「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2021年8/24分:荒木和博の巻)

◆荒木のツイート

荒木和博がリツイート
◆レブラくん(RBRA)予備役ブルーリボンの会
 政府は今日アフガンにいる邦人等救出のため自衛隊機を派遣。過去、憲法を理由に自衛隊機を出さずトルコ機に邦人救出を任せたイラン・イラク戦争時に比べると進歩。
 北朝鮮には本人の意志に反して囚われた拉致被害者も多数いる。この機会に彼らの救出方法も是非検討してほしい。

 アフガンへの自衛隊機派遣の是非についてひとまずおきます。荒木ら「予備役ブルーリボン」のバカさには呆れて二の句が継げません。

1)タリバンが政権奪取したとは言え、政権基盤はまだ盤石ではない
2)撤退を開始したとは言え、米軍がまだ駐留してる
3)滞在する日本人の居場所がわかってる

アフガンと

1)北朝鮮の政権基盤は盤石で反体制派が活動しているとは見られない
2)米軍駐留など勿論ない
3)拉致被害者の居場所がわからない

北朝鮮と同一視できるわけがない(呆)。まさか「アフガンへの自衛隊派遣」から「北朝鮮拉致でも同じ事ができるはずだ」と言い出すとは。「できるか、バカ」で終わる話です。自衛隊や菅政権も内心では荒木らに呆れ、怒ってるのではないか。


神戸集会で渡辺秀子さん・敬美さん・剛さんに関して決議【調査会NEWS3484】(R3.8.23): 荒木和博BLOG
 前も別記事で書きましたが、この件については

「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2021年7/13分:荒木和博の巻) - bogus-simotukareのブログ
 数字のマジック、コロナと拉致(R3.7.13): 荒木和博BLOG
 こうした政府の対応(容疑者を国際指名手配しても、政府拉致認定にはカウントしない)の是非はともかく、こんなことは「渡辺秀子さんの子ども」や「親族」にとっては大事なことでも、それ以外の人間にとってはあえて言えば「どうでもいいこと」です。ましてや「荒木ら調査会」の「活動の是非(勿論俺は荒木からの活動の価値を否定する立場ですが)」とは何の関係もない。

「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2021年8/18分:荒木和博の巻) - bogus-simotukareのブログ
今のままでも「拉致被害者17人」ではなく「拉致被害者19人+未遂2人」(R3.8.18): 荒木和博BLOG
 警察断定の高敬美・剛姉弟『拉致』(これについては2児拉致事件 - Wikipedia
参照)」が「拉致認定するだけの証拠がある」のなら認定してもいいでしょう。
 ただし、そんなことは「高敬美・剛姉弟の帰国」を除けば「拉致被害者の帰国」とは関係ない。
 いずれにせよ荒木がこんなことを言うのは「特定失踪者800人」が全く拉致認定されない中「蟻の一穴」狙いで言ってるに過ぎません。「高敬美・剛姉弟の帰国」を目指してるわけでは全くない。
 こうした「荒木の要望」がかなえば次は「特定失踪者800人を拉致と認めろ」と言い出す気でしょう。だからこそおそらく「菅政権、外務省、警察庁など」はこんな要望に応じませんが。

というのが俺の考えです。
 さて神戸集会で渡辺秀子さん・敬美さん・剛さんに関して決議【調査会NEWS3484】(R3.8.23): 荒木和博BLOGの他の部分にもコメント。

 昭和49年(1974)6月に福井県小浜市の岡津(おこづ)海岸から連れ去られた高敬美(こう・きよみ)・剛(つよし)姉弟について、警察は平成19年(2007)4月12日に拉致被害者として断定しています。二人の母親であり、工作員と知らずに高大基と結婚した渡辺秀子さんは行方が分からないままです。殺害されたという情報もありますが、証拠が確認されたわけではなく、北朝鮮に拉致されたという説もあります。特定失踪者問題調査会では拉致濃厚の特定失踪者としています。
 なお、警察断定より4年遡る平成15年(2003)1月に鳥海さんは警視庁に被疑者不詳で殺人及び国外移送目的略取の罪名にて告訴しています。

 「失踪した1974年から約30年(2003年)もたってから」今更こんな告訴をしても何がどうなるわけでもない。
 実際「2003年の告訴」とやらから既に「18年」が経ちますが何もどうにもなってない。
 それにしても「鳥海さん(渡辺さんの妹)」が渡辺さんの失踪について「殺人容疑」で告訴してるのに「特定失踪者問題調査会では拉致濃厚の特定失踪者としています」で「親族の意向」を無視するんだから「絶句」ですね。勿論、現時点では「殺人」にしても「荒木らが主張する拉致」云々にしても動かぬ根拠は何もないでしょう。
 荒木らの場合、「殺人とするより拉致とした方が、『渡辺さんを日本に帰せ』と騒げる」「もし『殺害』だとしても北朝鮮から『我々が殺しました、遺体はホニャララに埋めたので掘り起こして下さい』なんて言わないだろう。もしかしたら『海にでも投棄して遺体は回収不能』かもしれない。拉致と決めつけても何ら問題ない」程度のゲスな考えでしかないでしょう。

