今日の中国ニュース(2022年8月4日分)(副題:ペロシの訪台に呆れる)

◆コメント欄の指摘に関して:週刊モーニングをコンビニでほとんど見ない気がする
 コンビニも店(立地条件:オフィス街、学生街、住宅街など)に寄りますし、そもそも最近のコンビニの多くは「雑誌コーナーに重きを置いてない」「食品や日用雑貨に力を入れてる」気もしますが、モーニングも「万人受けするヒット作*1」がなくて売れてない(だから置くコンビニが昔より減ってる)気がしますね。コメント欄で指摘がある「島耕作(1983年から連載)」ももはや惰性で続けてるに過ぎないでしょう。何せ「相談役(社長、会長は既に退任)」ですからね(苦笑)。今はともかく「昔はモーニングの売り上げに貢献したヒット作」なので弘兼から「辞める」といわない限り続けざるを得ないのでしょう。


<独自>中国のEEZ落下弾は日本攻撃を想定 台湾当局が分析、与那国島など目標 - 産経ニュース
 反中国色を強める蔡英文政権らしいですが、勿論中国は日本攻撃など考えてないでしょう。


中国 “軍事演習区域に日本のEEZ含まれる見解は存在しない” | NHK | 中国・台湾
 「中国の主張する領海、EEZの立場では落下場所は日本のEEZではない」ということのようです。であるのなら中国なりに「一定の配慮」をした可能性もあるかもしれない。


日中外相会談取りやめへ 中国の軍事演習 G7外相の懸念が理由 | NHK | 中国
 米欧追随の岸田政権に怒り心頭の中国|コラム|21世紀の日本と国際社会 浅井基文のページも指摘するように「台湾問題>日中外相会談」ということでしょう。ペロシ蔡英文に同調するかのような態度の上に「反中国・安倍」の国葬を計画するような岸田政権では「今、外相会談しても得られる成果は少ない」という判断があったのでしょう。


浅井基文ブログ「中国军队绝不会坐视不管」:ペロシ下院議長訪台問題(続)
 「軍事演習していい」とまではいいませんが浅井記事も指摘するように、中国は「中国軍はペロシ訪台を座視しない」と事前アナウンスしていたので、今回の演習は「予想の範囲内」ではあります。
 むしろ「さすがに実害が出るようなことはやりづらい(例:ペロシの乗った飛行機の撃墜)」とはいえ、「演習止まり」であることは一定の配慮がされたとも言える(これについてはペロシ訪台と中国の対応|コラム|21世紀の日本と国際社会 浅井基文のページ参照)。
 台湾の独立宣言を阻止するために、台湾独立宣言を画策している疑いのある「蔡英文ペロシ」に面子を潰されたままでいるわけにはいかない。
 そこで「独立宣言すればただではおかないアピール」を軍事演習で行うが、「全面戦争」のような事態は望んでないわけです。


アメリカ・中国、長い覇権争いの始まり: 日本経済新聞
 アンチ中国(経済新聞なのに!)の日経らしいですが中国は「米国と覇権争い」などする気はないでしょう。そんな力はまだないことは中国も自覚している。とはいえ中国にも「中国にとっての国益上、譲れない話(譲るべきかどうかはひとまず置きます)」がある。
 そうした問題(例:台湾問題)では米国相手でも譲らないと言うだけの話です。それは是非はともかく覇権争いではない。
 むしろ中国は「覇権争い」などする気はないのに「大国となった中国」に対して米国側が「(反共主義も影響して)そのように決めつけて」中国攻撃を仕掛けてるように思いますね。ペロシの訪台もそう理解すべきかと思います。


<社説>米下院議長の訪台 これ以上波風を立てるな - 琉球新報デジタル|沖縄のニュース速報・情報サイト
 沖縄からすれば台湾有事を口実に米軍強化が進められているので「台湾有事云々言ってるがそれを煽ってるのは米国自身じゃないか!」「そのあげくが基地強化か、ふざけんな!」というこうした反発は当然出てくるでしょう。なお、この記事についたはてブの一部(ネトウヨ)が琉球新報を「中国の手先」呼ばわりして罵倒するのはいつものことです。


米下院議長の訪台 「民主主義」の連帯示した - 産経ニュース
 「台湾独立論に肩入れしている」と疑われる行為をすることの何が「民主主義」なのか?
 というか「中国という分かりやすい敵」をつくって支持を得ようとする蔡英文ペロシの行為はむしろ「悪しきポピュリズム=反民主主義」だと思いますね。
 「維新の公務員叩き」みたいなもんです。

*1:まあ、週刊少年ジャンプ鬼滅の刃』など一部を除けばそもそも「誰でも知ってるヒット作」自体があまり出てないとは思いますが。