人、女性1人。ものものしく鎖で縛られ、氷がはる寒さのなか、裸足でいるものもいた。
 マイクを向けると「私は軍に送り込まれたスパイだ。スパイはたくさんいる。強要されたものもいれば金に転んだものもいる」と英語で答えた。
 四分の一以上がスパイなんて到底考えられないし、黒メガネでかっこつけている幹部たちを見ていると、この事件にはあまりにもおかしな面が多いと感じた。
 しかし、ABSDFの取材は2日間だけで、事件の真相を確認することもできず、私は「ザ・スクープ」という番組で、これを政府軍がABSDFの組織に浸透させたスパイを摘発した事件として報道したのだった。
 ところがそれから20年もたった去年3月、私は一通のメールをもらった。


「私のいとこは、仲間の手で殺されました」。
「お話を聞かせていただきたい」。


 会って話を聞くと、メールの差出人は日本滞在の長いビルマ人で、殺された「いとこ」について調べるうち、処刑翌日に日本人が現地で取材していたことを知って私を探し出したのだった。「いとこ」は前議長のトゥンアウンジョーだった。「スパイ事件」はまったくのでっちあげだという。
 20年前、たまたまスパイ処刑に遭遇し、今はこうして前議長のいとこが私を探して訪ねてきた。
 私は「運命」を感じた。
(つづく)

『尋問には電気ショックなどの拷問も使われたことを認めた』
これは最悪でしょう。軍部がやってる反人道的なことを自分らがやってどうするのか。しかも拷問で吐かせれば「冤罪が生まれる危険性が高い」事ぐらい誰でもわかるわけです。
『ABSDFの取材は2日間だけで、事件の真相を確認することもできず、私は「ザ・スクープ」という番組で、これを政府軍がABSDFの組織に浸透させたスパイを摘発した事件として報道したのだった。』
 懐かしいですね、土曜夕方のザ・スクープ。今やドキュメンタリーは深夜に放送せざるを得ないほど視聴率のとれないコンテンツの訳です。
 それはともかく、これほど怪しい事件は『政府軍がABSDFの組織に浸透させたスパイを摘発した事件として報道した』とはいえ、さすがの高世も「ABSDF幹部の言い分に寄ればだが」「拷問など、ABSDFのやり口を全て肯定するわけではないが」と断った上で放送したんでしょう。
 事件から20年経ってやっとこうした問題が表面化できるようになったわけです。


■スーチーさんに「瞑想」を感じた
http://d.hatena.ne.jp/takase22/20130417

ところで、来週、ミャンマーに関するちょっと変わったドキュメンタリー番組が放送されます。
来週月曜22日深夜(なんと日付が23日になった早朝3時10分)、テレビ朝日のドキュメンタリー「テレメンタリー」で、「同志は『スパイ』だったのか〜ミャンマー民主化運動粛清事件21年目の真実」という番組を放送します。

 まあ、酷いなとしか言いようがないですね。いくらドキュメンタリーは視聴率がとれないからって深夜3時に放送はないでしょう。深夜にドキュメンタリー放送するのはテレ朝に限りませんが。平日の深夜なんてこんな時間じゃ「よほどのドキュメンタリーファン」か「ミャンマーに興味のある人」かそれぐらいしか見ない。誰も見ませんよ。作り手の問題じゃなくて放送する側の問題ですけど。

これまで語られてこなかった民主化闘争の暗部も露呈してきた。民主化勢力の内部で、多くの同志を「スパイ」として拷問し処刑したというのだ。「自由」という高い理想を掲げながら、血なまぐさい「粛清」が行われたのはなぜか。

 まあ、こんな話は歴史上珍しくないですよね。ミャンマーでそんな事が本当にあったのか知りませんが、ドキュメンタリーになると言うことは残念ながらあったんでしょう。で、仮にあったとして「残念だ」とは思いますが全く意外じゃないですね。実際にスパイはいたんでしょうし、疑心暗鬼の中で「あいつは怪しい、だいたいあいつは運動に非協力的だ」とかそういうことで粛清って事があってもおかしくはない。しかし「一部の過激派の暴走」のようですが、この件を誰かに聞かれたらスーチーは何と言うんでしょうね?。何というかがスーチーの政治家としての力量をはかる目安になるのではと思います。


