◆久しぶりにNHK「日曜討論」を見たが予想通り、野党を呼んでない(テーマはコロナ)
田村厚労相は出演してましたが、野党を呼ばないのは「厳しい批判を自民が嫌う(そしてその自民にNHKが屈してるから)」でしょう。
大阪・池田市長選、維新新人が初当選確実 前市長は落選 - 産経ニュース
サウナ問題の前市長落選は喜ばしいですが、後釜(吉村府知事や松井市長ら維新主流はこちらを支援)が「同じ維新」ではげんなりです。どんだけ大阪の人間は維新に甘いのか。
とはいえ「維新批判派」も「候補一本化」できなかった点に問題があったと思います。候補一本化してれば「勝利の可能性」もあったかもしれない。
落語家の三遊亭多歌介さんがコロナ感染症で死去 54歳 - 産経ニュース
ちなみにこれについての弟弟子のコメント。
コロナ感染で急死の多歌介さん「ワクチンやめたほうがいい」と 弟弟子・鬼丸が取材に無念語る(デイリースポーツ) - Yahoo!ニュース
弟弟子の三遊亭鬼丸はデイリースポーツの取材に対し、「痛風がひどいことは知ってたんですが、基礎疾患とか大きな病気はなかったので驚きました」と語った。
鬼丸はワクチン接種に慎重な意見があることも理解しつつ、多歌介さんからも「ワクチンが危険」との考えを聞かされたことがあるとし「コロナは風邪だって言ってたくらい。僕にもやめた方がいいよというくらいの勢いで、7月の時点ではワクチンは打たないと断言されてました」と話した。
多歌介さんの人柄について「同門のみんなから愛されていました。すごくお母さん思いで、家を建ててあげたりしてた方だったんで」と悼んだ。最後の対面もできないといい「悲しいというより、驚き。やっぱり、どこか信じられない思いが強いですね」と語った。
野原燐がリツイート
三遊亭鬼丸(8月28日)
今日三遊亭多歌介兄さんが逝去。ワクチンを否定した兄さんがコロナで。多分当人はコロナで死ぬとは思わず死んだと思う。だから皆さんはワクチンを打ってください。色々反対派がいるのはわかりますが千葉真一さんも打たずに死んでますから。
三遊亭鬼丸(8月28日)
多歌介さんは天国に行くと思います。お金が好きでバカでロクでもない人でしたが優しくて気前のいい人でしたので。もうちょっと優しく接しても良かったなぁとスゴく反省してる夜です。
三遊亭鬼丸(8月28日)
私は食えない頃多歌介兄さんのセコ仕事に文句言いながら食いつないだ人間なのであの人には感謝しかないんです。セコ仕事という言い方が故人を偲んでないんですが。
ネット情報によれば、どうも「寄席や独演会で客相手に冗談ではなくがちで反ワクチン放言してたらしい」ので、その点では「余り同情する気になれない御仁*1」ですがそれはともかく。
やはり「ワクチンは打てるのなら打つべきだ」と思いますね(小生も『仕事の都合上、平日には休みたくない*2』ので1回目9/5、2回目9/26の日曜に設定しましたが、ワクチン接種を予約しました)。
とはいえ、「ワクチン接種を予約したのに接種前に感染して酷い目に遭った野々村真」がわかりやすいですが、現状は「打ちたければ打てる」わけではない。
小生も「自治体接種が予約できるようになった」のは8月下旬からです。「自治体接種予約ができるようになった8月下旬」になるまでは『職域接種はやってない』『国の大規模センターはすぐに予約が埋まる(そもそも埼玉から大手町まで行くことにも躊躇してましたが)』と言うことで接種を「ほぼほぼ諦めてました」。
新型コロナ 不織布マスク徹底を 科学者ら共同声明 「都市封鎖」議論の前に | 毎日新聞
「ウレタンマスクや布マスクは(隙間が大きいので)感染予防効果が低い」「不織布マスクがベスト」「そうした事実を国はもっと広報したらどうなのか。国は感染防止のためにやるべき事をやってない」という指摘です。未だにウレタンや布のマスクが横行してることが「感染助長の理由の一つ」であり「国は予防を真面目にやる気があるのか」とは俺も思います。
【自民党総裁選2021】岸田氏、二階氏念頭の党改革案への反発「理解できない。しっかりやり切る」 - 産経ニュース
「総裁を除く党役員は1期1年、連続3期まで」とする党改革案
