「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2020年2/6日分:荒木和博&高世仁の巻、ほか)(副題:有本嘉代子が死去)

有本嘉代子さんに限らず、横田滋氏もけっきょく巣食う会との泥船に乗っちゃったから、お孫さんとの再会も墓参りなどもできなかったのだと思う - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)

 いまさら家族会が安倍*1を支持するいかなる理由もないでしょう。つまりは、安倍と仲良くしていれば、役人ほかが丁重にもてなしてくれるなどの便宜がはかられるとか、そういうたぐいのくだらん話でしかない。あまりに愚劣すぎて言葉もないですね。
 横田滋氏、あるいは奥さんが死んだら、前にも書きましたけど、家族会、巣食う会、その取り巻き連中は、「北朝鮮ゆるすまじ」の大合唱なんでしょうね。はっきりいって、有本さんたちだって訪朝して北朝鮮側が主張する娘が死んだ場所に行けるものなら行ったっていいのでしょうが、お孫さん(曾孫さん)が存命の横田さんたちに関しては、さらに「許せん!」なんでしょうねえ。てめえらが、「北朝鮮はまもなく現体制が崩壊するから、急いで会わなくても大丈夫だ」みたいなデマ(こういう話が、横田さんたちが訪朝しないようにさんざん吹き込まれたのであろうと私は信じて疑いません)をさんざん唱えて横田さんたちをけん制したんじゃんというところですが、巣食う会はもちろん家族会も、「これならお孫さんらにもっと逢えるようにこちらも応援すればよかった」なんてことはぜったい言わないんでしょうね。個々の人間がそういうことを全く考えないということはないと思いますが、組織としてはぜったいそんなことはおくびにも出さないでしょう。どんだけ非人間的な連中なんだか。
 そして決して遠くない将来に、今回のような報道がまたされて、とくに横田さんたちの場合は、産経新聞ほかは大喜びで報道するのでしょう。そういうことがほぼ完全に予想できちゃうので、実に愚劣な光景が見られそうです。その時はまた記事にします。
 それにしても家族会や巣食う会の泥船に乗り続けることを拒否したのが蓮池透氏のみというお寒い現実はいつ打破されるのか。一応断っておきますと、家族会に入っていてもフロントに出てこない人たちの中には、巣食う会と家族会に批判的な人もいるということは私も仄聞しています。しかしその人たちも、公然と巣食う会と家族会の盟友関係を批判することはできない。ほんと蓮池透氏追放は、荒木らの巣食う会側の完全な政治的勝利だったと痛感させられます。そしてその政治的勝利によって、家族会が徹底的に利用される。世の中ここまで無様で無残で愚劣な光景もないと思います。

 記事の内容には全く同感ですので特にコメントはしません。


有本恵子さんの母、嘉代子さん逝く - 高世仁の「諸悪莫作」日記

 有本恵子さんのお母さん、有本嘉代子さんが亡くなった。3年ほど前から体調を崩していると聞いて心配していたが、ついに恵子さんに会うことはかなわなかった。残念だ。

 高世が会う気がなかったのか、高世が面会を希望しても、相手が「高世に会わせなかったのか」が気になるところです。前者なら「お前が会わなかったのが悪いんだろ」で終わる話ですし、後者でも「高世に限らず家族以外とは会わせてない」つうのならともかく、そうでないなら「信頼関係がないって事か?」つう話です。

 2005年12月、拉致問題の集会に合わせて、1978年に北朝鮮に娘を拉致された娘を取り戻したいというレバノン人、ハイダールさんをジン・ネットが招待したさい、有本嘉代子さんと、同じ母親として一緒に闘いましょうと誓い合ったのだった。

