「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(7/4分:荒木和博の巻)&北朝鮮最新ニュースその他色々(追記・訂正あり)

 荒木への批判以外にも朝鮮・韓国関係中心で色々ぶち込んでいます。
■花火大会
http://araki.way-nifty.com/araki/2016/08/news228128825-e.html

 どうせだったら「許し難い暴挙」「わが国の安全保障に対する重大な脅威」「断じて容認できない」などという決まり切った言葉ではなく「金正恩のごとき人間のクズが」とか「八つ裂きにしてやる」とか「好戦狂」とか、あちらのメディアのような言葉でも使ったらどうでしょうか。NHKのアナウンサーとかそんな感じで言ったらそれなりのメッセージにはなると思うのですが。

 さすがの荒木も本気ではないでしょうが、よくもまあここまで馬鹿な事が言えるもんです。大体そんな事と「拉致問題の解決」と何の関係があるのか。拉致被害者家族会もよく荒木のようなバカを支持し、蓮池兄弟を敵視できるもんです。


■国基研『HP改善の次は国連への慰安婦再調査要求だ』西岡力東京基督教大学教授)
http://jinf.jp/feedback/archives/19073
 外務省HPの「改善*1」だったら安倍が圧力かければ済む話です。
 「国連にクマラスワミ報告やマクドガル報告の認識を変えてもらう」なんてことは是非以前にできるわけがない。そんな働きかけをしても日本の国際的評価が落ちるだけです。かつそうした主張はもろに「河野談話や安倍・朴日韓合意」に矛盾します。西岡らは安倍信者なので「日韓合意に矛盾しない」と強弁するわけですがそんな馬鹿な話はない。
 かつ「日韓合意とクマラスワミ報告、マクドガル報告敵視は矛盾しない」なんていったらいつまでたっても慰安婦問題が解決しない。全く無茶苦茶です。


ゴジラ
http://araki.way-nifty.com/araki/2016/08/news227828819-f.html
■続・ゴジラ
http://araki.way-nifty.com/araki/2016/08/news227928821-c.html
 ゴジラ拉致問題なんてかけらも関係ないのにこじつけたあげく言ってることは「何故政府は俺達救う会の言うとおりに動かない」というただの愚痴でしかないんだから呆れます。

拉致問題については、例えて言えば「いや実はあれはゴジラではなく、台風だった」とか、「家が古いので勝手に倒れたのだ」と言い始めたとも言えます。

 たとえが意味不明すぎて理解することすら不可能です。政府が否定してるのは「救う会が主張する特定失踪者や自衛隊による拉致被害者救出論といった与太」であって拉致の否定なんか勿論していませんので。

ゴジラであると認めるためには三要件が必要だ」

少なくとも拉致についていわゆる三要件
1)北朝鮮にいること
2)北朝鮮にいることが自分の自由意志でないこと(強制的に連行されたこと)
3)強制的な連行は政府機関によるものであること
が必要なのは当然でしょう。
 ただし「ご本人が拉致を否定している寺越武志さん」など一部例外ケースを除けば、政府は1)を認定すれば、基本的に2)、3)はほぼ自動的に認定していますし、荒木の特定失踪者の場合、2)や3)どころか1)すら認定できない代物です。なにせ国内で発見者がいますから。
 そんなものを拉致認定して北朝鮮相手に持ち出すことなんてすべきでないし、できるわけもない。

あと、「(ボーガス注:ゴジラは)国政の最重要課題」とか言って対策本部を設置し、大臣を置く。しかしその大臣も次第に兼任が増えてくると。

 加藤拉致担当大臣に「一億総活躍」「女性活躍推進」「少子化対策」だのやたら兼務が多く、8月の改造では「働き方改革」なんて新兼務までついたことがよほど不愉快なようです。


■大森勝久『「国際法の支配」を守るものは自由主義国の強い軍事力と強固な同盟と正しい戦略である:第2次冷戦はずっと前から始まっている』
http://1st.geocities.jp/anpo1945/2808A.html
 そもそも「違法の疑い濃厚なイラク戦争*2」などを無視して「米国=正義の味方」扱いする時点で大森氏はおかしいですが。

 プーチンは2015年3月に、「西側がクリミア半島を奪還するために軍事行動を起こすことも想定*3して、ロシアは核兵器を使用する用意を整えていた」と公然と述べていた。プーチンは核戦争の威嚇をしたわけである。だがオバマ大統領はこれに対して、「ロシアが核を使用すれば、アメリカは直ちに核で反撃する!」と逆恫喝することをしなかった。

 オバマにそんな馬鹿な事はできるわけもないでしょう。国内外から批判を浴びることは間違いないからです。そもそもプーチン*4の発言だってフカシに過ぎないわけです。

 ロシアは毎年、同盟国*5中共日本海等で、日本や米国を対象とする合同軍事訓練を実施しており、中共と連携して北と南から日本を侵略して滅ぼそうとしている国家である。ロシアはまずは北海道の占領を狙っている。

 ばかばかしい。ロシアがそんな事を考えてるわけもないでしょう。

 クリミア半島を侵略併合し、日本侵略占領を狙っているロシアと「日露安全保障会議」を開催する安倍首相が、ロシアの尖兵(思想工作員)であり、日本の敵(侵略者)であることは明らかである。
(中略)
 安倍首相は「保守」の仮面をかぶって正体を隠して、ロシアの軍事力=経済力を増強させ、また他方で日本の対露国防を粉砕して、ロシアに日本を侵略占領させようとしている。

 もちろん「プーチンと首脳会談をするという安倍」を「プーチンに甘い」と批判することは一つの考えとして「あり」です。欧米諸国はもっと、プーチンに厳しいわけですから。ただ「安倍はプーチンの子分だ、ロシアの手先だ(大森)」などという陰謀論は馬鹿げています。

 安倍首相は昨年の安全保障法制国会で、「中国が南シナ海で武力紛争を起しても、重要影響事態にも存立危機事態にも該当しない」(昨年6月1日)と答弁している。

 そりゃさすがの安倍だって中国相手に安保法を発動するなんて事は公言はできないでしょう。

私は1999年から、「ソ連は西側自由主義諸国を騙す*6ためにロシアに上着を変えただけであり、東西冷戦は継続している。油断してはならない」と主張してきた。

 確かに今の米国とロシアの対立は一見「冷戦」のようですが、今の米露対決は昔の米ソ対決とは違い「共産主義VS資本主義」という対決ではありません。当然「プーチンロシア=旧ソ連」ではない。


北朝鮮への情報流入イデア公募展
http://araki.way-nifty.com/araki/2016/08/post-57e4.html
 以下の意味でバカバカしいですね。
1)こんな事と荒木一味の建前である「拉致被害者の救出」と何の関係があるんでしょうか?
2)こんなん公募したって応募があるとも思えませんが。大体「ラジオ電波の発信」「風船にビラつけてばらまく」という今現在荒木一味らがやってる事以上の何ができるというのか。


■『靖国の宴』が偕行文庫に
http://araki.way-nifty.com/araki/2016/08/post-5414.html
 荒木の駄本を附属図書館に入れるとか靖国神社ってどんだけバカなんでしょうか。もちろん「あの靖国」ですから、靖国関係なら

・赤澤史朗『靖国神社:せめぎあう<戦没者追悼>のゆくえ 』(2005年、岩波書店)、『戦没者合祀と靖国神社』(2015年、吉川弘文館
・内田雅敏*7靖国問題Q&A:「特攻記念館」で涙を流すだけでよいのでしょうか』(2007年、スペース伽耶)、『靖国参拝の何が問題か』(2014年、平凡社新書)
・大江志乃夫*8靖国神社』(1984年、岩波新書)、『靖国違憲訴訟』(1991年、岩波ブックレット)
小島毅*9『増補・靖国史観』(2014年、ちくま学芸文庫)
島薗進*10国家神道と日本人』(2010年、岩波新書)、『国家神道と戦前・戦後の日本人』(2014年、河合ブックレット)
・白川哲夫『「戦没者慰霊」と近代日本:殉難者と護国神社の成立史』(2015年、勉誠出版
高橋哲哉*11靖国問題』(2005年、ちくま新書)
・田中伸尚*12自衛隊よ、夫を返せ!:合祀拒否訴訟』(1988年、社会思想社現代教養文庫)、『遺族と戦後』(共著、1995年、岩波新書)、『政教分離地鎮祭から玉串料まで』(1997年、岩波ブックレット)、『靖国の戦後史』(2002年、岩波新書)、『ドキュメント靖国訴訟』(2007年、岩波書店)、『いま、「靖国」を問う意味』(2015年、岩波ブックレット)
日本共産党中央委員会出版局『「靖国史観」とアメリカ』(2005年)
・村上重良『国家神道』(1970年、岩波新書)、『慰霊と招魂:靖国の思想』(1974年、岩波新書)、『靖国神社』(1986年、岩波ブックレット)、『天皇制国家と宗教』(2007年、講談社学術文庫)
山中恒*13『「靖国神社」問答』(2015年、小学館文庫)

など靖国批判本、あるいは「靖国万歳から距離を置いてる本」も入れてるわけではなくセレクトしてるわけでしょうからねえ。それで荒木の本ってドンだけ靖国って低能なのか。


■バイデン
http://araki.way-nifty.com/araki/2016/08/news227528816-c.html
 バイデンの発言と拉致問題と全く関係ない話であり改めて荒木には呆れます。と同時に「米国は、日本を属国と舐めている」と理解されかねない暴言を吐けるバイデン「副大統領」にも呆れます。大丈夫なんですかね、アメリカは。


■「天皇陛下の例のお言葉」について「大森勝久氏の見解」が今から楽しみ

http://1st.geocities.jp/anpo1945/joseimiyake.html
 天皇制廃止*14共産主義者*15憲法学者・奥平康弘氏*16も、2005年3月発行の著書『万世一系の研究』*17で、「私は<退位の不自由>および<身分離脱の不自由>に限っては、権利保障体系にもとづいて、究極の<人権>が語られるべきだと思う」「その意味で<退出の権利>は人道無視の重大な侵害を受けている者に認められるべき切り札であり、<究極の人権>である」(380頁)(中川八洋*18同書195、196頁)と、「退位の自由」を皇室典範に定めるべきだと主張している。

