共産党が警察官殺害は名誉毀損!?、開始直後の6中総にびっくり | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba
「また、志位和夫*1議長が、夏の一連の会談で得た知見から、欧州での極右・排外主義に対する左翼・進歩勢力のたたかいについて報告しました。」
そうか。現在の反差別の実力行使路線は、やはり志位さん肝いりなんだね。小池さん*2や山添さん*3も、オモテに出てやっているけれど、心をあわせてやっているのだね。
「おいおい(呆)」「あんたバカ?(エヴァンゲリオン)」「お前はアホか?(横山ホットブラザーズ)」「お前がそう思うんならそうなんだろう、お前ん中ではな(少女ファイト)」ですね。
そもそも、松竹の言う「反差別の実力行使路線」の中心は「共産党」ではなく、「野間易通氏*4などの運動」に党員(家登みろく氏など)が参加しているに過ぎません(参加者には非党員もいる)。
志位氏が命令して、野間氏や家登氏が動いてるという話ではない(そもそも野間氏は非党員だったと思います)。そもそも「志位氏が全てを仕切ってる」かのように言うのは、志位氏に対しても、小池氏、山添氏に対しても、野間氏や家登氏など「カウンター行動の参加者」に対しても失礼です。
そもそも志位氏が「欧州訪問」すれば、欧州で重要な問題になっている「欧州での極右・排外主義(フランスの国民連合、ドイツの『ドイツのための選択肢』など)に対する左翼・進歩勢力(フランスの『不服従のフランス』、ドイツの『左翼党』など)のたたかい」について報告があって当たり前でしょう。無かったらその方がおかしい。
なお、志位報告については以下を紹介しておきます。
6中総/志位議長が発言
志位氏は、「この方針を打ち出すにあたっては、欧州における極右・排外主義とのたたかいを参考にした」と述べ、8月に行った英労働党前党首のジェレミー・コービン氏、ベルギー労働党欧州議会議員のマルク・ボテンガ氏、ドイツ左翼党前共同議長のマルティン・シルデワン氏との会談について、「多くの学ぶべき教訓があると感じた」として詳しく報告しました。
第6回中央委員会総会/志位議長の中間発言から一部引用
昨年、8月から9月に、わが党代表団が、欧州3カ国(ドイツ、ベルギー、フランス)を歴訪しましたが、このときの一連の会談では、排外主義とのたたかいが意見交換の重要なテーマの一つとなり、軍事同盟強化と大軍拡に反対するとともに、排外主義と人権侵害を許さない、この二つを共通の課題として、国際連帯を発展させることで一致しました。
その会談のいわば続きとして、今年8月上旬に、原水爆禁止世界大会の参加のために来日した、イギリス労働党前党首・英下院議員のジェレミー・コービン氏、ベルギー労働党欧州議会議員のマルク・ボテンガ氏、ドイツ左翼党前共同議長・欧州議会議員のマルティン・シルデワン氏と、東京と広島で、それぞれ時間をとって会談をする機会がありました。7月の参議院選挙で日本で起こった情勢の変化、わが党のたたかいについて先方に伝えるとともに、欧州における極右・排外主義とのたたかいについて詳しくお聞きしました。
8月2日、東京で、英労働党前党首のコービン氏と会談を行いました。
極右・リフォームUKは支持率で1位になるなど伸長している状況です。
そうしたもとで、コービン氏は5人の無所属議員を中心に左派新党をつくるプロジェクトにとりくんでいるとのことでした。
排外主義に対して、断固反対の立場を次のように明記しています。
「分断をあおる者たちは、私たちの社会の問題は、移民や難民によって引き起こされていると考えさせようとしています。しかし、そうではありません。問題は、企業や億万長者の利益を守る経済システムによって引き起こされているのです」
8月4日、広島で、ベルギー労働党・欧州議会議員のボテンガ氏と会談をしました。
私が極右とどうやってたたかっているのですかと聞きますと、ボテンガ氏は次のように言いました。
「極右とたたかううえで魔法の処方箋、魔法のレシピはありません。欧州全体で台頭しているし、ベルギーでも北部で強い。極右台頭の背景には人々の怒り、生活の苦しみ、物価が高いが給料が上がらないということがあり、それらの非難をイスラムや移民に向けています。治安やテロ問題もすべて彼らのせいにしています」
私は、「この逆流をうちやぶるカギは『要求を共有する』ことと、『希望を語る』ことにあると考えているのですが」と話しました。そうしましたらボテンガ氏から同じ方向の努力をしていることが語られました。
