「北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会」を笑おう・パート159(追記・訂正あり)

■「酋長の復権」(「日本衆愚社会*1呉智英*2著 小学館新書)より(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=4892

朝日新聞に新しい潮流が見られる(ような気がする)。2017年3月2日夕刻の『続・南の国境をたどって』を読んで、そう感じた。与那国島の伝説の女傑の話である。
『昔、与那国島に女性の「酋長」がいた。言い伝えによると、名をサンアイ・イソバという。4人の兄弟を村々に配置し、自分は中央の村にいて島全体を統治していた。巨体で怪力の豪傑だった。』
 今を去る500年ほど前、宮古島からの襲撃を受けた際、これを蹴散らした。「外敵から島を守った英雄として、サンアイ・イソバの話は島民の間で代々伝えられ」「陸上自衛隊が与那国沿岸監視隊のシンボル・マークに採用した。」

 俺にとって、呉と言えば「シナといって何が悪い」つう非常識なウヨ親父です。
 俺は呉や三浦とは違い、今時「例の機動隊・土人発言」を連想させる「酋長という言葉」を使う必要があるとは全く思いません。「シナや酋長という言葉は元々差別的な意味はない」なんてのは詭弁です。それいったら「ジャップ(日本人の蔑称)」「ニガー(黒人の蔑称)」だってもとは略語でしかない。ならば天皇や安倍のことを「日本の酋長」、トランプのことを「米国の酋長」といっていいのか(たぶん呉や三浦は怒り出すんじゃないか)。
 なお、ウィキペディア「酋長」によれば

 酋とは元は「かしら」という意味で、特に差別的な意味合いは無かった。
 だが、16世紀の明において、当時のイギリスのエリザベス女王が女性である事より、当時の儒教的価値観からこれを「王」とは認めず、「酋」と記録した。これ以降、侮蔑的な意味で「酋」が使われるようになった。

そうです。
 「首長でいいだろ」と思いますが、朝日がどういう思いから「酋長」という言葉を使ったのか気になるところです。
 それはともかく、

陸上自衛隊が与那国沿岸監視隊のシンボル・マークに採用した

などということをしたところで「普天間移設」や「機動隊・土人発言」のような無茶苦茶なことを政府がやってるのではお話になりません。
 むしろ「サンアイ・イソバなんて、そんなお為ごかしはいい!。手前らそんなことで普天間などでの無法や沖縄差別がごまかせると思ってるのか!」と反感を買うだけではないのか。俺が沖縄県民ならそう思いますから。
 それにしても三浦のようなカス右翼はやはり「お仲間ウヨ同様に」土人発言を擁護するのでしょう。そしてそんな三浦を「自称オール沖縄支持」のid:noharraは何一つ批判しないと。id:noharraの下劣さ、でたらめさには心底呆れます。

参考

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2016-10-20/2016102015_01_1.html
赤旗『機動隊員が差別暴言、撤退と謝罪求める、沖縄選出の野党国会議員』
 沖縄選出の野党国会議員5氏は19日、沖縄県東村高江で機動隊員が、抗議する市民に対し「土人」などと発言した問題で、国会で警察庁に抗議した上で、県外から派遣された機動隊の撤退と県民への謝罪を要求しました。

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2016-10-29/2016102914_01_1.html
赤旗『警察内に差別浸透か、「土人」発言 背景の究明求める、衆院委で池内氏』
 日本共産党の池内さおり議員は28日の衆院内閣委員会で、米軍北部訓練場(沖縄県東村高江など)のオスプレイパッド(着陸帯)建設現場周辺で、公務中の大阪府警機動隊員が建設反対の市民に「土人」「シナ人」と差別発言をした問題の徹底究明による再発防止を要求しました。

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2016-11-10/2016111002_02_1.html
赤旗『沖縄担当相辞任求める、「土人」発言擁護で穀田氏』
 日本共産党穀田恵二国対委員長は9日、国会内で記者会見し、沖縄県東村高江での米軍ヘリパッド建設に抗議する住民らを機動隊員が「土人」と呼んだ問題で鶴保庸介沖縄北方担当相が「差別だと断じることは到底できない」と参院内閣委員会で答弁(8日)したことへの見解を問われ、「県民がこの発言をどう受けとめるかという問題だ。沖縄北方担当大臣にはふさわしくないことがいっそう明らかになった」と述べました。

https://www.asahi.com/articles/ASLCW4DV9LCWTIPE02B.html
■朝日『土人発言、府知事が看過 津嘉山さん「心の奥底に差別」』
 沖縄で生まれて20歳のとき、船で2泊3日かけて上京。以来、東京で俳優の道を究め、声優としても活躍する津嘉山正種さん(74)。基地問題も含めて、いまの沖縄をどんな思いで見つめているのか。ふるさとへの思い、芝居にかける思いを聞きました。
『今年7月、故郷の那覇市で「人類館」を上演しました。15年ほど前から続けている一人朗読劇です。
 人類館は、1903年に大阪であった内国勧業博覧会で、沖縄やアイヌ、台湾の人たちを生身で展示し、見せ物にした実際の出来事が題材で、テーマは差別です。本来、人類館をやらなくても済む時代であればやりたくないのですが、やり続けなければならないと思っています。
 一昨年、沖縄本島北部の高江で、大阪府警の機動隊員が米軍のヘリパッド建設に反対する市民に「土人」と吐き捨てる事件が起きました。その後、大阪の府知事さんがそれを看過する状況があり、「ああ、100年前と変わっていないな」と感じました。』

https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/67368
■沖縄タイムズ『「土人」発言は何が問題なのか 大阪で沖縄女性らが見せ物にされた人類館事件』
 1903年、大阪で開かれた第5回内国勧業博覧会の会場で「7種の土人」として、朝鮮人や台湾先住民、沖縄県民らが見せ物として「展示」される「人類館事件」が起きた。当時の沖縄では「沖縄人差別」として激しい非難と抗議が起きた。
 事件から100年後の2003年に大阪で、事件をテーマにした戯曲「人類館」の公演を手掛けた、関西沖縄文庫主宰の金城馨さん=大阪府=(63)は「土人発言」について「特別な驚きはない。普段沖縄に対して思っていることが、表面化しただけ」と切り捨てた。「大阪府警では日常的に沖縄に対する差別があるのではないか。府警の責任を追及すべきだ」と語気を強めた。


■八木孝三ブログ『シモツカレ氏の1bit脳を再確認する』
http://d.hatena.ne.jp/noharra/20190116
 人を「1ビット脳呼ばわり」とはいつもながら本当に無礼な野郎です。

「日本のため死力を尽くして米軍と戦ひ抜いた」と愛国の大義を高く顕彰します。

 冗談も大概にしてほしい。集団自決を強要された沖縄の人間からすれば葦津(神社本庁幹部、故人)や「葦津を評価してるらしい」id:noharraのようなクズ右翼には「米軍と戦った愛国者だから支持するのか。米国の行為が無法だから我々を支持するんじゃないのか!」「勝手に愛国者レッテルを貼るな!。手前らウヨに愛国者扱いされるためにこちとら生きてるんじゃない!」と激怒するんじゃないか。
 こんな葦津と「その類友」のようなクズ「神社右翼」のどこが「沖縄戦基地問題に対してしっかりとした認識」なのか。繰り返しますが「冗談も大概にしてほしいですね」。


■北京で二度もオリンピックをすることの犯罪性こそ批判されるべき(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=4890
 なお、最初の五輪が「2008年の夏季五輪」で、2度目が「2022年開催予定の冬季五輪」です。
 ちなみにウィキペディアによれば、他に二回以上やったところ(予定含む)は

夏季五輪
ギリシャアテネ(1896年、2004年の2回)
・フランスのパリ(1900年、1924年、2024年の3回)
・英国のロンドン(1908年、1948年、2012年の3回)
・米国のロサンゼルス(1932年、1984年、2028年の3回)
・日本の東京(1964年、2020年の2回)
【冬季五輪】
・スイスのサンモリッツ(1928年、1948年の2回)
・米国のレークプラシッド(1932年、1980年の2回)
オーストリアインスブルック(1964年、1976年の2回)

です。
 それはともかく、フランス検察当局が捜査している東京五輪の贈収賄疑惑についてこうした居直りをする三浦には呆れます。「全然関係ないだろ」て話です。
 「JOCIOCの不正を追及すること」と「中国を人権問題で批判すること」には何の関係性もない。
 不正を追及しているフランス検察当局も中国の手先(?)でも何でもない。

 (ボーガス注:東京五輪招致疑惑より北京で二度もオリンピックをすることの犯罪性こそ批判されるべきと)テレビのコメンテーター、誰か一人でもいいからこういうこと言ってくれないかなあ

ていうわけがないでしょう。
 つうか三浦みたいなウヨは今回の東京五輪招致不正疑惑で居直るとしたら「ゴーン逮捕の報復ガー」「フランス政府の国策捜査ガー」と「ゴーン陰謀論」「ルノー陰謀論」「マクロン陰謀論」で居直るかと思っていたのでちょっと意外です。
 それはともかく、ここで「JOCの清廉潔白を信じる」とも「とにかく真相の追究を望む」といえないあたり三浦もどうしようもないバカです。
 JOCの清廉潔白を信じてないが、不正を追及されたくもないと自白してるようなもんです。
 大体「東京五輪招致に不正の疑いがある」なら当然ながら「北京五輪招致」にも不正の疑いがあるし、「東京五輪招致が不正」なら、「北京で五輪招致することは犯罪的」といったところで「北京で五輪をすることにIOC的にうまみがある限り」、「不正集団IOC」がそんな主張に耳を傾けるわけもないでしょうに。
 何でそこで「不正疑惑を徹底追及してIOCを清廉にしよう。そうすることが北京五輪批判運動にもメリットになる」と思わないのか。まあ三浦が「あるべき五輪を目指してるわけではなく」単に中国に悪口したいから、そして日本ウヨとして「いかなる形でも日本の非を認めたくないから」そうなるわけですが。
 まあ個人的には五輪については「五輪なんかやる意味があるのか(別にやめてもいい)」とか「やってもいいけど平和の祭典とか言わないでただのスポーツ商売だと認めろ。別に人権とか考えてねえだろ」とか思いますけどね。
 なぜか三浦は北京しか問題にする気がないようですが独裁云々というなら

