黒坂真に突っ込む(2020年8月4日分)

黒坂真リツイート
 ワタナベ・コウさん。アイヌの人々には、土地の所有権という概念がなかったのですから土地を奪うことはできない。文字がないのですから、アイヌの言葉を話す人が徐々に減ったのは避けがたい。親が子にアイヌの言葉をあまり教えなかった。アイヌの人々が和人と同化していったのは長い歴史の産物です。
裁縫絵師ワタナベ・コウ
 今日の #赤旗 1面。シリーズ「アイヌの願いとウポポイ」2回目。「日本政府は、同化政策への反省もアイヌへの謝罪もしていません」と書かれているのがスッキリする。法律をつくり、博物館をつくったことは前進だが、それだけではダメなのだ。

黒坂真リツイート
 ワタナベ・コウさん。赤旗記事は日本政府の尊厳を踏みにじる政策により、アイヌが衣服の技術を失ったかのように書いていますが、「尊厳を踏みにじる政策」とは何のことですか。明治政府がアイヌの衣服づくりを禁じましたか。日本共産党は日本国家を悪くいうためなら、中身のない宣伝を頻繁に行う。
裁縫絵師ワタナベ・コウ
 今日の #赤旗 3面。シリーズ「アイヌの願いとウポポイ」第3回。針と手と布の写真とともに、記事ではアイヌの伝統技術や感性が失われそうになった歴史に触れ、「(展示では)国や道の政策の負の遺産にふれられていない。補っていく必要がある」(少数民族懇談会の原島則夫会長)と結ばれている。同感。

 まーた、黒坂がいつもの「アイヌ民族否定論」「アイヌ差別否定論」「アイヌ同化政策否定論」です(呆)。
 極右・安倍政権ですら「アイヌ新法という法律をつくり、国立アイヌ博物館(ウポポイ)をつくったこと」で分かるように黒坂のような「無茶苦茶な歴史修正主義アイヌに対する同化政策否定)」ではありません。黒坂ら「アイヌ否定ウヨ」がいかに非常識かと言うことです。
 それにしても、こんな男がよくもまあ中国のチベットウイグル統治を「同化政策」と非難できるもんです(他にもそうした輩には元北海道議の小野寺某とかがいますが)。黒坂や小野寺らウヨ連中が本気で「中国の少数民族のこと」を考えてるわけでは無く「中国叩きのネタ=チベットウイグル」としか考えてないことがよく分かります。
 自国の少数民族アイヌを差別し侮辱して恥じない黒坂や小野寺のような奴が「中国の少数民族差別ガー」といっても何の説得力も無い。
 「自治区にどこまで実質があるのか」と言う問題はありますが、「アイヌ新法やアイヌ博物館をアイヌ特権呼ばわりする人間のクズ=黒坂や小野寺」よりも「チベット自治区ウイグル自治区をつくった中国」の方がずっとましでしょう。
 まあ、以前、日本で「ウイグル問題を報じづらい」3つの深刻な理由 | 文春オンライン等が指摘したように、そのような問題が日本ウヨには「あるにもかかわらず」、「敵(中国)の敵は味方」という理由で黒坂ら日本ウヨと野合して恥じないチベット(例:ダライラマ一味)やウイグルにも非常に問題があります。そうした問題を完全無視する「ダライラマ盲従のバカ」が例えば阿部治平であり、id:Mukkeであり、I濱Y子のわけです。俺は彼らには「軽蔑や憎悪」と言った負の感情しかないですね。
 id:Mukkeなんか堂々と「反中国極右以外は、自民党も野党各党も、日本人のほとんどが中国に忖度して冷たいからチベットがその種のウヨと付き合って何が悪い(俺の要約)」とブログ記事(今はプライベートモードだが)で平然と居直ってましたからねえ。「論外のバカ」です。つうか「チベット支持者」を名乗るのなら、チベットに対し「中国のチベット統治を『悪しき同化政策』と批判するあなた方チベットアイヌ同化政策否定論者(日本ウヨ)などと付き合っていいんですか?」「道徳的にも問題だし、日本人の支援者を確実に減らしますよ。アイヌ否定論者と付き合いたい人間がまともな人間で居ると思ってるんですか?」と苦言を呈して当然でしょうよ。
 「Mukkeはチベット万歳しかできない、絶対に苦言は呈することができない」んだから繰り返しますが、id:Mukkeは「論外のバカ」です(まあそうしたバカはMukkeだけでは無く阿部治平やI濱Y子も『同様のチベット盲従バカ』ですが)。
 「研究者の端くれ」であるMukke本人は「研究者でもないボーガスにバカ呼ばわりされる覚えは無い」と憤慨していたようですが、ここで言う「バカ」ってのは「そう言う話じゃ無い」ですしねえ。研究能力があろうが「チベットと黒坂ら日本ウヨの不適切な付き合い」を「チベットへの身びいき」から批判できないのはバカとしか言い様がない。

【参考:アイヌ

アイヌ政策 前進さらに/議連が総会 紙氏表明
 超党派の国会議員でつくる「アイヌ政策を推進する議員の会」は8日、国会内で総会を開き、12日に開業する国立施設「民族共生象徴空間」(ウポポイ)の成功にむけて議論しました。日本共産党の紙智子*1参院議員が出席しました。
 紙氏は、議連の目的は党派を超えてアイヌ民族の権利を進めることにあると発言。アイヌ新法成立から1年がたったとして、「ウポポイ開業後も、引き続き政策を前に進めるために努力をしていきたい」と表明しました。
 吉川貴盛*2会長(自民党衆院議員)があいさつしました。

