「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2023年5/7日:島田洋一の巻)(副題:島田のLGBT差別に呆れる)

島田洋一
 活動家の利権を増進し、性的指向性自認に関する特定イデオロギーを教育現場に持ち込むLGBT法案は百害あって一利なし

 アニメ映画「めぐみ」の教育現場での上映運動などで特定イデオロギーを教育現場に持ち込む右翼活動家が良くも言ったもんです(呆)。

島田洋一
 現在、公金利権を狙う左翼にとって最も「使える」キーワードが気候変動と差別。
 十倉雅和経団連会長を始めとする意識の低い経済人*1も、その動きに追随して利権を得ようとする。

 「拉致で公金を漁ってる救う会の一員」が良くも言ったもんです。というか、単に「CO2温暖化否定」「差別者」島田が「温暖化防止」「差別反対」運動を嫌ってるだけですが。それにしても十倉氏も島田を相手にするほど暇でもないでしょうが、これは十倉氏に「名誉毀損」で訴えられても文句の言えない暴言です。

島田洋一
 月刊Hanada6月号の山口敬之氏「LGBT法案・稲田朋美の裏切り」の下記の部分を稲田氏が否定しているそうだが、間違いなく事実である。私は安倍元首相から電話を受けた人物*2を知っている。信頼できる友人であり、話の内容も山口氏の記述の通り「稲田が反省しているから何卒宜しく」だったと確認している。裏切りや誤魔化しはよくない。

 いかに稲田の支持層にウヨが多いとはいえ
1)LGBT法案支持(2021年7月頃)で「稲田後援会の幹部(複数)」が「稲田不支持」を表明し
2)「このままでは後援会が崩壊し次の選挙が危ない、安倍先生の力で何とかして欲しい」と稲田が安倍に泣きつき
3)安倍が「その幹部(複数)」とやらに「今後も稲田支持をお願いします」と説得し
4)安倍が山口等「取り巻き連」に「俺の説得の見返りとして、稲田は『二度とLGBT法案を支持しない』と、俺に約束した」と発言
なんて事実があるとは思えませんね。
 そこまで「LGBT法案に変なこだわりがあるウヨ」が後援会にゴロゴロいるとは思えないし、それが事実ならばもはや「今後も稲田支持を」と説得してくれる「安倍のような存在」が死去した今、稲田が「LGBT法案支持」を表明できるわけもない。
 安倍がいない今「今度こそ」、LGBT法案支持で後援会が崩壊しかねません。どう見ても、むしろ「安倍が死んだこと」でかえってLGBT法案支持で稲田は動きやすくなったのであり、「安倍の説得」云々は嘘ではないのか。
 それにしても島田ツイートに

マレーネ・デイトリヒキ*3
 現在もLGBT問題で先頭を切っているということは、再度後援会が崩壊状態になっているのではないでしょうか?
 次の衆院選では落選してくれるでしょうか。

24mas10
 稲田は次の選挙で絶対に落選させないと

m-shim
 次回総選挙では自民党公認阻止

というリツイートがついたのには吹き出しました(勿論、俺も『彼らとは別の意味』で稲田落選希望ですが)。「稲田を万歳していた連中」が「LGBT法案一つ」で随分と変わるもんです。
 なお、「稲田の変化」については以下の中島氏の批判が全く正論だと思います。稲田の過去の言動が「商売右翼」だとしてもそれによって傷ついた人間がいる以上「変化しました」で済む話ではない。

稲田朋美氏とLGBT法案 男性社会に過剰適応続けた 過去の発言に内省を 中島岳志:東京新聞 TOKYO Web2021.7.1
 インターネットサイト「ビジネスインサイダー」は、3月8日に稲田のインタビュー(「稲田朋美氏が語る『わきまえていては突破できない』離れる支持層との間で抱える葛藤」)を掲載し、彼女の現在に鋭く迫っている。
 稲田は次のように率直に語る。
「虚構の部分も含めて、保守の中のジャンヌ・ダルク的な存在を担わされていましたが、等身大の私はそういう感じはなかったんです」。
 タカ派の論客として踏み込んだ発言を繰り返し、右派の男性たちの期待に沿った主張を叫んだ過去には、「虚構」があったと述べているのだ。
 「虚構」を捨てて、本当の姿に回帰したと言いたいのだろう。しかし、それは甘い考えだと言わざるを得ない。稲田はかつて、国歌斉唱に反対する学校教員に対して「そこまでして自分の信念を通したいのなら、教壇を去ってからにすればよい」と述べている(「偏向判決相次ぐ司法の甘えた土壌を断ち切れ!」『正論』2006年12月号)。多様性を否定し、一方的な正義を振りかざして異論を抑え込もうとしてきた自己を、いまどう振り返るのか。
 彼女は「わきまえている女」として、右派男性たちの期待に応えてきた。虚構のジャンヌダルクを演じた結果、寛容な精神を破棄し、高圧的な言論を振りかざしてきた。稲田の激烈な発言によって、深く傷ついた人たちの痛みと向き合う覚悟はあるのか。そうできない限り、稲田の言論や行動は空転し続ける。

島田洋一
 連休中は3、4組の自民党議員団がワシントンを訪れていて、議会の建物や空港で何度か行き合った。
 拉致家族会の横田拓也、飯塚耕一郎氏、西岡力救う会会長はよく知られており、皆が挨拶に来てしばしの歓談となる。
 私は全く知られておらず、私の書くものなど読む議員はまずいないので輪の外。

 仮にも「救う会副会長」が「輪の外」を「躊躇なく公言」とは「やる気があるのか」と言う話です。
 まあ、どう見ても「やる気がなく、何もせず→だから言い訳」なのでしょう。
 まあ、やる気を出されても迷惑なだけではあるのですが。それにしても西岡や横田、飯塚も何のために島田の舐めた態度を容認するのか?

*1:十倉氏がLGBT法案に賛意を示した事への島田の悪口とみられる

*2:そこまで言うなら名前や肩書きを出したらどうなのか。

*3:元ネタは勿論女優のマレーネ・ディートリヒでしょう。