「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(4/11分:島田洋一の巻)ほか韓国・北朝鮮最新ニュース(追記・訂正あり)

 島田以外にも色々とネタにしています。
■産経『中国、米太平洋軍司令官の更迭要求 北朝鮮圧力の見返り』
http://www.sankei.com/world/news/170506/wor1705060036-n1.html
 「米中関係筋」という正体不明の情報元なので、本当かどうか分かりませんがいずれにせよ北朝鮮問題が関係各国(米中露韓といった六カ国協議参加国)の思惑が絡んで一筋縄で行かないことはよく分かります。


■浅井基文ブログ『人民日報・千里岩文章』
http://www.ne.jp/asahi/nd4m-asi/jiwen/thoughts/2017/908.html

 5月2日付人民日報海外版WS(海外網)は、海外網コラムニストである千里岩文章「米韓に付き従って朝鮮を倒すことが中国にとって利益になるか 独立した意志を持つべし」を掲載しました。
 私にとってはかなり衝撃的な文章でした。といいますのは、このコラムで紹介してきた環球時報社説の主張とは、力点の置き所が明らかに違う内容の主張が、環球時報の姉妹紙である人民日報に、そのコラムニストの執筆で掲載されたからです。

 やたら北朝鮮に対して挑発的な「最近の環球時報」とはかなり違う内容の記事が、中国の公式的立場では「環球時報より格上の立場である人民日報」に掲載されたことを驚きと共に指摘する浅井先生です。
 これを
1)環球時報タカ派的議論と「人民日報・千里岩」のハト派的文章の間で政府内部、党内部で論争があり、中国政府も実は統一見解が出せてない
2)あるときは環球時報タカ派的議論で北朝鮮を揺さぶり米国に協調的態度を示す一方で、あるときは「人民日報・千里岩」のハト派的文章で北朝鮮をなだめると共に、米国に北朝鮮打倒論には賛同しないとアピールするという高度な情報戦を展開している(外見上対立しているように見えるが実は対立などどこにもない)
3)その他
のどれと見るべきかは浅井先生も判断し切れてないようです。ただ浅井先生は「環球時報とて北朝鮮打倒論に公然と賛意を示したことはない」とし、北朝鮮打倒論の立場に中国が立つことはないだろうとしています。


朝日新聞北朝鮮の石炭輸出、200分の1に激減 中国が購入停止』
http://www.asahi.com/articles/ASK564F32K56UHBI00Q.html
 中朝関係の現状が気になるところですがいずれにせよ中国も「北朝鮮打倒論に与する気はないこと」はおさえておくべき所でしょう。


■産経【北朝鮮情勢】韓国に亡命した前駐英公使の姉が米CNNで弟に憤慨 「家族は皆、彼を許さない」
http://www.sankei.com/world/news/170504/wor1705040029-n1.html
 もちろん「悪口しろ」つう指示が北朝鮮政府サイドから出てはいるでしょうが、北朝鮮に身内を残したまま、亡命したあげく「黙ってる」のならまだしも、北朝鮮政府に悪口三昧すれば「身内のことを何だと思ってるのか!。迫害を受けてもいいと思ってるのか!」つう反発は「指示に関係なく」当然出るでしょうね。
 ちなみに俺がウンギョンさんの立場だったら「極右団体・救う会」とつるむ祖母・早紀江に対して「私のことを何だと思ってるのか!。迫害されても(以下略)」という不快感、不信感を感じると思います。


■産経【めぐみへの手紙】「皆で遊んだ『こどもの日』一秒でも早く再会したい」横田滋さん、早紀江さん
http://www.sankei.com/premium/news/170505/prm1705050016-n1.html
 連名ですが横田父が体ぶっ壊してることを考えれば事実上、母の単独文章でしょう。
 母が書いた文章を父に「これでいいか」と聞き、体ぶっ壊して確認する体力がない上に、元気なときも「母に完全に尻に敷かれてた」父が適当に相づち打ってるだけでしょう。
 正直、母は彼女の主観はともかく、客観的には「横田父を完全にバカにしてる悪妻」といっていいんじゃないか。

 拉致の解決は「本気度」が不可欠です。日本政府は厳しい状況を逆にチャンスととらえ、あらゆる知恵を働かせてほしい。

 「あらゆる知恵を」といいながら何故か、その「知恵」には「北朝鮮に対する経済支援によるバーター取引」はなく、「バーター取引を主張する田中均氏や蓮池兄弟を敵視し」、あげく田中氏は外務省退官に追い込み、蓮池兄は家族会から除名するのだから横田母ら家族会一味には呆れて二の句が継げません。
 それこそ拉致解決についての「家族会一味の本気度」が疑われます。つうか本気度なんかないと俺は思ってますが。
 拉致解決に本気だったら田中氏や蓮池兄に対するあんな酷い態度はない。
 まあ、ああいう酷い態度を田中氏や蓮池兄にするような連中「家族会一味」相手には「よほどのお人好し」でない限り、本気なんか出せませんよねえ。本気出したって家族会一味が気に食わなきゃ罵倒するんだから「ああ、はいはい、じゃあ全部あなた方の言うとおりにしますから、要望を言って下さい。要望しないこと以外はしませんけどそれでいいですね(それで拉致が解決しなくても知ったことか)」になる。

 良い解決ができるよう、政府の方たち一人一人が真剣に、自分の子供を取り返す思いで、事に当たっていただきたいと、いつも訴えています。

 問題はそういう情緒的な話ではなくあくまでもテクニック論です。どうすれば拉致被害者が取り戻せるかという「技術論の話」をするときに「自分の子どもだと思って欲しい」なんて感情論を持ち出しても糞の役にも立ちません。「自分の子どもじゃない」んだから「自分の子ども」だと思えるわけがないし。
 大体そう言うコト言う横田母ら家族会一味は「蓮池夫妻や地村夫妻、曽我さん」を自分の子どもだと思い「本当にあの方々が帰ってきて良かった」と思ってるのか。口先で何言おうととてもそうは思えませんが。本気でそう思ってたら小泉訪朝後に「5人しか取り戻せなかったのか」なんて言うわけがない。
 手前らが他人の子ども(5人の帰国拉致被害者)に冷たい癖に家族会一味は何抜かしてるんだ、て話です。

 そして、北朝鮮の指導者も閉ざした心を大きく開き世界に堂々と出て、色々な国の人と話し合えるようになってほしいと願います。

 そんなん拉致解決にまるきり関係ないんですが。「拉致に関係ないことも目配りしてるあたしって立派でしょ」アピールか、「北朝鮮が閉鎖的だから拉致が解決しない」つうネガキャンか知りませんがこんな意見を表明することが拉致解決に繋がると本気で思ってるんでしょうか。

お父さんもお母さんも、めぐみちゃんが日本に必ず帰って来られると信じて、心を強く持ち、元気な姿で会えるようがんばっています。

 信じるのは、横田母の勝手ですが生きてる可能性は低いでしょう。そして正直、「優柔不断な」横田父は横田母に引きずられただけで内心は「めぐみは死んでるかも知れない」「仮に生きてたとしても生きてるはずだと叫んでも意味がない」「そんなことよりウンギョンに会いたい」と思っていただろうと思いますね。いや「横田父についてのマスコミ報道から推測した」俺の勝手な邪推ですけど。

お母さんは会場の皆様に「40年間、拉致被害者を救出できなかったのは国家の恥です」と訴えました。

 そんな事言ったって何がどうなるモンでもない。つうか、「(ボーガス注:1970年代後半の拉致から2017年の現在まで)40年間、拉致被害者を救出できなかった」つうのは、いわゆる「言葉の綾」で「あまり正確な表現をする気が横田母にない」のでしょうが「小泉訪朝による拉致被害者救出」をなかったことにするのはいい加減にして欲しい。

日本は拉致実行犯を本気で捕まえようとしていない気配さえ感じます。

 言葉を選ばず言えば「捕まえる気はもはやない」でしょう。
 そもそも逮捕して起訴して有罪判決がとれる保障がない。それだけの証拠はもはや集まらないでしょう。国外にいる人間は身柄確保自体が難しい。いやそもそも拉致実行犯が生きてるかどうか、生きてても裁判できる健康状態かどうかが怪しい。
 つうか「お前、拉致実行犯逮捕と拉致被害者(横田母の場合娘・めぐみ氏)帰国とどっちが重要なんだよ、横田母」ですよねえ。
 まあ両方できればいいですけど、おそらく「もう逮捕なんかあきらめて拉致被害者帰国に全力投球するしかない」でしょう。理想を述べるのは横田母の勝手ですが現実を直視したらどうなのか。

悪いことのため動く人たちがまだまだ日本の中にいると感じますし、それを放置すれば今後も色々なことが起きる気がして心配が募ります。

 一体、誰(WHO)がどんな悪い事(WHAT)を日本国内でしてる(あるいは、する恐れがある)のか、思いつきや妄想ではなく、「根拠付で」ぜひ教えて欲しいモンです。なお、日本人拉致なら「もはやない」と思います。

私たち夫婦は初めて安倍首相にお会いしたときから今も変わりなく、信じています。

 「拉致被害者5人の帰国」という成果を上げた小泉*1総理(当時)ならともかく、成果をあげてない安倍をここまで称えられる神経は全く理解できません。理解したくもないし、理解できるとも思ってませんが。


■産経『拉致問題で「有意義な意見交換できた」 加藤担当相、欧州議会との対話で』
http://www.sankei.com/affairs/news/170505/afr1705050003-n1.html
 立場上「有意義じゃなかった」とは言えないでしょうが「意味あったんか?」とは思います。大体「有意義な意見交換(内容がすごく抽象的)」つうことはきつい事言えば「拉致解決のためにEUはこれこれこういう事をしてこれこれこういう成果が上げられると思う」つう具体的なモンは何もなかったわけです。


