松竹伸幸&紙屋研究所に悪口する(2024年6/21日分)

被告代理人の意見陳述書もHPにアップ | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba
 昨日の裁判での私の意見陳述(全文) | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Amebaとして、自分の意見陳述は自ブログに全文載せながら、共産側は「ホームページの資料室に挙げました」で済ませる辺り「おいおい」ですね。「自由な言論」等、偉そうなことを抜かすなら自ブログに全文載せたらどうなのか。


昨日の裁判での私の意見陳述(全文) | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba

 党員であることが知られれば、立身出世の道が断たれることもあります。私の場合も、両親を貧しさから解放したいと考え*1、将来は商社か銀行に入りやすいことを基準に大学を選びましたが、共産党に入った時点で、その夢は捨てました。

 といって「悲壮ぶる松竹」ですが「入党時(あるいは党本部職員就職時)」はともかくある時点から「党本部職員」松竹は「党中央委員」「党所属の国会議員や地方議員」等として「党内で出世すること」を願うようになったのでは無いか。
 しかしその夢が「安保問題を巡る志位氏との意見対立→党本部に居づらくなり、退職(概要は松竹伸幸 - Wikipediaでもわかる)」で挫折したことで「志位氏への恨み」を募らせた結果が今回の反党行為では無いのか。松竹としては「党批判の英雄」として党内外、特に党外から持ち上げられ「志位氏に一泡吹かせたかった」のでしょうが皮肉にも「志位氏の締め付けがある」と言い訳できる党内どころか、党外ですら松竹の支持者は少ない結果に終わりました。

 安保条約・自衛隊問題での私の見地は志位氏の見地を受け継いだもの

 以前も批判していますが、よくもデタラメなことが言えたもんです。
 「志位氏と同じ見地」なら本を出すのでは無く「志位氏に意見具申すればいい」でしょう。同じ見地なら松竹の主張は受け入れられたでしょう。
 「わざわざ本を出した→しかも刊行後、本についての志位氏の反応を見ることもせず、刊行直後にすぐに記者会見まで開いて宣伝しようとした」時点で「志位氏に受け入れられないと認識していた」ことは明白です。
 さて、裁判ですが、個人的には「価値判断の部分(松竹の行為が反党行為(規約や綱領の違反)に当たるのか、仮に反党行為として党員権停止など他の処分では無く、除名処分が妥当か)」にはいわゆる「部分社会論」が適用され「裁判所の判断はすべきではない」と思います。それは「政党結社の自由な判断」に委ねるべきでしょう。
 特に「反党行為(規約や綱領の違反)に当たるのかどうか」を裁判所が判断する事は「政党規約、綱領の解釈を国がする」ということで明らかに不当だと思います。
 但し、
1)『鈴木本の編集に松竹が関わったかどうか』等の『事実認定の正当性』の部分(但し、ここについて争いは無いかと思いますが)
2)『除名手続きが党規約に反してないか』等の『手続きの正当性』の部分(ここについては「今年1月の再審査で、党大会での意見陳述を求めたが認められなかったのは違法不当(松竹)」等、明らかに争いがあるかと思います)
については司法審査が一定程度及ぶべきかと思います。この点、「全てに司法審査が及ぶべき」と思ってるらしい松竹の立場にも、「部分社会論によって全て司法審査の対象外」と思ってるらしい党執行部の立場にも俺は立ちません。
 また
1)松竹の行為が反党行為(党規約や綱領に違反してる)か
2)除名処分が適切か(党員権利停止などもっと軽い処分が妥当で無いか)
3)除名手続きが適切か(党規約等に沿った適切な手続きか)
は別問題と考えるべきでしょう。
1)問題がある社員か(無断欠勤や遅刻などの問題行為)
2)免職処分か適切か(停職処分や減給などもっと軽い処分が妥当で無いか)
3)免職手続きか適切か(法令や就業規則に沿った適切な手続きか)
は別問題なのと同じ話です。「反党行為不良社員)だから当然、処分内容、処分手続きに問題ない」とはならない一方「処分が不当だから社員(党員)として問題は無い」ということにもならない。ましてや仮に「処分が不当」だとしても「松竹の安保問題での主張が正しい」ということには必ずしもなりません。
 さて「6/20の松竹裁判」ですが予想通りまるでマスコミの話題になりませんね。
 6/20に以下の「重大事件」「話題の事件」(都知事選告示、プーチンの訪越、藤井の8冠陥落、宝塚宙組の公演再開)があったとは言え、もはや松竹も「過去の人」なのでしょう。そして恐らく「以下の重大事件、話題の事件」がなくても、松竹裁判はろくに報じられなかったでしょう(今後、松竹が勝利するなど何か話題になるような展開があれば別でしょうが、党が勝利するなど「話題になる展開」がなければ今のままでしょう)。

都知事選 2024 告示 立候補者は過去最多 午前11時で25人 | NHK | 選挙
 任期満了に伴う東京都知事選挙20日に告示

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 ベトナムを訪問している、ロシアのプーチン大統領20日、首都ハノイでトー・ラム*2国家主席と会談

