珍右翼・高世仁に突っ込む(2021年12/20日分)(副題:今日も高世に悪口する)

飯塚繁雄さんの死去によせて - 高世仁の「諸悪莫作」日記
 飯塚の死については俺も大筋ではけっきょくのところ「巣食う会」にものを言えない人だった(拉致被害者家族会前代表飯塚繁雄氏の死によせて) - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)と同意見なので特に付け加えることはありません。
 もちろん「救う会、家族会の幇間太鼓持ち」でしかない高世がそんな「救う会、家族会や飯塚への批判」は書かないで「救う会、家族会」と似たり寄ったりの「くだらないお涙頂戴」に走ってることは言うまでもありません。


ふざけんな!この10年のウミを出せ - 高世仁の「諸悪莫作」日記
 「安倍政権誕生から10年」でその「およそ2/3の期間が安倍政権」かと思うと改めて屈辱を感じます。

 19日のTBS「サンデーモーニング」でいくつか「なるほど」と思ったコメントがあった。
 「1週間の振り返り」の14日。
 日米台の議員*1などが参加し、インド太平洋地域に関するオンラインのシンポジウムがおこなわれた。安倍元首相が中国を念頭に「圧力に屈しない」とし、さらに日米など志を同じくする国々は台湾が関係する国際機関に参加することができるようにすべきだ*2と語った。中国政府は、「身勝手な台湾独立勢力*3を支持するのは間違っている」と反発した。
 これに田中優子さん(前法政大総長)が以下のコメント。
 《私は台湾の成立事情*4からみて、中国がいつまでも台湾は中国の一部だと言い続けるのは無理があるだろうとは思っています。しかし、「台湾有事」という言葉が出てくるように、これは非常に大きな火種になる。つまり、中国とアメリカの戦争を誘い出してしまうようなテーマでもあるわけです。
 ですから、(ボーガス注:台湾独立を支持する立場に立つとしても)ほんとうにもっと慎重に、裏の方から、徐々に、っていうんでしょうか、少しづつ少しづつ進めていかなければならない問題だと思うんです。これ(安倍氏の発言)は、あまりにもあからさまで危険な気がします。私が心配するのは、沖縄なんです。沖縄県というのは、ほんとに台湾から近いところまでいろいろな島が続いているわけで、そこが戦場になるということを想像しただけで非常に懸念しますし恐ろしいことだと思います。》

・首相時代にはこんな反中国言動は封印し、それどころか、李克強首相の北海道訪問に『異例の同行』までしていた安倍が首相を辞めたら無責任にこれです。心底呆れます。
・田中氏は

田中優子 - Wikipedia参照
◆『江戸の想像力』(1992年、ちくま学芸文庫)
◆『江戸の恋』(2002年、集英社新書
◆『江戸を歩く』(2005年、集英社新書
◆『未来のための江戸学』(2009年、小学館101新書)
◆『春画のからくり』(2009年、ちくま文庫
◆『江戸っ子はなぜ宵越しの銭を持たないのか?:落語でひもとくニッポンのしきたり』(2010年、小学館101新書)
◆『江戸百夢:近世図像学の楽しみ』(2010年、ちくま文庫)
◆『グローバリゼーションの中の江戸』(2012年、岩波ジュニア新書)
◆『張形と江戸女』(2013年、ちくま文庫)
◆『カムイ伝講義』(2014年、ちくま文庫)
◆『芸者と遊び:日本的サロン文化の盛衰』(2016年、角川ソフィア文庫
◆『遊廓と日本人』(2021年、講談社現代新書

と言う著書がある御仁(江戸研究者)であり「日中関係史」「国際政治」などの専門家ではなくコメンテーターとして適切とは思いませんが「安倍らはやり方が乱暴だ」という批判は全く同感です。

 私も「一つの中国」は無理で、台湾は独立した国家と認められ、国際機関にも正式に迎えられるべきだと思う。しかし、いったん国際常識になってしまった「一つの中国」原則をどう変えていったらいいのか。実際の外交では「慎重に、裏の方から、徐々に」進めよ、に賛成する。
 それにしても、田中優子さんが、台湾は中国の一部ではないと言ったことには、時代の流れを感じた。