夏季五輪
・1936年のベルリン(ナチスドイツ)
・1988年のソウル(全斗煥軍事独裁
【冬季五輪】
・1936年のガルミッシュ・パルテンキルヘン(ナチスドイツ)
・2014年のソチ(プーチン政権)

だって立派(?)に問題でしょうよ。
 なお、「北京五輪招致」は取り消されないでしょうが、その場合、三浦らウヨは「モスクワ五輪ボイコットのようにボイコットすべき」と言い出すんですかね。まあ、仮に「2022年北京五輪時が安倍政権*3でも」安倍ですらボイコットなどしないでしょうが。
 なお、現時点で安倍に「2022北京五輪をどう思うか」と聞いても三浦らウヨの望むような答えはないでしょうね。それでも三浦らウヨは「安倍以上のウヨ総理など野党はもちろん自民にもいないから」という理由で安倍の態度を容認するんでしょう。


■今こそガメラ新作を期待する(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=4887

 調布駅にはガメラ大魔神の壁画があり、かつ、「映画の街」として知られる。

 なぜそんなものがあるかと言えば、昔、調布には「ガメラ(1965年)」「大魔神(1966年)」を制作した大映の撮影所があったからです。
 なお、大映は経営不振から、最終的には角川映画に吸収合併され、調布には「全盛期よりは小さくなったとはいえ」今も「大映撮影所」を引き継いだ「角川映画の撮影所」があるようです(以上、ウィキペディアなど参照)。

 自分にとって最愛の怪獣映画と言えば「平成版ガメラ2 レギオン襲来」なのです。
 レギオンについてのち密な設定は、正直最初に映画館で見た時にはまるっきり理解できず、確認のために二度見てもわからず、後にネット他の解説を読んでやっとかろうじて理解した

 そういうのは俺的には「くだらない映画」です。「無意味にわかりにくいだけ」「ただの自己満足」じゃないか。

 この映画ほど見事に自衛隊ガメラが「連係プレー」をする作品はたぶん最初で最後だろう。

 つまりは三浦のような自衛隊万歳右翼には感涙ものなのでしょう。自衛隊に批判的な人間はまた別かもしれませんが。

やたらとミニスカを(冬の北海道というのに)履かせ

 「男性向けサービス」でしょうが、エロ映画ではなく「一応建前は怪獣映画」ですからね。こういうことを書いて「フェミニストぶりたくはない(フェミニストじゃないので)」のですが「女性の反感買ってるんじゃねえの?」「そういうのはそういうのが主目的のエロ映画でやれよ?」感はあります。

「平成版ガメラ3」は、確かに傑作ではありました。「七人の侍」(同時に、私はジョン・ミリアス*4の「若き勇者たち」も何となく思い出した。核戦争後の世界で少年少女がゲリラ戦*5を行う映画)を思わせる設定

 三浦紹介の「若き勇者たち」がどんな映画かと言えば

■若き勇者たち(ウィキペディア参照)
・監督のジョン・ミリアスが熱烈な反共主義者として有名であることから、公開当時(1984年)は「タカ派による露骨な反共宣伝映画」「国威高揚映画」との批判を受けた。
■あらすじ
 ロッキー山脈の麓にあるコロラド州の小さな町・カリュメット(架空の自治体)。
 ある日突如、ソ連キューバニカラグア*6の共産圏連合軍が町に侵攻してきた。これに対して侵攻されたアメリカ、またカナダ・中国*7が宣戦。核戦争に発展しワシントンD.C.オマハ*8カンザスシティ、北京は核攻撃で壊滅する。
 情け容赦ない攻撃の中、地元の若者ジェド(パトリック・スウェイジ*9)とマット(チャーリー・シーン*10)の兄弟やその友人たちは山へ逃げ込み、武器を取ってゲリラ戦を開始する。しかし仲間は次々と倒れ、ジェドたちは次第に追い詰められていく。

ですからね。まあ「見ないでこういうことを言っては本来いけませんが」、おそらくまともな映画じゃないでしょう。さすが反共右翼の三浦が紹介する映画らしいと言うべきか。
 つうかいくら「巨大な敵相手に戦う少数の人々」つう設定が似てるからと言って「ソ連軍と戦う若者(高校生?)」と「夜盗と戦う7人の侍」じゃ全然違うでしょうよ(苦笑)。黒澤明が「あんなキワモノと一緒にするな!」と怒り出すんじゃないか。
 とはいえ

https://cinema.ne.jp/recommend/shichinin2016100811/
 リフ族首長の生きざまとセオドア・ルーズベルト大統領へのリスペクトをぶつけさせた戦闘活劇『風とライオン』(75)で、『隠し砦の三悪人』(58)のあからさまなオマージュをやってのけたジョン・ミリアス監督は、『地獄の7人』の脚本を経て、共産軍によるアメリカ侵略に徹底抗戦した8人の高校生を描いた近未来戦争アクション映画『若き勇者たち』(84)を発表。
 そのタカ派的内容は激しい賛否を呼びましたが、実際の中身は8人が仲間割れして内ゲバにまで発展してしまう青春悲劇としての要素も強く、結果として『七人の侍』を彷彿させるものにはなり得ていませんが、その一方でラストは雪降る公園のブランコ*11を出して、『生きる』のオマージュをやってのけています。

http://blog.livedoor.jp/quarter_is_alright/archives/1058806774.html
 ジョン・ミリアスは『ダーティー・ハリー』の脚本を書き、『デリンジャー』で監督デビュー、『風とライオン』を撮った監督で、黒澤明*12監督のファンとしても知られる。好きな監督の1人だったので『若き勇者たち』にがっかりした。

http://balihigh.cocolog-nifty.com/irako/2008/05/post_e2c6.html
 何本かのシナリオを書いてから、ミリアスは監督第一作の「デリンジャー」を作る。1973年作で、主役のデリンジャーがウォーレン・ウォーツ*13、彼を追う捜査官がベン・ジョンソン*14という玄人好みのギャング映画である。
 デリンジャーが女と一緒に映画を観ている、という密告が入る。ベン・ジョンソンは趣味の悪いレストランで、密告者である女からその話を聞くのだが、ケバケバしいレストランで、二人はアイスキャンディーをなめている。なんとも不思議なこのシーンは、ぼくの直感では、黒澤の「野良犬」(1949年)の中の有名なシーンの「引用」である。淀橋署内でおこった発砲事件なので、淀橋署の名デカ長(志村喬*15が警視庁にきて、拳銃を持っている男の名前を、千石規子から引き出そうとする。戦後すぐの警視庁は冷房がなく、とても暑い。志村は千石とともにアイスキャンディーをなめながら雑談をし、おどしたりすかしたりして、男の名前を吐かせる。「野良犬」を観た人なら忘れられないこのシーンを「引用」するジョン・ミリアスに僕は好意を持った。

http://shoubun.blog51.fc2.com/blog-entry-678.html
 ミリアスはしばしばクロサワへの偏愛を告白していて、実際に何度か会ってもいる。
 亡くなる直前、黒澤はある対談でこんなことをいっていた。
 「ミリアスは駄目だね(笑)」
 「いってることが目茶苦茶なんだよ」
 「『自分は山本五十六の生まれ変わりだ』とかいうんだ。無茶苦茶だよ」

つう指摘が事実ならミリアス監督自身は「黒沢ファン」であり、三浦の連想「七人の侍」云々も「あながち根拠のないことではない」のかもしれません。黒沢にとってそれが嬉しいかどうかは疑問ですが。何せ、ミリアスは「1984年段階でソ連軍が米国侵攻」なんて映画作る人ですからねえ。
 そんな映画を「『若き勇者たち』を『私の作った七人の侍』として私の大好きな黒澤明監督にささげたい(映画の中で『生きる』へのオマージュもしました)」といわれてもね(苦笑)。
 なお、「七人の侍」(1954年)から連想するなら「すげえ安直」ですけど「荒野の七人」(1960年)でしょう。
 黒澤映画のリメイクとしては「荒野の用心棒」(1964年)つうのもありますけど。
 後「本当かどうか知りませんけど」、ジョージ・ルーカス*16の「スターウォーズ」(1977年)は黒澤映画「隠し砦の三悪人」(1958年)にインスピーレションを受けたなんて話がありますね。
 ちなみに「若き勇者たち」でググったら面白い記事が見つかりました。

https://www.cinematoday.jp/news/N0044859
■もはやアメリカは中国に頭が上がらない?リメイク版『若き勇者たち』の敵国、中国から北朝鮮に変更
1984年の『若き勇者たち』をリメイクした映画『レッド・ドーン』での敵国が、中国から北朝鮮に変更されていたことがわかった。オリジナル版では、ソ連キューバニカラグアの共産軍に占領されたコロラドの田舎町に住む高校生たちが、武器を取って立ち上がる姿が描かれている。
・本作の撮影は2009年に終了していたが、配給会社MGMの財源不足で公開が延期に。
 さらにジョシュが「最初は中国が侵略してくるという設定だった。だけど中国人は映画会社をほとんど所有しているから、これはよくないアイデアだって話になったんだ」とUSATODAY.comに語ったように、今や映画界を席巻している中国に配慮して、敵国を北朝鮮に変更することになったという。
 Den of Geekによると、製作陣は本作に現れる中国を表すシンボルと国旗をすべて北朝鮮のものに変更するため100万ドル(8,000万円)もの大金を費やし、この編集作業で映画の劇場公開が大幅に遅れたのこと。今回のケースは、中国に頭の上がらないアメリカの実情をよく表しているといえるだろう。なお、本作の全米公開は今年の11月を予定している。

