珍右翼・高世仁に突っ込む(2021年9/7日分)(副題:今日も『拉致問題』で高世に悪口する)

あるフリージャーナリストの志 - 高世仁の「諸悪莫作」日記

 先週木曜の9月2日、東京国立博物館に「聖徳太子1400年遠忌記念 特別展《聖徳太子法隆寺》」を観に行った。

 高世も本当に「ジンネット倒産後」は仕事の話をしなくなりました。これも「仕事」ではなく完全な趣味でしょう。
 つまりは「事実上のジャーナリスト廃業」であり高世は内心は「相当の屈辱」でしょう。

 きのう安倍・菅政権によるマスコミへの圧力の一端を書いたが、問題はそれに抵抗せずに忖度に走る傾向が強くなっていることだ。
 はじめはまっとうに世の中に向き合おうとしたはずが、次第に企業人(社員、局員)として世慣れし、権力に迎合するようになる人も少なくない。

 やれやれですね。「救う会、家族会の太鼓持ち幇間」が自分を棚上げしてよくもふざけたことがいえたもんです。
 高世の無様な「救う会、家族会の太鼓持ち幇間」ぶりについては
これじゃあ「ジャーナリスト」でなくて「反北朝鮮活動家」だ - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)2012.2.27
そういう例を出すのなら、拉致問題だってやっぱり金(対価)次第じゃないか - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)2018.11.15
そういうことであるなら、小泉元首相、田中均氏、蓮池透氏らに陳謝する用意くらいはあるんだろうな - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)2020.12.21
北朝鮮が崩壊する前に自分の会社を倒産させた無様で無残な話 - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)2021.4.28
けっきょく「横田めぐみ拉致問題における安明進証言」などというものにのっかったのが、高世仁が会社をこかした淵源(の少なくとも1つ)ではないか - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)2021.5.25
巣食う会とか家族会系の連中とかかわった北朝鮮関係の言論人は、その後ろくな状況でないと思う(関川夏央や高世仁、恵谷治、李英和ほか) - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)2021.7.14
を紹介しておきます。

 そこで働く人々に、とても優秀でしっかりした立場のジャーナリストがいることは、これまで業界を見てきて知っている。以前ここで紹介した相澤冬樹さん*1もその一人だ。
NHKのスクープ記者に何が起きたのか - 高世仁の「諸悪莫作」日記
(中略)
 30年来の友人のジャーナリスト、樫田秀樹さん*2のFBを紹介したい。

 「優秀な社員ジャーナリスト」として「東京新聞の望月*3記者の名前でも出せよ」と思いますがそれはさておき。
 ということで相沢、樫田両氏にこびる高世ですが、おそらくは彼らにこびることで仕事でも紹介して欲しいというさもしい根性でしょう。それにしても「あるフリージャーナリスト」なんてぼかさずに「相沢冬樹、樫田秀樹氏の志」と書けばいいでしょうよ。ぼかす理由は何なのか。
 ちなみに相沢、樫田両氏とも「北朝鮮問題がライフワークではない」点が興味深い。
 相沢氏は「NHK記者時代から追及の森友疑惑」、樫田氏は「リニア新幹線計画」がライフワークでしょうか?
 もはや高世は「石丸次郎*4」のような「北朝鮮関係のフリージャーナリスト」は取り上げたくないのでしょう。
 過去には

情熱大陸「ジャーナリスト石丸次郎」放送さる - 高世仁の「諸悪莫作」日記2013.12.23
石丸次郎をテレビに出すな!3 - 高世仁の「諸悪莫作」日記2013.12.26

として石丸を取り上げてるのにねえ。
 ジンネット倒産後は北朝鮮問題からは完全に逃亡したいのでしょう。無様な野郎です。
 しかし樫田氏も高世のような「人間のくず」に「30年来の友人」とかいわれて恥ずかしくないんですかね。俺だったら高世のような「人間のくず」に「30年来の友人」なんて言われたら「屈辱」「人生の汚点」でしかありませんが。当然、俺的には高世なんぞの友人「樫田氏」に対する「興味を失った」し、彼の本は「過去に一冊も読んでいません」が今後も読まないと思います。
 なお、今回「フリージャーナリスト」常岡浩介*5安田純平について高世が「もちろん相沢、樫田氏以外にも素敵なフリージャーナリストはいるが、今回は彼らを紹介しました」などの断りを何も書かないのは要するに既に「無能で利用価値のない常岡や安田」とは「縁切りした」ということなんでしょう。
 過去には

