今日の産経ニュース(2021年11/25~28日分)

歌手の鬼束ちひろ容疑者を逮捕 救急車を蹴った疑い - 産経ニュース
 「逮捕容疑が概ね事実」という前提で書いていますが、逮捕はされないとしても週刊誌やワイドショーで批判される可能性を考えたら普通こういうことはしないでしょうに、と唖然とします。さすがに沢尻エリカは、ショーケンの正統的な後継者かもしれない - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)が取り上げた連中ほどにはやばくはないのでしょうが。


政府「特定技能2号」拡大検討 在留期限なし - 産経ニュース
自民で「事実上の移民」と反発も 外国人労働者拡大 - 産経ニュース
 「櫻井よしこなどのような排外主義者」と思われたくないのですが、やはりこういう安直な対応には反対ですね。
 「外国人労働者受け入れ」はそれなりの制度設計が必要でしょう。「安い労働力がほしい(財界の要望)」程度で安易に受け入れ拡大すべきではない。しかしこれも経済のほうが政治よりよっぽど現実(実状)に正直だ - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)の一例ではあるでしょう。

◆移民を増やしたら中国人が日本の乗っ取りを(櫻井よしこなど極右)

は無視され

◆安い労働力がほしい(財界)

の方が今回「採用される見込み」のわけです。そもそも今回の「受け入れ拡大」につながる動きの最初は「安倍政権の入管法改定」のわけですが。


谷垣禎一氏が歩く姿披露 事故で重傷、公の場で初 - 産経ニュース
 以前も書きましたが「自転車という事故が危惧されるスポーツ」で「その危惧通り、重傷を負ったあげく政界引退」つうのは「政治家としてだめすぎ」でしょう。


汚職事件の格納庫舞台に 山口元議員逮捕「転売すればもうかる」 - 産経ニュース
 「福田、麻生内閣文科副大臣を務めた元自民党参院議員」が、政界をすでに引退(1998~2010年まで2期12年、参院議員)したとはいえ「元政治家としての人脈を利用した贈収賄の共犯」などならともかく「私的な業務上横領」とは逮捕容疑が事実ならばずいぶんと「経済的に詰まっていたのか」つう気はします。
 ちなみに山内氏と言えば

山内俊夫 - Wikipedia
 2015年、朝鮮総連本部ビル売却問題で、朝鮮総連と競売先のマルナカホールディングスの仲介役を務めた。山内が経営する不動産会社が本部ビル売却後も朝鮮総連が入居し続けられるように、マルナカと転売先企業であるグリーンフォーリストの双方に働きかけ1月28日に契約が行われた。山内は「朝鮮総連が継続使用できれば、日朝関係が進展して国益にもかなうとの思いからだ。朝鮮総連の意向を直接受けたわけではない」と説明した。

という話で名前が出たことがあります。ということで「逮捕容疑の真偽はともかく」、今回の逮捕は疑えば「公安による嫌がらせ」つう可能性も「ないわけではない」でしょう。


共闘見通せない共産、結党100年目前に三重苦も - 産経ニュース
 産経らしい反共記事で吹き出しました(ちなみに三重苦とは「党員数の減少」「赤旗部数の減少」、あと一つはよくわかりません)。
 しかし「赤旗部数と党員数の減少で、収入が減少し、経営は楽ではない」て「フジテレビから背任まがいの支援を受けてる、破綻企業の産経に言われたくないわ」ですね。

 元参院議員で党政策委員長を務めた筆坂秀世氏は「かつては供託金を没収される覚悟で全候補者を自前で擁立していたが、今は無駄金を使う余裕がなくなった。野党共闘でしか党が生き残る道がないのだろう」と解説する。

て「右翼活動家に転落した」筆坂もどうしようもないですね。「ミニ野党とはいえ、それなりの経済基盤がある共産党ですら、供託金没収が苦しい*1のでは、共産よりも経済基盤の弱いとみられる政党(れいわ新撰組等)は、もっと苦しいだろう。欧米は日本ほど供託金は高くない。安くすべきだ。高すぎる供託金は立候補の自由を侵害している」とはもはや言う気はないようです。党員時代はそのように主張したのに。
 まあ、それはともかく、共産党の現状が楽だとは思いませんが「比例で400万票とってること」は決して軽い話ではない。いずれにせよ支持者として、何とか今の厳しい現状から巻き返してほしいところです。


