黒坂真がリツイート
池内さおりさん。愛人のいる革命家を、フェミニストはどう見ますか。マルクス、レーニンには愛人がいました。池内さおり*1
3月8日は #国際女性デー
3月は #女性歴史月間*2 #WomensHistoryMonth
#池内さおりラジオ 「#コミュニストはフェミニスト」
#わたしはなぜフェミニストになったのか池内さおり
Webラジオはじめます!
池内さおりラジオ「コミュニストはフェミニスト」
初回2/27(土)21時配信予定
ジェンダーのこと、政治のこと…気になることを朝岡晶子さんと語り合います。慣れてきたらゲストもお迎えする予定です。隔週土曜21時ラジオでお会いしましょう
黒坂の馬鹿さには「はあ?」ですね。
お前は『国際女性デー』を機会に男女平等について語ろう、つう気は無いのか。共産党への嫌がらせしかする気が無いのか?
とガチでうんざりします。
まあ小生も不勉強なので「マルクス、レーニンの愛人(妻とは別の女性関係)」云々についてはよく知りません。正直、興味もないですが、今時愛人関係を正当化する人間もまず居ないでしょう。今回の場合も、せいぜい「女性問題に問題はあったが、それでもマルクスやレーニンには政治家として評価できる偉大な面もある(池内氏を含む日本共産党員)」でしょう。
「例は何でもいい」ですが、例えば「田中角栄*3の日中国交正常化」を評価するからと言って、自民党支持層ですら「越山会の女王*4 」こと田中秘書・佐藤昭子と田中の愛人関係を正当化はしないでしょう。
有名な話で
三木武吉 - Wikipedia(鳩山一郎元首相の側近。憲政会幹事長(戦前)、自由党総務会長(戦後)など歴任)
戦後の第25回衆議院議員総選挙(1952年)では、選挙中の立会演説会で対立候補*5の福家俊一*6から「戦後男女同権となったものの、ある有力候補のごときは妾を4人も持っている。かかる不徳義漢が国政に関係する資格があるか」と批判された。ところが、次に演壇に立った三木は「私の前に立った候補者がある有力候補と申したのは、不肖この三木武吉であります。なお、正確を期さねばならんので、さきの候補の数字的間違いを、ここで訂正しておきます。私には、妾が4人あると申されたが、事実は5人であります。5人の女性たちは、今日ではいずれも老来廃馬と相成り、役には立ちませぬ。が、これを捨て去るごとき不人情は、三木武吉にはできませんから、みな今日も養っております」と愛人の存在をあっさりと認め、聴衆の爆笑と拍手を呼んだ。
「およそ大政治家たらんものはだ、いっぺんに数人の女をだ、喧嘩もさせず嫉妬もさせずにだ、操っていくぐらい腕がなくてはならん」と、放言し、72歳で亡くなるときも愛人が5人いたという。
大蔵貢 - Wikipedia
1960年、新東宝所属女優・高倉みゆきとの男女関係について「女優を2号(妾)にしたのではなく、2号を女優にしたのだ」と発言し、ワンマンぶりを誇示した。
という逸話があります。三木は選挙に当選し、大蔵もこの発言では社長を辞めませんでした*7が、これは現在ではまずあり得ない話ですね(まあ、傍若無人な三木や大蔵のキャラクターという問題もありますが)。とはいえ「芸能人が不倫を理由に一時、干される(大河ドラマ『西郷どん』の出演を辞退した斉藤由貴、一時はテレビでまるで見かけず干されていたと思われる東出昌大など)」のもどうかと思いますが。政治家や実業家ならともかく俺個人は芸能人にはそんなに高い倫理は求めません。
なお、国際女性デーについては以前
今日のしんぶん赤旗(3/8分) - bogus-simotukareのブログ2016.3.8
今日の中国ニュース(2019年3月1日分) - bogus-simotukareのブログ2019.3.1
新刊紹介:「経済」2021年3月号(注:『逃げ恥』新春スペシャルの一部ネタばらしがあります) - bogus-simotukareのブログ2021.2.20
で採り上げたことがありますのでお読み頂けると幸いです。どんな日なのかは国際女性デー - Wikipediaを読むだけでもある程度分かります。
なお、国際女性デー(3/8)が近いと言うことで以下のような記事がネット上にありますね。
【参考】
「刺繡糸」 川上未映子さんが国際女性デーに書き下ろし:朝日新聞デジタル3/2
コロナ禍で女性の自殺率が上がっています。追い詰められる女性たちを目にして、作家の川上未映子さんが短編「刺繡(ししゅう)糸」を書き下ろしました。
時事通信「国際女性デー」に冷水浴びせた担当大臣 国連議決を無視し続けた政府 | 47NEWS江刺昭子3/4
毎年、3月8日の国際女性デーには、政府の男女共同参画相が「国際女性の日に寄せて」というメッセージを発表する(ボーガス注:国際女性の日 | 内閣府男女共同参画局参照。現在は2014年の森雅子*8大臣以降*9が掲載されている)。今年は丸川珠代氏の言葉を聞くことになる。丸川氏は自民党所属の県議会議長らに、選択的夫婦別姓制度導入の意見書に賛成しないよう求める文書を連名で送っていたことが明らかになった。平等な社会の実現を目指す動きに、冷水を浴びせた人だ。少しずつ前に進んできた男女平等への歩みを、丸川氏はどう捉え、何を言うのだろうか。
