今日のしんぶん赤旗ニュース(2024年3/20~27日分)

主張/次期戦闘機の輸出/他国民殺害につながる暴挙だ

 日本は1976年から(ボーガス注:安倍政権が武器輸出を解禁する)2014年まで、平和国家として国際紛争の助長を回避するため武器輸出を原則、全面禁止していました。それを決めた1976年、当時の宮沢喜一*1外相は「わが国は兵器の輸出をして金をかせぐほど落ちぶれてはいない」と答弁(同年5月14日、衆院外務委員会)しました。

 「宏池会会長」岸田に「宏池会・元会長で、大先輩」宮沢の「武器輸出するほど落ちぶれてはいない」発言を『どう思うか』聞いたら果たしてどう答えることやら。


同性パートナーも「遺族」/犯罪被害者給付対象 初の判断/最高裁「事実婚に該当」
 最高裁が「LGBTの原告敗訴」の高裁判決を破棄し差し戻したそうですが、これについても正直安倍晋三が殺されなければ、はたして最高裁も地裁と高裁で統一協会が勝訴した事件の上告案件で弁論なんか開くかどうか - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)と「同様の思い」を感じますね。
 「アンチLGBT」の安倍が存命で果たしてこういう判決になったかどうか。


「しんぶん赤旗」威力と魅力(3)/一般紙も後追いする特報/自衛隊の靖国集団参拝
 恐らく内部告発でしょう。「この件に限りません」が、問題は何故「マスコミではなく赤旗に告発するか」ですね。要するにマスコミが信用、評価されてないのでしょう。


秋元元自民議員 二審も実刑/東京高裁判決 カジノ巡る収賄
 こんな人間が衆院補選への出馬を表明するのだからげんなりします。最大野党の立民が「共産、社民、れいわ」と共に野党共闘候補をたてればいいところ、動きが鈍いからそうなる。立民のやる気の無さにはうんざりします。


アイヌ証言「うそ」根拠/杉田水脈氏側 回答拒否/「共産党機関紙には答えない」
 根拠があるなら容易に答えられるし、赤旗でなくマスコミの質問でも回答拒否だろうによくも抜かしたもんです。

 
軍事優先財政が深刻化/山添氏批判 防衛調達法改定案可決/参院外防委
 明らかな犯罪行為で報じやすいからでしょうが、マスコミには「裏金疑惑ばかりでなく、こうした問題もきちんと報じろ」と言いたい。自公の推進する軍拡は確実に「消費税増税」「教育、福祉予算のカット」と言う形で国民に被害を与えることは目に見えています。


島根1区補選/亀井氏を自主支援/小池書記局長が会見

 日本共産党小池晃書記局長は18日、国会内で会見し、衆院島根1区補欠選挙(4月16日告示、同28日投開票)で、立憲民主党亀井亜紀子*2衆院議員を自主支援すると述べました。

 他の補選でも同様の野党共闘が成立することを望みたい。しかし、自称「党を愛する男」「野党共闘を進展させたい男」松竹がこの「補選での共産の自主支援」に触れないことはまさに「語るに落ちています」。
 「党執行部は野党共闘に後ろ向きだ(松竹)」という「党への悪口」に反する事実は無視する気でしょうか?
 なお、上記は「土方歳三」名義で松竹記事メルマガのカード決済、近く可能に | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Amebaに投稿しますが掲載拒否でしょう。「自由な言論」という松竹の嘘には心底呆れます。


児童性被害時効 撤廃を/特措法目指しキャンペーン
 確かに「すぐに被害を訴えることは難しい」のでしょうが「時効期間の延長」「例外的に時効成立を否定」等ならともかく「完全に時効そのものをなくしていいのか?」と言う疑問は感じます(まあ「時効期間の延長など、何らかの法改正は必要」とは思いますが)。
 また「児童の性被害」に限らず「(成人も含む)性被害全体」が訴えづらいのではないかと言う気もします。
 まあ「小さく産んで大きく育てる(異論の少ないであろう児童性被害から話を始めて、最終的には性被害全体についても時効期間の延長などを目指す)」のかもしれませんが。


年金上げる財源ある/倉林氏、運用益の活用求める/厚労相「運用益36兆円」/参院予算委
 大軍拡をやる金があるなら年金財政に投じろと言いたいですね。
 なお、小生のようなサラリーマンなら「教員共済(教員)」「厚生年金(民間企業)」「公務員共済(公務員)」があり、「高給取り」でなくても、正規社員なら、それなりの額が出ること(それでも諸外国と比べれば安い)が多いかと思いますが、問題は「非正規の場合」「国民年金だけ」の場合です。


女性低年金 改善迫る/倉林氏「最低保障導入を」/参院予算委
 「結婚して夫がそれなりの収入があればいい」ですが未婚だと「女性の多くは非正規」なので低年金になるという話です。
 勿論「正規を増やすこと」も大事でしょうが、一方で「非正規でもちゃんと生活できるだけの年金が出る」ようにもすべきでしょう。

*1:池田内閣経企庁長官、佐藤内閣通産相、三木内閣外相、福田内閣経企庁長官、鈴木内閣官房長官、中曽根、竹下内閣蔵相などを経て首相。首相退任後も小渕、森内閣で蔵相

*2:国民新党政調会長みどりの風幹事長等を経て、立民党島根県連代表。橋本内閣国土庁長官国民新党幹事長を務めた亀井久興の長女。津和野藩主・亀井家の子孫