「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(4/24分:島田洋一の巻)ほか韓国・北朝鮮最新ニュースなど(追記・訂正あり)

 島田以外にも色々とネタにしています。

■産経【激動・朝鮮半島】バスケ、軍事、離散家族…南北が協議で合意 鉄道連結や芸術団公演も
https://www.sankei.com/world/news/180601/wor1806010035-n1.html
 緊張緩和という意味でこうした交流が大いに進んでほしいと思います。


朝鮮総連第24回大会に登壇した日本人たち(国会議員含む)(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=4693

 このような大会に登壇してはいけないと言い切るつもりはありません(ほんとは言いたいけど)個人の思想信条は自由です。
(中略)
 ただ、そういう方は「人権」とか「日本国の主権」という言葉はあまり使わないでほしいと思うだけです。
(中略)
 敢えて、今日は一切コメントをつけずに掲載します。

 ばかばかしい。「ヘイトスピーチ&デマ放送局」チャンネル桜の常連出演者で「歴史修正主義極右団体」つくる会理事の三浦こそ「人権」など語る資格はないでしょう。
 しかし三浦の非難の言葉が少し(いや、かなりか?)腰が引けているのは

自由民主党 教育再生実行本部長 馳浩 衆院議員
公明党 国際委員会 委員長 遠山清彦 衆院議員

といった与党議員(特に馳に至っては第三次安倍内閣文科相という閣僚経験者)が登壇者の一人だからでしょうか。
 なお、登壇者の馳などについては既にこの拙記事において簡単に感想を書いていますので、改めては書きません。


■朝鮮新報〈総聯第24回全体大会〉各界人士、連帯のあいさつ
http://chosonsinbo.com/jp/2018/05/csg0528/

 26、27日に東京で開催された総聯第24回全体大会では、日本各界の人士らが来ひんとしてあいさつを行った。要旨を紹介する。
自由民主党 教育再生実行本部長 馳浩 衆院議員
 4年に1回の全体大会に招いていただき感謝を申し上げたい。4年に1回といえばオリンピック。20年の東京五輪には朝鮮選手団が参加し、新しく建設される国立競技場での開会式にもしっかりと臨んでいただきたい。また東京五輪には金正恩委員長にも参加していただければと思う。
 米朝首脳会談が実現すれば日朝関係は大きな影響を受けるはずだ。国会では、超党派日朝国交正常化推進議員連盟*1が08年に結成されたが、しばらく開催することが叶わなかった。近々総会を開催し、これまでの経緯を十分に把握したうえで今後どのような議員外交を進めていかなくてはいけないのかについて意見を交換し、あらゆる選択肢のもとで日朝国交正常化に向けて汗を流していきたい。

 馳が「第三次安倍内閣文科相(当然、大臣時代に朝鮮学校無償化除外を容認)」「清和会(安倍の派閥)所属」で

馳浩ウィキペディア参照)
・2009年6月10日の衆議院文部科学委員会で、新しい歴史教科書をつくる会の『新編 新しい歴史教科書』(自由社)について、改正教育基本法を生かした唯一の教科書だと述べた。また、韓国が抗議声明を出すのは内政干渉だとし、教科書検定のいわゆる近隣諸国条項河野談話の見直しを訴えた。
・2016年、岐阜大学が卒業式で国歌斉唱をしない方針を示したことを、馳浩文部科学相(当時)が「恥ずかしい」と批判。この発言は、憲法学者などから撤回を求められるなど、批判を受けた*2

などということを知っていれば困惑です。
 まあ馳は以前も

https://ameblo.jp/hase-hiroshi/entry-11532096872.html
 日本体育大学朝鮮大学校との、スポーツ交流協定調印式出席。
 日体大理事として、祝辞を申し述べる。
「最近の学生は、自己主張は得意だが、相手のことを自ら理解しよう、話しを傾聴しようという姿勢は苦手だ。スポーツ交流を通じ、相手のことを理解したうえで、自分のことを見直すという教育を実現したい!両校が互いに行き来しあい、学生と教職員のスポーツ&学術交流を進めましょう。たまにはいっしょに焼き肉食べたり、朝鮮人参酒を浴びるように飲みながら、語りあいましょう。」
と。
 日体大からは、松浪健四郎*3理事長と、谷釜了正学長、具志堅幸司*4体育学部長、阿部茂明副学長。
 朝鮮大学校からは、朴英植(パク・ヨンシク)理事長、張炳泰(チャン・ビョンデ)学長、李英哲(リ・ヨンチョル)教務部副部長、ペ・グァンヘン同窓会副会長はじめ、幹部の皆様が出席。
 「スポーツは世界共通の文化であり、そのスポーツを通じて国際貢献する、これこそが、我が校の理念です!」
と、松浪健四郎理事長の力強い言葉に、うなずく参列者。
 昨年11月には、日体大46名を率いて、平壌体育大学との交流試合を平壌で成功させた松浪理事長。
 その国際交流の意義は、報告書を読むと、参加した学生や教職員の心に、強烈に刻み込まれている。

http://chosonsinbo.com/jp/2013/05/0518yd/
■朝大・日体大スポーツ交流協定/スポーツ交流史の新たな1ページ
 朝鮮大学校日本体育大学においてスポーツ交流を行うことを目的とした「日本体育大学朝鮮大学校スポーツ交流協定調印式」が16日、日体大の東京・世田谷キャンパスで行われた。朝鮮大学校の張炳泰学長、朴英植理事長、日本体育大学松浪健四郎理事長、谷釜了正学長、日体大の理事を務める馳浩衆院議員をはじめ、両校の関係者、報道陣など、40人が参加した。
(中略)
 馳議員は、「学生どうしのスポーツ交流、教員どうしの学術交流、イベント交流を通じて、お互いを理解しようとする教育的な価値や人間性を高めたい」と語った。

http://chosonsinbo.com/jp/2014/04/20140430riyo-2/
■〈世界卓球〉馳浩議員が朝鮮代表を激励
 大会2日目の29日、観戦に訪れていた馳浩衆院議員(自民党)が朝鮮男子チームを激励した。
 この日、朝鮮男子はベラルーシに3−0で完勝した。
 馳議員は第1戦目でベラルーシの絶対的エースであるサムソノフ*5を破ったキム・ナムチョル選手に「強かったな」と声をかけ、「優勝を目指してがんばってほしい」と朝鮮代表の今後の健闘を祈った。選手団団長のチュ・ジョンチョル卓球協会書記長は、「最後まで全力でがんばりたい」と笑顔で答えた。
 馳議員はまた、2020年の東京五輪で再会できることを楽しみにしていると述べながら、選手団一人ひとりと握手を交わした。

のわけですが。
 また赤旗によれば意外にも馳は

https://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2017-03-10/2017031015_02_1.html
超党派の国会議員でつくるLGBT議連の馳浩会長

https://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2015-06-11/2015061114_01_1.html
・義務教育未修了者の学習権保障のための法律制定をめざす超党派の「夜間中学等義務教育拡充議員連盟」(会長・馳浩衆院議員)

だそうです*6
 馳と同じ「清和会所属&安倍内閣文科相」でも、「下村・第二次安倍内閣文科相(清和会所属)」は朝鮮総連大会で来賓挨拶しないし、LGBT議連にも入らない*7でしょうからね。しつこいですが実に意外です。馳は「石川県の星陵高校教諭だったことなどから、石川県が選挙区」で「同じく石川県が選挙区の森元首相(元清和会会長)の支援を受けてるから」、「馳は文教族議員(元文科相)」という意味でも「大物文教族議員・森氏*8と関係が重要だから」つう要素が大きい「ある種の商売右翼」なんだろうなとは思います。おそらく下村程、ガチの右翼じゃない。馳の右翼言動は「ダライ・ラマの安倍との面会」「ペマ・ギャルポ南京事件否定論への加担」「ラビア・カーディル尖閣献金靖国参拝」みたいなもんでしょう*9。だから「松浪氏の関係」などからこうした来賓挨拶を馳はすることになる。
 馳が本当に「日朝正常化に尽力する」なら特に批判はしませんが、今、「アンチ北朝鮮」安倍政権ですから期待薄でしょう。でもこういう場に出席して挨拶するだけ、マシだとは思います(これは後で紹介する公明の遠山議員も同じですが)。

金日成花、金正日花普及委員会名誉会長 デヴィ・スカルノ夫人

 都知事選で田母神支持を表明したこの御仁が「北朝鮮と歴史的に関係が深いインドネシア」の元大統領スカルノの元妻(第3夫人)とはいえ、良くこういう席に出れる、とは思います。
 なお「金日成花」、「金正日花」についてはウィキペディアの記述を紹介しておきます。