日経新聞『加藤拉致問題相、欧州で協力呼び掛け 北朝鮮とのパイプに期待
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDE05H01_05052017EA3000/

 EU加盟国の多くは北朝鮮と国交を結び、東欧の旧共産圏諸国を中心に7カ国が平壌に大使館を置いている。

 以前から何度も書いていますが北朝鮮とのパイプといったら、「一に中国、二にロシア」でしょう。やるなら訪中と訪露ですね。
 なお「東欧の旧共産圏諸国を中心に7カ国が平壌に大使館」とはググったところ「英国、スウェーデンチェコ、ドイツ、ブルガリアポーランドルーマニア」のようです。
 確かに7カ国中4カ国は旧東欧(チェコブルガリアポーランドルーマニア)ですが「英国、ドイツ、スウェーデン」が平壌に大使館を置いているわけです。
 なお、この7カ国以外のEU諸国も多くは北朝鮮と国交があり、「ないのはフランスとエストニアだけ」のようです。
 

■産経【ソウルから 倭人の眼】邦人観光客の低迷でまた「曲解」と「被害者意識」 「日本は大げさ」と非難 北への危機意識なき韓国大型連休の総決算は
http://www.sankei.com/premium/news/170506/prm1705060026-n1.html
 タイトルだけで大笑いしました(本文は読んでいません)。「偶然にも」日本も「韓国と同じ時期」がゴールデンウイークという大型連休ですが、日本に置いて「北朝鮮への危機意識」なんてもんがあったんでしょうか?
 「日本は危機意識が大いにあったけど韓国と来たら」つうならともかくよくもまあ「韓国は危機意識がない」なんて言えるモンです。


■産経【北朝鮮情勢】朝鮮中央通信が中国を異例の名指し批判 「中国はレッドライン越えた」「無謀な妄動がもたらす結果を熟慮した方がよい」
http://www.sankei.com/world/news/170504/wor1705040007-n1.html
 この辺り判断は難しい。
 ここまでいう北朝鮮が最近の中国の態度にかなり反発してることは事実でしょう。ただ国力上「大国中国」に全面対決なんかできない。
 一方で中国も「緩衝地帯としての北朝鮮」に価値を認めてるわけです。北朝鮮打倒なんて考えてない。
 また性格が違うとは言え「領土問題」ではフィリピンやベトナムなんかもかなりきついことを中国に言ったことがあるし、何も中国を批判する小国は北朝鮮だけでもないわけです。


NHK北朝鮮 アメリカ人1人を拘束と発表』
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170503/k10010969881000.html
 既に拘束されている米国人がいるので「またか!」という感じですね。産経だと「自己責任論」で切り捨てそうですがもちろんそんな事は人道上許されない。こうした拘束された米国人がいる限り、武力行使のような無謀な行為は避けるべきでしょう。


■産経【北朝鮮情勢】核実験場で再びバレーか 北朝鮮のかく乱と米大分析
http://www.sankei.com/world/news/170503/wor1705030024-n1.html
 攪乱も何も核実験場の作業員もバレーぐらいやってもいいでしょうに。


朝鮮日報憲法の領土条項 国防部「維持すべき」と報告=韓国』
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/05/03/2017050300622.html
 例の「朝鮮半島北部も韓国の領土」というフィクションを維持するという話です。
 いい加減おたがいに「国であること」を正式に認め国交樹立して欲しいのですが。


日経新聞万景峰号の就航8日から延期 ロシア、米中に配慮か』
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM02H5G_S7A500C1000000/
時事通信万景峰号、8日の就航延期=米などに配慮か−ロシア』
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017050201055&g=prk
 「米中に配慮か」「米などに配慮か」つうタイトルが興味深い。「先日の安倍訪露に配慮か」ではないわけです。いや実際安倍の訪露なんか全く関係ないのでしょうが。
 ただし安倍と産経は「コレが訪露の成果だ!」と自慢し、救う会拉致議連、家族会が「さすが俺たちの安倍さん!」「日経など、産経以外のメディアが安倍さんの成果を称えないことが腹立たしい」とか言いそうです。
 なお、「延期しただけ」で就航自体はされるそうです。


新潟日報『海洋高、ロシア航海実習中止:「北」情勢緊迫化を考慮』
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/national/20170503321814.html

 県教育委員会は2日、北朝鮮情勢を考慮し、県立海洋高校(糸魚川市)が大型連休明けに予定していたロシアへの航海実習を中止することを決めた。実習は航路を変更して実施する。

 もちろん「ロシアでなければ実習が出来ない訳ではない」。とはいえロシアでの実習中止理由が「北朝鮮情勢」つうのは「ロシア攻撃なんかねえよ。全く非常識だな」とがっくりします。


■人民日報『外交部「米大統領が適切な状況下で金正恩氏と会談」報道に留意』
http://j.people.com.cn/n3/2017/0503/c94474-9210423.html
 「留意」とは中国流の牽制でしょう。実際にトランプが会談するかどうかはともかく、こうトランプが発言した以上「米国政府が平和的な外交的解決を目指す物と期待する」つう話です。


■日経『インド、北朝鮮への輸出禁止:食料と医薬品を除く』
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM02H7J_S7A500C1FF2000/
 人道的配慮から食料と医薬品は除かれているわけですが、一方、日本の独自制裁だと確かそうした除外がないので極めて反人道的な制裁と言っていいと思います。


■現代ビジネス『「北朝鮮危機」はあざとい猿芝居だ! 日米朝「形だけ」の演出:軍事のプロなら一目でわかる』半田滋*2
http:///articles/-/51641
 別に「軍事素人の俺」だって「危機なんかねーだろ」とは思ってました。そんな事態が起こったら死者がどれだけ出るか、難民がどれだけでるか、経済に与えるダメージはどうか、つう問題がある。
 それ考えたら何処の国も戦争なんておいそれとやれやしません。どう考えても「お前がやる気なら俺だって黙ってないぞ(北朝鮮)」「こっちこそ黙ってないぞ(米国)」つうチキンゲームの応酬と考えるのが自然でしょう。

 米太平洋軍司令部当局者は18日、軍事パレードにあわせて派遣すると発表していたカールビンソンが、実はパレード当日には、朝鮮半島から約5600キロも離れたインドネシア近くを航行していたと発表した。
 カールビンソンは当初の予定通り、オーストラリア海軍と共同訓練を行っており、朝鮮半島へは舳先を向けてさえいなかった。
 トランプ大統領が「我々は大船団を送っている」と述べたのは、得意の「オルタナティブ・ファクト(もうひとつの真実*3)」だったのである。
 米軍最高指揮官の大統領が空母の行動を知らないはずがない。朝鮮半島へ向かわせるとの発表は、ブラフだったと考えるほかない。

 カールビンソンがなかなか北朝鮮に向かわないということ自体が半田氏が言うようにトランプが本気じゃないことの表れでしょう。

 ゴールデンウィークに外遊する閣僚は半数にあたる11大臣にものぼる。副大臣は11人、政務官は8人が日本を不在にする。
 (ボーガス注:北朝鮮危機を騒ぎながら)日本の行く末を心配していないか、実は心配いらないことを知っているかのどちらかであろう。
 訪問先は米国、英国、ロシア、東南アジア各国など。本気で北朝鮮情勢を不安視するなら北朝鮮に影響力がある中国や韓国に向かうはずだが、そんな閣僚は一人もいない。

 まあ、そういうことです。ロシアについていえば「一定の影響力がある」ので北朝鮮に関係ないとは言えませんが、それ以外は関係などありません。


■産経『米露首脳が電話会談 北朝鮮解決へ協力 シリア問題で対話強化もプーチン大統領 カール・ビンソン派遣を牽制』
http://www.sankei.com/world/news/170503/wor1705030013-n1.html
 ロシアは北朝鮮への軍事攻撃など無論容認しませんから「米国が協力要請した」ということはそういうことです。


■法華狼の日記『千葉市長の熊谷俊人氏が、従軍慰安婦問題をあつかった表現を愚劣に弾圧』
http://d.hatena.ne.jp/hokke-ookami/20170427/1493502057
 全く同感なので紹介しておきます。法華狼氏の主張に付け加えることもない(かえって蛇足になる)ので特にコメントはしません。


有田芳生氏のツィート

 横田滋さんの意見。朝鮮高校について「合法的に日本に住んでいる子供の人権を考えたら、拉致があるから無償化反対というのは良くない」「拉致を理由に朝鮮学校補助金を出さないのは筋違いだと思います。単なる嫌がらせです」(『めぐみへの遺言』)。滋さんが語れなくなった影響はあまりにも重い。

 全く同感なので紹介しておきます。しかしこれ、さすがにはっきりとは有田氏も言ってませんけど「横田妻や横田子が夫、父である滋氏を代弁すると言っても、説得力、信用性がまるでない」と言ってるのも同然ですよねえ。実際そうだと思いますが。


朝鮮日報『米紙「トランプ氏、金正恩氏を称賛し韓国を侮辱」』
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/05/02/2017050202906.html

 トランプ大統領は、4月30日に放送された米CBS放送とのインタビューで、金正恩氏について「かなりの切れ者」と表現し、5月1日(現地時間)に行われたブルームバーグとのインタビューでは「彼(金正恩氏)に会うのが適切であれば、もちろん会う。そうすることが(会うことが)光栄だと考える」と発言した。
 これについてWP紙は、オピニオンページのコラムで、トランプ氏の発言が行き過ぎだと批判した。
 オピニオンページの編集者を務めるクリスチャン・カリル氏は(中略)トランプ大統領金正恩氏をおだてるような発言をしたことについて「何より驚いた」と批判した。

 少なくともこの件ではWP(ワシントンポスト)のトランプ批判には全く賛同できません。
 「切れ者だ」つうのは別に「おだて」ではないでしょう。いやそもそも外交において「悪党だから非難する」なんて単純な脳みそはお呼びじゃない。

