今日のしんぶん赤旗ニュース(2025年10/30日~11/1日分)(追記あり)

ガソリン暫定税率で与野党 12月31日廃止で合意
 勿論、過大評価は出来ませんが政権交代せずとも今回の「暫定税率廃止」のように「一定の政治変化は可能であること」は強く指摘したい。


志位議長が斎藤幸平氏と対談(後半)/『資本論』を読むムーブメントで協力を/大反響のネット番組
 斎藤、志位*1対談は「脱成長」以外にも多岐にわたっていますが、俺的には、志位氏が「斎藤氏*2の脱成長論には賛同できない」「マルクスの考えは環境保護であって、脱成長ではないと思う」「環境保護は大事だが、環境に配慮した経済成長は可能であり、経済成長それ自体は否定すべきではないと思う」と明確に言ったらしい点は興味深い。志位氏も
1)「斎藤氏の脱成長論=斎藤流のマルクス主義理解」が広まり「(脱成長を肯定的に評価するにせよ否定的に評価するにせよ)マルクス=脱成長論」の理解(志位氏の認識ではマルクスに対する誤解)が一部にあること
2)共産、社民など左派が斎藤氏同様に「脱成長論」であるかのような誤解があるらしいこと
については「いずれ
【1】マルクスの主張は環境保護であって脱成長ではないと思う、
【2】環境に配慮した経済成長は可能だと思う(日本共産党は脱成長の立場は取らない)と明確にダメ出ししないといけない」と思っていたのでしょう。
 斎藤氏自身はどうもこの対談において志位氏の「脱成長論への批判」に強く反発することなく「環境保護は大事だ。今の日本政府、財界の路線(環境保護軽視)ではダメだ、という点では志位氏とは同意見」として特に反論せず、無難に流したようですが。
 それにしても

志位和夫・斎藤幸平「対談」動画を見る - 紙屋研究所
 志位*3はこの「対談」(後編)において、斎藤と「脱成長」について斎藤と議論*4している。まさに、ぼくの提起をちゃんと志位はやったわけだ!。なかなかエラいぞ!

という紙屋には「冗談だろう」とは分かっていても「何だ、その上から目線は?」「手前、何様だよ?」「どんだけ自己顕示欲が強いんだよ、手前」と呆れますね。
 当たり前ですが、党員、サポーター、後援会員など様々な人間から、志位氏個人や党に対して、多様な意見は日夜あるでしょう。
 その中には紙屋同様に「斎藤氏の脱成長論」に批判的な意見もあるでしょう。勿論志位氏も「木偶の坊」「案山子」ではないのであって、外部の意見に関係なく彼自身が「斎藤氏の脱成長論」に疑問や批判を持つことも当然あり得ます。「神谷の提案」とやらで志位氏がこうした「脱成長論批判」をしたかのような紙屋の物言いには何の根拠もない。


◆維新の「政治とカネ」の疑惑
日本維新の会・藤田文武氏、赤旗に反論 税金還流報道「正当取引」 - 日本経済新聞
維新・藤田文武共同代表「正当な取引」 赤旗報道「公設秘書側に公金2千万円支出」に反論 - 産経ニュース

「維新・藤田氏側が秘書の会社に2100万円」赤旗報道 藤田氏「適法」 | 毎日新聞
 共産党の田村智子委員長は30日の記者会見で「疑惑に直接答えているのか。赤旗が問題にしているのは税金の還流だ。その指摘に対する答えが必要」と述べた。

しんぶん赤旗日曜電子版 | スクープ 維新・藤田共同代表 重大疑惑/公設秘書側に公金2千万円/「身を切る」どころか 身内へ税金還流
赤旗日曜版編集部の藤田事務所への質問全文
税金還流疑惑の説明なし/山添氏、維新・藤田氏の主張批判
が報じた「維新のカネの疑惑」(これについては例えば「日本維新の会」の藤田文武共同代表に、身内への税金還流という重大疑惑が浮上 (しんぶん赤旗) #維新に騙されるな - 村野瀬玲奈の秘書課広報室参照)について、マスコミ各社が後追い報道(今のところ「藤田が反論(?)し、田村委員長が再反論した」と言う事実の指摘に過ぎませんが)を始めました(後追い報道については維新共同代表 公金2000万円還流/日曜版特報に反響も参照)。後追い報道したとは言え、未だ「小さな扱い」ですが、 岸田、石破内閣を終わらせた「自民裏金疑惑」のように大々的な問題になることを期待したい。
 なお、橋下が