金日成花(ウィキペディア参照)
 インドネシアのボゴール植物園にて、同国の植物学者ブントの手により交配育種されたファレノプシスデンドロビウム(ラン科セッコク属)園芸品種の一つ。
 1965年にジャカルタで開催された第1回アジア・アフリカ会議バンドン会議)に参加した北朝鮮金日成首相(当時)が同国のボゴール植物園を訪問した際、同園温室にてスカルノ大統領(当時)がそこで開発されたこの花に金日成を讃える旨の献名を申し出た。
 金日成は一度は辞退したものの、スカルノが執拗に献名を勧めたのでそれを受けこの名になった、とされている。
 1965年時点においては、この花の栽培技術がまだ完成されておらず、スカルノはその栽培技術と共にそれを平壌へ届けると約束したので、その時点ではこの花は平壌へは渡らなかった。しかし、直後に9月30日事件が発生してスカルノは失脚、金日成花はしばらく行方不明となる。結局この花が平壌に渡ったのはそれから約10年後の1974年のことで、未解決だった栽培技術についてはその後に北朝鮮が独自に研究開発し、完成させたとされる。

金正日花(ウィキペディア参照)
・球根ベゴニアの1品種。
・「1980年代、日本の静岡県掛川市の園芸研究家で、観光農園加茂花菖蒲園(現・加茂荘花鳥園(http://kamoltd.co.jp/))の園主・加茂元照氏が、金正日氏のために品種改良を行い、誕生させた花で1988年2月16日、正日氏の46歳の誕生日に寄贈された」とするのが北朝鮮側の公式見解である。
 しかし、TBSのワイドショー『ひるおび!』(2011年12月29日放送分)の取材に対し、加茂氏はある朝鮮人に何度も譲るよう頼まれ、根負けして譲ったものだと語っている。譲る際にその朝鮮人が「金正日花」と名づけていいか聞いてきたといい(ちなみに加茂氏は当時、金正日という人物を知らなかったという)、この花が「金正日花」と呼ばれることに対し「現在でも大きな戸惑いを感じる」という。
・2009年11月30日発行された新50ウォン硬貨の図案に用いられている。

公明党 国際委員会 委員長 遠山清彦*10 衆院議員
平壌宣言に基づく日朝国交正常化に向けても前進を勝ち取るべき段階であると考える。
・私も自身の立場で友好親善促進と国交正常化実現のために努力をさらに重ねていく。

 今の公明党にはあまり期待していませんが、本当に「日朝正常化に尽力する」なら特に批判はしません。

沖縄の風*11 糸数慶子*12 参院議員
 国会では、(ボーガス注:北朝鮮への)非難や制裁の決議が繰り返されているが、この決議案に賛成しないのは、山本太郎議員と私*13のわずか2人。

 別に共産党社民党をこの件で「アンチ北朝鮮だ」と批判する気もないですし、逆に糸数氏や山本氏の立場が今ひとつ解らない*14ので糸数氏らへの支持や批判などの評価は控えますが、まあ、

社会民主党 国際局長 服部良一
 社民党大阪府幹事長の長崎由美子*15は「朝鮮高級学校無償化を求める連絡会・大阪」の事務局長として先日に行われた4.24教育闘争70周年を記念するアクションに参加した。

https://www.jcp.or.jp/akahata/aik17/2017-07-29/2017072915_01_1.html
 日本共産党は「どの国の子どもに対しても学ぶ権利を保障するのが国際ルール。特定の国の外国人学校を排除すべきでない」と国会などで求めてきました。

として「朝鮮学校無償化除外に反対する社民党共産党」も非難決議には必ずしも反対してないことは重要な点かと思います。つまりはid:noharra(八木孝三)や「八木の類友・三浦小太郎」などが誹謗するのは違い、朝鮮学校無償化除外反対とは北朝鮮べったりではないと言うことですね。

■朝鮮の自主的平和統一支持日本委員会議長 日森文尋
■I女性会議 共同代表 村上克子
社会民主党 国際局長 服部良一
立憲民主党 国会対策副委員長 山花郁夫 衆院議員
■平和フォーラム共同代表 藤本泰成

 単なる事実の指摘に過ぎず、社民党を「北朝鮮に近い」として右翼的(?)に批判してるわけでも、逆に賞賛してるわけでもないですが、

日森文尋氏:元社民党衆院議員
・村上克子氏:元社民党千葉県議
・I女性会議:社民党系の女性団体。共産党における「新日本婦人の会」にあたる。
山花郁夫*16
 祖父は日本社会党国対委員長、副委員長を務めた山花秀雄、父は日本社会党委員長、細川内閣政治改革担当大臣、民主党副代表を務めた山花貞夫。2000年、議員在職のまま死去した父・貞夫の地盤を引き継いで第42回衆議院議員総選挙に東京22区から民主党公認で出馬し、初当選。菅内閣外務大臣政務官、野田内閣法務副大臣など歴任。
・平和フォーラム:社民党系の平和団体

ですからね(経歴などについてはウィキペディアなど参照)。やはり朝鮮総連社民党との歴史的つながりが深いわけです。
 しかし、「自民、公明、立民、国民民主、社民の議員*17の名前があっても」共産党議員の名前がないつう事は出席がなかったんですかね。日朝友好の観点から「共産支持者」として実に残念です。


■産経【主張】金正恩委員長 示すべきは真の非核化だ
https://www.sankei.com/column/news/180528/clm1805280002-n1.html
 「お前の言う『真の非核化』てなんだよ」つう話です。
 「IAEAの査察」でしょうか?(ただし具体的な指摘は産経社説にはありません)
 産経のことだから単に因縁付けてるに過ぎないんですけどね。IAEA査察を受け入れられないと思って言ってるに過ぎないでしょうし、仮に受け入れれば別の理由で「真の非核化じゃない」と言い出すでしょう。もちろん「IAEA査察があればベスト」でしょうがそれがないから無意味だとは俺は思いません。
 一方で「加計森友疑惑の真の解明には昭恵夫人、加計理事長など関係者全員を国会に呼ぶ必要がある」などと野党などが言う「呼ばなくていい」と強弁するのが産経ですし。まあ、「手の内を全部さらしたくない」つうことでいろいろ条件闘争(?)してるつう意味では産経が非難する北朝鮮も、擁護する「加計森友での安倍」も全く変わりません。

 金氏は慌てたのだろう。北朝鮮に融和的な文氏に救いを求めた格好である。

 というより「文大統領のメンツを立てることで北朝鮮は悪くない、トランプが悪いとアピール。そして韓国との関係を必要以上に悪化させない(また文大統領に対する右派野党・自由韓国党の批判を少しでも弱める)」じゃないのか。
 何せ仲介者は文大統領です。仮に「トランプがやりたくねえならそれでもいい」と金正恩が思っていたとしても、「ふーん、じゃあ別に中止でいいよ」では文大統領に失礼です。
 そういう意味では「文大統領に相談もなく、中止と発表したらしい」トランプも酷い男ですが。
 従って、そういう意味で金正恩が仮に「産経が言う程には対談にそれほど重きを置いてない」としても

・会談中止の責任を負わされたくない(自分は会談継続に全力を尽くしたとアピールしたい)
・中止発表に対して素っ気ない態度をとることで自由韓国党の文攻撃を助長したり、文大統領の北朝鮮への融和的態度を180度真逆にしたくない

つう理由でこう動くことはあり得るでしょう。その場合でも「韓国との関係重視」つうのは「追い詰められてる」と産経は言うのでしょうが、無意味に韓国を敵にしても「百害あって一利なし」でしょうからねえ。
 北朝鮮が「制裁なんかいたくない、左うちわで万々歳」のわけはないですが、産経が言う程追い詰められてるかどうか。
 これについては、俺に近い考えの
■白頭の革命精神『「寛大さ」と「アメリカの無茶の被害者としてのワタシ」を描き出すキム・ゲグァン談話の戦略性』
http://rsmp.seesaa.net/article/459606640.html
も紹介しておきます。

 南北会談の知らせを受けてトランプ氏は、北朝鮮との間で再び準備に入ったことを明かし、6月12日開催への期待感を示した。相手の誠実な取り組みを引き出せるかどうかをみているのだろう。

