「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2/4分:島田洋一の巻、その他いろいろ)(追記・訂正あり)

■朝鮮新報『「きわめて政治的で差別的」/不当な文科省通知の撤回を:朝鮮学園理事長、朝鮮高級学校校長、生徒らが要求』
http://chosonsinbo.com/jp/2016/03/sk331-7/

 (ボーガス注:教員、生徒、保護者など朝鮮学校関係者の)訴えに対し、(ボーガス注:対応した)文科省職員は、(ボーガス注:産経新聞など)一部の(ボーガス注:反北朝鮮極右)メディアによって、この通知が「事実上の自粛要請」であるかのような(ボーガス注:誤った)報道がされており、地方自治体からも問い合わせが続いていると述べた上で、「これは決して『自粛要請』ではない。そのような問い合わせに対しても、文科省としては、その立場をきちんと説明している」と弁解した。

 「自粛要請じゃなきゃ何だよ」「お前は『風の強い日には火事に気をつけろ』『ホームからの転落事故には気をつけた方がいい』とヤクザが言ったら恫喝ではなく『なんて親切な人なんだ!』と思うのかよ?」「そこまでいうのならいつ産経に抗議するの?。NPBみたいに産経の取材拒否しないの?」「高市総務相の停波発言での言い訳(停波したいとはいってない)にそっくりだな」と言いたくなります*1がそれはさておき。文科省ですら「巣くう会(荒木、島田、西岡ら)や家族会(増元や有本ら)とは違って」この通知を「自粛要請だ」と公言したら「法的にまずい」と思ってるわけです。「だったらそんな通知を出すなよ」つう話ですが、まあ要するに安倍のごり押しのわけです。文科省には「朝鮮学校を支援する強い意志」もないでしょうが一方で「差別しようとする強い意志」もないでしょう。差別したがってるのはあくまでも安倍のような極右のわけです。こうした事態を生んでるのは官僚のせいと言うよりは「安倍政権とそれを支持する日本人のせい」のわけです。ちなみに日の丸・君が代問題も構図は同じですが以前、日の丸・君が代問題について「官僚の趣味」などという意味不明発言で「政治家と支持者の責任」を免罪し、全てを官僚に責任転嫁したバカが「元兵庫県庁職員(元官僚)」のid:noharraこと八木孝三という「下劣で恥知らずな虚言癖野郎」です。
 兵庫県行政での問題を全て「官僚のせい」など言われたら「兵庫県庁職員時代」の八木は「そうです、政治家(県知事や県議)は悪くありません。全て低能な我々県庁職員のせいです」とでも言ってくれたんですかね?。まあ、「兵庫県庁職員一般」はともかく八木が低能であることだけは事実でしょうが(毒)。


■【直言】安倍政権の植民地的パフォーマンス
http://island3.exblog.jp/25840756/

 この「国際金融経済分析会合」は計7回を数えたが、内容はすべて非公開。第3回のゲストでノーベル経済学賞受賞者のポール・クルーグマン*2教授(ニューヨーク市立大学)が討議内容を外部に漏らして以来、情報統制はより強化されたようだ。

 つまりは「意見を参考にしたいのではなく」単に「学者たちを政治利用したいが故」に「会ったことは公開しても、発言内容は非公開」という「変な話」のわけです。
 それに対し「俺が言ってもいないことを安倍政権によって『言ったことにされてはたまらない』とクルーグマンが会合での自分の発言を表に出し」、その結果、さらに安倍政権の情報統制が進む。しかしその結果「じゃ安倍政権が学者の意見を参考にしたって言っても本当かわからないジャン。つうかそれが本当でもどの学者のどんな意見を参考にしたか分からないじゃん」ということでこの会合があまり話題にならなくなるんだから皮肉です。

 首相以下、主要閣僚がテレビカメラの前に居並んで外国の学者の講義を拝聴する国など、およそ先進国中にはない。日本は「外国」や「ノーベル賞」の権威に動かされやすい国、との誤解が海外に広まる恐れもある。表現は悪いが、権威に弱い植民地根性という言葉すら思い浮かぶ。

 恐れも何も事実そうでしょう。もちろん安倍個人が「ノーベル賞の権威に弱い」というより「日本人はノーベル賞の権威に弱い」と考えた安倍政権がノーベル賞受賞者による自己正当化を図ったと言う事でしょうが。ただしノーベル賞受賞者もさすがに「安倍の太鼓持ちはせず*3」期待したような成果はなかったようです。

この「勉強会」を起案してきた官僚*4を、なぜ安倍首相は「みっともないことをさせるな」と一喝しなかったのか。他の閣僚についてもしかり。「首相に恥をかかせるのか。日本に恥をかかせるのか」と官邸に怒鳴り込む閣僚が1人ぐらい出てもよかったはずだ。

 やれやれですね。安倍内閣の経済政策(?)を批判する場合でも「安倍が愚かだ」とはいえずに「財務官僚や経産官僚といった経済担当官僚が悪い」「麻生*5財務相、林*6経産相、石原*7経済財政担当相といった経済担当閣僚が悪い」と他人のせいにする辺りどれほど安倍に甘いんでしょうか。

 40代の若手議員の時代から、党幹部の権威や意向に臆する*8ことなく、日本政治の正常化と日本国の名誉回復のために闘ってきた安倍首相は、およそ植民地根性とは対極にある政治家である。

 沖縄基地問題で米国側にたつ安倍ほど「植民地根性」という言葉がぴったりの政治家もいないでしょう。もちろんこれは島田らアメリカポチ右翼も同じですが。

 安倍政権の使命は、アベノミクスによる経済活性化と構造改革を実現し、諸外国が争って日本にレクチャーを請うような状況を作り出すことだろう。

 与太も大概にして欲しいもんです。


■『正論』 2016年4月号憲法アンケート 私の回答
http://island3.exblog.jp/25836971/

『月刊正論』 2016年4月号の特集「58人の論客に聞いた! 初の憲法改正へ、これが焦点だ」がネット上にアップされていました。
 私の回答は以下です。他の多くの回答者同様、私も9条が最も問題だと思っていますが、敢えて、余り触れられない別の論点を提示しました。
http://ironna.jp/article/3230?p=7
島田洋一 福井県立大学教授
■特に改正すべき条項
第81条  最高裁判所は、一切の法律、命令、規則又は処分が憲法に適合するかしないかを決定する権限を有する終審裁判所である。
■意見・理由
 選挙で選ばれていない15人の人間(最高裁判事)が、選挙を経た人間(国会議員)が衆参両院を通した法律を最終的に無効にできるというのは民主的なチェック&バランスの原理に反する。

 一応お断りしておけば
1)選挙で選ばれた内閣が裁判官を任命する
2)最高裁判官国民審査がある
ということで民主主義には反しない、むしろ違憲立法審査制度をなくすことは立憲主義に反する、民主主義の名の下に違憲立法など許されない、つうのが一般的な理解です。つうか単に島田が違憲立法審査権をなくして好き勝手したいだけでしょうが。
 ちなみに共産圏には確か違憲立法審査制度がありません。その点、「反共主義」島田がどう評価するのか気にあるところです。
 そもそも「最高裁判官国民審査では民主主義的チェックとして弱い」と島田が言うなら「日本の制度が参考にした米国の制度」のように「議会の承認を得る形にしてもいい」わけです。
 島田が「米国のように議会承認を得る形にすべきだ」といわない時点で島田の本心はモロバレです。
 まあ日本の最高裁は「自民党長期政権の影響」もあってほとんど違憲判決をだしませんが、たまに「尊属殺人重罰規定は違憲(刑法改正で尊属殺人重罰規定を廃止)」「愛媛玉串料訴訟違憲判決」「非嫡出子の相続分を嫡出子の1/2とする民法規定は違憲民法改正で相続分が同率に)」「再婚禁止期間300日は違憲(100日に短縮せよ→最近民法改正で100日に短縮*9)」など違憲判決を出しますのでそれが島田は気にくわないのでしょう。
 これらの判決については産経や島田らウヨは右翼的立場から非難していたわけです。
 しかし「裁判官が違憲判決などふざけてる」という島田の立場ならいわゆる「一票の格差違憲判決」も「無視して構わない、定数是正する必要ない」話になるんですが、そこまで主張する覚悟があるんですかね?。またウヨ連中の中には「女帝制度(外国人地方参政権制度)は憲法に反する(もちろんそうした理解は一般的理解ではありません)」なんて輩がいて「女帝制度(外国人地方参政権制度)が導入されたら違憲訴訟をおこす」と公言してる輩もいますがそう言う輩を島田はキチンと「違憲訴訟など馬鹿げてる、選挙で勝利し、法改正を目指せ」と批判出来るんですかね?。まあ聞くだけ野暮ですが。島田にはその種の論理一貫性は何一つないでしょう。なおせっかくなので島田以外の「57人の論客(要するに極右活動家ですが)」の中から面白い(つうかバカバカしい)記事を紹介してみましょう。「9条を改正したい」というのは「予想の範囲内すぎて面白くない(つうかほとんどの面子が9条改正論)」ので紹介はしません。

http://ironna.jp/article/3230?p=4
明星大学戦後教育史研究センター:勝岡寛次*10
24条
憲法第二四条は「婚姻は、両性の合意のみに基いて成立」し、結婚相手の選択から離婚に至るまで、家族に関する全てのことは「個人の尊厳と両性の本質的平等」に立脚せよと書いてあるが、それを七十年間忠実に履行した結果が、今の日本に他ならない。「お一人様」がかくも増え、「バツイチ」や「バツニ」がかくも増えたのは、〝春秋の筆法〟を以てすれば、親は結婚や離婚のことに口出しするな、それは「個人の尊厳」なんだから「両性の合意」に口出しするなという今の憲法があるからである。

 さすが高橋史朗・元つくる会副会長を教授としている極右大学・明星大です。
 まあバカバカしいですね。親が口出したって結婚できない人は結婚できないし、離婚する人は離婚します。憲法でどうこうなる話じゃない。当たり前でしょう。つうかいい大人が親に口出されて、結婚や離婚を決めたらそれこそまともな大人じゃないでしょう。

http://ironna.jp/article/3230?p=9
明星大学教授 高橋史朗*11
・24条
 世界の憲法でこの規定に近いものは皆無であり、ソ連ポーランドなど共産主義国憲法だけが同様の規定を設けているにすぎない。