 そんなことをして何の意味があるんだって話ですよねえ。レバノンと日本では事情が違うから安易に同一視できるもんではない。

 北朝鮮による日本人拉致は、1997年2月に横田めぐみさんの拉致情報が注目を浴び、家族会が結成されるまではほとんど知られることがなかった。

 1989年に例の「橋本敦・共産党参院議員質問(李恩恵*2質問)」があり、当時の宇野*3外相、梶山*4国家公安委員長が「北朝鮮拉致疑惑を認めてる」のですが、高世自体が反共だからか、はたまた反共ウヨの巣くう会に気を遣ってるのか、橋本質問、宇野・梶山答弁に何一つ触れない高世です。
 共産党支持者として高世には怒りを禁じ得ません。
 なお、この「有本氏死去の高世記事」は「有本恵子さん拉致事件に触れる形」で(つづく)そうですので、今後も高世記事にコメント予定です。


有本嘉代子さん死去、地元でも悲しみ - 産経ニュース

 90歳近くになっても署名活動のために街頭に立った。

 90歳前後の人間に署名活動をやらせるなんて老人虐待としか俺には思えませんが。まあ、うかつなことも言えませんが「寿命を縮めた」疑いすらあるのではないか。

 約20年にわたり親交のあった知人男性(79)は嘉代子さんの訃報に接し、神戸市長田区の自宅前を訪れた。「昨年10月に会った際は歩くのがやっとという感じだった。再び会うことを楽しみにしていたので残念でならない」と悲しんだ。

 「歩くのがやっと」というのでは「年齢(94歳)も考えれば」もう周囲も「死去は予想の範囲内」でしょう。

 兵庫県井戸敏三*5知事は「(恵子さんとの対面がかなわなかった)嘉代子さんの無念を胸に、今後県も救出運動を続ける」とのコメントを発表。

 「外交問題なんだから国は関係あっても、県は関係ねえだろ」ですね。


共産・志位氏「無念だったろう」 有本さん母死去 - 産経ニュース

 安倍晋三政権による拉致問題への取り組みに対しては「一つの破綻に陥っている」と指摘。「(最近まで北朝鮮に対して)圧力一辺倒で来たことが問題の解決を難しくした。安倍政権の下で解決するのは大変難しい」と話した。

 志位氏も思いきったことを言ったと思います。「無念だったろう」という発言には「経済制裁など巣くう会路線に固執した嘉代子の自業自得だろ」と思う俺は全く賛同できないのですが、枝野の「中身のない発言」よりは「圧力一辺倒で来たことが問題の解決を難しくした」は「中身のある、評価できる発言」といっていいでしょう。共産支持者として嬉しい限りです。

・(経済制裁など)圧力一辺倒で来たことが問題の解決を難しくした。今のままでは安倍政権の下で解決するのは大変難しい

のであり安倍が「今のまま」で「制裁解除による対話路線」に動かないのであれば、安倍政権の存在は拉致の解決にとって逆効果でしかありません。
 何せ拉致問題で協力を仰ぐべき韓国を徴用工問題で不当にも敵視してる有様です。


立民・枝野氏「じくじたる思い」 有本さん母死去 - 産経ニュース
 今、枝野は野党議員で、「外交は政府の専権事項のため」、拉致問題解決のためにできることなど何もないのに何が「忸怩たる思い」なのかさっぱりわかりません。
 もしかして「枝野*6拉致問題解決に影響力を発揮できた、菅内閣官房長官時代だった時のこと」を言ってるのか。しかし、日朝交渉が進まない限り、拉致は解決せず、日朝交渉を進めるには制裁解除するしかない。しかし制裁解除に有本母(有本嘉代子)ら拉致被害者家族会は反対しました。つまり拉致が解決しないのは全て家族会の自業自得であり、枝野ら政治家が「忸怩たる思い」を感じる必要性はどこにもない。
 まあ、「家族会の無茶苦茶な主張など無視して、拉致解決のために制裁解除すれば良かった。そうできなかった自分の勇気のなさ、無能さについては忸怩たる思い」つうなら同感ですが。

 枝野氏は「政府に対し、口だけではなく、ちゃんと物事が前に進んでいくよう強く促し、求めていく」とも語った。

 枝野は「ちゃんと物事が前に進んでいくよう、何をどう要求するのか?」。自民党総裁選での石破*7のように「駐在事務所設置を主張する」とか、田中均*8蓮池透*9、和田春樹氏*10のように「バーター取引による解決を目指して制裁解除を主張する」とか具体性があるならともかく、単に「ちゃんとやれ」などと抽象的で無内容なことしか言わないなら何の意味もありません。とはいえ枝野に具体的な何かがあるようにはとても思えませんが。ええ、俺は枝野を政治家としてほとんど評価していませんし、あんなろくでもない男が最大野党代表であることには絶望感しかありません。


