珍右翼・黒坂真に突っ込む(2024年4月17日分)

◆黒坂ツイート

黒坂真
 志位さんは、中朝露が本質的に平和勢力であると確信しています。
東アジアの平和構築への提言――ASEANと協力して/志位和夫議長の講演

 現在、戦争してない中朝はまだしも、ウクライナ戦争中のロシア(しかも「ウクライナのロシア侵攻」では無く、ロシアがウクライナ侵攻して開始)を平和勢力と見なすわけがない(呆)。
 そもそも「志位講演の評価」はともかく、黒坂が因縁をつける志位講演において志位氏は「関係各国(中台有事の場合は中国、台湾、日米など、北朝鮮有事の場合は中露、韓国、日米など)の外交努力で中台有事、朝鮮半島有事が起きないようにしよう(勿論、これは中国、北朝鮮との間にそうした外交が成立しうると言う話ではあっても両国が平和勢力*1という話ではない)」とは言っても「ロシアのウクライナ戦争」についてはその種の外交話(例:ロシアとウクライナの停戦合意)は別にしていない。
 ウクライナ戦争で志位氏が主張していることは「対露経済制裁」等でロシアを軍撤退に追い込むことです。

黒坂真
 日朝平壌宣言には、日本人妻の里帰り問題のような記述はありますが、日本人拉致問題については何も出ていません。
清水ただし*2
 北朝鮮拉致問題をどう考えるのかと問われたので、日朝平壌宣言や6カ国協議に立ち戻ること、拉問題と合わせ核やミサイル、侵略の歴史の清算など包括的に協議を促し、対話の場に北朝鮮を付かせる努力を(ボーガス注:6カ国協議参加国の米韓中露など)周辺諸国と結束して行う必要性をときました。

 平壌宣言には

日朝平壌宣言
 日本国民の生命と安全にかかわる懸案問題については、朝鮮民主主義人民共和国側は、日朝が(ボーガス注:国交がないという)不正常な関係にある中で生じたこのような遺憾な問題が今後再び生じることがないよう適切な措置をとることを確認した。

という文言があり「拉致」とは書いてないものの、「赤字部分」が「拉致を示すこと」は前後の文脈から明白なので、黒坂ツイートはデマも甚だしい。黒坂は赤字部分について「拉致ではない」と強弁する気なのか?
 一方で「平壌宣言のどこに日本人妻里帰り問題の記述があるんだ?」ですね。黒坂が本当に宣言を読んでるのか疑いたくなります。

*1:単に「戦争しないこと=平和勢力」なら確かに両国は志位氏において「平和勢力」でしょうが黒坂の悪口は明らかにそういう意味ではないし、この「黒坂の悪口」の理屈なら「朝鮮半島有事は防げる=米国の北朝鮮侵攻は防げる」となり、志位氏は「米国も平和勢力と見なしてること」になる(しかし志位氏が米国の軍事外交を平和主義の立場から厳しく批判してることは言うまでもないでしょう)。また「イスラエルハマス紛争」で外交解決を志位氏が主張してること(例えば即時停戦の外交努力を/イスラエル・ガザ紛争 暴力の連鎖止めろ/志位氏訴え(2023.10.21)参照)も黒坂の理屈なら「イスラエルハマス(あるいはハマスを支援しているとされるイラン)」を志位氏が「平和勢力と見なしてる」ということになりますが、勿論これまたそういう話では無い。

*2:衆院議員。共産党中央委員(党大阪府委員会副委員長兼務)