「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(9/25分:島田洋一の巻)(追記・訂正あり)

 島田が絶賛する安倍靖国参拝の関連ニュースを見てみましょう。

産経新聞『【首相靖国参拝】冷静な反応目立つ東南アジア諸国
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140103/asi14010321060004-n1.htm
 産経としてはそういうことにしたいんでしょう。単に東南アジア諸国は「厳しい非難を控えてるだけ」で日本を支持してるわけでも何でもないと思いますが。
 そもそも「隣国たる中韓」との関係悪化を「東南アジアは批判していない」「つまり中韓の因縁なんだ」で脳内解決できる産経の神経には呆れます。どれほど隣国を舐めているのか。


産経新聞『台湾の外交部が「遺憾」声明 新藤総務相靖国参拝で』
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140102/chn14010210350002-n1.htm
聯合ニュース『新藤総務相靖国参拝 韓国「誤った歴史認識の発露」』
http://japanese.yonhapnews.co.kr/relation/2014/01/02/0400000000AJP20140102002200882.HTML
 既に台湾、韓国は安倍の参拝に批判的声明を表明していますが、新藤の参拝にも同様の批判を行ったという話です。


産経新聞『公明代表、靖国参拝で首相を牽制「謙虚に耳を傾けるべきだ」』
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140102/stt14010214540001-n1.htm
 今更かよ、と思いますが「国際社会の批判」や「支持母体・創価学会の批判(初代会長が国家神道の弾圧で獄死に追い込まれたというのが学会の理解です)」で遅まきながら「安倍に批判的な事」を言いだしたと言うことでしょう。それでも「少なくとも今後は参拝すべきでない」とはっきり言わない点は本当にぬるいですけどね。


朝日新聞『新藤総務相靖国神社参拝 中韓の反発強まる可能性』
http://www.asahi.com/articles/ASF0TKY201401010024.html
 安倍の参拝が国際的批判を浴びてるこの時期に参拝するとは政治センスがなさ過ぎでしょう。新藤以外の危ない極右面子(下村*1文科相、稲田行革相など)は参拝してないわけですし。新藤が下村や稲田と比べてもいかに危ない人間かと言う事でしょう。
 元旦参拝は「初詣」との言い訳の気かも知れませんが、だったら明治神宮など他の神社に行けばいいわけで下手な言い訳に過ぎません。
 米国、中国、韓国などの批判は当然強まらざるを得ないでしょう。


産経新聞『【首相靖国参拝】領有権では日本に連携も 参拝問題で解決求める ベトナム
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131231/asi13123122050004-n1.htm

 ベトナム外務省のルオン・タイン・ギ報道官は31日、安倍晋三*2首相の靖国神社参拝問題について「われわれは関心を持っており、日本側から説明を聞いた」とした上で、「日本が地域の平和と安定、協力のために、問題を適切に処理することを希望する」と述べた。共同通信の質問に書面で回答した。ベトナム靖国参拝問題で公式見解を出すのは初めて。批判や懸念の直接的文言はないが、あくまで日本側に問題解決の責任があるとの厳しい考えを示したといえる。

 つうことで「やんわりとした表現」ですがまたも海外から批判が来たわけです。


産経新聞『【首相靖国参拝】インド外務省報道官 靖国参拝評価せず』
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131231/asi13123120120002-n1.htm
 記事がいうように「日本とも中韓とももめたくない」んでしょう。少なくとも安倍を擁護していないことだけは確かです。


産経新聞『【首相靖国参拝】日本に明確なメッセージ 参拝批判で米政府』
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131231/amr13123109560001-n1.htm
・既に国務省のサキ報道官が安倍批判声明を出していますが、今度はハーフ副報道官だそうです。
・「小泉*3が参拝したときは批判声明出さなかったのに」という安倍一派の憤慨に対して「あのときとは政治状況が違うと考えている」「批判声明は出さなかったが小泉を支持したわけではない」そうです。
 小泉の場合少なくとも「河野談話を撤回したいと主張」「中教審委員に極右の櫻井よしこ・国家基本問題研究所理事長を任命」とか安倍ほど極右なことしてないですからね。それどころか「尖閣侵入中国漁船を即座に退去処分(逮捕して中国との対立を深めたのが民主党政権です)」「不法入国した金正男*4を国内で裁かずに即座に国外退去処分」で「中国の顔を立てること」も一方でやってますけど、安倍はそういうのが全くない。あるというなら教えて欲しいですが、ないですよね。
・「小泉時代に批判声明を出さなくても」、ヘーゲル国防長官、ケリー国務長官千鳥ヶ淵参拝を見れば「靖国に行ったら米国に批判されるだろう」と思うのが普通の人間だと思いますが安倍一派にはそういう常識がなかったようです。


東京新聞『「外交期待持てない」急増 共同世論調査 内閣支持率横ばい』
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2013123002000108.html

今回の世論調査では安倍内閣不支持の理由で「外交に期待が持てない」が前回調査の4・1%から14・5%に跳ね上がり、中韓両国に加えて、米国などとの外交関係に与える影響を懸念する声が広がっていることを印象付けた。
 野党も「外交に深刻な影響が出る」(江田憲司*5・結いの党代表)、「米中韓との関係が厳しい状況に陥った。首相の責任は重い」(鈴木克昌*6・生活の党幹事長)などと手厳しい。

 そりゃあ当然でしょう。ああいうバカをやって「外交に期待が持てる」と言う人は普通いません。


産経新聞安倍内閣支持率、1ポイント増55・2% 共同通信世論調査
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/131230/plc13123008060002-n1.htm
 靖国参拝という愚行の後で支持率が変わらないというのも嘆かわしい限りです(さすがに大幅増加はしていませんが。1ポイント増などというのは誤差の範囲内でしょう。ほぼ「横ばい」と見るのが適切でしょう)

首相参拝について「よかった」との回答は43・2%、「よくなかった」は47・1%。

「よくなかった」が多いのはいいこと*7ですが「よかった」が43.2%ですか。日本人であることが恥ずかしくなりますね。

「よかった」と答えた理由で最も多かったのは「首相が靖国神社戦没者を慰霊するのは当然だから」の48・6%

 千鳥ヶ淵という別の追悼場所があるのに何が「当然」なんでしょうか。誰も「慰霊」には反対していませんし、靖国は慰霊と言うより「戦争礼賛場所」でしょう。
「お前たち国民は何かあったら英霊に続いて命を国に投げ出せ」と宣伝する場所が靖国です(当然、英霊の死について『戦争は避けられたはず』などといった批判意識は靖国にはかけらもありません)。それでも良いのだ、国に命を捧げるのは国民の義務だと、参拝支持者がいうなら、俺はその馬鹿さに呆れて、もはや言葉もありません。

「よくなかった」で最多は「近隣諸国との関係に影響するから*8」の74・2%だった

・他の理由(政教分離原則、富田メモA級戦犯合祀など)の%はどうだったんだろうかが気になります(おそらく複数回答で聞いているのでしょう)。何も「海外の批判」がなければ参拝していい訳ではない。
・近隣諸国との関係悪化のつらさを今後は「一部の支持者」も理解し考えを改めればいいんですけどね(安倍並みの極右にはそんな事は期待していません)。


時事通信『日米防衛相の電話会談中止=米が要請、靖国参拝影響か』
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201312/2013122700809&g=pol
毎日新聞『首相靖国参拝:米「失望」に政府危機感 防衛相協議延期』
http://mainichi.jp/select/news/20131228k0000m010095000c.html
 アメリカもマジで安倍の暴挙に怒ってるんだろうと言う事が読み取れる記事です。
 なお、毎日記事に寄れば「大使館声明」に対し安倍の取り巻き連が本気かおべっかか知りませんが「大使館声明などたいしたことはない」といったことが「国務省声明」や「電話会談延期」というだめ押しを招いたようです。どうしようもない外交音痴と言うべきでしょう。


日本テレビ『米が異例の批判、政府関係者「意外だった」』
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20131227-00000001-nnn-pol
 あくまでも「日本テレビの取材結果」であり、政府がそう公式に述べたわけではありませんが事実なら呆れます。ケリー国務長官ヘーゲル国防長官の千鳥ヶ淵訪問を何だと思っていたのか。 


産経新聞『【首相靖国参拝靖国参拝糾弾決議を採択 韓国国会「外交的挑発を強力に糾弾する」』
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140101/plc14010100370000-n1.htm
■読売新聞『「過去に誠実に向き合うべき」と独…靖国参拝
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20131231-OYT1T00205.htm
赤旗靖国参拝 安倍政権 世界から孤立』
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2013-12-30/2013123003_01_1.html
産経新聞『【首相靖国参拝】中国外務省報道官「指導者は安倍首相と会わない」』
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131230/chn13123018040004-n1.htm
産経新聞『【首相靖国参拝】「過去の傷えぐる」と批判 韓国大統領』
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131230/kor13123012510002-n1.htm
産経新聞『【首相靖国参拝シンガポールが遺憾表明』
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131229/asi13122918410002-n1.htm
時事通信靖国参拝を批判=「軍国主義の亡霊」−北朝鮮
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2013122900059
毎日新聞『安倍首相靖国参拝:古賀氏*9「もっといい方法なかったのか」』
http://mainichi.jp/select/news/20131229k0000m010020000c.html
朝日新聞国連事務総長「非常に遺憾」 首相の靖国参拝受け』
http://www.asahi.com/articles/ASF0TKY201312280422.html
産経新聞『【首相靖国参拝靖国参拝「倫理に反する」 ユダヤ系団体も非難』
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131227/amr13122711180006-n1.htm
産経新聞『【首相靖国参拝】「緊張緩和に資さない」 EUも批判』
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131227/erp13122708380001-n1.htm
産経新聞『【首相靖国参拝】露外務省「遺憾の意」表明』
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131227/erp13122708190000-n1.htm