 カリル氏は、トランプ大統領が残酷な独裁者を称賛したのは今回が初めてではないと指摘した。トランプ大統領は、数十万人を虐殺したシリアの独裁者、アサド大統領や、クーデターで市民を虐殺し人権を弾圧しているエジプトのシーシー大統領についても「素晴らしい指導者」と称賛したほか、「麻薬との戦争」を掲げて違法な殺害行為を奨励したフィリピンのドゥテルテ大統領ホワイトハウスに招待した。

 オバマが敵視していたアサドはともかくシシやドゥテルテはオバマだって「事実上黙認してるジャン!」なんですが。「称賛してはいけないがつきあうだけならいい」てのも「何だかなあ」です。


朝鮮日報【社説】文在寅氏は復讐するために韓国大統領の座を狙うのか
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/05/02/2017050200874.html
 「当選の暁には朴クネ一派の不正を徹底追及する」つうのは決して「復讐」ではないでしょう。むしろ追及がうやむやになることの方がまずい。
 しかし「このままじゃ保守党が壊滅する」「とにかく保守党をかばおう」というのが朝鮮日報のスタンスのようです。産経並みに異常としか言い様がありません。


■産経【北朝鮮情勢】政権崩壊による北朝鮮の問題解決「短期的には実現困難」中国高官が寄稿
http://www.sankei.com/world/news/170502/wor1705020076-n1.html
 中国が「ボクは北朝鮮政権の転覆なんて少しも考えてないんだ」と改めて念押ししたつう話です。


時事通信北朝鮮ミサイル備え防護服=長野・軽井沢町「毒ガス対策」』
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017050200846&g=prk
 正気とはとても思えません。北朝鮮危機を扇動する安倍に悪のりしてるんじゃないか。
 つうか本当に避暑地・軽井沢がそんなに危なかったら、観光客が逃げ出しますよ。
 観光で食ってるはずの町が「ありもしない危機を扇動する」なんて馬鹿なまねが良くできるモンです。


NHK『岸田外相 トルクメニスタン大統領と会談 北朝鮮問題で協力求める』
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170430/k10010967241000.html
■日テレ『“北と国交”トルクメニスタンに協力求める』
http://www.news24.jp/articles/2017/05/01/10360305.html
 笑ってはいけないと思いながらも、笑いました。
 ググれば分かりますが、実は北朝鮮と国交のない国(米国、日本、フランスなど)の方が少数派で、ほとんどの国が北朝鮮と国交があります。
 したがって「トルクメニスタン」が北朝鮮と国交があっても何ら不思議ではないのですが、まあ、岸田外相の「訪問理由のメイン」は北朝鮮問題じゃないでしょう。
 むしろ
NHK『日本とトルクメニスタン 投資協定の交渉開始で合意』
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170501/k10010967561000.html
朝日新聞『岸田氏、240億円支援表明 中央アジア諸国と外相会合』
http://www.asahi.com/articles/ASK5163DJK51UTFK00W.html
日経新聞『訪日ビザ発給要件を緩和 中央アジア5カ国*4
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS02H3Z_S7A500C1PP8000/
が訪問のメインの理由でしょう。
 とにかく今や「中露のような太いパイプがなくても」国交さえあれば「拉致問題、核、ミサイル問題での協力、是非お願いします」と頼むことが「お約束」になってるようです。ほとんど無意味だと思いますが。
 そりゃ頼まれればトルクメニスタンだって「可能な限り協力する」とは言うでしょうがね。

参考

トルクメニスタン(ウィキペ参照)
 1990年以来、病死する2006年12月末までニヤゾフ大統領が終身制の下で大統領職に就き首相も兼任していた。ニヤゾフ氏死後の2007年2月に大統領選が行われ、ニヤゾフ政権で副首相だった、グルバングル・ベルディムハメドフ大統領代行が正式にトルクメニスタンの第2代大統領に就任した。

■産経【中央アジア同行記】“白亜の北朝鮮トルクメニスタンに仰天! 大統領宮で携帯NO ホテル出れば監視され(政治部 千田恒弥)
http://www.sankei.com/premium/news/151101/prm1511010026-n1.html

 「大統領宮殿に携帯電話は持ち込めません。没収される可能性もありますので、携帯はホテルで預かります」
 10月22日から6日間の日程で行われた安倍晋三首相のモンゴル・中央アジア5カ国歴訪。2番目の訪問国となったトルクメニスタンでの出来事だった。トルクメは天然ガス埋蔵量世界4位で、石油にも恵まれる資源大国。中国が輸入する半分以上の天然ガスがトルクメ産だという。
 天然資源で潤う一方、大統領による独裁的な政治体制として知られる。
(中略)
 「国境なき記者団」が毎年調査する報道の自由度ランキングによると、トルクメの報道の自由度は、対象とした世界180カ国のうち178番目。179番目に北朝鮮がランクされ、最下位は外国人記者の入国すら認めないエリトリア*5だ。報道規制“ワースト3”の国なのだ。
 安倍首相に同行した記者団は「大統領宮殿に持ち込めないと言っているが、ホテルでの通話なども全部盗聴されているんだろうな…」というのが共通認識だった。
(中略)
 街中至るところにベルディムハメドフ大統領の肖像があり、目にしなかったが、銅像も無数あったようだ。
(中略)
 トルクメは天然ガスの輸出で潤い、電気、ガス、水道の公共料金が破格に安い。国民生活も充実しているそうだが、息の詰まるような生活には私は耐えられそうにない。
 タジキスタンは最貧国といわれていたが、それでも街には笑顔があり、幸せそうに見えた。


朝鮮日報『「正しい政党」13人が離党 大統領選での(ボーガス注:自由韓国党)洪氏支持表明=韓国』
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/05/02/2017050201081.html
 親朴クネ派に反発してセヌリ(現・自由韓国党)を離党して新党「正しい政党」をつくったにも「かかわらず」、
1)保守派の多くがびっくり仰天なことに未だに朴派(自由韓国党)を支持し
2)一方、朴クネ批判派のほとんどは「共に民主党」「国民の党」「正義党」を支持
3)結果「正しい政党が埋没、沈没」という中、正しい政党から13人もの人間が「自由韓国党に復党を申し出る」というのは、無様としか言い様がない連中です。
 とはいえこういう連中が「ろくでもない政治屋だ」ということが今の時点で分かることは悪い事ではないでしょう。


■産経【浪速風】朝日のコラムに異議あり 拉致問題で約束を反故、振り回されたのをお忘れか(5月2日)
http://www.sankei.com/west/news/170502/wst1705020042-n1.html

拉致問題で約束を反故、振り回された

のは、むしろ北朝鮮の方でしょう。
 日朝平壌宣言に書かれた「日朝国交正常化交渉」は今や店ざらしです。
 なお、小生は「約束を守って正常化交渉しろ」とは言っていません(個人的にはそうすべきだと思いますが)。
 「北朝鮮が約束を反故にした」なんて事実が何処にあるのか、と批判しているだけです。むしろ「訪朝前の約束」を守って拉致被害者を帰国させたのが北朝鮮です。

 ことさらに危機を煽(あお)っていると言いたいのか。朝日新聞の昨日の夕刊コラム「素粒子」は「北朝鮮は危機なのか。失敗ミサイルで東京の地下鉄が止まる。ソウルは平常通り」と書いた。

 そりゃ日本以上に北朝鮮に近い、つまり北朝鮮が軍事攻撃する可能性が日本以上に高く、近いが故に、ミサイル攻撃を無力化することも難しい韓国が「冷静」なのだから「危機を煽ってる」以外何ものでもない。
 しかもその煽り方がとんちんかんで中途半端です。地下鉄を止めたから何がどうだというのか。本当に「都内の地下鉄」を止めないとやばい位なら日本全国の他の交通手段も止めるべきでしょう。ただそれを本当にやるとかえってパニックを招いたり「交通手段を止められて遅刻した」などの不満の声がでたりするでしょう。
 大体ネット上でも指摘がありますが止めるべきはむしろ「原発」じゃないのか。ミサイルに直撃された場合の被害は恐ろしいモンになるでしょう。でも「原発を止めない」つうのはそういうことです。
 政府は北朝鮮危機だなんて全く思っちゃいない。


■リベラル21『「北朝鮮の脅威」月間の差引勘定:金正恩は高笑い、トランプはまずまず、追い詰められたのは習近平!』田畑光永
http://lib21.blog96.fc2.com/blog-entry-3939.html
 リベラル21は「お話にならない反中国、反北朝鮮バカの集まり」「(中国、北朝鮮認識に限れば)安倍総理類友集団」「リベラルを名乗る資格のない奴ら」としか俺は思ってませんが今回も酷い。浅井氏が「何故日本ではリベラルを名乗る人間(例:リベラル21の田畑)の中国、北朝鮮認識が安倍総理と大同小異で異常なまでに敵対的なのか(オレの要約)」と嘆く気持ちが改めて良く理解できます。
 「北朝鮮の核実験を封じ込めた」「アメリカの為替操作国指定をひとまずやめさせた」等という意味では『習主席』だって「まずまず」でしょう。過大評価は禁物ですが充分外交成果をあげた。少なくとも「追い詰められた」なんてことはない。大体誰がどういう意味で習主席を追い詰めるのか?。
 また「金正恩は高笑い」て本当に「高笑い」だったら「トランプはまずまず」じゃないでしょう。
・なお、以前も浅井基文氏の記事(http://www.ne.jp/asahi/nd4m-asi/jiwen/thoughts/2017/906.html)を紹介しましたが、田畑の主張とは異なり、浅井氏が言うように「中国は単なるトランプの下請けではない」でしょう。何故か田畑はまともな反論もしない癖に「浅井氏のような見方を無視する」というおよそ「研究者だのジャーナリストだの」を名乗る人間にあるまじき知的に不誠実な態度をとっていますが。
・もちろん「万景峰号航路がロシアとの間に就航」等を無視して「北朝鮮崩壊論」を唱えてる救う会もバカですが、「万景峰号航路がロシアとの間に就航」等を過大評価して「北朝鮮の勝利」を唱える田畑や橋下徹(たとえばhttp://www.sankei.com/west/news/170429/wst1704290034-n1.html参照)もバカです。つうか自分の主張が橋下ごときと「大同小異」つうことに田畑やリベラル21は疑問を感じないんでしょうか?
・「追い詰められてる」云々のネガティブな評価が北朝鮮問題で可能だとしたらむしろ「日本の安倍政権」でしょう。少なくとも表向きはこの件で「何の指導性も発揮できなかった」わけですから。
 「実は水面下で日本政府も色々やってた」と思いたいところではありますが。