 「レーガン時代の旧ソ連」ならまだしも今の中国相手に「中国が米国本土に地上軍を投入してきた」なんて映画を作ったらしゃれになりません。その米国の映画会社が中国で営業することが100パー不可能になるでしょう。
 とはいえ「旧ソ連軍が米国本土に地上軍で侵攻。米国正規軍がソ連の攻撃で壊滅しているため、それに対して高校生が八路軍やベトコン(南ベトナム解放民族戦線)のようなゲリラ戦」ならともかく*17北朝鮮が米国本土に地上軍で侵攻。米国正規軍が北朝鮮の攻撃で壊滅しているため、それに対して高校生が八路軍やベトコンのようなゲリラ戦」なんてありえない(まあ米国ウヨ的に「どんだけこけにしてもかまわない実在の国」が「昔はソ連、今は北朝鮮」なのでしょうが)。
 「どんだけ北朝鮮、軍事大国よ?。世界最強じゃね?(呆&苦笑)」て話です。戦前日本だってハワイは攻撃しても米国本土上陸なんかしてませんからね。そして米国相手に戦った日本は「米軍壊滅どころか、連合艦隊が壊滅させられた」わけです。
 イヤー、リメイクは、オリジナル以上の珍作、怪作、奇作、キワモノ(そして駄作?)であるでしょうねえ。オリジナルだっていい加減珍作ですが、リメイクは「ソ連北朝鮮に代わった」わけですからねえ。
 リメイクを見たいような、見たくないような。こういうのはもはや映画鑑賞と言うよりは「肝試し」「ゲテモノ食い」に近いものがあると思います。


小林秀雄*18に影響を与えた「乃木大将と日本人」(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=4885

 最近ちょっと必要があって乃木*19大将について調べていたのですが「乃木大将と日本人 (講談社学術文庫)」スタンレー・ウォシュバン から引用します。アメリカ人従軍記者が日露戦争の乃木大将について書いたこの本は、小林秀雄に深い感銘を与え、彼が乃木大将を「明治という時代の生んだもっとも純粋な精神」と評価するきっかけとなりました。

 三浦には「やれやれ」です。当時においてすら乃木の殉死には「むしろ、生きて大正天皇を支えるべき」という批判がありました。現在においてはなおさら乃木の死を美化するなど愚劣でしかありません。


id:noharra(野原燐)こと八木孝三のツイートにコメント

http://d.hatena.ne.jp/noharra/comment?date=20190102#c
 id:bogus-simotukare シモツカレ氏の2つのコメントを削除しました。
 削除の理由は、私の「本名*20」が記されているからです。
 わたしは一貫して「野原燐」として、表現活動しており、「本名」なるものは関係ありません。嫌がらせの為だけにそれを表記することは卑劣なふるまいであり、許すことはできません。

 そもそも自分の本名「八木孝三」を「野原燐名義の記事」http://666999.info/AYGX/で自分から公開したのはあんたよね?。自分で本名を公開しておいて何がどう嫌がらせなのかしら?。
 何が

 わたしは一貫して「野原燐」として、表現活動しており、「本名」なるものは関係ありません。嫌がらせの為だけにそれを表記することは卑劣なふるまいであり、許すことはできません。

なのかしら?
 そんなに「野原燐って名前でお願いします」つうならあんたのブログ記事のコメント欄ではそれでもいいけど。
 つうかそんなこと言うならhttp://666999.info/AYGX/に自分の本名を公開するのはやめたらどうなのよ?。まさかずっとこの記事を公開しておきながら「俺の本名を書くのは嫌がらせだ」と強弁するつもり?。変な奴。

野原燐がリツイート
田房永子
 「乳幼児は母親と一緒にいるのが一番」みたいなこと言って暗に「働いているあいだあなたの子どもさみしがってますよ」みたいなこと言って、子どもを人質にとって本当にひどすぎる 私の子どものさみしさを代弁するお前は誰なんだよ

 おいおいです。「朝鮮学校無償化除外は朝鮮学校生のためを思ってる」と勝手に代弁者面する三浦小太郎に向かって「勝手に他人の気持ちを代弁するお前は誰なんだよ、三浦!」と三浦批判一つしない、出来ない野郎が良くもふざけたリツイートが出来たもんです。つうかさ、野原君ってまともな論理的思考能力はあるの?

http://d.hatena.ne.jp/noharra/comment?date=20190102#c
 ご意見ありがとう。

 そういう心にもない謝意を表されても腹立たしいだけですが。そんなことよりhttp://d.hatena.ne.jp/noharra/20121120/p4などで俺に向かって「1ビット脳」などと不当な罵倒をしたことを「ボーガスさん、不当な誹謗してすみません」と謝罪したら如何ですか?。
 「不誠実でクズ」のあなたに謝罪なんか出来るとはかけらも思っていませんが。
 しかし俺に不当な罵倒をしたあげくそれについて撤回もわびもしてないのに「心にもない謝意」の表明とはイヤー野原さん(本名:八木孝三さん)のようなクズはやることが本当に非常識ですね。

野原燐がリツイート
ダライ・ラマ14世bot
 親子の関係は一生続きます。親子関係は切れることはありません。親が生きている限りはその人の子どもで居続けるわけですから、自分の家族、自分の両親を敬意を持って受け入れるということが大切です。

 やや「揚げ足取り」ですがこういうのはあくまでも「健全な親子関係」で成り立つ話です。
 健全な親子関係ではない「親による児童虐待」「親による近親相姦の強要(尊属殺人・重罰規定違憲判決が出たのはこのケースです)」とか「親の不祥事(典型的には殺人などの凶悪犯罪)で迷惑被ったケース」などでは成り立たない。正直、このbotがマジでダライ発言なら、「ダライやid:noharra(野原燐)こと八木孝三ってそう言う理解もないのかね?(呆)。ダライも八木もバカなんじゃね?」つう思いが否定できません。つうかこういう物言いって、「尊属殺人・重罰規定違憲判決」などで否定された「儒教道徳(忠孝)の強制」と何が違うのか。
 つうか「健全な親子関係」ならいちいちダライがこんなこと言わなくても、親に敬意を持つでしょうし、そうでない「不健全なケース」ではダライに頼まれたって親に敬意を持つことは難しいでしょうね。何度もいいますが「ダライってバカなんだろうな」と思いますね。

野原燐
 自称「保守」は反基地派に敵対する。不思議である。

 全然不思議ではないですね。なぜなら「自称保守(自民)」は「日米安保支持」で、かつ「米軍の要望に応えるのがあるべき日米安保のあり方(当然、沖縄県民の意思がどうあろうが辺野古に基地を作るのが正しい)」という立場だからです。
 まあ「そんなん本当の保守じゃない!」と「保守のid:noharra(野原燐)こと八木孝三」が思うのなら勝手に思ってください、つう話です。
 俺のような「本当の保守とかどうでもええがな、俺別に本当の保守のあり方なんか興味ねえし」つう人間には本当にどうでもいい話です。

野原燐がリツイート
・のんちゃん
 昭和30年代の神道家たちは、沖縄への深い思いと敬意があった。沖縄戦基地問題に対してしっかりとした認識があった。

 そんなもんがあったとは全く思いませんがそれはさておき。
1)id:noharra(野原燐)こと八木孝三とその類友が「本心かどうかはともかく」安倍政権の沖縄政策を批判
2)そのため「理屈上」安倍を容認する「現状の」神社本庁を批判せざるを得ない
3)しかし神社本庁を結局かばいたいがゆえに「昔は神社本庁はまともだったんだ(葦津は神社本庁を代表する右翼イデオローグ)」と強弁してることがわかります。
 まあ、『id:noharra(野原燐)こと八木孝三とその類友』のような神社本庁狂信者(つまり反動右翼)でもない限りやらないバカげたくだらない行為です。

野原燐
 百田氏は国際法学者の横田喜三郎について「東京裁判を正当化した人」として糾弾する。けれども、その横田が最高裁判所長官として、米軍駐留を正当化した砂川事件の判決を下した事に触れない。米国による占領が日本を深く蝕んでいる、という百田氏の考えの好例であるのに!

 id:noharra(野原燐)こと八木があまりにも馬鹿なことを言ってるので「目が点になりました」。
 砂川事件について一定の知識がある方はこれから俺がどんな八木批判を書くかすぐに分かるかと思います。

https://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2008-04-30/2008043004_01_0.html
 当時のマッカーサー米駐日大使と「内密の話し合い」をもった田中耕太郎裁判官は当時の最高裁長官。米軍駐留をめぐる裁判で米側責任者と事前に話し合うなど、司法の独立を放棄する最悪の行為です。しかも、田中長官は、弁護団からの協議要請はことごとく拒否し、裁判官忌避を申し立てられました。弁護人とは会わず、米大使と密談していたのですから、対米従属も極まれりです。
 判決では、米側が期待したとおり、一審の違憲判決を正面から覆し、安保条約・米軍駐留に合憲のお墨付きを与えました。

https://www.jcp.or.jp/akahata/aik18/2018-05-14/2018051402_03_1.html
 マッカーサー駐日米大使は藤山愛一郎*21外相を呼び出し、田中耕太郎最高裁長官とも密談して、翌60年の安保改定までに最高裁判決で一審判決を覆す策略を相談しました。この事実は、解禁された米国公文書の調査で明らかにされています(2008年)。