【参考終わり】
黒坂真が大山奈々子*10をリツイート
大山奈々子議員。藤田孝典さんのいう「前澤さん*11のような資本家のお金」は社会に還元されるべきとお考えですか。これは、株式会社の創業者利得を認めない話かと存じます。
◆大山奈々子(誰1人置き去りにしない県政を)が藤田孝典*12をリツイート
応能負担の発想もそこ。社会に還元されるべき。
◆藤田孝典
前澤さんのような資本家のお金って資本家が稼いだものだと誤解する人多いけど、多数の労働者が余分に稼いだお金を集めたものというのが資本論の定説。
彼の金は何に使おうが自由だ、というのは違っていて、ああだこうだと文句を言う権利は市民、労働者にある。
「主張の是非」はともかく、藤田氏、大山氏の主張は「累進課税の強化」「再分配機能の強化」などと言う話であって「創業者利得を全て取り上げる」なんて話を彼らは一言もしていません。全く、話のすり替えと言いがかりも大概にしたらどうなのか。
黒坂真がリツイート
志位さんは、中国共産党を中国の党、と表現しています。これは志位さんが、中国共産党は中国社会の変革の担い手であり、科学的社会主義の党とみなしているからです。
◆志位和夫
中国の党はたいへんに大きな党ですが、正論を嫌がる。中国の覇権主義や人権侵害に対して、事実と道理をつくして問題点を批判し、「国際法を守れ」と求めていく外交努力こそが大切です。
日本共産党・志位和夫委員長が習近平・中国共産党を痛烈批判|NEWSポストセブン
保守政党であるはずの自民党が政権与党の座にありながら、菅義偉・首相や茂木敏充・外相、二階俊博・党幹事長らが“対中べったり”にしか見えない外交スタンスを取り、革新政党である日本共産党トップがそれを叱るという、あべこべな構図である。この国の政治の歪な姿が浮き彫りとなった。
志位氏の主張の是非はともかく、黒坂の詭弁には吹き出しました。
まず第一に前後の文脈から「中国共産党」と理解可能なら「中国の党」と表現することは何らおかしな事ではない。
第二にこの手厳しい志位氏の中国共産党批判を見て「中国共産党は中国社会の変革の担い手であり、科学的社会主義の党とみなしている」云々と言う言葉が出てくる辺りが「はあ?」ですね。
まあ「打倒中国共産党」という立場に立たない限り、いかに中国共産党に批判的な立場でも「(少なくとも当面は)中国共産党は中国社会の変革の担い手」と評価せざるを得ませんが。
いずれにせよここで「自民党政権は中国に弱腰ではない。志位氏の自民党批判は間違ってる」とは言えない辺り黒坂も実に無様です。
*1:前衆議院議員。日本共産党衆議院東京12区、比例東京ブロック予定候補。日本共産党中央委員
*2:女性歴史月間の起源は1911年の最初の国際女性デーにある。1980年2月、ジミー・カーター大統領は1980年3月2日から8日までを女性歴史週間とするという大統領布告を出した。この結果、3月を女性歴史月間とする動きが始まり、1988年以降、アメリカ大統領は毎年3月を女性史月間とする宣言を出している。日本では女性歴史月間のイベントはあまり行われていないが、駐日米軍が、横田基地で女性歴史月間のイベントを開催したことがある(女性史月間 - Wikipedia参照)
*3:岸内閣郵政相、池田内閣蔵相、佐藤内閣通産相、自民党政調会長(池田総裁時代)、幹事長(佐藤総裁時代)などを経て首相
*4:詳しくは児玉隆也『淋しき越山会の女王、他六編』(2001年、岩波現代文庫)など参照
*5:当時は今と違い中選挙区(自民党からも複数立候補)ですし、この時代は「まだ自民党も誕生してない(保守政党が複数存在した)」ので三木と福家が対立することになります。この選挙では福家は落選しています。
*6:選挙に弱く、自民党公認候補として6回の落選は、史上最多記録である。「朝鮮総連の金炳植副議長」や「美濃部亮吉都知事」と知己があり、1971年の美濃部都知事の中国、北朝鮮訪問の際に、保利茂自民党幹事長が周恩来宛の書簡(いわゆる「保利書簡」)を美濃部に託すにあたって、美濃部への工作を行うなど、自民党内で「異色の存在」として知られた。自民党国対副委員長、池田内閣運輸政務次官など歴任(福家俊一 - Wikipedia参照)。
*8:第二次安倍内閣男女共同参画等担当相、第四次安倍内閣法相など歴任
*9:悪意で見れば「民主党政権の大臣メッセージは乗せたくない」、善意(?)で見れば「全部乗せるのは限界があるので昔の物は削除した」ということですね。
*12:NPO法人ほっとプラス理事、反貧困ネットワーク埼玉代表、ブラック企業対策プロジェクト共同代表。著書『下流老人』(2015年、朝日新書)、『知りたい! ソーシャルワーカーの仕事』(共著、2015年、岩波ブックレット)、『貧困世代:社会の監獄に閉じ込められた若者たち』(2016年、講談社現代新書)、『中高年ひきこもり』(2019年、扶桑社新書)、『棄民世代:政府に見捨てられた氷河期世代が日本を滅ぼす』(2020年、SB新書)など(藤田孝典 - Wikipedia参照)。