■スーチーさんのお説教
http://d.hatena.ne.jp/takase22/20130416
 スーチーが何でこんな説教を始めたのか、スーチーのミャンマー人認識は正しいのか、ミャンマー人はスーチーのこの演説をどう思うのか、わからないので何とも言えません。
 俺だったら『自分の政治活動がうまくいかないのを「ミャンマー人に団結心がないから」と責任転嫁してるのか?。せっかくお前のパーティーに来てやったのに何様だ。2度と行かないからな』と思って不愉快になるでしょうが。

私の見方では、私たちミャンマー人が団結しない原因は、自分に自信がないからです。

変わった見方ですね。「俺が、俺がと言う意識が強すぎるから、妥協が出来ない、だから団結できない」とかなら、それが正しい意見かどうかはともかくまだわかりますがスーチーの言ってる意味がさっぱりわかりません。
「団結」なんてことはそう簡単にできる事じゃありません。「人間それぞれ意見が違う」んですからそれをうまくまとめていかないと組織が空中分解してしまうなんてことは日本人だっておそらくどこの国の国民だって同じです。
 その上、ミャンマー軍の弾圧がある。「弾圧がなくても団結は困難」ですが弾圧によってなおさら困難になる。

子供たちを比較して話したり、ミャンマー人の親たちはやることがありますよね。「お兄ちゃんほど賢くない」とか「妹の方がずっといい子だ」とか

 日本でもそんなことはありますけどね。いい悪いはともかくそんなことはミャンマー限定じゃないでしょう。

民主主義がどうだとか政治の話をほとんどしていない。ああ、こういうリーダーもいるんだな、と新鮮に感じる。きっと、こういうところが、ずっと国民を惹きつけ続けるのだろう。

ええ、そうなの?。俺なんか「何言ってるの、このおばさん(いやおばあさんか?)。言ってる意味がさっぱりわからない」としか思いませんが。

従来から朝鮮総連は、国際的アピールとして、この学校問題を朝鮮学校の実態を隠したうえで日本の差別として国際的な場で批判しています。

隠すも何も国際社会だって産経新聞だの安倍内閣だのの主張は一応知ってるでしょうよ。その上で差別だと認識してるわけです。

先日も、ある日本人知識人が、朝鮮学校無償化をおこなわず、補助金も出さない日本と東京都は差別でありオリンピックを開催する権利はないなどとまで朝鮮総連側の主張と全く変わらぬ論理で日本を批判しています。

この知識人とは田中宏一橋大学名誉教授で、田中氏の文章及びそれに対する三浦の言いがかりは『田中宏氏の朝鮮学校無償化論 教科書内容には何ら触れず』(http://hrnk.trycomp.net/news.php?eid=00972)でわかります。三浦の言いがかりについては小生は『「北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会」を笑おう・パート67(追記・訂正あり)』(http://d.hatena.ne.jp/bogus-simotukare/20081024/1307052595)で批判を加えています。田中氏の名前を出さないなんて高世は失礼にも程があります。田中氏の具体的文章を読まれては困るんでしょうか?。そうは思いませんか、id:noharraさん?
 「朝鮮総連側の主張と全く変わらぬ論理」とネガキャンする三浦と、その三浦の文章を批判コメもつけずに平然と紹介する三浦のダチ右翼・高世ですが「差別国家に五輪開催の資格はない」は全く正論でしょう。何が問題なのか。まあ、無償化除外があろうとなかろうと俺は五輪招致などすべきと思わないし、出来るとも思いませんが。過去にやったことがある日本でもスペインでもなく今までやったことのないトルコ・イスタンブールがいいと思う。
 そして三浦ら差別者にとってはおそらく「五輪招致より差別の方が大事」でしょうが、田中氏の批判それ自体は全く正論だと思います。