 小生、この奥平本を購入して持っていますが確かに奥平氏は「人権上、退位の自由を認めてはどうか?」と書いてますね。「小生の知る限りですが」メディアも何故か奥平本に触れないので、すっかり忘れてました。
 現天皇が奥平本の存在を知ってるのか気になるところです。
 しかし「退位の自由を典範に定めてはどうか」という奥平氏を糞味噌に罵倒する大森氏は現天皇の例の発言に対し、やはり「生前退位なんか認めてはならない!」つうんですかね。それとも現天皇を罵倒するわけにも行かず、しれっと生前退位を認めるのか。


■国基研『紛争の尖兵担う海上民兵の恐ろしさ』太田文雄(元防衛庁情報本部長)
http://jinf.jp/feedback/archives/19047
 そもそも海上民兵云々なんてのは何の根拠もない与太ですからねえ。これが元防衛官僚と言うんだから呆れます。

南京事件(軍服を脱ぎ捨て一般市民の服装をして武器を隠し持ち、相手が後ろを見せると攻撃する便衣兵の処断を、一般市民を大虐殺したと宣伝)

 南京事件について言えば「ゲリラ兵という意味での便衣兵など南京にはいなかった」というのが通説です。
 「ゲリラ兵を恐れた日本軍」が「疑わしきはぶっ殺せ」とばかりに「便衣兵狩り」をやり、「便衣兵の疑いがある*19」レべルで、民間人まで巻き添えにして殺したのが事実です。また相手が便衣兵であっても「恣意的な違法殺害を防止し、事後の検証が可能なように、処刑には軍事裁判の手続きがいる」とするのが通説であって南京での日本軍のように「軍事裁判どころか何の法的手続きもとってない、事後検証も恣意的な殺害防止もやることができない」なんてのは論外です。
 既に南京事件研究家も指摘していることですが、南京での日本軍のように「疑わしい」レベルで法的手続きも取らずにぶっ殺していいのなら「一億総玉砕」「一億総特攻」を叫んでいた戦争末期の日本人を米軍は「問答無用でぶっ殺していいこと」になるでしょう。一億総玉砕とは「一億総便衣兵」と言う意味だからです。
 また、チベット自治区ウイグル自治区中国人民解放軍も「チベットゲリラ、ウイグルゲリラの疑いがある」レベルでチベット人ウイグル人を問答無用でぶっ殺していいことになるでしょう。
 もちろん日本ウヨはそういう「日本人にとって不利なこと」「大嫌いな中国にとって有利(?)なこと」を認める気はないでしょうが南京での違法な「日本軍のなんちゃって便衣兵狩り」を正当化すればそう言う結論しか論理的には出てきません。
 なお「軍人が便衣に着替えること」それ自体は「ゲリラ活動をしない限り」違法ではありません。また、中国兵が便衣に着替えたのは「日本軍は捕虜を取らない(中国兵士は皆殺しにする)」と認識していたからです。
 そしてその認識は「我々日本人にとっては」残念ながら「正解」でした。日本軍は南京戦において中国兵捕虜を「捕虜に与える食料がないから」という理由で虐殺しました。
 また南京事件においては捕虜虐殺、「便衣兵狩りによる虐殺」以外に、「市民殺害」は勿論あります。
 これについてはたとえば
■安全区敗残兵狩りの実相
http://www.geocities.jp/yu77799/haizanheigari.html
東中野修道氏「再現南京戦」を読む(2)『第十六師団と捕虜その1:「捕虜ハセヌ方針」論議の決着』
http://www.geocities.jp/yu77799/nankin/saigen2.html
東中野修道氏「再現南京戦」を読む(8)『「敗残兵狩り」は「合法」か?:「国際法」をめぐる吉田*20東中野論争①』
http://www.geocities.jp/yu77799/nankin/saigen8.html
東中野修道氏「再現南京戦」を読む(9)『「敗残兵狩り」は「合法」か?:「国際法」をめぐる吉田・東中野論争②』
http://www.geocities.jp/yu77799/nankin/saigen9.html
を紹介しておきます。元防衛官僚が公然と南京事件否定論というデマを放言してるのだから呆れます。


■身のため
http://araki.way-nifty.com/araki/2016/08/news227228812-e.html 

 知人と北朝鮮情勢の話をしていてふと思ったことがありました。我々はたびたびご家族の高齢化(それは同時に被害者の高齢化でもあります)について強調しますが、北朝鮮にとっても、もし何らかの交渉によって利益を得ようとするなら残された時間はそれほど多くないということです。
 もし、このままの状態が続いて、やがて直接の当事者がいなくなってしまえば、北朝鮮に対して残るのは恨みだけです。
(中略)
 「取引材料」があるうちに話を進めた方が北朝鮮にとってもはるかにましな選択ではないのでしょうか
 別に脅かしているわけではありません。今のうちなら北朝鮮はなにがしかのものを得られる可能性があります。しかし先に行けばいくほど状況が悪くなることは確実です。このニュースをご覧になった方で北朝鮮側と何らかの接点がある方はぜひ先方にお伝え下さい。
 「今のうちに話し合いに応じた方が身のためだよ」と。

 北朝鮮からすれば「小泉訪朝後も北朝鮮拉致があるだの、幼稚園児(松岡伸矢君)の失踪も拉致だの、山梨県警が遺体発見の発表をした女性(山本美保さん)も北朝鮮拉致(従って県警の発表は間違い)だの抜かすデマ屋の荒木が何何抜かしてるんだか?(苦笑)」でしょう。
 荒木が「特定失踪者」なんて与太を放言し、それを日本政府や家族会が黙認する限り、北朝鮮には交渉意欲は出ないでしょう。当たり前の話です。
 実際、荒木の特定失踪者というデマに呆れた蓮池透氏は荒木批判を始めたわけですがそれで家族会を除名されるんだから家族会の馬鹿さには呆れて二の句が継げませんね。


■日刊スポーツ『北朝鮮労働党副委員長がブラジル大統領代行と会談』
http://www.nikkansports.com/olympic/rio2016/general/news/1691127.html
 もちろん「会えばすぐに成果が出るわけではない」。記事を読む限り「今後もよろしくお願いします→こちらこそよろしくお願いします」程度の話でしかないようです。
 しかし「北朝鮮を日本が敵視するほど国際社会は必ずしも敵視してはいない」一つの事例だとは思います。

【追記】
■産経『【リオ五輪】リオでもウソを重ねる北朝鮮 朝鮮中央通信に虚偽報道疑惑 金正恩氏側近はブラジル首脳と会談していない!と韓国メディア』
http://www.sankei.com/rio2016/news/160811/rio1608110014-n1.html
 「ええ?」ですね。まさかこんなことで嘘はつかないと思うのですが。


■9月31日の特別検証について
http://araki.way-nifty.com/araki/2016/08/931news22712881.html

1 目的
(1)昭和57年(1982)12月の北朝鮮工作員李相哲(仮名)氏の山口県青海島への上陸経路を李氏同行のもと海上から辿り、当時の工作員出入国への対処の問題点について検証する。
(2)昭和55年(1980)7月の北朝鮮工作員全忠男氏の島根県益田市への上陸地点を李氏同行のもと調査する(地上から)。

 そんなもん調査して拉致の解決という意味で何の意味があるのか。家族会も荒木一味のようなバカとよくつきあえるもんです。


■日系朝鮮人
http://araki.way-nifty.com/araki/2016/08/news22702889-60.html

佐藤守*21・元空将は金策*22・元副首相が日本人の残置諜者(敗戦後日本軍が残したスパイ)だったのではないかとの説を書いておられます
・現時点で全く証明できるものはないのですが、特定失踪者本人あるいは家族で引揚者という例は何人もおり、「日系朝鮮人」と拉致に何か関係があるのではないかということがずっと引っかかっています。

 もちろんいつもながらこうした荒木の主張には何の根拠もありません。いつもながら馬鹿げています。


■抗議 
http://araki.way-nifty.com/araki/2016/08/news22692887-dc.html

 中国の公船6隻と漁船230隻が尖閣諸島周辺にやってきたというニュース、外務省が「抗議」したと報道されていますが、その「抗議」にはどれくらい効果があるのでしょうか。

 拉致には全く関係ない話です。まあ荒木は「中国相手にこんなことだから、北朝鮮に舐められるんだ」と放言するわけですが。
 とは言え荒木も「中国(北朝鮮)相手にああしろこうしろ」という物は何もない。単に「安倍が中国や北朝鮮相手に軟弱だ、腰抜けだ」で終わりです。

拉致もこの10年間1人も新たな拉致認定がなされていないこと、あるいは山本美保さんDNA偽装事件などからも分かるように徹底して隠蔽されてきました。

 ばかばかしい。証拠が確実な物しか政府が拉致認定してるに過ぎないし、「山本美保さんDNA偽装」なんてのは荒木「特定失踪者調査会」の与太です。
 巣くう会や産経ですらこの与太には極めて冷淡です。産経もたまにお義理程度にしか記事にしない。
 よくもまあ警察も名誉毀損で民事、刑事で訴えないもんです。
 「舐められる」云々というなら「荒木相手にこんなことだから巣くう会に警察が舐められるんだ」でしょう。


■相模原の障害者施設殺害事件が突き付けた安易に匿名報道に走るメディアの問題(櫻井よしこ
http://yoshiko-sakurai.jp/2016/08/20/6486
 匿名にして何が悪いんだかさっぱりわかりません。もちろん「匿名にしたらいけない場合」は当然あるでしょう。たとえば「政治家の失言」を匿名で書いたらわけがわからない。
 ただこのケースで「匿名にして欲しい」という遺族を無視して実名にするメリットは何もないでしょう。「匿名にしてはまずいケース以外はプライバシーに配慮して原則、匿名にする」のが適切だと思います。


