常岡浩介に突っ込む(2022年5月1日分)(追記あり)

常岡浩介がリツイート
◆峯村健司*1
 2月24日のロシア軍によるゼレンスキー大統領の暗殺未遂の真相の一端がタイムによって明らかにされました。側近らと防弾チョッキを着て自動小銃を構えて危機を乗り切りました*2。真っ先に国外に逃げたアフガニスタンの前大統領との違いは明らかです

1)峯村の専門が中国であってロシアやウクライナではないこと、2)峯村のやらかした例の不祥事を考えれば、常岡がわざわざリツイートすることは理解に苦しみます。

常岡浩介がリツイート
◆Ryoji Fujiwara
 ウクライナのことを整理するため開戦前の記事や資料など当たっているのだが、「露に侵攻するメリットはない」と語った専門家たちの文章を読んで、「勝っているアサドが化学兵器を使うメリットがない」と語った専門家と全く同じで鬱々となる。独裁者には国益など自己観念の後にしかないのは明白なのに。

 「化学兵器使用疑惑が起こった後」に「アサドは使ってないと思う」とシリア専門家(?)が言うのと「ウクライナ侵攻前」に「プーチンは侵攻しないのではないか」とロシア専門家(?)が言うのとでは「大分意味が違う(なぜなら前者は使用があったかどうかが『不明の場合』でも過去の確定的事実なのに対し、後者は未来の出来事なのでまだ発生していません)」のに「同一に扱える」藤原や常岡も相当に頭がいかれています。前者については確定的事実なので「間違っていたら批判していい」でしょうが、後者は話が違います。未来のことなんか断言できるわけもない。
 「侵攻しないんじゃないか」といった人間も「絶対に侵攻しない」と主張した人間はほとんどいないでしょう。
 そして俺(勿論プーチンシンパではない)も「侵攻するにしても全面侵攻はないだろう。そもそもロシア派支配地域でも侵攻するかどうか」と思っていました。
 なぜなら「ナチドイツの二正面作戦(英国に勝利してない時点でソ連侵攻)」「戦前日本の真珠湾攻撃」「中国の台湾侵攻(現在起こってないし、今後も起こらないと思う)」並に「合理性に欠けるから」です。過去にロシアは「国が違う」とはいえアフガン侵攻で痛い目を見たこともある。ウクライナに侵攻した場合「第二のアフガン化」を普通の人間なら危惧するでしょう。
 しかもプーチンは「侵攻の恐れがある」というウクライナや米国など相手に「侵攻しない」と断言していた。勿論、俺も含めてプーチンを安易に信用するほどお人好しではないですが「綸言汗のごとし*3」「覆水盆に返らず*4」です。一度吐いた言葉は普通の人間はそう簡単に撤回できないし撤回するには「それ相当の理論武装」がいる。まさか実際にプーチンがしたように「あそこまでデタラメな詭弁」で躊躇なく侵攻するとは、さすがにこちらも思ってない。
 プーチンが「ヒトラー昭和天皇並みの阿呆だった(合理性や客観性に欠けていた)」とは思ってなかったことを正直に認めておきます。

常岡浩介がリツイート
◆小谷哲男*5
 その通り
陸上イージス適地、再検討を 自民・石破氏:時事ドットコム
 自民党石破茂元幹事長は1日のフジテレビ番組で、政府が断念した陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の配備計画について、「見直しの議論をすべきだ」と述べ、配備に向けた検討を再び行うよう求めた。政府は山口、秋田両県への配備計画を2020年6月に撤回。代替策としてイージス艦2隻を新造*6する方針だが、石破氏は海上自衛隊の乗組員の負担が増す問題が解消されていないと指摘。「適地は本当にないかも含めて議論すべきだ」と語った。