 いや「中止の可能性もある」ならまだしも「中止する」と明言してから「やっぱやるかもしれない」と言い出すのは「仮にトランプが牽制のつもり」でも、外部から見れば無責任な朝令暮改にしか見えません(実際、無責任な朝令暮改かもしれませんが)。
 例えば日本が「今回のようなトランプのような態度」をとって、それで世間や産経らウヨは納得するのか。たとえば小泉訪朝について発表後「やはり訪朝は中止します」と小泉首相がいって、その後「やはり予定通り訪朝したい」と前言撤回となってそれを「まともな外交」だと思う人間がいるのか。
 あるいはトランプが北朝鮮以外(EU諸国、ロシア、中国など)にもこんなことをしても世間や産経らウヨは納得するのか。たとえば「こんな酷い対応の被害国」が日本でも「日本政府への牽制だろ?。日本人として愉快ではないが外交戦術としては仕方がない」といえるのか。多分産経らウヨの答えは全てノーでしょう。まあ産経もご都合主義です。

自らを核保有国と位置づけ、「非核化」を小出しにして、その都度見返りを要求する。

 いや外交ってそういうもんですから。北朝鮮にとって一番大事な「体制保障の確約」がない限り核廃棄なんかしないでしょう。それを「やり方が汚い」とか言ってもどうにもならない。
 正直「そうした段階的核廃棄」しか現実的解決策はないでしょう。かつそうした「段階的だとダメで即時一括でないと行けない」つう理由もない。「核廃棄だけが目的」なら大事なことは「廃棄の客観的検証(IAEA査察?)」であって「即時一括か段階的か」つう話じゃありません。まあ、一応公平のために書けば、「廃棄の客観的検証」に北朝鮮が応じるかどうかは現時点でなんともいえませんが、産経がしてるのはそういう話じゃないですからね。そして「客観的検証」を北朝鮮が受け入れるかどうかは解りませんが、だからといって現時点で「受け入れない」と決めつけるのもおかしい。
 かつ「客観的検証がベスト」ですがそれができなくても「ベター」ではあるでしょう。何もしないよりはマシだと思います。

 24日の核実験場爆破の際に、米国などの専門家を立ち会わせなかった。これも、北朝鮮の核戦力、核計画の把握を妨害する隠蔽(いんぺい)のためとみられる。

 いやそんなことより大事なことは「仮にショーだとしても実験場廃棄をアピールした」ということでしょう。加計学園の「私ども嘘をついていました」という見苦しい醜態じゃあるまいし、これで北朝鮮もそう安易には核開発再開などできなくなりました。まあその程度の常識は北朝鮮にもあるでしょう。
 裏返せば「当面核開発アピールなんか必要ない」と北朝鮮が考えたつう事であり、これは悪いことではないでしょう。


朝日新聞『加計問題「疑惑は晴れていない」83% 朝日世論調査
https://www.asahi.com/articles/ASL5N51MHL5NUZPS004.html
 島田が「わずかだが安倍支持率が上向いた」「自民支持層の安倍支持が強固だ」とかツイートで喜んでたので気づいた記事ですがまあ、げんなりですね。

 安倍内閣の支持率は36%で前回調査(4月14、15日)の31%からやや回復した。ただ、不支持率は44%(4月調査は52%)と、3カ月連続で不支持率が支持率を上回った。
 今年の秋に自民党総裁の任期が切れる安倍首相に、総裁を続投してほしいかも尋ねた。「続けてほしくない」は53%(3月調査は53%)で、「続けてほしい」33%(同31%)を上回った。自民支持層に限ると「続けてほしい」62%、「続けてほしくない」28%。
 次の自民党総裁に誰がふさわしいかについて、候補と目される4氏を挙げて聞いた。安倍首相27%(4月調査は22%)、石破茂・元幹事長25%(同27%)と続いた。野田聖子総務相は7%、岸田文雄政調会長は5%、「この中にはいない」が30%だった。

て「不支持率が支持率を上回ってる」「安倍の1位は相対的な1位に過ぎない(一番多いのは『この中にはいない(小泉jrや石原伸晃ですかね?)』)」とはいえ全くなんなんでしょうか。
特に「自民支持層限定とはいえ」

今年の秋に自民党総裁の任期が切れる安倍首相に、総裁を続投してほしいかも尋ねた。自民支持層に限ると「続けてほしい」62%、「続けてほしくない」28%。

てなんなんでしょうか。アレを支持できるのが今の自民支持層なのか。
 日本人であることに絶望的な気持ちがわいてきます。

 森友学園加計学園を巡る疑惑解明に、安倍政権が「適切に対応していない」と答えたのは75%、「適切に対応している」は13%*18だった。自民支持層では「適切に対応していない」が62%だった。
 安倍政権が今国会の最重要法案に位置づける働き方改革関連法案は、「今の国会で成立させるべきだ」19%、「その必要はない」60%。内閣支持層では「成立させるべきだ」31%、「その必要はない」48%だった。

 「野党支持層よりは低くなる」とはいえ自民支持層ですら「適切に対応していない62%」「必要なし48%」とは意外です。自民支持層って一体安倍の何を支持してるんでしょうか?

 決裁文書改ざんやセクハラ問題をめぐる麻生太郎財務大臣の対応や発言をめぐって、麻生大臣が辞任すべきか尋ねた。「辞任すべきだ」は47%、「辞任する必要はない」は40%だった。
 「辞任する必要はない」と答えたのは、若い世代で目立った。

 これは事実なら正直理解できません。「セクハラ問題」なんて若者の方が厳しいと思っていたんですけどねえ。セクハラが社会問題化するのは明らかに1980年代後半以降ですから(セクハラが流行語大賞になったのが1989年です)。


桜井よしこ科研費の闇、税金は誰に流れたか』
https://yoshiko-sakurai.jp/2018/05/10/7412
 杉田水脈島田洋一などが「山口二郎*19科研費文科省の学術研究に対する補助金)をもらってること」を「政治的な疑惑がある」などと無茶苦茶な因縁をつけてることに同調し「科研費の闇」などとありもしない闇を言い立てるよしこです。
 もちろん彼らは「山口氏が科研費を受領するに当たって、その研究が科研費を受け取る価値がないのに、(山口氏の知人である?)科研費審査委員(籠池や加計学園にとっての安倍に当たる)が加計森友並みの忖度をして科研費を交付した」なんてことを森友疑惑での

「値引きの根拠とされたゴミが大量に埋まっていたという証拠がどこにもないこと、むしろそんなゴミはなかったとみられること(つまり事実の捏造)」
安倍昭恵が、籠池の意向を呈して財務省近畿財務局に働きかけたとみられること(昭恵付きの公務員秘書が近畿財務職に問い合わせしている*20)」

あるいは、加計疑惑での「前川告発」「愛媛県庁の総理案件メモ」のようなそれなりの証拠を元に主張してるわけでは全くありません。山口氏の科研費受領には

「ゴミが埋まってるから値引きしたつうけどどこにもそんな証拠ないやないか、明らかに事実捏造による不当な値引きやろ(森友)」
「加計の獣医学部認可は安倍の政治的圧力によって決定したんやないか(加計)」

のような「山口の科研費受領には不正があったんやないか」と疑う根拠は何もない。

 02年から06年までの5年間に亘る研究、「グローバリゼーション時代におけるガバナンスの変容に関する比較研究」には4億4577万円、07年から11年の「市民社会民主主義の理念と政策に関する総合的考察」には9854万円、12年から17年の「政権交代の比較研究と民主政治の可能性に関する考察」には4498万円となっている。
 山口氏は16年連続で科研費を獲得し、その合計は6億円近くに上ったわけだ。

といったところで「要するに彼の研究にそれだけの価値があるからでしょう?」つう話にしかならない。大体「2002年(小泉政権時代)〜2017年(今の安倍政権)まで16年連続」つうことは「自民党政権時代にもらってた」し、そのときにはよしこらは「山口氏の科研費受領に疑惑ガー」なんて言ってなかったわけです。そんなこと言っても自民党ですら相手にしないとわかっていたからです。そんな与太は小泉、福田、麻生では相手にしない。第一次政権時代の安倍も「いわゆる教基法改正国会」「消えた年金問題」や「事務所費疑惑の噴出(あげく当時の松岡農水相が自殺)」などでそういう与太を相手にしてる余裕はなかった。 
 「安倍を批判する山口を痛めつけてやりたい」「今の安倍ならこんな与太でも相手にしてくれるかもしれない」と思うからこそ今頃になってこんなことをいいだすわけです。
 安倍政権が5年も続いたことによってよし子らウヨの理性が完全に壊れつつあると言うべきでしょう。安倍政権の弊害はあまりにも大きいと言うべきでしょう。なお、さすがにあの「右翼活動家id:noharra(八木孝三)」ですらツイッターにおいてよし子らを批判していますし、ウヨ学者の細谷雄一池内恵ですらブログ記事(細谷)やツイッター(池内)で「杉田氏らの批判には根拠がない」として杉田やよし子らを批判しています。
 もちろん細谷や池内がよし子らの山口批判に賛同しないのは下手に同調するとあとでやばいことになるからでしょう。
 こんなんに賛同したら学者としての研究能力を疑われかねないし、細谷や池内の研究が今後「何であいつらに科研費が交付されるんだ」などとよしこらから言いがかりをつけられないとも限らない。