有本嘉代子さん【調査会NEWS3182】(R02.2.6) : 荒木和博BLOG
有本嘉代子さん死去 夫の明弘さん「言葉が出えへん」 - 産経ニュース
拉致議連会長「天国から見守って」 有本恵子さんの母死去 - 産経ニュース
菅長官「痛恨の極み」 有本恵子さんの母死去 - 産経ニュース
菅長官「痛恨の極み」 有本恵子さんの母死去 - 産経ニュース
 ということで有本恵子氏の母親・有本嘉代子が病死しました。「年齢(94歳)」や「体調悪化を報じる最近のニュース」を考えれば予想の範囲内ですね。
 いずれ「胃ろうの横田滋氏」も嘉代子同様に「(あの世に)お迎えでごんす(手塚治虫)」なのでしょう。
 正直、家族会の一員として彼女が夫とともに「蓮池透氏の家族会除名」「田中均氏を外務省退官に追い込むこと」に加担したことを考えるとあまり同情する気になりません。まあ、94歳の死なら十分「大往生」なのであまり同情しないというのもありますが。
 「荒木ら巣くう会」「古屋*11拉致議連」、菅官房長官が心にもないお涙頂戴をほざいてるのにはいつもながら不快感を禁じ得ません。まあ、でも有本母の死去も全然報じられませんね。むしろ「コロナウイルスガー」のほうが報じられてるわけです。
 あるいは訃報でも

【2020年1月】
・1月18日死去 宍戸錠:俳優
・1月19日死去 重光武雄(韓国名・辛格浩):ロッテグループ創業者
・1月29日死去:梓みちよ:歌手

などのほうが彼女の死よりよほど報じられてるわけです。拉致は風化したと改めて感じます。


10.26 【調査会NEWS3181】(R02.2.5): 荒木和博BLOG

 「南山の部長たち*12」という題目の、「10.26」、昭和54年(1979)10月26日の朴正煕大統領暗殺に至る40日間を描いた映画でした。まあ韓国映画にありがちな左翼偏向もあり、「現実とは違うよな」と思った部分も結構ありましたが映画としてはなかなか見応えがありました。まあ韓国の若い人があれをそのまま史実だと思うとするとちょっと怖いですが。

 悪口雑言しながら「何が史実に反すると思ったのか」、具体的に書けないとは全くお粗末です。

・今でも自分の一番尊敬する人は朴正煕
・同じ独裁者として金日成*13と比べたとき、(ボーガス注:経済発展という面で)どちらが国民を幸せにしたかは明らかでしょう。

 「韓国人政治家で一番尊敬する人」であっても「独裁者を手放しで褒める」など常軌を逸してますがどうやら「古今東西の偉人の中で一番尊敬」「日本人の私だが、日本の近代化に貢献した政財界人(後で紹介する大久保利通渋沢栄一池田勇人)と比べても偉大」のようですから「はあ?」ですね。
 「近代化、経済発展したから独裁者でも偉大」つうなら