 特定失踪者でも台湾人沈静玉さんのように外国人で日本で失踪した人もいます

 いつもながら「おいおい」です。「日本人限定の特定失踪者認定」だけでも「国辱」で恥ずかしいのに「在日台湾人まで認定」だそうです。


ラグタイムララバイ(三浦小太郎)のアマゾン書評:荒木和博『「希望」作戦、発動 北朝鮮拉致被害者を救出せよ』
 「5段階評価で星5つ」の高評価で吹き出しました。もちろん月刊『正論』で連載されたのに産経新聞出版で出版してくれない、過去に荒木の本を出してくれた草思社展転社も出版してくれない程度の「荒木の三文小説(しかも市販ではなく、注文があったときだけ印刷するオンデマンド出版)」にこんな「高い評価」をするのは『「希望」作戦、発動 北朝鮮拉致被害者を救出せよ』書評(三浦小太郎さん): 荒木和博BLOGの三浦小太郎以外「いない」わけで「ラグタイムララバイ=三浦」とモロバレです(以前からモロバレですが)。
 書評が噴飯物です。

◆日本は必ず拉致被害者を奪還できるという確信につながるシュミレーション小説(2021年8月24日)
 本書は特定失踪者問題調査会代表の荒木和博氏による、拉致事件とその被害者救出を描いたある種のシュミレーション小説である。
 本書の結末部に、私たちはただ爽快感を覚えるだけではなく「この程度のことは日本はできるはずだ」という確信につながらなければならないだろう

て(呆)。荒木の三文小説で「爽快感」ねえ。「この程度のことは日本はできるはずだ」て

拉致被害者の居場所もわからないのに自衛隊で救出なんかできるか、バカ
一休さんとんち話の『屏風の虎を縛るからまず虎を屏風から出して下さい!*1』じゃないけど『拉致被害者を救出するから、まず居場所を教えて下さい』と言いたくなるわ!

で終わる話です。
 また三浦書評の

 日本人教員の中山は、教え子が悲劇的な自殺を遂げており、その前日に彼女と過ごしていたという「弱み」がある。何ら関係はなかったとはいえ、そのことが公になれば地方の教員としての名誉は失われかねない。中山は秘密を暴かれる恐怖から、ずるずると教え子を工作員と思しき在日朝鮮人、金正彦に紹介

てのも「おいおい」ですね。そんな「根拠もない妄想」を書くことに何の意味があるのか。どうせウヨの荒木のことだから「教師は皆、反日左翼」という「変な偏見」があって「小説で誹謗したかった」のでしょうが呆れて二の句が継げませんね。三浦にも『こんな書評で読みたがる奴がいるか、バカ』と言いたくなります。


『「希望」作戦、発動 北朝鮮拉致被害者を救出せよ』書評(三浦小太郎さん): 荒木和博BLOG
 いくら「荒木が代表を務める特定失踪者問題調査会の役員=三浦」とはいえ「荒木の三文小説(月刊『正論』で連載されたのに産経新聞出版で出版してくれない、過去に荒木の本を出してくれた草思社展転社も出版してくれない程度の代物。しかも市販ではなく、注文があったときだけ印刷するオンデマンド出版*2)」を「荒木とのしがらみ」から「好意的に書評」とは、いつもながら三浦もどうしようもないバカです。内心では「こんな小説は評価に値しない」と思ってるでしょうに。
 しかし「やまと新聞」なんてマイナーな右翼ミニコミで「ウヨ仲間の三浦」に「仲間ぼめ」の「なんちゃって書評」されても「恥さらしにしかならない」でしょうに。まあ、「まともな人間が誰も評価してくれないけど、評価されたという実績を荒木が作りたい」からこうなるわけですが。

*1:もちろん「虎を屏風から出せる」わけもなく将軍様は「さすが一休、あっぱれ」となります。一方救う会は「何故俺たちが教えなければいけない、自衛隊で探せ、やる気があれば見つかるはずだ!」だから始末に負えません。一休さんで例えれば、一休に向かって将軍様が「何故俺が屏風から虎を出さなければいけない、一休、お前が出せ。出せないのか。一休のとんちもたいしたもんではないな」というようなもんです。無茶苦茶な連中は始末に負えません。

*2:昔の本ならともかく「2021年初版でオンデマンド出版」とは噴飯物でしょう。