「私たちの課題は二重です。一つは、有権者の怒りを正当だと認めることです。正当な理由があって怒っているわけで、それを認めることから出発しています。二つ目は、希望を語ることです。物事は変わる、社会は変えられることを訴えています。長期的に社会を変えるプロジェクトとともに、ただちにやるべきプロジェクト、その両方を語っています。極右は現状に不満を持っていることの反映であり、共通の希望を語ることによって、打ち勝てると思います」
8月5日、ドイツ左翼党前共同議長・欧州議会議員のシルデワン氏と会談しました。
イギリス、ベルギー、ドイツの左翼・進歩勢力のたたかいに共通する教訓は何でしょうか。極右の伸長は、たしかに社会にとっての深刻な危機です。左翼・進歩勢力が、それに押される局面もあります。後退を強いられることもある。ジグザグも起こってくる。しかし断固として、正確なたたかいを貫けば、つまり、古い保守政治への正面からの批判と民主的対案・希望を語りながら、極右・排外主義との断固たるたたかいを貫けば、危機はチャンスにもし得る。このことを教えているのではないでしょうか。こうした欧州における階級闘争の弁証法を、つかむことが大切ではないでしょうか。
(ボーガス注:ヨーロッパの経験、実績を)しっかり私たちも学んで、ヨーロッパの同志たちに負けないがんばりをしようではないかということを訴えたいと思います。
本日は、すでにアップしている動画の紹介。タイトルは、「参政党議員を告訴 共産党員の警察官殺害は名誉毀損になるか」
神奈川の共産党は、参政党の初鹿野*5参議院議員(元警察官)が、「沢山の仲間が共産党員により殺害され」」と発言したことに対して名誉毀損で告訴し、それが受理された。ということで起訴の可能性が生まれている*6が、果たしてそうやって裁判になることが共産党にとって得策なのか*7を考察したものである。
個人的には刑事告訴だけでなく、民事提訴してもいいと思いますけどね。そちらはやったのかどうか。
なお、松竹は参政・初鹿野の言う「沢山の仲間」を「初鹿野が元警官」ということから「警官」と理解した上で、武装闘争時代の「練馬事件 - Wikipedia(1951年)」「白鳥事件 - Wikipedia(1952年)」を意味してると理解し、名誉毀損に当たらないと言いたいらしいですが、仮に武装闘争時代の事件を意味するとしても「名誉毀損に当たる」というのが俺の理解です。
そもそも「武装闘争時代の共産」と今の共産と何の関係があるのか。
過去を反省して今の共産があるわけです。
そんなのは
【1】「戦前日本軍と自衛隊」を同一視して、戦前日本軍の所業(中国や東南アジアへの侵略や、南京事件、バターン死の行進(いずれも捕虜虐殺)などの戦争犯罪)で自衛隊を非難したり
【2】「戦前公安警察と戦後警察」を同一視し、戦前公安警察の所業(小林多喜二の虐殺など)で戦後警察を非難したり
するくらい無茶苦茶ではないか(なお、戦後の自衛隊、公安警察は,赤旗国民監視、人権も民主主義も無視/自衛隊情報保全隊の実態(2012.9.4)等の無法を、共産や市民団体相手にしているので戦後の活動だけでも批判は可能です)。
なお、現在の反差別の実力行使路線(参政党へのカウンター行動)への悪口から考えるに、松竹が「参政党へのカウンター行動」を武装闘争時代と同一視して悪口してることは間違いないでしょう。
しかし武装闘争時代と違い、「暴力を発動して警察に逮捕されたり、マスコミに批判されたりしてるわけではないこと」を考えれば「参政党へのカウンター行動」の是非はともかく、それを「武装闘争時代と同一視すること」は無茶な言いがかりと言うべきでしょう。
そもそも「参政党へのカウンター行動」は党員が参加し、それを党も批判せず容認してるとは言え、党が主催してるわけではなく、「党の運動とは違います」が。
「おいおい(呆)」「あんたバカ?(エヴァンゲリオン)」「お前はアホか?(横山ホットブラザーズ)」ですね。
松竹の言う、「共産が応援していた、有罪判決が確定した党員」とは「再審無罪判決」は得られなかったものの「冤罪」を主張し、再審請求していた村上国治氏(1923~1994年)のことで、松竹の言う「応援」とは「再審請求の支援」ではないのか。
党は村上氏を真犯人と評価した上で「白鳥警部殺害」を「正義の行為」として応援したわけではない。
村上氏の再審請求については日弁連も支援していたと思うのですがね。松竹は日弁連も非難するのか?
