黒井文太郎
「情報リテラシー」て、本当はあんまり好きな言葉じゃない。「インテリジェンス」なんだけど、なんでこんなに使いづらくなっちまった
1)「インテリジェンス」は軍事臭がするが「情報リテラシー」は中立的なイメージ
2)「インテリジェンス」は文脈によっては「知性」を意味し「多義的な言葉」だが「情報リテラシー」は「一義的な意味」しかないといったことですかね。
黒井文太郎
今プーチンのプロパガンダを拡散してる言論界の方は「プーチンが正しい」とは言わず、主に米国批判にすり替える論法を多用。
1)「言論界の方」の具体的な名前、2)「プーチンのプロパガンダ」「米国批判にすり替え」の具体的内容を書かないのでは、批判としてあまり意味がない。
黒井文太郎
欧米カナダが「インドのモディ政権に期待したけど、(ボーガス注:ロシアに融和的だったり、カナダでインド政府の公安機関によるシク教徒暗殺疑惑*1が浮上したり)期待外れだったので厳しい見方に」という話が事実なら、順序が逆だなとしか。
モディ政権は最初からそういう政権だし、甘い期待が間違っている。
ただし、中露イランに対抗するためにあちらに接近させないことが最優先。飴と鞭による駆け引きは超重要
アンチ「中露イラン」黒井らしくて吹き出しました。そもそも「こちら側(民主:欧米側)とあちら側(専制:中露側)」という構図自体が虚偽です。
中露イランの付き合いは「同盟」ではなく「国益によるドライな付き合い」にすぎない。特にイランの場合「米国との核合意の破綻→米国の経済制裁復活(米国以外も例えば英仏独等は米国の意向に配慮しイランとの経済交流に消極的)」で「今後、米国の制裁が解除されない限り」贅沢が言える状況ではない。中露だろうと何処だろうと「経済交流してくれるなら歓迎」にすぎない。
インドも勿論国益判断で「中露イラン」とつきあったり、欧米と付き合ったりしてるにすぎない。従って「あちらに接近させない」云々という認識自体が不適切でしょう。
米国が軍事基地を置くエジプト(クーデターでモルシ政権が転覆され軍政)やサウジ(王制)がわかりやすいですが、米国も何も「民主国」とだけ付き合うわけではない。
そして「ウクライナ戦争で米国が全面対決」のロシアはともかくイラン、中国については米国の態度は以下の通りです。
米国も「イラン、中国」もお互いに黒井が言うような「全面対決でないこと(落とし所を考えてること)」は明白でしょう。
米国と中国、経済と金融協議する作業部会を設置-関係改善の兆し - Bloomberg2023.9.22
米国と中国は、経済と金融の問題を協議する2つの作業部会を設置する。世界1、2位の経済大国である両国の関係に雪解けの兆しが新たに表れた。
米財務省高官によれば、作業部会の設置はイエレン財務長官が7月に中国を訪問した際に合意した。
緊張緩和を示唆する別の兆候としては、サリバン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)と王毅中国外相が最近、米中首脳会談の可能性を話し合ったことも挙げられる。
イラン核合意再建へ暫定案 仲介役カタールが提示 - 産経ニュース2023.9.24
カタールが今月上旬、イラン核合意の再建交渉の膠着を打開するため、イランが60%まで高めたウラン濃縮度を20%に引き下げる見返りに、米国がイラン産原油の輸出をこれまでの禁止から日量200万バレルまで認める暫定案を両国に打診したことが24日、外交筋の話で分かった。
カタールの仲介が成功するかは未知数ですが、こうした仲介自体は米イラン双方が受け入れてると見るべきでしょう。双方の受け入れ無しでカタールも勝手に動かないでしょう。