 要するに国際社会において安倍の靖国参拝を容認する個人、団体、国家など皆無という話です。


産経新聞『【首相靖国参拝】首相の参拝報告フェイスブックに「いいね!」3万超』
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/131226/plc13122621440029-n1.htm
 ばかばかしい。そんな事に何の意味があるのか。フェイスブックの声は国民の声じゃないし、仮に国民が支持したとしてもこんな外交破壊行為が許されるわけがないでしょう。


産経新聞『【首相靖国参拝】中国側に会談キャンセルされた小渕氏 「大変残念」』
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/131226/plc13122620240027-n1.htm
 小渕優子*10にどれほどの政治力があるか知りませんが、当然、これは「与党による中国とのパイプ作り」のワンオブゼムでしょう。にもかかわらず安倍の愚行で全てがチャラになったのだから「小渕」及び「小渕と中国首脳(劉延東*11副首相)との会談セットに動いた人々」にとっては安倍の行為は憤懣やるかたないでしょう。
「せめて小渕と中国首脳の会談終了後にやれよ」とでも言いたいところでしょう。まさか安倍も「小渕と中国首脳の会談」という事実を知らないわけはないでしょう。知らなかったらそれはそれで問題ですが。


産経新聞『【首相靖国参拝】在留邦人に注意喚起のメール 中国の日本大使館
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131226/chn13122618120007-n1.htm
 だったら参拝するなという話です。中国の日本人にとって本当に迷惑な話です。


産経新聞『【首相靖国参拝】米、靖国参拝に「失望」 中韓との緊張悪化懸念』
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131226/amr13122617220004-n1.htm
 予想通りの安倍批判です。安倍はこの批判を予想していなかったのか、はたまた「批判は本気じゃない」とでも思ってるのか、それとも「米国なんか怖くない」と思い上がっているのか。


産経新聞『【首相靖国参拝】台湾「隣国の国民感情を傷つける行動すべきでない」』
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131226/chn13122617400006-n1.htm
 産経などは「中韓以外批判はない」などと強弁しますがこのように台湾も批判しているわけです。


産経新聞『【首相靖国参拝日弁連政教分離に反し遺憾」』
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/131226/plc13122617230023-n1.htm
 産経は「首相参拝批判派」に「外国の手先レッテル」を張るために「政教分離問題」など「外国の批判及び批判の理由となっているA級戦犯合祀問題」以外の論点(政教分離の他には富田メモ問題)を故意に無視しますがもちろん「政教分離」も重要な論点です。


産経新聞『【首相靖国参拝】経済界では「ノーコメント」相次ぐ ビジネス面への影響を配慮か』
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/131226/biz13122614080008-n1.htm
 安倍を批判して安倍に報復されたくないが、安倍を擁護して中国や韓国に意趣返しされても困るという話です。日本の大企業の多くは中韓で商売してるのだから当然の話です。


■島田のツィート(2014年1/3)

数年前はここが権力の裏御殿だった。改めて日本は危うかったと思う。 ■中日:小沢氏*12「安倍政権は必ず破綻」 私邸で「生活」新年会:政治(CHUNICHI Web) http://www.chunichi.co.jp/s/article/2014010101001075.html

 何が危ういのかさっぱりわかりませんし、小沢は「民主党実力者」ではあっても「元々は外様(民主党結党時からのメンバーではない)」で「西松疑惑で世論の批判を浴びていたこと」もあって「裏御殿」と言われるほどの力、つまり「いわゆる田中派竹下派支配」のような力は政権発足当初から持ってはいなかったでしょう。それでも鳩山政権時代は党ナンバー2の幹事長で、党主流派の一員として一定の政治力を保持していましたが、鳩山首相退任とともに幹事長を辞任。
 菅、野田政権では無役で明らかに反主流派でした。菅が代表に選ばれた選挙では小沢は立候補しましたが敗北。その後、小沢が強制起訴されると執行部から「党員資格停止処分」を受けます。
 だからこそ「民主党離党(しかも名目的に自民離党をした田中角栄*13と違い、党外から民主党をコントロールしているわけでは勿論ない)」に追い込まれるわけで「裏御殿」と呼ばれるほどの力を持っていたら今も民主党に残っているでしょうし、「衆院選敗北による執行部の権威失墜」を機に力を盛り返し、民主党代表や幹事長に返り咲いた可能性もゼロではないでしょう。

一層、話が分かりやすくなる。 ■時事:NYタイムズの買収検討=中国人実業家が表明−メディア報道
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201401/2014010200086&g=int

島田らしいアホツィートです。
1)島田がこんな事を言うのは「NYタイムズは中国に媚びてる」と変な妄想をしてるからでしょう。単にNYタイムズは島田ほど「反中国ではない」と言うだけの話ですが。中国批判するにしたって極右新聞でもなければ島田のように「打倒中国」なんて乱暴なことは書かないでしょう。
2)中国人実業家・陳光標氏が「買収の意思」を表明しただけで買収が決まったわけではありません。NYタイムズ現経営陣は「(陳氏に限らず)売却の意思はない」としています。NYタイムズがどうしても買収に応じなければ「堀江貴文ニッポン放送に仕掛けたTOB」をするしかないのでしょうが、そこまで乱暴な手を打つかは勿論疑問です。陳氏がNYタイムズの経営参加をあきらめる可能性もありますし、参加する場合も「オーナーではなく有力株主」にとどまる可能性もあります。
3)記事を読む限り陳氏のスタンスはよくわかりません。島田は「陳氏がオーナーになれば露骨に中国寄り記事が増える」とでも妄想してるようですが記事を読む限りそのようなことはどこにも書いていません。そもそもオーナーだからと言って好き勝手に編集権に介入できるわけではないでしょうし、そんなことをしたら編集の現場と確実に対立するでしょう。


■島田のツィート(2014年1/1)

自民党執行部がもっと声を上げるべきだ。というより、声を上げられる体制に変えるべきだ。
民主党保守派も声を上げるべきだ。

 島田が何のことを言っているのかというと拙エントリ『今日のMSN産経ニュース(1/1分)(追記あり)』(http://d.hatena.ne.jp/bogus-simotukare/20140101/5064208022)で取り上げた産経の河野談話非難記事のことです。
 要するに「自民党執行部は河野談話非難をやれ、そしてそれを民主党内の極右政治家も応援しろ」という話です。何故、札付きの極右・平沼赳夫*14中山成彬*15*16がいる「維新」の名前が出てこないのかはよくわかりません。維新に期待してないのか、それとも逆に「島田が呼びかけなくても河野談話非難するのが維新」なので呼びかけないのか。
 なお、拙エントリにも書きましたが
1)事前調整それ自体は不当行為でも何でもありません。産経記事を信じれば談話発表当時、河野洋平*17官房長官は「事前調整の存在を否定していた」そうでそれは「嘘をついた」と言う意味では問題ですが、「事前調整の是非」や「河野談話が正しいかどうか」とは全く関係ありません。
2)単に「自民党」と書かず、「自民党執行部」と書いた文章から、島田の「安倍執行部」への反発が相当の物になってることが伺えます。それでも「声を上げられる体制にかえるべき」と体制の問題であるかのように書いてるところは所詮島田ですが。
 基本的には「安倍の責任」なのですが、島田は「菅官房長官や岸田外相ら取り巻きが悪い」とでも言いたいのでしょう。まあ、菅、岸田両氏が「タカ派でない」とは言いませんが新藤総務相、下村文科相、稲田行革相、衛藤首相補佐官、萩生田自民党総裁特別補佐などの札付きの極右に比べたら穏健であることは確かでしょう。これらの札付き極右を官房長官や外相にしたら今より恐ろしいことになっていたでしょう。
3)いずれにせよこんな話には安倍は乗らないでしょう。米国から「河野談話撤回などするな」という激しい圧力がかかってることは間違いないでしょう。特に「米国の反発を無視して靖国参拝したこと」で圧力は相当のものになってるでしょう。この状態で「河野談話撤回」を口に出来るほどの蛮勇は安倍にはないでしょう。なくていいですが。そしてこの状況では「維新の平沼、中山」のような「政治センスのかけらもない極右」はともかく、民主党内極右(松原仁・野田内閣国家公安委員長など)のほとんどは島田の要望など無視でしょう。米国の激しい批判を浴びて政治生命が終わりかねません。


■島田のツィート(2013年12/30)

そもそも中国国民が選んだわけでもない習近平を安倍首相と同次元で「首脳」とは言えない。実務レベルの意思疎通があれば充分だ。 ■時事:首脳会談、応ぜず=「安倍首相が門閉ざした」−中国
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201312/2013123000410&g=pol

 やれやれです。他の国は中国と首脳会談が出来るのに日本が出来ないなんて異常事態が続いていい訳がないでしょう。
 しかも「国民が選んでない」云々というなら、中国に限らずそういう国は「過去のソ連、旧東欧、韓国軍事独裁政権など」、現在でも「ミャンマーなどの独裁的政権」があるわけですが、じゃあそれらとは首脳会談できなくていいとか、すべきでないとか島田が思ってるかといったらさすがにそうじゃないでしょう。単に島田が「中国嫌い」とか「首脳会談が出来ないことを屁理屈で居直ってる」とかその程度の話に過ぎないわけです。しかしその島田ですら「実務レベルの意思疎通」はさすがに否定できないようです。

必要な安保協力まで拒む自傷行為はしないよう、韓国のために望む。 
朴槿恵氏「歴史の傷えぐる」靖国参拝に初の言及(読売) http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20131230-OYT1T00476.htm?from=tw

 やれやれです。実際、朴氏がどういう態度を取るか知りませんが「日本と安保協力して欲しい」なら何で喧嘩を売るのか。「靖国参拝反対」と以前から言われてるのに無視して参拝することは安倍や支持者の主観がどうであれ客観的には喧嘩を売ってる以外の何物でもない。
 自分で喧嘩を売っておいてこの発言はないでしょう。たださすがの島田も「協力したくないならするな」と放言する度胸はないらしい。


■島田のツィート(2013年12/28)