 「週刊金曜日と縁切りしてウヨに媚びよう」という常岡の態度が実にわかりやすい。
 まあ週刊金曜日以外にも勿論、左派系の雑誌(岩波世界、月刊前衛など)はあるんですが、常岡につながりがないんでしょう(とはいえ常岡がウヨ方面で高評価されてるようにも見えませんが)。
 高世仁としても「常岡と縁切りして良かった」でしょう。高世の周囲がこの種の「右翼言動」に好意的とも思えませんので。
 しかし第一に「石破もとんちんかん」ですね。そういうのが受けると本気で思ってるのか?。総裁選で敗北し干され続ける中、「完全に迷走しています」ね。むしろ「物価上昇問題」でも論じるべきでしょうに。世間からは「この物価高騰時に阿呆か」と思われるのが落ちでしょう。
 第二に石破も「無役で無責任な立場」だから放言してるだけでしょう。岸田からすれば「お前が総裁選で担いだ河野が防衛相の時に決めた方針だろうが!」と言いたいところではないか。現実問題として「適地」なんてもんがあれば誰も苦労しない。

常岡浩介がリツイート
 週刊金曜日って、ぼくがたま~*7に書くページ*8以外は読むところない*9よなあ(真実
想田和弘*10
 発売中の「週刊金曜日」、お勧め。特に自衛官時代に命令拒否で逮捕・起訴された経歴を持つ小西誠氏*11のインタビューには大変共感しました。
「古典的レジスタンスの英雄美談を吹聴する時代はすでに終わっています。それが自国民を死に追いやる国家の自滅行為であることを、ウクライナ戦争は示しています」

 「常岡ってバカ?」ですよね。想田氏ツイートなり、小西インタビューなりに批判がしたいのなら「具体的根拠をあげてすべき話」でこんな「根拠に乏しい週刊金曜日全否定」という阿呆ツイートをすべき話ではない。
 こんなことを言えば「週刊金曜日からの依頼が全く来なくなるかもしれない*12」「そうなるとただでさえ少ない常岡の仕事が完全に消えるかもしれない」「週刊金曜日編集委員(想田氏に限らない)など週刊金曜日関係者との関係が完全に切れるかもしれない」という事も分からないほどのバカか?。こんな阿呆なことを言って何の意味があるのか?。もはやこんな阿呆なことを放言してはまずいということがわからないほど常岡の脳みそが終わってると言うことなのか?
 常岡とは違う「まともな人間」ならむしろ「私(常岡)に記事を書かせてることには感謝している。読むに値する記事も多々あると思う(だから原稿依頼も受けている)。しかし、この小西インタビューとそれを宣伝する想田ツイートには賛同できない」というでしょうに。
 もしかして「想田ツイートや小西インタビュー批判」という「高尚な話(?)」ではなく「たまにしか書かせないから悪口してやった。もっと書かせろ」つう下世話な話か。「それで週刊金曜日が書かせるわけねえだろ、バカか?」ですね。
 はたまた「週刊金曜日の悪口を言えば、アンチ左翼のウヨ雑誌(月刊正論、月刊HANADAなど)から依頼が来るかも?」つう下世話な話か。「それで書かせるウヨ雑誌もないわ、バカか?」「つうか、ウヨ雑誌なんかに書きたいのかよ?」ですね。
【追記】

常岡浩介 
 「読むところない*13」はかなり好意的な表現で、毒電波過ぎ、差別的過ぎて廃刊すべきレベル…

 悪口がさらにエスカレートしています。無責任な連中が「もっと罵倒しろ」と常岡をけしかけて、常岡がそれに迎合したと言うことか。
 原稿掲載してもらった雑誌に良くもこんなことが言えたもんです(常岡に仕事なんか今やほとんど誰も依頼しないのに)。勿論「911テロ陰謀論」など問題記事(差別かどうかはともかく明らかに毒電波)は過去にあります。過去の週刊金曜日編集長には、拙記事「コロナはただの風邪」論を未だに放言する岡田幹治とリベラル21に呆れる(パート2) - bogus-simotukareのブログ岡田幹治の「ファイザーワクチン無価値」論(追記:2021年7月21日に岡田が死去したらしい) - bogus-simotukareのブログで批判した「コロナ軽視論の岡田幹治」なんて『とんでもない人間』がいたこともある。本多ファンとしてあまり書きたくないですが、週刊金曜日編集委員本多勝一氏には「トンデモ医療美化(東洋医学云々)」つう黒歴史もある。
 しかし、「それを全て知った上で、常岡は週刊金曜日に『一方では評価できる記事もある、全否定はできない』と一定の評価をし(あるいは逆にそんな雑誌のえり好みができない、どんな雑誌でも『依頼があれば即座にウエルカム』の惨状なので)原稿依頼をあえて引き受けた」んじゃないのか。常岡が「週刊金曜日」をそこまで悪口するなら「何故過去に原稿依頼を受けたのか」まともに説明すべきでしょう。
 勿論、常岡が週刊金曜日に悪口したところで「常岡と週刊金曜日の関係が完全に切れ」、常岡をけしかけた連中は「バカだなあ、常岡は」とあざ笑い、それでおしまいでしょう*14。そもそも常岡とて本気で「週刊金曜日の問題点を是正し、正常化したい」だのあるいは逆に「廃刊に追い込みたい」だの思ってるわけではなく「軽い気持ちで放言」でしょう。何せ、今の常岡はどう見ても「廃業状態で暇人」ですからねえ。
 「小人閑居して不善を為す(品性の卑しい人は暇であると、良くないことをする)」といいますが「小人」常岡が「閑居」する中で「もっと週刊金曜日を罵倒しろ」と煽られて調子に乗って悪口しただけでしょう。常岡はもはや「引きこもり状態」で「自分のツイッターが一時的にでも受けること」位しか「生きがいがない」のではないか。

