今日の産経ニュースほか(2023年1/26、27日分)

少子化対策で「N分N乗」 多子世帯減税で自・維・国が共同歩調 | 毎日新聞
 今日のTBSラジオ森本毅郎スタンバイ」でも指摘がありましたが「偶然にしてはあまりにもできすぎ(N分N乗はそれほど一般には知られてない)」なので「N分N乗質問について示し合わせていた」のではないか。この森本氏や俺の邪推が正しいなら「前から分かってること」ですが、やはり「維新や国民民主」は「自民補完勢力」でしかありません。いい加減立民も維新へのすり寄りは辞めたらどうなのか。
 なお、「示し合わせ」には腹が立ちますが一方で「N分N乗(フランスがやってるらしい)」が制度として良いのなら導入に反対はしません*1(無知な俺は現時点では判断保留ですが)。
 今日の「スタンバイ」が【1】「偶然とは思えない質問の一致」で「何ちゃって野党」であることをまた露呈した維新や国民民主への批判、【2】茂木幹事長が国会質問で「導入を主張した」のに対し岸田首相が「乗り気ではない発言」をし「茂木が、岸田に相談もなく政策通アピール、ポスト岸田アピールしたくて勝手に暴走したのか(それに対して岸田も内心ではぶち切れてるのか)」「岸田政権も終わりが近づいてるのか」という見方が与野党内に出ていることなど「政局話*2」ばかりして「N分N乗の是非」について論じてなかったのは残念です。確かに「複雑な話」であり、短時間で説明できる話でもないのですが。


【再考・犯罪被害者】「どうして過失なの」飲酒の影響認められず 娘失った母親の5年半 - 産経ニュース
 「飲酒運転への厳罰」は常識人には有効でも「アルコール依存症者(アル中)」には効果がない点が辛いところです。厳罰と同時並行で「アル中撲滅」をするしかないでしょう。

 「飲酒運転は殺人と同じ」と法廷で訴え続けた

 気持ちは分かります*3が法的には「同じではない」ので無意味な主張です。「飲酒運転」から「いわゆる未必の故意」を認めるわけにもいかないでしょう。


「子連れ別居を助言」は違法 元妻と弁護士2人、2審も敗訴 - 産経ニュース
 正確には「子連れ=父親に親権があるので違法な連れだし」ということですね。被告側は「連れだしは正当性があった(児童虐待からの避難か?。)」というし、

 一方で「男性の支配的姿勢が元妻を別居に追い込んだ面がある」との判断も維持し、控訴審で男性側が求めた賠償の増額請求を退けた。

として被告(元妻)に賠償を命じた判決ですらも元夫に問題点があったことは認めてますので、この記事だけでは何とも判断できませんが。


再び「同性婚気持ち悪い」 愛知県議がSNSに投稿 - 産経ニュース
 いったんは抗議したLGBT団体に「ツイッターの発言は間違っていた」「もう二度とこんなことはしない」と謝罪したのに「再び」とはそのバカさに心底呆れます。本心でどうであれ「ツイッターではそうした発言はしない」「そもそもツイッターをしない」程度のことが何でできないのか。


維新の岸野智康氏、衆院千葉5区補選に出馬表明 4月23日投開票 - 産経ニュース
 自民党王国千葉において当選の可能性は低いでしょう。
 何せ

同席した千葉維新の会代表の浦野靖人衆院議員(大阪15区)

ですからねえ。「何で千葉県連代表が大阪選出の政治家なの?。普通の千葉の政治家(地方首長、地方議員)だろ」ですが、維新批判派としては危惧すべき動きです。
 なお、

 立憲民主党が矢崎堅太郎元県議、国民民主党が岡野純子浦安市議、共産党は斉藤和子元衆院議員を擁立

として野党共闘が成立しなかったことは実に残念です(残念ながら自民党王国千葉では野党共闘不成立では自民の勝利の可能性が高いでしょう)。自民党にすり寄る国民民主には最初から期待していませんが、泉立民も「維新すり寄り路線」を取ってからは共産党との共闘に消極的なのだから呆れます。


大阪・豊能町長選に維新公認の上浦登氏が立候補表明 - 産経ニュース
 病気辞任するという現職が後継指名したわけではないようですが、1)現職は維新所属、2)上浦氏は生活福祉部長、保健福祉部長などを歴任なので「残念ながら」彼の勝利の可能性が高いのでしょうが、維新批判派の俺としては、何とか対立候補を擁立し、勝利して欲しいところではあります。せめて無投票投票(維新の不戦勝)だけはやめてほしい。


<独自>新型コロナ、5月8日に「5類」移行へ 今月27日に決定 - 産経ニュース
 今すぐ5類にしない辺り、岸田も内心では「不測の事態」を恐れてるのでしょう。


中核派活動拠点を捜索 広島県警と警視庁 住所偽り車の免許交付 - 産経ニュース
 中核派など好きではないですが、違法な別件捜査ではないのか。捜索令状を出す「警察、検察言いなり」の裁判所にも心底呆れます。


岸田首相、反撃能力「専守防衛逸脱しない」 - 産経ニュース
 デマも甚だしいですが、岸田も公然と専守防衛を否定できないわけです。つまりは「敵基地攻撃能力」が専守防衛に反することを強くアピールすることが必要です。

*1:とはいえ「N分N乗」に少子化対策の効果を認めるとしても、大軍拡で福祉破壊しながら、N分N乗などやったところで「焼け石に水」ですし、N分N乗はそれさえやれば「ワーキングプア」等、他の問題を放置しても少子化対策が解決する「打ち出の小槌」「万能薬」ではありませんが。本気で少子化対策を考えるなら軍拡など辞めるべきです。

*2:これはこれで「それなりに重要」ではありますが。

*3:特に過失致死ではなく傷害致死の場合