【参考:ワタナベ・コウ&ツルシ・カズヒコ氏】

ワタナベ・コウ - Wikipedia
 1963年生まれ。裁縫家、漫画家、イラストレーター。編集者・ライターのツルシカズヒコ(靍師一彦)は夫。
◆経歴
・1992年 : NHK教育テレビおしゃれ工房』に講師として初出演。
・2002年 : 初心者向けソーイング教室「コウ手芸部」を始める。
・2003年 : カタログハウス主催のソーイング教室の講師を務め、2016年まで継続。ツルシカズヒコと『Crazy Yang』(クレイジー・ヤン)を創刊。
・2004年 : 『週刊朝日』で「ワタナベ・コウの街角コレクション」を連載(2006年まで)。
・2016年12月 : 『月刊学習』(日本共産党中央委員会)で「ワタナベ・コウの日本共産党発見!!」連載。
・2019年1月 : 『月刊学習』(日本共産党中央委員会)で「続☆ワタナベ・コウの日本共産党発見!!」連載。
◆著書(発行年順、発行年が同じ場合は著書名順)
・『ワタシだけの手づくりアクセ』(1995年、小学館
・『ワタナベ・コウのクイックソーイング』全3巻(1998年、文化出版局
・『ポチ&コウの台湾へ行こう!』(ツルシカズヒコとの共著、1999年、太田出版
・『ポチ&コウの野球旅』(ツルシカズヒコとの共著、2004年、光文社・知恵の森文庫)
・『裁縫女子』(2011年、リトルモア
・『節電女子』(2011年、日本文芸社
・『裁縫女子宣言!』(2012年、バジリコ)
・『ワタナベ・コウの日本共産党発見!!』(2017年、新日本出版社
・『ワタナベ・コウの日本共産党発見!!(2)』(2018年、新日本出版社
・『ワタナベ・コウの日本共産党発見!!(3)』(2020年、新日本出版社)など
◆参考(個人サイト)
はじめて服を縫う初心者のあなたをワタナベ・コウがサポートします!
クレヤン.コム(『Crazy Yang』(クレイジー・ヤン)のサイト)

ツルシカズヒコ - Wikipedia
◆経歴
・1986年4月、サンケイ出版(現・扶桑社)入社。『月刊プロ野球ニュース』、『週刊サンケイ(現・週刊SPA!)』の編集に携わる。
・1988年、『週刊SPA!』創刊から同誌の編集に携わる。
・1993年〜95年、『週刊SPA!』3代目編集長を務める。
・1995年、オウム真理教事件を機に「ゴーマニズム宣言」の小学館SAPIO』への移籍、これに関連した宅八郎切通理作に対する名誉毀損トラブルが発生し、編集長を解任される。
・1997年、扶桑社を退社。以後、フリーの編集者&ライターとして活動。
・1997年〜2002年、月刊誌・創(つくる)(創出版、1997年9月号〜2002年10月号)で「月刊ツルシ」連載。
・1998年、『装苑』(文化出版局、1998年4月号〜12月号)で「ツルシカズヒコのドキドキ倶楽部」連載。
・2000年7月〜8月、朝日新聞(東京都版)で「ポチ&コウの球場へ行こう!」「ポチ&コウの甲子園へ行こう!」を短期連載。
・2003年6月、『Crazy Yang(クレイジー・ヤン)』を創刊。
・2005年〜08年、月刊誌『メモ 男の部屋』(ワールドフォトプレス、2005年3月号〜2008年5月号)で書評を担当。
・2006年、月刊誌『言語同断』(メディアックス)を創刊。編集長を務める。
・2007年3月、株式会社ハッピーコーイングを設立し、同社代表取締役に就任。
・2016年3月から、『しんぶん赤旗』で「ツルシのぶらり探訪」連載中。
・2017年10月~11月、『しんぶん赤旗』の「水曜エッセー」欄でツルシカズヒコ「秩父事件を歩く」連載。
・2017年11月~12月、『しんぶん赤旗』の「水曜エッセー」欄でツルシカズヒコ「五日市憲法を歩く」連載。
◆著書
・『「週刊SPA!」黄金伝説 1988〜1995 おたくの時代を作った男』(2010年、朝日新聞出版)
・『秩父事件再発見 民主主義の源流を歩く』(2018年、新日本出版社)など

元『週刊SPA!』編集長が語る「赤旗」の値打ち/これぞジャーナリズム/ツルシ カズヒコさん
生放送!とことん共産党/共産党 六つの大発見/ワタナベ・コウさん ツルシカズヒコさん
新春スペシャル鼎談「再発見!日本共産党」/日本共産党書記局長 小池晃さん 裁縫家・漫画家・イラストレーター ワタナベ・コウさん 編集者・ライター ツルシカズヒコさん
生放送!とことん共産党/日本共産党“発見の旅”/入党は連帯の意思表示です/ゲスト ワタナベ・コウさん ツルシカズヒコさん

*1:日本共産党常任幹部会委員(党先住民(アイヌ)の権利委員会責任者、国民運動委員会副責任者、農林・漁民局長兼務)(中央委員会の機構と人事(第28回党大会)|党紹介│日本共産党中央委員会参照)

*2:北海道議を経て衆院議員(北海道選出)。第2次安倍内閣農水副大臣、第4次安倍内閣農水相を歴任(吉川貴盛 - Wikipedia参照)。