「事務総長は被害者の感情に敏感」? “金正日の召使い”盧武鉉政権で外相を務めた男が何を言っているのか。 ■首相靖国参拝「非常に遺憾」…国連事務総長(読売)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20131228-OYT1T00628.htm?from=tw

 アホかとしか言いようがない。そんな悪口雑言をしたところで「日本極右以外、誰も安倍を支持しない」と言う惨状は変わらないわけです。


■島田のツィート(2013年12/27)

オバマ政権に今さら「失望」もしないが、この大統領は外政に関心も戦略もないから、「日米関係にも影を落とす」すなわち尾を引くことはないだろう。 ■首相、米の意向無視 靖国参拝前に自制要請(中日)
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2013122701000909.html

ばかばかしい。先ず第一に「オバマ政権が外交に関心も戦略もない」なんて事実はありません。単に島田が「オバマ政権の外交戦略を評価しない」だけの話です。
 第二に米国は明らかに「安倍に靖国参拝しないよう」メッセージを出していたわけで、それを安倍が公然と無視したことは米国にとっては面子丸つぶれで極めて不愉快でしょう。「尾を引く」のは間違いないでしょう。

「北東アジア情勢が不安定になる中、特に日韓関係が大事。思いとどまって」。額賀はこの科白をパックネの告げ口外交に対して言うべきだった。韓国に媚びるのが日韓議連会長の役目ではない。
■思いとどまって…参拝前の首相に電話した額賀氏 (読売)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20131227-OYT1T00180.htm?from=tw

 額賀氏*18という自民党幹部が参拝に反対したのに何をとち狂ったのか、安倍が無視して参拝したという話です。もはや額賀氏は「安倍は勝手にやればいい」と言う気持ちでしょう。「積極的に安倍内閣打倒する意思」はさすがにないでしょうが、一方で中韓などの批判から安倍をかばう気持ちも全くないでしょう。


■島田のツィート(2013年12/26)

「なぜ参拝するのか理解できない」というような(注:米国)人は「知日派」の名に値しない。

 やれやれです。日本人全てが安倍の靖国参拝を支持してるわけでなし、よくこういう馬鹿な事を島田も言える物です。


吉田秀和『名曲の楽しみ』全5巻、河野談話ツイッター、FBを敷衍
http://www.iza.ne.jp/izablog/island2/3238208/

北朝鮮とか、中国共産党とか、反日左翼とか、いやでも付き合わざるを得ない

 嫌ならつきあわなくて結構なんですけどね。そもそも島田のこうした物への発言は客観的な分析でも何でもなくてネトウヨと同レベルの感情的悪口雑言に過ぎませんので、「北朝鮮、中国、左翼」に批判的な立場に立っても何ら有益でない。

これら反文明的存在

 「反文明的」とは随分と大きく出たモンです。島田のようなゲス右翼の方がよほど「反文明的」だと思いますが。

民主党内で保守を標榜する人々も、この問題で声を上げずに、信用してくれと言っても無理だろう。

「この問題で声を上げる」とは「河野談話否定論を叫べ」と言う意味です。保守でもまともな保守はそんな馬鹿な事はしない。そもそも河野談話を出したのは宮沢内閣という保守政権です。まあ、島田は宮沢内閣を「左翼政権」とでも思ってるのかも知れませんが。
 そして極右であっても「国際社会の猛烈な批判を浴びて政治生命が終わりかねない河野談話否定論」なんて叫ぶわけがないでしょう。
 なお、島田が「民主党内の保守よ、叫べ」と叫ぶのは「野党時代、河野談話撤回を公言していた安倍自民」が「河野談話踏襲を閣議決定し談話撤回を望む島田ら極右を完全に裏切った」からです。
 島田としては「自民党に期待できないが故に」あれほど悪口雑言していた民主党(もちろん党内極右ですが)に向かって「河野談話撤回論を叫べ」と要望するという皮肉な事態になっているわけです。

(注:橋下、平沼、中山成彬らが河野談話否定論を叫ぶ)維新の会にならい、(注:維新以外も)野党が先陣を切って(注:河野談話を撤回せよと)自民党を叱咤するほどであって欲しい。

その維新の会は「橋下の慰安婦暴言を機に支持率が低迷」。あげく都議選惨敗、参院選議席を増やしたものの微増にとどまり、その後の堺市長選、岸和田市長選で惨敗。そうした維新のていたらくを見てれば普通「河野談話撤回」なんて叫ばないでしょう。
 恐ろしいことに維新は「巻き返し策がわからない」が故に「いっそう、極右色を強め河野談話撤回論を大声で叫ぶ」というとんでもない方向に行っていますが。そうした行為が道義的に許されないのは当然ながら「支持率の回復」という党利党略観点だけ見ても愚策でしょう。


綾瀬はるかの「かみまくり」どころではないNHK国際ラジオ・ニュース
http://www.iza.ne.jp/izablog/island2/3238027/
 NHK国際ラジオの一部アナの英語の発音が悪いという話。本当かどうかはNHK国際ラジオを聞いたことがないのでわからないが珍しく「まともな文章」ではある。
 いつもは「全ての日本企業は中国から撤退せよ」など非常識きわまりない文章が多いのだが。
 なお、綾瀬氏については「紅白はお祭り」ということで「かみまくり」を特に問題視する気は島田と「島田が紹介する産経記事」にはないようだ。


新藤義孝総務相に見る自然体の参拝姿勢―靖国神社
http://www.iza.ne.jp/izablog/island2/3238044/
 新藤総務相の元旦靖国参拝を右翼として褒め称えると言うだけのくだらないエントリです。
 もちろん安倍の参拝後こういう事をすれば「安倍政権による故意の挑発行為」と理解されても文句は言えないでしょう。そう思われたくないのなら安倍が新藤を大臣から更迭するなりせめて「参拝は適切でなかった」と非難するなりすべきでしょうが安倍にはそれは出来ないでしょう。下手をしたら新藤を擁護しかねないのが安倍です。

東アジアに激動の気配漂う中、「日本の立て直し」が進み、内外の不正が正されていくよう、拉致被害者救う会、国家基本問題研究所の活動などを通じ微力を尽くしたいと思っています。

 一応、島田は建前では学者のはずなのですが学問的な発言が全くないところが興味深い。
 ま、以前は「国基研のことばかり書き」、拉致のことは全く書いてなかったのに今年は書いているのはある種の変化と言えるでしょう。


■戦いの構図がはっきりしてきた年末
http://www.iza.ne.jp/izablog/island2/3237566

安倍首相の靖国神社参拝、普天間問題の前進により、戦いの構図がいよいよはっきりしてきた。

 確かに靖国参拝普天間問題で「戦いの構図がいっそうはっきりしてきたことそれ自体」は安倍批判派も認めるでしょうね(安倍批判派は「普天間問題の前進」など認めないだろうし、安倍支持派の立場でも知事が埋め立てを認めただけで問題が解決したわけでは全くないが)
 ただし「戦いの構図」において島田は安倍支持、批判派は安倍批判という違いがあるわけですが。

おかしな人々の発言は益々ヒステリックに、歪みを増していこう。

 島田のお仲間右翼であれ、島田に批判的な左派であれ、島田ほど「おかしな人」「ヒステリックな人」「歪んでる人」もいないでしょうによくもこんなことが言えるものです。

来年もブログからの発信を重視したい。

 島田がブログから発信したところであまりに内容がばかばかしいので「非難・批判」「黙殺」「嘲笑」などといったネガティブな扱いしかされないでしょうに、当人は「有効な言論戦」をしていると勘違いしているらしい。

■韓国人フェミニスト朴裕河)による、慰安婦問題についての正論
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/211136/

 以前もコメントしましたが朴氏の本『和解のために:教科書・慰安婦靖国・独島』(2011年、平凡社ライブラリー)を小生は読んだことはありませんが、「河野談話否定派」島田の誤読でなければ「正論どころか愚論」「フェミニストどころかアンチフェミニスト」「朴氏=稲田朋美曾野綾子と言った河野談話否定ウヨ女性の韓国版」でしょう(誤読ならば朴氏も早く島田に抗議した方がいいと思いますよ)。
 まあ、誤読の場合でも「物書きとしての文章能力に疑問が持たれる」ところですが。島田の理解を信用すればとても朴氏の本は読む気になりません。

著名なフェマゴーグ(フェミニストデマゴーグの合成語。Femagogue)の上野千鶴子*19が、ツイッター上で安倍首相を「強姦したあと札束を投げつけて去る男」と表現し、話題になっている。

・何がデマゴーグなんですかね。どうせ「河野談話支持者だからデマゴーグ」と言うくだらない話でしょうけど。もちろん「島田ら河野談話否定派」の方こそ悪質なデマゴーグです。
・なおフェマゴーグというのが『一般米国人は使用しないが、米国極右の使ってる用語』なのかそもそもそんな英語はなく『島田の造語』なのかは不明。『島田の造語でなくても』米国極右だって「デマゴーグでも何でもないフェミニスト(下手したら一般的な人道主義者に過ぎずフェミニストですらないかも知れない)」を単に誹謗してるだけでしょうが。
・あまり馬鹿な事言ってると上野氏に訴えられかねないし、まともな組織なら「上野氏への誹謗発言」として島田を懲戒処分してるでしょう。まあ、島田の所属組織(福井県立大、国基研、巣くう会)はどれもまともじゃないようですが。
 ちなみに『強姦したあと札束を投げつけて去る男』ってのは慰安婦問題での安倍の態度でしょう。
 あるいは「沖縄基地被害に対する地元沖縄の批判を地域振興策と言う税金ばらまきで黙らせようとする行為」「秘密保護法を強行採決した後お為ごかしの反省を口にする態度」「靖国参拝をした後『誤解がある、説明したい』と言い訳する醜悪な態度」か?
 たぶん「慰安婦問題」でしょうが、まあ、適切な皮肉だと俺個人は思いますね。