 高橋と勝岡が「同意見(24条改正)」なのも、「同じ明星大学の同僚」なのも偶然ではなく「極右運動の同志であるが故の必然」でしょう。
 まあ、それはともかく「24条は共産主義的だ」なんてことはないでしょうね。どこが共産主義的だかさっぱりわかりません。大体何でGHQの案で「共産主義」なのか。明らかな反共デマでしょう。よほどの極右でない限り勝岡や高橋に同意はしないでしょう。


安重根を「伊藤博文*12」と答え、叩かれた韓国少女タレント
http://island3.exblog.jp/25803151/
 意外な気がしますが、今や「安重根」も「偉大な人物」という基礎知識はあっても「顔写真」までは若者は分からないのでしょうか。ただ日本人だって「日本の偉人」について顔写真や肖像画でどれほど分かるか怪しい気もします。

 ジミンは『チャンネルAOA』の放送で偉人の写真を見て名前を当てるクイズを解く過程で安重根義士の写真を見て「アン・チャンホ」、「キム・ドゥハン」、「伊藤博文」と答えるなど歴史の知識が不足している姿を見せて物議を醸した。

 たぶん彼女はいわゆる「お馬鹿タレント」の扱いだったのでしょうが「相手が安重根」ではそれではすまなかったようです。
 ちなみに「アン・チャンホ(安昌浩)」、「キム・ドゥハン(金斗漢)」とは以下のような人物です。安はともかく金は明らかに「ヤクザまがいの反共極右活動家」であり、評価は分かれるでしょう。つうかよほどの反共極右でもないと今時、金なんか評価しないんじゃないか。

■安昌浩(1878年11月9日〜1938年3月10日:ウィキペ参照)
 朝鮮独立運動家。1919年には亡命朝鮮人によって上海で設立された大韓民国臨時政府に参加し内務総長を務めた。しかし、地域派閥や党派の争いが絶えず、1921年に内務総長を辞任した。その後、1937年6月に発生した修養同友会事件で逮捕された。しかし、収監中に病状が悪化し釈放されたが、肝硬変により京城帝国大学付属病院で死亡した。

■金斗漢(1918年5月15日〜1972年11月21日:ウィキペ参照)
 日本降伏後、朝鮮建国準備委員会に参加、治安維持にあたった。建国準備委員会が解消した後は、朴憲永*13の秘書となっていた友人・丁鎮龍の勧めもあり朝鮮共産党に入党。しかし、間もなく父・金佐鎮の死が共産主義者による暗殺だった事実を知り、共産主義から民族主義に転向。反共白色テロの実行者となり、デモ隊鎮圧などで多数を殺害した。
 李承晩(初代大統領)らが主導する大韓民主青年同盟の監察部長になり、保守・右翼活動家として活動。その後、左翼運動家に対する数々の殺傷行為容疑で米軍に逮捕される。
 1948年、死刑判決を受けるが、死刑執行予定日の数日前に大韓民国政府が樹立。李承晩大統領らの計らいにより刑死をまぬがれる。
 大韓民国政府樹立以後、当時最大の労働組合組織である大韓独立促成全国労働総同盟最高委員に就任。
 朝鮮戦争中に、大韓学徒義勇軍参謀長に就任。約1,500名の学徒兵を連れ、参戦。対北朝鮮テロ集団・白衣社の幹部に就任し金日成の暗殺未遂を起こすなど反共活動を続ける。
 1954年、36歳の時に鐘路選挙区から国会議員選挙に無所属で出馬。初当選を果たす。その後も1965年に国会議員選挙で当選するなど政治に参加。1972年11月19日に突然倒れ意識不明となり、11月21日に55歳で死去。死因は高血圧とされるが、暗殺説がある。


■【正論】トランプ政権で懸念される〝みかじめ料〟をめぐる波乱と、日米安保条約の死文化 福井県立大学教授・島田洋一
http://www.sankei.com/premium/news/160512/prm1605120010-n1.html

 米政界で最左派に位置するサンダース氏ですら、ISへの空爆継続を明言し、特殊部隊投入についても「オバマ大統領が熟慮の上決めたことだから支持する」と述べている。

 「だからサンダースなど無価値だ」とまでは言いませんがサンダースは日本のハト派にとって「社民主義に近い」と言う意味では評価できても手放しで評価できる人間ではないわけです。米国においていかに「対外戦争反対」を唱える政治家が少ないかと言う事です。

日本政治の「常識」は、自衛隊による拉致被害者奪還は憲法違反とする驚くべき地平にとどまっている。

 ばかばかしい。既に小生も何度か突っ込んでいますがもちろん違憲ではあるでしょうが「違憲合憲以前に現実性がない話」です。拉致被害者の居場所も分からないのにどこに自衛隊を突っ込むのか。「世界最強の軍隊をもつ」米国ですら「拉致ではないですが」スパイ容疑で北朝鮮に身柄拘束された米国人の救出は米軍突入ではなく外交交渉による救出です。

“トランプ政権下”の日米関係は、俗な表現を用いれば「みかじめ料」(用心棒代)をめぐるゴタゴタで波乱の幕開けとなる他ないようだ。

 やれやれですね。みかじめ料とは「ヤクザのショバ代」に使われる言葉であり、いわゆる「思いやり予算」を批判する立場ならともかく島田が使うのには驚きました。

シリアのアサド政権が化学兵器を使えば「レッドライン」(最後の一線)を越えると宣言しながら、結局、軍事行動を起こさなかったオバマ大統領を、トランプ氏はアメリカの信頼性を損ねたと厳しく批判する。

 バカバカしい。現実問題としてシリア攻撃なんかできるわけがないでしょう。そんなことをすればISを利するだけです。


■【島田洋一&加藤達也 特別対談(5)】「拉致問題での日米連携は強化されている」「情報機関設置へ国家は腹を決めねばならない」
http://www.sankei.com/premium/news/160506/prm1605060020-n1.html

加藤
「さて、北朝鮮拉致問題なんですが、島田先生は北朝鮮に拉致された疑いのあるアメリカ人、デビッド・スネドンさんの問題で何度も訪米されていますよね。」

 小泉訪朝後に失踪したスネドン君を根拠レスで北朝鮮拉致扱いですから頭痛がします。

島田氏
「今、日本で議論されているのは単に情報分析に関して省庁横断的な情報をきちんと集約できるような機関をつくりましょうということです。しかし、CIAは作戦部門を持っている組織であって、本当に連携をするなら日本側でもCIAの秘密作戦部門と連携する作戦部門も持たなければ、行動可能な情報が入ったときに連携がとれない。例えば拉致被害者が特定の場所に集められて殺害される可能性が高まっているという情報が入ったとき、アメリカに頼むようなことになっても、作戦部門間のルートがないと話は伝わらないと思います」

 やれやれですね。作戦部門設置だのCIAとの共同作戦だのの是非はひとまず起きましょう。
 仮にそんな事(CIAとの共同作戦)をやるとしても北朝鮮相手にそんな事は現実的にできないことははっきりしています。

例えば拉致被害者が特定の場所に集められて殺害される可能性が高まっているという情報が入ったとき、アメリカに頼むようなことになっても、作戦部門間のルートがないと話は伝わらないと思います

てそもそもそんな事は北朝鮮はしないでしょうが仮にしようとしたとしても日本ができるのはせいぜい「拉致被害者の生存について動かぬ証拠を提示した上で殺害断念を迫る」のが関の山で「作戦部門云々(レンジャー部隊での救出?)」なんてことはできるわけもない。
 つうか島田が「拉致被害者が殺されることを恐れてる」のなら何で「金正恩が暗殺されれば嬉しい」なんて暴言を吐くのかて事です。要するに口から出任せのわけです。


■【島田洋一&加藤達也 特別対談(4)】「大土建屋大統領」目指すトランプ氏 「地球温暖化はない」が米保守派の常識
http://www.sankei.com/premium/news/160505/prm1605050014-n1.html

加藤
地球温暖化への危機感から最近は、エネルギーや環境問題も争点として、よく聞きます」
島田氏
共和党のほうは地球温暖化なんていうのは科学的事実ではないというのが圧倒的主流の意見です。
(中略)
 ところが、民主党のほうはオバマ大統領もヒラリー氏*14、サンダース氏*15も温暖化信者*16なので、要するに人間の産業活動によるCO2排出が温暖化をもたらしていて、オバマ氏なんかははっきり『気候変動が人類に対する最大の脅威』という言い方をしていて(中略)このエネルギー問題は民主、共和の立場が全然違うので、大きな争点ですね」
加藤
共和党地球温暖化に対する事実認識はすごいものがありますね*17
(中略)
「それは(ボーガス注:CO2規制すると景気が悪くなるという判断から)国益のために、人為的温暖化論というものを排除しているのでしょうか。それとも、そうではなくて純粋に自然科学的にみて、自説のほうに説得力があると思っているのでしょうか」
島田氏
「両方だと思いますよ。本当にまじめに、科学的にそう考えている人も多い。実際、データの偽造を温暖化を主張している学者がしていたという疑惑もあって、人間活動による温暖化はまったく証明されていないと共和党支持者の大半が信じています。これは一理あると思います。」

 「一理ある」て何が「一理ある」んですかね。島田は「共和党の主張と違い温暖化は人為的現象であることが否定できないが民主党や国連のCO2削減主張は過大すぎる」とでも思ってるんでしょうか。


■【島田洋一&加藤達也 特別対談(2)】慰安婦問題 「米は、韓国は余りにしつこいと」「日韓合意は破棄した方が損をする」
http://www.sankei.com/premium/news/160503/prm1605030027-n1.html

島田氏
「実は先週にワシントンに行ってきたのですが、韓国で与党が総選挙に負けた直後に、在米日本大使館のある幹部がリチャード・アーミテージ*18元国務副長官に会いにいった*19というのです。その幹部が『(韓国の総選挙で)野党が勝ったので、韓国側から慰安婦に関する日韓合意を破棄しろという話が出てくるのではないかと心配している』といったところ、アーミテージ氏が『まったく心配する必要はない。なぜなら両方が歩み寄って、国内的に難しい問題はあっても最終的な合意をつくった。それをわれわれも支持してきた。もし合意を破棄する勢力があればアメリカはそちらを批判する。韓国がもし破棄といったら厳しい姿勢を取らざるを得ない』といったというのです」