という記事で分かるように「砂川事件最高裁判決」を下したときの最高裁長官は横田ではなく「田中耕太郎」です。
 なお、砂川事件最高裁判決が出たのは昭和34年12月16日。横田が最高裁判事最高裁長官)に就任したのは昭和35年10月25日です。
 従って、百田が

 横田が最高裁判所長官として、米軍駐留を正当化した砂川事件の判決を下した、事に触れない

のは当たり前です。そんな事実はありませんので(失笑)。
 「米国機密文書の機密解除によって、田中が最高裁長官でありながら、マッカーサー二世大使(マッカーサーGHQ司令官の甥)に対して『絶対に米国を勝訴させる』と確約したことが発覚したこと」は当時かなり話題になりました。

https://www.asahi.com/articles/ASL7M46J7L7MUTIL02S.html
 東京都砂川町(現・立川市)にあった米軍基地の拡張計画に反対する学生らが1957年、基地に入った「砂川事件」で、最高裁第二小法廷(菅野博之*22裁判長)は、日米安保条約に基づく刑事特別法違反で有罪となった4人の元被告について、再審開始を認めない決定をした。18日付の決定で、元被告らの特別抗告を棄却した。今回の請求で再審が開かれないことが確定した。
 この事件では一審が「米軍の駐留は憲法9条に反する」と無罪を言い渡したが、最高裁大法廷が1959年に「日米安保条約のような高度に政治的な問題に司法判断はしない」などとして破棄した。当時の田中耕太郎・最高裁長官が、米国側に裁判の見通しなどを伝えたとする米公文書が2008年以降に相次ぎ見つかったことを機に、元被告らは「公平な裁判を受ける権利を侵害された」と主張し、再審を求めていた。

ということで最高裁に不当にも棄却されたものの「田中の密談を理由とした」再審請求もなされています。
 この八木の勘違いは「砂川事件について八木がまともな基礎知識を全く持っていないこと」を完全に暴露しています。間違ったことを堂々と放言するとは八木も本当に無様な男です。
【追記】

野原燐
横田喜三郎最高裁判所長官として、米軍駐留を正当化した砂川事件の判決を下した、事実はない」という意見をもらった。>そちらの方が正しそうだ。

 すっとぼけるか、詭弁で居直るかと思っていましたが、今回は違うようです(苦笑)。

野原燐がリツイート
■山崎雅弘*23立憲民主党リツイートしました
 日本会議神社本庁が大喜びの光景。
 個々の議員が個人としてどこの神社を参拝しようが個人の自由だが、立憲主義を掲げているはずの政党幹部が(ボーガス注:安倍総理政教分離原則を骨抜きにしたいという右翼的価値観から、毎年、伊勢神宮参拝をアピールしている政治状況で)団体で(ボーガス注:伊勢神宮を)参拝し、政党の公式ツイッターアカウントが、これの何が問題なのか理解できないで拡散しているとしたら相当に重症だと思う。
立憲民主党
 本日4日、枝野代表は福山幹事長らと伊勢神宮⛩を参詣し、一年の無事と平安を祈願しました。

 「つくる会理事三浦小太郎」と交際して恥じないウヨの八木がそんなに「伊勢神宮参拝を問題視してる」とは意外でした(ちなみに安倍も参拝していますし、だからこそ『安倍へのアシスト行為だ』『政治センスがない』と山崎氏は立憲民主党の枝野*24代表らを批判しているわけです)。
 ちなみに山崎氏以外にも

肉球新党「猫の生活が第一」
 公式アカウントの広報は、あたかも立憲民主党としての「公式」参拝みたいな図に見えます。「立憲」を掲げる政党として相応しい行動かどうか、支持者からどのような視線で見られるのかどうか、きちんとお考え頂きたいと思います。

Takechan【脱原発に家族で3票】
 国会始まってないんだから、せめて議員バッジ外していって下さいよ。
 御党に投票した人達は様々な信仰を持ってるんです。
 それじゃ自民党と同じじゃないですか?
 ツイートを上げる必要もありません。何の為にあげたんですか?

川上浩一*25
 これは、立憲民主党を応援する(ボーガス注:リベラル派の)人たちにとっては、枝野氏が ”正月休みに「日本国紀」を読む" とツイートすることと同じくらい破壊力がある、ことをお知りおき下さい。

中野昌宏*26
 立憲民主党は、何と闘う党なんでしたっけ。アベ政治と闘って立憲主義を守るんでしたよね。だったらつねにそのように行動してほしいと思いますね。

えびあさ
 私も同意見です。最近の立民には少しずつ違和感が出てきていましたが、今回の参拝で決定的になりました。私は立憲サポーターでしたが、やめることにしました。

なんてリベラル派の立民批判ツイートがあります。俺も山崎氏らに同感ですし、だからこそ立民は支持しません。
 これが「伊勢神宮参拝をアピールする安倍」が総理でなければ、「通常の神社参拝だ」という言い訳も可能かもしれませんがね。安倍の存在を無視して「通常の神社参拝だ」というのは「本心でも政治センスの欠如を露呈しているだけ」です。
 そもそも枝野は伊勢神宮のある三重選出ではないし。枝野らが通常、政治活動をしてるのは「地元選挙区」を除けば国会や中央官庁がある東京でしょうから、仮に神社に行くとしても「明治神宮」など都内の神社でかまわないはずです(なおさすがに靖国はまずいでしょう)。三重の伊勢神宮にわざわざ行く理由は何なのか。


黒坂真のツイートほかにコメント

吉岡正史
「圧力をかければ北朝鮮は『申し訳ない』と核を捨てるわけではない。それは、いわば北朝鮮の『善意』に期待する現実離れした政策です。そうではなく、北朝鮮に平和共存へと積極的に踏み込ませる、踏み込まざるを得ない政策を選択すべきだと思います」(木宮正史*27・東大教授)

 で「北朝鮮に平和共存へと積極的に踏み込ませる、踏み込まざるを得ない政策」とは何かと吉岡氏に因縁つける黒坂ですが前後の文脈から、木宮氏や吉岡氏の主張が「文在寅氏のような太陽政策支持」を意味し「安倍政権もその方向に乗り出すことを求める物」であることは明白でしょう。
 文氏は別に「北朝鮮の善意に期待してるわけではない」。バーター取引による問題解決を目指してるわけです。もちろん黒坂のようなウヨが太陽政策を支持することはありえませんが。

黒坂真
 吉岡正史さん。日本共産党の皆さんは、朝鮮半島では平和への流れがあると宣伝していますね。北朝鮮在日本朝鮮人総連合会の現実について何も御存知ないと思えます。朝鮮学校の子供たちの平壌での迎春公演を是非ご覧下さい。

 意味が分かりません。迎春公演すると戦争になるのか。
 こんなあほなことを言うくらいならはっきりと「米朝首脳会談や南北首脳会談をこれこれこう言う理由で私は評価しない」と黒坂はまともなことを書いたらどうなのか。そもそも吉岡氏ら「日本共産党の皆さん」が「平和の流れがある」と見なす根拠はもちろんこれらの会談ですし、これらの会談の当事者たち(トランプ政権、文政権)も現段階では「いろいろと困難はあるが平和の流れがある」と主張してるわけですから。

黒坂真
 吉岡正史さん。朝鮮半島の平和への大転換とやらで韓国は日本を主敵とみなすようになったとお考えなら、そうですね。次はレーダー照射どころではなく、自衛隊に向けて武器使用の可能性。

 そんな可能性がないことは黒坂もよく分かってるだろうに良くもデマが飛ばせるもんです。

黒坂真
 日朝平壌宣言には、日本人拉致など全く出ていません。長々と日本が北朝鮮をどう援助するかが記されています。

 日朝平壌宣言を読めば分かる嘘八百をほざける黒坂もなかなかのクズです。
 宣言には

https://www.mofa.go.jp/mofaj/kaidan/s_koi/n_korea_02/sengen.html
 日本国民の生命と安全にかかわる懸案問題については、朝鮮民主主義人民共和国側は、日朝が不正常な関係にある中で生じたこのような遺憾な問題が今後再び生じることがないよう適切な措置をとることを確認した。

という文章が出てきます。この「日本国民の生命と安全にかかわる懸案問題」「日朝が不正常な関係にある中で生じたこのような遺憾な問題」が拉致を指すことは言うまでもないでしょう。
 つまり「拉致が今後再び生じることがないよう適切な措置をとることを確認した」わけです。そもそも拉致を認め、蓮池氏らを帰国させたのに宣言に「拉致が全く出てこない」なんてことはあり得ませんが。
 確かに「拉致」というそのものズバリの表現ではない。
 例えるなら「ジャングル大帝リボンの騎士で知られる漫画の神様=手塚治虫」「日本人初のノーベル賞受賞者湯川秀樹」のような回りくどい表現ですが、それでも「日本人拉致など全く出ていません」という黒坂のツイートは明らかなデマです。
 なお、他にも宣言には

https://www.mofa.go.jp/mofaj/kaidan/s_koi/n_korea_02/sengen.html
 朝鮮民主主義人民共和国側は、この宣言の精神に従い、ミサイル発射のモラトリアムを2003年以降も更に延長していく意向を表明した。