 「脅威!」と言われても、普通、大多数の人は「まさか」と聞き流すものだが、それでもどこかに「ひょっとすると」という疑心を生むのがこの「北朝鮮の脅威」の特徴で、それはその指揮棒を握っているのが金正恩という、どうにも常識が通じそうにない男だからであろう。

 どの辺りが「常識が通用しない」のか。「やってることの是非」はともかく俺は正恩君について「常識外れ」と思ったことは1度もありません。もちろん「正恩君から戦端を開く」と思ったことも1度もない。一方トランプについては「常識外れだ」と思ってるし、そう言う意味で「絶対にしないと思うがトランプなら北朝鮮攻撃するかも」つう恐怖は感じたことはあります。
 こうした認識についてはたとえば
■ちきゅう座『日本にとっての脅威は、トランプ政権だ!北朝鮮ではない――日本・安倍政権が主張すべきこと』矢沢国光
http://chikyuza.net/archives/72164
を紹介しておきます。
 さて、ここでのコメントは

■コメントタイトル『全く賛同できない文ですね』
>「脅威!」と言われても、普通、大多数の人は「まさか」と聞き流すものだが、それでもどこかに「ひょっとすると」という疑心を生むのがこの「北朝鮮の脅威」の特徴で、それはその指揮棒を握っているのが金正恩という、どうにも常識が通じそうにない男だからであろう。


 どの辺りが「常識が通用しない」んですかね。「やってることの是非」はともかく俺は正恩君について「常識外れ」と思ったことは1度もありません。もちろん「正恩君から戦端を開く」と思ったことも1度もない。一方トランプについては「常識外れだ」と思ってるし、そう言う意味で「絶対にしないと思うがトランプなら北朝鮮攻撃するかも」つう恐怖は感じたことはあります。
 こうした認識についてはたとえば
■ちきゅう座『日本にとっての脅威は、トランプ政権だ!北朝鮮ではない――日本・安倍政権が主張すべきこと』矢沢国光
http://chikyuza.net/archives/72164
を紹介しておきます。
 他にも以下のコメントをしておきます。
・「北朝鮮の核実験を封じ込めた」「アメリカの為替操作国指定をひとまずやめさせた」等という意味では『習主席』だって「まずまず」でしょう。また「金正恩は高笑い」て本当に「高笑い」だったら「トランプはまずまず」じゃないでしょう。
・なお、以前も浅井基文氏の記事(http://www.ne.jp/asahi/nd4m-asi/jiwen/thoughts/2017/906.html)をあなたの別の記事のコメント欄で紹介しましたが、貴方の主張とは異なり、浅井氏が言うように「中国は単なるトランプの下請けではない」でしょう。何故か貴方はまともな反論もしない癖に「浅井氏のような見方を無視する」という、およそ「研究者だのジャーナリストだの」を名乗る人間にあるまじき知的に不誠実な態度をとっていますが。

として田畑記事にコメントしました。今回ははっきりと「賛同できない」「知的に不誠実」というやや「敵対的なコメント」をしていますので田畑は掲載拒否するかも知れませんが。


■産経『【北朝鮮情勢】トランプ米大統領金正恩氏との首脳会談に言及 「状況が適切なら会う」 揺さぶり狙いか』
http://www.sankei.com/world/news/170502/wor1705020005-n1.html
 コレがトランプではなく産経が敵視してる政治家であれば確実に「軟弱だ何だ」と非難が始まってるところですが「さすが、米軍艦船を派遣するとはトランプさんカッコイイ。オバマとは違いますな」等と褒めてしまった手前、「揺さぶり狙いか(多分本心じゃないよ)」と言い出すわけです。
 仮に揺さぶりだとしても「条件が整えば会ってもいい」というのは「すごいこと」だと思うのですがね。
 まあその条件が「北朝鮮が先に核廃棄すること」だったらオバマ政権とあまり変わりませんけど。


日経新聞拉致被害者の家族 EU議会に解決への協力要請へ』
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170501/k10010967461000.html

 EUは、2005年から毎年、日本と共同で拉致問題を含む北朝鮮の人権状況の改善を求める決議案を国連に提出しているほか、加盟国の多くが北朝鮮と国交があります。

 「人権決議案」なんて北朝鮮に喧嘩うってるのも同然でしょうから「加盟国の多くが国交があっても」意味がないでしょう。
 大体「影響力の点」ではEUよりよほど中露の方が大きいでしょう。それはともかく「EU諸国の多く(英国、ドイツ、イタリアなど)」が国交持ってるのは重要でしょう。持ってない日本の方が少数派だし持ってない国もフランスなどは「駐在事務所」はあるわけです。
 日本もせめて「常駐の駐在事務所」くらいは置いた方がいいんじゃないか。

EUでの世論喚起につなげたい

つながらないでしょうね。EU加盟国も大して興味もないでしょう。そもそも拉致解決という意味では別にEUの世論喚起の必要は必ずしもないわけですが。


日経新聞『文氏リード広げる、安氏は失速 韓国大統領選』
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM01H63_R00C17A5EA2000/
 「文氏当選で決まり」なんでしょう。俺的には喜ばしい限りですが、あとは彼がどれだけのことを実行できるかという話になってきます。


■読売新聞『韓国に「10億ドル負担を」トランプ発言が波紋』
http://www.yomiuri.co.jp/world/20170501-OYT1T50084.html
 これについて「俺の邪推と偏見」ですが深読みしてみましょう。
(可能性1)
 「韓国にできるだけ経済負担させるため」、値引くことを前提に大幅にふっかけた
(可能性2)
 トランプが何の考えも無しに放言した(いずれ事実上撤回される)
(可能性3)
 先日の習主席との会談で「中国の北朝鮮問題での協力に感謝し、当面サード配備しない」等と言ってしまったため、「韓国にのめない条件をふっかけること」で潰そうとしてる
つうところですかね。
 俺的には1が本命、2が対抗、3が大穴です。他に何か可能性があるかも知れませんが。まあいずれ明らかになる事でしょう。


日経新聞北朝鮮、ミサイル発射通じた伝言を読み解く』編集委員 高坂哲郎
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO1593894001052017000000/

 米朝の威嚇の応酬で緊張が続く朝鮮半島情勢だが、北朝鮮は4月29日朝、さらなる弾道ミサイルの発射に踏み切った。ミサイルは一定高度まで上昇した後、爆発したため「発射は失敗した」との見方が多いが、断定するのはまだ早い。北朝鮮があの高度で意図的に爆発させたのだとすれば、評価はまるで違ってくる。

 実際どうか知りませんが「評価が全く違ってくる」のはもちろん2つ理由があります。
1)北朝鮮の軍事技術て予想以上にすげえんじゃん?、舐めたら恐ろしいことになるかも(技術問題)
2)寸止めの挑発をやってくるなんて、金正恩なかなかやるじゃん、策士やん(政治問題)
つう話ですね。むろん「深読みのしすぎでただの失敗」つう可能性もありますが。


■産経『【北朝鮮情勢】露、狙いは米朝橋渡しで存在誇示か 北への関与強化の構え』
http://www.sankei.com/world/news/170501/wor1705010045-n1.html

 プーチン政権は、北朝鮮の核・ミサイル開発は容認できないとの立場。しかし、日米韓の「圧力」が北朝鮮を強硬姿勢に追い込んでいるのであり、「対話」で問題を解決するべきだと主張している。露専門家の間では、金正恩政権に「体制の安全」を保障するべきだとの見解が根強い。
 露政界では4月後半、親プーチン政権の極右、自民党*6北朝鮮との「深い連帯」を表明し、同国からの労働者や学生の受け入れを増やすことを主張。同じく親政権の左派、共産党*7北朝鮮の代表団を下院に招聘するよう提唱した。今月8日からは露運輸会社が、日本への入港が禁止されている貨客船、万景峰(マンギョンボン)号を極東ウラジオストク北朝鮮北東部の羅先(ラソン)特別市の間で定期運航する。
(中略)
 ロシアは、やはり核問題で制裁を科されていたイランで、使用済み核燃料を引き取ることを前提に原子力発電所を建設。制裁解除に向けたイラン核合意では、大量の低濃縮ウランをロシアに搬出させた。北朝鮮に対し、類似した「関与強化路線」をとることも理論的にありうる。

 まあこうした路線は中国も基本的にはそうです。中露が支援する北朝鮮の政権転覆などまあ無理でしょう。


朝鮮日報『日本が初の米艦防護、朝鮮半島危機に乗じて軍事活動活発化』
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/05/01/2017050102009.html
 まあ朝鮮日報の批判の通りでしょう。北朝鮮が米国艦船攻撃することはまず考えられないし、仮にそんな事があったとしても米国だけで十分対応可能でしょう。
 結局「最終的にはシリアだのアフガンだので日米共同軍事作戦」つう危険な方向に行く気だが現時点ではそこまでは無理(国民の支持が得られない)つう判断の下「中東などより安全*8」で「北朝鮮シンパか!の誹謗を恐れて、少なくとも日本国内では批判が弱いであろう」と判断してこうした行為に出るわけです。
 ただ、韓国においてはサード配備を支持する保守派・朝鮮日報ですら安倍の企みには批判的なわけです。