参考
■細谷ブログ
『日本で政治学を研究するということ』
http://blog.livedoor.jp/hosoyayuichi/archives/1966892.html
『研究者にとって大切なこと』
http://blog.livedoor.jp/hosoyayuichi/archives/1966978.html
科研費はどのように使われているのか』
http://blog.livedoor.jp/hosoyayuichi/archives/1967055.html

 細谷のブログを読めば、よしこらの批判がいかにでたらめか、よくわかると思うので一読をすすめておきます。俺ごとき素人には細谷の反論に付け加えることはあまりありません。
 いくつか指摘しておくと、細谷も指摘していますが、この科研費、山口氏は研究代表者ではあるものの、彼一人でもらってるわけではなく「彼を研究代表者とする研究チームとしてもらっています」。一人で総額6億使ってるわけではない。
 また

http://blog.livedoor.jp/hosoyayuichi/archives/1966978.html
 今の、安倍政権に対する野党の一部やリベラルなメディアの粘着質な攻撃*21が繰り返されていることには、率直に申し上げてかなりの不毛感を感じています。かつて、麻生太郎首相の時代に、麻生首相が高級ホテルのバーでお酒を飲んだことが批判されたこともありましたが、これもまたほとんどジョークのような、ためにする議論だったと思います。

と書く細谷は政治的にはかなり安倍や麻生に近い人間です。
 そして細谷に対しては山口氏が

https://twitter.com/260yamaguchi/status/992350285270958080
山口二郎
(ボーガス注:政治的には安倍政権の考えに近くても杉田議員らのデマ中傷には加担しない)細谷君のフェアなコメントに感謝。

とツイートしています。
 しかし何度も杉田、よしこらに対する批判記事を書くとは細谷もさすがに杉田、よし子らのデマを放置できないと思ってるのでしょう。基本的には産経文化人、つまり右派の細谷ですが、彼はよし子や杉田、島田と違い「それなりの常識と良心がある」「ここまで酷いデマに加担できない」わけです。
 まあ「昔は日テレニュースキャスターだった」よし子も落ちるところまで落ちたとしか言い様がないですね。加計森友のような明らかな疑惑について安倍は無実だと強弁したあげく、一方で、何の根拠もあげずに、山口氏が科研費について不正をやったかのように誹謗する。
 場合によってはよしこが杉田などお仲間ウヨとセットで山口氏から名誉毀損業務妨害で訴えられる可能性すらあるでしょう。まあよし子の場合、既に植村隆氏から訴えられてますし、もはや「ジャーナリストではなくただのウヨ活動家」「訴えられてもウヨ仲間が応援してくれる」ので訴えられても怖くないのでしょうが。
 

■有害無益な「2020年まで」発言 島田洋一福井県立大学教授)
https://jinf.jp/feedback/archives/22739

 4月25日、訪米中の自民党河井克行*22総裁外交特別補佐が現地シンクタンクで講演し、北朝鮮に対して「2020年まで」と期限を切って、「完全な核放棄」を迫るべきだと訴えた。期限については、「アメリカ大統領選挙東京オリンピックが開かれる2020年までとすべきだ」と敷衍した。

 以前「河野*23外相」も似たような発言をしていたのでまあ「2020年期限」が現時点での安倍政権の共通認識なのでしょう。米中露韓も同意見なのか気になるところですがそれはさておき。
 これを「有害無益」呼ばわりする、島田の設定期限はもちろん「2018年中」「可能ならば米朝首脳会談(6月予定)直後(6〜7月)」です。いやそれ実現できればいいですけど、実現できそうにない、とはいえ極端な話、「100年後でもいいです」つうわけにもいかないから「2020年まで」にしてるんでしょうに(島田の「2018年中」は無理でしょうが、「2019年に早めるべきでは」とか「2020年じゃ早すぎる、2025年期限はどうか」という議論はあり得るでしょう。俺も素人なのでそこは特にコメントしません)。 
 まあ島田も無茶苦茶です。島田にしたって本気で「2018年中」とは思ってないでしょう。北朝鮮が飲めそうにない案をふっかけて、核廃棄をぽしゃらせたいだけです。まあ、安倍政権もいい加減、北朝鮮に好意的とは言いがたいですが、その安倍政権ですら「2020年期限でないと現実的でない」つうのに島田の無茶苦茶ぶりにはいつもながら絶句ですね。
 なお、河野外相や河井特別補佐には悪口しても安倍には悪口しない、いつもの島田です。

 米側では、ジョン・ボルトン大統領補佐官(国家安全保障担当)らが、リビア方式での北朝鮮の非核化を主張してきた。
 リビア・モデルの特徴の一つは、合意から実施までのスピードの速さである。カダフィ政権が大量破壊兵器の廃棄を正式に声明したのが2003年12月19日。1か月後の2004年1月には、米空軍のC−17輸送機がリビアに飛び、核関連の最重要物資およびミサイルの誘導システムなどを海外搬出している。

 いやそれはリビア北朝鮮と、国際的環境が全然違うから単純比較できないでしょう。
 そもそも合意発表は「2003年12月19日」にせよ「それ以前に廃棄のスケジュールが決まっていた」と見るべきでしょう。今回の北朝鮮はそういう状況にはないでしょう。


■島田のツイート

 今日文藝春秋社の元最高幹部に聞いたが、文春社内は路線対立や人間関係の泥沼化で末期的惨状、解体して有志で出直すしかないということだ。

 元最高幹部て、「半藤一利*24元専務」などではなく、多分「あの花田」なんでしょうねえ(なぜ名前を島田が出さないのか、わかりませんが)。鼻で笑います。花田の務めた週刊文春編集長やマルコポーロ編集長が「最高幹部に当たるのか知りませんが」、ホロコースト記事問題で左遷されてからの花田なんて文春にとってはお荷物でしかなかったでしょう。だからこそ花田も文春を辞めたわけです。
 それはともかく大手・文春がいくら何でも「解体して有志で出直す」なんて状況にあるわけもない。つうか花田があまり無茶苦茶なことを言ってれば文春サイドが名誉毀損で訴えることも十分あり得るでしょうね。
 なお、今週号(2018年5/31(木曜)発売)の文春の記事タイトルは「嘘つきは安倍晋三の始まり」だそうです(苦笑)。なるほど安倍信者の島田や花田が文春に悪口する理由もよくわかります。

「3年前のことを掘り下げるより、前を向いて進めたい」。大人の対応だ。
@加計問題:「面会なかった」学園コメントに今治市長が擁護 - 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20180530/k00/00m/040/044000c

 まともな人間なら今治市長の言動は非難の対象でしかない。「嘘をついていた」なんてとんでもない話を掘り下げないでどうするのか。
 毎日記事が

 愛媛県中村時広知事は「偽りの報告をしたのであれば、まず関係者に謝罪し、責任者が記者会見するのが常識だ。(それがないのは)あり得ない」と学園を批判しており、知事と市長で対応の違いが鮮明になっている。

と書くように「加計と癒着してるのか」、はたまた「安倍と何かつながりがあるのか」、今治市長の対応は明らかに異常です。

最近著しかった左傾化に歯止めが掛かるか。
@文芸春秋、社長人事大もめ 現社長は退任へ
https://www.sankei.com/life/news/180530/lif1805300043-n1.html

 バカバカしい。文春の安倍批判は「加計森友」であって左傾じゃない。ならロッキード疑惑批判やリクルート疑惑批判は左傾化なのか。
 そして今回の人事にしても「安倍万歳記事が増えるかも」なんて期待できる理由はどこにもないわけです。

 日大アメフト事件ほどの面白さもない。

 加計森友疑惑での島田の暴言です。それにしても「重要性」ならまだしも「面白さ」とはアメフト事件の被害者(関西学院大学生)のことをなんだと思ってるのか。この男にはあまりにも常識がなさすぎます。家族会も良くこんな男が巣くう会副会長であることを容認できるもんです。

