今日の産経ニュース(2022年10/23、24分)

立民・泉氏と共産・志位氏 維新との関係めぐり〝空中戦〟 - 産経ニュース
 「維新贔屓のウヨ」産経らしいですが、今のままでは泉立民が自滅するだけでしょう(それでも産経的には構わないのでしょうが)。
 それで後釜が「海江田民主党代表後の岡田代表」「前原民進党代表後の枝野立民党代表」のような「維新と一線を画す」代表ならともかくそうでないなら立民も消滅するだけでしょう。
 なお、「維新が躍進」云々と書く産経ですが衆院選に比べれば、明らかに参院選での維新は「衰退傾向」にあるし、泉が維新にすり寄るのは「考えが維新に近いから」であって「躍進云々」と言う話ではないでしょう。
 まあ、共産からすれば「自民や維新などウヨ政党と戦うための野党共闘」ということで「支持層の了解を得ている」のだから、泉がそれを反故にすれば反発するのは当然の話です。泉が舐めた態度をとり続ければ正式に「野党共闘を終わらせること」も志位執行部は覚悟してるでしょうし、そうなればダメージが大きいのは泉立民の方でしょう。維新との「共闘」が共産との「共闘」ほどの成果を生むとはとても思えません。


性犯罪見直し、法制審が事務局試案 「暴行・脅迫」以外も対象 性交同意年齢も引き上げ - 産経ニュース
 刑法の性犯罪規定/新たに「拒絶困難」の要件/法制審部会試案 改正限定的の危険と言う批判はあるし、批判に従って「修正がされればベスト」ではある物の「改正しないよりはまし(ベター)」といえる内容かとは思います。法案提出されれば日本共産党も「独自法案(共産党独自または野党共闘法案)を出す→残念ながら否決→改正しないよりまし」という判断で賛成するのではないか。


「中国発言」で謝罪要求決議、大阪・泉南市議 取り消し求め提訴 - 産経ニュース
 議会にはいわゆる「自律権」が認められているのでよほど酷い決議でない限り、無効判決は出ないでしょうし、この場合、どう見ても「決議が正当」なのでなおさら無効判決は出ないでしょう。


岸田首相、旧統一教会被害者との面会の考え表明 - 産経ニュース
 会ったところで「解散命令請求を確約」などそれなりのお土産を出さなければ「会うだけで価値があると思ってるのか!」という被害者の反発は避けられないでしょうが、そのことを岸田は理解しているのか?


山際氏、旧統一教会トップとの写真「記憶が定かではない」 - 産経ニュース
 よくもまあこんな恥さらしな発言ができたもんです。


山際経済再生担当相、辞任の意向固める - 産経ニュース
 辞任が遅すぎたのでこれでは到底支持率は上がらないでしょう。それにしても岸田首相、山際氏の更迭を否定 - 産経ニュースという岸田は愚劣だったと言うべきでしょう。


山際経済再生相を更迭 旧統一教会問題で事態収拾図る - 産経ニュース
 「提出された辞表」を受理するのは「更迭」とは言いません。例えば「絶対に辞めない」と居直った藤尾文相を「中曽根首相が首相権限で首にする」のが更迭(罷免)です。山際を更迭できなかったことが岸田の限界でしょう。
 「解散しない限り国政選挙はない」「たとえ選挙があっても、支持率的に最大野党・立民も第二野党・維新も怖くない(衆院選参院選ともに両党の議席は自民の政権を脅かすほどではなかった)」「モリカケ桜の安倍ですら居直れた」と岸田が甘く考えたことへの「自業自得」でしょう。


自民は辞任ドミノを警戒、野党は敵失追い風に - 産経ニュース
 山際辞任で「辞任ドミノ(高市経済安保担当相、萩生田政調会長細田衆院議長など)」云々とは産経と自民らしいくだらなさです。結局「統一協会との癒着で辞めさせるべき人間は辞めさせる」「それが嫌なら任命前にまともに身体検査すべきだった」と言う話に過ぎません。


新潟市長選、中原氏が再選 現新一騎打ち制す - 産経ニュース
 自民党王国新潟で、立民が候補者擁立を諦め、「共産党が党役員を擁立」というのでは残念ながら選挙前から現職勝利は予想できました。共産としても「不戦敗だけは避けたい」という義務感による擁立でしょう。立民のやる気の無さには心底呆れます。


那覇市長に自公系の知念氏 オール沖縄に打撃 - 産経ニュース
 今回、自公が「城間市政下の副市長」を擁立し、城間前市長(もともと翁長雄志前県知事(翁長雄治氏の父)が那覇市長時代の副市長で、当選時はオール沖縄が支援)が自公候補支持を表明したことで「オール沖縄への失望」や逆に「城間系なら支持してもいいのではないか」といった気持ちを生み出してしまい、それを挽回しきれなかったことが大きかったのか。
 勿論「打撃がない」わけはないのですが、「知事選ではデニー氏が勝利している」以上、必要以上に悲観する必要もないでしょう。
 今日のしんぶん赤旗ニュース(2022年10/22、23日分)(追記あり) - bogus-simotukareのブログでも書きましたがこうした産経や自民の宣伝はかなり誇張宣伝で、「オール沖縄からの保守層脱落」を狙った面が大きいでしょう。この点、翁長氏が「この敗戦でも団結を強めていこう」という趣旨のツイートをしていることには励まされます。まずは翁長氏に県議なり、何かの形で政界復帰して欲しいところです(一番可能性が高いのは県議復帰なのでしょうが)。