大久保利通
 明治新政府の大蔵卿、内務卿として「廃藩置県」(明治4年)、「学制」、「国立銀行条例」(明治5年)、「地租改正」、「徴兵令」(明治6年)、「秩禄処分」(明治9年)などの富国強兵政策を実施
渋沢栄一
 明治時代の実業家。第一国立銀行ほか、東京瓦斯東京海上火災保険(現・東京海上日動火災保険)、王子製紙(現・王子製紙日本製紙)、田園都市(現・東急)、秩父セメント(現・太平洋セメント)、帝国ホテル、秩父鉄道京阪電気鉄道東京証券取引所麒麟麦酒サッポロビール東洋紡績、大日本製糖、明治製糖、澁澤倉庫など、多種多様の会社設立に関わり、「日本資本主義の父」とも呼ばれる。令和6年(2024年)より新紙幣一万円札の顔となる。また、令和3年(2021年)に渋沢(吉沢亮主演)を主人公としたNHK大河ドラマ「青天を衝け」が放送される予定(ウィキペディア渋沢栄一」参照)。
スターリン
 ソ連共産党書記長、ソ連閣僚会議議長(首相)。第一次5カ年計画(1928~1932年)、第二次五カ年計画(1933~1937年)などによりソ連近代化の基礎を築いたとされる。
ケマル・アタチュルク
 トルコ共和国初代大統領。「カリフ制度廃止」「イスラムの国教性否定」「トルコ語表記をアラビア文字からラテン文字に変更(文字改革)」「スイス民法を元にした新民法導入」などの近代化政策、欧化政策を実施。
池田勇人
 大蔵次官から政界入り。自由党政調会長(吉田総裁時代)、吉田*14内閣蔵相、通産相、石橋*15内閣蔵相、岸*16内閣蔵相、通産相などを経て首相。首相在任中に高度経済成長を実現。戦後日本の近代化を果たすとともに、自民党の長期政権に貢献したとされる。
トウ小平
 財務相、副首相、党副主席、人民解放軍総参謀長、党中央軍事委員会主席、国家中央軍事委員会主席など歴任。文革終了後にいわゆる改革開放を進め、中国の現在の経済発展の基礎をつくった
習近平
 福州市党委員会書記、福建省長、浙江省党委員会書記、上海市党委員会書記、国家副主席、党中央軍事委員会副主席、国家中央軍事委員会副主席などを経て党総書記、国家主席党中央軍事委員会主席、国家中央軍事委員会主席。一帯一路、AIIBにより中国の経済大国化を更に進めた。

なども「近代化、経済発展を果たしたから偉大」になるでしょう。
 何せ、荒木は「独裁でも問題ない」わけですから「近代化を実現した大久保、スターリン、ケマル、トウ小平習近平」などは偉大でしょう。
 まあ、大久保やケマルはともかくスターリントウ小平習近平を「反共右翼」荒木が称えることはないでしょうが。
 しかし荒木も「独裁者を褒めるのか!」という批判が少しは気になるのか、「金日成より、朴チョンヒの方が経済達成を実現した」と言い訳です。何も「朴の独裁批判」とは「金日成美化」ではないのですが。

 私が朴正煕に魅力を感じるのはスーパーマンとしてではなく、様々な挫折をくりかえし、失敗をして、それでもともかく韓国を中進国に引っ張り上げたことです。

 大抵の偉人は

島津久光と対立し、流罪西郷隆盛*17
征韓論論争で岩倉具視*18大久保利通木戸孝允*19らと対立し、下野(板垣退助*20
・大蔵卿の要職にあったが、いわゆる「明治14年の政変」で失脚し、下野(大隈重信*21
治安維持法違反で投獄(徳田球一*22宮本顕治*23
政治犯として投獄(ネルソン・マンデラ*24
・いわゆる金大中拉致事件(朴チョンヒ政権時代)、光州事件死刑判決*25全斗煥政権時代)により何度も殺されそうになった。盧泰愚、金泳三が当選した大統領選(1987年、1992年)に出馬したが敗北。いったんは政界引退を表明したが1997年大統領選に出馬し当選(金大中*26
文革での失脚(トウ小平
文革で「父・習仲勲*27」が「劉少奇*28トウ小平一派の一人」として失脚。「反動分子の息子」として下放される(習近平

という形で何らかの挫折は経験しています。むしろ経験しない人間の方が少ないでしょう。
 「挫折があるから朴チョンヒに魅力を感じる」といわれても「はあ?」ですね。
 なお、安倍信者の荒木ですら「安倍首相には第一次政権崩壊の挫折があるのに復権したから魅力を感じる」と言う気にはならないようです。