 「台湾独立支持」らしい「反中国の右翼分子」高世はそういうことにしたいのでしょうが、「単に田中氏がそういう価値観」にすぎないでしょう。
 かつ、TBSも彼女をコメンテーターとして呼んでるのは「江戸文化研究者」として呼んでるわけです。「中台問題専門家」としてではない。
 しかし「慎重に、裏の方から、徐々に」と台湾問題では「ある程度まともなこと」を言う高世(さすがに今すぐ「台湾独立支持」で「『一つの中国』全否定」など主張しない)が北朝鮮拉致問題では「救う会や家族会の無茶苦茶な主張(特定失踪者は北朝鮮拉致、即時一括全員帰国以外認めない、経済支援とのバーター取引を認めない)」を全面支持。高世のでたらめさには心底呆れます。

 次に15日。国交省建設工事の建設受注統計の書き換えが発覚した。
 これに田中秀征さん*5福山大学客員教授)がコメント。
 《ぼくは25年前、(ボーガス注:橋本内閣経済企画庁長官という)経済統計を統括するような立場にいた。そのころは日本の統計数字に対して大変な誇りを感じていました。正確さ、公正さ。日本国内だけじゃなくて外国からも日本の統計数字というのは、一目も二目もおかれていたんです。
 こういうこと(統計書き換え)が起きるようになったのは、(ボーガス注:2012年12月の安倍政権誕生以降の)この10年ですね。3,4年前に「勤務統計」という不正事件がありましたね。2年ぐらいしたら、今回のこの書き換え事件なわけですよ。日本が出す数字に対して、信用されないというのが一番恐れることで、他国について文句言えなくなるんですね。残念でしょうがないですね。》
 この10年の日本の底知れぬモラル崩壊を象徴するのが森友文書改ざん問題だ。
 私も政府に言いたい。ふざけんな!

 どう見ても「統計不正(過去の厚労省、そして今回の国交省)」は「官僚の個人的犯行」ではなく「モリカケ、桜同様」に「安倍(当時、首相)の命令による犯行」でしょう。安倍が未だに「安倍派ボス」として「でかい面」をすることを許す「自民党執行部」「自民党支持層」には怒りを禁じ得ませんが、それはさておき。
 「私は高世に言いたい、ふざけんな!」。
 「モラル崩壊」というなら未だに救う会、家族会が垂れ流す「特定失踪者デマ(国内で40人以上も特定失踪者が発見されほとんどが自発的失踪)」は「モラル崩壊」ではないのか。
 救う会、家族会の下劣な「田中均氏や蓮池透氏に対する個人攻撃」は「モラル崩壊」ではないのか。そうした救う会、家族会の愚行を容認し、高世がずっと「救う会や家族会の太鼓持ち幇間を続けてきたこと」は「モラル崩壊」ではないのか。
 偉そうに政府批判する前に、そういうことであるなら、小泉元首相、田中均氏、蓮池透氏らに陳謝する用意くらいはあるんだろうな - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)が批判するように自らの過去の「愚行」「モラル崩壊」をわびたらどうなのか。 

*1:有志の議員、つまり「反中国、台湾ロビーの議員」に過ぎず、(安倍のように、与党議員の場合でも)政府代表でも与党代表でも無いことに注意。

*2:『日本など多くの国が中国との国交樹立の前提とする「一つの中国」との整合性はどうなってるのか、その主張は事実上、台湾独立論ではないのか』と批判されたら安倍はどう答える気なのか?。

*3:蔡英文政権のこと

*4:田中氏の言う「成立事情」云々の意味が分かりません。「清朝から日本が割譲を受け、日本の敗戦で蒋介石中国に返還された」「台湾を長年統治した蒋介石は当初大陸反攻を考えていた(その影響で、長年、台湾には『台湾省(後に実態に合わせて廃止)』が設置された)」ということを考えれば成立事情(?)からはむしろ「台湾は中国の一部」と見る方が自然ではないのか。これが「実態が中国の一部とは言いづらい」つうなら理解できますが。

*5:新党さきがけ代表代行、細川内閣首相特別補佐、橋本内閣経済企画庁長官など歴任。著書『日本の連立政治』(1997年、岩波ブックレット)など(田中秀征 - Wikipedia参照)