【常岡】
常岡浩介さんアフガンで誘拐さる - 高世仁の「諸悪莫作」日記2010.4.2
常岡浩介さんは生きていた - 高世仁の「諸悪莫作」日記2010.6.17
テレビに流れた常岡浩介さんの近影 - 高世仁の「諸悪莫作」日記2010.8.19
拉致された常岡さんからツイッター - 高世仁の「諸悪莫作」日記2010.9.4
祝!常岡さん解放 - 高世仁の「諸悪莫作」日記2010.9.5
終わっていない常岡拉致事件 - 高世仁の「諸悪莫作」日記2010.9.8
常岡さんのツイッターの謎 - 高世仁の「諸悪莫作」日記2010.9.10
日本人ジャーナリストがみたイスラム国 - 高世仁の「諸悪莫作」日記2014.9.15
常岡浩介さん宅にガサ入れ!7日14時更新 - 高世仁の「諸悪莫作」日記2014.10.6
「イスラム国とは何か」が1月に出版 - 高世仁の「諸悪莫作」日記2014.12.26
常岡・中田を窓口にしてイスラム国と交渉せよ - 高世仁の「諸悪莫作」日記2015.1.20
常岡「イスラム国と交渉できます」 - 高世仁の「諸悪莫作」日記2015.1.21
「政権批判はするな」とクギをさされた常岡さん - 高世仁の「諸悪莫作」日記2015.1.26
「イスラム国とは何か」10日発売です - 高世仁の「諸悪莫作」日記2015.2.3
常岡さん人質事件を語る - 高世仁の「諸悪莫作」日記2015.2.8
常岡氏、また強制送還さる - 高世仁の「諸悪莫作」日記2016.6.2
常岡さん拘束される - 高世仁の「諸悪莫作」日記2016.10.31
常岡さんの拘束理由はISメンバーの疑惑 - 高世仁の「諸悪莫作」日記2016.11.1
拘束直前の常岡リポート―奪還された町 - 高世仁の「諸悪莫作」日記2016.11.2
「解放」された常岡さんを叱る - 高世仁の「諸悪莫作」日記2016.11.7
再びジャーナリストに旅券返納命令(その2) - 高世仁の「諸悪莫作」日記2019.2.7
旅券返納命令取り消しを求めて国を提訴 - 高世仁の「諸悪莫作」日記2019.4.24
【安田】
安田純平が見たシリア内戦 - 高世仁の「諸悪莫作」日記2012.8.11
安田純平さん拘束から半年、未確認情報も - 高世仁の「諸悪莫作」日記2015.12.23
安田純平さん身代金要求は真っ赤なウソ?! - 高世仁の「諸悪莫作」日記2015.12.24
安田さん事件で日本政府「全力で対応」・・ホントかな? - 高世仁の「諸悪莫作」日記2015.12.25
安田さんを拘束する「ヌスラ戦線」とは - 高世仁の「諸悪莫作」日記2015.12.26
安田さんは12月10日時点で無事との情報 - 高世仁の「諸悪莫作」日記2015.12.27
国境なき記者団、安田純平さんに関する声明を撤回 - 高世仁の「諸悪莫作」日記2015.12.29
安田純平の「戦場に行く意味」 - 高世仁の「諸悪莫作」日記2016.1.17
安田純平さん動画公表が示す日本の異常 - 高世仁の「諸悪莫作」日記2016.3.17
安田純平氏の「さあ、戦場へ行こう!」 - 高世仁の「諸悪莫作」日記2016.4.6
拘束中の安田純平氏に関する初めての証言 - 高世仁の「諸悪莫作」日記2016.5.9
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安田氏の画像公開をなぜ憂慮するのか - 高世仁の「諸悪莫作」日記2016.5.31
メディアは安田氏報道で反省を - 高世仁の「諸悪莫作」日記2016.6.1
安田純平のタフネス - 高世仁の「諸悪莫作」日記2016.6.4
安田純平の「自己責任論」 - 高世仁の「諸悪莫作」日記2016.6.6
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ヌスラ戦線、ドイツ人ジャーナリストを解放。安田さんは・・ - 高世仁の「諸悪莫作」日記2016.9.30
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安田純平さんへのバッシングに思う - 高世仁の「諸悪莫作」日記2018.11.3
安田純平さんと3年半ぶりに再会 - 高世仁の「諸悪莫作」日記2018.11.7
ザ・ノンフィクションで「デマと身代金~安田純平・3年4ヶ月の獄中日記~」を放送 - 高世仁の「諸悪莫作」日記2019.3.14
安田純平さんの解放に身代金は支払われたのか?(7) - 高世仁の「諸悪莫作」日記2019.3.24
安田純平さんの「ザ・ノンフィクション」特別編が放送されます - 高世仁の「諸悪莫作」日記2019.6.26
安田純平さん 旅券発給を拒否される - 高世仁の「諸悪莫作」日記2019.7.18

なんて記事まで書いて宣伝していたのに。

*1:著書『真実をつかむ:調べて聞いて書く技術』(2021年、角川新書)、『メディアの闇:「安倍官邸 VS.NHK」森友取材全真相』(2021年、文春文庫)

*2:著書『自爆営業』(2014年、ポプラ新書)、『増補・「悪夢の超特急」リニア中央新幹線:建設中止を求めて訴訟へ』(2016年、旬報社)、『リニア新幹線が不可能な7つの理由』(2017年、岩波ブックレット)など

*3:著書『武器輸出と日本企業』(2016年、角川新書)、『新聞記者』(2017年、角川新書)、『追及力:権力の暴走を食い止める』(共著、2018年、光文社新書)、『安倍政治 100のファクトチェック』(共著、2018年、集英社新書)、『同調圧力』(共著、2019年、角川新書)、『「安倍晋三」大研究』(2019年、ベストセラーズ)、『なぜ日本のジャーナリズムは崩壊したのか』(共著、2020年、講談社+α新書)、『自壊するメディア』(2021年、講談社+α新書)、『菅義偉・不都合な官邸会見録』(2021年、宝島社新書)など

*4:著書『北朝鮮難民』(2002年、講談社現代新書)、『北朝鮮からの脱出者たち』(2006年、講談社+α文庫)など

*5:以前、高世は常岡と共著『イスラム国とは何か』(2015年、旬報社)を出している。