「再審請求していたが、生前に無罪判決を勝ち取ることなく死去した人間」は村上氏以外にも「帝銀事件の平沢貞通氏」などいくらでもいますが、そうした人間達を松竹はどう評価するのか?。平沢氏が多くの人間に「冤罪被害者評価」されてるように一般論で言えば「再審請求が通るかどうか」は「無実かどうか」とは全く関係が無い。
松竹や紙屋だっておそらく除名無効訴訟で負ければ「不当判決」というのでしょうし、「裁判所が常に正しい」保証は何処にもない。
ここで松竹が「村上は冤罪ではない。党の認識は間違ってる。党は村上の再審請求を支援すべきでは無かった」と批判するならともかく、そうは言わない辺り「はあ?。松竹は何が言いたいの?」ですね。
まるで
党は村上氏を真犯人と評価した上で「白鳥警部殺害」を「正義の行為」として応援した
かのように書く松竹の行為は「党への誹謗」と言って問題ないでしょう。「除名された反党分子」とはいえ、あまりにも酷い行為で呆れますね。まともな人間なら「アンチ共産」でも松竹には呆れるでしょう。
そもそも村上氏の名前を出さずに「有罪判決が確定した党員」と書き、
【1】「山上徹也(安倍元首相暗殺犯人)」について「選挙応援中の元首相を暗殺した犯人」
【2】「三島由紀夫」について「陸上自衛隊東部方面総監*9を人質にして、立てこもった右翼の作家」
と書くぐらい曖昧な松竹の書き方も「はあ?。何で村上氏の名前を書かないの?」ですが。
なお、俺は未読ですので評価できませんが、白鳥事件 - Wikipediaによれば、渡部富哉*10『白鳥事件・偽りの冤罪』(2012年、同時代社)という冤罪否定説(村上・犯人説)もあることを指摘しておきます。
但し、松竹はこの記事において冤罪否定説(村上・犯人説)を主張してるわけではないですし、恐らく渡部本についても松竹は知らないのでしょうが。
あるいは、この松竹の屁理屈なら「北海道庁爆破事件(北海道庁職員2名が死亡)」の犯人として死刑判決が確定したが冤罪を主張し、再審請求している「元新左翼活動家の大森勝久氏(1949年生まれ:なお、北海道庁爆破は否定しているが、あの種の爆破テロを当時、計画していたこと(但し未実施)は認めている。勿論、そうした当時の考えについて大森氏は反省している*11)」を日弁連やアムネスティが支援してることはどう評価されるのか。
共産の「村上支援」は日弁連やアムネスティの「大森支援」と何一つ変わらないでしょう。
日弁連やアムネスティも「大森=冤罪」と理解して彼を支援してるように、共産も「村上=冤罪」と理解して支援していたに過ぎない。
なお、
松竹伸幸を批判する(2025年8/30日分) - bogus-simotukareのブログ
もはや「コメント掲載拒否常習」の松竹記事にはコメント投稿しないことにしました。
と以前、書きましたが「冤罪被害者の支援」でしかない共産の「村上支援」を「白鳥警部殺害の正当化」のように誹謗する松竹があまりにも酷いと思ったので上記文章を松竹記事にコメント投稿しました。
恐らくいつものように掲載拒否でしょうが。「賛同コメント以外掲載しない」「お山の大将は僕一人」の松竹には心底呆れます。
そんな松竹を何一つ批判せず
共産党6中総をする前に - 神谷貴行のブログのコメント欄
紙屋
共産党を不当に除名された松竹伸幸さんも、コメント欄で一つひとつ回答するような対応はされていないようですね。
そして「これは」と思うようなものは、動画やブログ記事で取り上げたり、すごいのは対談申し込みまでされてしまったりしています。私の対応と基本点は似ている、とは思いましたが、はるかにていねいでエネルギッシュなように思います。
などと迎合することしかしない「松竹の男めかけ*12、太鼓持ち、茶坊主、幇間」紙屋にも呆れます。
こうした紙屋の「松竹礼賛」については
共産党6中総をする前に - 神谷貴行のブログのコメント欄
chocolate
松竹さんブログのコメント欄運営が「ていねいでエネルギッシュ」との評価をされていましたが、(ボーガス注:松竹氏から不当にも投稿コメントの掲載を拒否されてる人間として)それは「事実」と異なるとコメント投稿者から見て感じますので、できれば訂正をお願いしたいと思います。
と批判されていますが、予想通りchocolate氏に対して「訂正します」とも「訂正しません」とも回答せず「無視する」不誠実極まりない紙屋です。「精神疾患だからコメントへの応答が辛い。だから応答しなくても容認しろ」と言い訳すれば、どんな不誠実な対応でも許されると、紙屋は勘違いしてるのか?
