今日の産経ニュースほか(2021年1月8~10日分)

◆菅政権支持者に改めて呆れる

[B! COVID-19] 菅内閣の支持率続落41%、不支持率42% | 共同通信
Cunliffe 2021/01/10
まだ4割もいるんだ(げっそり

 「マスコミが菅批判を逃げてること」「一時期に比べればさすがに支持率が下がってること」を考慮しても「全く同感」でここまでコロナが酷い状況で支持してる連中は何を考えてるのかと心底呆れます。まだ「医療崩壊(あるいはコロナ不況)の危機にすぎない」、あるいは「医療崩壊(あるいはコロナ不況)に既に突入しているが弱者にしか被害が及んでいない」から、こんなに脳天気なのか。


茂木外相、コロナ禍であえての対面外交 中国にらみ中南米、アフリカ歴訪 - 産経ニュース
 実際に訪問している王毅外相への「変な対抗意識」があるようですが馬鹿馬鹿しいことこの上ない。日本政府には「経済援助」以外にろくなカードはないでしょうし、「経済援助」と言うカードで「経済大国」中国に勝てるとはとても思えません。

 TPPをめぐっては、中国が参加意欲を示すなど「揺さぶり」(外務省幹部)をかけている。

 「はあ?」ですね。TPPの中に「中国市場が入ること」はむしろ日本企業にとってメリットでは無いのか。


【新聞に喝!】安全保障の現実を直視すべきだ インド太平洋問題研究所理事長・簑原俊洋(1/2ページ) - 産経ニュース
 今日本で一番深刻な「安全保障上の脅威」と言えば明らかにコロナでしょう。
 にもかかわらず「中国の尖閣侵攻」「北朝鮮の核ミサイル」などという「虚構の危機」を持ち出して軍拡を扇動するのだから呆れて二の句が継げません。
 この記事で分かること、それは愚劣にも簔原が新型コロナを完全になめていると言うことですね。「簑原がコロナに罹患して死ねば良いのに」と言いたくもなります。


菅首相、関西3府県の宣言「数日状況見る」 解散は「何カ所か時期ある」 - 産経ニュース
 大阪、京都、兵庫は「様子見る」などと言える暢気な状況ではないでしょうし「様子を見た結果」どうなれば「発動するのか(あるいは逆にしないのか)」菅は説明できるんでしょうか?。
 正直、様子を見たところで「良くて微減か横ばい」、悪けりゃ「激増」でしょう。間違っても「激減して終息」なんて事はあり得ない。
 それで何故「様子を見る必要」があるのかさっぱりわかりません。
 解散時期云々も、さすがに「任期満了までに解散可能(かつ解散する大義名分がある)なら解散する」と言うにとどめたようですが、本来なら「コロナ終息の見込みもないのに今そんなことは言えない。かえって国民の油断(解散云々というならコロナは深刻ではない)や政府への不信(政府はコロナ対応をまともにする気があるのか?)を招く。そもそも任期満了前に解散しないといけないわけではない」と言うのが道理でしょう。


大相撲4部屋は全員休場 関取16人が初日から不在 - 産経ニュース
 コロナ感染を理由に大量欠場なんて事態で果たして開催を強行すべきだったのか疑問に思います。今後、更にコロナ感染者が広がる可能性もあるわけですし。


「コロナ怖い」と引退 序二段力士、休場不可で - 産経ニュース
 記事が本当なら、事実上引退を強要したわけで「相撲協会への憤激」を禁じ得ません。
 そもそも
1)既に力士から実際にコロナによる死者が出ている
2)既にコロナ感染を理由に大量の力士が欠場しており、開催を強行したことが妥当か疑問
3)「欠場による不戦敗扱い→降格」の不利益を引き受けてもいいと力士側が言ってる
のにこの扱い(欠場は認めない、そんなに欠場したいならいっそ引退しろという冷たい対応)は「何が何でも興業を開催する」「この種の不満を一つでも認めたら開催ができなくなるかもしれない」「この程度の下っ端力士が引退したところで興業に影響などない(おそらく白鵬など横綱大関がこう発言したら協会ももう少しまともな応対では無いか)」という居直りでしかないでしょう。こんな「問題の多い開催」をテレビ、ラジオ放送するNHKはもはや「公共放送」を名乗る資格はないのではないか。
 もしかしたら「成績不振」などで以前から「力士引退の意志を強めており」、いずれは引退したのかもしれない。しかしだからといってこんな協会の対応は許されないと思うし、「とにかく開催する」という協会の無茶苦茶な対応に「完全にやる気を失った」のでしょう。


米議会議事堂襲撃、乱入者は…極右や陰謀論者、極左による陰謀論拡散もFBI「関与なし」 - 産経ニュース
 襲撃犯の中心は明らかに「トランプ支持の極右」なのに「左翼の謀略の可能性」を強弁するとはトランプ派も呆れた恥さらしです。左翼謀略説は「明らかなデマ」であるがゆえに左派や民主党どころか、共和党からも批判が起こっている点が滑稽です。


【産経抄】1月8日 - 産経ニュース

 米南部ジョージア州で実施された上院2議席の決選投票で、民主党が2議席とも勝利した。

 トランプの無茶苦茶な行為「バイデンの不正選挙論」が
1)共和党を勝たせてはいけないという民主党側の結束
2)「トランプ色が共和党から完全に消えてなくなる」まで「とても共和党など支持できない」という共和党穏健派の「棄権」や「あえて今回は民主党に投票」という事態を生んだが故に「敗北した」という要素は大きいのではないかと思います。
 トランプが敗北宣言を素直にするなり、「そうしないトランプ」を共和党が政治的に追い詰めて、渋々でもそうさせるなりすれば、こうした「2敗」はなく、最悪でも「1勝1敗」に持ち込めたのでは無いか。トランプ派による上院襲撃事件まで起こった今、共和党関係者も「トランプ野放しのつけは大きかった」と後悔してるのでは無いか。