今日の産経ニュースほか(2020年9月26日分)

安倍外交、同盟強化が起点 安倍前首相インタビュー :日本経済新聞
 常岡浩介が「安倍氏と日経ってバカ?」と言う趣旨のツイートをしてたので気づいた記事です。安倍にも日経にもその馬鹿さにあきれ果てて、「眼が点」ですね。
 病気辞任の「はず」なのにこんなインタビュー受けるほど元気とは「やはり仮病か」ですね。それにしても「産経インタビューでは無い」のが興味深い。また安倍にとっては「外交の安倍(特に日米関係改善)」こそが未だに最も自慢に値する「成果」のようです。「外交の安倍」なんてデマも甚だしいと思いますが。
 まあ、言い訳(北方領土問題や拉致での成果ゼロは俺が悪いんじゃ無い)と自画自讃(俺のおかげで日米関係は良くなったし、日中も最終的には習主席が訪日を約束するまでに良くなった)に終始したくだらないインタビューで「新事実が明らかになる」などの評価すべき点は何もないです。「安倍の馬鹿さが改めてよく分かる」「日経の恥知らずな安倍翼賛振りがよく分かる」以外に意味のないインタビューですが、それはさておき。

「あなたはエスタブリッシュメント(支配層)に挑戦して勝った。私も野党だったが挑戦して勝った」。
 安倍氏はこう伝え、トランプ氏から「そこは我々の共通点だ」との言葉を引き出した。

 安倍と日経には呆れて二の句が継げませんね。そんなトランプの安倍への「空虚なリップサービス」に何の意味があるのか。
 大体安倍は「岸*1元首相、安倍*2元幹事長の息子」という「エスタブリッシュメント(支配層)の典型」の癖に何を言っているのか。
 むしろ「エスタブリッシュメント(支配層)に挑戦して勝った」というなら「東大卒、元大蔵省主計局長の福田赳夫*3」に自民党総裁選で勝った「今太閤」田中角栄*4などがそれに当たるでしょう。
 というかこの記事で延々安倍と日経がアピールするのは「トランプとの個人的交友関係」です。それは裏返せばそれ以外に「米国要人との関係」「米国以外の他国要人(中国の習主席、韓国の文大統領、ロシアのプーチン大統領など)との関係」について安倍と日経がこじつけですら親密さをアピールできないと言うことです。まあそれ以前に安倍にとって外交とは「米国にへいこらすれば全てうまく行く」程度の物でしか無いかもしれませんが。

「中国はいつから、どのぐらいのスピードで軍事費が増えているのか」。
 トランプ氏の質問に安倍氏が「30年近くで約40倍に増えた。こんな速さで増やした国は世界中でない」と答えると、トランプ氏は驚いた表情を見せた。
 安倍氏は中国潜水艦の具体的な保有隻数も挙げて「標的は西太平洋などで活動する米海軍第7艦隊だ」との見方も示した。日本だけでなく米国の問題でもあるとして「米国はプレゼンスを維持してほしい」と呼びかけた。
 その後、日米で掲げた「自由で開かれたインド太平洋」構想への支持はオーストラリアやインド、英仏などに広がった。

 首相を退任したからこそ「反中国ウヨ分子へのサービス」としてこう言ってるのかもしれませんが、首相を退任したとは言え、退任から1ヶ月も経ってないのによくもまあこんな中国敵視発言を公然とできるもんです。大体『「自由で開かれたインド太平洋」構想=安倍流中国封じ込め』なんかもはや習主席国賓訪日予定などで事実上消えたも同然では無いのか。

 在日米軍の駐留経費についても安倍氏は再三、米軍の給料以外、光熱費や住宅費など7割以上を日本が負担している現状*5を解説した。「米軍部隊を米本土に置くより日本に駐留している方が安いんだ」と話すと、トランプ氏が「非常に分かりやすい。You are a genius!(あなたは天才だ)」と答えたこともあった。

 この安倍発言「日本が大幅に経費負担するので、日本に米軍基地をおいた方が米国に置くより米国にとって安い」は「在日米軍基地は日本防衛目的に置いてるんじゃ無い(まあ実際そうなのですが)」と自白してるのも同然であり、かつ「いわゆる思いやり予算」について安倍が何も批判意識を持っていないことや「思いやり予算以外(日米地位協定など)についても恐らく米軍基地の現状を容認であろう事」を露呈しています。米軍基地被害を受ける沖縄などからすれば「現状容認でOK」とは「許しがたい暴言」ですが安倍にも日経にもそんな理解は全くないようです。彼らにとって米国とは「絶対服従しないといけないご主人様」なのか。その一方で格下扱いした韓国にはホワイト国除外ですから「弱気をくじき強気に媚びる歪んだ精神」が深刻ですね。これでよくもまあ安倍や安倍信者ウヨは「国の誇り」だの「愛国」だのほざけたもんです。