 このアーミテージ発言を嬉しそうに紹介する島田ですがこれ「島田は日韓合意支持だ」という理解でいいんですかね。「韓国が破棄したら米国政府は韓国政府を非難するだろう」とアーミテージがいうから「安心した」と島田が言うなら「合意支持」としか理解できないのですが。
 ただ島田の日頃の言動はとても日韓合意支持とは思えませんし、わけがわかりません。


■産経【島田洋一&加藤達也 特別対談(1)】前支局長起訴「米国では韓国の未熟さと言う言葉をよく聞いた」
http://www.sankei.com/premium/news/160502/prm1605020008-n1.html
 島田と対談したがるのだから産経記者というのも全く常識のない集団です。

島田氏
ブッシュ政権のときのウォルフォウィッツ*20国防副長官、彼ら*21は基本的に在韓米地上軍を『撤退させたい』と思っていた。」

 本当かよと思いますけどね。米国政府が本気で撤退したがってるようにはとても思えませんが。トランプが「メリットないから撤退したい」と放言(?)したら共和、民主両党の候補者(例:クリントン)などから非難されたんですけど?。たぶん「旧民社党が昔、日米安保について主張してた駐留なき同盟(日米安保は保持するが在日米軍基地は全てなくす)」の形ですら在韓米軍撤退なんて考えてないでしょう。

加藤
李明博政権当時の2010年11月、北朝鮮が韓国西岸の黄海にある延坪(ヨンピョン)島を砲撃しましたね。あの直後、アメリカは韓国が突っ走って過剰な反撃を加えてしまうのではないか、それに対応して北も暴走してしまうのではないかと相当に危惧していたようでした。」
島田氏
「それは、ロバート・ゲイツ*22、当時の国防長官が回顧録*23の中ではっきりと書いていましたね。アメリカ側から『慎重に対応してほしい』という要請を韓国側にしたと。そのへんのアメリカの判断は『どうかな』と思いますが、米地上軍が人質でいるので、今度は逆に韓国からもし本格的な反撃を北朝鮮にやられると、北朝鮮が在韓米軍基地に高射砲とかを撃ってくれば被害が出る。そういう意味でアメリカ、韓国双方からの積極的な攻撃作戦を躊躇させる要因に、在米地上軍がなっていると思います。
(中略)
 だから撤退させていつでも『先制攻撃するぞ』と、あるいは『強烈な反撃やるぞ』という態勢をつくったほうが抑止力が高まると(中略)思いますね」
加藤
「米軍をいったん撤退させて、米軍将兵の空白地帯にして地上軍が犠牲になるリスクをなくしてから、海空軍力で強烈に反撃を加える…」

 もちろん島田や産経・加藤記者は「米軍基地反対派」に対し「在韓米軍は南北全面戦争を防止する効果がある」と在韓米軍の存在を正当化するためにこういってるのでしょうがそれはさておき。
 島田や産経がそう言う考えであるならば、島田や産経は
1)在韓米軍が存在する限り、「米軍の反撃を恐れて」北朝鮮からの先制攻撃はあり得ないと認めるべき
2)在韓米軍がある限り、米国の了解がなければ韓国軍の北朝鮮への先制攻撃はあり得ない、そして米国は基本的に了解する気がないと認めるべき*24
3)したがって島田らが韓国軍に北朝鮮攻撃して欲しいなら在韓米軍撤退を主張すべき
でしょう。どれ一つとして島田らは過去に主張してないように思いますが(ただし、2)と3)については今回初めて主張し出しましたがどこまで本気かどうか)。
 まあ、島田はともかく産経や「荒木、西岡ら巣くう会一味」「櫻井よしこら国基研一味」が「韓国軍に米軍の縛りなく北朝鮮相手に行動して欲しいから在韓米軍には撤退して欲しい」とは絶対に言わないでしょう。
 むしろ在韓米軍撤退を主張する韓国政治グループ(もちろん左派が多い*25わけですが)に「北朝鮮の手先」レッテルを貼ってるわけです。


■岸田対中「気弱外交」に沈黙する野党 島田洋一福井県立大学教授)
http://jinf.jp/feedback/archives/18425
 沈黙も何も「日ころ」のような極右政党でもなければ島田のように「軟弱外交だ」などと批判する理由はないですからね。
 一方で「訪中したことは評価できる」とはいえ、
1)本来もっと早く訪中できたはずだし
2)今のところ目立った成果もないので評価しない、
その結果、「批判しないし評価もしないから結果として野党は沈黙になる」だけの話です。それにしても岸田訪中を批判するならむしろ野党より「岸田訪中を容認した」岸田氏の上司・安倍首相を批判したらどうなのか。「岸元首相の孫、佐藤元首相の親族、安倍元幹事長の子息は批判出来ません」つうことでしょうが全くふざけています。

 1989年の天安門事件後、米議会は「政府高官同士の接触禁止」を含む制裁措置を議決し、大統領も同意したが、その裏で当時のブッシュ*26父政権は、スコウクロフト*27国家安全保障担当大統領補佐官とイーグルバーガー*28国務副長官を密かに中国に派遣し、制裁は一時的で米中関係を早期に正常化したい旨伝えていた。

 よほど「対中貿易を重視した」ブッシュ父のことが「反中国」島田は憎いようですが今さらそんな事言ったってどうにもなりません。


■島田のツィート(2016年4月22日〜)

日経新聞編集委員・鈴置高史氏の新刊「米中抗争の捨て駒にされる韓国」を読んでいる。

 まーた「嫌韓国バカ右翼」鈴置氏が

『中国に立ち向かう日本、つき従う韓国』(2013年、日経BP社)
『中国という蟻地獄に落ちた韓国』(2013年、日経BP社)
『「踏み絵」迫る米国・「逆切れ」する韓国』(2014年、日経BP社)
『日本と韓国は「米中代理戦争」を闘う』(2014年、日経BP社)
『「三面楚歌」にようやく気づいた韓国』(2015年、日経BP社)
『「独り相撲」で転げ落ちた韓国』(2015年、日経BP社)
『「中国の尻馬」にしがみつく韓国』(2015年、日経BP社)

に続く「題名だけでバカウヨの嫌韓国本だと分かる本」を出したようです。こんな駄本を「年2〜3冊のペース」で発行する鈴置氏も本当にどうしようもない人です。つうかこんなん日経が出版すべき本じゃないでしょう。

天安門も忘れてはならない。
@中国・王毅*29外相「南京も忘れてはならない」 オバマ大統領の歴史的献花に反発 - ZAKZAK
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20160528/frn1605281526001-n1.htm

 日本政府は少なくとも建前では南京事件否定論ではないのだから「勿論忘れていませんよ」で終わる話です。もちろん天安門事件批判したければすればいいわけですが、こういう文脈で持ち出すのは最悪でしょう。まともな中国批判ではなく「南京事件を指摘されたことに対する極右の逆ギレ、居直り」としか理解されないからです。
 それにしても「南京事件は捏造だ」とツィートしないって事は島田も内心では「南京事件否定論はデマ」と認識してるんですかね。

 都知事を選挙で選ぶのをやめ、首相が任命しいつでも解任できるとした方がマシだろう。国政選挙にも響くから、舛添のような男の居座りを許すことはあり得ない。

 「知事を首相の任命にしたい(なお、戦前はそう言う制度でした)」て、憲法第93条第2項で「地方首長の直接選挙」が定められてるのでそれ改憲しないと無理ですけどね。大体その理屈なら「そう言う制度なら橋下(元大阪府知事)や石原(元都知事)もやろうとすれば更迭できた」んですがそれで島田はいいのか?。更迭する側の首相が島田がおそらく敵視する「細川首相」「羽田首相」「村山首相」「鳩山首相」「菅首相」などでもいいのか?
 ただそんな改憲が可能かどうかは疑問でしょう。自民党支持者でもそう言う「地方自治の精神を否定する」改憲の支持者は少ないんじゃないか。
 なお、島田は「舛添云々」といっていますがこの男が「どんな手を使ってでも潰したい」と一番敵視してる県知事は沖縄の翁長氏でしょう。
 「自民の国政選挙にも響く」てまあそうでしょうが、そう言う党利党略を公言できる神経が度し難い。普通の人間は本心はともかく「カネの疑惑を抱えた人間が政治に携わるべきではない」というでしょうにね。

大人の対応だ。
@沖ノ鳥島、蔡政権「岩」主張を撤回…対立収束へ : 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/world/20160524-OYT1T50155.html?from=tw

 ただし蔡政権は「島と認めたわけではない」。「日中国交正常化時の尖閣棚上げ」「日韓国交正常化時の竹島棚上げ」のように問題を棚上げしただけです。

理念がないから、仕方ないだろう。
@【政界徒然草】岸田外相よ、「ポスト安倍」を目指すなら自分の言葉で語るべきではないか? 外務官僚も“お節介”はほどほどに
http://www.sankei.com/premium/news/160525/prm1605250003-n1.html

 「政権与党の幹部」それも外相という重要閣僚に理念がなかったらそれは「自民党にはまともな外交理念がない」ということを意味するわけですが「つまり今の自民党には外交理念がないんですか?」「それなのにあなたは安倍自民を支持するんですか?」「あなたにとって自民でアレ、非自民(細川、羽田、民主党政権)であれ歴代政権の外相で外交理念があった外相て誰なんですか?。吉田茂*30ですか?、岸信介*31ですか、三木武夫*32ですか?、福田赳夫*33ですか?、大平正芳*34ですか?、宇野宗佑*35ですか?、宮沢喜一*36ですか?、小渕恵三*37ですか?、羽田孜*38ですか?、麻生太郎*39ですか?」と聞かれたら島田は何と答えるんですかね。島田のような極右路線の外交は自民党極右の岸信介や今の安倍ですらしてないと思いますが。

 「言論の自由」を対象にして、中国でなく日本を糾弾する国連特別報告者。札付きの反日「学者」らとシンポジウム開催という。強く反論もせず、唯々諾々と国連分担金を出し続ける*40日本は、世界の左翼にとって格好のイジメ対象であり、カモなのだ。
http://ykdckomori.blog.jp/archives/1057656067.html

