珍右翼・黒坂真に突っ込む(2024年7月30日分)

◆黒坂ツイート

黒坂真
 カクサン部長さん。日本共産党は、中朝露から日本が攻撃された時、自衛隊が負けて日本が中朝露に支配された方が良いと考えているのでしょうね。
◆カクサン部長
 日本が#イスラエルから武器を買うの?!#ガザで連日、学校や病院を攻撃し、市民を虐殺してる#自爆型ドローンを防衛省が購入対象に。#日本共産党 #山添拓参院議員に「入札から排除しない」と回答#政府はジェノサイドに手を貸すなこの声広げて欲しいッス!#しんぶん赤旗
“自爆”ドローン310機導入へ/ガザ虐殺加担 イスラエル製が選択肢/防衛省概算要求/購入すれば「死の商人」潤す

 「(共産は軍縮の立場からドローン購入それ自体に反対の立場だが)少なくともガザ攻撃のイスラエルからはドローンを買うな。それはイスラエルの無法を日本が容認しているとのメッセージになりかねない(イスラエル企業以外にもドローンメーカーはあり、そこから買えるはず)」(赤旗)が何で「北朝鮮、ロシア、中国」云々という話になるのか、黒坂の主張が意味不明です。というか「イスラエルから日本が武器を買うべきかどうか」黒坂が明言できないのはどういうことなのか。イスラエル擁護のために、話をすり替えてるつもりかもしれませんが、無茶苦茶すぎて、すり替えになっていません。

黒坂真
 山添拓議員は、中国共産党による台湾攻撃を大局的には社会進歩に貢献するとお考えではないですか。
◆山添拓*1
 日米共同軍事演習の一環として自衛隊と米軍が与那国島でわざわざ共同会見。「抑止力、対処力をいっそう強化」と、もはや慣用句のよう。軍備を拡張し日米一体化を進め抑止力を誇示すればするほど相手にも軍拡の口実を与え緊張関係を高める。外交不在の政治はあまりにも危うい
陸自、米軍「抑止力強化」 離島防衛訓練で幹部会見 | 共同通信

 山添ツイート「台湾問題について、日米は軍事対応で無くむしろ外交対応を」の是非*2はともかく、彼のツイのどこが「中国の台湾侵攻」を容認なのか。明らかなデマ中傷でしかない。

黒坂真
 山添拓議員は中朝露が日本を攻撃するなどありえず*3、日本が米帝国主義と共に中朝露を攻撃する*4と信じていますね。中朝露は日米軍事同盟、NATOを批判するので米帝国主義と戦う平和勢力であると日本共産党員は信じている。
◆山添拓
 岸田首相が来日中の米国務・国防長官と会談。アメリカの「核の傘」を含む拡大抑止について、「首相のリーダーシップのおかげで素晴らしいものになっている」と褒められたという。広島・長崎の8月を前に、核兵器を使う戦略について日米が関係強化を論じる。核廃絶と完全に逆行。
岸田首相「抑止力強化目指す」 米国務・国防長官と会談:時事ドットコム
 岸田文雄首相は29日、米国のブリンケン国務長官、オースティン国防長官と首相官邸で会談した。ブリンケン氏は「核の傘」提供を含む米国の拡大抑止に触れ、「首相のリーダーシップのおかげで素晴らしいものになっている」と強調。

 第一に山添氏は「日米の軍事協力」を批判していますが、黒坂の言うようなこと(朝中露は平和勢力)は一言も言っていません。
 第二に黒坂は、山添氏が批判する「核抑止」についてどう思うか語ったらどうなのか?。さすがに黒坂も「核抑止の何が悪い、非核三原則(持たず、作らず、持ち込ませず)など否定して構わない」等という度胸はないようですが。

*1:参院議員。共産党政策委員長

*2:勿論俺は是の立場ですが

*3:俺個人はそうした攻撃は「自衛隊在日米軍の反撃による中朝露のダメージが大きいのであり得ない」と見ています。

*4:俺個人はそうした攻撃は「中朝露の反撃による、日米のダメージが大きいのであり得ない」と見ています。