朝日新聞北朝鮮取材、外務省が注意喚起 報道各社に文書配信』
http://www.asahi.com/articles/ASK516TKVK51UTFK016.html
 「今は危険だから」つうならまだわかりますが

 北朝鮮への金銭の支払いについて「人道目的かつ10万円以下などの場合を除き原則禁止とされている」と注意を促した。

てねえ。まあ、外務省の言う「金銭の支払い」とやらが何を意味するのか分かりません。
 しかし「取材相手の謝礼」なら「10万以下に抑えること*9」はできても「滞在費用など取材に係る経費全て」だったら「10万以下」なんか誰が考えたって到底無理でしょう。
 交通費(飛行機代金)とホテル代金*10だけで10万超える*11)でしょうし、あの国ではたぶん「政府系じゃない飛行機会社、ホテル」とかおそらく「ないor極めて少ない」でしょうしね。
 まあ、実際には「北朝鮮取材する限りそんな事は守れないこと(したがってマスコミが守らないこと)」を前提に
1)北朝鮮取材をそもそもしないで欲しいと要請か
2)「守れないことは分かってるけどこうしないと自民党がうるさいから」というただのアリバイづくりかどっちかでしょう。くだらない話です。


NHK北朝鮮次官がロシア大使と会談 米中をけん制か』
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170501/k10010967901000.html
 まあロシアからすれば「まず、ないとは思ってる」でしょうがトランプが北朝鮮攻撃なんかしたら迷惑被るのは自分ですから、「北朝鮮攻撃なんか俺は認めない」つうことをアピールして牽制してるのでしょう。


■TBS『「北朝鮮動向に不安」90%、JNN世論調査
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3042537.html
 本気で不安だと思ってるんですかね?。今日の朝のニュースショーでも「ゴールデンウイーク情報」なんてやってたのに。
 それにしてもマスコミもただ世論調査結果を流すのではなく「本当に北朝鮮は脅威なのか」つう批判的報道をして欲しいですね。正直、日本のマスコミには俺は「ジャーナリズム」と言う意味ではほとんど何も期待しなくなってきていますが。

 「非常に不安を感じる」が54%で、「多少は感じる」の36%とあわせると90%に達しました。「あまり不安を感じない」「全く不安を感じない」は合わせて9%でした。

 俺は「あまり不安は感じない」ですね。「全く感じない」つうのは一寸抵抗がある。まあ不安を感じる場合もそれはあくまでも「米国の攻撃」です。間違っても北朝鮮の攻撃じゃない。

 安倍内閣の支持率は、前回の調査より6.3ポイント上がって63.3%。不支持率は、5.8ポイント下がって34.8%でした。

 信じられないですね。日本人であることに今や「怒り」よりも「俺はいずれ日本社会から異常者として迫害されるのだろうか」つう、「悲しみと絶望と恐怖」を感じつつあります。
 「森友疑惑」や「今村暴言」を見て何でそういう考えが持てるのか。安倍ですら今村を更迭したというのに。「北朝鮮危機」なんか安倍支持の理由にはなりませんよ。そもそも騒ぐほどの危機じゃないし、本当に「危機」なら安倍みたいな「口先だけが勇ましい」無能に危機対応なんかできるモンじゃありません。
 まあ「北朝鮮問題が落ち着き」支持率が落ち、かつ今後「森友疑惑追及」「共謀罪問題」などでマスコミや国民が目覚め、更に支持率が落ちることに「わずかな期待を持ちながら地道にやっていくほかない」のでしょうが、本当に日本人の馬鹿さとマスコミのヘタレぶりにはうんざりします。

 北朝鮮への対応を巡り、アメリカ軍が空母「カール・ビンソン」を朝鮮半島近海に向かわせ、途中、自衛隊と共同訓練を行いましたが、こうした日米の対応について支持するか聞いたところ、「支持する」と答えた人は64%でした。

 「勇ましいことやれば正しい」と勘違いしてるんでしょうか。下手に北朝鮮挑発して戦争にでもなったら恐ろしいことになるんですが。「鬼畜北朝鮮」になっただけで「鬼畜米英」の時代と日本人は何一つ変わってないんでしょうか?。そう言う日本人こそが「戦争狂の鬼畜ではないのか」つう気が「日本人であるにも拘わらず」俺はしてきています。

東日本大震災に関する失言で辞任した今村前復興大臣について、国会議員を辞めるべきと思うか尋ねたところ、「議員辞職すべき」と答えた人が63%に上りました。

 これまた訳がわからない話です。そこまで今村を非難するのであれば何故今村を議員辞職させない安倍や自民党に非難が向かっていかないのか。
 結局「議員辞職すべきって皆が言ってるらしいから」つう付和雷同にすぎないんじゃないか。本気で今村に怒っていたら安倍政権支持率が高いわけないでしょう。


■産経【北朝鮮情勢】「解任説」の金元弘前保衛相は軍総政治局組織副局長に就任
http://www.sankei.com/world/news/170501/wor1705010009-n1.html
 保衛相から軍総政治局組織副局長に就任というのが「格落ち」なのか「出世」なのかわかりませんが「格落ち」だとしても軍総政治局組織副局長もそれなりのポストらしいので「復権はした」のでしょう。


■白頭の革命精神な日記『アメリカのミニットマン3発射実験こそが挑発行為』
http://rsmp.seesaa.net/article/449474850.html
 ご指摘の通りコレは北朝鮮に「挑発」と認識されても文句は言えないでしょう。
 あるいは「中国やロシア」も「我が国への挑発」と認識したかもしれません。
 もし「日本人がそう認識できないのならば」、浅井基文先生も先生のブログ(http://www.ne.jp/asahi/nd4m-asi/jiwen/)で常々嘆いておられまずが「日本人が米国の国益判断を無条件に是としていることの現れ(米国事大主義、従米主義)」であり嘆くべきことです。
 もちろん、それは「米国と対立し、北朝鮮や中国、ロシアと仲良くすればいい」つう話ではありません*12。浅井先生もそんな事は言ってない。浅井先生が言いたいことは「どんな政治判断をする場合でもそれは冷静な判断であるべきで『特定の判断』を最初から是とするようではいけない」つう話です。俺も全く同感です。


■産経【北朝鮮情勢】「金正恩氏はかなり頭の切れる人物だ」とトランプ大統領 中国協力のため通商譲歩も
http://www.sankei.com/world/news/170501/wor1705010006-n1.html

 トランプ米大統領は、北朝鮮の核・ミサイル問題の解決に向けて中国が影響力を行使してくれるなら、見返りとして貿易不均衡など米中の通商交渉で米側が譲歩する用意があるとの考えを示した。4月30日放映のCBSテレビのインタビューで語った。
 トランプ氏は「中国は北朝鮮に対し究極的な影響力でないにしても、かなり強い影響力を持っていると思う」とこれまでの見解を強調。
 その上で「何百万人もの死者が出るような大規模な戦闘」への懸念があり、中国の影響力を引き出して核問題を解決できるなら「(ボーガス注:中国に有利な)米国にとってそれほど良くない通商協定にする価値はある」と述べた。
 北朝鮮金正恩朝鮮労働党委員長について、トランプ氏は「父親が死去し、26、27歳の若さで権力を継承した。彼から権力を取り上げようとする将軍らタフな人たちと渡り合った。明らかに、かなり頭の切れる人物だ」との見方を示した。

 おおむねトランプに同感ですね。
いくつか指摘しておくと
1)中国との貿易の話は北朝鮮問題がなくても「米国財界の要望で」こうすると俺は思うが、そう言うとトランプの面子が潰れるので北朝鮮問題を持ち出してる
2)金正恩君への高い評価は「全くのウソではない」にせよ「正恩君をバカ扱いして軍事攻撃放言する極右への牽制」つう要素が多分大きい
つうところです。


NHKトランプ大統領「中国は北朝鮮情勢で助けてくれている」』
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170430/k10010967041000.html
 こういいながら中国が反発しているサード配備を強行するトランプの神経は理解できませんがそれはさておき。
 トランプという男は非常識なので「断言はできませんが」まともな人間なら「中国の協力に感謝する」という以上、「中国の協力(制裁強化?)の成果」について当面様子を見るでしょうし、そうなれば当面「軍事的威圧*13」や「その威圧によって起こる小規模な武力紛争」はともかく、「米軍の大規模侵攻」はまずありえないでしょう。

 そのうえでトランプ大統領は、「われわれは柔軟に対応する必要がある。いまは中国を為替操作国に認定するのは適切ではない」と述べ、就任から100日以内に、中国を為替操作国に認定するとした公約の実現を見送ったことに理解を求めました。

 勿論「北朝鮮問題での協力依頼」という問題はあるでしょう。
 ただはっきりいって「それだけではない」でしょう。たぶんブレーンから「そう言うコトをするとかえって米国経済に悪影響だ」といわれたというのもあるでしょう。ただトランプにとって「経済政策として失敗だと気付いた」とは面子の問題から言えないわけです。


日経新聞北朝鮮「(ボーガス注:国際社会は)制裁強化を」51% 安倍政権「緩みある」64%:本社世論調査
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS30H1O_Q7A430C1MM8000/
 日本人であることにうんざりしますね。制裁強化して何かいいことがあるのか。
 「北朝鮮は酷い国だ、懲らしめてやる」レベルで話するな、て言いたいですね。とはいえさすがに

「軍事行動を考えるべきだ」は14%にとどまった

そうです。まあ「14%」は少ないとは言えないでしょうが、さすがに大多数の日本人は「軍事行動」なんて物騒な事は考えないわけです。

 北朝鮮に対して米国が軍事力を見せつけて圧力を強めていることについて「評価する」は51%、「評価しない」は40%だった。「評価する」と答えた人は男女別に見ると、男性が61%で、女性は37%にとどまった。