 「世界の左翼のいじめ対象」というのには思わず吹き出してしまいました。島田の左翼定義を聞きたいところです。英国労働党やフランス社会党、ドイツ社民党も「日本をいじめる世界の左翼」なのか。
 まあ、「俺の嫌いな奴は皆左翼」なのでしょうが。

「知事は五輪のシンボル」というなら、東京オリンピックの成功は日一日と危うくなっている。
@「知事は五輪のシンボル、丁寧な説明を」 遠藤*41五輪相:朝日新聞
http://www.asahi.com/articles/ASJ5N3G3HJ5NULFA008.html

 遠藤氏といい島田といい何を馬鹿な事を言ってるのか。舛添氏の問題は少なくとも五輪には関係ありません。むしろ五輪の成功を危うくしてるのは「招致裏金疑惑」「本当に期日までにできるか怪しい競技場」「ふくれあがる一方の開催費用(コンパクト五輪と約束したはずなのに)」などであり、そう言った事への説明が「遠藤氏を含む政府関係者」に求められてるのですがまともに説明しないんだから呆れます。日本人であることが本当に恥ずかしくなります。

もうトップ棋士がPCに敗れるシーンは見慣れたので、純粋に羽生名人とPCの対決を楽しみたい気分だ。

 ついに羽生が名乗りを上げたそうですが、まあ、負けるんじゃないですかね。今のPCは相当の力でしょう。もはや「人間と人間の勝負が面白いのであり、PCに人間が負けても問題じゃない」と考えるほかないでしょう。
 つうか「現在四冠(王位、王座、棋聖、名人)、過去七冠(王位、王座、王将、棋王棋聖、名人、竜王)」をそうそう出せないと思っていたんでしょうがもっと早く出して欲しかったですねえ。

 略して、「失禁岡田」と呼ぼう。
@自民・谷垣幹事長、民進岡田代表を批判 共産との連携に「失望禁じ得ない」 - 産経
http://www.sankei.com/politics/news/160522/plt1605220014-n1.html

 いつもながら島田も低レベルな男です。なお、こんな発言*42をする事といい、「総裁の地位から安倍によって引きずり下ろされたこと(にもかかわらず安倍の軍門に下ってること)」といい、「安倍が岸田氏をプッシュしてることもあり、岸田外相に宏池会の主導権を奪われてるらしいこと」といい、谷垣氏にこそ失望を禁じ得ないんですが。

 谷垣氏の言は正しいが、「猛省」「居住まい」いずれも舛添とは無縁の言葉だ。 推薦した責任として、自民党ははっきり引導を渡さねばならない。
【舛添知事公私混同疑惑】自民・谷垣幹事長「猛省が必要」とピシャリ
http://www.sankei.com/politics/news/160517/plt1605170014-n1.html

 民進、共産、社民といった都政野党ならまだしも「舛添都政与党(舛添氏を都知事選に擁立した当事者)」のくせによくもまあ谷垣氏もこんな事が言えるもんです。一部で噂される「舛添氏が自民党の言いなりじゃないから嫌われてる」だの「ポスト舛添に既に橋下や東国原などを検討してる」だの言う噂は本当なのかと疑いたくなります。
 まずは「舛添氏の件については彼を擁立したことを深くわびたい」とでも言うべきじゃないのか。猛省すべきは谷垣氏ら自民幹部でしょう。何故、舛添問題について他人事のような無責任発言ができるのか。
 島田も「引導」云々という前に「まず自民党は都民に謝罪せよ」というべきでしょうにねえ。

日本も国連分担金を唯々諾々と支払い続けるべきではない

 国連分担金は「税金のようなもん」なので「日本の思い通りに国連が動かないから払わない」なんてふざけた理屈は通りません。大体皆がそんな事言い出して支払い拒否したら、国連が動かなくなる。

小泉の鳩山化が止まらないようだ。
@小泉純一郎氏、震災被曝主張の元米兵ら支援表明 : 読売
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20160519-OYT1T50011.html?from=tw

 島田の言ってる意味がわかりません。「トモダチ作戦で米軍には世話になった、感謝してる」と島田らウヨがいうなら「被爆米兵」に好意的態度をする小泉氏はむしろ島田にとって「トモダチ作戦の米兵を私も小泉氏同様支援したいと思う!」というべきではないのか。
 「トモダチ作戦をした米兵には感謝するが、被爆したことは我慢して下さい。民事訴訟を東電や日本政府相手におこしたら日本の敵と見なします。」なんてそんな変な話がどこにあるのか。
 それとも島田は「米兵は大して被爆なんかしてない、訴訟は言いがかりだ」というのか。ならばその根拠は何なのか?
 なお、今回は「被爆米兵」ですが話は「被爆自衛官」「被爆警官」でも「日本政府や東電相手に訴訟を越すことを考えている」といえば島田が非難することは変わらないでしょう。
 彼らウヨは本当の意味では米兵にも自衛官にも警官にも感謝などしてないわけです。

習近平下の中国はますますカントリー・リスクの高い国になりつつある。
文革半世紀】文革に「一切触れるな」党通達 中国黙殺 - 産経ニュース
http://www.sankei.com/world/news/160517/wor1605170001-n1.html

 カントリーリスクとは民主主義とは関係ない概念であることをまずは指摘しておきます。
 ウィキペディアに寄れば

 海外投融資や貿易を行う際、対象国の政治・経済・社会環境の変化のために、個別事業相手が持つ商業リスクとは無関係に収益を損なう危険の度合い。

です。つまりは「内戦が起こってて商売が成り立つか分からない」などという「商売の観点でのリスク評価」です。
 ウィキペ「カントリーリスク」はその事例として

■政治情勢の変化
三井グループがイランと協力して設立したイランジャパン石油化学は1979年のイラン革命、1980年に勃発したイラン・イラク戦争の影響を受け、9割がた完成していた石油プラントは放棄され、総額6,000億円もの投資が無駄になった。
・エジプトによるスエズ運河国有化、キューバ革命によるアメリカ系企業の接収・国有化。

を上げています。
 で当然ながら「独裁的であること」と「商売の観点でのリスク」は関係ありません。中国がそんなにカントリーリスクが高いのか。小生も専門家じゃないから知りませんがそんなに高くないんじゃないか。
 つうか「アルジェリアでテロの犠牲にあった日揮社員」でわかるように、多くの日本企業は「ちょっとやそっとのリスクでは商売をあきらめたりしない」わけです。

この人物の出張費浪費も問題にせねばならない。
@「辺野古移設の断念求める」 翁長雄志*43知事がワシントン到着 - 琉球新報
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-279375.html

 ばかばかしい。救う会が「しおかぜ放送や海外での集会なんて糞の役にも立たない物」を税金使ってやってる方がよほど「税金浪費」でしょう。別に救う会の私費でやるなら文句言いませんので私費だけでやって欲しいもんです。

「国民怒りの声」事務局長に就任したという辻恵・元議員は親北朝鮮派の一人。この集団の論外さが分かる。

 辻氏が単に「和田春樹・東大名誉教授や田中均・元外務省アジア大洋州局長」など日朝交渉派に好意的*44と言うだけですがそれはさておき。
 島田個人が「国民怒りの声」に相当危機感を持ってることが伺えます。

国際情勢が何も分かっていない。議員の資格はない。
@高校生の安倍政権打倒集会で民進・山尾氏「安保法制必ず廃止」 共産・吉良氏「力合わせ打倒しよう」
http://www.sankei.com/premium/news/160513/prm1605130016-n1.html

 本気かはったりかはともかく「打倒中国共産党」「日本企業は全て中国から撤退すればいい」「ウイグルチベットの独立支持」などと実現不可能なことを言う島田ら極右の方がよほど国際情勢が分かってないと思いますが。
 さて島田が紹介する産経記事にもコメントします。

山尾氏
 なぜ精神的自由*45が経済的自由*46よりも大切に扱われているのか。

 平たく言えば「カネより心が大事だ*47」「アベノミクスで仮に豊かになっても、独裁的な安倍のせいで政治活動や表現の自由が侵害されたら意味がない」つう話です。
 あるいは「豊かになるためにも精神的自由が大事(つまり政治活動や言論活動によって政府の経済政策を是正*48する)」つう話です。
 ウヨの皆さんが大好きな「ウヨの飼い犬」「チベットの近代化を阻害した封建領主」「チベット焼身自殺を扇動してる疫病神」という「問題だらけの人間」であるにもかかわらず「CIAの政治工作のおかげかノーベル平和賞を受賞された」という「偉大な」ダライラマ猊下*49も「オウム麻原から大金を受領した自分の銭ゲバぶりを棚に上げて」、「中国は昔に比べて経済的に豊かになったが精神面はどうなんでしょうか。精神的自由(政治活動の自由や表現の自由など)は保証されてるんでしょうか*50」などと「ほぼ山尾議員と同じ事」を講演などで言ってますので本来、この山尾発言に島田らウヨは「ガッテンガッテン」すべき話です。
 まあ連中は山尾氏を嫌ってるし、この発言は安倍批判の文脈なのでガッテンしないんでしょうが。
 なおその他の発言については「全く同感です」程度の事しか思い浮かばないので紹介は省略します。

韓国らしい反応だ。
@韓国人原爆被害者が広島訪問へ  米日に謝罪・補償要求(朝鮮日報)
http://www.chosunonline.com/m/svc/article.html?contid=2016051203122

 そもそも日本人被爆者にも米国への謝罪や補償を求めている人はいます。島田がそれを知らないなら無知だし知っていてこんなことを言ってるのなら嘘つきです。だいたいそうした要求をする事の何がどう問題だと言うのか。むしろ島田の反応こそ「アメリカのポチ公、忠犬ハチ公らしい」あるいは「嫌韓国らしい」「核保有論者らしい」反応でしょう。