 どうせ政治家は歴史の中では使い捨てられるものです。安倍*29総理も残りの時間はあまりありません*30。これまで国民が安倍さんに期待したことの大部分はできていない

 国民ではなく「荒木のようなウヨ」ですね。荒木らウヨにとっては「首相靖国参拝(1回やっただけで中止)」「尖閣への自衛隊駐留」「河野談話撤回」「改憲」「安保関連法(集団的自衛権)の正式な発動」「反中国外交(もちろん安倍は今年春に習主席訪日を要請)」が「期待したのにできてないこと」なんでしょうが、国民大多数にとっては「安倍支持者ですら」そんなことでは安倍を支持してないでしょう。
 まあ、安倍支持層の大多数は「安倍の政策を支持してる」というより「おらが村の先生(例えば和歌山選出の二階氏*31)を支持してる。先生が安倍支持だから安倍も支持する。先生が石破*32や石原*33、岸田*34を総裁にしたいと支持するならそれでもいい」程度のくだらない話でしょうが。
 そして荒木にとって「アベノミクス」「安保関連法」「特定秘密保護法」「働き方改革法(高度プロ制度導入など)」「入管法改定(移民受け入れにシフト)」「大規模な軍拡」「日米FTA」「徴用工判決などを理由としたホワイト国除外」「慰安婦像などを理由としたあいちトリエンナーレ補助金不支給(いったんは決定した補助金支給を撤回)」など「安倍が実際にやったこと」は「たいして評価に値しない」わけです。

 今年の「10.26*35」に自分が暗殺されると思ってやり残したこと*36をやってもらいたいと切に思います。そのためには国民も「安倍さんを守らなければ」という無責任な声援ではなく、厳しい叱咤が必要だと思いますが。

 ちなみに豆知識ですが、日本の首相では「原敬*37(刺殺)」「浜口雄幸*38(狙撃されたことが原因で感染症を併発し病死)」「犬養毅*39(五一五事件)」が首相在任中に暗殺されています(なお、二二六事件で岡田啓介*40首相が暗殺されかけたが辛くも逃げ切った)。他に在任中死亡(病死)した首相では「加藤友三郎*41」「加藤高明*42」「大平正芳*43」「小渕恵三*44」がいます(ウィキペディア参照)。
 現実問題として安倍暗殺などあり得ることではないのでばかばかしい限りです。
 安倍にあり得ることはもちろん「モリカケ桜を見る会疑惑などに対する野党やマスコミの追及による下野」でしょう。我々国民がすべきことは「そのための安倍批判派の応援」であって荒木の言う「安倍への叱咤」などばかばかしい限りです。
 というか、安倍が「靖国参拝河野談話撤回」など、「荒木が期待するレベルの極右」になることはもはやありえない*45のだからそんな「叱咤」など無意味でしょうに、荒木も「安倍批判に踏み切ること」はお仲間ウヨが怖いのか、安倍を絶賛した過去の自分の間違いを認めたくないのか、はたまた「安倍に九条改憲を期待しているのか」、理由はともかくやる気はないようです。

 朴正煕はクーデターを起こしたときから、自分が普通の死に方はできないと覚悟していました。

 まあ、他にも

安政の大獄を実行した大老井伊直弼桜田門外の変で暗殺)
佐賀の乱江藤新平*46が捕縛され死刑判決)、西南戦争西郷隆盛が自決)など、士族反乱を徹底的に叩いた大久保利通(いわゆる紀尾井坂の変で暗殺される)
・韓国統監として、韓国植民地化を推進した伊藤博文*47安重根に暗殺される)

なんかも「自分が普通の死に方はできないと覚悟」していたかもしれません。当然ながらそうした覚悟をすることは「そこまでの覚悟をしてやったことだから、やったことが正しい」と言う話では全くありません。