 少なくとも日本に置いては「女性のほうがハト派」なんですかね。まあ俺的には「日本の男って無駄にタカ派なんだな。自分の日常生活ではたぶん上司などにへいこらしてる軟弱派のくせに」「もしかして日常生活でヘタレだからその反動ですか?」と聞きたくなりますね。

安倍政権「緩みある」64%

 「緩みがあると思うか」つう質問は本当俺には理解できないですね。アレは「緩み」じゃなくて「本心」でしょうよ。
 こんな聞き方ではなく「最近の安倍政権や自民党は暴言が酷いと思うか」等と聞けばいいのにそうは聞けないのは「安倍が怖いから」なんでしょうか。
 しかし「緩みある」64%、てのもねえ。俺個人は「以上の理由」から今村暴言などを「緩み」といいたくないですが「何の問題もないと思ってる」と誤解されても嫌なので質問されたら「緩みある」と答えるでしょうね。
 で「緩みある」のほとんどが安倍にある程度批判的で、「緩みない」のほとんどは「アレは今村の個人的発言だから」だの「今村の発言は暴言じゃない」だの安倍や自民に対して甘い事思ってるんでしょうが、そう言う意味で「緩みない」つう人間は全く理解できないですね。


■産経『北朝鮮保健当局者と会談へ 国連報告者、障害者権利で』
http://www.sankei.com/world/news/170430/wor1704300034-n1.html
 もちろん常に北朝鮮が国連等の調査を受け入れてるわけではないので過大評価は禁物ですが、北朝鮮とて常に国連など外部の個人、団体を敵視してるわけではないと言う事です。受け入れた方がいいと思えば受け入れるわけで向こうもそれなりの計算はしている。何が言いたいかと言えば北朝鮮の間に、交渉はいくらでも成り立つのではないかつう事です。


■産経【北朝鮮情勢】ローマ法王北朝鮮問題の外交解決求める 戦争なら「人類が破壊される」
http://www.sankei.com/world/news/170430/wor1704300008-n1.html
 まあ内容的には米朝双方に軍事的行為の自重を求め、外交的解決を促すというある意味「当然の意見表明」です。

 ノルウェーのような第三国が調停役として沈静化に取り組むべきだと提案。

 こういう場合に調停役としてノルウェーの名前が出るのは自然でしょうが、法王もやや具体的な踏み込んだ発言をしています。


■ちきゅう座『日本にとっての脅威は、トランプ政権だ!北朝鮮ではない――日本・安倍政権が主張すべきこと』矢沢国光
http://chikyuza.net/archives/72164

 日本にとっての「脅威」は、北朝鮮にあるのか?。そうではなかろう。
 アメリカ・トランプ大統領は「外交的に解決したいが困難」と、北朝鮮への先制武力攻撃をほのめかしている。日本にとっては、トランプ大統領のこうした姿勢こそが「脅威」だ。
 アメリカから北朝鮮への先制武力攻撃のないかぎり、北朝鮮の側から韓国や在日米軍基地に対する武力攻撃を仕掛けることはない。
(中略)
 日本がこの危険を取り除くためには、アメリカに対して、「北朝鮮への武力行使を(脅しも)即時やめる」ように強く申し入れることである。
 北朝鮮のミサイルが届かないイギリスの『エコノミスト』誌でさえも「北朝鮮に先制攻撃を加えることは、信じがたいほど無謀な行為だ」と、トランプ大統領に自制を求めている。
エコノミスト北朝鮮:世界一危険な政治体制に対処する方法』
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/49833
 日本の政府がすべきことは、トランプ政権の「武力行使」の脅しに対して、「支持する」のではなく、強くきっぱりと反対することではないか。
(中略)
 北朝鮮が求めているのは「現政権の存続」をアメリカが認めることである。北朝鮮のミサイル・核武装をやめさせる道は、米朝会談による北朝鮮の政権存続保障しかない。
 アメリカは、自身の価値観に合わない政権の存続を否定してきた。イラクサダム・フセイン政権、リビアカダフィ政権、そしていま、シリアのアサド政権。こうしたアメリカの「武力による改革」はことごとく失敗した。
 北朝鮮金正恩政権は、人民を抑圧する非道な独裁政権であるが、その改革は、外部の勢力にできることではなく、北朝鮮の人々の仕事である。

 実は俺が北朝鮮について言ってることはこの「矢沢氏の主張」と同じですがそれを「北朝鮮政権支持だ」と悪口したのがid:noharraこと八木孝三です。八木は矢沢氏とちきゅう座についても「北朝鮮政権支持だ」と悪口するのでしょうか?


■産経【北朝鮮情勢】「米は朝鮮半島から手を引け」 首脳会議でドゥテルテ比大統領
http://www.sankei.com/world/news/170429/wor1704290075-n1.html
 要するに「北朝鮮有事なんかおこされたら我々東南アジア諸国が困るからそう言うコトをするな。そう言うコトをするくらいなら北朝鮮から手を引け」「空母なんか送るのは緊張を高めるだけで外交的失敗じゃないのか」「こういう問題は中露というパイプを使った外交交渉しかないんじゃないか」などの内容の「ドゥテルテ的表現」です。
 俺の表現「北朝鮮有事なんかおこされたら困るからそう言うコトをするな。そう言うコトをするくらいなら北朝鮮から手を引け」などだと「アンチ北朝鮮&従米右派が多い日本ならともかく」国際的には「あまりインパクトもない」でしょうがドゥテルテ的表現だと大変インパクトがある。
 まあインパクトありすぎて米国の反発買いそうですが、そこは「文脈を読めば俺の言いたいことは分かるはずだ」なんでしょう。まあ、「炎上狙い」に近い、かなりリスキーな「注目を集める手法」ですが、何度も言うように「真意それ自体はまとも」です。むしろ「北朝鮮なんかぶっつぶせ」といった方がまともじゃない。
 欧米に人権侵害と非難される「薬物犯罪者の取締」はともかく、意外とドゥテルテとは「まともな人間」なのかもしれません。少なくとも俺の中では「ドゥテルテ>越えられない壁>トランプ」です。


スプートニク日本『ロシア外務省 北朝鮮は安全が脅かされるうちは核兵器を放棄しない』
https://jp.sputniknews.com/politics/201704293589163/

 ガチロフ外務次官は、「北朝鮮は自国の安全保障が直接的な脅威にさらされているうちは核兵器を放棄しないことは万人の目に明らかなはずだ」と語り、「米国およびその同盟国*14がこの地域で常時展開する大規模な演習、訓練、また今月我々自身もはっきりと目にした米国駆逐艦の同海域への派遣を北朝鮮はまさにそう(脅威と)みなしているのだ」と指摘した。

 これは「安倍を名指しで批判してないとは言え」米国を支持する安倍に対する批判ですがそれでもロシアに接近する安倍です。
 領土問題解決のためか、はたまた単に「ロシアで金儲けしたい」つう日本財界の要望に応えてるのかはともかく。


■産経【主張】北のミサイル 中露はなお擁護するのか
http://www.sankei.com/column/news/170430/clm1704300003-n1.html
 アメリカの考える方向性に反対してるだけで擁護はしてないと思いますが。中露とも北朝鮮の核保有やミサイル開発には否定的です。そして中露は過去の安保理北朝鮮制裁決議について「経緯はともかく」一応賛成しています。

 王毅*15は「問題を解決するカギは中国側にはない」と反発

 「北朝鮮は米国が体制保障しない限り、核廃棄しないとしてるんだからお前が体制保障すればいいだろ。まさかとは思うけど未だに政権転覆したいのかよ。なんで俺に責任転嫁するんだ」「ちなみに俺は北朝鮮転覆に協力する気はないから」つうのが中国の立場でしょう。

北朝鮮のミサイル発射が数時間早ければ、中露はそれでも金正恩政権を擁護できたろうか。北朝鮮が中露の発言を待ってミサイルを撃ったなら、狡猾(こうかつ)である。

 まあ「狡猾と言えば狡猾」かもしれませんがそんなに難しい頭を使う話でもない。


■産経【北ミサイル】3つの謎…なぜこのタイミング、本当に失敗だったのか ちらつくもう一つの大国の影
http://www.sankei.com/world/news/170429/wor1704290069-n1.html

 北朝鮮が意図的に爆破させた可能性もある。トランプ氏のレッドラインを意識し、故意に飛距離を制限した可能性も否定できない。

 実際どうなのかはわかりません。ただこういう説が出てくる背景は重要かと思います。つまり誰が考えても北朝鮮だって「落としどころを考えないほど無謀ではない」だろう、つうことです。
 なお、このミサイルは「アメリカが絶対に保有を認めないとしているICBM大陸間弾道ミサイル)」ではなく、もっと距離の短い中距離弾道ミサイルだと見られています。
 そもそも「技術的にそこまでいってない」のかもしれませんがICBM発射実験はしない点に米中に対する「ある種の配慮」があるかと思います。

 ロシアは5月から極東ウラジオストク北朝鮮北東部、羅先(ラソン)間に貨客船「万景峰(マンギョンボン)」を使った定期航路の開設を決めた。北朝鮮は冷戦時代、中国と旧ソ連の対立に便乗し、双方から支援を引き出した。マカオの秘密資金口座が米の金融制裁で凍結された後の07年には、プーチン*16露政権が露中央銀行などを経由した資金の返還を提案し、助けの手を差し伸べた。

 まあ産経がロシアを敵視してるらしいことはよく分かりました。

 米中が対北制裁強化で足並みをそろえた場合、ロシアが安保理北朝鮮擁護に回る可能性がある。

 いや中国だって基本スタンスは「北朝鮮は崩壊させない(米韓に対する緩衝地帯として意味があるし、下手に崩壊させるとかえって恐ろしいことになりかねない)」つうことでロシアとほとんど変わらないんじゃないか。


■産経『民進蓮舫代表「北朝鮮のミサイル発射、断じて許されぬ」』
http://www.sankei.com/politics/news/170429/plt1704290028-n1.html