 トランプ氏との「ゴルフ外交」は計5回、正式な会談は14回を数えた。

 安倍と日経にとっては「ゴルフをしてトランプにへいこらすることそれ自体」に意味があるようですがばかばかしい。

 ロシアとの北方領土の返還交渉は、プーチン大統領との会談で平和条約交渉を巡り「いよいよ締結に向けた中身の交渉に近づいているとの認識があった」と述べた。決着次第では衆院解散・総選挙を実施して「国民に信を問わねばならないと考えていた」とも語った。

 日露交渉当時から、「交渉当初」は安倍がやたら大げさに吹きまくるので「日露領土問題の手柄で解散する気か?」「いやでも過去に歴代政権が進展させられなかった日露領土問題でそこまで安倍も脳天気ではあるまい」等と言われましたが、「そこまで脳天気だった」わけです。
 それにしても今頃こんなことを言っても「どんだけ脳天気で考えが甘いんだよ」と批判されたり馬鹿にされたりするだけなのですが、まあ安倍にも日経にも全く常識が無いですね。産経や読売も酷いですが日経もこれほど酷いとはねえ。安倍政権長期化は「読売、産経、日経」といった安倍翼賛メディアの存在も大きかったと改めて実感します。

 (ボーガス注:日露交渉の挫折は)ロシアによるクリミア併合など*6で「米ロの対立が強まったという別の要素があった」と安倍氏は補足した。

 「そんなの関係ねえだろ。安倍は素直に自分の見込みの甘さを認めろ」「つうかお前がプーチンとの交渉をアピールしてた時点(2016年のプーチン訪日)でクリミア問題で米露は対立してたろ?。クリミア編入オバマ政権時代の話(2014年)だぞ?」と言う趣旨のツイートを常岡がしていましたが全く同感ですね。

 北朝鮮問題では金正恩キム・ジョンウン)委員長との間で「いろいろな兆候はあった。会談に向けた機運が芽生えるかもしれないという雰囲気はあった」と首脳会談を模索したが、実現しなかった。拉致問題は解決できずにいる。「拉致問題はトップの判断なのでなかなか難しかった」と、首脳会談が実現できなかったことを悔やんだ。

 「俺は会談する気があったが金正恩が応じてくれなかった」で北朝鮮に責任転嫁とは全くふざけています。そもそも小泉訪朝のような「水面下での北朝鮮との入念な打ち合わせ、調整」もせずにただ「会いたいんです」で向こうが会うわけも無いでしょう。そしてどう見ても安倍がその種の水面下交渉をやっていたようには見えません。

 韓国とも元徴用工訴訟や貿易管理の厳格化*7などを巡り戦後最悪の状態に陥った関係を改善することなく終わった。

 「田中政権での文世光事件直後」などに比べて、「戦後最悪」かどうかは価値観の問題ですが「安倍批判はしない」ものの、「関係がかなりひどいこと」「改善の必要があること(ただしその場合、韓国に責任転嫁を始めるのが安倍と安倍御用マスコミですが)」は「安倍御用マスコミ」日経ですら認めざるを得ないわけです。 
 まるで安倍の前任である野田首相が関係を悪化させたところ、安倍が力不足で改善できなかったかのような物言いですが「ホワイト国除外」「フッ化水素水輸出規制」で自ら安倍が関係悪化を実行したくせに安倍も日経もよくもふざけた記事が書けたもんです。

 菅首相が第2次安倍政権発足後、一貫して官房長官を務めた経歴に触れ「ずっと政権の中枢にいたというのは相手にとって安心感になる。外交では財産だ」と指摘した。

 安倍外交がまともならそう言えるでしょう。しかし、韓国外交が典型ですが、「無茶苦茶な外交」をやっていたのだから「その中心人物・菅が首相」など外国にとっては迷惑でしかありません。
 「菅が首相就任を機に考えを改める」とか「安倍外交には菅は内心反対だったが、渋々従った。首相になったら即刻改める」というなら話は別ですが残念ながら、おそらくそうではないでしょうし。