岡田*51首相、トランプ大統領なら、日米関係は破綻するだろう。

・「安倍首相、トランプ大統領なら破綻しないんですか?」と聞きたくなります(さすがにそう言う意味じゃないでしょうが。それなら「岡田首相なら破綻」とだけ書けばいいからです)。まあ、トランプの大統領就任はまずないでしょうし、不幸にして仮にあったとしても「さすがに今のママではない」でしょうが大統領がトランプなら誰が首相でも日米関係はやばくなる危険性が高いと思いますが。
・またトランプを非難する島田は「クリントン大統領」を受け入れる覚悟があるんでしょうか。もはや「トランプ共和党大統領候補」を阻止する裏技などないでしょう。仮に裏技があったとしても「無理矢理裏技発動しても」、『やり口が汚い』とトランプ支持者の反発を招き共和党がぐちゃぐちゃになるだけでしょう。
 まあ、「トランプを共和党大統領候補のママで共和党とは別の保守系候補をたて、共和党内の反トランプ派がそこに票集中させる」つう手も「あるにはありますが」、それやろうとしても「保守票が分裂してクリントンを利するだけ」でしょう。結局「トランプノー」ならもう「クリントンを今回は受け入れるしかない」わけです。
・それにしても普段共和党万歳の島田が「共和党候補をここまで非難せざるを得ない」のだから皮肉です。まあクルーズ上院議員テキサス州選出)でアレ、ルビオ上院議員フロリダ州選出)でアレ、ケーシック・オハイオ州知事でアレ、ジェブ・ブッシュフロリダ州知事でアレ、トランプ以外が候補になってればこんな事にはならなかったんでしょうが。

この集団よりは、トランプの方が遥かに政治的見識も常識もある。

 「この集団」とは民進党執行部のことですがさすがにアンチ民進党の自民信者でも「トランプの方がマシ」と公言できるのは島田ぐらいのものでしょう。

ちらっと見た日テレ「ウェークアップ」で北朝鮮の餓死蔓延は旱魃など自然災害のせいと説明していた。話にならない不見識。

 まあ、普通に考えて「干ばつが直接の原因」とは言っても「政治システムの問題など何もない、金正恩政権は何一つ悪くない」とはさすがに言ってないでしょう。そんなに北朝鮮に甘くて寛大なテレビ局は日本にない。
 島田の因縁にも困ったもんです。

黙って引退せよ、と言いたい存在にますます岡田はなってきた。 
@「黙って聞け!」 民進・岡田*52代表が本会議でヤジに激昂 “元ネタ”は羽田*53元首相の一喝だった!? - 産経ニュース
http://www.sankei.com/politics/news/160428/plt1604280034-n1.html

 与党の酷いヤジに「黙って聞け」といった程度の何が問題だと言うんでしょうか。大体これ安倍が「黙って聞け」といったのなら「そうだ、黙って聞け!」というのが島田でしょうに。

クールビズの期間(環境省が推進する期間)は5月1日から10月31日の6か月間、つまり半年だということを今知った。

 一般人ならともかく、「クールビズを実行している政治家や官僚とつきあいがあるはず」の自称政治学者がこんなことをいうのは恥でしかないと思いますが島田はそうは思わないようです。
 なお、ウィキペ「クールビズ」によれば

環境省が想定する実施期間は6月1日から9月30日までである。しかし2011年は東京電力福島第一原子力発電所事故により東日本全体で夏場の電力不足が想定されたことから官公庁で5月1日から10月31日までの半年間と、1ヶ月前倒し・延長の措置を取った。

とのことです。2011年から当時の菅内閣によって期間が延長されそれが今も続いていると言う事でしょう。

トランプのおかげで様々な人権問題に脚光が当たるなら良いことだ。なぜ中国の抑圧には発言がない*54のか。
米大統領選】トランプ氏にパキスタンが猛反発 米に協力の服役囚「2分で釈放させる」と発言:産経
http://www.sankei.com/world/news/160503/wor1605030048-n1.html

 いつもながらの島田の反中国ぶりには笑ってしまいましたがそれはさておき。
 「2分で釈放」という放言はともかく、投獄が不当なら釈放を働きかけるべきでしょうし、その為にアメリカが使える政治的オプションもいろいろあるでしょう。その意味ではこのトランプ放言、「投獄が不当なのかどうなのか」など詳しい事情が分からないと評価が難しい。いつもの放言と違ってそう簡単に「切って捨てていいか」は何とも言えません。

 予想通り、王毅*55(ボーガス注:中国外相)の居丈高な仏頂面が印象的だった。そんな迎え方をする政権の元になぜ岸田外相はいそいそと出掛けて行ったのか。外交失態という他ない。

 そこまでいいながら岸田外相批判、外務官僚批判はしても「岸田氏の訪中にゴーサインを与えた」安倍首相批判ができないのはさすが安倍信者・島田です。とはいえ「安倍が岸信介*56元首相の孫、安倍晋太郎*57元幹事長の息子、佐藤栄作*58(岸の実弟)元首相の親族」だから批判出来ないだけで内心は安倍に対する感情も「岸田外相相手に吐いてる暴言並みに酷い代物」でしょうが。

岸田氏を党内力学から重用するとしても、外相以外のポストもあるだろう。

 「岸田氏が極右・清和会(安倍の出身派閥)とは異なる流れの宏池会出身であること」「岸田氏が『ウヨが反対する』日韓合意*59をまとめたこと」「岸田氏が『ウヨが大嫌いな』中国を現在、訪問していること」などがよほど気にくわないようですが、岸田氏を外相に任命したのも「日韓合意や訪中といった岸田氏の行為を容認してる」のも首相・安倍ですが。
 「党内力学から重用」などと言い訳しまともに安倍批判出来ない辺りが無様です。つうか島田的には誰に外相になって欲しいんですかね。稲田朋美(現・政調会長)とか言うのか。
 そして「外相以外のポスト」とは具体的に何なのか。党三役(幹事長、政調会長、総務会長)のどれかか、官房長官か、財務相か、それとも他にあるのか。
 なお、島田が「党内力学から重用しても他のポストに」云々といいたいのは岸田外相だけではなく「宏池会出身」谷垣*60幹事長や「親中派とされる」二階*61総務会長なんかもそうでしょう。つうか本当は無役が希望なのでしょうが。

過不足ない良い追悼文だ。
【ソウルからヨボセヨ】理想に生きた“良心的日本人”…元朝日・若宮啓文*62を悼む
http://www.sankei.com/column/news/160430/clm1604300009-n1.html

 もちろん
1)追悼文(?)の相手は島田らウヨが敵視してる元朝主筆の若宮氏
2)追悼文(?)の筆者は若宮氏を敵視してる産経の黒田勝弘
3)文章タイトルの「良心的」にカギ括弧がついてるのはどう見ても皮肉
4)黒田の追悼文書をほめてるのは非常識極右の島田
という時点で本文を読まなくても「追悼文の名に値しない文章」であることはわかります(実際そうですが)。本文はあまりにも異常な酷い文章なのでここには引用しませんし、リンク先を読むことも精神衛生上、お勧めはしません。
 正直こういう恥ずかしい文章を追悼文の名で執筆する黒田、黒田の文章を掲載した産経、この駄文を褒める島田には呆れて物も言えません。死者を批判するなとは言いませんが、黒田の文章は批判ではなく若宮氏に対するただの誹謗中傷であり黒田の人間性が疑われるだけです。「若宮氏の生前にこういう非礼な文章が書けたのか、死者相手なら誹謗して恥じないのがお前の価値観か」と黒田には心底呆れます。
 とはいえ黒田はもはや自分でも「自分がまともな人間からは全く評価されてないこと」を自覚し「それでいい」と開き直ってるからこそこういう文章が平気で書けるのでしょうが。
 黒田のげすな文の解毒剤としてまともな追悼(中国の李肇星・元外相、韓国の金章洙・駐中国大使、二階自民党総務会長)を紹介しておきます。果たして黒田が死んだとき黒田は若宮氏のように「韓国の友人が亡くなった、哀悼の意を表したい」といってもらえるんでしょうか。まあ聞くだけ野暮ですし、黒田はそう言う言葉をもらえなくても構わないと思ってるでしょうが。

http://www.sankei.com/entertainments/news/160429/ent1604290026-n1.html
■産経『元朝主筆の若宮さん悼む声、中韓参加者から相次ぐ「韓国の古い友人亡くした」』
 元朝日新聞社主筆若宮啓文さんがパネリストとして出席予定だった29日の日中韓3国協力国際フォーラムでは、参加者から突然の死を悼む声が相次いだ。
 開会式で司会を務めた中国の李肇星*63元外相は「若宮さんは日中友好日中韓交流に力を注いできた」とあいさつ。韓国の金章洙駐中国大使も「韓国の古い友人が亡くなった。哀悼の意を表したい」と述べた。
 自民党二階俊博総務会長は演説で「中国、韓国の皆さんが若宮さんの活躍を評価してくれた。帰国したら皆さんのご厚意を伝え、尊敬の念を語り継ぎたい」と応じた。

http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2016/04/30/2016043000429.html
朝鮮日報『韓国への愛情・礼儀・謙虚さを失わなかった若宮啓文
(前略)
 朝日新聞主筆を務めた若宮啓文氏に6年前、ソウルで初めて会った。「韓国文化界の母」と呼ばれる全玉淑(チョン・オクスク)氏=故人=が紹介してくれた。「日本に若宮ほどの人はいない」という全玉淑氏の大きな声が今も耳に残る。
(中略)
 十数年間にわたり韓日関係の悪化に耐えながら、相手への愛情と礼儀、謙虚さを失わない日本人は何人もいない。若宮氏はそうしたまれな日本人だった。
(中略)
 68歳、早すぎる。両国間において若宮氏の役割を代わりにできる日本人が再び現れるだろうか。

 猪瀬氏の方がマシだった。
@猪瀬氏、舛添都知事をバッサリ「おかしい」 別荘へ「公用車で行く必要なし」 - ZAKZAK
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20160429/plt1604291550002-n1.htm

 俺にとっては舛添氏の方がずっとマシですね。そもそも猪瀬にだってこうした「豪華海外出張批判」はあったと思いますが。それにしても猪瀬も「知事辞任に追い込まれた金銭疑惑」など、自分の問題を棚に上げてよく舛添批判出来るもんです。普通の人間なら「都知事を途中退任した人間が偉そうな事は言いたくない、舛添氏批判は他の人に聞いて下さい」とノーコメントではないのか。