それにしても、「彼らの手は被害国民の血に染まっている」など、中共当局の人間の発言は、鏡に向かって叫んでいるのかと思えるものが多い。

 やれやれです。「彼ら」とは「靖国に合祀されてるA級戦犯」のことですが島田は「A級戦犯の手は血に染まっていない(もちろん比喩表現であって『侵略戦争の実行責任者』と言う意味ですが)」とでも言う気なんでしょうか。「中国だって問題があるじゃないか」と言ったところで「A級戦犯が道義的、政治的、法的に無罪であること」「安倍の靖国参拝が正しいこと」には全くならないんですが。
 そもそも中国以外(米国、韓国、ロシア、EUなど)も批判してる訳ですし。

中国の政治家は日本を居丈高に誹謗中傷するが、日本の政治家は概して中共の人権抑圧批判に踏み込むことを恐れる。

・別に中国は日本を誹謗はしていないでしょう。少なくとも靖国問題での安倍批判発言は韓国や米国、ロシア、EUなどと大して変わりませんし、正論だと思いますね。
・「日本の政治家は概して中共の人権抑圧批判に踏み込むことを恐れる」ってまあ、隣国ですし、日本企業が進出していますからね。批判する場合でもそれなりの配慮が必要ですし、島田が大好きな極右・安倍ですら、野党時代はともかく、首相就任後は島田ほどどぎつい言葉での中国批判はしていません。

門田輶将『狼の牙を折れ』を読み、日本人拉致に関して北朝鮮に舐められたのも当然と改めて感じた。

 福田赳夫首相が「人命は地球よりも重い」としてダッカ事件において「超法規的措置」をとったから「拉致を助長した」と根拠もなく言える島田の神経が酷いですね。日本赤軍極左テロならまだしも福田政権の超法規的措置北朝鮮拉致と何の関係もないでしょう。つうか島田はダッカ事件(1977年)で人質が死んでも良かったとでも言うんでしょうか?。言うんでしょうね、島田は屑だから。
 なお、ほぼ同時期に起こったハーグ事件(1974年)においてオランダ政府は日本赤軍に身代金を払っていますので「少なくとも当時においては」ダッカ事件での日本の態度は外国と比べてことさらに弱腰というわけでもありません。


魯迅の「戦士と蠅」
http://www.iza.ne.jp/izablog/island2/3237352/
 島田が魯迅を読んでるとは驚きですがそれはさておき。
 魯迅も島田のような「反中国バカ右翼」「戦前日本侵略の肯定者」に引用されたくはないでしょう。言うまでもなく魯迅は「日本の侵略批判者」であり、島田とは真逆の人間だからです。
 魯迅が存命なら当然「安倍の靖国参拝を批判した」でしょう。

 戦士が戦死したとき、蠅が真っ先に発見するものは、彼の欠点と傷である。吸いつき、ぶんぶん鳴き、得意になって、死んだ戦士よりも英雄のつもりでいる。だが戦士は、すでに戦死しているので、もう手で追ったりはしない。そこで蠅どもは、ますますぶんぶん鳴き、自分では不朽の声だと思い込んでいる。……
 だが、欠点はあっても戦士は戦士であり、完全であっても蠅はただの蠅である。
 去れ、蠅ども!たとい翅(はね)があって、いくらぶんぶんやったところで、絶対に戦士を越えることはできぬのだ。なんじ、この虫けらども!

魯迅の言う「戦士、蠅」が具体的には何を意味するのか、魯迅の主張は具体的事実に照らして正しいのか、それとも「気にくわない人間を蠅呼ばわりしてるだけの駄文」かは、さておき。
・「戦士が安倍で、蠅が安倍批判派だ」という島田の理解には唖然としますね。つうか批判派には外国政府(米国、中国、韓国、ロシアなど)もあるのに「蠅呼ばわり」とは島田はいつもながら尋常じゃないですね。まあ、批判派を「蠅」と罵倒しても状況が悪くなるだけですけどね。
魯迅が存命なら「安倍は戦士じゃない」「むしろ安倍は蠅だ」の一言で斬って捨てるのではないか。
・まあ、俺に言わせれば「戦士=例えばノーベル賞受賞者金大中韓国大統領」「蠅=たとえば島田や西岡」ですね。
 では魯迅の文章を書き換えてみましょう。

 戦士(金大中氏)が死亡したとき、蠅(島田洋一西岡力)が真っ先に発見するものは、彼の欠点と傷である。吸いつき、ぶんぶん鳴き、得意になって、死んだ戦士よりも英雄のつもりでいる。だが戦士は、すでに戦死しているので、もう手で追ったりはしない。そこで蠅どもは、ますますぶんぶん鳴き、自分では不朽の声だと思い込んでいる。……
 だが、欠点はあっても戦士は戦士であり、完全であっても蠅はただの蠅である。
 去れ、蠅ども!たとい翅(はね)があって、いくらぶんぶんやったところで、絶対に戦士を越えることはできぬのだ。なんじ、この虫けらども!


■解決済みの問題を「国際社会」に持ち出す危険―韓国との戦時徴用問題
http://www.iza.ne.jp/izablog/island2/3237023/
 解決していないからもめるんですが。「俺にとっては解決した」なんてことを加害者の国が言うのは挑発行為以外何物でもありません。

日韓請求権協定で解決済みの賠償問題を蒸し返す韓国側の動きに対し、菅*20官房長官や岸田*21外相は、
(1)判決前の和解には応じない
(2)敗訴判決が確定し、韓国側が日本企業の資産差し押さえに出た場合は、日韓請求権協定に基づいて協議を呼びかける
(3)協議が不調に終わった場合は国際司法裁判所(ICJ)へ提訴する
―との方針を確認したという。
(1)については結構だが、(2)(3)には危険性がある。慎重に再検討すべきだろう。

何が危険なんだかさっぱりわかりませんね。
大体、「敗訴判決が確定し、韓国側が日本企業の資産差し押さえに出た場合」は嫌でも「交渉するか」「ICJに判断を仰ぐか」どちらかしかないでしょう。他に何が出来るというのか。

まず(2)だが、日本から協議を呼び掛ければ、事は未解決と認めたとの印象を与えかねない。

 「与えかねない」も何も実際に未解決じゃないですか。「俺にとっては解決した」と叫んでも韓国がそれを認めない以上、未解決です。

 国際司法裁判所(オランダ・ハーグ)の裁判官が、日韓両国の提出した資料を偏見なく丹念に読み、法曹としての良心に照らして判断するとの前提に立つなら、確かに日本勝訴以外の結論は考えにくい。
(中略)
(注:しかし)白黒はっきり付けた場合、間違いなく敗訴側からは恨まれる。
(中略)
 おそらく、担当スタッフを呼び、「ざっと目を通して、双方痛み分けになるような調停案を考えてくれないか。私はこれからオランダ外相主催の夕食会があるので……」といった反応になるだろう。

アホかとしか言いようがないですね。
「和解をすすめるなど、玉虫色決着するに違いない」というのは島田の勝手な偏見です。何の根拠もない。
大体、交渉と「交渉が挫折したときのICJ裁定」以外に何が出来るんですか?。ここまで言ってることがアホだと「島田は本当は日本敗訴の可能性を認めてるんじゃないか」と疑いたくなりますね。

日本が敗訴*22なら勿論、痛み分けであっても、甚大な悪影響が懸念される。

 まあ、痛み分けってのは要するに「一部敗訴(一部勝訴)」か「日本も譲歩した上での和解」ってことですからね。「日本全面勝訴」以外は認められない島田にとっては「痛み分け」など勝利ではないでしょう。そして島田も偉そうな事抜かしていますが「全面勝訴の自信」など全くないのでしょう。

韓国の背後には中国が虎視眈々と控えている。

島田の言ってる意味がわかりません。
「韓国の政治的動きは中国のそそのかしによる物だ」というならその根拠を提示して欲しい物です。
 それとも「韓国との協議や訴訟に応じたら中国に対しても同様に応じなければならない」とでも言いたいんでしょうか。現時点では中国との間にそのような紛争は起こっていません。
 また仮に起こったとしても「協議を行い、協議不調ならICJに裁定を仰ぐ」以外に一体何が出来ると言うんでしょうか。後で突っ込みますが島田が主張する対応策など、違法性の疑いが強い無茶苦茶な策すぎて韓国や中国相手にとても実行できるものではありません。

協議や提訴ではなく、韓国がもし強制執行に出るなら、韓国側の対日資産を没収するなどの制裁で対抗するのが筋だろう。

 ばかばかしい。韓国の強制執行には「韓国の最高裁判決」と言う法的根拠がありますが、島田が主張する日本の対抗措置とやらに何の法的根拠があるんですか。明らかな違法行為じゃないですか。そんなことはできるわけがないでしょう。

安倍首相の靖国神社参拝に関する「国際世論」を見ても、その無理解は明らかだ。

 ああ、なるほどね。慰安婦でも靖国でも「国際世論は韓国を支持してる」から「国際社会は日本の敵だ」「ICJも韓国に有利な判決を下すに違いない」と憎悪してる訳ね。「そんなに国際社会が嫌いなら、松岡洋右見習ってもう国連脱退したらどうよ」と皮肉言いたくなるな(本当に脱退されても困るし、アホの島田だと「国連なんてあんな組織いつでも辞めてやる」と言いだしかねないが)。