常岡浩介がリツイート
◆Masashi MURANO(村野将)
 (米軍を派遣しないとの発言は)自らの政治基盤*15を意識した発言だったのでしょう。アフガニスタンで戦争を終わらせ、もう新たな戦争はしないと。しかし外交的には間違いでした

 「バイデンが『米軍投入は考えてない』と言ったせいでプーチンが侵攻した、今からでも米軍を投入しろ」と言いたいのでしょうが無茶言うなと言う話です。そんなことが米国議会で承認されるとはとても思えない。だからこそバイデンも「米軍投入」なんて言えなかった。
 大統領がバイデンでなく誰であれそんなことは言えなかったでしょう。

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池内恵
 シリア・アサド政権に心酔した研究者*16の議論や文体と類似している*17。(ボーガス注:プーチン)政権の言説をだらっと引き写しているので、論理的な筋や構造が見えない。一般社会はこれまでそういうもんだと思わされてきたのだろうが、単純に分析の精度が低かったと考えた方が良い

常岡浩介がリツイート 
◆Hiroo Yamagata(山形浩生*18
 分析とか視点とか何一つない、まったく整理されない雑然とした羅列。当然、大した発見もない。

 いずれも下斗米伸夫*19『新危機の20年:プーチン政治史』 (2020年、朝日選書)についての池内や山形の酷評ですが「池内や山形よりもむしろ常岡に」吹き出しました。
 なお、未読ですので下斗米本の評価はしません。
 第一に山形や池内*20は「ロシアの専門家」ではない。
 とはいえ「山形って何の専門家だろう?」ですね。山形自身は「俺はお利口なので、政治でも経済でも何でも分かってる(俺が特定問題の専門家でなくたって問題ない)」的な態度ではないか、という気はします。率直に言って山形はあまりにも自信過剰で、専門家に対する態度が不遜ではないか。
 それにしても、山形は以前から「専門外のことに平気で口を出す芸風*21」でしたが池内って昔からこうでしたっけ?。「ロシアが専門でないはずなのに無茶するなあ(苦笑)」ですね。
 第二に常岡の方こそ『ロシア 語られない戦争 チェチェンゲリラ従軍記』(2011年、アスキー新書)を出し、「ロシアの専門家の端くれ」を自称していたのではないのか。
 「ロシアが専門外」山形や池内のツイートをリツイートして「はい、おしまい」とは「ロシアが専門のはずの男」が随分と志の低いことです。常岡自身が下斗米本を読んでそれなりの感想を書いたらどうなのか。
 おそらくは常岡にはそんな能力どころか、意思すらないのでしょう。
 常岡は「理由が何か」はともかく「下斗米氏に対して(彼をプーチンシンパ扱いして、あるいはロシア半可通扱いして?)悪口したい(ただし自分でやれるだけの能力がない)」「池内や山形に媚びたい」程度の理由でこうしたツイートをしてるだけでしょう。全く哀れで無様な男です。
 高世仁に見捨てられるのも当然だし、長崎放送退社は大間違いだったと言っていいでしょう。