という文言があり何も北朝鮮ばかりがメリットを得たわけではない。
 また

日本が北朝鮮をどう援助するかが記されています。

という黒坂ですが

 双方は、日本側が朝鮮民主主義人民共和国側に対して、国交正常化の後、双方が適切と考える期間にわたり、無償資金協力、低金利の長期借款供与及び国際機関を通じた人道主義的支援等の経済協力を実施し、また、民間経済活動を支援する見地から国際協力銀行等による融資、信用供与等が実施されることが、この宣言の精神に合致するとの基本認識の下、国交正常化交渉において、経済協力の具体的な規模と内容を誠実に協議することとした。

となっており「具体的な援助内容については今後協議する」としかなっていません。「国際協力銀行による融資」などは確定した話ではなく「考えられる支援の一例」でしかありません。

黒坂真
 増子典男さん。一年ぐらい前日本共産党は、安倍総理が国政を私物化していると大宣伝*28していました。日本共産党国会議員は、森友、加計疑惑とやらの膨大な文書で安倍総理による国政私物化の証拠を見つけようとしたが、見つからなかった。そこで安倍総理は嘘つきで強権だ、に路線転換。

 安倍の「辺野古埋め立て」を「無法な強権発動」、「珊瑚を移設したから環境破壊はない」を「嘘つき」と増子氏がツイートしたらこういうデマを飛ばすのだから黒坂にも心底呆れます。
 もちろん「辺野古では無法で嘘つき」で「モリカケでは国政私物化(そして嘘つき)」が安倍の訳です。
 他にも「汚染水はアンダーコントロール」だの安倍の嘘は山ほどありますが。
 つうか「モリカケについて安倍の犯行の証拠がない、例えば森友疑惑について誰も安倍に命令されて安値で売ったと言ってない」と黒坂がいうなら、それこそ「金正男北朝鮮が暗殺した証拠」だってない(言わずとも分かるでしょうが小生は北朝鮮の犯行ではないと言ってるのではなく、黒坂の理屈なら北朝鮮犯行説は成り立たないと言ってるだけです)。
 正男暗殺については、実行犯しか今のところ逮捕されてないし、今回の実行犯は「大韓機爆破の金賢姫とは違い」「北朝鮮に命令されてやった」なんて一言も言ってないからです。ところが金正男暗殺では「北朝鮮の犯行だ」と言い出すのだから黒坂のでたらめぶりには心底呆れます。

池内さおり
 (ボーガス注:フジテレビの)ワイドナショーにおいて、性的被害も疑われている(ボーガス注:NGT48の)山口真帆さんへの暴行事件に関する話題の中で、終始真剣に話をしていた(ボーガス注:AKB48の)指原莉乃さんに対し、(ボーガス注:番組司会の)松本人志が唐突に「お得意の体を使えばいい」と常軌を逸したセクハラ発言。指原さんは「何言ってるんですか?」と驚愕、当の松本は爆笑。絶句。
 最低。
 こういう発言をする人が、この国では(ボーガス注:人気タレントとして)テレビに出続け、大きな顔をし続けることができてしまう。女性の痛みを笑いに仕立て上げることができてしまう感性も、この国では育つ土壌があるということ。性差別に慣れきって性根から腐りつづけて、一体どこへ行きたいの?
 この国で、課題は山積みだ。

で、これに対する黒坂のくだらない因縁。

黒坂真
 池内さおりさん。著名な芸能人の発言だからといって、視聴者全体がそれを支持しているはずがない。この国は性差別に慣れて腐り続けているとかいう呟きですが、日本国民は腐っていると本気でお考えですか。腐っている日本国民から、国会議員に選んでもらう必要はないと考えるべきではないですか。

 「松本みたいなゲスが人気タレントとか日本は腐ってる」と俺は思いますね。もちろん一方で松本を嫌い批判する人間も日本にはいるわけですが。
 まともな国なら冗談だと言い訳しても、松本は確実にテレビから干されるでしょう。場合によったら、事務所を首になるかもしれない。池内氏が憤慨するように、これ明らかに指原氏(あるいは山口氏?)に対するセクハラじゃないですか。
 かつこれは「指原氏(あるいは山口氏?)と仕事上の付き合いがある人間の中には彼女から性的接待を受けた人間もいる」という趣旨でしょうから、指原氏(あるいは山口氏?)の周囲に対する誹謗でもある。
 かつ話の主たるテーマは「山口氏の問題をどう解決していくか」という真面目な話なのにこのゲスぶり。山口氏とその周囲(家族や友人知人など)に対して無礼の極みです。
 しかし黒坂もさすがに「松本さんの発言に問題などない」といって松本発言を擁護しないわけですが「私も池内さんのお怒りには共感します、松本のような暴言がテレビで放送されてろくに批判もされない社会ではいけない」とならないあたりが酷い。共産党には何でも因縁をつけるのか、フジテレビや松本をかばいたいのか、その両方かは知りませんが。つうかこれ「共産党だから」つう話じゃないですからね。黒坂のやってることは「セクハラに批判的な人間すべてにけんかを売ってる」といっていいでしょう。
 「人気タレントだからって国民全部が支持してるわけではない」。
 そりゃそうですが、そんなことが、松本がペナルティも受けないでいい理由にはならない。 
 そして松本がペナルティを受けないこと(つまり積極的擁護か消極的容認かはともかく『日本人の個人個人には、松本批判する人もいるとは言え』全体としての日本社会が松本のセクハラ暴言を許してること)自体が池内氏が嘆くように「日本人の多くが性差別(セクハラ含む)に甘いことの証明」「日本人の多くが人権意識が乏しい駄目人間であることの証明」でしょう。
 でそういったら「そんな日本国民から選ばれてるのがあなた方国会議員じゃないか。不当な国民蔑視だ」て詭弁が酷すぎて二の句が継げません。

黒坂真
 兵本氏の場合、朝鮮労働党の在日本非公然組織の実情を警察に話そうとして会うようになったことが、除名の主な理由と伺っています。

 おいおいです。兵本ってそんなこと言ってましたっけ?
 つうか仮にそんなことを兵本が党に無断でやればそりゃ除名対象でしょう。公安と秘密裏に会うなんて「公安スパイとして共産党情報を漏らしたりしないか」と疑われ「何で相談もなくそう言うことをするのか→除名」となるのは当たり前の話です。
 「朝鮮労働党のことしか話してない」なんて言い訳が通用すると思う方がおかしい。

黒坂真
 高麗ジャーナル編集部の皆さん。日本の帝国主義者とは、例えばどなたですか

 韓国関係で誰しも思いつくのは「征韓論西郷隆盛*29」「初代韓国統監で、だからこそ安重根に暗殺された伊藤博文*30」でしょう。
 まあ、伊藤に限らず「韓国統監や朝鮮総督を務めた人物」は帝国主義者と考える人が多いでしょうが。
 後は「中国関係」では満州事変を起こした関東軍参謀・板垣征四郎*31石原莞爾なんかが思いつきますね。まあもちろん他にもいるわけですが。で、黒坂の方こそ「近代日本のやった戦争は侵略戦争は何一つなく、当然帝国主義者もいない」と強弁する気でしょうか。

黒坂真
 学生同盟神奈川の皆さん。朝鮮学校無償化を日本に要求するなら、朝鮮学校の基本的な教育方針を金日成社会主義教育テーゼから日本の学習指導要領に変更するべきです。

 もちろん無償化問題はそういう話ではない。つうか「金日成崇拝はやめろ*32」ならまだしも、まさか民族学校外国人学校)に向かって「学習指導要領に従え」とはねえ(呆)。「日本にある他の外国人学校って従ってるんですか?」「外国にある日本人学校は現地の学習指導要領的なもんに従ってるんですか?」て話です。たぶん従ってないでしょうし、それを「ただのアンチ朝鮮総連」にすぎない黒坂は問題視しないのでしょうが。

黒坂真
 アルファ705さん。韓国軍によるレーダー照射は、安倍総理に責任があるという見解ですか。

 もちろんアルファ705氏はそんなことは言っていません。彼が言ってるのは「仮に韓国に非があるとしても、お互いにけんか腰では関係が悪くなるだけで何の成果もない。そういうことをやってる安倍首相は愚かだ」つう話です。
 もちろんこういう物言いは「レーダー照射はなかった」とか「あったけど日本が悪い」とかそういう話じゃない。まあ、黒坂だってそんなことは本当は分かってるでしょうが。

黒坂真
 増子典男さん。日本共産党員はなぜ、日本国家が生き残るために明治日本が行った選択を侵略だ、野蛮だなどと誹謗するのですか。明治の日本人が必死にロシアと戦い、南下を食い止めたから日本はロシアの支配下にならなかった。

 「韓国の植民地化(もちろん植民地化によって収益を得る)」を実行するためには「それに反対するロシアを黙らせる必要があった」つうのが日露戦争です。決して「ロシアの南下を防ぐために韓国を植民地化した」わけではない。日本が韓国植民地化を諦めればロシアと戦争にならないし、その場合にロシアの日本侵略なんて事もない。
 まあ、そんなことは黒坂だって本当は分かってるでしょうが。

黒坂真
 増子典男さん。日本共産党の主張は、武田信玄信濃駿河に侵略したから、今の山梨県人は長野県人と静岡県人に謝罪し補償せよ、という水準の愚論です。

 「日本政府は中国や韓国に過去の侵略を謝罪すべきだ」に対する応答がこれです。
 当たり前ですが韓国も「秀吉の侵略を謝罪しろ」なんて言ってないわけで、黒坂のたとえは明らかにおかしい。
 さすがに俺も「昔のことなので」、「モンゴルは元寇をわびろ」とか「英国はフェートン号事件をわびろ」とか思いませんけど日本の中韓侵略なんてごく最近のことですからね。
 つうかこの黒坂の理屈だと、例えば「ソ連(今はロシアですが)に対しシベリア抑留の謝罪を求めること」はどうなるのか?

