今日の産経ニュースほか(2021年2月4日分)

ミャンマー国軍、中国の支援で権力維持 クーデターに“密約”説 - 産経ニュース
 「ミャンマー軍事独裁に甘かった」というなら我が国日本も「大甘」であり、欧米ならともかく日本に中国批判する資格など全くありません。


【正論】愛国者対バイデンの米大統領選 エッセイスト 動物行動学研究家・竹内久美子 - 産経ニュース
 竹内はエセ科学を垂れ流すデマ屋であり「動物行動学研究家」どころか「科学ジャーナリスト」とすら呼べませんがそれはさておき。ここで「アメリカ政治研究者」「アメリ法律学研究者」などの肩書きを持つ人間がでてこないあたりが「悪い意味で産経らしい」。

 テキサス州などを除いた多くの州でドミニオンなる“不正”投票機が使われ、一方の候補者に有利となるよう票をすり替えることができるという。
 また、新型コロナの流行のためとして郵便投票がかつてない規模で行われた。その票とは死者が投票しているとか、1人が何回も投票できるとか、さまざまな不正を疑わせる。
 また開票作業の際に、共和党支持者が排除されるとか、開票所の内部が見えないよう、内部から覆い隠されたという情報もある。
 私にはこうした“不正”の数々が本当に行われていたかどうか、判断するすべがない。
 しかしトランプ氏の代理人の弁護士たちが、激戦州での選挙結果の認定を阻止すべく訴訟を起こしたことは事実である。そのため多くの証拠を集めたことも事実だ。
 ところがこれらの訴訟はすべて受け入れられなかった。決定的な証拠がなかったのだろうか、それとも司法が何らかの勢力下にあったからなのだろうか。
 保守派に対する言論弾圧も目の当たりにした。
 トランプ氏のツイッターはさまざまな制限を受けていたが、1月6日の連邦議会乱入事件を扇動したとして8日にはアカウントが永久停止処分となってしまった。トランプ氏は扇動などしていないし、そもそも乱入した者たちの多くは、トランプ支持者に偽装した過激派だと疑われている。

 「ドミニオン社の投票機でバイデンを有利にする不正の疑い(→そんな不正はもちろん無く、激怒したドミニオン社がデマを垂れ流す奴ら相手に名誉毀損訴訟を提起)」
 「死者が投票の疑い(→「生きている人」を過って死者扱いした単なるミスを陰謀論者が「実際にあったミス」よりも誇大に宣伝)」
 「司法が何らかの勢力下にあったからなのだろうか(→大統領在任中にトランプが任命した保守派の判事すらトランプ主張を支持せず)
 「トランプは上院襲撃扇動などしてない(→「電車のホームから転落しないように(あるいは交通事故に)気をつけろ」などとはいったが「電車のホームから突き落としてやる」「車でひき殺してやる」などとは「脅してない」レベルの詭弁。トランプは「上院を襲撃しろ」とまではさすがに言ってないが「上院の連中の暴挙(トランプ敗北の最終確認)を阻止しよう」「上院の連中に俺たちのパワーを見せつけよう」などとはいった。こうした物言いは襲撃扇動と見なされても仕方が無い行為)」
 「トランプのツイッターアカウント停止は言論弾圧(→トランプの上院襲撃扇動は、アカ停止されて当然の暴挙)」
 「そもそも上院襲撃犯はトランプ支持者を装ったアンチファ(→もちろん本物のトランプ支持者)」だの嘘八百を良くも放言できたもんです。


国軍によるクーデタの愚挙 | ちきゅう座
 色々な指摘がありますが個人的に最も共感したのは「軍部のクーデターにはアウンサンスーチーにもある種の責任がある」という指摘ですね。
 何のことかと言えばスーチーは「後継者育成に失敗したのでは無いか(スーチー以外の幹部の存在感がなさ過ぎる)」と言う話です。
 そもそもスーチーも「親(独立の父アウンサン)の七光り」で担がれた人間なので、そうした「育成能力に欠けていた」としても不思議ではないですが。
 スーチー(1945年6月生まれ)ももはや「75歳」であり、いい加減、「後継者育成」を考えるべき所、それが上手くいかなかったことが「スーチーさえ潰せば、NLDなど烏合の衆だ、すぐに崩壊する」と軍部に思わせ、クーデターを助長したのでは無いかという話です。まあ「NLD」に限らず「政治団体」に限らず、「後継者をどう育成するか」は組織の存続や繁栄、発展を決める重要要素ではあるでしょう。


【めぐみへの手紙】85歳…一人の時間が増え 「なぜ救えない」自問の日々(1/2ページ) - 産経ニュース
 「何故救えない」て
1)「小泉訪朝」のように「経済支援とのバーター取引」以外に解決策があるとは思えないのにそれを否定して、経済制裁固執
2)「バーター取引論を主張した」というだけで「小泉訪朝の立役者・田中均氏」を個人攻撃して外務省退官に追い込むわ、家族会メンバーという同志・蓮池透氏を不当にも家族会から除名するわで
3)救う会が「安倍万歳」だからという理由だけで、拉致問題について何の手柄もない安倍を絶賛(一方で手柄のある小泉元首相はろくに評価しない)し、あげく「モリカケ疑惑」「桜疑惑」などといった安倍の明らかな不正すら批判せず、それどころか批判者を敵視する
なんてバカを横田早紀江ら家族会がやれば解決しないのは当たり前です。
 今からでも早紀江らは
1)モリカケや桜などで安倍批判する
2)救う会と縁切りし、蓮池透氏と和解する
3)バーター取引論を支持しないにしても、そうした論者を頭ごなしに「北朝鮮シンパか」「弱腰だ」「泥棒に追い銭だ」などと悪口しない
を実行すべきでしょう。とはいえ、俺はこれらどれ一つとして早紀江らに実行できるとは思っておらず、拉致はもはや「解決しない(拉致被害者家族が皆死んで終わる)」、つまり「過去の『死刑冤罪が疑われる事件の多く(平沢被告の帝銀事件、竹内被告の三鷹事件など)』が、死刑囚の病死によって、再審無罪判決が出ないまま、事実上うやむやになった」のと同じような「終わり方しかしない」と絶望、諦観していますが。

拉致事件の風化は、現実になりつつあります。

 「つつある」のではなく「完全に風化」してますよね。

拉致解決を最重要課題に掲げた安倍晋三首相が退かれ

 「歴代最長政権」でありながら、安倍は拉致を解決できず、一方、その期間内に安倍は「安保関連法制定」「消費税増税」「特定秘密保護法制定」「入管法改定(移民大量受け入れへのシフト)」「働き方改革法制定」などは実施しました。明らかに「拉致は最重要課題などでは無かった」わけです。