*1:著書『宿命:習近平闘争秘史』(2018年、文春文庫)、『潜入中国』(2019年、朝日新書

*2:「ホンマかいな、創作じゃねえの?」と思うのは俺だけではないでしょう。つうか、「ゼレンスキー本人が銃を持たないと対応できない」なんてむしろまずいでしょう。そんな状況になるくらいなら「国外亡命しても構わない」と俺は思いますが。

*3:「天子(皇帝)の言葉(綸言)は、出た汗が体内に戻らないように、一度口から出れば取り消すことができない」という中国の格言

*4:「こぼれた水が元に戻らないように一度行ったことは取り返しがつかない」という中国の格言

*5:明海大学教授

*6:そもそもイージス配備を辞めればいいだけの話でしょうに。

*7:「俺にたまにしか書かせない週刊金曜日はろくでもない」と言いたいのかもしれませんが、そもそも「常岡に記事依頼するメディア自体が少ない(高世仁も常岡を見捨てた)」のでむしろ「常岡に好意的らしい週刊金曜日もたまにしか書かせないのか(哀)」「で他にはどこに書かせてもらってるの?。やっぱり、ほとんどゼロなの?(憐)」という感想しかないですね。正直、常岡をリツイートしている連中も「常岡にリツイートされたから、たまには俺の方も常岡をリツイートするか」レベルであって、内心では「廃業状態」常岡なんぞ馬鹿にしてるでしょう。おそらく常岡の方も内心ではそれに気づいてるのに「気づかないふり」をしている。

*8:むしろ常岡のページの方が「読む価値がない」気がします。

*9:そもそも「どういう意味で読むところがないと思うのか」具体的に書かなければほとんど何の意味もない罵倒でしかない。

*10:週刊金曜日編集委員。著書『精神病とモザイク』(2009年、中央法規出版)、『なぜ僕はドキュメンタリーを撮るのか』(2011年、講談社現代新書)、『演劇 vs. 映画』(2012年、岩波書店)、『日本人は民主主義を捨てたがっているのか?』(2013年、岩波ブックレット)、『熱狂なきファシズム』(2014年、河出書房新社)、『カメラを持て、町へ出よう:「観察映画」論』(2015年、集英社インターナショナル)、『観察する男:映画を一本撮るときに、 監督が考えること』(2016年、ミシマ社)、『THE BIG HOUSE:アメリカを撮る』(2018年、岩波書店)、『なぜ僕は瞑想するのか:ヴィパッサナー瞑想体験記』(2021年、集英社)など。「業績の善し悪し」はともかく、ジャーナリストとして、それなりの活動をしている想田氏に対して、「廃業状態の常岡」が「自分を棚上げ」で悪口しても滑稽な話です。常岡もいい加減、まともなジャーナリズム活動ができないなら正式に「ジャーナリスト廃業」を宣言して新分野に転進したらどうなのか?

*11:著書『反戦自衛官』(1970年、合同出版)、『小西反軍裁判』(1982年、三一書房)、『マルクス主義軍事論入門』(1983年、新泉社)、『現代革命と軍隊』(1984年、新泉社)、『隊友よ、侵略の銃はとるな:ドキュメント市ケ谷反戦自衛官の闘い』(1989年、新泉社)、『新左翼運動その再生への道』(2000年、社会批評社)、『自衛隊の対テロ作戦』、『中核派VS反戦自衛官』(以上、2002年、社会批評社)、『日米安保再編と沖縄』(2010年、社会批評社)、『グアム戦跡完全ガイド』、『サイパン&テニアン戦跡完全ガイド』(以上、2011年、社会批評社)、『オキナワ島嶼戦争:自衛隊海峡封鎖作戦』、『フィリピン戦跡ガイド』(以上、2016年、社会批評社)、『自衛隊 この国営ブラック企業』、『自衛隊の南西シフト:戦慄の対中国・日米共同作戦の実態』、『シンガポール戦跡ガイド』、『要塞化する琉球弧』(以上、2019年、社会批評社)、『ミサイル攻撃基地と化す琉球列島』(2021年、社会批評社)など(小西誠 - Wikipedia参照)

*12:つうか本気でそんなに評価してないのなら「何で仕事を受けるのか?」という話です。「週刊金曜日に書いても大して記事が読まれない」と思いながら書いてるというのか?