それでよくもまあ「批判的意見も歓迎します。」などと虚言が吐けたもんです。「少しは恥を知れ」と「恥知らず」紙屋には言いたい。
【参考:北海道庁爆破事件についての最近の報道】
1976年の道庁爆破、大森勝久死刑囚の弁護団が第4次再審請求 「目撃証言に疑義」主張 - 産経ニュース2025.7.1
1976年*13に2人が死亡、95人が重軽傷を負った北海道庁爆破事件で、殺人罪などで死刑*14が確定した大森勝久死刑囚(75)の弁護団は1日、札幌地裁に第4次再審請求をしたことを明らかにした。6月30日付。有罪の根拠の一つとなった道庁敷地内で死刑囚を目撃したとする証言の信用性に疑義が生じたとしている。
弁護団は、証言の信頼性に関する札幌学院大の森直久教授(心理学)による意見書を新証拠として提出。再審請求書で、当時の位置関係などから目撃者が死刑囚の顔つきを認知することは困難だったと主張。仮に認知していても目撃時間が極めて短く、取り調べまで記憶が残っていたとは考えにくいとしている。
大森死刑囚は実行犯として起訴され、札幌地裁が1983年3月に死刑判決を言い渡し、その後確定。これまで3度の再審請求はいずれも退けられた。
「北海道庁爆破事件」 75歳の死刑囚が4度目の再審請求|NHK 北海道のニュース2025.7.1
49年前、道庁で時限爆弾が爆発し、2人が死亡、95人が重軽傷を負ったいわゆる「北海道庁爆破事件」で、死刑が確定した75歳の死刑囚が、証拠として認められた目撃証言は信用性に乏しいなどとして、札幌地方裁判所に4度目の再審=裁判のやり直しを申し立てました。
1976年、北海道庁のロビーで時限爆弾が爆発し、2人が死亡、95人が重軽傷を負った事件では大森勝久死刑囚(75)が殺人の罪などに問われ、1994年に死刑が確定しました。
大森死刑囚は無実を訴えて、これまでに3度にわたって再審=裁判のやり直しを求めましたが、最高裁判所はいずれも再審を認めない決定をしています。
大森死刑囚の弁護団は1日会見を開き、30日付けで、4度目の再審=裁判のやり直しを札幌地方裁判所に申し立てたことを明らかにしました。
弁護団によりますと、これまでの裁判で証拠として認められた大森死刑囚の目撃証言について、目撃されたのが極めて短時間で記憶が取り調べまで残っていたとは考えづらく、信用性に乏しいなどとしていて、心理学の専門家*15の検証結果をもとにした意見書を新たな証拠として提出したということです。
弁護団の浅野元広弁護士は「合理的な疑いがある事件で、新しい証拠もあるので裁判所を説得し、無実を訴えていきたい」と話しました。
*4:対レイシスト行動集団 C.R.A.C.(旧称:レイシストをしばき隊)の主宰者。著書『金曜官邸前抗議』(2012年、河出書房新社)、『「在日特権」の虚構(増補版)』、『実録・レイシストをしばき隊』(以上、2018年、河出書房新社)等
*5:初鹿野のようなデマ右翼が当選したことには絶句しますね。なお、全ての警官が「初鹿野のような極右」では勿論ないでしょうが、公安警察が共産を敵視してることを考えれば、警察内でどれほどまともな人権教育がされてるか気になるところです。
*6:不起訴処分の可能性もあるので起訴されて裁判になるとは断言できません。
*7:むしろ、松竹や紙屋にとって「除名無効訴訟」を起こしたことは得策だったのか。勝てる保証はどこにもありませんのでね。
*8:「冤罪を主張する村上氏の再審請求を党は支援」と書かない辺りが松竹は「人格が最低最悪」です。これでは「党が応援=党は村上氏が犯人と認識した上で、白鳥警部殺害を正義の行為として美化した」と松竹が誤読させようとしている(松竹流「ご飯論法」)と松竹が疑われても文句は言えないでしょう。