河津聖恵
 昨夜本当に久方ぶりに京都・四条河原町のマルイ前で毎週行われている、朝鮮学校への高校無償化適用を求める火曜アクションに参加しました。今年で無償化除外から何と9年目になります。この国の共同体は子供達に犠牲を強いて、全体主義へと暴走しているとあらためて実感しました。現場に立って感じ考えないと分からない隠された痛みを、言葉にしていきたいと思います。

 黒坂が河津氏にくだらない因縁をつけていたので、彼女のツイートに気づきました。こうした活動には本当に頭が下がります。しかし「9年も差別が続いてるのか」と思うと、日本人として申し訳ない思いでいっぱいです。そのうちの「3年間」は民主党政権であり、俺は「鳩山、菅、野田首相」に対しては怒りを禁じ得ません。

黒坂真
 宮城さん。今の韓国とは、話し合い何らかの合意や約束をしてもしばらくしたら破ります

 本心はともかく安倍ですら「建前では」ここまで馬鹿なことは言わないでしょう。
 そして「国交がある」韓国相手でこれでは「国交がない」北朝鮮相手に交渉など「反共右翼」黒坂は全く考えてないでしょう。
 なお徴用工についていえば「判決を下した」のは裁判所であって文政権は関係ない。
 光華寮訴訟中国敗訴判決(高裁)や台湾敗訴判決(最高裁)において中国や台湾の批判に対し「三権分立なので行政府に出来ることは何もない」とした当時の自民党政権の抗弁を思い起こす必要があるでしょう。
 慰安婦日韓合意についていえば、「合意したのは朴クネ」であって、文政権ではないし、文政権がやったことは「是非はともかく」朴が設立した慰安婦財団の廃止でしかありません。日韓合意を明確に「廃棄したわけではなく」、だからこそ韓国民の一部からは「廃棄すべきだ」という批判を文政権はあびています。

小池晃
 「そもそも少子化長時間労働と低賃金という自民党政治が作り出してきた問題が原因で、LGBTとは関係がなく、(ボーガス注:平沢勝栄氏の発言はLGBTの方々に対し)無理解で無責任な発言だと言わざるをえない」
■共産 小池書記局長 自民 平沢議員の“LGBT発言”を批判 | NHKニュース
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190107/k10011770211000.html

 さてこの小池ツイートについた黒坂ツイートが「欧米でも日本ほどではないが少子化してる」「民主党政権時代だって少子化だった」「昔の日本は今より低賃金だが子だくさんだった*33」「だから安倍首相悪くない」(俺の要約)の一点張りで「平沢のLGBT差別暴言についてどう思うか」「安倍や二階幹事長ら自民幹部が平沢を処分すべきだと思うか」からは完全に逃げてることには吹き出しました。さすがの「サイコパス」黒坂も「平沢議員は間違ってない、処分しなくてもいい」「彼はLGBT差別なんかしてない」という度胸はないようです。しかし自民党も本当に気が狂ってます。まともな政党なら、杉田水脈LGBT差別暴言であれだけたたかれたのに同じ事をする奴がでたりはしないし、「でたら党執行部が速攻で処分」してるでしょう。
 「杉田をかばったみたいにまた平沢をかばうのか」「どこまでLGBTを差別してるのか」と思うとうんざりします。いや俺だって別に「LGBTの人権にセンシティブじゃない」ですが、それにしたって杉田や平沢のひどさは尋常じゃないでしょうよ。
 ちなみに「少子化の原因」について言えば、実は
赤旗『進む少子化 子ども・子育て白書、非正規・低所得化が原因』
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik11/2011-06-20/2011062002_03_1.html
■ハフィントンポスト日本版『少子化白書発表、子育て世代男性の長時間労働「見直しを」』
https://www.huffingtonpost.jp/2013/06/25/white_paper_measures_for_declining_birthrate_n_3499744.html
などでわかるように、内閣府の白書ですら「長時間労働と低賃金が少子化を助長してる」つう立場ですけどね(苦笑)。白書にそう書かれてるのに政治がそう動かないつうのも酷い話です。
 つうか、だからこそ安倍はそうした批判に対し「働き方改革」「ワークライフバランス」といったわけです。もちろん「日本版ホワエグ」など導入し、
赤旗『過労死防止に逆行、「働き方」法案強行 遺族ら怒りの会見』
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik18/2018-06-30/2018063001_02_1.html
でわかるように「電通過労自殺死女性の遺族」などから「総理を許せない」と批判をあびている安倍の「働き方改革」「ワークライフバランス」は明らかに「オーウェルの小説『1984』のニュースピーク化(つまり虚言)」してますが。電通過労自殺遺族と会って人気取りを画策しながら、結局彼らを怒らすような酷い法案を提出し、それでも「働き方改革だ」と強弁する。安倍がトップになってから自民党キチガイぶりは言語を絶するものになってきた気がします。
 そういえば先日(2019年1/4)、テレビ東京の新春2時間ドラマで「釣りバカ日誌」をやり、そこで主人公・浜崎伝助が「釣りばかりやってること」を上司に非離されたとき「僕は政府の進める働き方改革を実践してるだけです」ととぼけたこと言ってましたが、本来の働き方改革とはそういう話(長時間労働の是正)の訳です。

黒坂真
 小池晃議員。日本共産党員は実際にレーダーを照射された自衛隊員の事を考えられないのですか。

 なお小池氏がなんと言ったかと言えば「現時点では日韓両国政府の言い分があまりにも違いすぎており、レーダー照射があったのか、なかったのか、あったとしたらなぜそうした事態が起こったのか、この事件は韓国に非があるのか、日本側に非があるのか、双方がともに何らかの非があるのか、我々部外者は判断が難しい。とにかく双方がお互い、冷静に話し合って、真実を明らかにして『こうした事態の再発防止』や『日韓友好』につながる解決策を見いだしてほしい。お互いに一方的に相手を非難するのはやめてほしい」(小池主張のオレ流要約)ですね。
 俺も正直同感です。これに黒坂のように因縁をつけるには「韓国の言い分が間違ってることは明白、それが理解できない共産党はおろか」「韓国が間違ってる以上、一方的に攻撃して何も問題ない」という立場に立たないとならないでしょうが、俺も小池氏もそういう立場には立たないわけです。
 ちなみに「小池氏に悪口する黒坂」へのある方の黒坂批判ツイート。

アルファ705
 最悪戦争にならないまでも国家間の関係悪化による緊張激化で大きな負担を背負わされるのは自衛隊員だと思いますよ。対立をエスカレートさせることなく外交的知恵を出して収めなければ不幸になって行くだけです。

 まあそういうことです。小池氏が言ってるのもそういうことです。不幸になるのは自衛官や韓国軍兵士「だけではない」「両国国民が不幸だし近隣諸国(中国、ロシアなど)も迷惑」ですが。
 ちなみにアルファ705氏への黒坂の非常識ツイートがこれです。

黒坂真
 アルファ705さん。日本との対立を深刻化させないで妥協の道を図ろう、という意見を今の韓国で政治家や言論人が主張するのはかなり困難です。

 「それが難しいのは韓国ではなく日本ではないのか。」と思いますがそれはさておき。「妥協」しなくていいなら「妥協しなくていい」のですが「友好関係にあるべき隣国なのだから、いたずらに対立するくらいなら妥協してでも日本は和解すべきだ」つうのは当たり前の話です。

黒坂真
 アルファ705さん。今の韓国世論*34は、日本との対立を激化させる言動をする政治家や言論人、運動家こそ真の愛国者だという調子です。これをおかしいという政治家は次回落選するか、所属政党の候補者にしてもらえない。韓国軍は、北朝鮮船舶に重油か何かを渡していたかも知れない。制裁破りです。

 やれやれです。「選挙で当選すると言うことは国民の支持があると言うことだ、だから自民党が正しい」という野郎・黒坂が「文在寅政権の対応が国民の支持を得ていても間違ってる」だそうです。でたらめすぎて二の句が継げません。
 つうか、アルファ氏は「対立を深めていくとお互い不幸だ」といってるだけで「韓国が正しい」「間違ってる」とかそんなことは何ら問題にしてない。黒坂のツイートはまともな応答になっていません。
 あげく何の根拠もなく「韓国は北朝鮮の制裁破りに協力していたのではないか」と放言。「お互いに対立を深めていくと不幸だ」というツイートに「対立を深めるような悪口雑言ツイート(制裁破り疑惑)」をしたあげくその根拠が陰謀論。本当に呆れて二の句が継げません。

黒坂真
・アルファ705さん。私は韓国が北朝鮮に海で何かを渡していたと断言はできませんが、可能性はある。
・アルファ705さん。私は韓国が北朝鮮に何かを渡していると断言することはできません。可能性を指摘しているだけです。

 「日本政府も米国政府も『韓国は北朝鮮の制裁破りに加担してる』などと言う批判はしてないのに、『韓国政府の制裁破り加担疑惑』を云々する根拠があなたにはあるのですか?。根拠なしででたらめを言うのはやめなさい!」とするアルファ705氏の批判に対する黒坂の居直りツイートです。つまりは証拠もないのに黒坂は放言していたわけです(黒坂の場合、こうしたでたらめさは予想の範囲内で何ら意外ではないですが)。
 「可能性はある(証拠はないが)」レベルで話をしていいのなら、例のレーダー照射問題にしても「韓国は何ら悪くなく、日本が全面的に悪い可能性」だってあるでしょう。黒坂のでたらめさにはいつもながら呆れます。