 どうでもよい話だ。贈収賄も絡んでいない

 加計森友疑惑での島田の強弁です。もちろん「贈収賄がなければ加計森友のような不正に安倍が関与していい」わけではありません。また、現時点では「贈収賄が立証されてはいませんが」、一方で籠池や加計からの賄賂が安倍にわたらなかったと「贈収賄の不存在」が立証されてるわけでもありません。
 つうか「贈収賄云々」つうなら島田らが言いがかりを付けていた蓮舫*25の「二重国籍」云々なんて何一つその種の不正に関係ないのですが。

 大塚耕平という男は憐れなまでに意志力も主体的判断力もない。
@国民:大塚*26代表「首相有資格者は石破、岸田、枝野の3氏」 - 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20180525/k00/00m/010/075000c

 いつもながら島田には「はあ?(苦笑)」ですね。国民民主党は共同代表ですから玉木*27を差し置いて「俺が首相を目指す」とはいえないでしょう。かつ今の国民民主党の支持率(立憲民主党どころか、公明党共産党よりも下)で「我が国民民主党首班の政権を目指す」なんていっても笑い話にしかなりません。

 その後記者から「(大塚氏自身が所属する)国民から有資格者はいないか」と質問されると、「玉木(雄一郎共同代表)さんもそうだし、私も有資格者である努力をしなければならない」と付け加えた。

というのは、「ここまで記者に言われては『(現状の支持率では厳しいが)もちろん我が党から出せればそれが一番いい』くらいのことはいっておくか」程度の話でしかない。
 まあ島田にとっては「安倍以外の名前を挙げることは、枝野氏でなく同じ自民の石破や岸田でも誰でアレ不愉快」なのでしょうし、また大塚氏には「我々の党から首相を出したい」といって枝野氏ともめてもらえれば御の字なのでしょうが。
 とはいえ、「前原*28民進党を解党するまでは、一緒にやっており、現在最大野党代表の枝野氏」をあげるのは解りますが、石破元幹事長や岸田政調会長(前外相)の名をあげる理由はさっぱりわかりません。
 野党の大塚氏にとって自民の候補なんかどうでもいいでしょう。そして石破と岸田に限定される理由もわからない。派閥ボスという意味では石原伸晃元幹事長が入ってもおかしくない(ただし世論調査での「次の自民党総裁にふさわしい人」での支持率は低いようですが)。
 支持率とか世間的な人気という意味では小泉jrや野田*29総務相、河野外相が入ってもおかしくないでしょう。

 結局、経済的・軍事的圧力を高めて金正恩体制を崩壊させるしかない。それを妨害する中国、韓国への制裁が現実的課題。

 こういう暴言を放言できる島田のバカさにはいつもながら絶句します。

 日大問題を連日トップにモリカケは二の次というNHKのニュース編成を評価したい。

 おいおいです。日大の問題がどうでもいいとは言いませんが誰が考えても「モリカケ>日大アメフト」でしょう。

日大アメフトの問題が「安倍化」?こじ付けにしてもセンスが無さ過ぎる

https://www.asahi.com/articles/ASL5S5FCDL5SUTFK012.html
■「色々なところで『安倍化』が進んでいる」立憲・枝野氏*30
 例えば日大のアメリカンフットボールの問題など、本当に色々なところで「安倍化」が進んでいる。

 もちろんこじつけではなく、まともな人間は誰もが「内田監督の醜態は安倍そっくり」と思ってるでしょう。

以前、中国の統計局長が「統計は政治に従属しなければならない」と堂々と言っていた。中共の発表数字を信用するほど愚かであってはならない。 
北朝鮮からの輸入、88%減=中国:時事
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018052301207&g=prk

 島田が具体的説明をしないので本当にそんな発言があったのか、いつあったのか、どんな文脈かさっぱりわからずなんとも評価できません。

 「政府の統計」は「政府の政策」を円滑に実施するために行うものであって、『その政策って果たして意味あるのか(つまりそもそも統計の意味があるのか?)』なんてことは政府の統計担当者は考えなくていい。考えるべきは『統計の目的』ではなく『政府に要求された目的を達成するためにどんな統計が望ましいか』という統計手法、統計テクニックだ

つう文脈での「政治に従属」なら発言の是非はともかく、当然ながら島田が言いたいらしい「統計捏造」なんて話ではないわけです。

 誰か河野氏に注意してやった方がいい。中南米に関して役人の書いた文章を読んでニュースになるはずがない。むしろ北(ボーガス注:朝鮮)や中国に関する発言をより磨くのが生産的だ。
@「何かあるとすぐ『拉致問題』」河野太郎外相が報道に不満
https://www.sankei.com/politics/news/180522/plt1805220048-n1.html

 ブラジルに行って、ブラジルの話をもちろん「メインの話」として話したのに「サブ、脇道」の北朝鮮のことばかりマスコミに話題にされたら河野が

https://www.sankei.com/politics/news/180522/plt1805220048-n1.html
 ブラジルでの自身の演説に関し、北朝鮮に言及したくだりを見出しに取った共同通信記事などを踏まえた発言。河野氏は、記事が中南米諸国との協力に触れた箇所を中心に取り上げていないとの認識を示し「北朝鮮に触れると、見出しも『北朝鮮』というのはいかがなものかと正直思っている」と述べた。

などと不満を感じるのは当然でしょう。
 別に河野は安倍のような「アンチ北朝鮮政治家」じゃないし。
 ただ「何かあると拉致」の風潮をつくった一人はもちろん安倍なので、まあこの河野発言、もしかしたら安倍は面白くないかもしれません。
 つうか島田は「やはり」こうした自分の発言が「完全に中南米(ブラジルなど)を馬鹿にしてる」と思わないくらいのバカのようですね。

 思わせぶりな愚痴を言わず、トランプのように、自分でどんどんツイッター発信すればよい。

河野太郎
・なぜこういう見出し、記事になるのかわからん。北朝鮮問題以外に興味がないのだろうか。
毎日新聞『河野外相、「北朝鮮へ圧力維持を」 中南米向け演説』
https://mainichi.jp/articles/20180521/k00/00m/010/144000c
・産経も(ボーガス注:毎日と同様に)共同の記事を使うから、北朝鮮に関するスピーチみたいな記事になる。こうなったら同行してくれた読売とNHKの記者にきちんと書いてもらうしかない。
産経新聞『河野外相「北朝鮮への制裁緩和、タイミング見誤らずに」 中南米諸国向け演説で強調』
https://www.sankei.com/politics/news/180520/plt1805200022-n1.html

・別に「トランプみたいにツイートする必要はない」ですが「きちんと書いてもらうしかない」なんて言うくらいなら島田が言うように「外相として発信するか、河野太郎一個人として発信するかはともかく」「自分で広報発信すればいい」でしょう。
 大体「きちんと書いてもらう」てどういう意味か。「こういう趣旨で書いてくれ」と河野が指示するというならそれはもはやまともなメディアと政治家の関係ではない。「ただのぼやきではあるのでしょうが」、そういう誤解を生みかねないこのツイートは全く困ったもんです。
 まあ、それはともかく。このインタビュー、メインは「北朝鮮問題以外」だったんでしょう。
 実際、タイトルはともかく記事本文には

https://www.sankei.com/politics/news/180520/plt1805200022-n1.html
 貿易体制をめぐっては、保護主義的な通商政策を強めるトランプ米政権に対し「逆戻りはショックだ」と強調。「日本は自由で開放的な国際経済体制が世界の繁栄を守ると信じている」と訴えた。米国を除く11カ国が参加する環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)への中南米諸国の参加を歓迎する意向を示した。

と書いてあります。
 だからこそ「サブの問題(北朝鮮)ばかり採り上げるな」と河野が不満を感じるわけです。それはともかく、河野の主張自体は正論だと思いますが日本人は「北朝鮮問題以外に興味がない」のかもしれません。

・「(卑劣な背後攻撃をした者の)資格を早く回復して、試合に練習に出られる立場にして頂きたい」。やはり責任感覚が相当稀薄。慰安婦問題の朝日よりはましだが。
・「大学のイメージがどんどん悪くなる*31」(日大生)。卑劣な行為と魯鈍な対応。正面から質問に答えない監督。他山の石としたい。質問を一切受け付けず逃げ出した*32山尾“日本死ね”しおりよりは遙かにましだが。