中共幹部の居丈高な誹謗に反論しない日本の政治家
http://www.iza.ne.jp/izablog/island2/3236700/
 「A級戦犯を英雄として祀る靖国への首相参拝はあの戦争に対する無反省の証明としか思えない」「違うというなら靖国参拝などすべきでない」「今のままなら日本は国際社会から孤立し重大なダメージを受けるだろう」という主旨の楊潔チ*23国務委員(外交担当)の安倍批判は「居丈高」でも「誹謗」でもない。
 そもそも楊氏とほとんど同じ批判を韓国、米国、ロシア、EU、野党各党の幹部(石原や橋下など一部極右を除く)、マスコミ各社(産経など一部極右メディア除く)もしているわけです。
 靖国参拝批判派(民主党共産党社民党など)には反論する動機がない。
 一方、靖国参拝支持派(当事者の安倍とその取り巻き)にも反論のしようがないし、下手に反論したら世界各国から「あの戦争に無反省だ」と非難されるだけです。まあ、島田の考えてる反論って「A級戦犯を合祀して何が悪い」「あの戦争は聖戦だ」などという「非難を浴びる反論」でしかないですが。そうでなかったら「中国以外も非難してること」を無視した「中国の方が人権面で問題がある」というすり替え反論でしょう。いずれにせよ島田の考える反論なんて全く無価値です。
 それはともかく安倍も「こんなに非難されるとは」と今更になって慌ててるんじゃないか。

中国政府はデモなどによる社会の混乱を避ける一方で、国際社会に日本の歴史認識問題を印象付け、安倍首相を孤立させる狙いがあるとみられる。

 島田じゃあるまいし、時事通信も何馬鹿な事書いてるんでしょうね。「孤立させる狙い」も何もどこに安倍の参拝を支持する国があるんですか。中国が批判せずとも他の国(韓国、米国、ロシア、EUなど)が批判してるし、既に安倍はこの問題で孤立してるでしょうよ。


■門田隆将『狼の牙を折れ』*24のアンチ・クライマックスと拉致事件
http://www.iza.ne.jp/izablog/island2/3236661/
 積極的に正当化する気もないですが「人命は地球よりも重い(ダッカ事件当時の福田赳夫首相の言葉)」以上、仕方がないんじゃないですかね。当時はオランダも「ハーグ事件」で身代金を払っていますし日本の対応がことさらに「腰抜け」ということもないわけです。
 なお、島田が何の根拠もなく「福田赳夫総理が強硬措置を取らないから拉致を助長した」「拉致を助長するような男・赳夫が父親だから福田康夫はダメなんだ(正確には赳夫氏が嫌いと言うより康夫氏が嫌いな島田が父・赳夫氏まで悪口雑言してるという話でしょうけど)」などと放言するのには心底呆れます。島田に寄ればこういう「拉致助長」云々と言う放言のネタ元はあの田母神のようですが。
・ちなみにダッカ事件当時の外相は鳩山威一郎氏なので「父が拉致を助長するような男だから鳩山首相は(以下略)」とか書くかと思いきやそういうことが書いてないのは「単に島田が鳩山外相の存在に気付いてない」のか、はたまた「鳩山氏より福田氏の方が嫌い」なのか何なんでしょうかね。
 なお、福田内閣環境庁長官はあの「石原慎太郎」ですが彼、当時なんて言ってたんですかね。まあ、閣僚更迭が怖くて批判意見など言わずに適当にごまかしてたんだろうなって気がしますけど。あの人そういう卑怯者でしょ、はっきり言って(なお、ウィキペ「ダッカ事件」によれば当時の福田一*25法相はこうした超法規的措置に反対し、抗議辞任している)。


■NHKがNew York Slimesの偏向記事をさらに増幅して報道―安倍批判
http://www.iza.ne.jp/izablog/island2/3236336/
 「ニューヨークタイムズ」を「ニューヨークスライムズ」と呼ぶ当たりが島田のアホさを示しています。単に「ニューヨークタイムズなど米国主要紙も安倍靖国参拝を批判している」という事実報道をNHKはしただけです。もちろんそんな報道は民放もしている。
 激しく安倍批判したわけでも何でもないのですが「NHKは国営放送のはず、安倍のする事は何であれ称えて当然」とでも思ってる島田はそれが気にくわないわけです。要するに「安倍靖国参拝をたたえよ」「批判の声は一切報道するな」とでも言うんでしょう。できるわけもないですが。そんなことをすれば「NHKは安倍の御用テレビ局か、ふざけるな」という国内外の反発を浴び、安倍にとっても逆効果でしょう。


■国民の理性を踏みにじり続ける鳩山由紀夫の安倍首相、沖縄知事批判
http://www.iza.ne.jp/izablog/island2/3236285/
 鳩山氏が「安倍首相の靖国参拝国益を害した」と発言したことに悪口雑言の島田です。しかし中国も韓国も米国もロシアもEUも野党各党(一部極右政党を除く)も安倍の参拝を批判してる訳で何も鳩山氏だけが批判してる訳でもない。鳩山氏だけが批判してる訳ではないのに鳩山氏をやり玉に挙げる理由がさっぱりわかりません。結局、「島田が鳩山氏を大嫌いだから」というくだらない理由でしかないのでしょう。

「日中政府間においても領有権の棚上げとともに(注:首相が在任中、靖国参拝しないということが)合意事項であるのは歴史的事実」と鳩山は言う。
 まず、尖閣諸島に関し「領有権の棚上げ」などという合意はない。

いやそういう合意はありますね。
これについてはたとえば
ライプツィヒの夏『尖閣問題で日中間で棚上げ合意があったなんてことは、国会でも答弁されている』(http://blog.goo.ne.jp/mccreary/e/b6047b46778fe61bbff2f0fb33c11485)や、読む・考える・書く『尖閣「棚上げ合意」は事実。日本政府はいい加減に詭弁を弄するのをやめよ』(http://d.hatena.ne.jp/Vergil2010/20130623/1371997158)を参照下さい。

ストレスがない分、この男は長生きするだろう。

鳩山氏よりむしろ「アホの島田」に贈りたい言葉です。「アホの坂田」はネタですけど「アホの島田」はマジなので始末に負えません。


ナチスと組んで「大戦」を始めたのはソ連、貿易戦争の引き金はアメリ
http://www.iza.ne.jp/izablog/island2/3236227/
 ソ連が「ナチスポーランド侵略」を黙認し、それどころか密約を結んでポーランドナチスと半分こにするという無法を働いたことは事実です(ただしそれを「ナチスと組んで大戦を始めた」と表現するのは違う気がしますが。ソ連は別に英仏とナチスドイツの戦争では「ナチスを支援したり英仏を軍事攻撃したわけではなく」、良く言えば中立、悪く言えば傍観者だったと思いますが)。
 しかし当時の日本はドイツの同盟国のわけで「それをネグってナチとつるむソ連批判しても」説得力は皆無でしょう(しかもその後、日本は『ソ連を自陣営に引き込むことを画策して日ソ中立条約を結んだり』『ナチスドイツがついてれば怖くないとばかりに米英に太平洋戦争しかけたりしている』のでなおさら偉そうにソ連批判、ナチスドイツ批判出来る立場じゃありません)。そして「ソ連の無法」と「日本の戦争が侵略かどうか」は全く関係がない。関係があるかのようにいう島田には本当に呆れます。

1930年のスムート・ホーレー法により貿易戦争の引き金を引いたのはアメリカだった。

 アメリカがブロック経済をするから追い詰められた日本が中国や東南アジアを侵略したんだ、という居直りです。


ツイッター、FBを若干敷衍(131112-131227)
http://www.iza.ne.jp/izablog/island2/3236225/

安倍首相の靖国神社参拝は正しい決断だった。「首相は必ず年内に参拝する」としてきた安倍氏に近い衛藤晟一*26萩生田光一*27といった政治家も面目を失わずに済んだ。

 衛藤や萩生田といった安倍のウヨ仲間の面目なんか知ったことではありませんが。安倍の愚行によって日本の国益が害されたことの方がよほど重大な問題です。


■「大陸では毛を拝み、日本では……」―習近平中共幹部による毛沢東参拝批判も
http://www.iza.ne.jp/izablog/island2/3235920/
 やれやれですね。それこそ「中国政府の毛沢東の扱い」など中国の国内問題でしょう。
 一方、靖国参拝は「日本の国内問題」で済む話じゃないわけです。「A級戦犯を英雄視する神社」への参拝が国際的に問題じゃないと考えられる島田ら日本ウヨの神経がわかりません。そして安倍靖国参拝を批判してるのは中国だけではないのですから「毛沢東崇拝の方が問題だ」だの言っても何の意味もありません。

毛はまた、原理主義的暴政*28により6000万人とも言われる一般住民を死に追いやった

などとして「だから毛を拝むな」と島田がいうなら「A級戦犯国際法廷で犯罪者として処罰されたのだからそんな者を英雄視している神社に安倍首相が行くな」と言い返されるのが落ちでしょう。
 これに対し、島田が「A級戦犯処罰など知ったことか、日本には日本の歴史観がある」というならこれまた「それなら中国にも中国の歴史観がある」と言い返されるのが落ちでしょう。それとも「A級戦犯合祀は靖国が勝手にやってることだ、安倍総理A級戦犯ではなく、英霊(戦死者)を追悼した」とでも言い返すんでしょうか。その場合も「千鳥ヶ淵で追悼すればいい、どうしても靖国に行きたいならA級戦犯分祀されてからにしろ」と言い返されるのが落ちでしょう。

中国にとって大事な記念日になぜ靖国に行くのか、と中共の立場に立って安倍首相への怒りを増幅させる輩まで、政治家やメディアの中にはいた。

 別に「毛沢東誕生日記念式典が大事」と言う話じゃなくて、そういう日(12/26)に安倍が靖国に行くことは「中国に対する故意の挑発行為」と認識されても文句の言えない愚行だという話です(もちろん政教分離の観点からも外交上の観点からも、「参拝日時」に関係なく、首相参拝それ自体が大問題ですが)。そういう主張のどこが「中国の立場」なんでしょうか。

中国では「大陸では毛を拝み、日本では鬼を拝む」など共産党批判も併せたネット書き込みも見られたという。

 やれやれです。「鬼*29を拝む」なんだからその書き込みが日本批判であることは明白でしょうに。島田は「鬼」と言う言葉が褒め言葉だと思ってるんでしょうか。「鬼畜」とかそう言う批判的意味じゃないんですかね。