*9:なお、当時は益田兼利氏
*10:渡部富哉 - Wikipediaによれば、『妻は志田重夫の夫人からの紹介で知り合い、志田が仲人を務めた』『1984年、長谷川浩の葬儀に出席』『1985年、「徳田球一全集」(全6巻)の編集事務局長となり、五月書房より刊行』ということで渡部(1930年生まれ)は「徳田(1894~1953年)や志田(1911~1971年)、長谷川(1907~1984年)(志田、長谷川は徳田委員長時代の党幹部。志田は1957年に除名)と親しい仲で彼らに肯定的」で、渡部は「宮本顕治氏(1908~2007年)が1958年に党首(書記長:現在の委員長に当たる)に就任してからの日本共産党」に対して批判的な人間のようです。なお、「徳田、志田、長谷川」については「古参党員」はともかく若手党員は知らない人が多いのではないか?、徳田、志田についてはウィキペディアに徳田球一 - Wikipedia、志田重男 - Wikipediaがありますが、長谷川については存在しません(長谷川浩(ハセガワ ヒロシ)とは? 意味や使い方 - コトバンクに僅かながら長谷川の記述がある。なお、長谷川浩 (記者) - Wikipediaは同姓同名の別人)。
*11:過去を反省するのはいいのですが、大森氏が「日本核武装論」等を唱える極右に転向したこと(例えば新・大森勝久評論集参照)は「何ともかんとも」です。
*12:男めかけと言えば、俺的には『1971年3月29日、予算委員会の代表質問において、与党自由民主党に対する財界からの政治献金の多さを批判した。当時、首相だった佐藤栄作(1901~1975年)を「もし理想的な政治資金規正法がつくられまして、これが厳密に運用されたら、自民党政府の存立はあり得ないでしょう。だから、政治資金規正法の改正は私はあなたにはできないと思います。(中略)総理は財界のちょうちん持ちで男メカケである」と一刀両断し、大いに物議を醸した(青島(1932~2006年)に批判的な永六輔(1933~2016年)は、後にこの発言を「あれは一種の媚び。芸者がお座敷で権力者の禿頭を叩くのと同じで、あんなこと言われても総理は痛くも痒くもない。かえって喜んでる」と批判した。』(青島幸男 - Wikipedia参照)ですね
*13:「元号大好き産経」がこの記事では珍しく西暦使用です。
*14:死者が1名に留まる横須賀線電車爆破事件 - Wikipedia(1968年発生(当時25歳)、1971年に最高裁で死刑判決が確定、1975年に死刑執行。この死刑囚については加賀乙彦『ある若き死刑囚の生涯』(2019年、ちくまプリマー新書)と言う著書がある)で死刑が執行されたことで分かるように「結果的に死亡者が少数だったとしても、爆発や放火で多数の死者が出た可能性がある」ということで「爆弾を使った殺人」や放火殺人については罪が重くなる傾向があります。なお、加賀乙彦(1929~2023年)には他にも死刑関係では「バー・メッカ強盗殺人事件(1953年発生、1963年に最高裁で死刑判決が確定、1969年に死刑執行)の死刑囚・正田昭(1929~1969年)」を取り上げた『宣告』(1978年、新潮文庫)、『ある死刑囚との対話』(1990年、弘文堂)があります。
*15:1976年の道庁爆破、大森勝久死刑囚の弁護団が第4次再審請求 「目撃証言に疑義」主張 - 産経ニュースによれば札幌学院大の森直久教授