黒坂真
 Blogを更新しました。飯山陽「イスラム教の論理」(新潮新書)と、井筒俊彦*35「『コーラン』を読む」(岩波現代文庫)より思ったことを記しました。世界には「多様性」を否定的にとらえ、世界は一つの価値観に収れんされねばならないと考える人がいる。イスラム教はその立場に属すると飯山氏は語ります

 馬鹿馬鹿しくて話にならないですね。黒坂や飯山の物言いは単なるイスラム差別でしかありません。もちろんキリスト教だって仏教だって神道だって、いや宗教に限らずどんな思想だってそういう狭量で排他的な人間はいくらでもいるでしょう。
 あるいは「日蓮宗国立戒壇論」「キリスト教天地創造説、イエスの復活」など教典などに「現実と合致しない部分」はいくらでもあるでしょう。
 ただ、それはたいていの場合「その宗教やその思想の本質ではない」。
 「そうした排他性や狭量性は、その思想や宗教の本質である」「そうした現実に合致しない部分はその思想や宗教の本質である」「だからその部分を是正など出来ない」とまで言って全否定しようとするなら、そんな詭弁では話になりません。しかも相手は「日本しかほとんど信者がないローカル宗教の神道」「インドしかほとんど信者がないローカル宗教のヒンズー教」「チベットしかほとんど信者がないローカル宗教のチベット仏教」と違い「中東やアフリカ、東南アジア」を中心に多くの信者を持つ世界宗教イスラムです。全く話になりません。
 飯山や黒坂レベルの詭弁でいいなら何もイスラム教だけでなく、キリスト教だって仏教だって神道だって、いや宗教に限らずどんな思想だって「狭量で排他的な人間の存在」「教典などの現実に合致しない部分」を理由に全否定できるでしょう。
 なるほど世界宗教イスラムですらこんな暴言を吐く黒坂なら、「反共主義」を理由に北朝鮮や中国を敵視するのもよく分かります。
 黒坂的には「イスラムに傾倒していたという右翼活動家・大川周明*36」なんぞはどう理解されるんですかね?。そしてこういうイスラムへの差別的な認識と「イスラム信者が多いウイグル」への同情的な物言いはどう両立しているのか。単に黒坂が「ウイグルを中国たたきネタにしてるだけ」で実際はウイグルを差別していることの証明ではないのか。

http://blueribbonasiya.blogspot.com/2019/01/blog-post.html
 私はインドネシアやイラン、トルコと日本は交流関係を深めるべきと考えていますが、距離の取り方が難しいと思えてなりません。

 おいおいです。イスラム信者が多い国*37と言うだけでずいぶんと無茶苦茶なことを言うもんです。
 とはいえイスラムの方こそ「一般日本人ならともかく、黒坂や飯山のようなイスラム差別者と付き合う気はない」というでしょうが。

黒坂真
 日本のテレビ局は圧力に弱い。朝鮮労働党関係者が、この人は北朝鮮問題での評論者に採用するなというだけで屈服。

 やれやれです。「安倍の圧力によるキャスター交代劇(NHKクローズアップ現代の国谷氏*38、テレ朝報道ステーションの古館氏)」などへの批判に対する黒坂の居直りツイートです。
 「北朝鮮非難報道が普通に放送される」日本において、誰が考えても『外国の一政党』にすぎない朝鮮労働党にそんな政治力はない。「安倍が真っ黒のモリカケ疑惑ですら事実無根と強弁する」黒坂は証拠付きで「朝鮮労働党の圧力による出演拒否」が証明できるのか。そもそも黒坂の言う「テレビ局」「テレビ番組」「朝鮮労働党関係者」「出演拒否された人間」とは具体的に誰なのか。
 「日本テレビ(まあ例はTBSでもフジテレビでもどこでもいいですが)のホニャララというニュース番組で、朝鮮労働党関係者はA、出演拒否された人物はBだ。証拠としてCを提出します」などということができるのか。

黒坂真
 吉岡正史さん。集団的自衛権が行使できるようになり、日米軍事同盟が強化されました。これは日本の平和に貢献。日本侵攻、攻撃を策す中国共産党朝鮮労働党からみれば、日本を攻撃すると自衛隊だけでなく米軍の反撃を想定せねばならない。米軍は手強いから、日本を攻撃しにくい。安倍政権は良い仕事。

 黒坂が本気でこんなことを言ってるなら無知だし、虚言を吐いてるなら不誠実でクズです。多分後者の「不誠実なクズ」でしょうが。
 政府見解では「在日米軍が外国の日本侵略に対応すること」は「安倍政権誕生以前から」、集団的自衛権の行使にはあたらない*39とされており、「集団的自衛権行使」を認めなくても、政府見解の立場に立つ限り、日本侵略に対する在日米軍による反撃には「安倍政権誕生以前から」憲法上の問題はありません。
 安倍が「集団的自衛権行使容認」で認めたかったのはもちろんそういうことではなく「日本への侵略に対する反撃、というパターン以外で在日米軍自衛隊が共同作戦すること」であり、具体的には「ベトナム戦争への韓国参戦」「イラク戦争での英国参戦」「シリア軍事介入へのフランス参加」のような専守防衛とはいえないケースです。
 まあ、そもそも「中国や北朝鮮の日本侵攻」などあり得ない話ですが。そうするメリットが何もないからです(そもそも世界有数の軍事力である自衛隊相手に勝てるかも、『特に北朝鮮の場合』は疑問符がつくでしょう)。大体「日本侵攻」などする気なら中国も「一帯一路やAIIBへの参加」を安倍に呼びかけない。
 そして安倍も未だ不参加のAIIBはともかく「一帯一路への参加」は表明した以上、中国の日本侵攻があるとは全く思ってないでしょう。

黒坂真
 日本共産党中央本部の皆さん。安倍総理プーチンを論破したら北方領土が返って来ますか

 びっくりですね。何がびっくりって
1)『島の返還は脇に置いて平和条約を結ぼう』とプーチン大統領に言われても、突然の予想外発言だったこともあり『そんなことはできない(従来の日本政府方針)』とも『その通りだと思う』ともなんともその場で安倍が何ら応答できず
2)プーチンに『島を返還してほしいなら在日米軍基地を置かないと確約しろ』と言われても政府としてまともに応答できず
3)ラブロフ外相に『まず日本は第二次大戦の結果として北方領土がロシア領になったことを認めよ』といわれて『いやそんな事実はない。日本領だ(日本政府の公式見解)』と政府として抗議も出来ず『ラブロフ発言をどう思うか』という質問について河野外相が「次の質問どうぞ」などという非常識な対応をする
などの無様さで島が帰ってくるのか、二島返還と騒いでいるのは単に参院選目当てではないのか、そんなことでは外交としてむしろ危ういという共産党の指摘に対して、黒坂が詭弁で必死に安倍をかばうことですね。
 共産党や「野党各党(立民、社民など)」どころか、産経ですら安倍の「二島先行返還論へののめり込み」に批判的なのに。
 黒坂は何があろうとも安倍批判する気はないのか、はたまた「共産党だから」反共右翼として因縁をつけてるのか(つまり産経の批判なら安倍批判に同意してた?)。
 少なくとも、「まず日本は第二次大戦の結果として北方領土がロシア領になったことを認めよ(ラブロフ外相)」なんてのにはきちんと「そんな事実はない(日本政府の公式見解)」と論破つうか反論すべきでしょうね。それすらしないというのでは話にならないでしょう。つまり「論破すれば島が帰ってくるわけではない」が「相手の間違った主張」については論破つうか反論しておかないと交渉を求める根拠がなくなります。

黒坂真
 悔しいですが、(ボーガス注:ロシアから)占領された領土を取り返すのは困難。日本が徹底的攻撃力を持たねば愚弄され続ける。弾道ミサイル巡航ミサイルが必要。

 おいおいです。まさか「北方領土返還のためにミサイルが必要」と言い出すとは。
 「返さないとミサイルを打ち込むぞ」とロシアを脅せとでも言うのか。
 安倍も含めてそんな人間は与野党幹部にはいないでしょう。つうか安倍はむしろ「日露経済支援」に踏み込んでおり、方向性が黒坂の言う「ミサイルで恫喝」とは全く逆です。

黒坂真
 増子典男さん。安倍総理が植民地支配に反省の意思を表明すると金正恩が感動して拉致した日本人を返すとお考えですか

 もちろん「反省の意思」は「中国、韓国との友好関係上も重要」であり、そうした観点も増子氏は表明していますがそれはさておき。
 増子氏の主張「北朝鮮の非(拉致)を批判するなら、日本も自らの非(慰安婦、韓国植民地支配など)を認めるべきだ、それが拉致問題解決にもつながると思う」とは「金正恩が感動して返す*40」つう話ではなく
1)そうすることが政治道徳上当然だ(損得抜きの話)
2)そうすることで、拉致問題での中韓の協力も得やすい(逆に非を認めないと協力が得づらい)
3)日本が非を認めることで「日本も拉致問題解決においてそれなりに本気だ」「日本も植民地支配についてそれなりの金を出す気かもしれない」と北朝鮮側が理解し、拉致解決に前向きになるかもしれない(もちろん非を認めない場合はその逆で拉致解決に北朝鮮が後ろ向きになる)
つう意味だなんてことは(増子氏の詳しい説明がないとはいえ)黒坂だって分かってるでしょうに。

