リベラル21 天皇のモンゴル訪問を中国はどう見たか(阿部治平)
反中国「阿部」の与太記事です。それにしても「共生」「軍縮」「護憲」をサイトテーマに掲げながら、支持が急速に伸びてるとされる「排外主義」「軍拡」「改憲」の「参政党」をまるで批判しないからリベラル21には心底呆れます(広原盛明が共産に悪口した記事リベラル21 東京都議選、共産党の「善戦・健闘」の〝まやかし総括〟、2025年東京都議選の結果を見て(3)、共産党はいま存亡の岐路に立っている(その62)が参院選について触れた唯一の記事)。「一体、あなたらは何処の国に住んでるのか?」「サイトテーマ「共生」「軍縮」「護憲」は嘘か?」「そんなに参院選に興味が無いのか?」となじりたくなる。
この点、澤藤統一郎の憲法日記 » 「自党ファースト」の参政党が、TBS『報道特集』に偏向報道攻撃。これは、排外主義批判報道の萎縮を狙った不当な選挙戦術ではないか。という参政党批判記事を転載したちきゅう座はリベラル21に比べればずっとまともです。
2013年7月、中国新聞ネットや文匯報などは、中国は2020年から40年間に失われた領土を取り戻す「6つの戦争」を行うとする記事を掲載した。これは、2025年までに台湾を併合する、30年にはベトナムなどをやっつけて南沙諸島をとる、35年から40年にはインドと戦ってヒマラヤ南麓のアルナチャル・プラデシを手に入れる、40年から45年までには尖閣諸島と沖縄を奪回し、50年までにモンゴルを併合し、60年までに帝政ロシアが清朝から奪った全領土*1を奪還する――というものである。
中国のメディアはすべて中共中央の統制下にあるから、これがなかば公式の領土奪還戦略だと考えても間違いではあるまい。
中国が自国領と主張してる「台湾」「南沙諸島」「尖閣諸島」(まあ、これらだって武力侵攻などしないでしょうが)ならともかく「沖縄(日本)」「外モンゴル」「沿海州(ロシア)」だの「中国が自国領とは主張してない土地」を何で中国が「武力侵攻する」と思えるんですかね。
仮に阿部の指摘(文匯報等の勇ましい報道)が事実として「そうした行為が適切とは勿論思いません」が、中国政府は「領土タカ派」相手の「ガス抜き」として「勇ましい論説」を容認してるだけでしょう(支持はしてない)。文匯報などは「人民日報」等の党、政府機関紙ではおそらくないでしょう。
恐らく中国に問いただせば「一部マスコミが勝手に書いてることで国の方針ではない」「強権で押さえつければ、反発から、かえってこうした強硬論を助長しかねない。無視した方が沈静化すると思って、あえて容認してる」「こうした強硬論は内弁慶論とでもいうべきもので現実性はないと見ている。そもそも一番早い台湾併合ですら、記事(2013年発表)から12年後の2025年だ。記事の書き手も何処まで本気かどうか?」「放置したらかえってまずいと思ったらその時点で批判を加える」とでも答えるのではないか。
大体「2025年までに台湾を併合」て今年が2025年なんですが、そんな侵攻の兆候が何処にあるのか。
大体、阿部も何で「2013年」なんて「12年も昔の記事」を持ち出すのか。最近の記事を持ち出すべきでしょうに。
一人当たりGDPはモンゴルの4千ドルに対し中国は1万ドル。さらにモンゴルには鉱物資源のほかこれという工業がないのに対し中国は「世界の工場」である。
中国がその気になればモンゴルの経済を攪乱することも、軍事占領することも比較的容易である。
たとえば2016年末、ダライ・ラマ14世がモンゴルを訪問すると、中国はモンゴルから輸入する鉱物に高関税をかけたばかりか、決定済みの借款を凍結するなどの報復制裁を発動しモンゴル政府を苦しめた。
おいおいですね。
その阿部の理屈ならモンゴルどころか、中国はネパール、ブータンなど「国境を接する小国」に「やりたい放題」でしょう。
また中国に限らず、日本や米英仏独などの大国はモンゴル相手に「やりたい放題」でしょう。
しかしそんなことは「国際的批判」を恐れて、中国も、日本や米英仏独などもしないわけです。軍事侵攻は「違法な侵略」に当たるから絶対にしないし、「経済報復」もよほどのことがない限りしない。
阿部の挙げた例だって「ダライのモンゴル訪問」に事前に中国が反対したにもかかわらず、「受け入れた事への報復」であって、「中国の行為」の是非はともかく、中国は「好き勝手に隣国を痛めつけてる」わけではない。
天皇夫妻は、13日、モンゴル公式訪問の全日程を終え帰国の途についた。モンゴルは1週間近く天皇夫妻を官民挙げて熱く接待し、天皇夫妻もモンゴルの歓待に応えた。中国はこれにどんな反応を示すだろうか。報復するだろうか。
さすがに報復はしないでしょうね。阿部の紹介した李超論文「日本はなぜモンゴルに接近するか」も、天皇のモンゴル訪問を「単なる友好関係の維持」ではなく「日本政府による中国封じ込めが目的ではないか」と警戒してるものの訪問に反対してるわけではない。
なお、上記は阿部記事にコメント投稿しますが掲載拒否でしょう。自称リベラルが聞いて呆れます。