*13:「読むところない」は「内容は正しいが他の雑誌(岩波世界、月刊前衛など)でも読める内容で独自性や新味に足りない」「内容は正しいがわかりやすさに欠ける」という意味がありうるので「毒電波過ぎ、差別的過ぎて廃刊すべきレベル」とは全然意味が違います。

*14:さすがにここまで悪口したら週刊金曜日側にも伝わるでしょうし、そうなれば週刊金曜日も常岡との付き合いは切るでしょう。それとも「既に切れてる」のか?。

*15:勿論、バイデン支持層が軍派遣を希望しているとは思いませんが、ならば共和党支持層なら希望してるかと言えばそれもないでしょう。「ほとんどの米国民」が恐らく派遣反対であり、その状況で派遣論なんか口にできるわけがない。

*16:おそらくは以前から池内や常岡が悪口している青山弘之・東京外国語大学教授のこと(『混迷するシリア』(2012年、岩波書店)、『シリア情勢』(2017年、岩波新書)、『膠着するシリア』(2021年、東京外国語大学出版会)などの著書がある)。なお、「青山氏がアサドに心酔してるかどうか」「青山氏の議論、文体と下斗米氏のそれが似ているかどうか」は特に論じません。

*17:この一文は「下斗米氏をプーチンシンパとネガキャンしてる」と評価されかねないのでいらない文章でしょう。それともマジで池内は下斗米氏をそのようにネガキャンしているのか?

*18:野村総研研究員。翻訳家。作家。個人サイトYAMAGATA Hiroo: The Official J-Page山形浩生の「経済のトリセツ」。著書『新教養主義宣言』(2007年、河出文庫)、『要するに』(2008年、河出文庫)、『新教養としてのパソコン入門』(2011年、アスキー新書)、『「お金」って、何だろう?』(共著、2014年、光文社新書)、『経済のトリセツ』(2021年、亜紀書房)など。訳書として、ウェルズ『タイムマシン』、エンゲルス『イギリスにおける労働階級の状態』、ケインズ『雇用と利子とお金の一般理論』、『平和の経済的帰結』、ジョージ・オーウェル動物農場』、ファラデー『ロウソクの科学』、ルイス・キャロル不思議の国のアリス』、『鏡の国のアリス』など(勿論、山形は古典以外も訳しますが、山形翻訳以前から翻訳のある古典をいくつかあげてみました。つまりは『俺の訳の方が優れてる』という自信家が山形の訳です)(山形浩生 - Wikipedia参照)

*19:法政大学名誉教授。著書『ソビエト政治と労働組合:ネップ期政治史序説』(1982年、東京大学出版会)、『ゴルバチョフの時代』(1988年、岩波新書)、『スターリンと都市モスクワ』(1994年、岩波書店)、『アジア冷戦史』(2004年、中公新書)、『モスクワと金日成』(2006年、岩波書店)、『プーチンはアジアをめざす』(2014年、NHK出版新書)、『宗教・地政学から読むロシア:「第三のローマ」をめざすプーチン』(2016年、日本経済新聞出版)、『ソビエト連邦史』(2017年、講談社学術文庫)、『神と革命:ロシア革命の知られざる真実』(2017年、筑摩選書)、『日本冷戦史:1945-1956』 (2021年、講談社学術文庫)、『ソ連を崩壊させた男、エリツィン』(2021年、作品社)など(下斗米伸夫 - Wikipedia参照)

*20:東大教授。著書『現代アラブの社会思想』(2002年、講談社現代新書)、『中東 危機の震源を読む』(2009年、新潮選書)、『イスラーム国の衝撃』(2015年、文春新書)などから考えるに「池内=中東政治の専門家」でしょうか?

*21:例のid:Mukkeが下斗米氏の弟子なら「山形は素人のくせに無礼だ。下斗米氏はロシアの専門家だ」というでしょうが弟子ではないので言わないわけです(苦笑)。改めてあの男の「I濱Y子・早大教授(どうも、あの男の師匠らしい)」擁護(I濱先生はチベットの専門家だ!)には心底呆れます。