今日の朝鮮・韓国ニュース(2021年9月18日分)

北朝鮮鉄道ミサイルの原型か 旧ソ連ミサイルに酷似|テレ朝news-テレビ朝日のニュースサイト
 問題はこれが
1)旧ソ連時代の支援を北朝鮮が独自にバージョンアップさせたのか
2)今もロシアが技術支援してるのか
「どちらなのか?。」ですね。欧米との関係が確実に悪化するので2)だとしてもロシアはそれを認めないでしょうが。


北朝鮮でドキュメンタリーを制作した女性監督の斬新すぎる手法 「アンナ、平壌で映画を学ぶ」に見る北朝鮮コンテンツの作り方(1/4) | JBpress (ジェイビープレス)2021.9.20

 「アンナ、平壌で映画を学ぶ(Aim High In Creation!)」はオーストラリアの映画監督アンナ・ブロイノフスキーが2013年に制作したドキュメンタリー映画だ。アムステルダム国際ドキュメンタリー映画祭で紹介された後、ソウル国際女性映画祭やDMZ*1国際ドキュメンタリー映画祭で上映され、大韓劇場でも上映された。
 大規模な天然ガス採掘の脅威が始まったオーストラリアのシドニーで、家族と村の安全を守る宣伝映画を作ろうと決めた映画監督のアンナが産業資本主義に立ち向かうため北朝鮮の映画関係者から北朝鮮式宣伝映画の制作を学ぼうと考えて平壌入りする──というストーリーである。

 俺的に興味があるのは赤字部分ですね。
1)本心、赤字部分のように思っていたのか、それとも「北朝鮮式宣伝映画の制作」を学ぶための口実に過ぎなかったのか
2)その後、「大規模な天然ガス採掘の脅威」を批判する映画は作成、公開されたのか
3)(2とは関係なく)その「天然ガス採掘」は「環境保護」等の面で中止されるべき代物なのか
4)その「天然ガス採掘」は結局どうなったのか、中止されたのか
ですね。「北朝鮮映画はプロパガンダ臭が強い」なんて「まあ、そりゃそうだろ」「今更かよ」的なことには「俺個人は」あまり関心がない。
 もし「北朝鮮式宣伝映画の制作を学ぶための口実に過ぎなかった」のなら正直、好感が持てませんが、それはこの記事では残念ながら解りません。そういう興味関心はこの記事の筆者にはなかったようです。
 後は「これは解りようがない」でしょうが、彼女の要望を受け入れるまでの「北朝鮮側の検討過程」は知りたいとは思います。多分「すんなり受け入れた」わけでもないでしょう。しかしこの映画、日本国内では見られるのかどうなのか。
 それにしても

ソウル国際女性映画祭やDMZ国際ドキュメンタリー映画祭で上映され、大韓劇場でも上映された。

つまり「韓国で上映された」と言うのが興味深い。たぶん「立ち位置的」には

ファンキー末吉平壌6月9日高等中学校・軽音楽部 北朝鮮ロックプロジェクト』(2012年、集英社インターナショナル

と同様、「北朝鮮の内部事情を伝えるために、北朝鮮批判は自粛する(そうでないと北朝鮮への入国自体が無理なので)が、別に北朝鮮礼賛でもない」というスタンスでしょう。
 しかし、これ、朴正熙時代ならとても上映できないでしょう。まさにもはや韓国(人)にとっては、北朝鮮は「脅威」「打倒の対象」よりもメロドラマのネタ程度のものなのだろう(たぶん日本も同じ 関川某も自分の書いたことを撤回しろとおもう) - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)が該当する話でしょう。
 「愛の不時着」の放送同様に、もはや韓国(人)にとっては、北朝鮮は「脅威」「打倒の対象」よりも

日本テレビ世界まる見え!テレビ特捜部(1990年~現在も放送中)
◆TBS兼高かおる世界の旅(1959~1990年)
◆フジなるほど!ザ・ワールド(1981~1996年)
テレビ朝日世界の車窓から(1987年~現在も放送中)

など「海外紹介番組」の「ネタ」程度の代物なのでしょう。


『キネマの神様』を映画館で観て – イオWeb
 朝鮮日報社が発光する「月刊イオ」の編集部ブログと言うことで「朝鮮・韓国ニュース」として書いています。

 そしてこの映画には、有名な日本映画へのオマージュも織り込まれていた。
 私自身、日本映画に疎いので、映画を見た後に知った。
 生粋の映画好きにはたまらないないオマージュだという。
 今度はその日本映画も見た後に、また再度見てみたいと思った。

 「その映画って何?」ですね。北川景子「冷や汗」 巨匠・小津安二郎監督の『東京物語』オマージュにド緊張(クランクイン!) - Yahoo!ニュースによれば、その映画は小津安二郎東京物語』で、『北川景子演じる女優・桂園子』は『原節子がモデル』だそうですが。ただ『東京物語』なら大抵の日本人には解らないと思います。小津映画にそんなに詳しい日本人は多くないんじゃないか。


北海道の空港運営会社 韓国の会社と連携協定へ コロナ後見据え | 日韓関係 | NHKニュース
 産経がいかに嫌韓国だろうと「韓国人観光客誘致」を考えれば当然こうなるわけです。


【総裁選ドキュメント】拉致解決のブルーリボン着用、候補で分かれる - 産経ニュース

 17日に行われた自民党総裁選の所見発表演説会に臨んだ候補者4人が、北朝鮮による拉致被害者の救出を願う「ブルーリボンバッジ」を付けるか付けないかで対応が分かれた。
 岸田文雄政調会長高市早苗総務相の2氏がブルーリボンバッジを左胸に付けて演説に立つ一方、野田聖子幹事長代行は議員バッジのみを着用。10日の出馬表明記者会見でブルーリボンバッジを付けていた河野太郎ワクチン担当相は、この日は胸に何も付けていなかった。

 まあ馬鹿馬鹿しいですね。産経以外はこんなことは問題にしていない。救う会ですら「拉致の風化」「誰が有力候補か判断がつかない混戦」ということもあってこんなことで河野や野田を非難などしません。

*1:「非武装地帯」の略。「韓国と北朝鮮の間の軍事境界線の周辺」を意味している(非武装地帯 - Wikipedia参照)。