「科学道100冊」に漫画「はたらく細胞」など - 産経ニュース
 記事タイトルになっている漫画『はたらく細胞』については
はたらく細胞 - Wikipedia
TVアニメ「はたらく細胞!!」を紹介しておきます。
 「科学道100冊」ラインナップは2020年版が科学道100冊ラインナップ – 科学道100冊で、2019年版が科学道100冊(2019) – 科学道100冊で、2017年版が科学道100冊(2017) – 科学道100冊で確認できます。
 正直、文系の俺にとっては読書意欲はあまりそそられません。
 なお、ファインマン*8ご冗談でしょう、ファインマンさん』(岩波現代文庫)(2019年版及び2020年版「科学道100冊」ラインナップ)は確かに定評のある古典ではあるでしょうが、「今更かよ」感はあります(なお、リチャード・P・ファインマンは1965年にジュリアン・シュウィンガー朝永振一郎ノーベル物理学賞を同時受賞)。
 それと「俺にとっては」意外なことに

【2020年版ラインナップ】
オーギュスト・ヴィリエ・ド・リラダンの『未来のイヴ』(岩波文庫光文社古典新訳文庫、創元ライブラリ文庫:2017年版、2019年版でもラインナップに登場(固定ラインナップ?))
ジェイムズ・P・ホーガン*9の『星を継ぐもの』(創元SF文庫:2019年版でもラインナップに登場)
ジョージ・ガモフの『不思議の国のトムキンス 』(白揚社:2017年版、2019年版でもラインナップに登場(固定ラインナップ?))
星新一『ほしのはじまり:決定版 星新一ショートショート』(角川書店:2019年版でもラインナップに登場)
【2019年版ラインナップ】
結城浩*10の『数学ガール』(ソフトバンククリエイティブ
【2017年版ラインナップ】
いとうせいこう『ボタニカル・ライフ:植物生活』(新潮文庫
ジュール・ルナール*11の『博物誌』(岩波文庫講談社文庫、新潮文庫
フィリップ・K・ディック*12の『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』(ハヤカワSF文庫)
 映画ブレードランナーの原案ですが映画化において別作品と言えるほど改変がされたとのこと。

ということで小説(SF?)やエッセイも一部取り上げられています。
いとうせいこう - Wikipediaによれば

家庭菜園に凝っていて、様々な野菜を作っている。後にエッセイ『ボタニカル・ライフ:植物生活』がNHKで『植物男子ベランダー』としてドラマ化された。

だそうです。
・『博物誌』のルナールは日本ではむしろジュリアン・デュヴィヴィエによって『にんじん(映画)』として映画化された小説『にんじん』(岩波文庫、角川文庫、講談社文庫、光文社古典新訳文庫新潮文庫)によって有名です。「にんじん」については、以前「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2020年6/28分:荒木和博の巻)(追記あり) - bogus-simotukareのブログで触れましたが改めて、
物語のラスト、少年の表情が秀逸!!!!『にんじん』
ジュリアン・デュヴィヴィエ・8〜『にんじん』 - ポケットの中で映画を温めて
児童虐待文学なのか? 子供のころのトラウマ ジュール・ルナール「にんじん」 - うさるの厨二病な読書日記
『にんじん』 古くて新しい映画 | sonaのブログ
vol.42 ジュール・ルナール「にんじん」を読んで(高野優 訳)|西野 友章|note
ルナール『にんじん』 | 猫好きが読んだ千冊の本を紹介しておきます。
 まあ、科学好きなら「俺ならこの100冊を選ぶ」というのを考えるのも面白いかと思います。俺にはそう言う能力、興味関心は残念ながらありませんが。


