今日の産経ニュースほか(2021年4月22、23日分)(副題:新型コロナで色々)

菅原氏の「政治とカネ」問題 広島再選挙前に与党に打撃 - 産経ニュース
 確かに「自民にとってそう言う打撃はある」のでしょうが、そんなことより「真相の徹底解明を望みたい」位のことも言えないのかと産経の自民応援団振りにはいつもながら呆れます。もちろんこの産経記事は1)単なる事実の報道でも無ければ、2)自民批判派として、そうした事態を喜んでるわけでも無く、3)自民応援団として残念がってるわけですからね。


【菅首相記者会見詳報】(3)「高齢者のワクチン接種7月末までに終える」(1/2ページ) - 産経ニュース
 当初、公表した接種予定スケジュールを結局、反故にした人間が、ろくな根拠も上げずに「今度のスケジュールは確かです」といったところで「オオカミ少年じゃねえの?」という感想しかありません。


【菅首相記者会見】衆院解散・総選挙「機会を見て考えないといけない」 - 産経ニュース
 まともな人間なら「そんなことは第四波の今、考えられない」「緊急事態宣言を東京で三度目の発令をした今、そんなことを言うのは楽観論を助長しかねない。あるいは『国はコロナを舐めてる!』『そんなんで誰が休業要請に応じるか!(飲食業など)』ということにもなりかねない」「そんなことはコロナが終息した後で考える」「そもそも解散は義務ではない(感染状況が酷ければ解散しないことだってあり得る)」と言うでしょうにねえ。それにしても、もはやこれではこれはそうとう末期的な段階ではないか(東京オリンピックの開催について) - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)ですよねえ。「中止か延期か」はともかく今年7月の開催はいい加減諦めたらどうなのか。


【菅首相記者会見】首相、ワクチン接種、歯科医師も可能に - 産経ニュース
 TBSラジオ森本毅郎スタンバイ」で森本氏も呆れてましたが「人手不足にならないように歯科医師にも注射してもらうって何、馬鹿なこと言ってるんですか。接種率世界1位のイスラエルなどならまだしも、接種率わずか1%の日本のどこにそんな人手不足になるような大量のワクチンがあるんですか?」「注射する医師の確保よりまず、ワクチンの確保でしょう」て話です。ぶっちゃけ、本気というより「やってる振り」にすぎないのでは無いか。


【菅首相記者会見】首相、緊急事態宣言対応の法改正「痛切に感じている」 - 産経ニュース
 「景気への悪影響を考えて発令などするな」「自治体が要請もしてないのに発令などするな」「いや感染拡大阻止のため、景気に悪影響があっても、自治体が要請して無くても発令すべきだ」などの世論の批判が怖くて、緊急事態宣言にせよ、まん防にせよ、自主的に動けず、「東京、大阪など自治体の要請待ち」で時間を無駄にした人間がよくもこんなことが言えたもんです。「自己責任で決断できない腰抜け政権」では法改正したところで意味は無いでしょう。


【菅首相記者会見】首相、緊急事態宣言のGDPへの影響「大きくならない」 - 産経ニュース
 「景気への悪影響が大きくならないように全力で取り組む」ならまだしも「(緊急事態宣言発令で)大きくならないと思う」と本当に言ったのなら「アホか」ですね。それこそ楽観論を助長し、不要不急の外出などを助長しかねない。


【菅首相記者会見】首相、緊急事態宣言に伴う補正予算編成「考えていない」 - 産経ニュース
 「考えてる」といって「そんな事態を生んだことへの反省は無いのか!」等と批判されたくないのでしょうが、現時点ではコロナがどこまで蔓延するか分からないのだから「考えてない」といえるような状況では無いでしょう。


「枝野さん、議論しろよ」 安倍前首相が憲法シンポで改憲議論呼びかけ - 産経ニュース
 首相を辞めたからこそこうした無責任な放言が出来るわけで首相時代はもちろん「野党の反発を買うだけ」なのでこんなことは言っていなかった安倍です。まあ、「コメ欄で指摘がある国民投票法のこと」など考えれば、「油断は禁物」とはいえ、「コロナ失政への批判」もあって菅は明らかに「少なくとも現時点では」改憲を「安倍ほどにはやる気が無く」こんな安倍発言もほとんど政治的意味は無いでしょうが。


安倍氏が朝日新聞批判「捏造体質変わらないようだ」具体例示さず | 毎日新聞
 これは批判などと言う物では無くただの誹謗中傷でしょう。何せ「何が捏造か具体的指摘が無かった」そうですから。
 朝日も速攻で名誉毀損で訴えるべきでしょう。しかし、この男もどこまでクズでバカなのか。

 朝日新聞の経営状態について「なかなか今厳しい状況にあるという説もある」とも指摘した。

 吹き出しました。「あなたのお友達の産経の方が大変ですが?」と言いたくなります。というか朝日云々では無く「日本的にも、世界的にも新聞や雑誌の経営は良くはない」のですが。既に週刊ヤングサンデー小学館、2008年7月31日号で休刊)、月刊現代(講談社、2009年1月号で休刊)、月刊諸君(文春、2009年6月号で休刊)など大手出版社の雑誌でも「売れ行きの悪さから消えた雑誌」は近年多数あります。


群馬・伊勢崎市、5月に外国人共生社会テーマに講演会 - 産経ニュース
 確か伊勢崎とか群馬のあの辺りは「スバルの工場」に日系ブラジル人が働きに来ていて「リトルブラジルタウン」なんかもあったかと思います。


日本のワクチン接種率わずか1% 基礎疾患患者への接種前倒し - 産経ニュース
 あの自民応援団産経ですら「わずか1%」と批判するワクチン接種の遅れには心底呆れます。自民支持層も良くこんな酷い政権を支持できるもんです。