■スーチーさん歓迎会をカチン民族がボイコット
http://d.hatena.ne.jp/takase22/20130414

ミサイルの話を子ども一人ひとりの安全の問題に関係させること自体、あってはならないことで、配るのは当然だ。

 朝鮮学校無償化除外を主張する屑の高世でもここまで酷い話は支持できないようです。産経の取材に町田市支持コメントを出した西岡力が如何に異常であるかよくわかります。とはいえ、この問題がマスコミ報道されたのが確か4/4。町田市が撤回したのが4/8。その間に、高世は『300万人を餓死させたのが菩薩だって?』(http://d.hatena.ne.jp/takase22/20130407)というエントリを書きながら町田市の件に全くノーコメントだったのだからこの男のこのエントリは本心ではなく「俺は町田市とは違う」と言いたいが為のただのアリバイ作りに過ぎないことは明白です。高世としては早い段階で「こんな事は許せない」と言ったり、逆に「町田市の決定は正しい」などといったりして自分の立場が悪くなることを恐れ、「ウヨですら町田市を支持する者は少ない」事が判明したこの時期になって町田市批判を始めたのでしょう。ウヨが町田市を支持し、町田市も決定を撤回しなければ「町田市の決定は正しい」と言ったでしょう。高世とはそういう男です。
どこまでも高世とは恥知らずな男です。さすが「マスゴミで飯を食ってるゲス」はやることが違いますね、高世さん(嘲笑)。高世みたいなゲスが存在していると言うだけでも日本のマスゴミは「ジャーナリズム失格」のオワコンだと思う。

この町田市の「配らない」とした間違った措置は、朝鮮学校への無償化や補助金支給と同列に見られやすく、問題の本質を見失わせるおそれがある。

ばかばかしい。どちらも不当な差別です。一方が正しくて一方が間違ってるわけでは全くない。結局、高世が言いたいことは「町田市の決定が間違ってる、朝鮮学校生に失礼だ」ではなく、「町田市の決定が間違いでも俺達の主張する無償化除外は正当だ」と言う詭弁のようです。どこまで屑で下劣なのか。

「守る会」は主に教科書の内容など教育の中身を重視して無償化や補助金に反対している。

 教育内容がどうのこうの言うのは思想差別で間違っていますし、そもそも「主に」と高世が書いていることに注意しましょう。「守る会」は「主に教育内容」で非難しているだけで「拉致や核ミサイルが問題だ」という批判をしないわけでもなければ、そうした批判をする人間に向かって「間違ってるからやめろ」と批判するわけでもありません。もちろん「主に」と書く高世のスタンスも「守る会」と全く同じです。
 彼らが教育内容云々というのは単に「拉致や核ミサイルが問題だ」と言う批判よりも世間に受け入れられてるという理解による政治的計算にすぎません。教育内容云々よりも拉致云々の方が受け入れられていると理解すれば平気で主張を変えるでしょう。連中にとって大事なことは「朝鮮学校に嫌がらせをすること」であって「嫌がらせさえ出来れば理屈などどうでもいい」からです。

そして、「朝鮮学校の生徒には日本永住権がある。間違ったとんでもないことを教える学校には補助金を出さないというのならわかるが、拉致を理由に朝鮮学校補助金を出さないのは筋違いだと思う」という横田滋さんの発言に賛意を示している。

横田滋って人も所詮その程度のバカかと。教育内容を理由にすることだって不当ですけどね。まあ、俺があの人のしてることで一番「バカじゃねえの、ジジイ」とむかつくのは訪朝して孫に会わないことですけど。どんだけ優柔不断のヘタレなんだよ、ジジイ。横田滋が寝たきりになったり、痴呆症になったりして孫に会う事が不可能になっても同情しないぞ、俺は。自業自得だろ。奥さんや家族会、救う会に遠慮してへたれるから悪い。蓮池透さんを見習えよ。
 しかしさ、横田滋ってのは神様でも仏様でも何でもねえ「平凡なただのジジイに過ぎない」のにこういう政治利用をする高世のような野郎にはマジで腹が立つね。「拉致被害者の家族の意見は重要」だってのならお前らが家族会から追放した蓮池透氏はどうなんだよ。お前ら、自分に都合のいい人間の意見を好き勝手に政治利用してるだけの屑野郎じゃん。本当にさ、生きてて恥ずかしくないのか?。羞恥心ってもんはないのかよ。ないんだろうな、屑だから。
【2013年4/16追記】
 一晩経ったら高世が「朝鮮学校ネガキャンする方向」で加筆修正していた。その部分にも突っ込む。

北朝鮮当局が「無慈悲な核砲火で挑発者の牙城を跡形もなく焦土化するであろう」と突っ走るなか、「防犯ブザー」事件があった。

 北朝鮮情勢などブザー問題に関係ないのに書かずにいられないところが本当に高世はげすな腐れウヨだと思う。

下村博文文部科学相は19日の記者会見で、朝鮮学校を高校無償化の対象外とするため、20日付で省令を改正することを明らかにした。省令改正と同時に無償化適用を申請していた各校に不指定を通知する。下村氏は「朝鮮学校在日本朝鮮人総連合会朝鮮総連)の影響下にある」と述べた》
 朝鮮学校は実態として総連の学校だということは私も何人もの元総連活動家*14から聞いている。これは無償化からはずす正当な理由だと思うからこの決定は支持できる。