山本七平賞の該当作なし、奨励賞に近内悠太さん - 産経ニュース
 所詮、「アパ賞と同レベルの右翼賞」なので「毎回受賞者が出る」かと思いきや意外です。しかし俺だったらこんなもんは受賞拒否ですね。「もらっても不名誉にしかならない代物」ですから。
 山本七平自身が「イザヤ・ベンダサン」という「偽ユダヤ人」ですし、過去の受賞作には張作霖暗殺を関東軍の犯行では無く、コミンテルンの犯行だとするデマ本『謎解き「張作霖爆殺事件」』(加藤康男、2011年、PHP新書:第20回奨励賞)があるような賞です。
 しかも加藤以外の受賞者も「中西輝政(第6回)」、「竹田恒泰(第15回)」、「高橋洋一(第17回)」「長谷川幸洋(第18回)」「門田隆将(第19回)」「石平(第23回)」とウヨばかりですからねえ(山本七平賞 - Wikipedia参照)
 なお、加藤本への批判としては
河本大作と張学良とソ連諜報機関の共謀? −加藤康男氏『謎解き「張作霖爆殺事件」』①
「張学良・楊宇霆・常蔭槐犯行説」をめぐって−加藤康男氏『謎解き「張作霖爆殺事件」』②
「爆薬の位置」の謎−加藤康男氏『謎解き「張作霖爆殺事件」』③
を紹介しておきます。


菅首相、国連でビデオ演説 コロナ克服へ貢献、条件付けず日朝首脳会談 - 産経ニュース
 また安倍政権時代からの「馬鹿の一つ覚え」の「条件付けずに日朝首脳会談かよ(呆)」ですね。「条件を付けない」というならそれは「拉致被害者が会談直後に一人も帰国しなくても会う(将来帰国することを期待して、政治生命を賭けてあえて会う)」ということを当然意味しますが、家族会の反発が怖くてそんなことを菅はやる気は無いでしょう。
 その時点で「条件付けずに」と言うのは大嘘です。当然そんなことは北朝鮮も分かってるからこんな呼びかけには応じない。北朝鮮側は「もっと内容のある呼びかけをしろ」と思ってるでしょう。
 菅の行為は客観的には「何かやってるふり」か「会談が成立しないのは北朝鮮が悪い」という責任転嫁かはともかく全く意味の無い馬鹿げた行為です。
 なお、俺は「条件付けずに会え」とは言っていません。事実上「最低でも拉致被害者の帰国が一人はないと会わない」であろうに「条件付けずに」などという嘘は辞めろというのが俺の言いたいことです。こんな馬鹿げたことをするくらいなら「きちんと条件を付けた上で水面下交渉したらどうなのか」。いや、それをやってるのなら文句はありませんが表に出た話を見る限りそんなことをやってるようには見えません。


【主張】国連創設75年 「戦勝国の発想」と決別を - 産経ニュース
 産経の『「戦勝国の発想」と決別』が「安保理常任理事国(米英仏露中)制度(終身理事国制度)」や「常任理事国の拒否権」の「廃止」を意味するのなら一理あります。
 しかしそうではなく「戦前日本は悪くなかった。日本のおかげで東南アジアが独立した」「南京事件慰安婦も捏造」などと言う居直りなら論外です。
 なぜなら1)「枢軸国(日独伊)は戦争犯罪を犯した」というのは国連及び国際社会の「不動の大前提」で日本も国連加盟時に当然その認識を受け入れてる、2)そうした認識は概ね正当な物であり、「戦前日本は正しかった」などという産経らウヨの認識の方が間違ってるから、3)そんな馬鹿なことを言えば欧米、中国、韓国など世界各国との関係が悪化するからです。
 で産経の場合はどうなのかというと「この二つがごちゃ混ぜ」です。産経としては「戦前日本は悪くなかった」と言いたいが、説得力に欠けることは内心、自覚してるし、一方で産経を批判するリベラル保守、左派でも「常任理事国制度」や「拒否権」に批判的、否定的な人間がいるからこそこういう「詐欺的な物言い」になるわけです。
 とはいえ「常任理事国制度、拒否権制度を手放す気がない米国」にべったりの産経が「常任理事国制度」や「拒否権」の「廃止」をいったところで何の説得力もありませんが。
 実際、産経が拒否権の不当性を示す例としてあげるのは産経が敵視する中露の拒否権発動だけで「イスラエル問題でのアメリカの拒否権発動」については何一つ触れません。

*1:戦前、満州国総務庁次長、商工次官、東条内閣商工相を歴任。戦後、日本民主党幹事長、自民党幹事長(鳩山総裁時代)、石橋内閣外相を経て首相

*2:三木内閣農林相、福田内閣官房長官自民党政調会長(大平総裁時代)、鈴木内閣通産相、中曽根内閣外相、自民党幹事長(竹下総裁時代)など歴任

*3:岸内閣農林相、自民党政調会長(池田総裁時代)、幹事長(佐藤総裁時代)、佐藤内閣蔵相、外相、田中内閣行政管理庁長官、蔵相、三木内閣副総理・経済企画庁長官などを経て首相

*4:岸内閣郵政相、池田内閣蔵相、佐藤内閣通産相自民党政調会長(池田総裁時代)、幹事長(佐藤総裁時代)などを経て首相

*5:いわゆる「思いやり予算」であり7割の負担とやらには法的な負担義務はありません。

*6:「など」て一体何が「など」なのか?