*1:自民党幹事長(小泉総裁時代)、小泉内閣官房長官を経て首相

*2:現在では田口八重子氏と推測されている。

*3:田中内閣防衛庁長官自民党国対委員長(三木総裁時代)、福田内閣科学技術庁長官、大平内閣行政管理庁長官、中曽根内閣通産相、竹下内閣外相などを経て首相

*4:竹下内閣自治相・国家公安委員長、宇野内閣通産相、海部内閣法相、自民党幹事長(宮沢総裁時代)、橋本内閣官房長官など歴任

*5:自治省官僚。兵庫県副知事を経て知事

*6:鳩山内閣行政刷新担当相、菅内閣官房長官、野田内閣経産相民主党幹事長(海江田、岡田代表時代)、民進党代表代行(前原代表時代)を経て立憲民主党代表

*7:小泉内閣防衛庁長官福田内閣防衛相、麻生内閣農水相自民党政調会長(谷垣総裁時代)、幹事長(第二次安倍総裁時代)、第三次安倍内閣地方創生担当相など歴任

*8:著書『日本外交の挑戦』(2015年、角川新書)、『見えない戦争』(2019年、中公新書ラクレ)など

*9:著書『私が愛した東京電力福島第一原発の保守管理者として』(2011年、かもがわ出版)、『13歳からの拉致問題』(2013年、かもがわ出版)、『拉致被害者たちを見殺しにした安倍晋三と冷血な面々』(2015年、講談社)、『拉致と日本人』(共著、2017年、岩波書店)、『告発:日本で原発を再稼働してはいけない三つの理由』(2018年、ビジネス社)など

*10:東京大学名誉教授。著書『歴史としての社会主義』(1992年、岩波新書)、『金日成満州抗日戦争』(1992年、平凡社)、『歴史としての野坂参三』(1996年、平凡社)、『北朝鮮:遊撃隊国家の現在』(1998年、岩波書店)、『朝鮮戦争全史』(2002年、岩波書店)、『朝鮮有事を望むのか:不審船・拉致疑惑・有事立法を考える』(2002年、彩流社)、『同時代批評(2002年9月〜2005年1月):日朝関係と拉致問題』(2005年、彩流社)、『テロルと改革:アレクサンドル二世暗殺前後』(2005年、山川出版社)、『ある戦後精神の形成:1938〜1965』(2006年、岩波書店)、『日露戦争 起源と開戦(上)(下)』(2010年、岩波書店)、『これだけは知っておきたい日本と朝鮮の一〇〇年史』(2010年、平凡社新書)、『北朝鮮現代史』(2012年、岩波新書)、『領土問題をどう解決するか』(2012年、平凡社新書)、『「平和国家」の誕生:戦後日本の原点と変容』(2015年、岩波書店)、『慰安婦問題の解決のために』(2015年、平凡社新書)、『アジア女性基金慰安婦問題:回想と検証』(2016年、明石書店)、『米朝戦争をふせぐ:平和国家日本の責任』(2017年、 青灯社)、『レーニン:二十世紀共産主義運動の父』(2017年、山川出版社世界史リブレット人)、『ロシア革命』、『スターリン批判・1953〜56年:一人の独裁者の死が、いかに20世紀世界を揺り動かしたか』(以上、2018年、作品社)、『安倍首相は拉致問題を解決できない』(2018年、青灯社)、『韓国併合110年後の真実:条約による併合という欺瞞』(2019年、岩波ブックレット)など

*11:第二次安倍内閣国家公安委員長自民党選対委員長(第二次安倍総裁時代)など歴任

*12:著書『実録KCIA:南山と呼ばれた男たち』(邦訳は1994年、講談社)の映画化だそうです。つまりは「南山」とは諜報機関KCIA(韓国中央情報部)の所在地であり「信濃町創価学会公明党)」「虎ノ門文科省)」「平河町自民党)」「三宅坂(昔の社会党社民党)」「代々木(共産党)」のような隠語でKCIAを意味します。