 島田らしいですが「朝日だの山尾*33だの」言い出すことが「日大の件をまともに考えてるのか?。考えてないだろ!。島田って奴は本当にバカだ」と評価されるであろうことにはやはり「バカなので」理解が及ばないようです。
 つうか「まし」つうなら「加計森友で責任をとらない安倍よりマシだが」が多くの人間が今考えることでしょうが、まあそう言われたら島田はマジギレでしょう。

「反則するなら出してやる」。事実とすれば、かなり北朝鮮化していたようだ。 
@日大アメフト下級生100人の乱 退部者続出崩壊も
https://www.nikkansports.com/sports/news/201805180000922.html

 島田らしいツイートですが、まさか「北朝鮮全く関係ない話」でこういうこと言い出すとはねえ。
 そして「真相究明と責任者の処分を望む」「しかし日大アメフト部の廃部は望まない」「関西学院大選手が大けがでなくて不幸中の幸い」などまともな物言いが出てこないのはまったく何なのか。

 土俵に上がらせろとプロパガンダ挨拶した兵庫県宝塚市中川智子市長と顔も雰囲気もよく似ている。左毒が蓄積するとこうなるのか。
@韓国、慰安婦問題研究所を8月開設 女性家族相が見通し「戦争と女性の人権弾圧問題は韓国が中心」
https://www.sankei.com/world/news/180517/wor1805170029-n1.html

 中川氏を非難するに当たり島田が「福島瑞穂*34辻元清美*35保坂展人*36と同時期に社民党から国会議員選挙に出馬し当選したいわゆる土井チルドレンであること」「2016年6月1日、性的少数者LGBT)への支援策の一環として、同性カップルを公的に「パートナー」と認める制度を開始したこと」(ウィキペディア中川智子」)などではなく「土俵云々」と言い出すことが実に意外です。
 こんなん、中川氏だけではなく「海部*37内閣官房長官時代の森山真弓*38」「大阪府知事時代の太田房江*39」「都知事としての小池百合子*40」も「土俵に上がりたい」といっていることで何ら左翼的ではない。
 それとも島田的には森山、太田、小池も非難の対象なのか。

山口氏の言う通りだ。一部の自民党議員*41よりよほど見識がある。
@加計問題「どんな国政上の意味あるのか」 公明・山口氏:朝日新聞
https://www.asahi.com/articles/ASL5C42BTL5CUTFK00C.html

 もはや公明党にはあまり期待していませんがそれにしても酷い。安倍に干されてるとはいえ、自民党の石破や石原が批判してるのに何でしょうか、この暴言。そもそもこんなことを言ったところでまともな人間は誰も支持しないでしょう。公明党の評判が落ちるだけです。
 こんなんを支持するのは「狂信的な自民支持者」くらいのもんでそういう連中はかならずしも公明支持ではない。
 「加計の獣医学部は誕生した」てそんなことは不正、疑惑追及とは全く関係ありません。
 まあ、獣医学部ができてしまい、学生も受け入れた以上、「学部廃止」は現実的ではないかもしれませんが、それは「疑惑を追及しなくていい」という話には全くなりません。
 大体これが、「鳩山、菅、野田」といった公明党不参加の政権で起こったことでもこう主張するかと言ったら明らかに違うでしょうし。
 大体、別記事(http://d.hatena.ne.jp/bogus-simotukare/20180518/5421309876)でも触れましたが

https://www.excite.co.jp/News/society_g/20171116/Bunshun_4959.html
週刊文春公明党比例区700万票割れの衝撃』
 公明党が11月10日、衆院選を総括する会議を開き、山口那津男代表は「執行部の責任」と陳謝した。
 「前回衆院選で獲得し目標とした35議席から6議席も減らし29議席にとどまった。」

https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/216262
日刊ゲンダイ『公明「比例票700万割れ」の衝撃』
 公示前の34*42議席から5議席減という敗北に終わった公明党。それ以上に党内に衝撃が走っているのが、比例の獲得票数だ。
 今回、公明が比例の全ブロックで獲得した合計は697万票。衆院選の比例ではじめて700万票を割った。

というのはいい加減こうした「無茶苦茶な自民支持のツケ」ではないのか。
 まともな人間なら創価学会員ですら「加計森友」での公明の態度は支持できないでしょうし、こんな無茶苦茶をやっていて、創価学会員以外に公明支持が増えることも厳しいでしょう。
 いつまでこんな「無茶苦茶な自民支持」をすれば気が済むんでしょうか?

ノーベル文学賞もAKBの総選挙も同次元の空騒ぎで、利害関係者以外には何の意味もない。
@ノーベル文学賞、メンバーが辞任 選考主体、18人中4人:中日新聞
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2018050701002428.html

 おやおやです。
 島田は「島田の大嫌いな大江健三郎氏(1994年)」あたりを念頭に置いてこんなことを言ってるのかもしれませんが「チャーチル英国首相(1953年)やパステルナーク(1958年)、川端康成(1968年)やソルジェニーツィン(1970年)の受賞もどうでもいいことなのか?」と聞きたくなります。
 確か島田って「反ソ連の立場」から、ソルジェニーツィンの受賞を絶賛していたはずなんですが。まあ、そういう「過去の言動との整合性」は全く考えてないんでしょう。

 大学教員は常識のない左翼が圧倒的に多いので、彼らが科研費の審査員も受給者も独占することになる。人文社会系の科研費は全廃するのが、予見しうる将来、税の浪費悪用を防ぐ唯一の道だろう。

 山口二郎氏など島田が左派扱いする研究者への因縁の続きですが、言ってること無茶苦茶です。まあ、島田は一度も「文科省補助金がもらえない無能」なんでしょうが、さすがに「人文系の文科省補助金全廃」なんてウヨ教員ですら大抵の人間は賛成しないでしょう。ある程度まともな研究者ならウヨでも補助金もらってるでしょうからね。大体、人文系なんて言ったら島田らウヨが目の敵にしてる「自虐史観」なんて話だけでなく他の研究(例:政治性のない文学研究)もダメージ受けますし。
 あるいはI濱女史や楊海英も確か人文系の文科省補助金もらってますけど、そういうのは島田はどう考えてるんですかね?。しかしこんなキチガイが巣くう会副会長なんですからそりゃ拉致敗戦も当然です。俺は家族会のバカどもにはかけらも同情しません。
 なお、ネット上では

時安邦治
・(ボーガス注:島田氏は)こんな非科学的かつ差別的なことを平気で口にする人物なので、そりゃ(ボーガス注:科研費の)審査に落ちます。

つう指摘がありますが、山口氏への言いがかりといい、その他の極右言説(慰安婦への誹謗だの、北朝鮮政権転覆だの)といい、島田は「非科学的かつ差別的」ですよねえ。

 有意義な拉致問題訪米だったが、最優先で政府に依頼したボルトン安保補佐官との面談は実現しなかった。というより先方はOKしていたが、別の日本政府高官*43の面談を押し込んだため我々は弾き出されていたことが明らかになった。それならそれでなぜ正直に言わなかったのか。政府の対応に不信感が募る。

 政府ってのは米国政府か、日本政府か、両方なのか。
 いずれにせよ、日本政府高官の訪問を、米国政府側が巣くう会や家族会の訪問より重視するのは当たり前でしょう。

「物理的な攻撃も受けた場合に限定する」という部分が余計だが、一歩前進ではある。反撃どころか、露骨な敵対勢力には常時攻撃を仕掛け無力化を図らねばならない。
@自衛隊、サイバー反撃能力保有へ…武力伴う場合 : 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20180503-OYT1T50016.html?from=tw

 サイバー攻撃に対して防御措置を執るつうならともかく「相手に対しサイバー攻撃をやり返す」つうのはもはや専守防衛ではないでしょう。まあ「武力攻撃を伴う場合に限定」としてることは「島田よりはマシ」ですが、そうした限定が今後撤廃される可能性も否定できませんしね。警戒が必要でしょう。

山口某が学者? 山尾“日本死ね”しおり*44が聖女を自称する*45に似ている。
@科研費めぐり杉田水脈衆院議員らと山口二郎*46・法政大教授がバトル 6億円近い交付指摘に山口氏「学者の萎縮が狙い」 - 産経
https://www.sankei.com/politics/news/180503/plt1805030015-n1.html