志位氏「自公追い詰めた」 野党共闘を総括 - 産経ニュース
 今回の衆院選結果はともかく、それ以前については「参院広島補選や横浜市長選での野党共闘勝利など→菅の首相辞任」など、「自公を追い詰めた」といっていいでしょう。だからこそ「今回の衆院選結果」が野党共闘支持者にとって悪い意味で「予想外で衝撃的であった」といえます。勿論、今回の敗戦から教訓を得、次につなげる必要はあります。ただしそれは「野党共闘の問題点、欠点を是正し向上する」つう話であって「反共労組・連合」のいうような「野党共闘否定」ではないでしょう。


共産・市田氏が政界引退へ - 産経ニュース
 残念ではありますがまずは「ご苦労様でした」とねぎらいの言葉をかけたい。


維新・松井代表の続投決定 代表選の実施見送り - 産経ニュース
 松井に代わる人間がいないということなんですかね(勿論、松井が役職に固執して辞めたがらないという面もあるでしょうが)。そういう意味ではアンチ維新の「俺の願望込み」ですが、「何らかの理由」で松井が辞めたときは意外と急速に維新も衰退するかもしれない。


離島奪還作戦を報道公開 自衛隊種子島で統合演習 - 産経ニュース
 やれやれですね。離島なんかどこの国が侵攻するというのか。「近隣海域で石油が出る」とでもいうならまだしも。


国民民主、衆院選を総括 共産と一線画す路線奏功 - 産経ニュース
 議席数では共産党より上とはいえ、それは「小選挙区での議席獲得」によるもので、「比例得票数」では「共産>国民民主≒れいわ」なのだから、「個々の政治家(小選挙区)」への支持に過ぎず、国民民主の路線によるものとは言いがたい。とても「路線成功」とはいえないでしょう。
 それを国民民主もわかってるからこそ維新にすり寄るわけです。


共産・志位氏「『公明』の看板降ろした方がよい」 - 産経ニュース
「国交相進退に発展せず」 公明幹部、演説会現金問題 - 産経ニュース
 「現役の国交相公選法違反(当選無効の可能性もある)」とは重大な疑惑であり徹底追及されてしかるべきです。現時点ではマスコミの動きが鈍いことにはいつもながらげんなりしますが。
 そして「日歯連疑惑の橋本元首相、野中元官房長官、青木元官房長官」「モリカケ、桜の安倍首相(当時)」など「自公政権下での疑惑政治家」をずっとかばってきたので、予想の範囲内ですが「問題解明」もせずに、「国交相は知らないといっている。彼を信じる」「大臣や議員を引責辞任の必要はない」とかばうとはいつもながら公明のでたらめさには呆れます。


【阿比留瑠比の極言御免】放置するとゆがめられる歴史 - 産経ニュース
 南京事件否定論河野談話否定論などで「歴史をゆがめようとする産経」がよくもいったもんです(呆)。

*1:まあ、全選挙区に立てない理由はそれだけではなく、勿論「定数1の小選挙区において候補分散で自民を利したくない(実際、『共産党の党員、後援会員』『他野党の党員、後援会員』などから『野党は候補者を一本化してくれ』という要求もある)」という要素もありますが、そこを無視するのはさすが「右翼活動家に転落した」筆坂です(小選挙区でなければ正直、野党共闘はしてなかったでしょう)。勿論褒めていません。むしろ軽蔑しています。つうか産経ら右翼だって内心では筆坂のことは馬鹿にしてるでしょうし、そんなことは筆坂もわかってるだろうに哀れな男です。当初は、「れいわ新撰組の山本」のように「社民左派ぶる」つもりだったようですが「山本ほどの才覚も人気も人望もなく」、意地もプライドもなかったので今のように右翼転落するわけです。