いろいろな意味で「何だかなあ」ですね。
第一に、この「改革案」で「総裁の任期制限がない(また、総裁の任期に比べて党役員の任期が短い)」のはどういうことなのか。「総裁に絶対的権限を持たせ、総裁独裁がやりたいのか?」と言われたらどう反論するのか。「総裁選で選ぶから任期制限がなくていい」という話ではないでしょうに。
第二にこの改革案には「既に任期が3年を超えてる」二階幹事長がもろに抵触します(もしかしたら、『過去は問わない』で岸田総裁就任後、二階氏は「3年の幹事長も可」かもしれませんが)。
二階氏をわざわざ敵に回すところが「何だかなあ」ですね。まあ、「何があろうと、二階は菅支持を辞めない」「ならば二階を『古い政治家』などと批判した方がマスコミも好意的に報じてくれるかもしれない」つう判断なのでしょうが。
【自民党総裁選2021】 岸田氏が中小事業者と意見交換 「岸田ノート」も登場、「聞く力」アピール - 産経ニュース
他の連中が出馬するかどうか、旗幟鮮明にしない中、早めに動くことによって「現職・菅」を除けば総裁選の最有力候補は岸田というイメージを早期に確立し、総裁選を有利に進めたいという話でしょう。
【花田紀凱の週刊誌ウォッチング】(837)メディアがあおり、増える「コロナ怖い病」 - 産経ニュース
メディアが煽るも何も現状のコロナ状況は「感染者高止まり」「病床不足」「急激な自宅療養者の増加」という恐ろしい代物です。
これを「恐ろしくない」というのは「バカか嘘つき」でしかない。もちろん産経や花田は「嘘つき」であり、目的は菅擁護でしょうが「花田は感染して苦しめばいいのに」と言いたいですね。そして今が民主党政権なら産経や花田は躊躇なく「コロナ危機」を叫び政権に悪口していたでしょう。
【ロシアを読む】ロシア人は自由より支配が好き? クーデター未遂30年で浮かぶ本質的問い - 産経ニュース
有料記事なので途中までしか読めませんが、やれやれですね。
様々な理由から「独裁的な政治」が容認されてるのは何もロシアに限った話ではない。
また、そもそも長期にわたる「ソ連共産党支配」が「ソ連崩壊後」、すぐに雲散霧消して「完全民主化」すると考える方がおかしい。
日本だって
【あいうえお順】
◆賀屋興宣
戦前、第一次近衛、東条内閣蔵相。戦後、終身刑判決を受けるが、いわゆる逆コースで後に仮釈放。公職追放も解除され政界に復帰。池田内閣法相、自民党政調会長(池田総裁時代)など歴任
◆岸信介
戦前、満州国総務庁次長、商工次官、東条内閣商工相を歴任。戦後、日本民主党幹事長、自民党幹事長(いずれも総裁は鳩山一郎)、石橋内閣外相を経て首相。首相退任後も、実弟・佐藤栄作*3、子分・福田赳夫*4、女婿・安倍晋太郎*5を通じて一定の政治的影響力を有した。
◆重光葵
戦前、東条、小磯内閣外相。戦後、禁固7年の判決を受け公職追放もされるが、いわゆる逆コースで公職追放が解除され政界に復帰。改進党総裁、日本民主党副総裁(総裁は鳩山一郎)、鳩山内閣外相を歴任。
など、「戦前人脈」は戦後政治に生き続けたわけです。日本において「あの戦争が充分に反省されない理由の一つ」は「岸ら戦前人脈が戦後も政界に存在したこと」です。
*1:とはいえ一番罪が重いのは「医療素人の三遊亭多歌介や千葉真一のような人間」ではなく彼らにデマを吹き込んでワクチン接種をネグレクトさせ、あげく死なせた「自称専門家」の連中ですが。
*2:早ければ早いほどいいとは思いますがそれでも『やはり平日には休みたくない』ですね。9/5までに感染したら困りますが、そこは何とか感染予防で乗り切りたい。
*3:運輸次官から政界入り。吉田内閣郵政相、建設相、岸内閣蔵相、自民党総務会長(岸総裁時代)、池田内閣通産相、科学技術庁長官などを経て首相
*4:大蔵省主計局長から政界入り。岸内閣農林相、自民党政調会長(池田総裁時代)、幹事長(佐藤総裁時代)、佐藤内閣蔵相、外相、田中内閣行政管理庁長官、蔵相、三木内閣副総理・経済企画庁長官などを経て首相
*5:三木内閣農林相、福田内閣官房長官、自民党政調会長(大平総裁時代)、鈴木内閣通産相、中曽根内閣外相、自民党総務会長(中曽根総裁時代)、幹事長(竹下総裁時代)など歴任