 蓮舫*17は大会後、安倍晋三首相や閣僚による大型連休中の外国訪問について「連休中で人の移動や密集が想定できる。北朝鮮から(挑発行動の)発信が出ていたにもかかわらず、外遊者が相当いる。内閣の危機管理は大丈夫なのか」と疑問を呈した。

 要するに誰も北朝鮮の脅威なんか本気にしてないわけです。


■産経【WEB編集委員のつぶやき】日本共産党が唱える「日米安保同盟破棄」は、一体どこの国の主張か 北朝鮮緊迫のさなか本性が露わに
http://www.sankei.com/politics/news/170429/plt1704290012-n1.html
 そもそも自衛隊オンリーでも北朝鮮はおいそれと攻撃出来るもんではない*18在日米軍は日本防衛のためにあるわけでもない。
 在日米軍イラクだのアフガンだの日本防衛と関係ないところに出撃してるわけです。
 だからこそ共産党は「日米同盟(日米安保)など要らない」としているわけで俺も同感です。

 北朝鮮の核・ミサイル開発に脅威を感じると答えた人は9割以上に達している。

 ホントかよと思いますね。それにしては今日も日本は平和です。テレビ番組が全て北朝鮮関連になる、なんてなくていつも通りバラエティやドラマが放送されてるわけです。まあ脅威を感じると言っても「脅威ありと脅威ゼロの二択だったら脅威あり、だけどぶっちゃけそんなんより病気とか交通事故の方が身近な脅威だ」「向こうも撃ってこねえだろうし、撃ってきたらどうしようもねえじゃん。PAC3で政府が撃墜する以外に一般人にできることねえし」つう人がほとんどじゃないか。


■産経【主張】万景峰号就航 「対北」乱す露を警戒せよ
http://www.sankei.com/column/news/170423/clm1704230003-n1.html

 ロシアが北朝鮮に対する経済協力を強めている。日本への入港が禁止されている北朝鮮の貨客船「万景峰(マンギョンボン)号」を、5月からロシアへの定期船として就航させることが明らかになった。
 極東のウラジオストク北朝鮮北東部の経済特区、羅先(ラソン)を結び、月に6往復する計画という。
(中略)
 ロシアは万景峰号で農業・鉱工業用機械の部品や魚介類などを輸出する。さらに、3月に北朝鮮と締結した協定に基づき、極東で働く北朝鮮の労働者を輸送することを想定しているという。
(中略)
 大量破壊兵器保有する国家を擁護し、経済的に利することをためらわない。そういうロシアを日本はどう認識すべきか。
 東アジアで高まっている現実の脅威に対処する日米韓とは、明らかに異なる方向をロシアは打ち出しているのだ。日米両国は十分すりあわせを行う必要がある。

 ロシアへの不平不満が高まる産経ですが「プーチン訪日後の日露経済交流路線」に今のところ明確な変更がないので、ロシア批判も少し腰が引けています。

万景峰号朝鮮学校の修学旅行や、在日朝鮮人の祖国訪問などにも使われた。その裏では、日本に潜伏する工作員への指令場所、不正送金、輸出規制物資の搬送などに利用されてきた。

 その可能性は当然あるでしょうが「利用された」と断言できる確定的証拠は何もないでしょう。


島田洋一のツィート

 ロシアの対北制裁破りに、見て見ぬふりをするのか。安倍対露外交の試金石と言える。
■中露の北朝鮮擁護を許すな(湯浅博)
http://jinf.jp/weekly/archives/20484

 例の「ロシアの万景峰号航路定期就航(予定だが、実行がほぼ確実)*19」に「制裁破りだ*20、許せない」「プーチン訪日が台無しになるかも知れないが、プーチンの暴挙を許すな」つう島田らウヨです。
 ただ本気でそんなに許せないと思うんだったら首相官邸でも訪れて安倍なり、菅官房長官なりに直接要望しろよ、つう話です。
 そして安倍が「ロシアとの友好関係」を続けていくのなら「安倍政権を許さない」と叫んで、「安倍政権の対露外交を絶対に正常化させる、万景峰号の就航が行われる限り日露経済協力なんか認められない」としてそうした運動をしなければおかしい(とりあえず安倍政権倒閣運動までは要求しません)。
 ただまあ、断言してもいいでしょうが安倍はこんなのは無視するでしょう。せいぜい「万景峰号航路の就航について不快感を表明し、ロシアも『日本の考えはよく分かったのでできる限り配慮する(ボーガス注:万景峰号就航はしない、ではない)』との回答を頂いたby安倍」「北方領土返還を願う元島民と、ロシア進出を希望する日本財界の期待*21に応えるためには予定通り日露の経済協力をすすめるby安倍」で終わりでしょう。
 プーチンが「分かりました、就航は辞めます」というとはとても思えないし、それにマジギレした安倍が「お前がそういう態度なら日露経済協力なんかしない。すぐに万景峰号の件を取り消せ」というとも思えない。そしてそんな安倍に対し島田らががんがん安倍批判することもないでしょう。

 親北団体のうごめきがよく分かる。 
櫻井よしこ美しき勁き国へ】「反韓親北」日本が舞台 韓国が反国家団体に指定する非合法団体など政治活動 - 産経ニュース
http://www.sankei.com/politics/news/170501/plt1705010011-n1.html

 むしろ「反国家団体指定されてる団体(朝鮮総連及び総連と友好関係にあるいくつかの在日団体だそうです)」が国連で活動してるのなら「公安調査庁共産党監視同様、韓国政府がむしろおかしいのではないか」と俺なんか思いますが、そうは思わないのが島田やよしこら日本ウヨのようです。
 なお、「反国家指定」つうても別に犯罪組織でも何でもないですからね。「中国がダライ・ラマ一味やラビア・カーディル一味を反国家団体指定してる」程度の話にすぎないわけです。
 俺なんか「北朝鮮の韓国侵攻なんかもはやあり得ないんだし、いい加減、総連敵視するの辞めたら?。自民党ですら反国家団体指定なんかさすがにしてないし(残念ながら朝鮮学校への嫌がらせなどは自民がしていますが)」と思います。正直「国家保安法による総連敵視」がなくならない限り俺は韓国を「まともな民主主義国家」とは見なせないと思っています。
 かつ朝鮮総連だろうが何だろうが「日本は戦争に無反省だ、慰安婦銅像撤去要求なんてとんでもない話だ」なんてのは何ら問題ある主張じゃないし、そう言う主張は吉見義明氏やマイク・ホンダ氏などもしてる。そして吉見氏やホンダ氏は「朝鮮総連を敵視しない穏健派」かもしれませんが少なくともシンパサイザーじゃないわけです。「慰安婦問題のバックに北朝鮮ガー*22」つう、よしこらの主張は全く馬鹿げています。大体北朝鮮だって*23安倍が「真の意味で河野談話を堅持すれば」、河野洋平*24北朝鮮慰安婦問題で非難しないように安倍を慰安婦の件で非難しようがないわけです。

 北朝鮮を締め付ける気がない分、こうした点で点数を稼ごうという腹だろう。おそらく。
@米女性実業家が中国出国 スパイ行為で有罪
http://www.sankei.com/world/news/170429/wor1704290071-n1.html

 島田らしくて吹き出しました。まずは「実業家が出国できて良かった」くらい言ったらどうなんでしょうか?

 北の核ミサイルが日本に着弾した時も、「断じて容認できない」、「厳格に抗議する」で終わるのが戦後日本か。

 「そんなわけねえだろ」て話です。それはともかく島田は「安倍政権はミサイル発射実験に対して未だ抗議声明しか出してない、口先だけだ」なんて言いますが何して欲しいのか。もはや経済制裁はできることもあまりないでしょう。無論、軍事力行使なんて論外です。
 しかも今回の実験は「ICBMほど強力な兵器じゃない上に失敗してる」ので批判しづらいところもある。下手に批判を強めると事態が緊張してかえって恐ろしいことになりかねないしなかなか難しいところです。

まだやっているのか。
■【籠池泰典氏vs民進党】詳報(3)ファクスで名誉校長を辞任した安倍昭恵夫人側に怒りあらわ「失礼な話。辞表の郵送とかが社会の常識」
http://www.sankei.com/politics/news/170428/plt1704280028-n1.html

 いくら安倍が島田らウヨにとっての「王子様」だからとはいえあれ程露骨な不正を容認できる島田らの神経には呆れます。
 一方で「小沢一郎民主党幹事長(当時)の西松疑惑」など「自分の嫌いな政治家の疑惑」はワーワー騒いでいたわけですからデタラメの極みです。

 復興のために復興相や復興庁がいるのか。その分の人件費を他に有効利用した方がよいのではないか。
時事通信『復興庁の後継組織検討=福島設置も視野−吉野復興相』
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017042801398&g=eqa

 書き換えてみよう。
 「拉致問題のために拉致担当相や拉致対策本部がいるのか。その分の人件費を他に有効利用した方がよいのではないか。」
 特に今の加藤拉致担当相なんか「一億総活躍」「女性活躍」「働き方改革」「少子化」「国土強靱化」「休眠預金活用」と山ほど兼務があるのだからなおさら「拉致担当相がいるのか」です。

 典型的な単なる田舎のおっさん。無難を狙ったにしても、ここまで美的感覚やロマンを欠いた人事をしてよいのか。不吉な予感がする。
@吉野正芳*25復興相が始動 被災地で謝罪行脚、平身低頭な滑り出し
http://www.sankei.com/politics/news/170427/plt1704270035-n1.html

 言ってる意味がさっぱりわかりません。小生は「現時点では」別に吉野氏を否定もしませんが高い評価もしていない(よく知りませんので)。
 とはいえ「自民支持者のはず」の島田がここまで悪口し、その理由が「田舎のオッサン」「美的感覚やロマンを欠いた」というのは意味がわかりません。そして島田が引用した記事には彼に否定的なことは何も書いてない。
 「田舎のオッサン」で何が悪いのか。「美的感覚やロマンに富んだ人事」とはなんなのか。
 まさかは思いますが「今村は更迭しなくて良かった」「被災地知事に対するお詫びのあいさつなんかしなくていい*26」「俺達に近いウヨ政治家が登用されると思ってたのに!」とか言うのか。

