黒坂真に突っ込む(2020年3月4日分)

黒坂真リツイート
 吉岡正史さん。中国に対して言うべきことの中に、40年前の人民解放軍による高野赤旗記者射殺の件も含めるべきです。
◆吉岡正史
綱領一部改定案、野党連合政権/BSフジ番組「プライムニュース」 志位委員長、大いに語る2019年12月21日(土)
 日本共産党志位和夫委員長は19日放送のBSフジ番組「プライムニュース」に出演し、党綱領一部改定案や野党連合政権の実現への展望などについて語りました。聞き手は、フジテレビの反町理解説委員長と長野美郷キャスターです。
◆問われる政府の対中外交――言うべきことを言わない外交でいいのか
◆志位
 日本政府の一つの大きな問題は、習近平氏を国賓で来春呼ぶことが先にありきで、言うべきことを言っていないことです。日中両国首脳が会ったプレス(発表)を見ても、まともに言っている形跡はありません。尖閣の領海侵犯などに抗議し、「止めなさい」と言った形跡はない。香港についても「弾圧はやめるべきだ」と全然言わない。尖閣は日本の領土ですよ。香港はすぐ近くの国の人権問題ですよ。これぐらい言わなくてどうするのか。
◆反町
 習近平主席の国賓来日について共産党としては反対なんですか。
◆志位
 国賓で招くということが先にありきで、言うべきことを言わないというのは大問題です。まずはこの態度を改めるべきだと思います。
◆反町
 現状は言うべきことを言っていないから、国賓として招くべきではないという理屈にはならないんですか。
◆志位
 言うべきことを言わないで、国賓――最高待遇の訪日ありきというのは問題だと思います。そこまでは言っておきたい。
 やっぱり国と国ですから、いろいろな交流一般を私は否定しているわけじゃない。ただ、いま一番問われているのは、国賓に招くということで、相手の嫌がることは一切言わないというやり方をまず改めなさいということです。それを日本政府がきちんとやるかどうかなのです。
 (それを)やった場合に中国が来るかという問題もある。中国はまさに日本がどう出るか見ているわけですよ。ですから、まだ中国は(来日の)回答していない。日本が中国に対して言うべきことを言ってきた場合にはもう行かないぞという姿勢なわけですね。
◆反町
 そうすると先に国賓待遇だというカードを切ってしまった安倍政権の対中姿勢に問題がある?
◆志位
 (中国側に)カードを切ってしまった、招待してしまったわけです。それで(中国は)好き勝手をやっている。これでいいのかということですね。少なくとも尖閣と香港という二つの問題を抱えているわけだから、きちんと日本は道理に立って「間違いは間違いです」と言う。それを中国がきちんと受け入れて日本に来るというんだったら迎えることもあるでしょう。そういう関係じゃないでしょうか。
 河野防衛相が訪中し会談しましたが、尖閣の問題は「強い懸念」といっただけで抗議もしなければ中止要求もしない。香港情勢に対しても「憂慮」しか言わない。「弾圧をやめろ」とは言わない。それを言えるかどうかなんです。

 太字強調は俺がしました。吉岡氏が何を言ってるかというと見れば分かるように「安倍首相が習主席訪日を受け入れるのなら、尖閣問題などで政府として言うべきことは言うべきだ」と言う話です。
 黒坂も「言ってる意味が分からない」ですね。
 何でそこで「安倍が」言うべきことの中に「40年前の人民解放軍による高野赤旗記者射殺の件」が入るのか?
 そんなもん、安倍に日本共産党が要望したって言うわけがない。
 そんなことより「安倍首相は尖閣や香港デモで中国に弱腰だ、もっと批判的姿勢をとるべきだ」という志位批判をどう思うのかツイートしたらどうなのか。
 結局、「反共、反中国の安倍信者」として「安倍総理は弱腰じゃない」「日中関係の重要性を考えれば志位氏の言うような態度はとれない」とも「安倍総理は弱腰だ、この件では共産が正しい」とも言えず、「共産党だって弱腰じゃないか」などとくだらない因縁つけに走ってるわけです。