上記の日米韓の人士*30らも、せめてこの程度のバランス感覚は欲しいものだ。

 ばかばかしい。「中国政府の毛沢東の扱い」など中国の国内問題に過ぎないから何も言わないだけです。ちなみに

午前9時、党と国家の指導者である習近平*31国家主席李克強*32張徳江*33兪正声*34劉雲山*35王岐山*36張高麗*37などが毛主席記念堂を訪ねた。
(中略)
 25日の夜、毛沢東の生誕120周年を記念するコンサート「人民の毛沢東」が国家大劇院で行なわれ、数千人の北京市民が観覧した。

ということで「12/26の生誕記念式典」はなかなか大きなイベントだったようです。


安倍晋三首相の決断を強く支持する−靖国神社参拝
http://www.iza.ne.jp/izablog/island2/3235520 
 島田や阿比留が大喜びし、安倍批判派に悪口雑言してるのは言うまでもありませんが正直、びっくり仰天ですね。
 「いずれ行く」と公言はしていましたが、「リップサービスで終わらせずに」実際に行くとしても「退陣表明後」にでも「俺の後継が迷惑しようと知ったことか」という無責任な態度で「支持者へのアリバイ作り(俺は在任中に行ったぞ!)」で行くのかと思ってました。
 「終戦記念日例大祭を外してるから大丈夫」「沖縄基地問題やTPPで米国にこびを売っておけば何をしようと米国はかばってくれる」「中国や韓国など日本に比べたらまだ発展途上国だ、怖くない」「アベノミクスを宣伝しさえすれば国内の支持率は高いはずだ」とでも思ってるのか?(もちろん問題は外交問題だけではなく、政教分離問題や富田メモ問題もありますがそれはひとまずおきます)
 まあ、そううまくいくかどうかは疑問ですけどね。こんなふざけたことをされては、中韓も安倍との首脳会談なんかできるわけがないでしょう。でそれが景気にいい影響を与えるわけもない。アベノミクスでいつまでもごまかせはしないでしょう。
 また米国にしたって「ケリー国務長官ヘーゲル国防長官の千鳥が渕参拝」で明らかに安倍に警告していたわけでそれをこうも平然と無視されては米国の面子も丸つぶれです(よく安倍も無視できたと思います。まさか米国が「12/26参拝ならいい」というOKを出したわけでもないでしょう)。いくら安倍が「TPPや沖縄基地問題」で「米国の主張を丸呑みしよう」ともそれとこれとは話が別でしょう。
 米国は「2度と靖国参拝するな」と強烈な圧力をかけるでしょうし、「村山談話河野談話撤回」といった安倍のさらなる暴走を抑えようと全力を挙げてくるでしょう。もちろん「TPPや沖縄基地問題で米国に媚びる安倍」は米国にとって都合のいい存在ですし、日米関係の重要性を考えれば、安倍に圧力をかける場合でも「安倍内閣崩壊」につながるようなことはできればしたくはないでしょう。
 しかし「どうせ米国は安倍内閣倒閣などしない」と安倍に舐められて好き勝手されては米国の面子は丸つぶれですし、中国、韓国との関係にも支障を来します(米国にとって中国、韓国は『日本との国益のためならどうでもいい存在』ではないでしょう)。
 安倍があまりふざけた態度を取るようならば「安倍内閣が倒れても構わない、後釜が石破*38幹事長であれ、麻生*39財務相であれ、親米政治家であればいいんだ」と安倍内閣が倒れても安倍の自業自得とばかり、安倍批判をエスカレートさせる危険性もゼロではないでしょう。
 そう言う意味で安倍の考えは全くわかりません。
 「今行くこと」は決して安倍にとってメリットではない。「右翼支持層に媚びるためにも、とにかく首相就任後1年以内に行きたかった」のかもしれませんが、どこまで日中、日韓関係を悪化させれば気が済むんでしょうか。
 しかも始めて知りましたが12/26は「毛沢東の誕生日」で中国では各種記念式典が行われているそうです。安倍の参拝は別に「わざと毛沢東記念式典にぶち当てた」わけではないでしょうが、「そうした配慮が全くないこと」は確かであり、中国が不快感をいっそう強めたこともまた確かでしょう。


■絶望型陳情事件あるいは陳情テロ―習近平体制の中国
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/3234930/
 島田の言う『絶望型陳情事件あるいは陳情テロ』つうのは陳情しても報われないので一部の陳情者が暴徒化するつう話のようです(こういう言葉が中国語として存在するのか、島田らアンチ中国ウヨが中国批判のために作り出した言葉かは知りませんが)。「陳情しても認められないんならもういい。お前ら役人を道連れにして死んでやる」とかそういう話でしょう。この間の天安門での車突入もそういう話だったのかも知れません。
 まあ中国に限らず独裁的な国では良くある話でしょう。
 江戸時代の一揆みたいな話ですね。一揆も通常は「平和的訴え」から始まり、それが受け入れられないから一揆になるわけです。

2012年11月に習近平政権が発足していこう、「陳情テロ」が急増している。

 実際どうなのか知りませんので話半分に聞いておきます。島田らウヨはすぐに「金正恩体制になって体制は悪化の一途」だのと「自分が嫌いな」中国や北朝鮮相手には「すぐにでも体制崩壊が起こるかのような放言」を平気でしますから。

日本の人権派弁護士らも、中国共産党相手となると沈黙するのではなく、「絶望型陳情事件」や「陳情テロ」が起こらない社会を作れ、弾圧強化でなく根本原因(root causes)に対処せよ、普段通り主張すべきだろう。

何を根拠に主張してないと思うんですかね。小生もよく知りませんが人権派弁護士の皆さんはそういう主張はしてるんじゃないですかね(もちろん全ての人権派弁護士がそう主張する必要はありませんし、実際全ての人権派弁護士がそう主張してるわけでもないでしょうが。それぞれが自分の興味関心と能力に従い「過労死弁護」「公害弁護」「冤罪弁護」などなど、いろいろやればいいわけです)。
そして中国相手だとまあ、島田も随分とテロリスト(?)に甘いこと。
これが中国以外だと「たとえどんな理由があろうとテロは許されない」の一言で斬って捨てるんでしょうけどね。


■日本の有名私大と韓国の反日政府機関のコラボレーション
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/3234313/
 島田のエントリを読めばわかりますが「日本の有名私大」とは早稲田、「韓国の反日政府機関」とは東北アジア歴史財団です。早稲田が韓国学研究所を最近(といっても今年の10月なので既に2ヶ月経ってますが)設置したこととそれに東北アジア歴史財団が祝電を送ったことに島田は因縁つけてるわけです。
 研究所の設置については以下の記事を紹介しておきます。


聯合ニュース『早稲田大 韓国学研究所あす開設=専門家育成へ』
http://japanese.yonhapnews.co.kr/relation/2013/09/30/0400000000AJP20130930003300882.HTML
中央日報早稲田大学に韓国学研究所が開設』
http://japanese.joins.com/article/670/176670.html

 金曜日(12月20日)に上京し、拉致被害者家族会在京役員との懇親会、国家基本問題研究所の朝鮮問題研究会、企画委員会つづいて忘年会などに出席した。
 その過程で話題に出たのが、下にある早稲田大学国学研究所(最近発足したらしい)のシンポジウムである。

 「その過程」てのは何時の過程なんでしょうか。「国基研の研究会、忘年会」ならある意味どうでもいいですが、「家族会役員との懇親会」だったら最悪ですね。何で拉致と関係ない事を話すのか(しかも早稲田を非難する嫌韓国的な内容の話なんでしょうし)。ま、「家族会役員との懇親会」ではそういう話は出なかったと好意的に理解したいところです。

(注:研究所開設記念シンポジウムの)日本側メンバーには左翼、親北*40媚中派がずらりと並び

とはいえ島田は左翼云々と評価する根拠も「シンポジウム出席メンバーの内、誰が左翼云々なのか(たぶんどう見ても保守派でしかない五百旗頭・元防衛大校長を含めて、全員でしょうが)」も何も提示していませんので「ああ、そうですか、あなたがそう思うのならそれでいいんじゃないですか?(皮肉な表情で棒読み)」でしかありません。島田と同じ価値観のウヨ仲間には説明不要なんでしょうが、一般人には全く意味不明です。
なお、島田の場合「打倒北朝鮮、打倒中国を唱えない奴=親北媚中派」でしょうから「反共極右」以外は島田にとっては全て「親北媚中派」です。当然ながらまともな人間はたとえ保守派でも「打倒北朝鮮、打倒中国」なんて言いません。北朝鮮打倒だって非常識でしょうが中国打倒などそれに輪をかけて非常識でしょう。日本企業が多数中国進出してるのにそんなことができるわけもない。と言うと島田は「それなら中国から日本企業が全て撤退すればいい」と言い出すので始末に負えませんが。

 最も問題なのは、韓国の「東北アジア歴史財団」理事長が祝辞を述べている点だ。
 これは、慰安婦問題、竹島問題などで反日宣伝を国際展開することを事業目的とした韓国政府の外郭団体である。

 だから何だという話です。先ず第一に竹島問題はともかく、慰安婦問題については「違法な行為」「女性の人権侵害」というのが学界通説であり日本の政府見解(河野談話)であり、国際社会の常識(クマラスワミ報告書、マクドガル報告書、米国下院決議など)です。「慰安婦は日本軍の犯罪行為」と主張することは「ホロコースト批判が反ドイツ宣伝でない」のと同様に、反日宣伝でも何でもない。島田らの唱える「慰安婦は公娼」なんてのは日本ウヨだけが唱える暴論に過ぎません。
 第二に竹島問題での韓国の領有権主張は是非はともかく別に反日宣伝ではないでしょう(主張の仕方にもよるが、反日宣伝呼ばわりされるような乱暴な日本批判は少なくとも韓国政府はやってないのでは?)。まあ、島田が「北方領土問題でのロシアの領有権主張は反日宣伝」「尖閣問題での中国、台湾の領有権主張は反日宣伝」というのなら筋は一応通ってますけどそこまで言う覚悟はあるんでしょうか。
 第三にこんな事を言ってたら海外の研究機関との共同作業(共同研究など)は全く成立しないでしょう。「海外の研究機関との共同作業」とは「海外の研究機関の主張をイエスで受け入れること」ではもちろんありません。つうか「福井県立大、韓国」でググったら

http://www.fpu.ac.jp/about/global/abload.html
 浙江財経学院(中国)、吉林大学(中国)、江陵原州大学校(韓国)、全南大学校(韓国)、高雄第一科技大学(台湾)、宜蘭大学(台湾)、ベトナム国家大学ホーチミン市人文社会科学大学(ベトナム)、貿易大学(ベトナム)と学術交流協定に基づいた交換留学生制度を設置。