 山口氏に対する誹謗中傷も甚だしい。つうか島田がまともな学者ならたとえウヨでも「左派学者には政府の研究補助金を交付するな」と暴言を吐く杉田など黙認できないでしょうにねえ。
 実際、後で紹介しますが産経文化人でも島田とは違い、細谷雄一は山口氏を擁護し、杉田を批判しています(杉田への批判ははっきり言ってぬるいですが、それでも杉田の批判にまともな根拠がないこと、山口氏の反論にむしろ道理があることはきちんと細谷も指摘しています)。
 そして「そんなことはあり得ませんが」、左派政党が「ウヨ学者には政府の研究補助金を交付するな」といったら「研究への政治介入だ」とほざくであろう男がよくもいったもんです。こんな非常識極右男が「巣くう会副会長」であることを家族会が黙認していることは愚行以外の何物でもないでしょう。
 しかし明らかに杉田を擁護してる産経の非常識さもいつもながら酷い。
 なお、既に指摘しましたが、「産経文化人」細谷雄一*47慶應義塾大学教授)が自ブログの記事
細谷雄一の研究室から『日本で政治学を研究するということ』
http://blog.livedoor.jp/hosoyayuichi/archives/1966892.html
において

 まず重要な前提として、科研費の必要性と評価については、思想信条ではなくて、あくまでも研究上の意義や、経費の使用の適切さによって判断されるべきだと思います。それが「反日」と思われるテーマであったり、研究者であったとしても、審査によりそれが必要と判断され、また適切に経費が使用されていれば補助されるべきです。他方で、それがどれだけ「愛国」的なテーマであり、研究者であったとしても、研究水準が一定を超えておらず、また経費の使用に(ボーガス注:費用水増しによる架空請求、研究費の私的流用などの)不正があれば、批判されるべきです。

などと書き、
 「研究補助金の審査に愛国だの反日だの客観的評価ができないものを持ち出すべきではない。例えば私にとっての愛国と山口氏にとっての愛国は異なる。問題は研究内容の学問的価値だ」「杉田氏の山口教授批判には根拠がない」「私の知る限り政治的主張で研究費補助金が決まったりはしていない。安倍政権に近いウヨの私も研究費補助金をもらったことがある(俺の要約)」としているのは「安倍万歳、安倍批判者(今回は山口氏)罵倒のためなら論理も無視して平気で虚言や詭弁をはく」島田と違い「細谷にも細谷なりの誇りと良心がある」といったところでしょうか?
 細谷曰く「北海道大学専任講師時代には、当時北大教授だった山口法政大教授には大変お世話になった」という恩義があるそうですが。
 なお、細谷自身は最近はこうした「国の補助金申請」は「あまりしてない」そうですがそれは「杉田や島田が因縁をつけるようなことではもちろんなく」、単に「国への申請手続きが煩雑な割に補助金が獲得できるとは限らず、コストに比べればリターンが低いと思うから」「しかも国の補助金を獲得しても、架空支出など研究費不正使用の防止*48のための、国の会計手続きが細谷の理解では慶応大の手続きなどと比べても、あまりにも煩雑なためそうした意味でも獲得する気にならないため*49」であり「会計手続きの煩雑さはともかく」、リターンの低さについては「そうしたリターンの低さは別に政治的主張とは関係ない。そもそも国の研究費補助金の総額が少ないのでリターンが小さい。補助金総額をまずはもっと増やすべきだ」という考えのようです。 

「次の宏池会主軸の政権では9条は一字一句変えない決意が必要だ」(古賀誠*50)。それなら宏池会に政権を取らせてはならない。
@自民・古賀氏、首相の9条改憲案「必要性まったくない」:朝日
https://www.asahi.com/articles/ASL4R53N0L4RUTFK01C.html

  島田の悪口雑言はともかく古賀氏も思い切ったこと言いますね。
 まず第一に「9条改憲は必要ない」といいきったことは明らかに安倍批判です。
 第二に「宏池会主軸」とは当然ながら「岸田*51総裁」を意味しているのでしょう。まあ、石原*52元幹事長や石破*53元幹事長との連携も考えてはいるのでしょうが、その場合も「幹事長、政調会長」「外相、財務相官房長官」といった重要ポストで処遇するつう話でしょう。
 もしかしたら場合によっては「岸田氏が重要閣僚などで処遇されれば彼が首相でなくて、石破や石原が首相でも宏池会主軸」「麻生*54が要職に残っても、奴も一応、一時期は宏池会所属だったので宏池会主軸」なのかもしれませんが。いずれにせよ古賀氏は「もう安倍政権は辞めるべきだ」と事実上言ってるわけです。
 しかし宏池会といえば「池田*55、大平*56、鈴木*57、宮澤*58という四人の首相」を生み出した名門ですが最近の首相は「橋本*59、小渕*60(田中*61・竹下*62派系列)」「森*63、小泉*64、福田*65、安倍*66(岸*67派系列)」ということで今ひとつであり、ポスト安倍でどうなるかが注目されます。

 まともな知事に代えて、沖縄の韓国化を止めたい。
@「絶対に落とせない戦い」自公維で勝つ 秋の沖縄知事選へ候補者選び加速
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/241260

 翁長氏への悪口は予想の範囲内でしたが、「韓国への誹謗」はさすがに予想の範囲外でした。
  こういう非常識人間が「巣くう会副会長」ではまともな人間が拉致に興味を持たなくなるのも当然でしょう。

 私のコメントも載っています。 @北が核実験場廃棄、ICBM発射中止の方針打ち出す 最大級の警戒必要…正恩氏、世界相手に詐欺か
https://www.zakzak.co.jp/soc/news/180422/soc1804220007-n1.html

 北朝鮮のやることは根拠レスで何でも否定するいつものフジサンケイです。

*1:ググっても公式サイトやマスコミ記事などがヒットしないので今ひとつよくわかりません。もちろんこの馳の口ぶりからして馳はこの議連のメンバーなのでしょうが。

*2:例えば、■ハフィントンポスト日本版『岐阜大「君が代は斉唱しない」 馳文科相交付金が投入されているのに恥ずかしい」』(https://www.huffingtonpost.jp/2016/02/21/national-anthem_n_9287396.html)、■inti-solのブログ『恥ずかしいのは文部科学大臣だ』(https://plaza.rakuten.co.jp/intisol/diary/201602260000/)参照

*3:第一次安倍、福田内閣で文科副大臣

*4:ロス五輪男子体操個人総合、吊り輪金メダル、跳馬銀メダル、鉄棒、団体総合銅メダル。2018年5月29日現在は、日体大学長。

*5:世界卓球天津大会(1995年)男子ダブルス銀メダル、世界卓球マンチェスター大会(1997年)男子シングルス銀メダル、世界卓球アイントホーフェン大会(1999年)男子ダブルス銅メダル

*6:もちろん「第三次安倍内閣文科相としての馳」に対し赤旗は批判していますが、一方でこうした「LGBT議連」「夜間中学議連」つう記事では馳批判などしないわけです。

*7:日本会議などウヨ連中がLGBT差別してることは今更言うまでもないでしょう。

*8:中曽根内閣文相、日本ラグビー協会会長、日本体育協会(現・日本スポーツ協会)会長などスポーツ・教育関係の要職を歴任。現在も2020年東京五輪組織委員会会長、日本ラグビー協会名誉会長、日本スポーツ協会最高顧問を務めている。

*9:お断りしておきますが、馳やダライ、ペマ、ラビアらの右翼言動を免罪する気はありません。単なる事実の指摘です。

*10:小泉内閣外務大臣政務官

*11:糸数氏と伊波洋一参院議員(元宜野湾市長)からなる会派

*12:沖縄社会大衆党委員長

*13:糸数氏の指摘が事実なら、無所属の糸数氏はともかく、「自由党政調会長」の山本氏はそれでいいのかと思います。小沢代表と山本政調会長の態度が違うつうのはまずいでしょう。

*14:ただし、非難決議は緊張を高めるだけだし、政府が批判してる以上「屋上屋を架す必要もない」つうのなら一理ある考えだとは思います。

*15:長崎氏については■朝鮮新報『〈特集・ウリハッキョの今〉生野初級/インタビュー・長崎由美子さん』(http://chosonsinbo.com/jp/2015/07/sk77-5/)参照

*16:与党(例:安倍)はともかく、野党系で三世議員は珍しい気がしますが、俺が知らないだけでそうでもないんですかね。

*17:これらの議員が党を代表してるのか、個人的参加なのか気になるところです。

*18:こういうのはもはや狂信者としか言い様がないですね。

*19:最近の著書に『いまを生きるための政治学』(2013年、岩波現代全書)、『民主主義をどうしますか。』(2016年、七つ森書館)、『安倍晋三が〈日本〉を壊す:山口二郎対談集』(2016年、青灯社)など

*20:昭恵は「私はそんなことをしろと命令してない」と強弁していますが、常識で考えてそんなことはあるわけもないでしょう。昭恵の命令もないのに「籠池と何の関係もない公務員秘書」が籠池のために動く理由は何もありません。

