常岡浩介に悪口する(2023年1月23日分)(副題:常岡の無茶苦茶な反中国に呆れる)

常岡浩介
 中国は過去に陸上で国境を接した全ての隣国、朝鮮*1、モンゴル*2ソ連、インド、パスキタン*3ベトナム*4ブータン*5と国境で軍事衝突あるいは侵攻。チベットウイグルを侵略*6

 「台湾が独立宣言しない限り中国が台湾侵攻することは可能性が低いと思う」「なぜなら独立宣言しない限り侵攻しないという国際公約を破れば、ロシアのような欧米の経済制裁が間違いなくあるし、米国の軍事支援を受ける台湾に簡単に勝てるか分からないからだ(米国の軍事支援を受けるウクライナにロシアは苦戦)」「むしろ中国は台湾相手には経済制裁や断交ドミノといった非軍事的な形で牽制するだろう」「南沙諸島問題だって、それを理由に領有権を争うフィリピンやベトナムと戦争を起こすとは思えない。むしろ中国は両国に対しては経済支援で懐柔しようとしている(以上については俺も同感ですが)」という指摘に対するこれが「常岡の反論」です(呆)。
 「中国、インドとの国境紛争(1960年代)」「中越戦争(1970年代)」は時代背景が違うのでこんなことは「中国が現在台湾侵攻(あるいは南沙諸島問題を理由にフィリピンやベトナムと戦争)する可能性が高い」ことの理屈には全くなりません。そもそもソ連について言えばその後外交交渉で国境問題は決着しています。
 こんな屁理屈でいいなら「過去には日本で226事件、宮城事件のような軍事クーデター未遂があった、また同じようなクーデターが自衛隊によって(以下略)」「日本は過去に中国、韓国、東南アジアを侵略した、また同じような侵略を(以下、略)」「ドイツは過去にフランスや東欧を侵略(以下略)」とも言えてしまう。
 またググれば、

中国・習氏「途上国利益守るべき」 パキスタン首相と会談 - 産経ニュース2022.11.2
 中国の習近平国家主席は2日、訪中したパキスタンのシャリフ首相と北京の人民大会堂で会談した。
 習氏は、パキスタン南西部グワダル港の関連インフラ設備の建設加速や、パキスタン産農産物の対中輸出拡大など、経済関係の強化を進める考えを示した。

習国家主席がベトナム書記長と会談、サプライチェーン構築などで協力(中国、ベトナム) | ビジネス短信 ―ジェトロの海外ニュース - ジェトロ2022.11.4
 習近平国家主席は10月31日、北京市ベトナム共産党グエン・フー・チョン*7書記長と会談した。
 習国家主席は、経済面では両国間で安定した産業チェーン・サプライチェーンシステムを構築し、中国の技術集約的企業がベトナムへ投資することを奨励するとした。また、医療・衛生、グリーン発展、デジタル経済、気候変動対応分野での協力を深めるとした。

東南ア各国、中国人客受け入れ拡大 経済重視で規制回避: 日本経済新聞2023.1.6
 東南アジア各国が中国人観光客の受け入れを拡大する。日本や欧米諸国は中国からの渡航者に対する新型コロナウイルスの水際対策を強化するが、タイやフィリピンは入国時の検査などを見送る方向だ。東南ア各国の観光産業は中国人への依存度が高く、景気回復を優先する。

フィリピン政府 中国から約3兆円の投資の約束取り付けたと発表 | NHK | 中国2023.1.7
 フィリピン政府は、中国を訪問したマルコス大統領が再生可能エネルギー事業を中心に、中国側から日本円でおよそ3兆円の投資の約束を取り付けたと発表しました。

と言う記事がヒットし、常岡が「名前を上げた国々(例:パキスタン、フィリピン、ベトナム)」と中国の関係が「いろいろな利害対立はあれども」、お互いに経済関係を重視しており、常岡が描き出すような敵対関係ではないことも分かります。
 まあ、こうした常岡の「中国敵視ツイート」は本気と言うより常岡がつきあってる「黒井文太郎」などの反中国右翼に迎合してるのでしょうが。
 そもそも常岡の専門は「長崎放送時代」は「警察不祥事」、フリーになった後は「ロシアとイスラム国(とはいえどう見ても世間にろくに評価されてませんが)」であって中国ではないのですが、良くもデタラメがほざけたもんです。

常岡浩介がリツイート
 「ウルトラの母」の乳のことよりも、ウルトラマンタロウになる東光太郎(篠田三郎)が渡部陽一くんに似てる気がしてならない
「ウルトラの母」は初登場時「丸出し」だった? 妙な記憶の真相とは | マグミクス

 ツイート自体がくだらないですが、「ライター廃業状態」でこれとは全く哀れみを誘います。常岡も内心では、現状について相当屈辱ではないか。

*1:朝鮮戦争のことでしょうがこれは「金日成の南侵」をソ連と共に支援したという話で中国は主役ではない。

*2:中国がモンゴルと軍事衝突したことなんかありましたっけ?。それともこれは「中国の内モンゴル支配」を常岡が侵略扱いしているという話か?。ただし内モンゴル蒋介石中華民国時代から中国の領土扱いなので侵略呼ばわりはいかがなものか。

*3:原文のまま(苦笑)。しかし中国ってパキスタンと軍事衝突したことなんかありましたっけ?。むしろ印パ国境紛争では「敵(インド)の敵(パキスタン)は味方」でパキスタンを支援したのが中国だったと思いますが。一方「敵(中国)の敵(インド)は味方」でインドを支援したのが旧ソ連です。

*4:1970年代の中越戦争のことでしょう。

*5:中国ってブータンと軍事衝突したことなんかありましたっけ?

*6:チベットウイグル蒋介石中華民国時代から中国の領土扱いなので侵略呼ばわりはいかがなものか。

*7:ハノイ市党委員会書記、国会議長、国家主席などを経て党書記長