 単なる人気者ではなく、真面目に政治を論じられる人間を出すべきだ。トランプらしいゲスト選定ではあるが。
米大統領選】日本への原爆投下「トランプ氏も同じ決断をする」支援者の元バスケ監督- 産経
http://www.sankei.com/politics/news/160429/plt1604290025-n1.html

 とはいえ日米関係に配慮して「口に出さないだけで」トルーマンの原爆投下決定は米国においては「未だに日本上陸作戦をせずに済んだ、善行と理解されてるのでは?」という気がします。であるならこの発言だけを批判しても意味は乏しいんじゃないか。

 かつての日本*64なら、すでに北朝鮮の非人道的政権を軍事介入も含めてつぶし、各国の拉致被害者家族から感謝されていたであろう。せめて締め付け強化による体制崩壊*65を主導するぐらいではありたい。

 軍事介入で潰したら*66ほぼ確実に「拉致被害者が戦乱で死亡する」からむしろ恨まれるでしょうね。しかしこの男が「拉致被害者を巣くう会副会長」というんだから絶句します。俺が横田夫妻なら「あなたは孫のウンギョンの命を何だと思ってるんですか!」と激怒し、島田と「島田を幹部とする救う会」を非難してるところですがあの夫婦は本当に何考えてるんですかね?。
 まあ、島田がどれほど非常識でかつ、島田がどれほど横田夫妻&家族会を「横田夫婦は安倍や俺達救う会の言いなりだよ」「別に俺達にあの夫婦が刃向かいたければ刃向かえばいいんだよ、蓮池みたいに家族会から追放するだけだから」「あの夫婦が刃向かったって家族会がついてれば問題ない」と完全に舐めてるかはよく分かりました。
 いや荒木や西岡はともかく島田に限定すれば「拉致被害者家族会が救う会と反目しても構わない、俺にとって国基研ポストならまだしも、巣くう会副会長ポストなんてどーでもいいよ、救う会が解散しても構わない」「救う会のイメージを壊す言動(北朝鮮に対する軍事攻撃主張)はやめろというなら副会長を更迭してくれていっこうに構わない」かもしれませんが。

 悪辣な権力の権化たる北朝鮮当局の言い分を鵜呑みにし、また外務省という権威を借りて、めぐみさんたちが亡くなっていることは外務省も分かっている*67、などと発言した田原総一朗が(ボーガス注:高市総務相批判で)「反権力」をてらうのは余りにも笑止だ。

 高市の電波停止発言を批判しているのは田原氏だけではないし、田原氏の「めぐみさんたちが亡くなっていることは外務省も分かっている」云々発言の是非と「田原氏の高市批判の是非」と何の関係もありません。

(ボーガス注:海外豪華出張を正当化する)この男*68の言動を見て不快を催さない人は常識を欠くだろう。

 まともな人間が舛添氏にこういうならまだしも「この男の言動を見て不快を催さない人は常識を欠く」が「見事に当てはまる男・島田」が言うのは「目くそ鼻くそを笑う」「いわゆるブーメラン行為」と笑わざるを得ません。こんな男を副会長にしている救う会はまともではないし、そんな救う会とつきあってる家族会もまともではありません。

舛添がこれだけ豪遊できるのは、都民税を取り過ぎということだ。

 舛添氏の海外豪華出張問題について「舛添は出張に大金などかけずに、節約して、都税は困ってる都民のために使え」というならまだしも「都税が取りすぎで余ってる」とはさすが島田です(勿論褒めてない)。「困ってる都民は一人もいない」とでも言う気でしょうか。
 なお、舛添氏の海外豪華出張が許せないという島田が「石原の海外豪華出張(例:ガラパゴス諸島)」「石原の新銀行東京」を「税金無駄遣い」と非難しないことで分かるように島田は「舛添氏が嫌いだから批判してるだけ」にすぎません。嫌ってる理由もおそらく「韓国学校への都有地貸与を反韓国ウヨとして嫌ってる」というくだらない話でしょう。

 日本に「表現の自由」調査に来ること自体、国連資金の無駄使いだ。
【編集日誌】国連人権委よ 「記者クラブ廃止」主張するなら米国も調べろ クラブ頼みでは特ダネ出ず
http://www.sankei.com/entertainments/news/160426/ent1604260003-n1.html

 「日本は表現の自由の点で問題がある」という調査結果が発表されたこと、しかもその調査結果において「安倍政権のマスコミに対する態度が恫喝的だ」と非難された事がよほど不愉快だったようです。「事実だろ」で終わる話ですが。どっちにしろ悪口雑言したところで調査結果が変わるわけでもありません。

 挺対協は、保守政権なら当然つぶしに掛かるべき親北団体*69。面白いニュースだ。
@韓国高官「挺対協」を攻撃するデモを保守団体に提案か 韓国紙報じる - ZAKZAK
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20160426/frn1604261916007-n1.htm

 おいおいですね。このニュースが事実ならば、「安倍政権高官(菅官房長官、岸田外相など)が『シールズなど政権批判派』への攻撃をやるよう、街宣右翼にお願いしていた」みたいな話であり、さすがに日本でそんな事が発覚すれば、よほどの自民シンパでない限り批判するでしょう。もちろん韓国でも批判が出ているわけです。
 そのレベルの愚行をやったという朴政権*70を批判しないのだから島田はまともではありません。
 大体、これ「大嫌いな中国やロシアが同じようなこと(政府自らではなく親政府団体を使って反政府団体を叩く)」をやったとして島田は批判するのではないのか。
 またこんなことを朴政権がやれば産経記事が指摘するように「朴は慰安婦をバカにしてる(韓国民や慰安婦慰安婦支援者)」となって例の日韓合意が挫折する恐れがありますが、島田にはそんな事はどうでもいいようです。「別に合意が潰れても構わない」「朴の方から潰してくれてありがたい」位にしか思ってないのでしょう。

自民党の閣僚経験者の話。「舛添は非常に性格が悪い*71。しかも、ペラペラうるさい」。その通りだろう。

 当然ながら「閣僚経験者」などという正体不明の人物の「本当にあったかどうか分からない言葉」「具体性の全くない言葉」を舛添批判に使う島田は愚か者です。
 誰かの言葉を用いるならば「それが誰か」を明確にし「具体性のある批判の言葉」でなければ意味がありません。「性格が悪い」というなら「差別暴言(例:石原のババア発言、三国人発言)を吐いた」など、「そう判断する具体的根拠」がないと意味がない。
 「安倍信者」島田だって

自民党の閣僚経験者の話。「安倍晋三*72は非常に性格が悪い。しかも、ペラペラうるさい」。その通りだろう。

と誰かがいったら「本当にそんな閣僚経験者がいるのか!」「いたとしてその男の発言が何故正しいと言えるんだ!」といってるでしょうにね。
 つうか別に誰かの言葉を持ち出さなくても普通に「共産党などが批判してる豪華海外出張は問題だと思う、出張するなとは言わないがもっと安くできるはずだ」などと舛添氏の言動に対し自分の批判的意見を述べればいいだけですが。

左翼が全力支援の池田真紀候補が(ボーガス注:北海道補選で)勝たなかったのはよかった。

 左翼と言うよりは「左翼(社民、共産)を含む反自民*73」でしかないですし、また島田のような男は「左翼が支持しない候補(つまり極右候補ですが)」なら「自民の候補かどうかより極右かどうかが大事だ」といって野党候補を応援するかといったらそんなこともないでしょう。

オスプレイの利点について、重要論点がいくつもある。
【単刀直言】エルドリッヂ*74 元在沖縄米海兵隊政務外交部次長 「オスプレイ反対という人よ、災害で同胞犠牲にするのか」
http://www.sankei.com/premium/news/160423/prm1604230026-n1.html

 小生は軍事音痴、軍事素人なのでエルドリッジの「自衛隊ヘリや民間ヘリよりオスプレイの方が積載量が多いなどの利点がある」という主張が嘘かどうか*75何とも判断できません。いずれにせよ米軍、米国政府それ自体は「オスプレイを出してくれと日本政府に言われたから出しただけだ、他意はない」として逃げ腰であること*76を考えるとこうした物言いは相当に疑わしいと思いますね。

東京都は、都市の規模が違いすぎる(東京の方が大きい)という理由でワシントンとは姉妹提携*77を結んでいない*78。外相ポストに向けた布石のつもりだろうが、必然性*79のない訪問だ。
【舛添*80知事定例会見録】米国出張の成果「ニューヨーク証券取引所で開会のベルを鳴らした*81
http://www.sankei.com/premium/news/160423/prm1604230024-n1.html

 ばかばかしすぎて二の句が継げません。「舛添流都市外交=今から再選に向けた準備」ならまだしも「外相ポスト狙い」とは冗談にしても、思いつくことすら常人には無理でしょう。
 「安倍が岸田外相を変えたがってる」、「安倍*82が舛添氏を外相にしたがってる」、「舛添氏が外相になりたがってる」だの言う話がどこにあるんでしょうか。
 また「議院内閣制でなかった戦前」は「国会議員*83でない外相」も「近衛*84内閣の広田*85外相」「東条*86内閣の東郷*87外相」などたくさんいましたが、戦後は「国会議員でない外相」は
・岸*88内閣の藤山*89外相(後に藤山は政界入りするが外相就任当時は財界人(日本航空会長など歴任))
・大平*90内閣の大来外相(元・海外経済協力基金*91総裁)
・小泉*92内閣の川口外相(後に川口は政界入りするが外相就任当時は財界人(サントリー元常務))
くらいしか確かありません(ウィキペディア外務大臣(日本)」を参照)。
 なお、彼らの「異例の外相就任」においては「首相との個人的信頼関係」「元海外経済協力基金総裁で世間に外交通と評価されてる」という要素は大きいでしょう。舛添氏にはそうしたものはおそらくないでしょう。
 そう言う意味でも「都知事・舛添氏の外相就任」など彼が「都知事を辞任し国政に復帰しない限り」まずありません(恐らく舛添氏にそんな意志はないでしょうが)。都知事在任しながら外相就任なんてあり得ない。
 しかし彼が国政復帰したとして繰り返しますが「誰が彼を外相にする」んでしょうか。
 なお、元知事の閣僚登用について言えば
・第一次安倍*93、福田*94内閣の増田総務相(元岩手県知事)
・菅*95内閣の片山総務相(元鳥取県知事)
がいます。