*21:「粘着質な攻撃」とは具体的に何かはっきり書いてほしいもんです。加計森友やセクハラ問題というなら、細谷に呆れざるを得ませんが。

*22:小泉内閣外務大臣政務官、第1次安倍、福田内閣法務副大臣、第3次安倍内閣首相補佐官など歴任

*23:第3次安倍内閣国家公安委員長を経て第4次安倍内閣外相

*24:週刊文春編集長、月刊文春編集長、専務取締役など歴任。著書『戦う石橋湛山』(1999年、中公文庫)、『レイテ沖海戦』(2001年、PHP文庫)、『ノモンハンの夏』(2001年、文春文庫)、『ソ連満洲に侵攻した夏』(2002年、文春文庫)、『“真珠湾”の日』(2003年、文春文庫)、『昭和の名将と愚将』(2008年、文春新書)、『それからの海舟』(2008年、ちくま文庫)、『荷風さんの戦後』(2009年、ちくま文庫)、『15歳の東京大空襲』(2010年、ちくまプリマー新書)、『聖断:天皇鈴木貫太郎』、『日本型リーダーはなぜ失敗するのか』(2012年、文春新書)、『幕末史』(2012年、新潮文庫)、『あの戦争と日本人』(2013年、文春文庫)、『幕末辰五郎伝』(2013年、ちくま文庫)、『安吾さんの太平洋戦争』(2013年、PHP文庫)、『聯合艦隊司令長官 山本五十六』(2014年、文春文庫)、『若い読者のための日本近代史:私が読んできた本』(2014年、PHP文庫)、『「昭和天皇実録」にみる開戦と終戦』(2015年、岩波ブックレット)、『歴史と戦争』(2018年、幻冬舎新書)など

*25:菅、野田内閣行政刷新担当相、民主党代表代行(岡田代表時代)、民進党代表など歴任

*26:菅内閣厚労副大臣民進党代表などを経て国民民主党共同代表

*27:民主党政調副会長、民進党幹事長代理、希望の党代表などを経て国民民主党共同代表

*28:鳩山内閣国交相菅内閣外相、野田内閣国家戦略担当相、民主党政調会長(野田代表時代)、民進党代表など歴任

*29:小渕内閣郵政相、福田、麻生内閣消費者問題等担当相、自民党総務会長(第二次安倍総裁時代)などを経て第四次安倍内閣総務相

*30:鳩山内閣行政刷新担当相、菅内閣官房長官、野田内閣経産相民主党幹事長(海江田、岡田代表時代)、民進党代表代行(前原代表時代)などを経て立憲民主党代表

*31:内田監督は日大常務理事ですからね。監督を辞めても常務理事は続ければ「大学のイメージがどんどん悪くなる」でしょう。

*32:加計森友のような政治疑惑ならともかく不倫がどうこうなんて俺個人は全く興味ないですが。まあ島田も山尾氏だからこんなこと言ってるのであって「不倫の当事者が安倍」なら「総理が不倫しようが政治と関係ない!」と言うでしょう。

*33:民進党政調会長岡田代表時代)

*34:社民党幹事長、党首、鳩山内閣少子化等担当相などを経て社民党副党首

*35:社民党政策審議会長、国対委員長鳩山内閣国交副大臣菅内閣首相補佐官民主党政調副会長、幹事長代理、役員室長、民進党幹事長代行、立憲民主党政調会長などを経て立憲民主党国対委員長

*36:中川氏同様、後に地方政治に転じ、世田谷区長

*37:福田、中曽根内閣文相を経て首相

*38:海部内閣環境庁長官官房長官、宮澤内閣文相、小泉内閣法相を歴任

*39:府知事退任後、国政に転じ、第三次安倍内閣で厚労大臣政務官

*40:小泉内閣環境相、第一次安倍内閣防衛相、自民党総務会長(谷垣総裁時代)を経て都知事

*41:もちろん石原や石破のこと。

*42:文春の「35(前回選挙獲得議席)」とゲンダイの「34(公示前議席)」の違いは「選挙直後から公示前までの間に途中で公明党議員がなんらかの理由で離党した(あるいは病死した?)」とかそう言うことなんでしょうが確認するのは面倒ですし、特に確認はしません。

*43:具体的に誰なのか?

*44:山尾元民進党政調会長のこと。

*45:そもそもそんなことを山尾氏は自称してません。

*46:最近の著書として『いまを生きるための政治学』(2013年、岩波現代全書)、『ポピュリズムへの反撃:現代民主主義復活の条件』(2014年、角川oneテーマ21)、『徹底討論 日本の政治を変える』(共著、2015年、岩波現代全書)、『民主主義をどうしますか。』(2016年、七ツ森書館)、『安倍晋三が〈日本〉を壊す:この国のかたちとは:山口二郎対談集』(2016年、青灯社)など

*47:著書『戦後国際秩序とイギリス外交:戦後ヨーロッパの形成 1945-51年』(2001年、創文社)、『外交による平和:アンソニー・イーデンと20世紀の国際政治』(2005年、有斐閣)、『大英帝国の外交官』(2005年、筑摩書房)、『倫理的な戦争:トニー・ブレアの栄光と挫折』(2009年、慶應義塾大学出版会)、『国際秩序:18世紀ヨーロッパから21世紀アジアへ』(2012年、中公新書)、『安保論争』(2016年、ちくま新書)、『迷走するイギリス:EU離脱と欧州の危機』(2016年、慶應義塾大学出版会)など

*48:細谷も認めるように実際に研究費不正使用行為があるので厳しくせざるをえないという面も一方ではあるようですが。

*49:つまりは国ではなく勤務先の慶応大から資金をもらうか、国以外の企業や財団法人などの補助金でももらうという話でしょう。

*50:橋本内閣運輸相、自民党国対委員長(小渕総裁時代)、幹事長(森総裁時代)、選対委員長(福田、麻生総裁時代)など歴任

*51:第一次安倍、福田内閣沖縄・北方等担当相、第二〜第三次安倍内閣外相を経て現在、自民党政調会長

*52:小泉内閣国交相自民党政調会長(第一次安倍総裁時代)、幹事長(谷垣総裁時代)、第二次安倍内閣環境相、第三次安倍内閣経済財政担当相など歴任

*53:小泉内閣防衛庁長官福田内閣防衛相、麻生内閣農水相自民党政調会長(谷垣総裁時代)、幹事長(第二次安倍総裁時代)、第三次安倍内閣地方創生担当相など歴任

*54:橋本内閣経済企画庁長官、森内閣経済財政担当相、小泉内閣総務相、第一次安倍内閣外相、自民党幹事長(福田総裁時代)などを経て首相。現在、第二〜四次安倍内閣副総理・財務相

*55:吉田、石橋、岸内閣蔵相などを経て首相

*56:池田内閣官房長官、外相、佐藤内閣通産相、田中内閣外相、三木内閣蔵相、自民党幹事長(福田総裁時代)などを経て首相

*57:池田内閣郵政相、官房長官、佐藤内閣厚生相、福田内閣農林相、自民党総務会長(大平総裁時代)などを経て首相

*58:池田内閣経済企画庁長官、佐藤内閣通産相、三木内閣外相、鈴木内閣官房長官、中曽根、竹下内閣蔵相などを経て首相。首相退任後も小渕、森内閣で蔵相

*59:大平内閣厚生相、中曽根内閣運輸相、海部内閣蔵相、自民党政調会長(河野総裁時代)、村山内閣通産相などを経て首相

*60:竹下内閣官房長官自民党副総裁(河野総裁時代)、橋本内閣外相などを経て首相

*61:岸内閣郵政相、池田内閣蔵相、佐藤内閣通産相などを経て首相

*62:佐藤、田中内閣官房長官、三木内閣建設相、大平、中曽根内閣蔵相、自民党幹事長(中曽根総裁時代)などを経て首相

*63:中曽根内閣文相、宮澤内閣通産相、村山内閣建設相、自民党総務会長(橋本総裁時代)、幹事長(小渕総裁時代)などを経て首相

*64:宮澤内閣郵政相、橋本内閣厚生相などを経て首相

*65:森、小泉内閣官房長官などを経て首相

*66:自民党幹事長(小泉総裁時代)、小泉内閣官房長官などを経て首相

*67:戦前、満州国総務庁次長、商工次官、東条内閣商工相を歴任。戦後、自民党幹事長(鳩山総裁時代)、石橋内閣外相を経て首相