 高世の言う「総連の学校」の意味がさっぱりわからないが、総連との関係はそりゃあるだろう。朝鮮学校関係者も含めて誰もそんなこと否定してないし。
 「創価高校創価学会の高校」「天理高校天理教の高校」「幸福の科学学園高校は幸福の科学の学校」と言うのと同じ意味では「朝鮮学校は総連の学校」だがそれが何か問題なのかね?
 そんなことが除外の正当理由になるか、バカ。じゃあ、何か、「幸福の科学学園高校が無償化されてる」のは「あの学校が幸福の科学と関係ないから」なのか?。それとも「幸福の科学の『守護霊の霊言』だのとかいう寝言が正論だから」か?。そのお前の理屈だと「カルト・幸福の科学」と密接なつながりがある「幸福の科学学園高校」は無償化除外されないとおかしいだろうが。お前やお前のダチ連中が何でそういわないのか説明してみろよ、高世。
【追記終わり】

 きのう、アウンサンスーチー氏が来日した。
(中略)
 私は午後4時から東京・渋谷で開かれた在日ミャンマー人の歓迎会を取材しにいった。定員1800人の会場がほぼ埋まった。
(中略)
 一方で、在日カチン民族の団体はこの集会を正式にボイコットした。
 スーチー氏が最近、政府軍の幹部と一緒に登場する機会が増え、政府軍の式典で「軍が好きだ」などと発言したことで、2年前から国軍の激しい攻撃にさらされているカチン民族としては到底歓迎などできないということになった。
(中略)
スーチー氏にとってもこれからが正念場である。

『政府軍の式典で「軍が好きだ」などと発言』というのが事実なら安倍晋三にこびるダライラマ並みのバカだと思う。結局、彼女は「軍に遠慮ばかりして何もできない政治音痴の落ちた偶像」になるだけではないかという気がします。所詮彼女は「アウンサンの娘」として担がれただけのみこしに過ぎないですからね。政治識見・能力が優れてるから担がれたわけでは全くない。
 高世が言うように本当にここが彼女の正念場でしょう。

*1:「それ」というのは「ウイグル族と漢族との間の経済格差や中国政府の少数民族政策などに対する住民の不満」です。

*2:かえって精神的につらい気もしますが

*3:投票率が低いので得票数が増えないのは不思議ではないでしょう(今回、得票数が増えたのは自民だけです)。むしろ共産支持者として個人的には得票率が前回都議選よりわずかながら下がったのが残念です。ただ前回都議選より得票率があがってるのは自民だけですが。得票率は共産、公明が微減(横ばい)で民主が大幅減、みんな、維新は前回都議選に出てないので比較できませんが、衆院選で共産より議席を取ったのに、今回共産の下に位置したということは、選挙制度の違いなどがあるから単純比較できないとはいえ急激に支持を落としていると見るべきでしょう。特にたった2議席の維新が。

*4:都議選の結果を単純にスライドさせると残念ながらそうですね。野党の奮起に期待したいところです。

*5:プラス復古主義路線を多くの安倍批判は問題にしていますが高世が復古主義に触れないのは何故?。ウヨ仲間への遠慮?

*6:この番組には横田夫妻も出演したようなので彼らの前で「死んでると思う」といえるかは疑問ですけど。つまり信用していいのかどうか

*7:北朝鮮国防委員長、朝鮮労働党総書記、朝鮮人民軍司令官

*8:外務次官、朝鮮労働党国際担当書記、外相など外交畑の要職を歴任

*9:御茶ノ水の近くには明治大学日本大学東京医科歯科大学がある。昔は中央大学もあったが今は八王子に移転している

*10:チャリティコンサートのこと。言うまでもないがこんなコンサートは1億回やろうと何の意味もない。オナニー行為も大概にして欲しい

*11:山形県南陽市にある

*12:双葉町町民が避難してる旧県立騎西高校があるのが加須ですね

*13:ビルマ学生民主戦線のこと

*14:「元」つうことは今は総連を去ってアンチ総連なのだろう。「あることないこと(またはないことないこと)言ってる」か「事実だが超古い情報、今は問題点は改善されてる」の疑いがあるな。