■夏休み、日本を考えるための2冊の本(櫻井よしこ
http://yoshiko-sakurai.jp/2016/08/18/6477

1冊目は20年以上も前に出版された『昭和天皇独白録』(文春文庫)である。

 独白録についてはむしろ、独白録を「政治的な弁明の書であり本心か疑わしい」と批判する

藤原彰*23、吉田裕*24、粟屋憲太郎*25山田朗*26『徹底検証 昭和天皇「独白録」』(1991年、大月書店)
・東野真*27昭和天皇二つの「独白録」』(1998年、NHK出版)

を読むべきでしょう。


ASEANの中国傾斜に日本が歯止めを(桜井よしこ
http://yoshiko-sakurai.jp/2016/08/04/6463
 何のためにそんな事やるんだって話です。まあそもそも、よしこの場合「よしこレベルのアンチ中国でなければ中国傾斜」という暴論なので話になりませんが。

中国に近いカンボジアが今回も中国の思いどおりに動いた。

 カンボジアに悪口しても何がどうにもなりませんが。

全会一致を旨とするASEAN切り崩しには、1国が反対すれば十分

 つまりは「中国ともめたくないけどフィリピンとももめたくないし、どないしようと思ってたけど、カンボジアが反対してくれるんなら全員一致原則で中国非難決議なんか出ないから助かるわあ」つう国が多いんじゃないですかね。多数決なら中国非難決議が出たつう話でもないでしょう。

 カンボジアの中国接近にはフン・セン*28首相の個人的利害が深く関わっているとの見方が、専門家の中に少なくない。フン・セン氏は30年以上の長きにわたって実権を握ってきた。発展途上の貧しい国で30年以上にわたる権力掌握が汚職や不法権益と結びつきがちなことは容易に想像できる。そうしたことから生じる国民の不満を抑えるために、強権政治に傾いて今日に至っているのが現状だ。そうした中、フン・セン氏は18年に総選挙に直面する。不安定な国内政治において、政敵を弾圧するとしたら、日本をはじめとする先進民主主義国より中国の方が余程頼りになる。
 なぜなら、中国に忠実であり続ける限り、中国は「内政不干渉」の立場で弾圧政策に目を瞑り、フン・セン氏への援助を続けるであろうから。ダルフールの虐殺で悪名高いスーダンのアル・バシル大統領を中国が支持し続けた前例もある。

 事情はともかく欧米や日本もフン・セン長期政権を容認してきたのによしこもよく言います。そもそも「フン・セン首相でなければ」云々というよしこの主張には何の根拠もありません。

カンブレグジット」を考えるべきだ、と。イギリスの欧州連合離脱、ブレグジットをもじって、カンボジアの離脱を提案

 そんなことはできるわけもないし、「全員一致原則を利用したカンボジアの中国擁護が許せない」つうなら「多数決原則」に変えればいいでしょう。その方がまだカンボジアの追放より現実的です。


■メッセージ
http://araki.way-nifty.com/araki/2016/08/news22682886-fd.html

 多少宣伝めいた話ですがお許しを。
 生まれて初めて小説を書きました。

 「宣伝めいた話」ではなく宣伝以外の何物でもありません。しかも拉致に関係ありません。特定失踪者問題調査会メルマガでこの暴挙。心底呆れます。


■アニメ「キャプテン」テーマ曲の替え歌

■オープニング『蓮池は何かが出来る』
【1番】
 蓮池は家族会正常化を目指せ
 秘めた力、自分じゃ分からないよ
 夢は大きく持とう
 そうだ、とびきりでかく
 答えよりもっと大事なことは
 勇気出して家族会批判することだ
 蓮池は何かができる
 熱い思い、燃やせばそれで
 心も体もさわやかだ、蓮池は
 蓮池は家族会批判をしよう
 後ろ向くな、前だけ向いていけよ
 それが蓮池なんだ、それが蓮池なんだ
【2番】
 (ボーガス注:家族会の馬鹿さに)泣ける日もある、そんな時には
 風の中に涙は吹き飛ばせよ
 蓮池は家族会批判をやった
 僕も(ボーガス注:自ブログ限定だが)家族会批判をやった
 この胸が今すがすがしいよ
 昨日よりも自分が大きくなった(ボーガス注:気がする)
 それが家族会批判なんだ、それが家族会批判なんだ
 熱い思い、燃やせばそれで
 心も体もさわやかだ、僕らは
 蓮池は家族会批判をしよう
 後ろ向くな、前だけ向いていけよ
 それが蓮池なんだ、それが蓮池なんだ

■エンディング『ありがとう』
【1番】
 君*29の心を知らずにいた
 (ボーガス注:公然と巣くう会批判を始めるまでは)何も言わないから分からなかった
 (ボーガス注:家族会を除名されても家族会批判を続けたことで)君は教えた、僕たちに
 何も恐れないで、生きていくこと
(略)
 君の背中に夕日が射す
 僕は(ボーガス注:内部告発してくれて)「ありがとう」とそっと言うのさ
【2番】
(前略)
 たとえ(ボーガス注:家族会の正常化という)夢が(ボーガス注:現時点では)こわれたときも
 君がいれば
 望み湧いてくるよ、(ボーガス注:家族会の正常化という)明日が見えるよ
 君の背中に夕日が射す
 僕は(ボーガス注:内部告発してくれて)「ありがとう」とそっと言うのさ


■暴挙
http://araki.way-nifty.com/araki/2016/08/news22672884-01.html

何か特別な戦略に基づいてやっていると思えないので余り真面目に意図を分析しても仕方ないでしょう。

つうより荒木に分析する意思も能力もないだけでしょう。

 安倍総理はこれに対して「安全保障上の脅威であり、許し難い暴挙だ」と語ったそうですが、では何をするかといえば抗議するとか日米韓の連携を強めるとかいった程度の話で、それなら「許すしかない暴挙だ」の方が適当なのではないでしょうか。本当に許し難いなら、具体的な方策を取るのが当然で、それができないならそういう言葉を使うべきではありません。

 抗議も日米韓連携も充分具体的対応です。荒木は何をして欲しいのやら。「北朝鮮を軍事力で打倒します」とでも言えと?

そもそも領土に着弾したわけでもないミサイルが「許し難い暴挙」なら拉致問題は何なのでしょう。

 「何なのでしょう」て拉致について「どーでもいいよ、あんなこと」とは誰も言っていませんが?

 「国政の最重要課題」と言ってきたのに、今回の改造内閣の発表でもいくつも兼務している加藤大臣の役職の最後が拉致問題担当大臣でした。

 確かにあんなに兼務させるのは誰がどう見ても拉致軽視でしょう。とはいえ「外務省の日朝交渉」以外に拉致被害者救出の為にできることもないのですが。


■統一公園
http://araki.way-nifty.com/araki/2016/08/news22662883-b0.html

 自決を覚悟して来るということは、入った地で、それが韓国だろうと日本だろうと、相手の国民を殺そうが拉致しようが良心の呵責など感じない(統一のため、と割り切れる)ということです。

 いや戦前の日本のように「生きて虜囚の辱を受けず」てだけの話でしょう。戦前の日本軍は南京事件などの無法をやっていますがそれと「事実上の自決の強要」とあまり関係ないんじゃないか。
 つうか「お前らウヨって日本軍の自決は美化する癖に北朝鮮だとそういうこというのおかしくね?」ですよね。

 今統一公園は江陵の重要な観光地の一つで、先日も夏休みで家族連れやグループ旅行で賑わっていました。そこに来ていた人たちは深刻さは感じていないようでしたが、それでも韓国が常にそういう危機に直面していることに変わりはありません。

 いや韓国は今「そう言う危機には直面してない」でしょう。北朝鮮が本格的韓国攻撃なんかできるわけもないでしょう。ヨンビョン島砲撃などは「やっていいとはいいませんが」所詮局地戦です。

かつて大学の授業で中国人の留学生から「平和ボケというのは悪いことなんですか」という質問を受けてちょっと考え込んだことがあります。

 本当かどうか知りませんが「大躍進とか文革とか国内が混乱して危機意識が高い昔の中国の方が、今の中国や日本より幸せなんですか?」と正面から聞かれ、「アンチ中国」ということもあって荒木も「そうです」とはいえず、言葉に詰まったと言う事でしょうか。
 まあ、荒木らの「北朝鮮へのレンジャー部隊投入」といった与太の方がよほど「平和ぼけ」なんですけどね。

ボケていられるのは幸せなのかもしれませんが、一方でそれがいつまでも続く保証はないという現実もあらためて感じた次第です。

 いや今の国際情勢で「どっかの国が日本に攻めてくる」つう事はまずあり得ません。何かあるとしたら「米国が食らってるようなテロ」でしょうがこれにしても「海外の日本人」ならともかく「国内」であるとも思えない。もちろんこの間の「19人殺害」のような物騒な事件(他にも『しばらく前の埼玉県熊谷市での5人無差別殺害』『大阪大付属池田小学校襲撃事件』など)は今後もいつでも国内で起こりうるでしょうが、それここで荒木が言ってる話とは関係ないですしね。


■CHANNEL AJER「救い、守り、創る」長門市事件の本質を探る
http://araki.way-nifty.com/araki/2016/08/channel-ajer-b4.html
 荒木の言う「長門市事件」とは「脱北者長門市に上陸しました」「別に武器を持った危険人物でもないし、重要な情報を持ってるわけでもないので政府も大して情報公開などしなかったし、マスコミも報じませんでした」つうだけの事件でしょう。
 どこにも「本質がどうこう言う話」はない。ただ荒木の過去のブログ記事から、この動画を見る前から「この脱北者はただの脱北者じゃないんだ(工作員?)」「情報が表に出ないのは政府が隠してるからだ」「マスコミは政府にびびって報じないんだ、メディアの責務の放棄だ」とか放言するんだろうな、つう事が予想できます。
 で一応視聴。まあ予想通りですね。視聴したければしても構いませんが積極的にお勧めはしません。
 勿論荒木の主張には何の根拠もありません。
 敢えて言えば「情報が出ないことが情報隠しの証拠だ、情報隠ししてることがこの脱北者がただもんでない証拠だ」という話でまあ常識人にはついて行けません。「理屈と膏薬は何処にでもくっつく」つう話です。
 いや「百歩譲って」この脱北者が「ただの脱北者じゃない」としましょう。
1)政府がそんなことを認めてないのにどうやって認めさせるんですか?
2)そして、そんな事を言って拉致の解決の役に立つのか、てことですね。


