今日の産経ニュースほか(2024年5/10、11日分)

東京都知事選出馬を「前向きに検討」 広島・安芸高田の石丸伸二市長が再選不出馬を表明 - 産経ニュース
 過去にも「2007年:宮城の浅野・元知事(民主党等が擁立、但し当時の石原知事に敗戦、なお、共産は吉田・元足立区長を擁立)」「2016年:岩手の増田・元知事(自公が擁立、但し、現都知事の小池に敗北、なお、野党共闘は元ニュースキャスターの鳥越氏を擁立)」という「他自治体首長経験者の都知事選出馬」はあるので可能性としてはあるでしょう(知事で無く市長ではスケールダウンですが)。現時点では可能性があるだけで正式に出馬表明されたわけでは無く、また「どういう人間か」「正式に出馬表明した場合の各政党(自民、公明、維新、国民民主、立民、共産、社民、れいわ等)の態度(出馬表明したとして支持するのか)と、それに対する石丸氏*1の対応」が分からないので評価は保留します。いずれにせよ「小池打倒」のために早急に小池批判派(共産など)が候補を擁立して欲しい。


「本当にさみしい」小山内美江子さん死去で石井ふく子さん - 産経ニュース
 小山内(1930年生まれ)の死去に、石井(1926年生まれ)も「次は自分の番だ」の思いを感じたでしょう。「渡る世間は鬼ばかり」でタッグを組んだ橋田壽賀子(1925年生まれ)も既に故人です。
 なお、話が脱線しますが橋田、小山内の死去を考えれば「拉致被害者の親」有本明弘(今年で96歳、1928年生まれとみられる)も何時死去してもおかしくない。有本が死去すると存命の「拉致被害者の親」は横田早紀江(1936年生まれ)のみになり、彼女も何時死んでもおかしくないですが、本気で家族会や救う会は「拉致被害者の親が全て死んだ時点で、制裁強化を求める」気なのか?(親が死んだ場合でも飯塚耕一郎(田口八重子氏の子)、横田拓也(横田めぐみ氏の弟)など拉致被害者の親族は存命ですが)


◆マイナカードの偽造問題
偽造マイナカードでスマホ乗っ取りが発生 ソフトバンク社長謝罪 | 毎日新聞

偽造マイナカード?でスマホ乗っ取り 気付けばロレックス不正購入 | 毎日新聞
 ある地方議員は偽造カードを使ったとみられる手口で、携帯電話の「乗っ取り」に遭った。そして、知らぬ間に約225万円の高級腕時計を購入したことにされていた。

 共産などが批判してきた「マイナカードの危険性」が表面化したわけで、岸田政権として何らかの対応をすべきです。ソフトバンクの謝罪だけで済む話では無いでしょう。


<主張>参院憲法審 条文起草へ衆院と協力を 社説 - 産経ニュース

 緊急事態条項の創設をめぐり、参院側で慎重論が唱えられていることだ。衆院憲法審では、自民や公明、日本維新の会などが議員任期延長の必要性を共有している。だが、例えば参院公明には憲法第54条で定める「参院の緊急集会」で対応することが可能との声もある。

 公明だけで無く「共産、社民など護憲派」もこの立場です。そもそも未だかつて「参院の緊急集会」は開催されておらずつまりは一度も産経らウヨが騒ぐような「非常事態」は起こったことが無い。緊急事態条項の必要性は明らかに低いでしょう。そもそも戦前ですら「日比谷焼き討ち事件」「関東大震災」「226事件」と「極めて限定的」にしか戒厳令(緊急事態宣言)は発動されていません。


近鉄の人身事故、死亡したのは維新の奈良県議 踏切に立ち入ったか - 産経ニュース
 状況から考えて事故ではなく自殺*2のようです。アンチ維新の俺ですが、自殺はさすがに「ざまあ維新(嘲笑)」ではなく「冥福を祈る」と書いておきます。
 なお、「自殺理由=個人的な悩み(家庭不和、重病など)」ならプライバシーの観点(遺族感情)から知りたいとは思いません(知る必要も無い)。但し、「維新内部のパワハラによる自殺(宝塚歌劇団の自殺のような話)」など「個人的な話」で済まない場合は、追及がされて当然ですが、その点は今後明らかになるでしょう。

*1:2020年7月に児玉浩・安芸高田市長(当時)が市長当選前の県議時代に河井案里参院議員(当時)から選挙買収資金として60万円を受け取ったことを認め辞任。2020年8月の出直し選挙で石丸氏が初当選。8月が任期満了なので7月の都知事選に出馬すると「1期務めずに市長を辞めること」になり、その点について批判は免れないでしょう。

*2:推理小説だと「自殺を偽装した殺人」がよくありますが、さすがに現実にはそんなことはまずないでしょう。