つまりは米国も「対中国貿易を犠牲にしてまで中国と全面対立する気はない」ということです。
上川陽子外相、尖閣沖の中国ブイ撤去に慎重 維新の要求に答弁 - 産経ニュース
極右・維新らしい反中国ぶりですが、「日中友好」を考慮し、さすがに応じない岸田自民です。おそらく安倍自民でも同じだったでしょうが。
なお「国政野党だから放言してるだけ」で「与党入りの可能性」が仮に出てくれば、維新は躊躇なくこうした「反中国」を封印するでしょう。
また岸田が安倍時代と比べれば「維新と距離を置いてる」ことでこうした言動をしているという面もあるでしょう。今が安倍政権だとして維新が果たしてこんな要求をしたかどうか。
リベラル21 中國・李克強前首相の死を惜しむ(田畑光永)
習主席に悪口するために「習氏と政治的に対立していた」とされる李元首相を持ち上げてるだけの駄文です。むしろ李氏に対して失礼と言うべきでしょう。
李克強前首相が死去(68)心臓発作で 中国 国営メディア | NHK | 訃報
「人生80年時代」においては「1955年生まれの李克強*1前首相の死去」は早死にです。
1955年生まれの人士と言えば
1955年 - Wikipedia
◆紙智子
日本共産党参院議員団長。日本共産党農林・漁民局長。
◆福島瑞穂
社民党党首。参院議員
◆保坂展人
世田谷区長
◆茂木敏充
自民党政調会長(谷垣、第二次安倍総裁時代)、第二次安倍内閣経産相、第四次安倍内閣経済財政担当相、第四次安倍、菅、岸田内閣外相等を経て自民党幹事長
などが現役政治家としていますし、中国政府首脳も「習近平*2国家主席、王毅*3中国共産党中央外事工作委員会弁公室主任(外相兼務)(1953年生まれ)」「王滬寧中国人民政治協商会議主席(中国共産党常務委員兼務)、蔡奇*4中国共産党中央弁公庁主任(中国共産党常務委員兼務)(1955年生まれ)」と李克強氏と同年配の方々が現役ですし
といった長老は今も存命ですし。
しかしこうなると彼の首相退任も「習氏に対する政治的敗北」ではなく「体調不良」だったのかもしれない。
リベラル21 中国、李国防相の解任ようやく公表(田畑光永)
現時点においてこの件で中国批判するとしたら「解任理由が明確でない(一部では解任理由として、前国防相の関与した防衛汚職の発覚が噂されているが、中国政府はその噂を肯定も否定もしない)のは秘密主義でよくない」程度のことしか言えないでしょうに、
習近平政権の動きはどこかギクシャクしている
とまるで習政権が政治的危機にあるかのように「根拠レス」で放言するアホの田畑です。
【主張】所信表明演説 安全保障をもっと語れ 所得減税の必然性がみえぬ - 産経ニュース
中国は台湾併吞をにらみ武力行使も辞さない構えだ。
中国の態度は「独立宣言すれば武力行使も辞さない」でありそうした物言いを疑う理由もないので言いがかりも甚だしい。
*1:中国共産主義青年団第一書記、河南省党委員会書記、遼寧省党委員会書記、第一副首相、首相(党中央政治局常務委員兼務)等を歴任
*2:福州市党委員会書記、福建省長、浙江省党委員会書記、上海市党委員会書記、国家副主席、党中央軍事委員会副主席、国家中央軍事委員会副主席等を経て国家主席、党総書記、国家中央軍事委員会主席、党中央軍事委員会主席
*3:駐日大使、中国共産党中央台湾工作弁公室主任(国務院台湾事務弁公室主任兼務)等を経て中国共産党中央外事工作委員会弁公室主任(外相兼務)
*4:台州市党委員会書記、杭州市長、浙江省副省長、北京市長、党委員会書記等を経て中国共産党中央弁公庁主任(中国共産党常務委員兼務)
*5:上海市長、第一副首相、首相(党中央政治局常務委員兼務)等を歴任
*6:中国共産主義青年団第一書記、貴州省党委員会書記、チベット自治区党委員会書記、国家主席、党総書記、国家中央軍事委員会主席、党中央軍事委員会主席等を歴任
*7:党中央弁公庁主任、副首相、首相(党中央政治局常務委員兼務)等を歴任