■「裁定直後はフィリピンをどう喝 軍事的色彩強め立ちふさがる中国」(櫻井よしこ
http://yoshiko-sakurai.jp/2016/07/30/6459

 フィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ*30大統領が、7月19日、南シナ海問題で中国とは交渉しないと、マニラを訪れた米国議員団に語った。

というよしこですが

http://www.sankei.com/world/news/160724/wor1607240009-n1.html
■【緊迫・南シナ海】88歳のラモス元比大統領、南シナ海特使に
 フィリピンのラモス*31元大統領(88)は(ボーガス注:7月)23日、ドゥテルテ大統領から要請されていた南シナ海問題担当特使への就任を、受諾したと明らかにした。インクワイアラー紙が報じた。
 ラモス氏は23日、ドゥテルテ氏が長く市長を務めた南部ダバオで同氏と会談。特使の任務についてラモス氏は具体的に言及しなかったが、大統領在任中に中国とも良好な関係を築いた人脈を生かし、中国に出向いて高官らと協議を行う見通し。

なのですから「7/19のドゥテルテ発言をネタに」よしこが言うように「ドゥテルテは中国と交渉する気はない」と見るのは明らかに間違いでしょう。そう見るなら「7/23の特使云々」が理解できなくなる。まあ、そんな事は本当はよしこも分かってるでしょうが。


■試行錯誤
http://araki.way-nifty.com/araki/2016/07/news226428731-6.html

 もともと予算のあてもなく、機材はかつてその手の仕事をしていた村尾専務理事の私物。収録から編集から、普通の放送なら何人もかけてやる作業を村尾1人でやりました。スタジオもないので事務所のテーブルに機材を広げ、ビルの前の大通りを救急車が通れば収録中止という状態でした。

 つまりは「村尾個人が一人でやってる自転車操業」のわけで、であるからこそ「村尾が失敗すれば誰もフォローできず」その結果が送信失敗ではないのか。
 しかし村尾が素直にそれを認めず、外部に問題があるかのように責任転嫁し、それを「村尾と対立したくない荒木」が飲んだだけの話じゃないですかね。そういうろくでもない組織運営ではお話になりませんが。


■中波放送「しおかぜ」昨日送信出来ず
http://araki.way-nifty.com/araki/2016/07/news226328730-3.html
 荒木一味が送信できなかったことを「俺たちは悪くない」といいたいことだけは分かりましたが、それ以上のことはさっぱり分かりません。

 配信委託会社によると、今回の中波放送に関わる情報がマニアのブログに掲載され、その内容がモンゴルの国家安全保障部門へ流れた事により、セキュリティーに関する問題が浮上した事が原因にあるとしています。

という荒木の指摘は何のことだか意味不明です。
 「マニア」とは何のマニアなのか。巣くう会ウオッチングを趣味とする「巣くう会のマニア」か?
 「中波放送に関わる情報」とは具体的に何なのか。そしてその情報とやらが荒木らが公開していたものならそれは誰の責任でもなく公開した荒木らの責任です。そうではなく「秘密情報がハッキングされて盗まれた」というなら話は別ですがその辺りもさっぱり分かりません。
 「モンゴルの国家安全保障部門へ流れた事により、セキュリティーに関する問題が浮上した」というのも何が何だかさっぱりわかりません。モンゴルの何がどうだというのか。モンゴル政府が悪いとでも言うのか。

このような問題が起きなくなる根本的な解決方法が日本国内からの送信であることは言うまでもありません。

というのもなんでそう言う結論になるのかさっぱりわかりません。
 荒木らの物言いでは何だか「機密情報管理の問題」のようですがそれは国内配信か、国外配信かが関係するような話なのか。関係しないと思いますが。
 実際には「外国語使用で意志が伝えにくい」「遠く離れてるので意志が伝えにくい」などによる海外の配信会社との意思疎通の不手際により、失敗しただけで全て悪いのは荒木一味ではないのか。だから「国内で配信すれば問題ないのに」というぼやきが出るんじゃないのか。


■警察官の涙
http://araki.way-nifty.com/araki/2016/07/news226128729-0.html

 長門市に上陸した北朝鮮人男性のことで何度か書きましたが、警察の対応について、飛田徹夫・元品川区議からいただいた感想の中にこんな話がありました。
 「北京オリンピックの聖火の長野通過の際には、1万人近い中国人に取り囲まれた数百人の日本人が怪我をした現場にいました。僕が警官に、日本の警察がなぜ日本人を守らないんだと抗議すると、涙を流しながら、警備の方針に従っているのでわかってくださいと、言われました。現場の警察官も悔しかったのでしょう」

 いつもながら荒木には呆れます。
 先ず第一に「今から約8年前の北京五輪(2008年)の時期に1万人近い中国人が(聖火リレーを日本の反中国ウヨの妨害から守るため?)長野に集結し数百人の日本人(聖火リレーを妨害しようとする反中国極右活動家?)を取り囲み怪我をするほど暴行を振るう」なんてことが北京五輪の時期のいつ、長野の何処であったのか。
 小生はそんなニュースは見たことも聞いたこともありません。もし「いや俺は新聞やテレビで見た」「何年何月何日の長野のホニャララという場所であった」と言う方がいたら是非「確実な証拠付」で教えて欲しいもんです。2万%確実にそんな事実はないでしょうが。
 それを「第三者から聞いた話だが」というならともかく「現場にいて見ました」というんだから飛田某という人間も酷い嘘つきです。こんなのが「元品川区議」というのだから日本政治のレベルの低さに絶句ですね。大体「中国人であろうとなかろうと」1万人近くの人間が数百人の人間を取り囲んで暴行し怪我を負わせたら現場の警官は「その数百人の人間を守る」とともに1万人近い人間を逮捕するでしょう。1万人近くの暴徒による集団暴行を黙認するわけもない。
 まあ1万人近くの人間が暴徒化してるのを取り押さえるのは相当数の警察官が必要になるでしょうが。繰り返しますがマジでそんな事が長野であれば「一大騒乱事件」として社会面トップニュースでしょう。
 つうか平和的な集会やデモでも「1万人近くの人間が長野に集結すれば」それだけで社会面トップニュースでしょう。
 実際には
1)日本人ウヨが聖火リレー走者や聖火リレーを見守る中国人に暴行を働き、当然、現行犯逮捕される
(勿論日本ウヨも中国人も一万人近くもいないのは当然として、数百人もいないでしょう)
2)日本人ウヨが「警察は中国の手先か!」と警察相手に逆ギレ
3)日本人ウヨが「中国人の暴行を警察は黙認した、警察も日本政府も中国の犬だ」とデマで警察や日本政府を中傷→それが最終的には「1万人近い中国人が日本人に暴行傷害を行ったのに警察は逮捕しなかった」という全く信憑性のない与太に成長
というのが当時起こったことでしょうが。
 そしてどうみても「モロバレの嘘」である「飛田の放言」を公然と垂れ流す荒木も全くどうしようもないバカです。しかし荒木とつきあえるid:takase22こと高世仁や「横田夫妻ら家族会」はどういう脳みそしてるんですかね。「1万人近い中国人が長野で日本人相手に暴力沙汰に及んだのは事実だ、荒木さんは何も間違ってない」とでも高世や横田夫妻は言うのか?。まあ実際に誰かに「北京五輪の時期に、1万人近い中国人が長野で暴れ日本人を怪我させたのに警察が逮捕しなかった、つう荒木の主張をどう思いますか、荒木の知人、友人として?」などと問い詰められたら「そう言う事実があったかどうか知らないのでノーコメント(さすがにしがらみから荒木批判出来なくても、そんな与太は支持しない)」「いずれにせよ荒木さんを北朝鮮専門家として信用してる。荒木さんは北朝鮮専門家だから中国人云々、北京五輪云々、長野聖火リレー云々なんて関係ない(←1万人近い中国人が長野で暴れたとデマ飛ばすデマ屋が荒木なのに信用する?)」などと高世も横田夫妻もぐだぐだになり醜態をさらすでしょうが。
 自ブログやツイッターで「ヘイトスピーチ反対」とか抜かして、格好つけてらっしゃった「偽善者」「巣くう会の類友高世仁先生はこの「明らかにデマで反中国ヘイトスピーチ」の荒木発言を何一つ批判されないんでしょうねえ。高世先生は荒木ら巣くう会一味とずぶずぶの関係で完全に癒着してますから(毒)。いつもながら高世のデタラメさ、クズさには心底呆れます。
 第二に仮にそれ(長野での暴行事件)が事実だとして*32それと「長門市に上陸した北朝鮮人男性」と一体何の関係があるのか。
 なお、ウィキペ『北京オリンピック聖火リレー』によれば

 福原愛が走行中のときにはチベット国旗を持った台湾籍チベット人2世の男が「FREE TIBET!」と絶叫しながら乱入したが、すぐに併走していた警官数人によって取り押さえられ威力業務妨害容疑で現行犯逮捕された。また、11時10分頃には(聖火ランナーに?)生卵を投げつけた日本人の男が威力業務妨害容疑で現行犯逮捕された。
 最終的に、長野での聖火リレーでは、妨害を行った台湾籍チベット人1名と日本人5名が逮捕され、台湾籍チベット人ら3名が長野地方検察庁に送検された。

ということだそうですからウィキペを信じればむしろ無法の限りを尽くしていたのは中国人ではなくアンチ中国ウヨ分子の方でしょう。中国批判のためなら北京五輪聖火ランナーへの暴行行為が許されるとは俺は勿論全く思いません。