(ボーガス注:植村氏の提訴により)札幌での裁判のため櫻井氏は夜明け前の起床を強いられたという。

 それを言うなら植村氏の方こそ、よしこらの中傷のせいで「大学を首になりかけたり」「家族に対する脅迫電話があったり」と酷い迷惑を被ってるのですが。
 ヤクザが「よくも警察に訴えたな、出所したらどうなるか覚えてろよ」とすごむようなもんで盗っ人猛々しいとはこのことでしょう。
 つうか「裁判のために夜明け前の起床」ねえ。「普通に日の出後にいろいろすればいい」のであって、そんな事をする必要があるとも思えませんので口から出任せでしょう。どうせならもう少し説得力のあるシチュエーションをあげてほしいもんです。

国基研の会議日程に支障が生じた。この手のハラスメント訴訟を許してはならない。
慰安婦をめぐる損賠訴訟】櫻井よしこ氏ら請求棄却求める 植村隆氏は「私を標的に憎悪を煽った」
http://www.sankei.com/politics/news/160422/plt1604220059-n1.html

・あまりふざけたことを言ってるとそれこそ島田が名誉毀損の被告になり、大学を懲戒処分されかねませんがまあ「なんちゃって教員(むしろ右翼活動家)だから」懲戒処分されても構わないと言う事で何とも思ってないのでしょうね。島田を教授にするような大学では福井県立大が島田に懲戒処分できるかはなはだ疑問ですが。
・つうか、自分らも「大江・沖縄ノート訴訟」「百人斬り訴訟」「NHKJapanデビュー訴訟」など名誉毀損訴訟*96を仕掛けてる癖に良くもこんな事が言えたもんです。
・大体、「自分らの主張に絶対の自信がある」ならむしろ「俺達の正当性が裁判所でも認められるはずだ」ということで喜ぶべきでしょう。
・それにしても名誉毀損で訴えられるような人間・よしこを「中教審委員」にするのだからもう安倍政権のあほさには二の句が継げませんね。
・しかしこの件では「東京基督教大学教授」西岡力もよしことは別に訴えられていたと思いますが西岡が敗訴したら大学は懲戒処分できるんですかね。まあ拓殖や國學院類友・右翼大学でしょうから処分しないんでしょうけど。
・そう言えば「横田ママ」もクリスチャンだそうですが「ブッシュjr」「ドナルド・トランプ」「西岡力」「横田ママ」「曾野綾子」とか見てると「クリスチャンって何なんだ!」という不快感に襲われますね。いや自称信者にろくな奴がいないってのはキリスト教だけじゃなくて、仏教もイスラムもあらゆる宗教が何でも同じでしょうけど。まあ宗教信じてれば立派になれるつうほど単純じゃないらしいことはよく分かります。不信心者の俺にとっては「宗教なんて大したもんじゃねえ」という「喜ぶべきニュース」でしょうか(皮肉)。
・なお「極右ではないとは言え」保守派の小林節氏が植村氏支持を表明していることで分かるようにこの問題は「歴史捏造主義から歴史研究を守る闘い」であって決して「左右の対立」ではありません。
 ほとんどの保守派が「ホロコースト否定論など唱えないドイツ」と違い、日本の自称保守派(自民党日本会議、産経、読売など)が「慰安婦違法性否定論を公言する」まともでない奴が多い、小林節氏のような「まともな保守が少ない」と言うだけの話に過ぎません。

司法テロ対策を急ぐべき。
【関西の議論】たった29人の訴え*97だけで…原発止めた司法に激怒、「立地県がもてあそばれている」と地元住民*98
http://www.sankei.com/west/news/160421/wst1604210003-n1.html

 自分の気にくわない判決が出ただけでテロ呼ばわりだから呆れます。島田が「司法テロ対策」とやらで何考えてるか知りませんが「国策に反する判決は出ないようにしたい」なんて島田が目の敵にする中国、北朝鮮などの独裁的国家とどこが違うんでしょうか。
 いや中国や北朝鮮だって「本心はともかく」こんな事はさすがに公言できないでしょう。
 しかし福井県高浜町はこの期に及んで原発にすがるなんて。

*1:まあ文科省職員も「上司に、田中角栄に賄賂を運べと言われて嫌々運んだ大久保利春・丸紅専務(ロッキード事件)」みたいな立場(つまり断ったら左遷の危険性がある)でしょうから「同情の余地」はありますが。「お前が大久保や文科省職員と同じ立場だとして丸紅や文科省の上司を批判出来るの、そんな違法な、不道徳な事はできないって言えるの?」と言われれば「できません」としか言えないヘタレが小生ですので(幸い、違法行為の強要などありませんが)。一方、全く同情の余地がないのがnoharraのような「利害関係がないはずの男」による朝鮮学校への嫌がらせです。

*2:著書『為替レートの謎を解く』(1990年、東洋経済新報社)、『予測 90年代、アメリカ経済はどう変わるか。』(1990年、阪急コミュニケーションズ)、 『脱「国境」の経済学:産業立地と貿易の新理論』(1994年、東洋経済新報社)、『通貨政策の経済学』(1998年、東洋経済新報社)、『資本主義経済の幻想:コモンセンスとしての経済学』(1998年、ダイヤモンド社)、『グローバル経済を動かす愚かな人々』(1999年、早川書房)、『世界大不況への警告』(1999年、早川書房)、『経済発展と産業立地の理論:開発経済学と経済地理学の再評価』(1999年、文真堂)、『国際貿易の理論』(2000年、文真堂)、『良い経済学・悪い経済学』(2000年、日経ビジネス人文庫)、『恐慌の罠:なぜ政策を間違えつづけるのか』(2002年、中央公論新社)、『嘘つき大統領のデタラメ経済』(2004年、早川書房)、『格差はつくられた:保守派がアメリカを支配し続けるための呆れた戦略』(2008年、早川書房)、『世界大不況からの脱出:なぜ恐慌型経済は広がったのか』 (2009年、早川書房)、『クルーグマン教授の経済入門』(2009年、ちくま学芸文庫)、『経済政策を売り歩く人々:エコノミストのセンスとナンセンス』(2009年、ちくま学芸文庫)、『自己組織化の経済学:経済秩序はいかに創発するか』(2009年、ちくま学芸文庫)、『そして日本経済が世界の希望になる』(2013年、PHP新書)、『さっさと不況を終わらせろ』(2015年、ハヤカワノンフィクション文庫)など。

*3:まあ、安倍が呼ぶ以上安倍批判派ではないでしょうが、それにしたって「全て安倍政権が正しいです」なんて学者がいるわけはないでしょう。

*4:「安倍ブレーンの民間人」「自民党職員」などではなく官僚が起案したと島田が見る根拠は何一つないでしょう。

*5:橋本内閣経済企画庁長官、森内閣経済財政担当相、小泉内閣総務相、第一次安倍内閣外相、自民党幹事長(福田総裁時代)など歴任

*6:福田、麻生内閣国家公安委員長

*7:小泉内閣国交相自民党政調会長(第一次安倍総裁時代)、幹事長(谷垣総裁時代)、第二次安倍内閣環境相など歴任

*8:というより「岸元首相、安倍元幹事長の息子」ということで「激しい批判はされなかった」ものの、安倍の若手時代なんて、宮沢喜一氏(首相退任後も小渕、森内閣で蔵相)、河野洋平氏(小渕、森内閣外相)、加藤紘一氏(自民党政調会長(河野総裁時代)、幹事長(橋本総裁時代))らまともな政治家が健在で安倍など相手にされてなかったと思いますが。

*9:もちろん禁止期間廃止論も有力です。

*10:著書『韓国と歴史は共有できない:日韓歴史共同研究のまぼろし』(2002年、小学館文庫)、『抹殺された大東亜戦争:米軍占領下の検閲が歪めたもの』(2005年、明成社)、『沖縄戦集団自決・虚構の「軍命令」』(2008年、明成社)、『「慰安婦」政府資料が証明する“河野談話”の虚構』(2014年、明成社)、『安倍談話と朝日新聞慰安婦問題と南京事件はいかにして捏造されたか』(2015年、双葉社)など

*11:著書『日本が二度と立ち上がれないようにアメリカが占領期に行ったこと』(2014年、致知出版社)、『「日本を解体する」戦争プロパガンダの現在:WGIP(ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム)の源流を探る』(2016年、宝島社)など

*12:工部卿、内務卿、宮内卿、首相、枢密院議長、貴族院議長、韓国統監など要職を歴任

*13:南朝鮮労働党委員長、朝鮮労働党副委員長、副首相兼外相を歴任。後に金日成との政治闘争に敗れ死刑判決。

*14:オバマ政権で国務長官

*15:上院議員バーモント州選出)

*16:信者って表現が島田らしい酷さです。つうか島田の認識が事実なら温暖化問題については民主党の方が世界の常識で共和党は明らかに異常です。

*17:さすがに加藤は「共和党は異常だ、民主党はまともだ」と思う程度の常識はあるようです。

*18:ブッシュ子政権で国務副長官

*19:アーミテージに会いに行くというのがわけがわかりませんね。韓国を米国の属国とでも思ってるのか。まあそれにしたってアーミテージなんて「それなりの政治力を今も保持してるにせよ」現政権幹部でもない人間に会いに行くのは意味不明です。現役の国務省幹部に会いに行くならともかく。

*20:ブッシュ子政権国防副長官、世界銀行総裁を歴任(なお、世銀総裁人事はブッシュの提案による物だが、ウォルフォウィッツには国際金融経験がなかった上にネオコンだったため当初から「非常識人事」と悪評だった。2007年4月、内部告発により「恋人」関係にある世銀女性職員のシャーハー・リザーをウォルフォウィッツが厚遇していたことが報道され、事実上、引責辞任している)。ラムズフェルド国防長官とともに、イラク戦争、アフガン戦争をブッシュに実行させた「いわゆるネオコンの代表者」とみなされている。

*21:「ら」て誰でしょうか?。ラムズフェルド国防長官?

