高世仁に突っ込む(2022年7/17日分)

"ただの付き合い"ではない統一教会と安倍元総理 - 高世仁のジャーナルな日々
 高世仁に突っ込む(2022年7/15日分) - bogus-simotukareのブログで取り上げた山谷えり子を当選させ、有田芳生を落選させよ(統一教会) - 高世仁のジャーナルな日々の続きです。
 ふと思ったのですが「安倍の死」は高世にとっては「ある意味都合が良かった」のではないか。
 「安倍が存命」だと高世の「今の安倍批判」は「家族会」の反発を確実に招き、「昔は家族会の太鼓持ちだった高世」にとって都合が悪いところ、「統一教会との癒着で暗殺」では家族会も安倍をかばいがたいからです。

 銃声で浮かぶ蜜月、政と宗(神奈川県 石井彰)
(朝日川柳 15日、16日より)

 実際今日の産経ニュースほか(2022年7/16日分)(副題:安倍暗殺続報など、そして今日もkojitakenに悪口する) - bogus-simotukareのブログで触れましたが

安倍暗殺後のあるワイドショーでの「元・統一教会信者」発言
ともの on Twitter: "「統一教会という名前から家庭連合に名前が変わる時にイベントがあった。安倍さんから祝電がきていたのを私も見て国のお墨付きを得られているんだなすごいなと。その時の政権を握っているトップが祝電を送ってきてるわけで、ということは政治家や警察にSOSを出してもきっと動いてくれないだろうと」 https://t.co/k6o8dEhuIb" / Twitter

なんてのは今も安倍が存命だとして流せたのか。確かに「銃声で浮かぶ蜜月、政と宗」でしょう。
 そして(勿論、他にも安倍と統一教会の蜜月を示す証拠はありますが)上記「元信者発言」だけでもまさに"ただの付き合い"ではない統一教会と安倍元総理(今回の高世記事のタイトル)であることは明白です。

 連日いろんな番組に出て、安倍氏統一教会(通称)の関係を打ち消そうとする田崎史郎*1。今朝の「ウエークアップ」でも。
「政治家は1票1票を積み重ねていかないと選挙で当選できない。だから誰かに頼まれると、ちょっとビデオメッセージなら出すだろう。」

 「田崎がクズなのは当然の前提」として、田崎を出さなければいいのだから、テレビ局の問題でしょう。
 それにしても「ビデオメッセージの何が悪い(田崎)」。高世も田崎に対して呆れていますが、田崎と言い、田崎を活用するテレビ局と言い「気が狂ってる」としか言い様がない。
 「票のためなら何でも許される」わけではないし、そもそも「安倍」に限れば「祖父・岸元首相、父・晋太郎*2元幹事長」の築いた地盤で「統一教会などと言う邪教の票」などなくても当選できるでしょう。自民にしても一般的な「業界票(農協、漁協、商工会など)」「団体票」「一般的な宗教票(各種仏教団体など)」ならまだしも「統一教会」ほどやばい連中の票など必要なのか。
 なお、田崎はこれでもまだましな方で、高世に寄れば、

 安倍氏統一教会系団体*3「天宙平和連合(UPF)」にビデオメッセージを送ったことに抗議した弁護士たちの方が容疑者の憎しみを煽ったと・・・。

ということで池田信夫*4に至っては「(「紀藤弁護士霊感商法弁護団」や赤旗などの)統一教会問題での安倍批判が暗殺を助長した」と言いだしてるそうだから唖然ですね。
 政治家の不正を批判するのは当たり前の話です。ましてやそれが「官房長官」「首相」という大物政治家ならなおさらです。「紀藤氏ら弁護団」も赤旗も何も「安倍の暗殺」などそそのかしていない。
 そもそも「安倍の祝電やビデオメッセージ」は「統一教会内部では広く知られていた」でしょうから、「母が信者なので統一教会に恐らくコネ(人脈)がある」山上容疑者は「赤旗などの批判」がなくてもその事実を知ったでしょうし、そのことで安倍への恨みを深めたでしょう。
 そもそもこの池田の暴論なら政治家批判は一切できなくなるでしょう。抽象的な意味なら「批判が暗殺などのテロを助長する可能性」は否定できないからです。
 この池田の暴論なら、例えば「救う会、家族会の野中広務*5社民党への批判」も「刀剣友の会建国義勇軍)の野中氏や社民党へのテロ(銃弾を送りつけるなどの恫喝)を助長した」ことになるでしょう。
 しかし池田はそんなことは言わない。単に「安倍(あるいは自民)支持者」として、安倍擁護したいだけだからです。
 なお、「刀剣友の会救う会地方幹部」だったことを考えれば、救う会、家族会は【1】友の会のテロを批判した上で、【2】「救う会内部から馬鹿者を出して済みません」などと野中氏らに謝罪すべきでした(彼らは下劣にもテロ批判も謝罪もしませんでしたが)。
 それにしても「野中氏や社民党へのテロ(2002~2003年)」「加藤紘一*6宅放火(2006年)」といった過去の「政治家へのテロ」の時には「民主主義の危機」などとはろくに騒がなかったマスコミが今回大騒ぎなのには心底呆れます。 
 そもそも被害者が左派政党・社民や、『野中、加藤といういわゆる自民党リベラル派』という『安倍らウヨが敵視する政治家』だからか、マスコミや政府、自民党(勿論、安倍を含む)が過去のこれらの政治テロに対して、厳しい態度を取ってこなかったことも「今回の事件を助長してる」のではないのか。

*1:時事通信政治部次長、編集局次長、解説委員長など歴任。駿河台大学客員教授。著書『竹下派死闘の七十日』(2000年、文春文庫)、『安倍官邸の正体』(2014年、講談社現代新書)など

*2:三木内閣農林相、福田内閣官房長官自民党政調会長(大平総裁時代)、鈴木内閣通産相、中曽根内閣外相、自民党幹事長(竹下総裁時代)など歴任

*3:「系列団体」というよりは「暴力団フロント企業」「ダミー組織」のような存在でしょうが。

*4:アゴラ運営者。国際大学教授。著書『電波利権』(2006年、新潮新書)、『過剰と破壊の経済学』(2007年、アスキー新書)、『ハイエク』(2008年、PHP新書)、『使える経済書100冊』(2010年、NHK生活人新書)、『古典で読み解く現代経済』(2011年、PHPビジネス新書)、『原発「危険神話」の崩壊』(2012年、PHP新書)、『朝日新聞 世紀の大誤報慰安婦問題の深層』(2014年、アスペクト)、『戦後リベラルの終焉:なぜ左翼は社会を変えられなかったのか』(2015年、PHP新書)、『「強すぎる自民党」の病理:老人支配と日本型ポピュリズム』(2016年、PHP新書)など

*5:村山内閣自治相・国家公安委員長小渕内閣官房長官自民党幹事長(森総裁時代)など歴任

*6:中曽根内閣防衛庁長官、宮沢内閣官房長官自民党政調会長(河野総裁時代)、幹事長(橋本総裁時代)など歴任