今日の産経ニュースほか(2021年8/24~26日分)

デジタル庁 初代「デジタル監」 石倉洋子氏起用で調整 | NHKニュース
 有能な方ではあるのでしょうが、失礼ながら「72歳の一橋大学名教授」では「事実上、お飾り、名誉職」になってしまわないか。
 まあ、ひとまずはお手並み拝見でしょうが。小生も「アンチ菅」とはいえいたずらに非難する気はありません。


【政論】非常時に「夫婦別姓」議論の違和感 - 産経ニュース
 「夫婦別姓を議論したらコロナに対応できない」なんてトレードオフ関係にないので詭弁にも程があります。
 つうかその理屈なら「コロナ禍で大阪都構想住民投票をやった維新」はどうなのか?。


三重知事選告示 与野党相乗り、共産推薦候補ら3新人 - 産経ニュース
 「国政と地方政治は別」の言い訳で、自民、立民相乗りというのだからいつもながらげんなりします。


「不人気の首相のうちに…」立民、菅おろし警戒 - 産経ニュース

 立民中堅は「菅氏が万が一おろされて(現ワクチン担当相の)河野太郎首相や(前総務相の)高市早苗首相のもとで選挙をやられたら立民は失速する」と語る。

 事実ならば随分と情けない発言です。なぜ、「衆院選前に可能なら、菅退陣に追い込みたい」「菅辞任後、自民がイメチェンでごまかそうとしてもそれを許さない批判を行う」といえないのか。それが「最大野党に対して支持層が期待していること」ではないのか。
 というか「今のコロナ感染状況」では「菅を下ろそう」とも状況が自民にとってそんなに改善されるとも思えませんが。


【正論モーニング】ユダヤ人救い、ソ連の野望阻止した中将 「軍人は悪」封印された功績 - 産経ニュース
 前も別記事で書きましたが、樋口が忘れ去られたのは「杉原千畝」と違い、「樋口のユダヤ人救出」とやらが「樋口の回想」以外に「信用できる資料がほとんどないから」です。つまりは

忠臣蔵が「赤穂事件」の真実扱いできない
梶原一騎の『空手バカ一代(大山が実名で登場)』『男の星座(梶原がモデルの人物が主人公)』が「大山倍達の真実」「梶原一騎の真実」扱いできない

のと似たような話です。
 「軍人」云々という話では全くない。嘘も大概にしたらどうなのか。


【主張】工藤会総裁に死刑 国民常識に沿った判断だ - 産経ニュース
 「厳罰大好き、死刑大好き」産経らしいアホさですが、問題は1)犯行関与を認定できるだけの証拠があるか、2)(死刑の是非はひとまずおいて)永山基準など過去の判例に照らして量刑が適切かなどを「専門的、客観的に判断すべき」と言う話であり、「暴力団には厳罰が当然」という単純な話ではない。正直、俺だって工藤会に限らず「暴力団など大嫌い」ですが、1)の観点から無罪、2)の観点から「死刑は重すぎる」という議論をすることは根拠があるなら何ら問題ではない。


野々村真さんが退院 重度のコロナ肺炎から回復 - 産経ニュース
 一命は取り留めたようでまずは喜びたい。


高市早苗氏「総裁選に何が何でも立候補」 月刊正論で - 産経ニュース
 ニッポン放送出演の次は月刊正論だそうです。産経として「極右・高市をプッシュする」つう話なのか。「極右」下村政調会長も出馬意欲を表明しているところ、産経が高池をプッシュする理由はよくわかりませんが。


緊急事態宣言、8道県追加へ - 産経ニュース
 終息の兆しを見せないコロナにはげんなりしますね。


【一筆多論】日本を好きになる授業へ 沢辺隆雄 - 産経ニュース
 いつもの「自虐反日歴史教育反対」という「南京事件否定論」「河野談話否定論」などのデマの放言です。


首相、緊急事態下の衆院解散「法律上はできる」 - 産経ニュース
 呆れて二の句が継げません。「法律上は今すぐにでも解散できるのに、コロナ終息に全力投球で、解散しない俺は偉い」という自慢か。そんなん当たり前の話ではないのか。自慢するような話ではない。
 

【主張】横浜市長選 信頼回復は容易ではない - 産経ニュース

 地方選挙とはいえ菅首相が招いた敗北である。

 「候補者一本化ができず分裂選挙」「コロナ失政」での敗北であり、「横浜が菅の地元」「小此木が菅内閣国家公安委員長、菅と同じ横浜が選挙区と言うことで親密な関係にある」と言うことも考えれば、敗戦は菅の責任だというある意味当然の話です。