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 将棋の藤井聡太八冠(21)=棋聖竜王・名人・王位・叡王・王座・棋王・王将=が20日の第9期叡王戦五番勝負第5局で伊藤匠七段(21)に敗れて叡王のタイトルを失い、7冠に後退した。

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 所属していた25歳の劇団員が死亡*3して以降、中止となっていた(ボーガス注:宝塚歌劇団宙組の公演が20日におよそ9か月ぶりに再開されました。

 さて松竹記事コメント欄。

 昨日のYouTube配信、拝見しました。
 川人さんが出演されたのは驚きました

 川人とは川人博*4でしょうが「特定失踪者問題調査会理事(荒木和博が代表)」を務め「特定失踪者というデマの流布に加担」するような右翼分子「川人」に出演してもらって何が嬉しいのか?。そして俺は川人が「特定失踪者問題調査会役員」を務めた時には「そこまで非常識なのか?」と「さすがに驚きました(勿論呆れると共に失望もしました)」が、今回の出演には別に驚きませんね。


◆紙屋ツイート

かみや貴行
 ある政党の地方幹部を刑事告発し、受理*5されました。

 偶然気づいたのですが、これに対して以下の通り「ある政党の地方幹部=紙屋が所属する福岡県共産党の幹部」と理解するツイートが付いてるのには「唖然」ですね。

信男
 あなたの共産党からの処分について地区委員会の幹部を刑事告訴*6したという内容ですよね。

お笑い日本共産党(汚点・さぬき市共産党ポスターおばさん事件)
 何があったんですか。もしかして、最近モメているあの政党がらみですか。

 これらのリツイートについて紙屋は黙りですが、「俺は共産とは一言も言ってない(紙屋)」で済むと思ったら勿論、大間違いです。 
 共産であるにせよ、ないにせよ「具体的なツイート」をすべきでしょう。紙屋の行為は「風説の流布(アンチ共産による憶測による共産非難)の助長」にしかなっていません。というか、紙屋もついに「松竹と同じく、党に敵対する道*7」を着々と歩んでるようで何ともかんともです。
 こうなると、紙屋は

かみや貴行
 産経新聞で私についての記事が出ているようですが、事実の問題として、私は同社から一切取材を受けておりません*8

と言い訳していましたが、
共産党福岡県委が「ご飯論法」発案の党員処分を検討 党内議論のブログ公表を問題視 - 産経ニュース2023.9.19
<独自>共産、「ご飯論法」発案者の党員を福岡県委員に再任せず 反転攻勢へさらなる試練 - 産経ニュース2024.3.6
<独自>「ご飯論法」神谷氏にブログ削除要求 共産福岡県委 言論封殺の懸念も - 産経ニュース2024.4.18
という産経の「紙屋をネタにした党非難記事」もネタ元は「やはり紙屋だった」んですかね?。
 産経のみに持ち込んだ(何で朝日や読売等には持ち込まないの?)のか、産経以外にも持ち込んだが何故か産経しか記事にしてくれなかったのかはともかく。 

*1:こういう割には今や「生活問題には全く無関心」な「安保バカ」の松竹です

*2:公安副大臣、公安相等を経て国家主席

*3:「自殺助長」「遺族の感情を傷つけること」を恐れてるのでしょうが「自殺」表記が回避されています

*4:過労死関係の著書に『過労自殺(第二版]』(2014年、岩波新書)、『過労死しない働き方』(2020年、岩波ジュニア新書) 等、北朝鮮拉致関係の著書に『金正日と日本の知識人』(2007年、講談社現代新書)等。川人の拉致関係の著書は一度本屋で斜め読みしましたが、和田春樹氏など「日朝交渉派」を「北朝鮮に甘い」と悪口雑言する「右翼的な代物」で全く賛同できませんでした。「過労死弁護の草分け」と言う面を割り引いても「本多勝一氏の東洋医学」並に「川人の黒歴史」でしょう。

*5:通常「詳しく調べない限り事実かどうか分からない」ので「事実無根」と後に判明し、 不起訴処分とするようなケースでも受理はするでしょう。

*6:処分が正当であるにせよ、不当であるにせよ、松竹のように「処分無効(松竹の場合、除名)を主張して民事提訴」ならともかく刑事告訴なんてあり得るのか。処分(?)をするに当たり、紙屋に対する暴行傷害や逮捕監禁でもあったとでも?。まあ、そもそも紙屋が具体的な説明をしないので全く意味不明ですが

*7:後で紹介する産経記事が掲載された時点で「紙屋が松竹と同じ道を歩む可能性」は多くの方が予測していたでしょうが

*8:紙屋が「取材を受けてない」とは言っていても「産経記事は事実ではない」と言っていない点に注目しましょう。また紙屋はここで「リークはしたが取材は受けてない、リークは取材ではない(このツイートでリークもしてないと理解するのは誤解する方が悪い)」という紙屋流の「ご飯論法」を使用してるのかもしれません。