なんて文章がヒットしたんですがこれは「福井県立大学教員」の島田的にはいいんでしょうか?
 まあ、「反中国極右」島田が「吉林大学との交換留学など福井県立大学は辞めろ」とわめいたところで無視されるのが落ちでしょうが。
 また偶然ですが、こんな文章も見つけました。
■凌星光教授:理性的な対中世論が広がりつつある日本
http://japanese.china.org.cn/jp/txt/2013-04/01/content_28413964.htm
 内容は島田流の反中国極右言論への批判で、筆者・凌氏は「福井県立大学名誉教授」だそうです。
 どうやら島田の勤務校・福井県立大学はさすがに島田ほどの極右ではなさそうです。
 話がずれましたが、元に戻して、第四に「祝辞」なんてものをこれほどまでに評価する島田の気持ちがわかりません。日本で韓国学研究所ができたのに韓国の研究機関が祝辞を送らなかったらその方が非常識*41でしょうし、祝辞なんてものはある意味リップサービスですが。祝辞を送ったからと言って、共同研究や合同講演会、研究員の相互派遣などの交流が早稲田と東北アジア歴史財団の間にすぐ始まるほど話は単純ではないでしょう。
 最後に研究所開設記念シンポジウムに出席した研究者の研究業績及び韓国学研究所メンバーの研究業績を紹介しておきましょう。まずはシンポジウム参加者の業績です。

李成市(早稲田大学国学研究所幹事、文学学術院教授)
著書『東アジアの王権と交易:正倉院の宝物が来たもうひとつの道』(1997年、青木書店)、『古代東アジアの民族と国家』(1998年、岩波書店)、『東アジア文化圏の形成』(2000年、山川出版社世界史リブレット)など

ということで李成市教授の専門分野は古代朝鮮(古代韓国)のようです。島田の興味関心のある現代分野とは直接にはコミットしないわけです(もちろん李成市教授は常識人でしょうから「河野談話否定論」だの「北朝鮮打倒論」だの唱えてはいないでしょうが)

李鍾元(早稲田大学国学研究所長、国際学術院教授)
著書『東アジア冷戦と韓米日関係』(1996年、東京大学出版会)、『日朝交渉:課題と展望』(共著、2003年、岩波書店)、『歴史としての日韓国交正常化(1)(2)』(共著、2012年、法政大学出版局)など

ということで李鍾元教授の専門分野は現代韓国政治のようです。島田の興味関心のある現代分野ともろにヒットします。李鍾元教授がどんな立場か知りませんがさすがに島田のような北朝鮮打倒論や『慰安婦なんて歴史捏造をする韓国は揺るさん!』『靖国で因縁つけやがって!』なんて嫌韓国じゃないでしょう。

五百旗頭真熊本県立大学理事長、前防衛大学校長)
著書『米国の日本占領政策:戦後日本の設計図(上)(下)』(1985年、中央公論社)、『日米戦争と戦後日本』(2005年、講談社学術文庫)、『占領期:首相たちの新日本』(2007年、講談社学術文庫)、『日米関係史』(編著、2008年、有斐閣ブックス)など

ということで五百旗頭氏の専門分野は現代日本政治(特に日米関係に注目した現代日本政治)のようです。韓国とは直接に関係しませんが、「韓国政治を論じるには日本政治分析も重要だ」ということでしょう。五百旗頭氏と言う人選の是非はともかくそうした考えは間違ってはいないでしょう。

毛里和子早稲田大学名誉教授)
著書『中国とソ連』(1989年、岩波新書)、『周縁からの中国:民族問題と国家』(1998年、東京大学出版会)、『現代中国政治を読む』(1999年、山川出版社世界史リブレット)、『日中関係:戦後から新時代へ』(2006年、岩波新書

ということで毛利氏の専門分野は現代中国政治のようです。韓国とは直接に関係しませんが、「韓国政治を論じるには中国政治分析も重要だ」ということでしょう。毛利氏と言う人選の是非はともかくそうした考えは間違ってはいないでしょう。

金学俊(韓国東北アジア歴史財団理事長)
著書『北朝鮮五十年史:「金日成王朝」の夢と現実』(1997年、朝日新聞社)、『知られざる北朝鮮史 (上)(下)』(2005年、幻冬舎文庫)、『朝鮮戦争:原因・過程・休戦・影響』(2007年、論創社

 専門分野は現代韓国政治のようです。島田の興味関心のある現代分野ともろにヒットします。金理事長がどんな立場か知りませんがさすがに島田のような北朝鮮打倒論や『慰安婦なんて歴史捏造をする韓国は揺るさん!』『靖国で因縁つけやがって!』なんて嫌韓国じゃないでしょう。


次に韓国学研究所(http://www.kikou.waseda.ac.jp/sougou/WSD322_open.php?KikoId=01&KenkyujoId=7N&kbn=0)メンバーの業績をわかる範囲で紹介。ただし既に紹介した李成市、李鐘元教授の業績は除きます。

招聘研究員
清水敏行(札幌学院大学法学部教授)
著書『韓国における市民意識の動態1、2(共著、2005年、慶應義塾大学出版会)、『世界政治叢書9:日本・韓国』(共著、2008年、ミネルヴァ書房)、『市民社会金大中盧武鉉の10年』(2011年、北海道大学出版会)

ということで清水教授の専門分野は現代韓国政治のようです。島田の興味関心のある現代分野ともろにヒットします。清水教授がどんな立場か知りませんがさすがに島田のような北朝鮮打倒論や『慰安婦なんて歴史捏造をする韓国は揺るさん!』『靖国で因縁つけやがって!』なんて嫌韓国じゃないでしょう。

招聘研究員
春木育美(東洋英和女学院大学国際社会学部准教授)
著書『現代韓国と女性』(2006年、新幹社)、『現代韓国の家族政策』(共著、2011年、行路社)、『韓国の少子高齢化格差社会:日韓比較の視座から』(共著、2011年、慶應義塾大学出版会)

ということで春木准教授の専門分野は現代韓国女性問題・家族問題のようです。島田の興味関心のある現代分野ともろにヒットします。春木准教授がどんな立場か知りませんがさすがに島田のような北朝鮮打倒論や『慰安婦なんて歴史捏造をする韓国は揺るさん!』『靖国で因縁つけやがって!』なんて嫌韓国じゃないでしょう。そして島田にとっては春木准教授の主張はもしかしたら「悪しきフェミニズム」と言う意味でも許せないのかも知れません。まあ、島田の場合「媚中」認識と同じで「自分の主張と異なる女性問題認識・家族問題認識=悪しきフェミニズム」というトンデモでしょうが。


■パックネの「中共擦り寄り」を嗤えるか―そして「北朝鮮専門家」
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/3233452/

朴槿恵の「告げ口外交」という言葉が定着してきたようだ

 産経新聞や国基研といったウヨの世界では定着してるのでしょうがもちろん一般人はそんな言葉は知りません。
 しかし島田の非難「告げ口外交」が
1)ヤクザの「警察に通報したら、どうなるかわかってるんだろうな」という被害者への脅し
2)いじめっ子の「親や先生にちくったらただじゃすまさない」といういじめられっ子への脅し
と同レベルなのが何ともかんとも。
 慰安婦問題で日本に非がないと本気で思ってるのなら告げ口(というか国際社会へのアピール)を朴氏にされても何ら問題ないはずなのですが、こういうことを言うのはヤクザやいじめっ子同様、日本に非があると自覚してるのでしょう。こういうのを「問うに落ちず、語るに落ちる」と言います。
 それに「国際社会へのアピール」が告げ口なら「産経が自慢する」、安倍が拉致問題を首脳会談のたびに持ち出すことも「告げ口外交」でしょう。いやもちろん「拉致を持ち出すな」と言ってるんじゃないですよ。「日本のアピールはきれいなアピール、韓国のアピールは告げ口」というのは馬鹿げてるという話です。

 英語で何というか考えたが、tattletale diplomacyぐらいか。Tattletale(タトゥルテイル)は子供が大人に告げ口するイメージの単語だ。
パックネの「中国擦り寄り」もよく指摘される*42。こちらはcozying up to Chicomsあたりか。Chicom*43はChinese Communistの略語で、日本語の「中共」に相当する。

 意味がわかりません。わざわざ英語で言い換えることに何か意味があるのか。もしかして「俺は英語が使えるインテリなんだぜ」と言う自慢でしょうか。英語が使えようと島田がバカであることに変わりはないのですが。

パックネの「告げ口外交」は公然と行われている*44ので、卑劣というより愚かと評すべきだろう。卑劣にしては無防備すぎる、あるいは頭が悪すぎるのだ。

と悪口雑言はいたところで「告げ口外交」はやみませんし、国際社会が支持してるのは島田ら「河野談話否定派」ではなく、朴氏の方です。

パックネの「中国擦り寄り」の方は、日本の多くの政治家、あるいは現安倍政権以前の大部分の政権にも言えること*45で、鳩山由紀夫菅直人*46福田康夫*47など目を覆わんばかりの醜態だった。

