４月の日付で5月記事と大幅に日付がずれていますが連続更新の形にしたいので。
■朝鮮新報『謀略記事の真相』
http://chosonsinbo.com/jp/2014/05/il-277/
朝鮮の牡丹峰楽団のヒョン・ソンウォル団長が第9回全国芸術人大会（16〜17日）で討論をした。昨年、日本と南朝鮮のメディアが「公開処刑された」などと報じた人物だ。
以下引用は省略しますが要するに「日韓の反朝鮮メディアは朝鮮叩きを目的にデタラメ書くな」という話です。もちろん「ヒョン・ソンウォル団長の消息が何故かわからなくなってしまう」北朝鮮の秘密主義はそれはそれで問題なのですが、憶測で公開処刑と書くいい加減な記事作りも本当にやめて欲しいですね。
■産経新聞『平壌でプロレス大会開催へ ８月末、猪木氏が実行委員長』
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140519/kor14051912100003-n1.htm
こういう北朝鮮とのパイプ作りの努力は大変いいことだと思います。
■聯合ニュース『自衛隊による拉致被害者救出 韓国国防部「できない」』
http://japanese.yonhapnews.co.kr/Politics2/2014/05/19/0900000000AJP20140519002100882.HTML
タイトルの「できない」は正確には「韓国政府の同意なしにそういうことは自衛隊はできない、というか我が韓国政府は同意なしでそんな事をさせる気はない」です。まあ、それ以前に拉致被害者の居場所もわからないのにどこに自衛隊が行くんだって話ですが。
西岡力・島田洋一・荒木和博一味（救う会）や拉致議連がさんざん「いざとなったら自衛隊を突入させる」と吹いてる上、安倍もそれを否定していないし、安倍が主張する「集団的自衛権行使」からは「拉致被害者救出の為の北朝鮮突入」が排除されてるわけでもない。
だからこそ韓国側は「拉致被害者救出を口実とした自衛隊の北朝鮮突入」を危惧してるという話です。
■時事通信『北朝鮮進入にも要請必要＝日本の集団的自衛権で−韓国』
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2014051900324
韓国国防省報道官は１９日の記者会見で、日本の集団的自衛権行使に関し、北朝鮮の領土、領海に日本の自衛隊が入る際も、韓国の要請が必要との考えを示した。
そりゃそういうでしょう。勝手に自衛隊が北朝鮮領に突入したあげく、韓国が被害を受けたのではたまったもんじゃありません。
■産経新聞『当局幹部が高層住宅崩壊現場で謝罪 北朝鮮メディア異例の報道』
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140518/kor14051818180005-n1.htm
まあ悪いことではありません。
産経は
北朝鮮メディアが、国内での事故や当局の不手際を報じるのは極めて異例だ。韓国では４月に起きた旅客船沈没事故に対する政府の対応への批判が続いている。北朝鮮は今回、幹部の「謝罪」も伝えており、韓国の事故を意識し、北朝鮮指導部が住民の生活と安全を重視していることを強調する狙いがうかがえる。
としていますが、ある意味動機はどうでもいいことでしょう。つうかこういう事言ってわざわざ謝罪に因縁つけるのって北朝鮮限定じゃね？
まあ、それはともかく、これで「北朝鮮がそういう態度なら（？）、俺達も旅客船事故できちんと責任追及、再発防止をするぞ！（朴政権）」となればさらにいいことです。
【追記】
一方、東洋経済オンライン『北朝鮮が｢マンション崩壊｣を報じた裏事情、なぜ隠ぺいせずに報道したのか』（http://toyokeizai.net/articles/-/38047）はそのように深読みするよりも
事故現場が平壌市内中心部であり、これほどの大事件が起き、死傷者数も多いとされている。そのため、党や政府は情報統制が不可能だと考えた
からだとしています。
