リベラル21のアホさに心底呆れる(2022年3月16日分)(副題:小川洋の天皇崇拝右翼ぶりに呆れる、ほか)

リベラル21 「週刊金曜日」と共産党(阿部治平)
 以前、小生の別記事でも簡単に批判しましたが「自称党員」の「正体不明の謎の人物」に悪口雑言させてる時点で週刊金曜日記事は論外でしょう(まあ911陰謀論など掲載したあげく未だに公式にわびない時点で週刊金曜日は論外ですが。もはや俺は購入しないどころか読む気すらほとんどありません)。
 それを「俺の知る限りでは事実だと思う」とかばう阿部には心底呆れます。それにしてもまた共産党を「高齢化が進む」と悪口です。リベラル21の方こそ「寄稿者が阿部(1939年生まれ、今年で83歳)のような爺しかいない高齢集団」のくせによくもいったもんです。
 例えば共産党は山添拓氏(1984年生まれ、今年で38歳)のような「30代の若手」を党政策副委員長に登用している。
 あるいは「機関誌・前衛」は対談出演者や寄稿者として

新刊紹介:「前衛」2022年2月号(追記あり) - bogus-simotukareのブログ
安田菜津紀氏(1987年生まれ、今年で35歳)

新刊紹介:「前衛」2022年4月号 - bogus-simotukareのブログ
雨宮処凛氏(1975年生まれ、今年で47歳)

など「寄稿者が70歳以上の爺*1ばかり」のリベラル21に比べたらよほど若手登用(そして女性登用)に努めています。以前リベラル21に「何故前衛や経済のように若手登用に努めないで、いつも決まり切った高齢者が寄稿者なのですか?」と投稿したら「予想してはいました」が見事に掲載拒否です。「自分に都合の悪い投稿」を拒否して何が「リベラル」なのか。正直「やる気さえあれば」リベラル21は今の「決まり切った常連高齢者の寄稿」という現状を「変えられるはず」ですが変える気がないから呆れます。それで何が「私たちは護憲・軍縮・共生を掲げてネット上に市民メディア、リベラル21を創った」なのか。

 
リベラル21 皇室のリスク管理―その2(小川洋*2
 リベラル21のアホさに心底呆れる(2022年2月26日分)(副題:小川洋の天皇崇拝右翼ぶり&阿部治平の反共主義に呆れる) - bogus-simotukareのブログで批判した「天皇崇拝右翼」小川を批判します。
 しかし天皇崇拝と「私たちは護憲・軍縮・共生を掲げてネット上に市民メディア、リベラル21を創った」と何の関係があるのか。
 小川やリベラル21の脳内では「天皇崇拝すると護憲・軍縮・共生につながるのか」といったらそうではないでしょう。
 小川がサイトの建前を無視して好き勝手なことを書き、それをリベラル21が容認してるという馬鹿話です。

 秋篠宮家の悠仁親王(以下、親王)の高校進学が議論を呼んでいる。昨年暮れから週刊誌が、親王お茶の水女子大付属中から、試行的な「提携校進学制度」によって筑波大付属高校(以下、筑付)に進学するのでは、という報道を繰り返した。その論調は、極めて優秀な生徒にのみ入学が許される高校に不公正な方法で入ろうとしているのでは、というニュアンスだった。さらに一部では、筑付卒業後、やはり推薦制を利用して東京大学に進学する考えではとも観測されている
悠仁親王の進学をめぐる疑念
 筑付への親王の進学を巡ってはいくつかの疑問が呈されているが、次の二点に絞られよう。第一に、老朽化が目立っていた校舎の本格的な改修工事が、親王の進学に合わせるように進められたことである。数年前から、なぜか寄付金が大幅に増え、改修工事費用が捻出できたらしい。宮家が表面に出ない方法で寄付金を提供しつつ、親王の受け入れを内々に求めたのではないかという疑いである。
 第二に、提携校制度で進学するには成績優秀であることが条件であるが、親王は本当に優秀なのかという疑問である。

 これを「事実なら不正、お手盛りではないか」と小川が批判するのはいい。
 しかし

 今回の問題は当事者の真意はともかく、親王が学歴競争に不公正な手段を用いて加わっている、と見なされる事態が生まれていることだ。宮内庁秋篠宮家にはリスク管理が必要となっているのだが、まったく対応できていない。皇族の一部や宮内庁が、将来の天皇となる方は、いわゆる難関校、難関大学を卒業することによって国民からの尊崇の念を得られるとでも考えているとすれば、甚だしい思い違いと言わざるをえない。皇室には世俗的価値を超越した存在であることが求められているからだ。

という文章で「小川の異常な天皇崇拝」が露呈します。
 まず第一に「リスク管理」とは何の意味なのか。不正行為があれば、あるいは「不正行為を疑われるような状況」があれば「するな」というだけの話であってリスク管理という話ではないでしょう。
 第二に皇族の一部や宮内庁が、将来の天皇となる方は、いわゆる難関校、難関大学を卒業することによって国民からの尊崇の念を得られるとでも考えているとすれば、甚だしい思い違い皇室には世俗的価値を超越した存在であることが求められているねえ。
 天皇崇拝右翼の小川らしいですが「不正行為をしてはいけない」のは当たり前の話であって、小川の言うような話ではない。

*1:リベラル21の場合寄稿者に「若手が少ない」とともに「女性も少ない」のが問題です。

*2:著書『なぜ公立高校はダメになったのか:教育崩壊の真実』(2000年、亜紀書房)、『消えゆく「限界大学」:私立大学定員割れの構造』(2016年、白水社)、『地方大学再生:生き残る大学の条件』(2019年、朝日新書)など