常岡浩介、黒井文太郎に突っ込む(2019年2月1日分)

黒井文太郎*1
‏ 非核化交渉の話は、「北は米軍による軍事的脅威が消滅しないうちは、非核化したくない」という当然のことを前提に状況を見ない*2と。で、米軍による軍事的脅威はなくならないわけです、どうやったとしても

 黒井ツイートが俺にとって意味不明すぎて「???」ですね。「米軍による軍事的脅威はなくならないわけです、どうやったとしても」とはどういう意味なのか。
 「米軍が北朝鮮政権転覆という選択肢を正式に放棄することはあり得ない」とか「朝鮮戦争を正式終戦したり、米朝国交正常化することはあり得ない」つう意味なのか。確かにそれなら「非核化はない」でしょうね。
 北朝鮮もはっきりと「体制保証がない限り核廃棄しない」と明言していますし。
 そして俺にせよ、浅井基文氏*3にせよほとんどの「非核化はあり得る」論者は「ただし米国が政権転覆という選択肢を放棄することが条件である」と断っていますので、「黒井ツイート」は奴の主観がどうであれ、俺や浅井氏の様な「非核化はあり得る」論者への批判には全くなっていない。
 いずれにせよ、その場合問題なのは「政権転覆という選択肢を放棄しない米国」の方ではないのか。まさか黒井は「政権転覆という選択肢を米国が放棄しなくても北朝鮮は非核化しろ」という気なのか?。そんな非常識なことをまさか本気で公言する気なのか。
 小生は「本音はともかく」建前の世界では黒井は「米国が北朝鮮の体制を保証しても、北朝鮮は核廃棄しない」として北朝鮮批判するのかと思っていましたが、どうも違うようです。

汐文社
‏ 『世界のいまを伝えたい』*4の著者久保田弘信さん*5が「岐阜新聞」(1/22)で紹介されました!
 「世界には戦争や貧しさで勉強ができない子どもたちがいる。本を読んで世界の大変さを感じたならば、学んだスキルでそれを変える力になる仕事に就いて世界に恩返しをしてほしい」

 さてこの汐文社ツイートについた常岡の非常識ツイートがこちら。

常岡浩介
 お勧めしません。広河の同類

 それにしてもこの常岡の非常識ツイートに「そうなんですか、勉強になりました」なんて好意的リツイートする馬鹿(さすがに数は多くはないですが)がいるんですから、世間は広いですね(呆)。
 俺なら「広河の同類、てどういうことですか?」「広河氏が今、週刊文春毎日新聞などで批判されてる様に、久保田氏のアシスタントの労働条件がブラックとか、久保田氏が女性アシスタントにセクハラとかそういうことなんですか?」「根拠あるんですか?」「汐文社や久保田氏に名誉毀損や営業妨害で民事や刑事で訴えられたときにあなた勝つ自信あるんですか?」「それが事実なら、こんな悪口ツイートで済ませないで久保田氏批判記事を書くなり、久保田氏の被害者の裁判闘争を支援するなりしたらどうですか?。毎日新聞週刊文春が広河氏に対してそうした様に」と聞いてるところですね。
 まあマジで久保田氏がそんな問題人物なら放置していていいことは何もないわけですから。
 まあ、
1)常岡が西谷氏に無様に裁判で負けたこと、それ以降、ツイートで西谷氏への悪口をピタリとやめたこと
2)「友人面していた安田純平氏」に今や完全に見捨てられ、全く相手にされず、「俺は安田の友人」が嘘であることがモロバレになったこと
3)今や「過去に共著を出した仲」の高世仁にも見捨てられて、高世のツイッターでもブログでも常岡に全く触れられないこと
4)「広河の同類」と久保田氏に悪口しながら「何が同類なのか」具体的に書かないこと(やはり根拠レスの誹謗だから書けない?)
を考えれば、この「同類呼ばわり」も「西谷氏の場合」同様に名誉毀損行為(デマ中傷)の疑い濃厚ですが。
 まあ、今回も「地方紙・岐阜新聞とはいえメディアにその著書が紹介、評価された久保田氏」への「著書が世間に紹介されない、評価されないどころか、そもそも著書なんか全然書いてない、ツイッターでも中身のあるつぶやきは皆無の、無能&怠慢・常岡」の「醜い嫉妬」なんでしょう。「そういう醜態さらすくらいなら仕事しろよ、常岡」て話ですが。
 こういっては久保田氏に大変失礼ですが「岩波新書から著書を出した広河氏やテレビキャスターを務めた鳥越氏(彼らにも常岡は悪口していますが)など」に比べれば無名の久保田氏にまで絡むんだから常岡のクズさもなかなかのもんです。
 常岡は「久保田氏など他人に嫉妬して、下劣かつ根拠皆無の悪口雑言しか出来ず、まともな仕事など何一つやってない、出来ない自分」について少しは恥を感じたらどうなのか。やはり常岡が「長崎放送をやめたこと」は大きな間違いだったようです。まあ長崎放送にとっては「プライドが高いだけで、仕事も出来ない人格破綻者」常岡が会社を辞めてくれたことは今思うにおそらく「やめた直後」から「やめて良かった、万々歳」「常岡がいなくなって本当に良かった」なんでしょうが。
 しかし俺なら常岡なんて「あまりにも異常すぎて付き合う気なくす」んですけどね。こんなんと付き合ってたら「精神的に不愉快になる」。いや、それ以前に「常岡の誹謗中傷被害者に共犯者として名誉毀損訴訟を起こされる」とか、それどころか「常岡本人が陰口たたいて俺を誹謗する」など、「実害食らう恐れもある」し。未だに付き合う人間*6もいるようですから呆れます。まあ付き合ってる人間も、ビジネスライクな付き合いで「常岡を心底好意的に評価してる人間」はおそらく皆無でしょうが。そして安田純平氏や高世仁にいたっては明らかに常岡と縁切りしたわけです。
 常岡は「俺は広河よりはまし」と勘違いしてるのかもしれません。しかし「ボーガスは広河氏を擁護してる」という「誤解を恐れずいえば」、ある意味「裏で不正をやっていた広河氏」より「表で公然と弁解の余地のない暴言を吐き、その結果、安田純平氏や高世仁に見捨てられ、西谷文和氏には裁判で負け、それでもこうした異常な問題行為がやめられない常岡」の方が広河氏よりずっと異常でしょう。「表に出てる言動が異常」な常岡は「裏ではもっと異常」なことが危惧されますし。

