今日の産経ニュース(2023年4/6~15日分)

【主張】大阪IR認定 懸念解消へ対策の徹底を - 産経ニュース
 産経ですら「対応策をとればカジノ開業していい」という甘い態度とは言え、「ギャンブル依存症や治安悪化の懸念」と書かざるを得ないわけです。
 但し一方で「経営失敗の可能性(ラスベガス、マカオなど既にカジノのライバルがいる一方、日本にカジノ経営の経験があるわけではない)」「カジノ予定地は液状化の恐れがあること」「カジノ誘致での不正の疑い(例えば、赤旗不動産鑑定に不正か/宮本岳志氏 夢洲賃料の疑惑ただす参照)」について全く触れないのは「所詮、維新応援団の産経」と言うべきでしょう。


「実刑3年ぐらいはいくんでしょ」…闇バイトで浮き彫りになった軽薄無知な20代の実像 - 産経ニュース
 タイトルから予想がつくようにそのような安易な考えで、特殊詐欺や強盗なんぞをするかという気はする。 - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)と同趣旨の記事です。まあ誰しも「何で闇バイトなんかするのか(呆)」と同じ事を思うわけです。多くの場合「犯罪をする以外に道がなかった」なんて話では全くないので。


内閣支持率、回復の兆し 自民支持層の評価回復 コロナ改善も後押し - 産経ニュース
 「日本人はアホか」とげんなりしますが、地道に批判していくほかはないのでしょう。
 なお、

 無党派層の支持は23・7%と低いまま

だそうで、上昇は「自民支持層の支持回復」が大きいようです。


袴田事件再審 検察、新たに有罪立証せず 早期無罪の公算 - 産経ニュース
 事実ならば大変良いことです。


【産経抄】4月7日 - 産経ニュース

 フジテレビの動物番組「ムツゴロウとゆかいな仲間たち」は(ボーガス注:1980~2001年まで)21年も続いた。

 産経としてはこの点に触れるのは当然でしょう。

▼今月5日、87歳で亡くなった。畑さんは東大理学部在学中には、純文学の作家をめざしていた。筆を断ったのは、大学新聞に掲載された同学年の学生の小説に衝撃を受けたからだ。
▼「十年先、いや六、七年先には、いやでもこの男の名を聞き、その文章を読まされるようになるでしょう」。
 後に妻となる当時のガールフレンド、純子さんに宛てた手紙に記している。「この男」とは先月訃報が届いた大江健三郎さん*1だった。

 有名な逸話のようですが、ウヨ(アンチ大江)の産経なら紹介しないかと思っていました。


米長官、サウジに不満伝達 対イラン正常化で蚊帳の外 - 産経ニュース
 「蚊帳の外」だったのは事前に知らせて「イランに敵対的な米国」に反対されることを恐れたからでしょう。サウジからすれば「あんたら米国は、国交正常化発表直後に歓迎声明を出したが本気でそう思ってるのか?。ただの建前論じゃないのか?」でしょう。


毛呂山町議の事務所が全焼 埼玉 - 産経ニュース
 ただの失火なら幸いですが、統一選の時期だけに選挙妨害(放火)の疑いが現時点では否定できないようです。


【産経抄】4月6日 - 産経ニュース

▼起訴の是非についてメディアの賛否は分かれているものの、政治の分断に拍車がかかったとの見方では一致している。世界最大の民主主義国家の混乱は、中国、ロシアなど権威主義国家にとっては望むところだ。

 「トランプを起訴するな」と言いたいのかと呆れます。
 むしろこれを契機にトランプが「完全に失脚する」ならその方が政治の混乱は終わるでしょう。勿論起訴理由はそうした政治的忖度ではないでしょうが。


森補佐官 LGBT法案反対の当事者団体と面会 - 産経ニュース

 性自認を法制化した場合、(ボーガス注:性自認は男性なのに)「自分は女性」との(ボーガス注:虚偽の)「性自認」を主張する(ボーガス注:変質者の)男性が、(ボーガス注:性欲を満たす目的から)女性用のトイレや銭湯の女湯に入ることが可能となり、女性が性被害に遭いかねないとの懸念を指摘。

 「またそのデマか」と心底呆れます。実際「自分は女性」との性自認を主張し、女風呂に入りたいと言いながら、「女性との性交渉(恋愛関係であれ性風俗であれ)」など「男性が性自認」としか思えない行為を日頃していたらおかしいわけで、そんな嘘はすぐにばれるでしょう。
 そんなばれる嘘は普通の人間はしない。「一部のバカ」がばれる嘘をしたところで処罰されるのだから危惧することもない。
 「女性用のトイレや銭湯の女湯に入る」ために「詐病」ならぬ「性自認詐欺」を日夜やってる人間というのも常識的に見てまずいないでしょう。

*1:大江も畑も1935年生まれ