黒坂真
 朝鮮学校のある風景、の皆さん。朝鮮学校で実施されている金日成民族化教育とは異様です。そんな教育を子供たちに実施したら、子供たちが金日成金正日に忠誠を誓う人になってしまいかねない。熱性者と皆さんは呼んでいるそうですね。熱性者の方は、張成澤処刑や金正男氏殺害も支持するのでしょうね。

 「アホか」ですね。「少なくとも形式的には合法な処刑」である張処刑はともかく金暗殺については北朝鮮は犯行を否定しているので「支持すること」はもちろんあり得ません。
 つうか「日本でされてる日の丸、君が代押しつけ」で日の丸や君が代への愛*41など生まれないように、朝鮮学校内で「北朝鮮体制万歳」的な教育が仮に行われても、日本国内はもちろんそうではないし、単純に「北朝鮮万歳」になる人もほとんどいないでしょう。
 どっちにしろ教育内容を理由に朝鮮学校「だけ」を無償化除外するのは不当な差別、人権侵害でしかないのですが。

黒坂真
 朝鮮学校のある風景、の皆さん。朝鮮学校を在日同胞一丸で守るとき、という呟きに申し上げたい。朝鮮学校の生徒数が激減したのは子供を金日成民族の一員に育ってほしくない、と判断する親が増えたからでしょうね。

 「アホか」ですね。「無償化除外などの朝鮮学校差別、在日差別は許してはならない。仮に朝鮮学校の教育内容に批判的な在日でも批判し抗議すべきだ」ということ(正論だと思います)と「朝鮮学校の生徒が減少してる」なんてことと何の関係があるのか。

*1:2018年刊行

*2:本名は新崎智(呉はペンネーム)。著書『現代人の論語』(2015年、ちくま文庫)、『つぎはぎ仏教入門』、『吉本隆明という「共同幻想」』 (以上、2016年、ちくま文庫)、『真実の名古屋論』(2017年、ベスト新書)など

*3:正直、それはさすがにないと思いますが

*4:1944年生まれ

*5:ソ連軍相手に」と三浦が書かないのはさすがに「映画公開当時でも非常識」と思ってるからでしょうかね。

*6:1979年のニカラグア革命により当時の政権与党は左派のサンディニスタ民族解放戦線FSLN)でした。これに対してレーガン政権は右派ゲリラ組織コントラを支援。1979〜1989年までニカラグアは内戦状態になります。

*7:中ソ対立から「中国が米国側にたつ」つう設定なんでしょうか?。イヤー、今は米国ウヨは明らかに中国を敵視してますけどね。

*8:米国ネブラスカ州の都市

*9:1952〜2009年。

*10:1960年生まれ。

*11:確か「雪降る公園」で志村喬演じる主人公が「ゴンドラの歌」を歌いながら、自分の成し遂げた公園作りに満足して死んでいくつう落ちでしたかねえ?。

*12:1910〜1998年。1951年(昭和26年)に『羅生門』で、ヴェネツィア国際映画祭金獅子賞とアカデミー賞名誉賞を受賞。「世界のクロサワ」と呼ばれるきっかけとなった。1952年(昭和27年)、『生きる』を発表し、ベルリン国際映画祭上院特別賞を受賞した。1954年(昭和29年)、大型時代劇『七人の侍』を発表。作品は大ヒットし、ヴェネツィア国際映画祭銀獅子賞を受賞した。また、文化勲章(1985年)、アカデミー名誉賞(1990年)、国民栄誉賞(死後追贈、1998年)も受賞。

*13:1928〜1982年。

*14:1918〜1996年。1971年に映画『ラスト・ショー』でアカデミー助演男優賞を受賞。

*15:1905〜1982年。1943年、黒澤明の第1回監督作品『姿三四郎』で老柔術家・村井半助を演じて以来、黒澤作品には欠かせない存在として、21本の黒澤作品に出演した。1948年(昭和23年)の黒澤映画『醉いどれ天使』で主演に抜擢され、酔いどれ医者役を好演。続いて1949年(昭和24年)には、黒澤映画『野良犬』で三船と組むベテラン刑事役を、黒澤映画『静かなる決闘』で三船の父親役を演じ、この二つの演技で毎日映画コンクール男優演技賞を受賞する。1952年(昭和27年)の黒澤映画『生きる』では、NYタイムズに「世界一の名優」と絶賛され、志村にとって一世一代の作品となった。1954年(昭和29年)の黒澤映画『七人の侍』では侍達のリーダー勘兵衛役で主演。黒澤映画『生きものの記録』(1955年)を最後に高齢のため主役級を降板。以後は脇役として黒澤作品への出演を続け、『悪い奴ほどよく眠る』(1960年)の守山土地開発公団管理部長、『椿三十郎』(1962年)の黒藤次席家老など、癖の強い悪役なども演じた。最後の黒澤映画は『影武者』(1980年)である。黒澤作品以外では、本多猪四郎監督作品『ゴジラ』(1954年)の山根博士役、山田洋次監督作品『男はつらいよ』(1969年)の「諏訪博の父親」役などで知られる(ウィキペディア志村喬」参照)。

*16:1944年生まれ

*17:まあそれだって1984年時点ではあり得ませんが。

*18:文芸評論家。著書『私の人生観』(角川文庫)、『モーツァルト』(集英社文庫)、『ドストエフスキイの生活』(新潮文庫)など

*19:台湾総督、第11師団長、第3軍司令官、学習院長など歴任

*20:ということでid:noharra(野原燐)自ら自分の本名が「八木孝三」であることをやっと正式に認めたわけです。

*21:大日本製糖社長、日本航空会長など歴任。後に政界入りし岸内閣外相、自民党総務会長(池田総裁時代)、池田、佐藤内閣経済企画庁長官など歴任

*22:水戸地裁所長、東京高裁部総括判事、大阪高裁長官などを経て最高裁判事

*23:著書『ドイツ軍名将列伝』(2009年、学研M文庫)、『クルスク大戦車戦:独ソ機甲部隊の史上最大の激突』(2014年、光人社NF文庫)、『新版・中東戦争全史』(2016年、朝日文庫)、『日本会議:戦前回帰への情念』(2016年、集英社新書)、『新版・独ソ戦史:ヒトラーvs.スターリン、死闘1416日の全貌』(2017年、朝日文庫)、『「天皇機関説」事件』(2017年、集英社新書)、『新版・西部戦線全史:死闘!ヒトラーvs.英米仏』、『増補版・戦前回帰:「大日本病」の再発』(以上、2018年、朝日文庫)など

*24:鳩山内閣行政刷新担当相、菅内閣官房長官、野田内閣経産相民主党幹事長(海江田、岡田代表時代)、民進党代表代行(前原代表時代)を経て立憲民主党代表

*25:国立遺伝学研究所教授

*26:青山学院大学教授。著書『貨幣と精神』(2006年、ナカニシヤ出版)

*27:著書『韓国:民主化と経済発展のダイナミズム』(2003年、ちくま新書)、『国際政治のなかの韓国現代史』(2012年、山川出版社)など

*28:何も「モリカケで安倍批判してる」のは共産党だけではなく、立民、国民民主、社民、自由、すべての野党がそうなんですけどね。「共産党限定ではない問題ですら」共産「だけ」に黒坂が絡むのはやはり奴が「常軌を逸した反共右翼だから」でしょう。

*29:参議、陸軍大将、近衛都得

*30:首相、貴族院議長、枢密院議長、韓国統監など要職を歴任。元老の一人。

*31:関東軍参謀長、第一次近衛、平沼内閣陸軍大臣など歴任。戦後、死刑判決。後に靖国神社昭和殉難者として合祀

*32:それだって「権力を持たない一般人の批判」ならまだしも「政府の権力的介入」なら違法かつ不当な行為です。

*33:酷い詭弁です。正気を疑います。

*34:むしろそれは「日本世論=韓国との対立を激化させる言動をする政治家や言論人、運動家こそ真の愛国者だという調子」ではないのか。少なくとも「安倍自民」と「右翼マスコミ(読売、産経、文春、新潮など)」はそうでしょう。

*35:1914〜1993年。慶應義塾大学名誉教授。著書『イスラーム哲学の原像』(1980年、岩波新書)、『マホメット』(1989年、講談社学術文庫)、『イスラーム文化』、『意識と本質:精神的東洋を索めて』(以上、1991年、岩波文庫)、『イスラーム生誕』(2003年、中公文庫BIBLIO)、『イスラーム思想史』(2005年、中公文庫BIBLIO)、『「コーラン」を読む』(2013年、岩波現代文庫)など

*36:著書『回教概論』(ちくま学芸文庫)、『復興亜細亜の諸問題・新亜細亜小論』(中公文庫プレミアム)など

*37:なお、「事実上の国父」ホメイニの影響でイスラム教が事実上、国教となってるイランはともかくトルコ、インドネシアは「イスラム教徒が多い」だけでイスラム以外の信者もいます(エルドアンの影響でイスラム化が強まってるとはいえトルコにおいてイスラムは国教ではありません)。

*38:著書『キャスターという仕事』(2017年、岩波新書

*39:これについては「集団的自衛権行使に当たる違憲行為」という政府見解への批判意見も無論ありますがそれはひとまず無視します

*40:「本音の世界」において「感動して返す」つうことはないにしても「建前の世界」として「日本の誠意に感動した。我々もその日本の誠意に誠実に応対したい(北朝鮮)」として拉致被害者が帰る可能性はあるでしょう。そして、その程度のことは黒坂も理解しているでしょう。

*41:実際には安倍らウヨが、単に自分の価値観に服従させたいだけでしょうが