長門市に上陸した人物のことも、あるいは10年間ただの1人も拉致認定されていないことも、山本美保さんDNAデータ偽装事件についても大体想像はつきます。

 DNA偽装なんかありませんし、拉致認定がされないのも証拠がないだけで政府や警察の陰謀など何処にもありませんがそれはさておき。荒木は「DNA偽装」云々と「長門市脱北者」を同列に並べるとは「あの脱北者北朝鮮工作員だ、それを政府は故意に隠してる」とでも言う気なんでしょうか。正気じゃないですね。


■予備役ブルーリボンの会『陸上自衛官の武器科職種OB会講演』(元自衛官・荒谷卓)

http://www.yobieki-br.jp/opinion/araya/ara_buki_koen5.html
 ゴルバチョフ大統領が冷戦終結の時に言った言葉の中で、最も重要だと言われているのが「ヨーロッパを一つの家に」というスピーチでした。
 彼らは、神武天皇詔勅、「世界をひとつの家に」と言う意味の八紘為宇には非常に賛同を示しているのです。

 EUと八紘一宇大東亜共栄圏)を同一視するとはさすが極右です。


■国基研『金正恩政権倒しにもつながるサード配備』西岡力東京基督教大学教授)
http://jinf.jp/feedback/archives/18947

サードの配備決定による韓中関係悪化は、結果的に中国共産党による金正恩政権倒しを促進することになるかもしれない。

 普通に考えて逆だと思いますが。「韓国は米国の走狗→やはり緩衝地帯としての北朝鮮は重要」となるでしょうから。
 もちろん「中国による金正男政権樹立」なんて与太でしかありません。いくら何でも一国の指導者をそう簡単にすげ替えることができるわけもない。それに、「あり得ないことですが」仮に中国が「傀儡としての金正男政権」を作ったところでそれはどう考えても、西岡ら巣くう会の反中国極右にとって都合のいいことにはなりそうもないですが。


櫻井よしこ『日本は南シナ海共同管理の先頭に立て』
http://yoshiko-sakurai.jp/2016/07/28/6448
 部外者なんだからそんなもんの先頭に立つ必要は何処にもありません。大体この話は「中国にベトナムやフィリピンがいじめられてる」という単純な話ではない。ベトナムとフィリピンの主張も対立してるし、安直に手を出せる話ではありません。


イージス艦
http://araki.way-nifty.com/araki/2016/07/news225928727-5.html
 さて今回の荒木エントリ理解については「小渕*33政権時の能登半島沖不審船事件(1999年)」についての基礎知識が必要です。一寸長いですが、ウィキペ「能登半島沖不審船事件」を紹介しておきます。

能登半島沖不審船事件(ウィキペ参照)
 1999年(平成11年)3月23日に発生した北朝鮮と見られる不審船による日本領海侵犯事件と、それに対する海上保安庁および海上自衛隊による一連の追跡行動を指す。
■威嚇射撃
 海上保安庁は、巡視船艇15隻および航空機12機を動員し、追跡は夜までおよんだが不審船は停船せず、逃走を続けた。19時30分に不審船は速度を28ノット*34に加速したため、巡視船「はまゆき」「なおづき」が引き離され始めた。その報告を受けると、川崎二郎*35運輸大臣は威嚇射撃を許可し、第九管区海上保安本部(新潟)に通知した。
 20時ころ、第九管区海上保安本部長が海上保安庁法第二十条に基づく威嚇射撃を指示。指示を受け巡視船「ちくぜん」が不審船「第二大和丸」に対し20mm機関砲で曳光弾を50発発砲、1953年のラズエズノイ号事件*36以来46年ぶりとなる警告射撃を行った。20時24分と21時1分ごろには、「はまゆき」も13mm機銃で計195発を射撃した。また、不審船「第一大西丸」に対しても、「なおづき」が9丁の64式小銃で1,050発(うち曳光弾が500発)もの威嚇射撃を行った。不審船は威嚇射撃に反応し、35ノット*37に加速して逃走。燃料不足もあって「はまゆき」「なおづき」は追跡を断念、また、速力差もあり、20時14分には「第一大西丸」、21時12分には「第二大和丸」が巡視船のレーダー探知距離外に離脱した。
 特に「第一大西丸」は自衛隊護衛艦イージス艦)「はるな」のみの追跡となった。官邸ではこれを受けて海上警備行動発令へと傾いたが、ハト派である野中広務*38内閣官房長官が発令すべきでないと強く主張し、官邸も一旦は発令しない方向へと向かっていたといわれる。
 一方、「第一大西丸」は、一時的に追手との距離が開いたために、日本側が追跡を断念したと見たのか、23時47分に突然停止。その報告を受けて野呂田芳成*39防衛庁長官海上警備行動の発令を決断した。
 手続きとして、翌3月24日0時30分に川崎運輸大臣より野呂田防衛庁長官に「海上保安庁の能力を超えている」との連絡があり、0時45分に持ち回り閣議が開かれて海上警備行動を承認、0時50分、自衛隊法第82条に基づく初の海上警備行動が野呂田防衛庁長官から自衛艦隊司令官および各地方総監あてに、海上における警備行動に関する海上自衛隊行動命令として発令された。
■初の海上警備行動
 吉川榮治第3護衛隊群(京都府舞鶴市)司令(後に海上幕僚長)に現場指揮が命令され、第2航空群(青森県八戸市)に爆弾投下命令が出された。「みょうこう」をはじめとする各護衛艦は、海上自衛隊発足以来初のROE(交戦規定)となる野呂田防衛庁長官名の命令書「部隊の取るべき措置標準」を受け取り、はるな及びみょうこうは2隻に対して無線及び発光信号にて停船命令を実施、その後1時19分から4時38分にかけて搭載速射砲で25回35発(みょうこうが第二大和丸に対し13回13発、はるなが第一大西丸に対し12回22発)の警告射撃を実施した。3時20分から5時41分にかけ、上空からP-3C3機が、巨大な水しぶきにより水の壁を作り、水の力で不審船を停船させるため、150キロ対潜爆弾12発(のべ3回各機4発ずつ)を投下する警告爆撃を行った。
■命がけの突入計画
 護衛艦みょうこう」搭載の内火艇が、不審船に接近し立ち入り検査を行うこととなった。その前段階として、護衛艦「はるな」第1分隊が、不審船の進路上に割り込んで網(体験航海時の緑色の転落防止ネット)を投下し、海面に漂わせてプロペラに絡ませ停戦させようとしたが、回避され失敗、立ち入り検査は実施できなかった。
■逃走
 不審船はその後も高速で逃走し、3時20分に「第二大和丸」が、6時6分に「第一大西丸」が防空識別圏を越えたため自衛隊は追跡を断念した。2隻は25日の朝7時ごろに北朝鮮清津に入港したことが確認された。
 状況が終了し、15時30分をもって、海上警備行動は終了した。
■事件の影響
 追跡の際、海上保安庁の船艇の速力が不審船に比べて大幅に劣り、有事に対応できないことが判明したため、以降、新造される巡視船艇の能力が大幅に向上されるようになった。
 さらに、本事件において、海上保安官が武器を使用して人に危害を加えた場合の違法性阻却事由(免責要件)が「警察官職務執行法第7条」に定められた要件のみでは、不審船事案に有効に対応できないことが判明したとして、2001年に政府は海上保安庁法改正を行った。この改正では第20条2項において、一定の条件に限って、巡視船が、停船命令を無視して逃走・抵抗する船舶に対して射撃し乗員に危害を加えても、海上保安官の違法性が阻却されることが明定された。
 当事件後の2001年に発生した九州南西海域工作船事件においては、不審船の現認位置が日本の領海外のEEZ内であったため、改正された第20条2項の要件を満たすことができず、従来と同じく船体射撃で被疑者が死傷した場合は違法性を問われる恐れがあったが、被疑者に危害を与えずに船体射撃を行えると判断して攻撃を行った結果、不審船は自爆し沈没した。
 なお、この事件で北朝鮮と見られる不審船が日本の領域で暗躍していることが国民の間にも知られるようになった(ウーン、どうかな。俺、この事件はあまり記憶にないが)。この事は、前年(1998年)のテポドン事件と合わせ、日本の世論に大きな影響を与えたといわれる。なお、後に佐藤秀峰*40の漫画『海猿』の第5巻において、設定場所を変えてはいるが、本事件とほぼ同じ推移の物語が描かれている。

 まあこの事件、「小泉*41政権時の九州南西海域工作船事件(2001年)」同様ご存じでない方もいらっしゃる*42かもしれませんが小渕政権時代の1999年にそういうことがありました。
 でこのエントリで荒木曰く「不審船相手に自衛隊投入した小渕*43は偉い、安倍よりずっと偉い」「安倍より北朝鮮問題をまともに考えてるんじゃないか」。
 いくら「荒木の思い通りに動かない」安倍の現状にむかついてるからとは言え「今さらかよ(呆)」ですね。能登半島沖不審船事件があった1999年から何年経ってると思ってるのか。17年も経ってから「今までそんなことは俺言ってなかったけど、今思えば小渕は安倍より偉いと思う」って(その理由が自衛隊投入ってのも酷いですが)。しかも小渕氏は既に死去しています(まあ死去したから森総理が登場するわけですが。つうかマジな話、小渕氏が死ななければ「小泉内閣の安倍官房長官」なんてもんは誕生せず安倍首相なんておぞましいもんを見ずに済んだでしょうね)。
 しかも

