珍右翼・高世仁に悪口する(2023年1/24日分)(副題:具体性皆無の高世の『姜尚中氏非難』に呆れる)

アフガンの麻薬とタリバン② - 高世仁のジャーナルな日々

 最近、姜尚中*1のコメントが支離滅裂で辟易させられる*2なか、彼女のメリハリのきいたコメントに拍手したい。

これじゃあ「ジャーナリスト」でなくて「反北朝鮮活動家」だ - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)2012.2.27
このようなことをプロのジャーナリストが発言するのはさすがに驚かされる - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)2015.12.4
そういう例を出すのなら、拉致問題だってやっぱり金(対価)次第じゃないか - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)2018.11.15
けっきょく「横田めぐみ拉致問題における安明進証言」などというものにのっかったのが、高世仁が会社をこかした淵源(の少なくとも1つ)ではないか - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)2021.5.25
高世仁の幼稚なデマ自慢を平然と垂れ流すNHKの馬鹿さとクズぶりに本気であきれ返る - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)2022.1.11
自分に都合の悪いことを他人などのせいにしているあたりが、高世仁が会社の経営に失敗した遠因でもあったのだろう(福島香織の独立の失敗もあまりにひどい) - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)2022.5.9

という「支離滅裂で辟易させられる」高世が「自分を棚上げして」良くも言ったもんですが、それはさておき。
 おいおいですね。
 彼女(渡部カンコロンゴ清花 - Wikipedia氏)のコメントを評価するにおいて姜氏に悪口する必要は何処にも無い。
 また、姜氏を批判するなら、高世が「彼女の具体的なコメント(岸田の軍拡路線批判)」を紹介した上で具体的な評価を加えたように、具体的なコメントを引用した上で、何がどう問題かきちんと指摘すべきでしょう。
 何故高世はそうしないのか?
 姜氏が『日朝関係の克服:なぜ国交正常化交渉が必要なのか』(2003年、集英社新書)と言う著書があり、「2003年当時から日朝国交正常化を主張したこと」を考えれば「2003年当時(そして今もか?)、日朝国交正常化に否定的だった高世」が不当に姜氏を敵視し、いわれのない非難を加えている(だから姜氏について高世は具体的指摘をできない)と疑われても文句は言えないでしょう。
 ちなみに2003年には以下の出来事がありました。赤字が朝鮮半島関係です。

2003年 - Wikipedia2003年の日本 - Wikipedia
◆1月10日
 北朝鮮核拡散防止条約(NPT)脱退を宣言

◆3月19日
 米国、英国によるイラク戦争開戦
◆6月6日
 盧武鉉韓国大統領が訪日

◆9月21日
 自民党幹事長に安倍晋三が就任
◆11月23日
 グルジアでシェワルナゼ大統領が辞任(バラ革命)
◆11月29日
 イラク北部で日本大使館の公用車が襲撃され、日本人外交官2人とイラク人運転手が死亡(イラク日本人外交官射殺事件)
◆12月13日
 米軍がフセインイラク大統領を拘束

*1:熊本県出身。東京大学名誉教授。熊本県立劇場館長。学校法人鎮西学院長崎県)学院長。著書『マックス・ウェーバーと近代』(2003年、岩波現代文庫)、『オリエンタリズムの彼方へ』(2004年、岩波現代文庫)、『反ナショナリズム』(2005年、講談社+α文庫)、『姜尚中政治学入門』(2006年、集英社新書)、『姜尚中と読む夏目漱石』(2016年、岩波ジュニア新書)、『朝鮮半島と日本の未来』(2020年、集英社新書)など(姜尚中 - Wikipedia参照)

*2:「その活動」をどう評価するにせよ、とにもかくにも姜氏が様々な活動をしているのに対し、「彼に悪口する」高世がジンネット倒産後「事実上無職(ジャーナリストの活動はゼロ)」なのは実に滑稽です。