 鳩山、菅、福田の三人が本当に島田は嫌いなんだなと思います。一方、ここに名前の出ていない野田佳彦*48(島田の大嫌いな民主党の政治家ですが)などはこの三人よりは「好き」なのでしょう。島田に好意を持たれるなど俺だったら屈辱でしかありませんが果たして野田氏本人の感想は如何?。
 それはともかく、政治に無知な小生は正直、安倍や福田氏が首相になるまでは「どちらも親(安倍晋太郎*49福田赳夫*50)が清和会*51、自分も清和会で小泉政権幹部*52だから、大して価値観は変わらないんだろう」「もちろん清和会は右翼の集まりだから二人とも極右だろう」と思っていました。
 普通、「官房副長官(安倍)と官房長官(福田)の考えが違う(閣内不一致の危険性があります)」とか「同じ派閥なのに考えが違う」とは思わないでしょう。
 ところがぎっちょんちょん。首相としての安倍が「予想通り」極右なのに対して、首相としての福田氏は「予想を裏切り」、「保守本流的外交態度」で産経や国基研から「親中派」と罵倒されるのだからびっくりしました(まあ、日中平和友好条約が締結されたのは福田氏の父親・赳夫氏が首相の時ではありますが)。
 要するに「考えが違うのに安倍が官房副長官、福田氏が官房長官」というおかしなことになったのは
1)「有能な福田君はどうしても官房長官として必要。安倍なんか無能だから閣僚にも党役員にも本来いらないが、オヤジさん(安倍晋太郎)も爺さん(岸信介*53)も清和会幹部だから、清和会の俺・小泉としてはそれなりに安倍を処遇しないとな。恩知らずとか義理人情がないとか言われる」
2)「福田君の下で官房副長官やらせるのが一番いいだろう。安倍がバカやっても福田君がきちんとフォローするだろう」と言う話だったんでしょう。
 それにしても、あの違いは何なのか。
 安倍が第一次内閣では「教基法改正」「憲法国民投票法」「(内外の批判で挫折したが)靖国参拝河野談話撤回」、今回も「秘密保護法」と右翼路線なのに対し、福田氏は「インド洋での米軍への給油続行」など、右翼的な面は勿論ありましたが安倍ほどの極右政治ではありませんでした(もちろん安倍退陣は『安倍の極右性が国民にそっぽを向かれた』と認識されていたので安倍路線の続行などやりたくても無理という側面はありますが福田氏本人も安倍ほどの極右ではないのでしょう)
 もしかして、福田氏が「政界入りは当初考えておらず、長年サラリーマンをやってきた苦労人(当初は福田氏の弟が政界入り予定だった)」なのに対し、安倍は「サラリーマンは完全な腰掛け」だった違いなのでしょうか。

この面でパックネを批判できる議員や経済人がどれほどいるか。

 できるも何も俺なんか、朴氏も、「鳩山、菅、福田三氏」も島田の言うような意味(中国に媚びてる云々)では批判する気持ちがありませんけど。媚びてると全く思ってないので。普通の友好的態度でしょう。そしてまともな議員や経済人なら俺同様、島田の言うような意味で批判する気はないでしょう。

以上のことと直接には関係しないが、今日の産経「正論」欄の西岡氏の分析はまさに専門家らしい内容を持っている。

全然専門家的じゃないですね。またバカみたいに「北朝鮮崩壊が近づいた」と根拠もないのに吹いてるだけです。
「お前、何回、北朝鮮崩壊論唱えれば気が済むんだよ」「金日成死亡時も、金正日死亡時もそういうことを言って大外しじゃねえか」としか言いようがない。

引用されている韓国の専門家の見方も的確だ。

島田が「韓国の専門家」というのは趙甲済というゴリゴリの極右です。専門家なんて立派な物ではなく「韓国の巣くう会(荒木、島田、西岡)」でしかありません。

*1:第一次安倍内閣官房副長官

*2:小泉内閣官房副長官官房長官自民党幹事長(小泉総裁時代)を経て首相

*3:宮沢内閣郵政相、橋本内閣厚生相を経て首相

*4:政府は中国に配慮してか「正男氏と思われる男性」として断定しなかったがどう見ても金正男本人だろう

*5:前・みんなの党幹事長

*6:菅内閣総務副大臣民主党幹事長代理(野田代表時代)、「国民の生活が第一国会対策委員長などを歴任、現在「生活の党」代表代行・幹事長。なお、安倍を批判する鈴木だが「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」、「慰安婦問題と南京事件の真実を検証する会」所属というゴリゴリのウヨであり本来安倍に考えは近い。

*7:にもかかわらず支持率が下がらないのが気にはなります

*8:影響するのは『A級戦犯を合祀してるから』ですがその当たりの回答はどうだったんでしょうか?

*9:橋本内閣運輸相、自民党幹事長(森総裁時代)、選挙対策委員長(福田、麻生総裁時代)などを歴任。2012年衆院選には立候補せず政界引退。

*10:第一次安倍内閣文科大臣政務官麻生内閣少子化問題等担当相、第二次安倍内閣財務副大臣などを歴任。現在、衆院文部科学委員会委員長

*11:中国共産党中央統一戦線部長、全国政治協商会議副主席などを経て現在、副首相

*12:中曽根内閣自治相・国家公安委員長、竹下内閣官房副長官自民党幹事長(海部総裁時代)、新生党代表幹事、新進党幹事長、自由党代表、民主党代表代行、幹事長(鳩山代表時代)、「国民の生活が第一」代表などを経て、現在「生活の党」代表

*13:岸内閣郵政相、自民党政務調査会長(池田総裁時代)、池田内閣蔵相、自民党幹事長(佐藤総裁時代)、佐藤内閣通産相などを経て首相

*14:村山内閣運輸相、森内閣通産相小泉内閣経産相、太陽の党代表などを経て現在、維新の会国会議員団団長

*15:小泉内閣文科相麻生内閣国交相などを歴任

*16:平沼も中山も河野談話否定論者

*17:中曽根内閣科学技術庁長官、宮沢内閣官房長官、村山、小渕、森内閣外相、衆院議長などを歴任

*18:自民党額賀派会長。日韓議連会長。小渕内閣防衛庁長官森内閣経済企画庁長官、自民党政務調査会長(小泉総裁時代)、安倍内閣財務相などを歴任

*19:最近の著書に『不惑フェミニズム』(2011年、岩波現代文庫)、『おひとりさまの老後』(2011年、文春文庫)、『身の下相談にお答えします』(2013年、朝日文庫)、『女たちのサバイバル作戦』(2013年、文春新書)など

*20:第1次安倍内閣総務相

*21:小泉内閣文科副大臣、第1次安倍、福田内閣沖縄・北方等担当相等を歴任。岸田派会長

*22:文脈から見て全面敗訴のこと

*23:外務次官、駐米大使、外相などを経て現在、国務委員(外交担当)

*24:2013年、小学館刊行

*25:池田内閣通産相、田中内閣自治相・国家公安委員長衆院議長などを歴任

*26:第二次安倍内閣首相補佐官

*27:福田内閣文科大臣政務官。現在、自民党総裁特別補佐。安倍の名代として例大祭靖国に真榊を収めた人物でもある。

*28:大躍進や文革のことでしょう

*29:A級戦犯のこと

*30:海江田民主党代表ら野党各党党首、オバマ大統領、朴大統領などのこと

*31:福州市党委員会書記、福建省長、浙江省党委員会書記、上海市党委員会書記、国家副主席、党中央軍事委員会副主席などを経て国家主席、党総書記、国家中央軍事委員会主席、党中央軍事委員会主席

*32:河南省党委員会書記、遼寧省党委員会書記、第一副首相などを経て、現在、首相(党中央政治局常務委員兼任)

*33:吉林省党委員会書記、浙江省党委員会書記、広東省党委員会書記、副首相などを経て、現在、全国人民代表大会常務委員長(党中央政治局常務委員兼任)

*34:青島市長、建設大臣湖北省党委員会書記などを経て全国政治協商会議主席(党中央政治局常務委員兼任)

*35:内モンゴル自治区党委員会副書記、党中央宣伝部長などを経て、党中央書記処常務書記、党中央精神文明建設指導委員会主任、中央党校校長(党中央政治局常務委員兼任)

*36:中国人民銀行総裁、中国建設銀行総裁、北京市長、副首相などを経て党中央規律検査委員会書記(党中央政治局常務委員兼任)

*37:深セン市党委員会書記、山西省党委員会書記、天津市党委員会書記などを経て第一副首相(党中央政治局常務委員兼任)

*38:福田内閣防衛相、麻生内閣農水相自民党政務調査会長(谷垣総裁時代)など歴任

*39:橋本内閣経済企画庁長官、森内閣経済財政担当相、小泉内閣総務相安倍内閣外相など歴任

*40:北朝鮮のこと

*41:早稲田の研究所を評価していないのかと誤解されかねません

*42:日本ウヨがそういうだけで一般的認識というわけではありません

*43:島田が言うように「中共」にあたる言葉なら今時こんな言葉は米国でも極右しか使わないのでしょう

*44:別に隠すことでもありませんし、公然とやることにより安倍を牽制しているわけです

*45:そりゃ島田ほど極右な政権は自民党時代においても「今の第二次安倍内閣」など一部例外を除いて皆無ですから。

*46:橋本内閣厚生相、鳩山内閣財務相を経て首相

*47:森、小泉内閣官房長官を経て首相

*48:鳩山内閣財務副大臣菅内閣財務相を経て首相

*49:清和会(安倍派)ボス。三木内閣農林相、福田内閣官房長官自民党政務調査会長(大平総裁時代)、鈴木内閣通産相、中曽根内閣外相、自民党総務会長(中曽根総裁時代)、幹事長(竹下総裁時代)を歴任

*50:清和会(福田派)ボス。自民党幹事長(岸総裁時代、佐藤総裁時代)、政務調査会長(岸総裁時代、池田総裁時代)、岸内閣農林相、佐藤内閣蔵相、外相、田中内閣蔵相、経済企画庁長官を経て首相

*51:岸信介創始者とするウヨ派閥

*52:安倍は官房副長官官房長官、幹事長、福田氏は官房長官

*53:自民党幹事長、石橋内閣外相を経て首相