 伊藤祐靖・海上自衛隊特別警備隊初代先任小隊長は平成11年(1999)にイージス艦みょうこう」の航海長として能登半島工作船事案に臨みました。彼とは予備役ブルーリボンの会の代表・幹事長*44の間柄で、これまで本人からもこのときのことについて直接話を聞き、ブログでも読んできたのですが、今月出版された本人の著書『国のために死ねるか』*45(文春文庫)を読んでふと気づいたことがありました。
 あのときイージス艦が初の海上警備行動発令によって北朝鮮工作船を追ったのは、工作船の中に拉致被害者がいる可能性があるからということでした。それを救うために犠牲が出ることを覚悟して国家の意思によって臨検をすることになった*46のです。
(中略)
 実は小渕総理は本気で拉致問題をどうにかしなければならないと考えていたのではないでしょうか。 正直な話拉致被害者を自力*47で救出することはできない*48と言っている安倍総理より真剣だったのではないかと思います。
 今のままで被害者や家族が亡くなってしまったら、かつて民主党の議員から言われた*49ように安倍総理は「拉致でのし上がった*50」だけということになってしまうでしょう。
 イージス艦で、犠牲者を出しても拉致被害者を救出する覚悟を持った小渕総理の思いを共有していただきたいと、切に願う次第です。

と荒木は類友「伊藤」とともに嘘八百です。つまりは「小渕を見習って安倍は自衛隊から犠牲者が出ても北朝鮮にレンジャー部隊を突っ込め」という話です。まあ小渕氏が死去してるからこそ「死人に口なし」でデタラメ放言してるんでしょうか。小渕氏が存命ならここまで放言できたかどうか。
 政府は未だかつて「能登半島沖不審船事件での不審船には拉致被害者がいたかも知れないと認識してる。だから自衛隊出動に踏み切った」なんて認めたことはありません。おそらくそんな認識はしてないでしょう。「能登半島沖不審船事件」当時の小渕政権の関係者「野中官房長官」「高村*51外相(現・自民党副総裁)」「川崎運輸相(現・自民党国家戦略本部長)」「野呂田防衛庁長官」「森*52幹事長(後に首相)」などに話を聞いても荒木の言うような事実は認めないでしょう。
 大体「1990年に李恩恵疑惑が発覚したのに」「1998年に横田めぐみ拉致疑惑がメディアで騒がれていた」のに1999年当時の北朝鮮も拉致なんかしないでしょう。
 しかし文春新書も酷いですね。こんな怪しい話を書いた荒木の類友の本を出版する。出版倫理が全くありません。まあ南京事件否定論*53とか河野談話否定論*54とか、以前から酷い文春新書ですがこれはある意味、一線越えたんじゃないか。
 そしてこんな与太をはく荒木とつきあえる「id:takase22こと高世仁」や「横田夫妻ら家族会」はどういう脳みそしてるのか。たとえば高世は「能登半島沖不審船事件の不審船には拉致被害者がいた疑いがあってだから当時の小渕政権はイージス艦を出動させたってご友人の荒木さんは言ってますが、荒木さんのご友人として、そして一人の自称・ジャーナリストとして荒木発言をどう思われますか」と高世は聞かれたら何と答えるのか。まあ、たぶん「詳しい事情が分からないのでノーコメント」でしょうが。「荒木さんに同意見です」と言ったら正気を疑われますが、とはいえ荒木非難なんか「救う会類友」高世にはできないでしょう。


■国基研『ウクライナは虐められているだけの国か?』太田文雄(元防衛庁情報本部長)
http://jinf.jp/feedback/archives/18932

中国海軍が保有している唯一の空母「遼寧」は、ウクライナから輸入した嘗ての「ヴァリヤーグ」である。

 小生的には「それがどうかしたのか?」ですが国基研連中は異常なアンチ中国ですのでウクライナ罵倒のネタになるわけです。

日本のロシア専門家によれば、在日のロシア系売春婦の約7割はウクライナ出身者とのこと。

 果たして根拠のある話なんでしょうか。売春婦の国籍なんか調べようがないと思いますが。そしてその自称ロシア専門家とは何者なのか。根拠がなければ明らかにウクライナへの誹謗中傷でしょう。


■記憶喪失
http://araki.way-nifty.com/araki/2016/07/news225828726-6.html

 昭和62年(1987)8月7日、群馬県庁の職員Kさんは職場の同僚と新潟に海水浴に行き、沖合で姿が見えなくなりました。付近で捜索が行われましたが全く手がかりがつかめませんでした。
 2年後、Kさんは分限免職となりましたがそれから2か月後の10月13日、突然本人から電話がかかってきました。沖縄のホテルにいるとのこと。仰天した家族は直ぐに沖縄に行き本人と確認、群馬に連れて帰りました。しかし本人は失踪していた2年2か月については「全く覚えていない」と言っていたそうです。
 Kさんはその後群馬県庁に復職しました。分限免職になった公務員が失踪理由が不明なままに復職するのも不思議な話ですが、さらに林野庁に入り秋田森林管理局の課長にまでなっています。

 荒木の指摘が事実ならば*55奇怪な話ですが荒木の紹介には何一つ、北朝鮮に関係ありそうな話は出てきません。「新潟で失踪→めぐみさんや曽我さんの失踪も新潟→北朝鮮」と荒木が言うならば*56それはこじつけでしかない。

 群馬県警の担当者との懇談の場を持つことができました。何も話してくれませんでしたが、Kさんの話を持ち出したとき、若干表情に変化があったような気がしました*57

などと根拠レスで抜かす荒木のことだから「Kさんの失踪は北朝鮮に関係がある」と強弁するのでしょうがバカバカしい話です。

 これまで調査会の特定失踪者リストに上がった人で、日本国内で消息が確認された人は公開非公開合わせて57人*58になります。一旦日本にいることが分かった場合プライバシーの問題があり、また私たちの能力から失踪中のフォローはできていないのですが、中には「(ボーガス注:拉致された北朝鮮から)日本に戻った人間もいる」かもしれません。

 常人には言う事どころか思いつくことすら困難な詭弁ではあります。そもそも何で戻れるのか。
 北朝鮮が戻してくれたのか、はたまた「隙を突いて逃走した」のか。
 大体こんな事言ったら「57人の失踪者」に

「何バカ言ってるんだ、荒木は」「俺は北朝鮮なんか行ってねえっての!」「失踪中のことは言いたくないことが多いから言わないだけなの!。まあそんなん分かった上での荒木の詭弁だろうが」

と、そして「57人の失踪者の家族」に

「何バカ言ってるんだ、荒木は」「あいつが北朝鮮に拉致されてたら俺に言うだろうよ、肉親なんだから」「失踪中のことは言いたくないことが多いから言わないだけだろ!。だから俺も無理にあいつには聞かないし。まあそんなん分かった上での荒木の詭弁だろうが」

と呆れられるだけですが荒木はそんな事は何とも思ってないようです。


NHK『拉致関与の元工作員とみられる人物 北朝鮮のテレビに』
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160725/k10010608281000.html
 俺に言わせれば「だから、何?」つう話です。そういうことを報じることにいかなるニュースバリューがあるのかよく分かりません。


産経新聞『【北朝鮮情勢】「第2の朝鮮戦争仕掛けるなら滅亡」 休戦63年で報道官談話』
http://www.sankei.com/world/news/160725/wor1607250040-n1.html
 サード配備に対する北朝鮮の非難です。「攻めてきたら反撃する」であって「こちらから先制攻撃する」ではないことに注意しましょう。


帝都物語
http://araki.way-nifty.com/araki/2016/07/post-0a4a.html
 帝都物語と言えば俺的には「小説が作家・荒俣宏*59出世作」「小説をもとにした映画が俳優・嶋田久作出世作」ですがそれはさておき。
 もちろん拉致事件帝都物語は関係ありません。
 怪人・加藤保憲(嶋田が演じる帝都物語の主人公的人物)が拉致事件を起こしたわけではない。つうことで荒木の文は拉致と帝都物語を無理矢理こじつけた駄文です。バカバカしいとしか言いようがない。


■福留貴美子さん 
http://araki.way-nifty.com/araki/2016/07/news225628723-7.html

 今日は高知に来ています。労働組合の研修会でお話ししたのですが、高知県出身である福留貴美子さんのことについて知っていますかと聞いたところ、手を挙げる人はいませんでした。
(中略)
 ちょっとショックでした。

 どうせ労組とは「旧民社・同盟系」の右派労組UIゼンセンでしょうがいい加減荒木の与太話を拝聴するのも大概にしたらどうなのか。
 それはともかく福留さんなんて政府認定拉致被害者じゃないんだから知ってなくて当然です(それ以前にこの勉強会も労組幹部の命令でいやいや参加かも知れませんが)。つうか知ってどうするのか。既に福留さんは故人なのに。

参考

■福留貴美子(1951年12月17日〜1988年:ウィキペ参照)
 よど号グループの岡本武*60の妻。北朝鮮当局は「1988年に死亡」としている。政府認定拉致被害者ではないが、巣くう会は拉致被害者と主張、死亡情報は疑わしいとして救出運動を行っている。
■経歴
 高知県香美郡暁霞村(現香美市)生まれ。1970年、高知県立山田高校を卒業し綜合警備保障に就職。 その後、会社を退職し上京。1974年、幼稚園教諭の免許取得を目指し東京教育専修学校(現・東京教育専門学校)夜間部に入学、1976年3月に卒業した。
 1976年夏に失跡。その後、1980年3月9日、日本に入国し、友人の家を訪れ2泊している。1980年6月24日に大阪国際空港から出国した記録が残っている。
よど号犯の妻
 北朝鮮に渡ったよど号グループの岡本武は北朝鮮の女性と結婚して同国に帰化したと伝えられていたが、グループのリーダー田宮高麿は1995年にジャーナリストの高沢皓司*61 のインタビューに対して「結婚した女性は日本人であり、高知県の出身。東京に住んでいた」旨を明かした。その後、高沢らの調査でその女性が福留であることが分かり、1996年8月7日付の朝日新聞で報道された。
■「死亡」通告
 朝日新聞報道後の8月22日、よど号グループの小西隆裕から福留の父にあてた8月1日付の手紙が元赤軍派議長の塩見孝也*62によって届けられた。福留は岡本と結婚し2人の娘が生まれたこと、1980年ごろ、よど号グループと岡本夫婦が別れたこと、1988年夏に北朝鮮側から岡本と福留が土砂崩れで死亡したとの通知があったことなどの内容が書かれていた。
■2人の娘
 岡本との間に、1977年6月28日に長女を、1981年に次女を出産している。
 塩見ら「よど号」グループ支援者団体が、北朝鮮朝鮮総連との人脈をもつ旧社会党の元高知県議会議員(故人)をパイプ役として関係各位に働きかけた結果、長女は2002年9月10日、次女は2004年1月13日に日本に帰国した。長女の帰国にあたっては、その前後に日本国内の「よど号」グループ支援者団体メンバーが警察の家宅捜索や事情聴取を受け、次女の帰国時には警察が令状に基づく所持品検査を行った。このことについて、次女は、警察から不当な所持品検査を強要されたと批判している。
■拉致疑惑
・警視庁公安部は2004年1月、福留が渡航制限されていた北朝鮮に必要な申請手続きをせず渡航したとして、旅券法違反容疑で逮捕状を取った(つまり警視庁は拉致として扱っていない)。
・2005年10月、よど号ハイジャック事件に絡む民事訴訟で警視庁公安部は、福留について「拉致被害者とは考えていない」と証言した。理由として以下のものをあげた。
1)1980年に日本に入国した際、友人宅に泊まるなどしており逃げる機会があった
2)海外の領事館で自ら旅券更新をしている
 しかし、救う会は「だまされて北朝鮮に行き、よど号メンバーと結婚させられた拉致事件」としている。
  救う会高知は2006年11月、福留は北朝鮮に拉致されたとして、高知県警に国外移送目的略取及び誘拐の罪で告発。2013年3月22日には、救う会神奈川が、国外移送目的略取罪の告発状を警視庁公安部に提出した。

