今日の中国ニュース(2022年4月17日分)

米、中国のソロモン諸島との安保協定発表を批判 高官派遣で巻き返しへ - 産経ニュース
 中国をやたら敵視するバイデン政権らしいですが、ソロモン諸島への内政干渉も甚だしいのではないか。


◆浅井基文ブログ『中国のコロナ「動態ゼロ」戦略の目指すもの:西側の偏見的理解と中国の理念的アプローチ
 「私(浅井)は勿論、感染症素人ではあるが、ウィズコロナを当然扱いし、中国のゼロコロナ*1を批判する日本マスコミは本当に正しいのか?」
 「自民党政権がウィズコロナを主張するから、日本マスコミもそれに調子を合わせてるだけではないのか?」
 「そもそも日本政府も以前は『できる限りゼロコロナ』を目指していたはず。それをデルタと違い、オミクロンは重症化しにくいという理由でウィズコロナに変えただけではないか?」
 「しかしそれは本当に正しいのか。経済的ダメージに耐えきれず、悪しき妥協をしているだけではないのか?」
 「日本マスコミの中国『ゼロコロナ』批判には中国への偏見がありはしないか?。中国の一党独裁評価とコロナ対策評価には何の関係もない。コロナ対策はあくまでも医学的見地から評価すべきだ」
として「中国ゼロコロナ」を批判する「日本マスコミ(例えば朝日新聞)」に疑義を呈する浅井先生には俺も全く同感です。
 

【奈良正論懇話会】「尖閣、日本人が生きる島に」 東海大教授・山田氏が講演 - 産経ニュース
 たとえ話ではなくマジで「日本人の定住」を主張しているのでずっこけました。島の領有権主張という意味では住む必要はどこにもない。


中国、強制労働禁止批准へ審議 欧州との関係修復へ糸口探る:東京新聞 TOKYO Web
 なお、日本は1930年条約は批准していますが、1957年条約は批准してないので中国が批准すれば「中国に抜かれたこと」になります(1930年の強制労働条約(第29号)1957年の強制労働廃止条約(第105号)参照)。東京新聞もどうせなら日本の批准状況について書けばいいのに。


東松山・ローランでウイグル料理を食らう! - 東京で中華を食らう
 「埼玉県にそんな物ができたのか!」という意味でメモしておきます。
 店名の「ローラン」とは楼蘭 - Wikipediaでしょうか。
 掲載されている地図を見ると関越自動車道東松山インターチェンジの近くなので明らかに「高速道路から降りる客狙い」ですね(その結果、駅からは遠くなっていますが)。
 まさか「ウイグル料理」で、地元民の利用を主としてもくろんでるわけでもないでしょう。ちなみに地図を見ると近くにはフライングガーデン(ハンバーグ)やはま寿司もあります(これまた関越道から降りる客狙いでしょうが)。


「絶望」の中国農村部…便所は豚小屋脇の穴・築98年の木造[共同富裕の現場から] : 国際 : ニュース : 読売新聞オンライン

 習政権は2021年7月、共産党の長期目標だった「小康(ややゆとりのある)社会」の実現を宣言したが、「貧困」としか呼びようのない生活を送る人は多い。
 小康社会から共同富裕へ。
 習国家主席による異例の3期目政権発足が確実な今年後半の党大会でも、「共同富裕の実現」を大目標に掲げるとみられる。
 「私たちはまだこんな生活をしているのに……」
 自賛に満ちた党の宣伝が、舒さんにはむなしく響く。

 「落ちの文章」がアンチ中国のウヨ新聞「読売」らしいですが、だからこその「共同富裕=格差是正(習政権の施策)」のわけです。
 当然ながら「台湾侵攻」など、「台湾の独立宣言」でもない限りあり得ない話です。
 それにしても「少なくとも建前では格差是正を掲げる中国」について「そうではない日本の政権与党」と比べて思うことはやはり「自民党応援団・読売」にはないのでしょうね(呆)。

*1:浅井先生も指摘していますが中国のゼロコロナとは「ウィズコロナのような妥協はせずにできる限りゼロを目指す(徹底したPCR検査などによって市中感染を防ぐ)」という物に過ぎず文字通り「完全なゼロ」を目指してるわけではありません(これについては中国における「動的ゼロコロナ」とは?感染者ゼロに非ず--人民網日本語版--人民日報も参照)。