常岡浩介*7リツイート
山口智*8
‏ 広河隆一*9についての今週の文春記事によれば、「女性差別」をテーマにした集会で広河氏は講演して、その際に聞きにきて初めて会った女性に対して加害行為を繰り返していったという。「女性差別」なんて広河氏にとって心からどうでもよいことだったんだろう

 で山口氏の広河批判にもちろん(?)何一つ異論はないのですが、問題は彼女のツイートにリツイートする常岡です。常日頃、どう見ても「女性差別(セクハラ、性暴力など)に関心があるとは思えない常岡」が広河批判「だけは」嬉々としてやる。
 山口氏風にいえば

女性差別」なんて常岡氏にとって心からどうでもよいことだったんだろう

ということでしょうね。つまりは広河氏や「彼の知人友人*10」に対し「広河氏を嫌う常岡*11」が悪口雑言したいだけの話でしょう。

常岡浩介がリツイート
司史生
 文春の(ボーガス注:広河氏の性暴力) 告発記事、仕事*12を名目に海外に連れてかれた女性が、聞かされてた話と違う扱い*13を受けて人として女性としての尊厳を傷つけられたというのは、話の構造がいわゆる従軍慰安婦問題とそっくり同じだわな。

 常岡や類友は単に「慰安婦問題を追及する左派やリベラル派」を「広河氏に甘い」と勝手に決めつけて、因縁つけてるだけかもしれませんが、まあ、いってること自体はその通りです。
 まあ、だからこそ
1)慰安婦問題で日本政府に批判的な人間は、「広河氏の過去の業績*14とは関係なく」広河氏の性暴力を厳しく批判する必要があるし
一方で文春などウヨも広河批判するなら
2)広河氏以上の権力者(まあ軍=国家権力ですからね)である日本軍がやらかした性暴力・慰安婦を厳しく批判する必要がある
わけです。
 まあウヨは「慰安婦は公娼」と平気でデマ飛ばすわけですが。

*1:著書『世界のテロリスト』(2002年、講談社プラスアルファ文庫)、『北朝鮮に備える軍事学』(2006年、講談社プラスアルファ新書)、『日本の情報機関』(2007年、講談社プラスアルファ新書)、『イスラム国の正体』(2014年、ベスト新書)、『イスラム国「世界同時テロ」』(2016年、ベスト新書) など

*2:そんなことは「どや顔」黒井にいわれなくても分かっていますが。北朝鮮もはっきりと「米国による体制保証がない限り核廃棄しない」と明言していますし。

*3:浅井氏の経歴や著書については、浅井氏の個人サイト(http://www.ne.jp/asahi/nd4m-asi/jiwen/)を参照下さい。

*4:2018年、汐文社

*5:著書『Who?報道されないアフガンの素顔』(2002年、平和出版)、『空爆の下で:ぼくらの知らないイラク戦争』(2005年、平和出版)、『僕が見たアフガニスタン』(2009年、虹有社)

*6:常岡ツイートをよくリツイートする黒井文太郎もその一人でしょうか?

*7:著書『ロシア 語られない戦争:チェチェンゲリラ従軍記』(2012年、アスキー新書)、『イスラム国とは何か』(2015年、旬報社)など

*8:モンタナ州立大学准教授。個人ブログ(http://yamtom.hatenablog.com/)。著書『社会運動の戸惑い:フェミニズムの「失われた時代」と草の根保守運動』(共著、2012年、勁草書房)、『海を渡る「慰安婦」問題:右派の「歴史戦」を問う』(共著、2016年、岩波書店)など

*9:著書『チェルノブイリ報告』(1991年、岩波新書)、『チェルノブイリから広島へ』(1995年、岩波ジュニア新書)、『裁かれる薬害エイズ』(1996年、岩波ブックレット)、『薬害エイズの真相』(1996年、徳間文庫)、『パレスチナ(新版)』(2002年、岩波新書)、『福島 原発と人びと』(2011年、岩波新書)など

*10:とはいえ「人を見る目がなかった」とはいえてもほとんどの知人友人は「知りながら黙認していた」のではなく「知らなかった」のでしょうが。

*11:嫌う理由は分かりませんが。

*12:広河氏の場合はもちろん「戦場取材などの海外取材のアシスタント」

*13:もちろん性暴力のこと

*14:もちろん「性暴力を理由に過去の業績を否定する」のは間違っていますが、一方で「過去の業績」を理由に性暴力批判を避けるのも間違っています。まあ矢野暢(当時、京大教授)のセクハラ問題なんかと話は同じです(もちろん擁護や免罪など論外です。まあ免罪する人もさすがに居ないでしょうが)。まあ俺みたいな「広河氏とつきあいのない人間」はともかく「広河氏と仕事で付き合いのあった人間」は広河批判をしないわけにはいかないでしょう。