 なお、ウィキペディア「福留貴美子」のいう「旧社会党の元高知県議会議員(故人)」とは栗原透氏らしい。以下栗原氏についての記事を紹介しておく。

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2005-02-23/04_02.html
赤旗『上田副委員長、「こうち九条の会」と懇談、党派超えた運動に』
 日本共産党中央委員会憲法改悪反対闘争本部の上田耕一郎*63 本部長(副委員長)と浦田宣昭書記局次長は二十二日、高知市で「こうち九条の会」結成に奔走した栗原透氏(全国革新懇代表世話人)、元自民党県連幹事長の平山公敬氏、元須崎市長の梅原一氏=元自民党県連総務会長=と懇談しました。

http://www.haruna-naoaki.jp/index.php?ID=185
■「こんにちは 春名なおあき です
参議院高知(選挙区)で活動する春名なおあき 日本共産党・元衆議院議員のブログです」から一部引用
 去る(注:2007年)8月8日、全国革新懇代表世話人で、「こうち9条の会」筆頭代表の栗原透さん(享年79歳)が逝去されました。本日、高知市東本願寺土佐別院で葬儀が執り行われ私も参列させていただきました。市田忠義書記局長、浦田宣昭常任幹部会員(前高知県委員長)をはじめ、栗原さんとともにたたかってきた多くの方々が参列しました。
 栗原さんは、宿毛市出身、県職員を経て高知県議を5期務めました。元社会党自治体議員全国会議議長、同県本部長を歴任。
 (注:村山内閣時代の)社会党の安保、自衛隊容認という右転落路線に反対し、社会党を離党。96年の総選挙では高知1区の(注:共産党の)山原健二郎氏の当選へ全面的に協力。四国で2議席実現の原動力となってくだました。
 97年には全国革新懇の代表世話人に選出され「革新懇こそ私のいきがい」と政治革新の運動にまい進されました。さらに「9条の会」の提唱に応え、元自民党県連幹部などの幅広い方々が参加する「こうち9条の会」の結成と発展に尽力されました。
 栗原さんにお会いするたびに、「春名君、9条を守るためにがんばれ」「必ず国会にいってたたかってほしい」と大きな励ましをいただきました。
 政治革新と9条を守りぬく情熱にどれほどの方が激励されてきたでしょうか。
 栗原さん、どうかやすらかにお休みください。そしてあなたの不屈のたたかいを私たちはしっかり引き継ぎ、政治革新と党の前進、憲法が全面的に花開く日本への道をめざしてがんばりぬきます。

*1:これ自体、河野談話や日韓合意に矛盾する不適切行為でしょうが。

*2:まあ大森氏的には合法なのでしょうが

*3:実際にはそんな想定はしてないでしょう。「軍事介入はない」とみきっていたに違いない(実際なかったわけです)。

*4:エリツィン政権大統領府第一副長官、連邦保安庁長官、第一副首相、首相を経て大統領

*5:確か軍事同盟など結んでないので、同盟国とは言えないと思います。

*6:だますも何もソ連共産党が崩壊したのですが?。プーチンソ連共産党出身で政治手法にそうした独裁性があるからといってそれは「ソ連とロシアと変わらない」だの「だますために上着をかえた」とか言う話ではありません。

*7:著書『「戦後補償」を考える』(1994年、講談社現代新書)、『これが犯罪?:「ビラ配りで逮捕」を考える』(2005年、岩波ブックレット)、『和解は可能か:日本政府の歴史認識を問う』(2015年、岩波ブックレット)など

*8:著書『戒厳令』(1978年、岩波新書)、『徴兵制』(1981年、岩波新書)、『日本の参謀本部』(1985年、中公新書)、『兵士たちの日露戦争』(1988年、朝日選書)、『張作霖爆殺』(1989年、中公新書)、『御前会議』(1991年、中公新書)、『バルチック艦隊日本海海戦までの航跡』(1999年、中公新書)など

*9:著書『東アジアの儒教と礼』(2004年、山川出版社世界史リブレット)、『近代日本の陽明学』(2006年、講談社選書メチエ)など

*10:著書『新新宗教と宗教ブーム』(1992年、岩波ブックレット)、『オウム真理教の軌跡』(1995年、岩波ブックレット)、『宗教学の名著30』(2008年、ちくま新書)など

*11:著書『教育と国家』(2004年、講談社現代新書)、『戦後責任論』(2005年、講談社学術文庫)、『国家と犠牲』(2005年、NHKブックス)、『犠牲のシステム福島・沖縄』(2012年、集英社新書)、『沖縄の米軍基地:「県外移設」を考える』(2015年、集英社新書)など

*12:著書『日の丸・君が代の戦後史』(2000年、岩波新書)、『憲法九条の戦後史』(2005年、岩波新書)、『教育現場に「心の自由」を!:「君が代」強制を問う北九州の教職員』(2005年、岩波ブックレット)、『大逆事件』(2010年、岩波書店)など

*13:著書『子どもたちの太平洋戦争:国民学校の時代』(1986年、岩波新書)、『暮らしの中の太平洋戦争:欲シガリマセン勝ツマデハ』(1989年、岩波新書)、『ボクラ少国民』(1989年、講談社文庫)、『新聞は戦争を美化せよ!:戦時国家情報機構史』(2000年、小学館)、『ぼくがぼくであること』(2001年、岩波少年文庫)、『子どもが〈少国民〉といわれたころ:戦中教育の裏窓』(2003年、朝日選書)、『あばれはっちゃく』(2008年、角川文庫)、『おれがあいつであいつがおれで』(2012年、角川つばさ文庫)、『六年四組ズッコケ一家』(2013年、角川つばさ文庫)、『戦争ができなかった日本:総力戦体制の内側』(2014年、角川oneテーマ21)、『この船、地獄行き』(2014年、角川つばさ文庫)、『アジア・太平洋戦争史:同時代人はどう見ていたか(上)(下)』(2015年、岩波現代文庫)、『ママは12歳』(2015年、角川つばさ文庫)など

*14:平氏は確かに「天皇制廃止論者」ではあるでしょうが、彼の廃止論の理由の一つは「天皇制は天皇・皇族の人権を著しく侵害していると思う」というものなのだから「その人権侵害状態から本人の意志で自主的に離脱できるようにした方がいい=退位の自由」というのはむしろ自然な論理展開です。別に「廃止のワンステップとしての退位論」つう陰謀的な話ではない。

*15:俺の理解では奥平氏は「護憲などを理由とした共産党シンパ」ではあっても共産主義者ではありません。

*16:東大名誉教授。「九条の会」呼びかけ人の一人(なお呼びかけ人のウチ、井上ひさし氏(作家)、奥平氏小田実氏(作家)、加藤周一氏(評論家)、鶴見俊輔氏(哲学者)、三木睦子氏(三木元首相の妻)は既に故人)。著書『なぜ「表現の自由」か』(1988年、東京大学出版会)、『いかそう日本国憲法:第九条を中心に』(1994年、岩波ジュニア新書)、『憲法裁判の可能性』(1995年、岩波書店)、『憲法の眼』(1998年、悠々社)、『「表現の自由」を求めて:アメリカにおける権利獲得の軌跡』(1999年、岩波書店)、『憲法の想像力』(2003年、日本評論社)、『憲法九条、いまこそ旬』(共著、2004年、岩波ブックレット)、『治安維持法小史』(2006年、岩波現代文庫)、『憲法を生きる』(2007年、日本評論社)、『「憲法物語」を紡ぎ続けて』(2015年、かもがわ出版)、『憲法九条は私たちの安全保障です。』(共著、2015年、岩波ブックレット)など。

*17:岩波書店刊行。題名はややミスリーディングです。というのも奥平本が扱ってるテーマは氏の興味関心から「女性天皇の是非」「退位の自由の是非」(奥平氏はどちらも是の立場)限定だからです。なお、奥平氏は1)「男女平等の観点」から女帝容認が望ましい、2)古今東西(昔の日本を含む)、女帝が存在することを考えれば禁止する合理的理由はない(女帝は天皇権威を損なうという儒教的な理由が明治以降女帝が否定された理由と思われるが、それは現代日本で通用する合理性ではないと思う。また女帝否定は「そうしても皇位継承に支障が生じない」という前提があったが、昭和天皇による側室制度の廃止と、GHQによる終戦直後の大量の臣籍降下もあって皇位継承者が激減し、その前提が崩壊した)、3)むしろ女帝を認めた方が皇室が安泰する、4)ただし自分は「天皇制のような身分制それ自体に否定的な立場であり」その点では積極的に女帝支持を言う気になれない、としています。4)が重要なポイントでしょう。