*7:いい加減、「貿易管理の厳格化(ホワイト国除外やフッ化水素水輸出規制のこと)」などという「安倍寄りの強弁」も大概にして欲しいもんです。徴用工訴訟・日本製鉄敗訴判決や慰安婦銅像に逆ギレした安倍の「ただの嫌がらせ」じゃ無いですか。

*8:1918~1988年。著書『ご冗談でしょう、ファインマンさん』(2000年、岩波現代文庫)、『困ります、ファインマンさん』、『物理法則はいかにして発見されたか』(以上、2001年、岩波現代文庫)、『科学は不確かだ! 』、『光と物質のふしぎな理論:私の量子電磁力学』(以上、2007年、岩波現代文庫)、『聞かせてよ、ファインマンさん』(2009年、岩波現代文庫)など

*9:1941~2010年。著書『未来の二つの顔』(1994年、創元SF文庫)、『内なる宇宙』(1997年、創元SF文庫)、『量子宇宙干渉機』(1998年、創元SF文庫)、『造物主(ライフメーカー)の選択』(1999年、創元SF文庫)、『ミクロ・パーク』(2000年、創元SF文庫)、『揺籃の星』(2004年、創元SF文庫)、『黎明の星』(2008年、創元SF文庫)、『星を継ぐもの』、『ガニメデの優しい巨人』、『巨人たちの星』(以上、2014年、創元SF文庫)、『仮想空間計画』、『時間泥棒』、『創世記機械』、『未来からのホットライン』(以上、2015年、創元SF文庫)、『造物主(ライフメーカー)の掟』(2016年、創元SF文庫)、『火星の遺跡』(2018年、創元SF文庫)など

*10:1963年生まれ。著書『数学文章作法・基礎編』(2013年、ちくま学芸文庫)、『数学文章作法・推敲編』(2014年、ちくま学芸文庫)など

*11:著書『ぶどう畑のぶどう作り』(岩波文庫)など

*12:1928~1982年。著書『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』、『偶然世界』(以上、1977年、ハヤカワSF文庫)、『火星のタイム・スリップ』(1980年、ハヤカワSF文庫)、『逆まわりの世界』(1983年、ハヤカワSF文庫)、『高い城の男』、『パーマー・エルドリッチの三つの聖痕』(以上、1984年、ハヤカワSF文庫)、『流れよわが涙、と警官は言った』(1989年、ハヤカワSF文庫)、『ジョーンズの世界』(1990年、創元SF文庫)、『タイタンのゲーム・プレーヤー』(1990年、ハヤカワSF文庫)、『暗闇のスキャナー』(1991年、創元SF文庫)、『人間狩り』(1991年、ちくま文庫)、『時間飛行士へのささやかな贈物』、『パーキー・パットの日々』(以上、1991年、ハヤカワSF文庫)、『アルファ系衛星の氏族たち』、『いたずらの問題』(以上、1992年、創元SF文庫)、『ウォー・ゲーム』、『宇宙の操り人形』(以上、1992年、ちくま文庫)、『フロリクス8から来た友人』、『まだ人間じゃない』(以上、1992年、ハヤカワSF文庫)、『マイノリティ・リポート』(1999年、ハヤカワSF文庫)、『シビュラの目』(2000年、ハヤカワSF文庫)、『あなたをつくります』(2002年、創元SF文庫)、『ドクター・ブラッドマネー』(2005年、創元SF文庫)、『最後から二番目の真実』(2007年、創元SF文庫)、『未来医師』(2010年、創元SF文庫)、『空間亀裂』(2013年、創元SF文庫)、『変数人間』(2013年、ハヤカワSF文庫)、『宇宙の眼』、『時は乱れて』、『変種第二号』(以上、2014年、ハヤカワSF文庫)、『ヴァルカンの鉄鎚』(2015年、創元SF文庫)、『死の迷路』(2016年、ハヤカワSF文庫)、『ジャック・イジドアの告白』(2017年、ハヤカワSF文庫)など