橋下徹さん、”古巣”維新・藤田文武共同代表の「税金還流疑惑」に「公金マネーロンダリング的なものを…」と怒り(中日スポーツ) - Yahoo!ニュース
「ついに維新もこのような公金マネーロンダリング的なものを許すようになったか*5。このような金の流れを血みどろの大阪改革で是正してきた*6のに。残念」との嘆き節の投稿もあった。

として「赤旗報道を支持するかのような態度」であることが興味深い。藤田ら今の維新執行部と関係が良くないのか?。藤田に「共同代表を辞めてほしい」のか?
 勿論「橋下の思惑(過去の奴の言動を考えれば本気で政治倫理の面から維新批判し、赤旗の維新批判に肯定的であるとはとても思えない。恐らくは単に藤田ら今の維新執行部と不仲なだけ)が何であれ」、「赤旗の維新批判」を支持する橋下の方が正しく、詭弁で居直る藤田ら維新の方が間違ってることは確かですが。
 しかしこういう問題には触れずに、毎度毎度「Xとブログ」で共産党に悪口する松竹や紙屋には「共産への悪口以外に他にすることはないのか?」「高市政権や自民、維新への批判よりも共産への悪口が大事か?」「(橋下の思惑が何であれ)外形的にはお前らより、金銭疑惑限定とは言え維新批判する橋下の方がまともにすら見えるぞ」と心底呆れます。
【追記】
維新・藤田共同代表、公設秘書企業への発注取りやめ 疑惑報道受け [日本維新の会]:朝日新聞
疑惑報道受け公設秘書側への発注中止 維新の藤田文武共同代表 | 毎日新聞
維新・藤田文武氏、ビラ印刷などの発注先変更 「公金還流」疑惑を釈明 - 日本経済新聞
 「共産の批判は間違ってる」と居直っていた藤田ですが、「もはや契約を継続することは無理」と判断したのでしょう。
 そのこと自体が「共産の批判の正しさの証明」でしょう。問題がないなら変更する必要は何らないはずです。 藤田としては「契約は辞めた、もう終わったこと」でごまかしたいのでしょうが、そうしたごまかしを許さない追及が必要です。


公金還流問題 「発注先変更」と表明/維新・藤田氏 事実上認める

 藤田氏は連休明けの4日に記者会見を開くとしています。会見では明確な説明が求められます。

 詭弁と居直りに終始するのでしょう。記者会見の場での記者の厳しい追及を期待したい。

*1:志位氏のマルクス関係の著書に『科学的社会主義とは何か』(1992年、新日本新書)、『Q&A共産主義と自由』(2024年、新日本出版社)、『Q&A いま『資本論』がおもしろい』(2025年、新日本出版社

*2:東大准教授。著書『人新世の「資本論」』(2020年、集英社新書)、『大洪水の前に:マルクスと惑星の物質代謝』(2022年、角川ソフィア文庫)、『ゼロからの「資本論」』(2023年、NHK出版新書)等

*3:「敬称(氏など)や肩書き(議長)無しで呼び捨てかよ」ですね。「斎藤美奈子さん(斎藤美奈子さんとトーク(&サイン)イベントをします - 紙屋研究所参照。まあトーク相手を呼び捨てにも出来ないでしょうが)」など敬称を付けてる人間もいるのに。

*4:とはいえ、最初に「脱成長についてどう思うか?」と話を持ち出したのは志位氏ではなく、斎藤氏のようですが。

*5:「ついに」も何も橋下が代表の頃から、「この種の疑惑は山ほどあった」でしょうによくも嘘を言ったもんです(呆)

*6:「どこが『血みどろの大阪改革で是正』だよ。橋下は嘘をつくな(呆)」ですね。