*18:著書『中国の核戦争計画:ミサイル防御(TMD)、核武装、日本・台湾同盟の提唱』(1999年、徳間書店)、『歴史を偽造する韓国:韓国併合と搾取された日本』(2002年、徳間書店)、『日本核武装の選択』(2004年、徳間書店)、『皇統断絶:女性天皇は、皇室の終焉』(2005年、ビジネス社)、『女性天皇は皇室廃絶:男系男子天皇を、奉戴せよ』(2006年、徳間書店)、『亡国の「東アジア共同体」:中国のアジア覇権を許してよいのか』(2007年、北星堂書店)などトンデモウヨ著書多数

*19:それもおよそ「まともな疑惑」ではない。

*20:「リンク先を読めば分かるが」吉田裕・一橋大学教授のこと。

*21:著書『金正日は日本人だった』(2009年、講談社)において、北朝鮮金正日国防委員長が、金日成国家主席の子ではなく日本の間諜(スパイ)として朝鮮共産党に入党した戦前日本の右翼組織・黒龍会所属の日本人である塚田理(後の金策副首相)の子であるとの珍説を主張。また、著書『大東亞戦争は昭和50年4月30日に終結した』(2012年、青林堂)ではベトナム戦争までが太平洋戦争の範疇だと主張している。(ウィキペ「佐藤守」参照)。

*22:1948年9月、北朝鮮が建国されると副首相に就任。1950年6月25日の朝鮮戦争勃発時には朝鮮人民軍前線司令官に任命された。1951年、戦争中に死亡。金日成が死の直前に公刊した回想録『世紀とともに』によれば、前線指揮の激務による過労で心臓麻痺を起こして死んだ、とされている。死後「共和国英雄」とされた彼の功績をたたえ、出身地に近い城津市は、1953年に金策市に改名された。また、金策製鉄所(清津製鉄所から改名)、金策工業総合大学(平壌工業大学から改名)、金策軍官学校(第二軍官学校から改名、現・金日成政治大学)も改名された。1956年に設立された空軍の教育機関金策航空大学(清津市)と命名された。ただし47歳という若い死去から金日成による暗殺説も存在する。金策の長男・金国泰は朝鮮労働党中央委員会政治局員、党中央委員会検閲委員長などの要職を歴任している(ウィキペ「金策」「金国泰」参照)

*23:著書『南京の日本軍:南京大虐殺とその背景』(1997年、大月書店)、『餓死(うえじに)した英霊たち』(2001年、青木書店)、『中国戦線従軍記』(2002年、大月書店)、『天皇の軍隊と日中戦争』(2006年、大月書店)など

*24:著書『昭和天皇終戦史』(1992年、岩波新書)、『現代歴史学と戦争責任』(1997年、青木書店)、『天皇の軍隊と南京事件』(1998年、青木書店)、『日本の軍隊:兵士たちの近代史』(2002年、岩波新書)、『日本人の戦争観:戦後史のなかの変容』(2005年、岩波現代文庫)、『アジア・太平洋戦争』(2007年、岩波新書)、『兵士たちの戦後史』(2011年、岩波書店)、『現代歴史学軍事史研究』(2012年、校倉書房)など

*25:著書『昭和の政党』(1988年、小学館→2007年、岩波現代文庫)、『未決の戦争責任』(1994年、柏書房)、『十五年戦争期の政治と社会』(1995年、大月書店)、『現代史発掘』(1996年、大月書店)、『東京裁判への道』(2006年、講談社選書メチエ→2013年、講談社学術文庫)など

*26:著書『軍備拡張の近代史:日本軍の膨張と崩壊』(1997年、吉川弘文館歴史文化ライブラリー)、『歴史修正主義の克服』(2001年、高文研)、『昭和天皇の軍事思想と戦略』(2002年、校倉書房)、『護憲派のための軍事入門』(2005年、花伝社)、『世界史の中の日露戦争』(2009年、吉川弘文館)、『これだけは知っておきたい日露戦争の真実:日本陸海軍の「成功」と「失敗」』(2010年、高文研)、『日本は過去とどう向き合ってきたか』(2013年、高文研)、『兵士たちの戦場』(2015年、岩波書店)、『近代日本軍事力の研究』(2015年、校倉書房)など

*27:著書『緒方貞子:難民支援の現場から』(2003年、集英社新書

*28:1979年のヘン・サムリン政権誕生後、外相、副首相を経て1985年から現在まで首相(1993〜1997年はラナリット(2016年現在、フンシンペック党首)が第一首相、フンセンが第二首相)。

*29:蓮池透氏のこと

*30:ダバオ市長を経て大統領

*31:アキノ政権国軍参謀総長、国防相を経て大統領。

*32:明らかに事実ではありませんが

*33:竹下内閣官房長官、橋本内閣外相を経て首相

*34:ノットは1時間に1海里(約1.852㎞)進む速さ。従って28ノットは約51.856㎞)

*35:小渕内閣運輸相、小泉内閣厚労相を歴任。現在、自民党国家戦略本部長

*36:旧ソ連領海侵犯事件

*37:約64.82キロメートル

*38:村山内閣自治相・国家公安委員長小渕内閣官房長官自民党幹事長(森総裁時代)などを歴任

*39:村山内閣で農水相

*40:2002年、『ブラックジャックによろしく』で第6回文化庁メディア芸術祭漫画部門優秀賞受賞。

*41:宮沢内閣郵政相、橋本内閣厚生相を経て首相

*42:俺も正直どちらも記憶にありません。

*43:当然ながら「九州南西海域工作船事件(2001年)で海保しか投入しなかった小泉」は荒木的には「小渕には劣る」んでしょう。

*44:代表が荒木、幹事長が伊藤

*45:どんなデマカセが書いてあるか読んでみたい気もします。

*46:小渕政権当時なら、あるいはせめて「小泉訪朝で北朝鮮問題が注目された時」ならまだしも今頃こんなことを言っても説得力皆無です。大体「伊藤の証言」だけでは何ら証拠になりません。

*47:正確には「自衛隊の突入で」。交渉による取り戻しだって北朝鮮の協力を得ているとは言え、自力ですので。

*48:いや実際自衛隊での救出なんかできませんし、小渕総理の自衛隊出動命令だっておそらく拉致被害者救出が目的じゃないし。つうか仮に荒木の主張を認めたところで小渕氏は「拉致実行中の不審船から被害者が助け出せるだけ(まあ、当時、北朝鮮拉致なんかありえませんが)」で北朝鮮にいる被害者は何ら助け出すことはできません。

*49:つうか「のしあがった」というのは蓮池透氏の安倍批判本の記述であり、民主党議員氏は「蓮池本についてどう思いますか」と質問したのですが?。蓮池本のことに何一つ触れない辺り、荒木は「触れたらまずい」と思ってるのでしょう。全くいつもながら卑劣で姑息な野郎です。

*50:実際そうでしょう。あの男にとって拉致は「のし上がるためのネタでしかなかった」し今後もそうでしょう。

*51:村山内閣経済企画庁長官、森内閣法相、第一次安倍内閣防衛相、福田内閣外相など歴任

*52:中曽根内閣文相、自民党政調会長(宮沢総裁時代)、宮沢内閣通産相、村山内閣建設相、自民党総務会長(橋本総裁時代)、幹事長(小渕総裁時代)などを経て首相

*53:具体的には北村稔『「南京事件」の探求』(2001年)、早坂隆『松井石根南京事件の真実』(2011年)

*54:具体的には『「従軍慰安婦朝日新聞VS.文藝春秋』(2014年)

*55:というか「Kさん」では裏取りができないので、事実かどうか分かりませんが

*56:まあ、荒木のことだからそう言うのでしょうが。

*57:さすがの荒木ですら「気がした」としか書けないようです。

*58:これで未だに特定失踪者なんて強弁できる荒木ら巣くう会一味と、それを容認できる家族会一味には心底呆れます。

*59:著書『パラノイア創造史』(1991年、ちくま文庫)、『日本妖怪巡礼団』(1991年、集英社文庫)、『奇っ怪紳士録』(1993年、平凡社ライブラリー)、『地球観光旅行:博物学の世紀』(1993年、角川選書)、『本朝幻想文学縁起』、『風水先生:地相占術の驚異』(以上、1994年、集英社文庫)、『大東亜科学綺譚』(1996年、ちくま文庫)、『開かずの間の冒険:日本全国お宝蔵めぐり』、『広告図像の伝説』(以上、1999年、平凡社ライブラリー)、『プロレタリア文学はものすごい』(2000年、平凡社新書)、『陰陽師安倍晴明の末裔たち』(2002年、集英社新書)、『男に生まれて:江戸鰹節商い始末』(2007年、朝日文庫)、『フリーメイソン:「秘密」を抱えた謎の結社』(2010年、角川oneテーマ21)、『荒俣宏の世界ミステリー遺産』(2011年、祥伝社黄金文庫)、『江戸の幽明:東京境界めぐり』(2014年、朝日新書)など

*60:テルアビブ空港乱射事件(1972年)を起こした岡本公三は弟。なお、岡本公三イスラエル終身刑で服役した後に捕虜交換で釈放され、現在はレバノンに居住しているという(ウィキペディア参照)。

*61:著書『宿命:「よど号」亡命者たちの秘密工作』(2000年、新潮文庫)など

*62:著書『赤軍派始末記:元議長が語る40年』(2009年、彩流社)、『革命バカ一代』(2014年、鹿砦社

*63:著書『安保・沖縄問題と集団的自衛権』(1997年、新日本出版社)、『新ガイドラインと米世界戦略』(1998年、新日本出版社)、『国会議員』(1999年、平凡社新書)、『憲法改悪反対・九条を守る』(2005年、新日本出版社)、『人生の同行者:上田耕一郎×小柴昌俊鶴見俊輔小田実対談』(2006年、新日本出版社)など