それが特に左翼系のマスコミだ。
@「一行でも悪いところがあれば…」二階氏*27、マスコミ批判:一面:中日新聞(CHUNICHI Web)
http://www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2017042702000065.html

 批判つうより居直りです。なにせ「今村をマスコミは何故大臣辞任に追い込んだのか!(要約)」ですから。
 いくら「今村が自分の子分だから」とはいえ、そして例の「失言」が「二階氏も出席したという政治パーティーの発言」とはいえよくもまあこんなことが言えるモンです。
 てっきり今村辞任は親分・二階氏が「お前が馬鹿な発言をするからいけない。自民党の皆が迷惑してるから辞任はやむを得ない。今後は自重しろ」と因果を含めて辞任させたのかと思いましたがどうも違うようです。
 まともな人間ならこんなことは言わない。二階氏が幹事長辞任を求められてもおかしくない暴言だし、これでは「自民党も今村も叩かれてるからわびただけで本心では何も悪いと思ってない」と疑われても仕方がない。
 そして島田も「そうだ。今村の首を取ったのはアンチ安倍の左翼メディアだ!」なんて馬鹿な事が良くツィートできるモンです。

敵へのサイバー攻撃を考えないのは日本ぐらいだろう。やられたら泣き寝入り、が憲法の精神。
@産経『中国ハッカー集団、韓国を攻撃 THAAD関連機関に数週間 米紙報道』
http://www.sankei.com/world/news/170422/wor1704220044-n1.html

 言ってること無茶苦茶です。相手のハッカー攻撃への反撃ならまだしも「こっちからハッカー攻撃を仕掛ける」なんて専守防衛とは到底言えないでしょう。「やられても泣き寝入り」云々て中国(?)相手にハッカー攻撃なんか仕掛けたら大問題になるでしょう。憲法がどうこう言う話では全くない。
 ハッカー攻撃があったとして「誰が犯人か突き止めた上」で刑事処罰ができるなら処罰し、それが困難でも政治的に抗議するくらいが適切な態度でしょう。

「迎合派」は日本政治の記事でも使って欲しいところだ。
■日経『仏大統領選23日投開票 テロや地方疲弊、迎合派に追い風』
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM22H3J_S7A420C1EA3000/

 島田が「日本政治」において誰のことを想定してるのかはよく分かりません。
 しかしルペンを迎合派つうのはいいとしてメランションをそう呼ぶのはやめて欲しい。
 つうか迎合派(ポピュリスト)とか勝手に決めつけていいのか。

 仏調査会社Ifopが21日発表した支持率は、中道系独立候補のエマニュエル・マクロン元経済産業デジタル相(39)が24.5%。極右国民戦線(FN)のマリーヌ・ルペン党首(48)が22.5%、共和党中道右派)のフランソワ・フィヨン元首相(63)が19.5%、急進左派のジャンリュック・メランション氏*28(65)が18.5%で続く。

 どっちかというと左派寄りの俺としてはメランションに決選投票に行ってほしいですけどね。
 しかし「社会党のアモン*29」がメランションにまで負けてるというのは衝撃です。社会党支持者の票がマクロンとメランションに行ってると言う事でしょう。メランションもずいぶんな健闘です。当初思われていたほどには、ルペンが伸びていないことが幸いです。
 なお、「過去には一応オランドの側近だった(つまり元社会党)」マクロンが「中道」を自ら名乗ってるというのも「なんだかな」ですね。左派のはずの社会党が中道化していたと言う事になるわけですから。
 まあ今の社会党大統領候補アモンはオランドと比べたら左派ですけどね。

 「右派も左派も救ってくれない。今回はルペン氏かメランション氏に投票する」。
 街の中心から約3キロ離れた工業地域にある米家電大手ワールプール工場前で20日、従業員のフレデリックさん(49)は語った。アミアンの失業率は国内全体の約10%より高い約12%だ。

 完全に米国のトランプ現象、サンダース現象とかぶっています。
 なお「右派も左派も救ってくれない」の右派は「フィヨン(場合によってはそれプラス、マクロン)」、左派は「アモン」でしょうね。まあ、ルペンやメランションだって一応「右派、左派の一種」なんですが。

 当然ロシアの銀行、企業についても二次的制裁を実施せねばならない。
@ロシア、北朝鮮と新航路 万景峰号、制裁の抜け穴に:日本経済新聞
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM18H9X_Z10C17A4MM0000/

 アンチ北朝鮮の島田らしいですが恐らく安倍はそう言うことはしないでしょう。
 つうか既にクリミア併合でロシアは、別途、欧米の制裁食らってるし、日本もそれに「ある程度おつきあいしてる」んですよね。

成り行きを注目したい。
@民進・長島氏の自民入り「ウェルカム」 下村*30幹事長代行:朝日新聞デジタル
http://www.asahi.com/articles/ASK485HS5K48UTFK007.html

 下村のこうした行為は「民進党を揺さぶってる」というよりは長島に小池新党だの維新だのにいかれて変な動きされる前に取り込んでしまおう感がありますね。
 いずれにせよ長島なんてそんな程度の奴です。安倍批判派にとっておよそ評価できる人間ではない。

 早く解党することだけが国民への奉仕だ。
 ■読売『長島氏*31離党で動揺「うちの党は終わりだ」の声も』
 http://www.yomiuri.co.jp/politics/20170408-OYT1T50011.html?from=tw

 島田もどんだけ自民党万歳なんですかね?。森友疑惑について何一つ安倍批判しないのだから心底呆れます。
 それはともかく自民党応援団・読売の記事ですので話半分に聞いておきます。
 長島が離党しても党のイメージなどに何の問題ないとまでは言いませんがそれほどの大物じゃないと思いますよ。
 過去の「小沢元幹事長離党」だのと比べたら大した問題では明らかにない。

*1:宮沢内閣郵政相、橋本内閣厚生相を経て首相

*2:著書『自衛隊vs.北朝鮮』(2003年、新潮新書)、『闘えない軍隊:肥大化する自衛隊の苦悶』(2005年、講談社プラスアルファ新書)、『「戦地」派遣:変わる自衛隊』(2009年、岩波新書)、『3・11後の自衛隊:迷走する安全保障政策のゆくえ』(2012年、岩波ブックレット)、『日本は戦争をするのか:集団的自衛権自衛隊』(2014年、岩波新書)など

*3:もちろん『ウソ』の婉曲表現(皮肉)。

*4:カザフスタンキルギスタジキスタントルクメニスタンウズベキスタン

*5:1991年にエチオピアからの独立を宣言。1993年に国連への加入が認められた。1991年の独立から、現在までイサイアス・アフェウェルキが大統領を務め、政権与党・民主正義人民戦線による一党独裁体制が敷かれている(ウィキペ『エリトリア』参照)。

*6:例のジリノフスキーの党です。日本自民党を連想させないよう産経は「ロシア自由民主党と書く」と思っていたので意外です。

*7:親政権と書く産経ですが、一応野党です。まあ「日本のおおさか維新のようなモン」と見ればいいのでしょう。

*8:北朝鮮の攻撃などあり得ないから

*9:そもそも支払わないケースもあるでしょう

*10:まさか取材1日でトンボ帰りではないでしょうから滞在費用は少なくとも2日以上は係るでしょう。

*11:フリージャーナリストならともかく、企業ジャーナリストなら複数の人間が行ってるでしょうしね。

*12:もちろん「北朝鮮や中国、ロシア」という隣国と無意味に対立しても愚かですので、浅井先生は基本的にはこれらの国との「それなりの」友好関係を主張しています。また、時としてこれらの国を利用して、米国を牽制することも「必要な場合もあるだろう」と主張しています。

*13:俺個人はすべきだとは思いませんが

*14:韓国のこと。場合に寄ったら日本も入る可能性がある。

*15:駐日大使、中国共産党中央台湾工作弁公室主任(国務院台湾事務弁公室主任兼務)などを経て外相

*16:エリツィン政権大統領府第一副長官、連邦保安庁長官、第一副首相、首相などを経て大統領

*17:菅、野田内閣行政刷新担当相、民主党代表代行(岡田代表時代)を経て民進党代表

*18:それ以前に北朝鮮が攻撃するとしたら日本よりむしろ韓国でしょうが

*19:これ以前から「北朝鮮の労働者がロシアの建設現場で働いてる」とか色々あるようですが

*20:是非はともかく制裁破りではないでしょう。制裁破りなら公然と発表したりしない。

*21:個人的には島の返還なんか安倍は考えてないんじゃないか、日本財界の要望がメインじゃないか、つう気がします。

*22:場合によっては「韓国ガー」「中国ガー」になります。

*23:まあ何度も言うように慰安婦の件で安倍批判してるのは北朝鮮だけじゃありませんが。そもそも慰安婦被害国は中国やフィリピンなんかもありますし。

*24:中曽根内閣科学技術庁長官、宮沢内閣官房長官、村山、小渕、森内閣外相、衆院議長を歴任

*25:小泉内閣文科大臣政務官福田内閣環境副大臣など歴任

*26:しないわけにはいかないでしょう。

*27:小渕、森内閣運輸相、小泉、福田、麻生内閣経産相自民党総務会長(第二次安倍総裁時代)を経て幹事長

*28:左翼党共同代表。シラク政権で職業教育大臣

*29:オランド政権で教育相を務めるがオランド批判をしたために更迭される。

*30:第一次安倍内閣官房副長官、第二次安倍内閣文科相を歴任

*31:鳩山、菅内閣防衛大臣政務官、野田内閣防衛副大臣を歴任