*22:ブッシュ子政権、オバマ政権で国防長官

*23:著書『イラク・アフガン戦争の真実』(2015年、朝日新聞出版)のことか?

*24:ただし在韓米軍がなくても戦争路線に突入することはリスキー過ぎてまずないでしょうが。

*25:勿論島田のような認識とは逆の認識での撤退論です。

*26:レーガン政権副大統領を経て大統領

*27:フォード政権、ブッシュ父政権で国家安全保障担当大統領補佐官

*28:ブッシュ父政権で国務副長官、国務長官

*29:駐日大使、中国共産党中央台湾工作弁公室主任(国務院台湾事務弁公室主任兼務)などを経て外相

*30:東久邇、幣原内閣で外相。後に首相

*31:石橋内閣で外相。後に首相

*32:佐藤内閣で外相。後に首相

*33:佐藤内閣で外相。後に首相

*34:池田、田中内閣で外相。後に首相

*35:竹下内閣で外相。後に首相。

*36:三木内閣で外相。後に首相

*37:橋本内閣で外相。後に首相。

*38:細川内閣で外相。後に首相

*39:小泉、第一次安倍内閣で外相。後に首相。

*40:唯々諾々も何も国連分担金は島田の言うようなふざけた理由で拒否できる代物ではありませんが。

*41:第一次安倍内閣文科副大臣衆院農水委員長などを経て現在、第三次安倍内閣五輪担当相。

*42:まあ岡田氏は「そんなに野党共闘が怖いのか」としか思わないでしょう。

*43:那覇市議、沖縄県議、那覇市長を経て沖縄県知事

*44:勿論島田にとっては和田氏も田中氏も親北朝鮮派です。

*45:政治活動の自由や表現の自由のこと

*46:営業活動の自由のこと。なお「マスコミの活動(商売としての表現)」のように中には「精神的自由であり経済的自由でもある」ケースもあります。

*47:もちろんこれが「貧乏でも心が豊かなら問題ないんだから我慢しろ」という「貧乏の押しつけ」になったら論外ですが。

*48:もちろん「会社で出世して豊かになる」などという個人的努力を否定はしませんが。

*49:「日本一金儲けのうまい竹下さんを総理にしよう」という皇民党風にダライを褒め殺してみました。

*50:まあこういう事は島田らウヨも中国をけなすときによく言いますが。

*51:つうか鳩山、菅内閣外相の岡田氏にずいぶんな物言いです。まあ島田だと「岡田外相時代は日米関係が破綻していた」と平然というのでしょうが。

*52:民主党幹事長(鳩山代表時代)、鳩山、菅内閣外相、野田内閣副総理・行政刷新担当相、民主党代表代行(海江田代表時代)などを経て民進党代表

*53:中曽根、竹下内閣農水相、宮沢内閣蔵相、細川内閣副総理・外相などを経て首相

*54:それは島田が紹介する産経記事に答えが出ています。「投獄されている人物は国際テロ組織アルカーイダの最高指導者ウサマ・ビンラーディンが5年前に米軍特殊部隊に殺害された事件で米国に協力した人物。投獄理由は建前では一般犯罪で、ビンラーディン暗殺は関係ないがパキスタン軍部が支援してきたといわれるビンラディン暗殺に関与した事への意趣返しではないかと疑われている」「米国はパキスタンに多額の支援をしているのだからパキスタンは米国の要望を飲んで当然だ」が理由でしょう。中国の場合そう言う理由はないわけです。

*55:駐日大使、中国共産党中央台湾工作弁公室主任(国務院台湾事務弁公室主任兼務)などを経て外相

*56:自民党幹事長(鳩山総裁時代)、石橋内閣外相を経て首相

*57:三木内閣農林相、福田内閣官房長官自民党政調会長(大平総裁時代)、鈴木内閣通産相、中曽根内閣外相、自民党総務会長(中曽根総裁時代)、幹事長(竹下総裁時代)などを歴任

*58:吉田内閣郵政相、建設相、岸内閣蔵相、池田内閣通産相科学技術庁長官などを経て首相

*59:河野談話を堅持する」「慰安婦支援財団設立に国費から10億出す」つうのがよほど島田らウヨは不愉快なようです。一方でこの合意には慰安婦当人や支援者の批判もあります。俺のような「河野談話支持者」にとって「不十分でも一定の評価ができるとして合意を推進すべきか、それとも問題の多い合意だとして批判すべきか」はともかく少なくとも「100点党案ではないこと」だけは確かです。

*60:小泉内閣国家公安委員長財務相自民党政調会長(福田総裁時代)、福田内閣国交相、第二次安倍内閣法相など歴任

*61:小渕、森内閣運輸相、小泉、福田、麻生内閣経産相など歴任

*62:著書『ルポ・現代の被差別部落』(1988年、朝日文庫)、『忘れられない国会論戦:再軍備から公害問題まで』(1994年、中公新書)、『戦後保守のアジア観(新版)』(2006年、朝日選書)、『新聞記者:現代史を記録する』(2013年、ちくまプリマー新書)、『戦後70年・保守のアジア観』(2014年、朝日新聞出版)、『韓国知識人との対話1:日韓の未来をつくる』(2015年、慶応義塾大学出版会)など

*63:駐米大使、外相など歴任

*64:中国や米国に軍事攻撃を仕掛けた戦前日本か?

*65:少なくとも建前では、安倍は勿論、救う会、家族会、拉致議連ですら「対話のための圧力」であり「政権転覆のための圧力」ではないのですが。島田はどうしようもないバカです。

*66:もちろんそんな事は安倍ですらやらないでしょうが。

*67:まあ普通に考えて生きてないでしょう。それは「北朝鮮の言い分を鵜呑みにする」という話ではない。

*68:舛添都知事のこと

*69:もちろん挺対協は親北朝鮮団体ではありません。親北朝鮮団体ならこんな謀略を仕掛けていいわけでもありませんが。なお「以前から分かってることではありますが」この発言で島田の朝鮮総連に対する見方も見当がつきます。

*70:なお、さすがに朴政権は「事実か不明」「事実だとしてもその高官の暴走であり政権の意思ではない」と火消しに躍起です。

*71:少なくとも島田やその同類(荒木や西岡)よりはマシな性格だと思いますが

*72:島田好みのウヨ政治家なら石原慎太郎でも平沼赳夫でも西村眞悟でも誰でもいいですが。

*73:当然ながら民進や生活は左翼ではありません

*74:著書『沖縄問題の起源:戦後日米関係における沖縄・1945〜1952』(2003年、名古屋大学出版会)、『尖閣問題の起源:沖縄返還アメリカの中立政策』(2015年、名古屋大学出版会)、『オキナワ論:在沖縄海兵隊元幹部の告白』(2016年、新潮新書)、『だれが沖縄を殺すのか』(2016年、PHP新書)、『危険な沖縄:親日米国人のホンネ警告』(共著、2016年、産経新聞出版)など

*75:なお、「嘘ならば勿論政治的思惑があるに決まってますが」仮に事実だとしても「オスプレイ配備を正当化する」という「政治的思惑ゼロ」のわけもないでしょう。

*76:昔はともかく今のエルドリッジは米軍を代表しているわけでも何でもないただの一民間人に過ぎません。

*77:ちなみにググったところ東京都の姉妹提携は以下の通り。中国・北京市インドネシアジャカルタ特別市、韓国・ソウル特別市、オーストラリア・ニューサウスウェールズ州、エジプト・カイロ県、フランス、パリ市、ドイツ・ベルリン市、イタリア・ローマ市、ロシア・モスクワ市、英国・ロンドン市、米国・ニューヨーク市、ブラジル・サンパウロ州

*78:姉妹提携を結んでないからと言ってそれだけで訪問が無意味とは言えないでしょう。

*79:舛添訪米の成果の有無については評価できるほどの知識、能力がないため特に論じません。まあ、少なくとも「島田ら巣くう会一味の訪米(拉致名目)」よりはマシじゃないかと思いますが(巣くう会への皮肉のつもり)。

*80:第一次安倍、福田、麻生内閣厚労相

*81:舛添氏は「(他にも成果があるとした上で)開会ベルを鳴らすことができたのも一つの成果と言っていいんじゃないかと思う」と答えたのに「開会ベルだけが成果」と誤読させることを狙ってるとしか思えない産経記事タイトルには呆れます。よほど韓国学校の件が不愉快なのでしょう。

*82:もちろん現時点ではポスト安倍が谷垣幹事長、岸田外相、石破前幹事長、石原元幹事長、岡田民進党代表など誰になるかは不明ですので「ポスト安倍から外相に任命されることを狙ってる」なんてのは馬鹿げています。

*83:ただし選挙で選ばれたわけではない貴族院議員は除き、衆院議員限定で考えます

*84:貴族院議長、首相など歴任。戦後自殺。

*85:駐オランダ公使、駐ソ大使など歴任

*86:関東憲兵隊司令官、関東軍参謀長、陸軍次官、近衛内閣陸軍大臣などを経て首相。戦後、東京裁判で死刑判決。1978年に靖国に合祀。

*87:駐独大使、駐ソ大使などを歴任

*88:自民党幹事長(鳩山総裁時代)、石橋内閣外相を経て首相

*89:岸内閣外相、池田、佐藤内閣経済企画庁長官など歴任

*90:池田内閣官房長官自民党政調会長(佐藤総裁時代)、佐藤内閣通産相、田中内閣外相、三木内閣蔵相、自民党幹事長(福田総裁時代)などを経て首相

*91:後に日本輸出入銀行と統合し、国際協力銀行に発展的解消。

*92:宮沢内閣郵政相、橋本内閣厚生相を経て首相

*93:小泉内閣官房長官自民党幹事長(小泉総裁時代)などを経て首相

*94:森、小泉内閣官房長官を経て首相

*95:橋本内閣厚生相、鳩山内閣財務相などを経て首相

*96:むしろこれらの方が文句なしの嫌がらせです。

*97:原告が多ければ正しいわけではないので言ってることが馬鹿げています。

*98:訴訟した人間は滋賀県民ですが、当然反原発脱原発の地元民はいます。ただ「いろいろなしがらみ」でそれを口にできる人が少ないだけでしょう。「原発を支持する」福井のオール政財官界を進んで敵に回したい人はそうはいません。