*13:北朝鮮国家主席朝鮮労働党総書記、朝鮮人民軍最高司令官

*14:戦前、天津総領事、奉天総領事、駐スウェーデン公使、外務次官、駐伊大使、駐英大使など歴任。戦後、政界入りし、東久邇宮、幣原内閣外相を経て首相

*15:戦前、東洋経済新報主筆。戦後政界入りし、吉田内閣蔵相、通産相鳩山内閣通産相などを経て首相

*16:戦前、満州国総務庁次長、商工次官、東条内閣商工相を歴任。戦後、日本民主党幹事長、自民党幹事長(鳩山一郎総裁時代)、石橋内閣外相を経て首相

*17:参議、陸軍大将、近衛都督を歴任

*18:外務卿、右大臣を歴任

*19:参議、文部卿、内務卿を歴任

*20:参議、自由党総理、第二次伊藤、第二次松方、第一次大隈内閣内務相を歴任

*21:参議、大蔵卿、立憲改進党総理、第一次伊藤、黒田内閣外相、第二次松方内閣農商務相、首相を歴任

*22:日本共産党書記長

*23:日本共産党書記長、委員長、議長を歴任

*24:ANC議長、南アフリカ大統領。1993年ノーベル平和賞受賞者

*25:内外の抗議で後に無期に減刑、米国への亡命が認められた。

*26:韓国大統領。2000年ノーベル平和賞受賞者

*27:新中国で副首相を務めるが文革で失脚。文革終了後、復権広東省第一書記時代に深セン経済特区化し、改革開放政策を実施。その後も、全人代副委員長など要職を歴任

*28:全人代委員長、国家主席など歴任。文革で失脚し、失意の内に病死するが、文革後、名誉回復。

*29:自民党幹事長(小泉総裁時代)、小泉内閣官房長官などを経て首相

*30:この言葉からは、荒木が「安倍四選を希望してない(あるいは現実的にあり得ないと認識してる)」ことがわかります。

*31:小渕、森内閣運輸相、小泉、福田、麻生内閣経産相自民党総務会長(第二次安倍総裁時代)を経て幹事長

*32:小泉内閣防衛庁長官福田内閣防衛相、麻生内閣農水相自民党政調会長(谷垣総裁時代)、幹事長(第二次安倍総裁時代)、第三次安倍内閣地方創生担当相を歴任

*33:小泉内閣国交相自民党政調会長(第一次安倍総裁時代)、幹事長(谷垣総裁時代)、第二次安倍内閣環境相、第三次安倍内閣経済財政担当相を歴任

*34:第一次安倍、福田内閣沖縄・北方等担当相、第二次、第三次安倍内閣外相を経て、現在、自民党政調会長

*35:朴チョンヒが暗殺された日(1979年10月26日)です。なお「ただの偶然」ですが「初代韓国統監」伊藤博文が暗殺された日も10月26日(1909年10月26日)です。

*36:「今年の10月26日までは安倍政権に続いてほしい→そして改憲してほしい?(荒木)」そうです。「安倍批判派」の俺はもちろんそんなことは勘弁してほしいですが(ただし今年の10月26日までに改憲は現状ではとても無理でしょう)。しかし「今年の10月26日まで安倍首相」なら当然、このままなら「今年の4月に習主席訪日」なんですが「反中国」の荒木的には「習主席訪日を阻止できる(あるいは訪日阻止は無理でも国賓扱いは阻止できる、国賓扱いが阻止できれば我慢する)」と思ってるのか、「改憲のためには習主席が国賓扱いで大歓迎されても我慢する覚悟」なのか、どっちなのか。

*37:立憲政友会幹事長、第四次伊藤内閣逓信相、第一次、第二次西園寺、第一次山本内閣内務相、首相などを歴任

*38:加藤高明、第一次若槻内閣蔵相、第一次若槻内閣内務相、首相など歴任

*39:第2次山本内閣文相兼逓信相、加藤高明内閣逓信相、首相などを歴任

*40:田中、斎藤内閣海軍大臣、首相を歴任

*41:第2次大隈、寺内、原、高橋内閣海軍大臣、首相などを歴任

*42:第四次伊藤、第一次西園寺、第三次桂、第二次大隈内閣外相、首相などを歴任

*43:池田内閣官房長官、外相、佐藤内閣通産相、田中内閣外相、三木内閣蔵相、自民党幹事長(福田総裁時代)を経て首相

*44:竹下内閣官房長官自民党副総裁(河野総裁時代)、橋本内閣外相を経て首相

*45:せいぜい改憲するかどうか、あるいは「ホワイト国除外、あいちトリエンナーレ補助金不支給のようなウヨ行為を今後やるかどうか」と言ったところでしょう。

*46:参議、司法卿を歴任

*47:首相、貴族院議長、枢密院議長、韓国統監など要職を歴任。元老の一人。